JP6010486B2 - 研磨装置及び遊技機島 - Google Patents
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また、請求項2に記載された研磨装置は、請求項1に記載の研磨装置であって、前記研磨材を加湿し始めてからの経過時間を計測するタイマーをさらに有し、前記水供給手段は、電力供給を受けて前記研磨材を加湿するように構成され、前記制御手段は、前記タイマーにより計測された前記経過時間が予め定められた第1許容時間外になったとき、前記水供給手段への電力供給を遮断することにより、前記加湿を中止する第1リレー回路をさらに有し、前記計測された前記経過時間が前記第1許容時間よりも長い第2許容時間になっても、前記加湿を中止できないとき、前記電力供給を遮断することにより、前記加湿を中止する第2リレー回路をさらに有すること、を特徴とする。
さらに、請求項3に記載された研磨装置は、請求項2に記載の研磨装置であって、前記第1リレー回路と前記第2リレー回路とが直列に接続され、前記直列に接続された前記第1リレー回路及び前記第2リレー回路を介して前記電力供給がされるように構成され、前記計測された前記経過時間が前記第2許容時間になっても、前記第1リレー回路により前記電力供給が遮断されないとき、前記第2リレー回路により前記電力供給を遮断するように構成されること、を特徴とする。
さらに、請求項4に記載された研磨装置は、複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる研磨装置において、移動状態にある研磨材を水により加湿する水供給手段と、前記遊技機島に立設される筒体と、前記遊技機の各々で使用された遊技媒体と前記加湿された前記研磨材とを前記筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方へ移送することにより、前記遊技媒体を湿った前記研磨材で研磨し、さらに、前記遊技媒体、前記研磨材、及び、前記遊技媒体から離された汚れを含む汚れ成分を前記筒体の上部から排出させる移送手段と、前記排出された前記遊技媒体、前記研磨材、及び前記汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、前記研磨材を前記分離手段から前記水供給手段を経由して前記移送手段に導く戻し通路と、前記研磨材を予め定められた条件で加湿するように前記水供給手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記予め定められた条件を満たさないとき、前記移送を中止する指示を出力すること、を特徴とする。
さらに、請求項5に記載された研磨装置は、請求項4に記載の研磨装置であって、さらに、前記制御手段は、前記予め定められた条件を満たすかどうかを判断するように構成され、前記予め定められた条件を満たさないと判断したとき、前記移送を中止する指示を出力すること、を特徴とする。
さらに、請求項6に記載された遊技機島は、請求項1または請求項5に記載の研磨装置を有すること、を特徴とする。
また、研磨材を予め定められた条件で加湿し、予め定められた条件を満たさないとき、加湿を中止するようにしたので、例えば、過剰に加湿されないため、研磨後の遊技媒体が湿ったままにならず、湿ったままの遊技媒体、あるいは、加湿が不足であるため、研磨後においても汚れが付着したままの遊技媒体(不適正に研磨された遊技媒体)が遊技機に供給されることによる不具合の発生を防止することが可能となる。この点からも、遊技場の負担が軽減される。
また、請求項2に記載の研磨装置によると、第1リレー回路を用いることにより、第1許容時間外の加湿を中止するようにしたので、加湿の異常を効果的に抑えることができ、適正な加湿をすることが可能となる。さらに、第1リレー回路の第1許容時間よりも長い第2許容時間になっても制御手段により加湿を中止できないときも、第2リレー回路により加湿を中止することができ、適正な加湿の確実性をさらに高めることができる。
さらに、請求項3に記載の研磨装置によると、不具合により第1リレー回路が電力供給を遮断しないときでも、第2リレー回路が電力供給を遮断するので、適正な加湿の確実性が高まる。
さらに、請求項4に記載の研磨装置によると、予め定められた条件を満たさないと、遊技媒体などの移送を中止するので、不適正に研磨された遊技媒体が遊技機に供給されることによる不具合の発生を防止することが可能となる。この点から、遊技場の負担が軽減される。
さらに、請求項5に記載の研磨装置によると、予め定められた条件で加湿がされていないと判断したとき、遊技媒体などの移送を中止するようにしたので、不適正に研磨された遊技媒体が遊技機に供給されることによる不具合の発生を防止することが可能となる。
さらに、請求項6に記載の遊技機島によると、遊技媒体を適正に加湿するので、湿ったままの遊技媒体が遊技機に供給されることがない。そのため、そのような遊技媒体が供給されることによる遊技機島の不具合の発生を防止することが可能となる。
(1)研磨材を加湿するための水供給手段20(後述する)を設ける。(2)研磨材が適正に加湿されるための条件を予め定め、制御手段13(後述する)が予め定められた条件を満たすように水供給手段20を制御する。(3)さらに、予め定められた条件を満たさないとき、制御手段13が不具合を発生させないような指示を出す。
水供給手段20による「研磨材の加湿」の一例は、(1−a)直接的な加湿であり、(1-b)間接的な加湿である。直接的な加湿の一例は、(1−a1)水の噴霧であり、(1−a2)水の滴下であり、(1−3a)研磨材が通る通路内を加湿状態にすることである。一方、間接的な加湿の一例は、(1−b1)遊技媒体と研磨材とを移送するスクリュー部材40(後述する)に水を噴霧することであり、(1−b2)水を滴下することである。
「予め定められた条件」の一例は、(2−a)加湿されるときの時間、(2−b)加湿されるときの空間の湿度、(2−c)加湿されるときに必要とされる水の量、(2−d)加湿された対象物(研磨材及び遊技媒体を含む)の濡れ具合(例えば、対象物の画像における輝度で示される)である。
「不具合を発生させないような指示」の一例は、不具合を発生する事態を監視し、(3−a)加湿の中止の指示であり、(3−b)遊技媒体と研磨材との移送の中止の指示である。
第1実施形態の揚送研磨装置について図1から図15を参照して説明する。
図1から図3に示すように、揚送研磨装置10は、複数の遊技機が配列された遊技機島1に用いられ、加湿手段11、筒体30、及び、移送手段400を有している。
図1及び図4に示すように、加湿手段11は、遊技媒体を研磨する前の研磨材を加湿することにより、筒体30内の研磨材に汚れを付着させないように構成される。
図4及び図5に示すように、制御手段13がクロック信号を所定時間(例えば10秒)毎に生成する。クロック信号を受けて、制御手段13が駆動信号をスイッチSW1に出力する。それにより、スイッチSW1がオンする。スイッチSW1がオンすると、リレー回路15のコイル(図示省略)が励磁され、スイッチSW2がオンする。このとき、スイッチSW4はオンであるため、6V電源が水供給手段20に供給される。それにより、水供給手段20が液体を噴霧する(1秒間の加湿)。
制御手段13は、専用アプリケーションで作成したプログラム(以下、加湿プログラム)を実行することにより、多入力、多出力をリアルタイムで処理可能なプログラマブルコントローラ(Programmable Logic Controller:PLC)
が用いられ、入力部、出力部、タイマー(それぞれ図示省略)、スイッチSW1(複数のスイッチのうちの一つ)及び判断部14を有する。ここで、PLCは判断部14の機能の全部または一部を含むものとする。以下、判断部14及びPLCを区別しないで用いる。
図3及び図4に示すように、リレー回路15は、第1リレー回路151及び第2リレー回路152を有する。
以上から、制御手段13は、加湿される時間に基づいて水供給手段20を制御する((2−a)の構成)。
図4及び図5に示すように、制御手段13がクロック信号を生成すると、生成されたクロック信号を受けて、PLCが駆動信号をスイッチSW1に出力する。それにより、スイッチSW1がオンする。スイッチSW1がオンすると、スイッチSW2がオンする。このとき、スイッチSW4がオンしているため、6V電源P2がスイッチSW2及びスイッチSW4を介して水供給手段20に供給される。その結果、研磨材に対し液体が噴霧される。それにより、研磨材が加湿される。
図6及び図5に示すように、クロック信号が生成されてからの経過時間を、制御手段13のタイマーが計数する。経過時間が1秒になったことの判断部14による判断を受けて、PLCから駆動信号がスイッチSW1に出力されなくなり、スイッチSW1がオフする。それにより、スイッチSW2がオンする。このとき、スイッチSW4はオンしているが、スイッチSW2がオフするため、水供給手段20に対する6V電源P2の供給が遮断される。その結果、研磨材に対する液体の噴霧が停止され、それにより、研磨材が過剰に加湿されることが防止される((3−a)の構成)。すなわち、所定時間(ここでは1秒間)の液体の噴霧により研摩材が加湿される。ここで、所定時間の液体の噴霧が「予め定められた条件」の一例である。
図7及び図8に示すように、タイマーにより計数された経過時間が予め定められた第1許容時間ta(例えば1秒)を超えたことの判断部14による判断を受けて、PLCは制御信号をスイッチSW1に出力する。それにより、スイッチSW1がオフする。このとき、スイッチSW4はオンしているが、スイッチSW2がオフするため、水供給手段20に対する6V電源P2の供給が遮断される。その結果、研磨材に対する液体の噴霧が停止され、それにより、研磨材が過剰に加湿されることが防止される((3−a)の構成)。
図9及び図10に示すように、第2リレー回路152のタイマーは、クロック信号を受けてからの経過時間を計数する。このタイマーにより計数された経過時間が予め定められた第2許容時間tb(例えば2秒)を超えたとき、第2リレー回路152のスイッチSW4がオンからオフする。一方で、第2リレー回路152のスイッチSW3がオフからオンする。スイッチSW4がオフすると、スイッチSW2がオンであっても、6V電源P2が水供給手段20に供給されない。それにより、水供給手段20の噴霧が停止され、研磨材が過剰に加湿されることが防止される((3−a)の構成)。この結果、何らかの原因でPLCによる制御が不能となって、加湿の制御がきかなくなったときでも、第2リレー回路152により、研磨材を過剰に加湿することが確実に防止され、湿ったままの遊戯媒体が遊技機に供給されることに起因する不具合の発生を防止することができる。
一方で、第2リレー回路152のスイッチSW3がオフからオンする。それにより、異常信号(図3参照)が制御手段13に出力され、制御手段13は、ディスプレイなどの報知手段16に「故障等により研磨材の加湿が停止された状態である旨」を報知させる。
制御手段13の故障等に起因して、第2リレー回路152が作動することで、水供給手段20の噴霧が停止されたとき、このような水供給手段20を復帰させるには、故障等の原因を調べ、修理した後に、初期状態に戻すようにすればよい。
図1に示すように、水供給手段20は戻し通路60の途中に配置されている。水供給手段20は、戻し通路60内の研磨材に水を噴霧することにより、研磨材を加湿するように構成される。戻し通路60を通る研磨材の全部を加湿するような構成であれば、どのような構成であってもよい。
水量調整手段25は、図1における水供給手段20内に配置され、または、水供給手段20に接続されている。水量調整手段25は、例えば、戻し通路60内を流れる研磨材の量に応じて、水の量を調整するように構成されている。
なお、戻し通路60内を流れる研磨材の量に応じて、水量調整手段25により水の量を調整したが、モータ6の負荷に応じて、水量を調節してもよい。
次に、筒体30について図1及び図2を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、筒体30は、遊技機島1に立設されている。筒体30は、略水平に延ばされた筒軸を有する下端部と、略上方に延ばされた筒軸を有する上端部と、下端部と上端部との間に設けられ、湾曲した筒軸を有する中間部とを有する。
移送手段400は、筒体30の内部に設けられ、筒軸にその軸を沿わせるように配置されたスクリュー部材40(図4参照)及び、スクリュー部材40を回転させるモータ6を有している。
以上に、筒体30及び移送手段400を説明した。次に、これらの手段が組み込まれた揚送研磨装置10の全体構成について、図1〜図3を参照して説明する。
本体2は、遊技場の所定位置に固定されるベース4と、ベース4に立設される支柱5とを有している。支柱5の上部には、島上タンク3が設けられている。支柱5の上端部には分離手段50及びモータ6が設けられている。
島上タンク3は、遊技媒体が島上樋に満ちたとき、遊技媒体を一時的に貯留するものである。島上タンク3には、それから溢れ出した遊技媒体をスクリュー部材40に導くためのオーバーフロー通路(図示省略)が接続されている。
次に、分離手段50について、図1、図2及び図12を参照して説明する。図12は揚送研磨装置10の平面図である。
次に、戻し通路60について図1及び図12を参照して説明する。
次に、揚送研磨装置10の作用について説明する。
モータ6により、スクリュー部材40を筒体30の内部で回転させることによって、筒体30内の遊技媒体と加湿された研磨材とが混ぜ合わせた状態で揚送される。それにより、汚れ成分が遊技媒体から分離される。研磨材を加湿することにより汚れ成分が研磨材に付着されず、遊技媒体や研磨材とともに筒体30の上部から排出される。排出された研磨材は、遊技媒体や汚れと分離され、戻し通路60を経由してスクリュー部材40に導かれる。このように研磨材は繰り返し使用されるが、汚れ成分を研磨材に付着させないため、研磨材が汚れず、研磨材の洗浄作業の回数を減少させることが可能となる。それにより、遊技場の運営コストを減少させることが可能となる。
揚送研磨装置10においては、研磨材は研磨に繰り返し用いられる。研磨材は、研磨材ストック54を含む、揚送研磨装置10の内部に収容されている。
揚送研磨装置10を始動すると、モータ6が回転して、スクリュー部材40の旋回により筒体30の内部で遊技媒体と研磨材とが混ぜ合わされた状態で移送される。遊技媒体と研磨材とを混ぜ合わせているとき、研磨材を加湿しているため、汚れ成分が研磨材に付着しない。それにより、研磨材が汚れない。また、遊技媒体、研磨材及び汚れ成分が離れた状態で筒体30の排出口31から排出される。
遊技媒体、研磨材及び汚れ成分が筒体30の排出口31から排出されると、簀の子51により遊技媒体と、研磨材及び汚れ成分とが分離される。さらに、分別手段52により、研磨材と汚れ成分とが分離される。それにより、分離された遊技媒体を遊技に用いることが可能となり、また、研磨材を研磨に再度用いることが可能となり、さらに、分離された汚れ成分を、遊技媒体や研磨材に接触しないように、回収することが可能となる。
分離された研磨材は、戻し通路60により水供給手段20を経由してスクリュー部材40に導かれる。それにより、研磨材を遊技媒体の研磨に繰り返し用いることができる上に、研磨材を研磨に用いる度に、水供給手段20を経由しているので、確実に研磨材を加湿することができる。それにより、研磨に繰り返し用いたとしても、研磨材が汚れることはなく、研磨材の洗浄回数を少なくすることが可能となる。
また、研磨材により研磨された遊技媒体は、汚れ成分と離され、所定の通路を通って、各遊技機に供給され、遊技機から再び揚送研磨装置10に回収されるが、研磨により遊技媒体に汚れが付着していないため、また、遊技媒体には遊技1回分の汚れしか付着していないため、汚れを起因として、遊技に支障を来すことが回避される。
遊技機から回収された遊技媒体と、戻し通路60によりスクリュー部材40に導かれ、水を湿らせた研磨材とを、筒体30の内部で混ぜ合わせることで、遊技媒体を研磨することが可能となる。
遊技機島1には、スクリュー部材40の保守点検用の開口が設けられ、保守点検時に開けられ、通常には蓋部材(図示省略)で閉じられている。水供給手段20は、スクリュー部材40の始端部(アウト球や研磨材が導かれる所)の近傍に配されている(図1参照)。
前記実施形態では、水を噴霧することにより研磨材を加湿するように構成を説明したが、これに限らない。
次に、水供給手段20の他の例について図13を参照して説明する。ここでは、水供給手段20は、戻し通路60内の研磨材に水を滴下する構成を有している。
さらに、水供給手段20の他の例について図14を参照して説明する。ここでは、水供給手段20は、戻し通路60内を加湿状態にすることにより、研磨材を加湿する構成を有している。
以上の実施形態及び変形例において、遊技媒体を研磨する前に研磨材を水で湿らせておく手段について説明した。すなわち、研磨前の研磨材は戻し通路60を通ることから、戻し通路60を通る研磨材を加湿した。
図15に示す変形例では、加湿手段11として、遊技媒体を研磨しているときに研磨材を水で直接的に加湿する構成について説明したが、研磨材を水で間接的に加湿する構成であってもよい。
次に、第2実施形態の揚送研磨装置について図16及び図17に基づいて説明する。第2実施形態の説明においては、第1実施形態と異なる構成について主に説明し、同じ構成についての説明を省略する。
図16は、水供給手段20の他の例を示す概念図である。図16に示すように、水供給手段20の上流側には、筒体30内の湿度に対応する信号を出力する湿度センサ12が配置されている。
図17は、加湿手段の他の例を示す機能ブロック図である。図17に示すように、湿度センサ12は、筒体30内の湿度に対応する信号を出力する。制御手段13は、湿度センサ12から出力された信号に基づいて、筒体30内の湿度を調整するように、例えば、水供給手段20により供給される時間当たりの水の量を制御する。
次に、第3実施形態の揚送研磨装置について図18を参照して説明する。第3実施形態の説明においては、第1実施形態と異なる構成について主に説明し、同じ構成についての説明を省略する。
図18は、加湿手段の他の例を示す機能ブロック図である。図18に示すように、水位センサ121は、タンクの水位に対応する信号を出力する。制御手段13は、水位センサ121から出力された信号に基づいて、単位時間当たりに消費された水の量を求め、求められた水の量が予め定められた水の量(許容値)を超えたかどうかを判断し、求められた水の量が許容値を超えたと判断したとき、研磨材の加湿を中止するように水供給手段20を制御する。
次に、第4実施形態の揚送研磨装置について図19を参照して説明する。第4実施形態の説明においては、第1実施形態と異なる構成について主に説明し、同じ構成についての説明を省略する。
2 本体
3 島上タンク
4 ベース
5 支柱
6 モータ
7 アウト球回収樋
8 アウト球投入樋
10 揚送研磨装置
11 加湿手段
12 湿度センサ
13 制御手段
14 判断部
15 リレー回路
151 第1リレー回路
152 第2リレー回路
16 報知手段
20 水供給手段
21 ノズル
22 ポンプ
23 タンク
24 水量センサ
25 水量調整手段
30 筒体
31 排出口
400 移送手段
40 スクリュー部材
50 分離手段
51 簀の子
52 分別手段
53 分離用通路
54 研磨材ストック
55 収集ホース
60 戻し通路
Claims (6)
- 複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる研磨装置において、
移動状態にある研磨材を水により加湿する水供給手段と、
前記遊技機島に立設される筒体と、
前記遊技機の各々で使用された遊技媒体と前記加湿された前記研磨材とを前記筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方へ移送することにより、前記遊技媒体を湿った前記研磨材で研磨し、さらに、前記遊技媒体、前記研磨材、及び、前記遊技媒体から離された汚れを含む汚れ成分を前記筒体の上部から排出させる移送手段と、
前記排出された前記遊技媒体、前記研磨材、及び前記汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、
前記研磨材を前記分離手段から前記水供給手段を経由して前記移送手段に導く戻し通路と、
前記研磨材を予め定められた条件で加湿するように前記水供給手段を制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記予め定められた条件を満たさないとき、前記加湿を中止する指示を出力すること、
を特徴とする研磨装置。 - 前記研磨材を加湿し始めてからの経過時間を計測するタイマーをさらに有し、
前記水供給手段は、電力供給を受けて前記研磨材を加湿するように構成され、
前記制御手段は、前記タイマーにより計測された前記経過時間が予め定められた第1許容時間外になったとき、前記水供給手段への電力供給を遮断することにより、前記加湿を中止する第1リレー回路をさらに有し、
前記計測された前記経過時間が前記第1許容時間よりも長い第2許容時間になっても、前記加湿を中止できないとき、前記電力供給を遮断することにより、前記加湿を中止する第2リレー回路をさらに有すること、
を特徴とする請求項1に記載の研磨装置。 - 前記第1リレー回路と前記第2リレー回路とが直列に接続され、前記直列に接続された前記第1リレー回路及び前記第2リレー回路を介して前記電力供給がされるように構成され、
前記計測された前記経過時間が前記第2許容時間になっても、前記第1リレー回路により前記電力供給が遮断されないとき、前記第2リレー回路により前記電力供給を遮断するように構成されること、
を特徴とする請求項2に記載の研磨装置。 - 複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる研磨装置において、
移動状態にある研磨材を水により加湿する水供給手段と、
前記遊技機島に立設される筒体と、
前記遊技機の各々で使用された遊技媒体と前記加湿された前記研磨材とを前記筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方へ移送することにより、前記遊技媒体を湿った前記研磨材で研磨し、さらに、前記遊技媒体、前記研磨材、及び、前記遊技媒体から離された汚れを含む汚れ成分を前記筒体の上部から排出させる移送手段と、
前記排出された前記遊技媒体、前記研磨材、及び前記汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、
前記研磨材を前記分離手段から前記水供給手段を経由して前記移送手段に導く戻し通路と、
前記研磨材を予め定められた条件で加湿するように前記水供給手段を制御する制御手段と、
を有し、
前記制御手段は、前記予め定められた条件を満たさないとき、前記移送を中止する指示を出力すること、
を特徴とする研磨装置。 - さらに、前記制御手段は、前記予め定められた条件を満たすかどうかを判断するように構成され、前記予め定められた条件を満たさないと判断したとき、前記移送を中止する指示を出力すること、
を特徴とする請求項4に記載の研磨装置。 - 請求項1から請求項5のいずれかに記載の研磨装置を有すること、
を特徴とする遊技機島。
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