JP6010486B2 - 研磨装置及び遊技機島 - Google Patents

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Description

この発明は、複数の遊技機が配列された遊技機島、及び、それに用いられる研磨装置に関する。
パチンコ球及びメダルなどの遊技媒体は、遊技機島の上部樋を通って各遊技機の上部タンクに供給され、各遊技機の遊技盤に打ち出され、アウト口から下部タンクに貯留され、下部タンクから下部樋を通って、再び使用に供されるように回収される。遊技媒体は、遊技機に使用されるに応じて、塵埃、サビ、脂などの汚れを含む成分が付着する。なお、この成分を「汚れ成分」、「汚れ」、または「成分」という場合がある。
遊技媒体に付着した汚れにより、遊技媒体が通る所、すなわち、上部樋、上部タンク、遊技盤、下部タンク、下部樋等が汚れ、遊技に支障を来すおそれがあるため、遊技媒体を研磨することにより、遊技媒体から汚れを除去する必要がある。
遊技媒体を研磨する方法の一つとして、筒体の内部でスクリュー部材(螺旋体)を回転させることにより、筒体内の遊技媒体と研磨材とを混ぜ合わせた状態で上方に移送(揚送)する方法がある(例えば、特許文献1)。なお、遊技媒体及び研磨材を「遊技媒体等」という場合がある。
研磨材の一例としては、ペレット状に形成された樹脂製の研磨材があり、その表面には多数の細かな凹部が設けられている。
筒体内の遊技媒体と研磨材とを混ぜ合わせた状態で揚送するとき、遊技媒体と研磨材とが互いに接触する。このとき、研磨材の凹部が遊技媒体から汚れをこすり取るようになる。その結果、遊技媒体から汚れが除去され、遊技媒体が研磨される。
特開2006−312085号公報
しかしながら、同文献に記載された研磨装置では、研磨を重ねることで、遊技媒体から研磨材に移った汚れにより、研磨材の洗浄力が低下していくため、定期的に、研磨材を洗浄する必要があった。
研磨材を洗浄する方法の一例として、研磨装置から研磨材を取り出して専用の洗濯機で研磨材を洗浄し、洗浄された研磨材を研磨装置に戻す一連の方法がある。また、他の例として、研磨装置に設置された研磨材洗浄機により、研磨材に付着している汚れを研磨材ごと削り落として、削られた研磨材を集塵機を用いて回収し、新たな研磨材と交換する一連の方法がある。
しかし、これらの方法では、研磨材の取り出し、洗浄、戻しの一連の作業が定期的に必要となり、また、削られた研磨材を回収し、新たな研磨材と交換する一連の作業が定期的に必要となる。このような一連の作業は手間がかかる分だけ、遊技場の運営コストが嵩むことになる。したがって、研磨材の洗浄作業の回数が多くなればなるだけ、遊技場の負担が大きくなるという問題点があった。
この発明は、上記の問題を解決するものであり、研磨材の洗浄作業の回数を減少させることが可能となる研磨装置及び遊技機島を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、請求項1に記載された研磨装置は、複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる研磨装置において、移動状態にある研磨材を水により加湿する水供給手段と、前記遊技機島に立設される筒体と、前記遊技機の各々で使用された遊技媒体と前記加湿された前記研磨材とを前記筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方へ移送することにより、前記遊技媒体を湿った前記研磨材で研磨し、さらに、前記遊技媒体、前記研磨材、及び、前記遊技媒体から離された汚れを含む汚れ成分を前記筒体の上部から排出させる移送手段と、前記排出された前記遊技媒体、前記研磨材、及び前記汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、前記研磨材を前記分離手段から前記水供給手段を経由して前記移送手段に導く戻し通路と、前記研磨材を予め定められた条件で加湿するように前記水供給手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記予め定められた条件を満たさないとき、前記加湿を中止する指示を出力すること、を特徴とする。
また、請求項2に記載された研磨装置は、請求項1に記載の研磨装置であって、前記研磨材を加湿し始めてからの経過時間を計測するタイマーをさらに有し、前記水供給手段は、電力供給を受けて前記研磨材を加湿するように構成され、前記制御手段は、前記タイマーにより計測された前記経過時間が予め定められた第1許容時間外になったとき、前記水供給手段への電力供給を遮断することにより、前記加湿を中止する第1リレー回路をさらに有し、前記計測された前記経過時間が前記第1許容時間よりも長い第2許容時間になっても、前記加湿を中止できないとき、前記電力供給を遮断することにより、前記加湿を中止する第2リレー回路をさらに有すること、を特徴とする。
さらに、請求項3に記載された研磨装置は、請求項2に記載の研磨装置であって、前記第1リレー回路と前記第2リレー回路とが直列に接続され、前記直列に接続された前記第1リレー回路及び前記第2リレー回路を介して前記電力供給がされるように構成され、前記計測された前記経過時間が前記第2許容時間になっても、前記第1リレー回路により前記電力供給が遮断されないとき、前記第2リレー回路により前記電力供給を遮断するように構成されること、を特徴とする。
さらに、請求項4に記載された研磨装置は、複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる研磨装置において、移動状態にある研磨材を水により加湿する水供給手段と、前記遊技機島に立設される筒体と、前記遊技機の各々で使用された遊技媒体と前記加湿された前記研磨材とを前記筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方へ移送することにより、前記遊技媒体を湿った前記研磨材で研磨し、さらに、前記遊技媒体、前記研磨材、及び、前記遊技媒体から離された汚れを含む汚れ成分を前記筒体の上部から排出させる移送手段と、前記排出された前記遊技媒体、前記研磨材、及び前記汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、前記研磨材を前記分離手段から前記水供給手段を経由して前記移送手段に導く戻し通路と、前記研磨材を予め定められた条件で加湿するように前記水供給手段を制御する制御手段と、を有し、前記制御手段は、前記予め定められた条件を満たさないとき、前記移送を中止する指示を出力すること、を特徴とする。
さらに、請求項5に記載された研磨装置は、請求項4に記載の研磨装置であって、さらに、前記制御手段は、前記予め定められた条件を満たすかどうかを判断するように構成され、前記予め定められた条件を満たさないと判断したとき、前記移送を中止する指示を出力すること、を特徴とする。
さらに、請求項6に記載された遊技機島は、請求項1または請求項5に記載の研磨装置を有すること、を特徴とする。
請求項1に記載の研磨装置によると、遊技媒体と研磨材とを混ぜ合わせた状態で移送すると、汚れ成分は、研磨材により遊技媒体から離され、さらに、研磨材を加湿することにより研磨材に付着されず、研磨材は、遊技媒体や汚れ成分と分離される。このように、研磨材を加湿することで、汚れ成分を研磨材に付着させないため、研磨材が汚れず、研磨材の洗浄作業の回数を減少させることが可能となる。その結果、遊技場の負担が軽減される。
また、研磨材を予め定められた条件で加湿し、予め定められた条件を満たさないとき、加湿を中止するようにしたので、例えば、過剰に加湿されないため、研磨後の遊技媒体が湿ったままにならず、湿ったままの遊技媒体、あるいは、加湿が不足であるため、研磨後においても汚れが付着したままの遊技媒体(不適正に研磨された遊技媒体)が遊技機に供給されることによる不具合の発生を防止することが可能となる。この点からも、遊技場の負担が軽減される。
また、請求項2に記載の研磨装置によると、第1リレー回路を用いることにより、第1許容時間外の加湿を中止するようにしたので、加湿の異常を効果的に抑えることができ、適正な加湿をすることが可能となる。さらに、第1リレー回路の第1許容時間よりも長い第2許容時間になっても制御手段により加湿を中止できないときも、第2リレー回路により加湿を中止することができ、適正な加湿の確実性をさらに高めることができる。
さらに、請求項3に記載の研磨装置によると、不具合により第1リレー回路が電力供給を遮断しないときでも、第2リレー回路が電力供給を遮断するので、適正な加湿の確実性が高まる。
さらに、請求項4に記載の研磨装置によると、予め定められた条件を満たさないと、遊技媒体などの移送を中止するので、不適正に研磨された遊技媒体が遊技機に供給されることによる不具合の発生を防止することが可能となる。この点から、遊技場の負担が軽減される。
さらに、請求項5に記載の研磨装置によると、予め定められた条件で加湿がされていないと判断したとき、遊技媒体などの移送を中止するようにしたので、不適正に研磨された遊技媒体が遊技機に供給されることによる不具合の発生を防止することが可能となる。
さらに、請求項6に記載の遊技機島によると、遊技媒体を適正に加湿するので、湿ったままの遊技媒体が遊技機に供給されることがない。そのため、そのような遊技媒体が供給されることによる遊技機島の不具合の発生を防止することが可能となる。
遊技機島に配置された揚送研磨装置の正面図。 揚送研磨装置の側面図。 第1実施形態の加湿手段の機能ブロック図。 水供給手段に供給される電力を制御するための回路図。 正常時の加湿手段の動作を示すタイミングチャート。 非噴霧時にPLCにより制御されたときの回路図。 異常時にPLCにより制御されたときの回路図。 異常時の加湿手段の動作を示すタイミングチャート。 第2リレー回路により制御されたときの回路図。 異常時の加湿手段の動作を示すタイミングチャート。 水供給手段の概念図。 揚送研磨装置の平面図。 水供給手段の他の例を示す概念図。 水供給手段の他の例を示す概念図。 水供給手段の他の例を示す概念図。 第2実施形態の水供給手段を示す概念図。 第2実施形態の加湿手段の機能ブロック図。 第3実施形態の加湿手段の機能ブロック図。 第4実施形態の加湿手段の機能ブロック図。
以上のように、遊技媒体と研磨材とを混ぜ合わせた状態で移送する遊技媒体の研磨において、研磨材の洗浄作業の回数を減少させるためには、研磨材を加湿すればよい。それにより、遊技媒体から分離された汚れ成分が研磨材に付着させないようにする。研磨材を加湿するとき、研磨材の加湿が過剰になったり、研磨材の加湿が不足したりすると、不適正に研磨された遊技媒体が遊技機に供給されて不具合の発生を招くおそれがあり、かえって、遊技場の負担となる。
遊技場の負担を軽減するために、この実施形態の研磨装置は、次の構成を有している。
(1)研磨材を加湿するための水供給手段20(後述する)を設ける。(2)研磨材が適正に加湿されるための条件を予め定め、制御手段13(後述する)が予め定められた条件を満たすように水供給手段20を制御する。(3)さらに、予め定められた条件を満たさないとき、制御手段13が不具合を発生させないような指示を出す。
構成(1):
水供給手段20による「研磨材の加湿」の一例は、(1−a)直接的な加湿であり、(1-b)間接的な加湿である。直接的な加湿の一例は、(1−a1)水の噴霧であり、(1−a2)水の滴下であり、(1−3a)研磨材が通る通路内を加湿状態にすることである。一方、間接的な加湿の一例は、(1−b1)遊技媒体と研磨材とを移送するスクリュー部材40(後述する)に水を噴霧することであり、(1−b2)水を滴下することである。
さらに、「研磨材の加湿」の時期の一例は、(1−c)遊技媒体を研磨する前であり、(1−d)遊技媒体を研磨している最中である。なお、「研磨する前」とは、遊技媒体を研磨した直後から研磨する直前までの期間をいうものとする。
構成(2):
「予め定められた条件」の一例は、(2−a)加湿されるときの時間、(2−b)加湿されるときの空間の湿度、(2−c)加湿されるときに必要とされる水の量、(2−d)加湿された対象物(研磨材及び遊技媒体を含む)の濡れ具合(例えば、対象物の画像における輝度で示される)である。
構成(3):
「不具合を発生させないような指示」の一例は、不具合を発生する事態を監視し、(3−a)加湿の中止の指示であり、(3−b)遊技媒体と研磨材との移送の中止の指示である。
以上に述べた(1)から(3)の各例の組み合わせにより、この実施形態の各種の揚送研磨装置が構成される。
[第1実施形態]
第1実施形態の揚送研磨装置について図1から図15を参照して説明する。
第1実施形態の揚送研磨装置では、次の組み合わせにより構成される。(1−a1)直接的に研磨材に水を噴霧し、(2−a)予め定められた条件を加湿されるときの時間とし、予め定められた条件を満たすように、制御手段13が水供給手段20を制御し、(3−a)予め定められた条件を満たさないとき、制御手段13が研磨材の加湿を中止する指示を出す。その結果、不適正に研磨された遊技媒体が遊技機に供給されず、遊技場の負担が軽減される。
揚送研磨装置は、複数の遊技機が配列された遊技機島に設置され、各遊技機で使用された遊技媒体を研磨しながら揚送して、各遊技機に供給可能にするものである。ここで、遊技機をパチンコ機という場合がある。また、遊技機で使用された遊技媒体をパチンコ球またはアウト球という場合がある。
図1は、遊技機島1に配置された揚送研磨装置10の正面図、図2は揚送研磨装置10の側面図、図3は加湿手段11の機能ブロック図、図4は水供給手段に供給される電力を制御するための回路図である。
図1から図3に示すように、揚送研磨装置10は、複数の遊技機が配列された遊技機島1に用いられ、加湿手段11、筒体30、及び、移送手段400を有している。
〔加湿手段11〕
図1及び図4に示すように、加湿手段11は、遊技媒体を研磨する前の研磨材を加湿することにより、筒体30内の研磨材に汚れを付着させないように構成される。
加湿手段11は、制御手段13、リレー回路15、及び、水供給手段20を有する。ここでの水供給手段20は、電力供給を受けて、研磨材に対して液体(後述する)を噴霧することにより、研磨材を加湿するように構成される。
図5は正常時の加湿手段11の動作を示すタイミングチャートである。
図4及び図5に示すように、制御手段13がクロック信号を所定時間(例えば10秒)毎に生成する。クロック信号を受けて、制御手段13が駆動信号をスイッチSW1に出力する。それにより、スイッチSW1がオンする。スイッチSW1がオンすると、リレー回路15のコイル(図示省略)が励磁され、スイッチSW2がオンする。このとき、スイッチSW4はオンであるため、6V電源が水供給手段20に供給される。それにより、水供給手段20が液体を噴霧する(1秒間の加湿)。
制御手段13のタイマーがクロック信号を受けてからの経過時間を計測(カウント)する。このタイマーが例えば1秒をカウントすると、制御手段13が駆動信号の出力を停止する。それにより、スイッチSW1がオフする。スイッチSW1がオフすると、コイルが励磁されなくなり、スイッチSW2がオフする。このとき、スイッチSW4はオンであるが、6V電源が水供給手段20に供給されなくなる。それにより、水供給手段20が液体の噴霧を停止する。噴霧の停止から9(=10-1)秒後に、クロック信号が生成されるので、再び、1秒間の加湿が行われる。
以上により、加湿手段11は、加湿される時間に基づいて、スクリュー部材40(後述する)により移送される前の研磨材に対して水を連続的にまたは間欠的に供給する。それにより、研磨前の研磨材を効果的に加湿することが可能となる。
加湿される時間としては、例えば、約1秒であることが好ましい。加湿される時間が少なすぎると、研磨材に汚れ成分を付着させない効果が低くなり、また、静電気の発生を抑える効果も低くなる。また、研磨後においても遊技媒体に汚れが残り、汚れが残されたままの遊技媒体が遊技機に供給されると、不具合を生じるおそれがある。さらに、加湿される時間が多すぎると、遊技媒体や研磨材の湿り気により、汚れ成分が遊技媒体や研磨材に付着する傾向が生じ、汚れ成分を分離させ難くなる。また、研磨後においても遊技媒体に湿り気が残り、湿ったままの遊技媒体が遊技機に供給されると、不具合を生じるおそれがある。
(制御手段13)
制御手段13は、専用アプリケーションで作成したプログラム(以下、加湿プログラム)を実行することにより、多入力、多出力をリアルタイムで処理可能なプログラマブルコントローラ(Programmable Logic Controller:PLC)
が用いられ、入力部、出力部、タイマー(それぞれ図示省略)、スイッチSW1(複数のスイッチのうちの一つ)及び判断部14を有する。ここで、PLCは判断部14の機能の全部または一部を含むものとする。以下、判断部14及びPLCを区別しないで用いる。
制御手段13は、所定時間(例えば10秒)毎にクロック信号を生成する。制御手段13のタイマーは、生成されたクロック信号を受けてからの経過時間(加湿し始めてからの経過時間)を計測する。判断部14は、経過時間が1秒であるかどうかを判断する。さらに、判断部14は、経過時間が許容時間(後述する第1許容時間)であるかどうかを判断する。
入力部、出力部、タイマー及び判断部14は、集められて、基板上に装着される。それにより、小型化、省スペース化、及び、薄型化が可能となり、揚送研磨装置10の中に組み込むのが容易となる。さらに、PLCは、半導体化及びIC化した構成素子が用いられるため、高い信頼性をもち、故障し難いという特徴を有している。
(リレー回路15)
図3及び図4に示すように、リレー回路15は、第1リレー回路151及び第2リレー回路152を有する。
第1リレー回路151は、スイッチSW2とコイル(図示省略)とを有する。第2リレー回路152は、タイマーリレースイッチであって、スイッチSW3と、スイッチSW4と、タイマー(図示省略)とを有する。
第1リレー回路151のコイルのプラス端子は24V電源P1のプラス端子に接続され、さらに、そのコイルのマイナス端子は、スイッチSW1を介して24V電源P1のマイナス端子に接続される。
スイッチSW2は、6V電源P2に接続される。スイッチSW1がオンすると、コイルが励磁され、スイッチSW2がオンする。このとき、スイッチSW4がオンであれば、6V電源P2がスイッチSW2、SW4を介して水供給手段20に供給される。スイッチSW1がオフすると、コイルに励磁されず、スイッチSW2がオフする。それにより、6V電源P2の供給が遮断される。
スイッチSW3は、24V電源P1に接続される。スイッチSW4の一方の接点スイッチSW4は、スイッチSW3がオンすると、オフとなり、オフすると、オンとなるように構成される。常時、スイッチSW3はオフ、スイッチSW4はオンする。第2リレー回路152のタイマーが計測を始め、計測(カウント)された時間が許容時間(後述する第2許容時間)を満たすと、スイッチSW3はオンし、スイッチSW4はオフする。スイッチSW4はスイッチSW2に直列に接続される。スイッチSW2及びスイッチSW4を介して、6V電源P2が水供給手段20に供給されるように構成される。
(電源供給の制御)
以上から、制御手段13は、加湿される時間に基づいて水供給手段20を制御する((2−a)の構成)。
(噴霧時:PLCによる制御)
図4及び図5に示すように、制御手段13がクロック信号を生成すると、生成されたクロック信号を受けて、PLCが駆動信号をスイッチSW1に出力する。それにより、スイッチSW1がオンする。スイッチSW1がオンすると、スイッチSW2がオンする。このとき、スイッチSW4がオンしているため、6V電源P2がスイッチSW2及びスイッチSW4を介して水供給手段20に供給される。その結果、研磨材に対し液体が噴霧される。それにより、研磨材が加湿される。
(非噴霧時:PLCによる制御)
図6及び図5に示すように、クロック信号が生成されてからの経過時間を、制御手段13のタイマーが計数する。経過時間が1秒になったことの判断部14による判断を受けて、PLCから駆動信号がスイッチSW1に出力されなくなり、スイッチSW1がオフする。それにより、スイッチSW2がオンする。このとき、スイッチSW4はオンしているが、スイッチSW2がオフするため、水供給手段20に対する6V電源P2の供給が遮断される。その結果、研磨材に対する液体の噴霧が停止され、それにより、研磨材が過剰に加湿されることが防止される((3−a)の構成)。すなわち、所定時間(ここでは1秒間)の液体の噴霧により研摩材が加湿される。ここで、所定時間の液体の噴霧が「予め定められた条件」の一例である。
(異常時:PLCによる制御)
図7及び図8に示すように、タイマーにより計数された経過時間が予め定められた第1許容時間ta(例えば1秒)を超えたことの判断部14による判断を受けて、PLCは制御信号をスイッチSW1に出力する。それにより、スイッチSW1がオフする。このとき、スイッチSW4はオンしているが、スイッチSW2がオフするため、水供給手段20に対する6V電源P2の供給が遮断される。その結果、研磨材に対する液体の噴霧が停止され、それにより、研磨材が過剰に加湿されることが防止される((3−a)の構成)。
研磨材が過剰に加湿されると、遊技媒体が湿ったままとなり、湿ったままの遊技媒体が遊技機に供給されることに起因する不具合の発生を防止することができる。さらに、同じ、制御手段13を用いて、過剰な加湿を防止することができるので、過剰な加湿を防止するための部品をわざわざ設ける必要がなく、部品点数を削減することが可能となる。
高い信頼性をもつPLCが用いられた制御手段13であっても、故障するおそれがある。故障したとき、研磨材の加湿を中止することが困難となる。例えば、制御手段13の故障により、スイッチSW1、SW2がオンしたままになって、研磨材の加湿を中止できないときがある。このような異常時には、PLCによる制御は不能となるので、制御手段13とは、別の制御により、研磨材の加湿を中止する必要がある。
(異常時:第2リレー回路による制御)
図9及び図10に示すように、第2リレー回路152のタイマーは、クロック信号を受けてからの経過時間を計数する。このタイマーにより計数された経過時間が予め定められた第2許容時間tb(例えば2秒)を超えたとき、第2リレー回路152のスイッチSW4がオンからオフする。一方で、第2リレー回路152のスイッチSW3がオフからオンする。スイッチSW4がオフすると、スイッチSW2がオンであっても、6V電源P2が水供給手段20に供給されない。それにより、水供給手段20の噴霧が停止され、研磨材が過剰に加湿されることが防止される((3−a)の構成)。この結果、何らかの原因でPLCによる制御が不能となって、加湿の制御がきかなくなったときでも、第2リレー回路152により、研磨材を過剰に加湿することが確実に防止され、湿ったままの遊戯媒体が遊技機に供給されることに起因する不具合の発生を防止することができる。
一方で、第2リレー回路152のスイッチSW3がオフからオンする。それにより、異常信号(図3参照)が制御手段13に出力され、制御手段13は、ディスプレイなどの報知手段16に「故障等により研磨材の加湿が停止された状態である旨」を報知させる。
制御手段13の故障等に起因して、第2リレー回路152が作動することで、水供給手段20の噴霧が停止されたとき、このような水供給手段20を復帰させるには、故障等の原因を調べ、修理した後に、初期状態に戻すようにすればよい。
(水供給手段20)
図1に示すように、水供給手段20は戻し通路60の途中に配置されている。水供給手段20は、戻し通路60内の研磨材に水を噴霧することにより、研磨材を加湿するように構成される。戻し通路60を通る研磨材の全部を加湿するような構成であれば、どのような構成であってもよい。
図11は水供給手段の概念図である。図11に示すように、戻し通路60内の研磨材に水を噴霧する手段は、例えば、ノズル21、ポンプ22、タンク(水槽)23、水量センサ24を有している。ノズル21は戻し通路60の天井部に配置されている。ポンプ22は、タンク23内の水を高圧でノズル21に供給する。水量センサ24は、タンク23内の水量に応じた信号を出力する。出力された信号に基づいて、タンク23内の水量を報知する報知手段を設けてもよい。
戻し通路60を通る研磨材の全部を水により加湿するためには、水を噴霧する範囲が戻し通路60の所定領域(全幅及び所定長)になるように構成すればよい。
例えば、水を噴霧する範囲を戻し通路60の所定領域に広げるように構成すればよい。このとき、一度の噴霧により、所定領域内の研磨材の全部を湿らせるようにできるため、水を間欠的に噴霧すればよい。例えば、前述するように、1秒間の噴霧と9秒間の休止とを繰り返す。
これに限らず、例えば、水を噴霧する範囲が戻し通路60の全幅に対して狭いとき、噴霧する方向を幅方向に沿って変えるように構成すればよい。それにより、戻し通路60の中央部を通る研磨材ばかりでなく、戻し通路60の端を通る研磨材にも水をかけることができる。
さらに、例えば、水を噴霧する範囲が戻し通路60の所定長に対して狭いとき、水を噴霧する範囲に研磨材が長さ方向に沿って流れてくるので、水を連続的に噴霧すれば、流れてくる研磨材を湿らせることができる。
なお、戻し通路60において、研磨材が上下に重なり合うとき、噴霧された水が研磨材間の隙間に入っていき、下側の研磨材も加湿することができるものとする。
噴霧される水には、8〜12のpH値を有するアルカリ電解水が用いられことが好ましい。研磨材を湿らせているアルカリ電解水は、その浸透力により、汚れと研磨材との隙間に浸透し、汚れがとりかこまれて、汚れ成分が研磨材に付着しないようになる(浸透、剥離効果)。また、汚れ内の脂質が分解して石鹸化される(石鹸効果)。さらに、アルカリ電解水が遊技媒体に触れることにより、遊技媒体が除菌される(殺菌効果)。さらに、アルカリ電解水によって遊技媒体が錆びることがない(防錆効果)。
なお、アルカリ電解水のpH値を高くしていくと、それらの効果が高まるため、汚れの程度に応じたpH値のアルカリ電解水を用いればよい。8未満のpH値のアルカリ電解水では、それぞれの効果を十分に得られない傾向が生じる。12を超えるpH値のアルカリ電解水では、それぞれの効果は高まるものの、過酸化ナトリウムや過酸化水素を加える必要があるため、製造コストが一段と嵩む。
(水量調整手段25)
水量調整手段25は、図1における水供給手段20内に配置され、または、水供給手段20に接続されている。水量調整手段25は、例えば、戻し通路60内を流れる研磨材の量に応じて、水の量を調整するように構成されている。
水の量を調整する手段としては、例えば、ノズルの口径を調整可能に構成するもの、あるいは、ポンプによりノズルに供給される水の圧力を調整可能に構成するものがある。ノズル口径や水圧の調整は、手動で行うようにしてもよく、自動で行うようにしてもよい。
遊技機島1に用いられる遊技媒体の数量は、営業時間や営業日に応じて予測できる。そのため、研磨材の量も予測できるので、営業時間や営業日に応じて、ノズルの口径等を手動により調整すればよい。
また、戻し通路60内を流れる研磨材の量を検出するセンサ(図示省略)を設けておき、センサにより出力される信号に基づいて、ノズルの口径等を自動調整すればよい。
なお、戻し通路60内を流れる研磨材の量に応じて、水量調整手段25により水の量を調整したが、モータ6の負荷に応じて、水量を調節してもよい。
〔筒体30〕
次に、筒体30について図1及び図2を参照して説明する。
図1及び図2に示すように、筒体30は、遊技機島1に立設されている。筒体30は、略水平に延ばされた筒軸を有する下端部と、略上方に延ばされた筒軸を有する上端部と、下端部と上端部との間に設けられ、湾曲した筒軸を有する中間部とを有する。
筒体30の下端部には流入口が設けられている。筒体30の上端部には排出口31が設けられている。筒体30の流入口には、アウト球が流下する樋が接続されている。なお、前述するように、遊技機で使用されたアウト球には汚れ成分が付着されている。
〔移送手段400〕
移送手段400は、筒体30の内部に設けられ、筒軸にその軸を沿わせるように配置されたスクリュー部材40(図4参照)及び、スクリュー部材40を回転させるモータ6を有している。
スクリュー部材40は、水供給手段20により加湿された研磨材とアウト球とを筒体30の内部で混ぜ合わせた状態で上方へ移送することにより、アウト球、研磨材、及び、アウト球から離された汚れを含む汚れ成分を筒体30の排出口31から排出させるものである。研磨材の一例としては、ペレット状に形成された樹脂製の研磨材があり、その表面には多数の微細な窪み(ディンプル)が設けられている。
一方で、スクリュー部材40は、粗面加工された表面を有する。スクリュー部材40の表面は、5μm以上、20μm以下の算術平均粗さ(Ra)を有する。スクリュー部材40は、線材をコイル状に巻くことにより形成される。線材は、幅が厚さより広い流線型の断面形状を有する。
スクリュー部材40をモータ6により回転すると、研磨材とアウト球とが回転しながら混ぜ合わさり洗浄される。そのとき、アウト球に付着された汚れ成分が研磨材により離される。離された汚れ成分が研磨材に付着しようとする。
研磨材とアウト球とを混ぜ合わせたときに生じる摩擦熱等により、筒体30の内部の湿度は低下し、研磨材が排出口31から排出されるまで、研磨材の水分は失われていく。しかし、水分を失っても、最小限の水分を研磨材に残すように、水供給手段20により研磨材に水を加湿しているので、汚れ成分が研磨材に付着することがない。すなわち、汚れ成分は、アウト球及び研磨材から離された状態で排出口31から排出される。
〔揚送研磨装置の全体構成〕
以上に、筒体30及び移送手段400を説明した。次に、これらの手段が組み込まれた揚送研磨装置10の全体構成について、図1〜図3を参照して説明する。
図1〜図3に示すように、揚送研磨装置10は、加湿手段11、水供給手段20、水量調整手段25、筒体30及び移送手段400の他に、本体2、島上タンク3、分離手段50、及び、戻し通路60を有している。
(本体2)
本体2は、遊技場の所定位置に固定されるベース4と、ベース4に立設される支柱5とを有している。支柱5の上部には、島上タンク3が設けられている。支柱5の上端部には分離手段50及びモータ6が設けられている。
スクリュー部材40により研磨材と共に揚送された遊技媒体は、分離手段50により研磨材から分離され、島上樋(図示省略)を通って、各遊技機に供給される。各遊技機に用いられた遊技媒体は、アウト球回収樋7からアウト球投入樋8を通って、スクリュー部材40に導かれる。
分離手段50により遊技媒体から分離された研磨材は、戻し通路60によりスクリュー部材40に導かれ、スクリュー部材40により遊技媒体と共に揚送される。このように、研磨材は遊技媒体と同様に繰り返し使用される。
(島上タンク3)
島上タンク3は、遊技媒体が島上樋に満ちたとき、遊技媒体を一時的に貯留するものである。島上タンク3には、それから溢れ出した遊技媒体をスクリュー部材40に導くためのオーバーフロー通路(図示省略)が接続されている。
(分離手段50)
次に、分離手段50について、図1、図2及び図12を参照して説明する。図12は揚送研磨装置10の平面図である。
分離手段50は、筒体30の排出口31から排出された遊技媒体、研磨材、及び汚れ成分をそれぞれ分離するように構成されている。分離手段50は、遊技媒体、研磨材、及び汚れ成分を分離できれば、どのような手段であってもよい。遊技媒体、研磨材、及び汚れ成分は、それらの大きさや重さが互いに異なることに基づいて、分離される。
例えば、図1及び図12に示すように、分離手段50は、簀の子51、分別手段52、収集ホース55、分離用通路53、研磨材ストック54を有している。簀の子51は、筒体30の排出口31を臨むように配置されている。図1に、3段の簀の子51を示す。
簀の子51は、所定幅の隙間を空けて並べられた複数のレールを有している。複数のレールは、レールに沿って遊技媒体を導くとともに、隙間から研磨材及び汚れ成分を落下させるように構成されている。
分別手段52は、落下する研磨材及び汚れ成分をそれぞれ分けるように構成されている。分別手段52の一例として、汚れ成分が研磨材に比べ極めて軽いことに基づいて、汚れ成分を集塵することにより、汚れ成分と研磨材とを分ける。汚れ成分の集塵は、落下する研磨材及び汚れ成分のうちから、汚れ成分のみを吸い込むことにより行われ、また、汚れ成分のみを吹き飛ばすことにより行われる。図1に、汚れ成分を吸い込むタイプの分別手段52を示す。
図1に示すように、簀の子51により遊技媒体から分離された研磨材及び汚れ成分は、分離用通路53の入口(図1では、分離用通路53の上端)に導かれる。分離用通路53と分別手段52との間には、収集ホース55が配置されていて、汚れ成分は収集ホース55に吸い込まれ、研磨材のみが研磨材ストック54に導かれる。
研磨材と汚れ成分とから分離された遊技媒体は遊技機に送られ、遊技に用いられる。遊技媒体と汚れ成分とから分離された研磨材は、スクリュー部材40に導かれ、アウト球の研磨に用いられる。遊技媒体と研磨材とから分離された汚れ成分は、分別手段52により集塵され、遊技機や筒体30に送られないようにされる。
(戻し通路60)
次に、戻し通路60について図1及び図12を参照して説明する。
図1及び図12に示すように、戻し通路60は下方に傾斜して配置されている。戻し通路60の上端口は、研磨材ストック54に連通している。戻し通路60の下端口は、スクリュー部材40を臨んで開放されている。なお、戻し通路60を分離用通路53及び研磨材ストック54を含むものとして構成してもよい。
戻し通路60の中間部には水供給手段20が設けられている。戻し通路60は、研磨材を分離手段50から水供給手段20を経由してスクリュー部材40に導くように構成されている。すなわち、研磨材は、遊技媒体を研磨する前に、水供給手段20によって加湿される((1-c)の構成)。
水供給手段20を経由することにより、スクリュー部材40に導かれる研磨材に必ず水を加湿することができ、加湿された研磨材により、アウト球を研磨することが可能となる。
戻し通路60は、研磨材をスクリュー部材40の始端部に導く。その結果、研磨材により遊技媒体を、スクリュー部材40の始端部から終端部までの長い区間研磨することが可能となり、装置の研磨能力を向上させることが可能となる。
なお、研磨材を導く位置は、スクリュー部材40の始端部に限らず、スクリュー部材40の始端部から終端部までの区間のいずれかの他の部分であってもよい。それにより、戻し通路60や水供給手段20などを設計するときの自由度を高めることが可能となる。
また、戻し通路60は、研磨材をスクリュー部材40の始端部及び前記他の部分(例えば、中間部)に導いてもよい。加湿された研磨材を始端部ばかりでなく、他の部位に導くことを通して、噴霧される水として用いられるアルカリ電解水の説明において述べたような浸透、剥離効果、石鹸効果、殺菌効果、及び、防錆効果を高めることが可能となる。
〔作用〕
次に、揚送研磨装置10の作用について説明する。
(遊技媒体等の揚送)
モータ6により、スクリュー部材40を筒体30の内部で回転させることによって、筒体30内の遊技媒体と加湿された研磨材とが混ぜ合わせた状態で揚送される。それにより、汚れ成分が遊技媒体から分離される。研磨材を加湿することにより汚れ成分が研磨材に付着されず、遊技媒体や研磨材とともに筒体30の上部から排出される。排出された研磨材は、遊技媒体や汚れと分離され、戻し通路60を経由してスクリュー部材40に導かれる。このように研磨材は繰り返し使用されるが、汚れ成分を研磨材に付着させないため、研磨材が汚れず、研磨材の洗浄作業の回数を減少させることが可能となる。それにより、遊技場の運営コストを減少させることが可能となる。
(研磨材の収容)
揚送研磨装置10においては、研磨材は研磨に繰り返し用いられる。研磨材は、研磨材ストック54を含む、揚送研磨装置10の内部に収容されている。
(遊技媒体の研磨)
揚送研磨装置10を始動すると、モータ6が回転して、スクリュー部材40の旋回により筒体30の内部で遊技媒体と研磨材とが混ぜ合わされた状態で移送される。遊技媒体と研磨材とを混ぜ合わせているとき、研磨材を加湿しているため、汚れ成分が研磨材に付着しない。それにより、研磨材が汚れない。また、遊技媒体、研磨材及び汚れ成分が離れた状態で筒体30の排出口31から排出される。
(分離)
遊技媒体、研磨材及び汚れ成分が筒体30の排出口31から排出されると、簀の子51により遊技媒体と、研磨材及び汚れ成分とが分離される。さらに、分別手段52により、研磨材と汚れ成分とが分離される。それにより、分離された遊技媒体を遊技に用いることが可能となり、また、研磨材を研磨に再度用いることが可能となり、さらに、分離された汚れ成分を、遊技媒体や研磨材に接触しないように、回収することが可能となる。
(研磨材を加湿する)
分離された研磨材は、戻し通路60により水供給手段20を経由してスクリュー部材40に導かれる。それにより、研磨材を遊技媒体の研磨に繰り返し用いることができる上に、研磨材を研磨に用いる度に、水供給手段20を経由しているので、確実に研磨材を加湿することができる。それにより、研磨に繰り返し用いたとしても、研磨材が汚れることはなく、研磨材の洗浄回数を少なくすることが可能となる。
(遊技媒体の遊技利用及び回収)
また、研磨材により研磨された遊技媒体は、汚れ成分と離され、所定の通路を通って、各遊技機に供給され、遊技機から再び揚送研磨装置10に回収されるが、研磨により遊技媒体に汚れが付着していないため、また、遊技媒体には遊技1回分の汚れしか付着していないため、汚れを起因として、遊技に支障を来すことが回避される。
(遊技媒体の再研磨)
遊技機から回収された遊技媒体と、戻し通路60によりスクリュー部材40に導かれ、水を湿らせた研磨材とを、筒体30の内部で混ぜ合わせることで、遊技媒体を研磨することが可能となる。
(水供給手段20等の保守、点検等)
遊技機島1には、スクリュー部材40の保守点検用の開口が設けられ、保守点検時に開けられ、通常には蓋部材(図示省略)で閉じられている。水供給手段20は、スクリュー部材40の始端部(アウト球や研磨材が導かれる所)の近傍に配されている(図1参照)。
保守点検用の開口を開くと、開口を通して水供給手段20を見ることができ、スクリュー部材40の保守点検を行う際に、一緒に、水供給手段20の保守点検(ノズル21、ポンプ22、タンク23の水量、水量センサ24等の保守点検)を行うことができる。
以上のように、前記実施形態に係る揚送研磨装置10によれば、研磨材を研磨に繰り返し用いても汚れが付着しないので、研磨材の洗浄作業の回数を減少させることが可能となる。
また、研磨材が研磨に用いられる前に、必ず水供給手段20を経由することにより研磨材に確実に加湿するように構成することができる。さらに、分別手段52により、汚れ成分を確実に集塵することが可能となるという効果を奏する。
(水供給手段20の他の例)
前記実施形態では、水を噴霧することにより研磨材を加湿するように構成を説明したが、これに限らない。
(水を滴下する(1−a2)の構成)
次に、水供給手段20の他の例について図13を参照して説明する。ここでは、水供給手段20は、戻し通路60内の研磨材に水を滴下する構成を有している。
図13は、水供給手段の他の例を示す概念図である。図13に示すように、水供給手段20は、タンク23、水量センサ24、水量調整手段25、及び、開閉器26を有している。水量調整手段25は、滴下される水の量を調整するものである。開閉器26は、流路を開閉して、水が滴下するのを許容/禁止するものである。
戻し通路60を通る研磨材の全部を水により加湿するようにするために、水を滴下する範囲が戻し通路60の所定領域(全幅及び所定長)になるように構成すること、また、滴下される水としてアルカリ電解水を用いることは、水を噴霧する上記実施形態と同様である。
(通路内を加湿状態にする(1−a3)の構成)
さらに、水供給手段20の他の例について図14を参照して説明する。ここでは、水供給手段20は、戻し通路60内を加湿状態にすることにより、研磨材を加湿する構成を有している。
図14は、水供給手段20の他の例を示す概念図である。図14に示すように、水供給手段20は、タンク23、水量センサ24、ファン27、及び、超音波発生器28を有している。この水供給手段20は、超音波発生器28の超音波振動によって水を細かく破砕し、それをファン27によって吹き出すものである。戻し通路60の壁(底壁及び側壁)には、吹き出された水の粒を通すための微細穴(図示省略)が設けられている。なお、水供給手段20としては、超音波発生器28に代えて、ヒータ(図示省略)を設け、水を加熱することにより発生させた水蒸気をファン27により吹き出させるものでもよい。
戻し通路60を通る研磨材の全部を水により湿らせるように、戻し通路60内を加湿状態にすること、また、加湿状態を作るときの水としてアルカリ電解水を用いること、さらに、加湿状態を調整する水量調整手段を設けることは、水を噴霧する上記実施形態と同様である。
(研磨中に研磨材を加湿する(1−d)の構成)
以上の実施形態及び変形例において、遊技媒体を研磨する前に研磨材を水で湿らせておく手段について説明した。すなわち、研磨前の研磨材は戻し通路60を通ることから、戻し通路60を通る研磨材を加湿した。
次に、遊技媒体を研磨している最中に研磨材を加湿する構成の一例について図15を参照して説明する。すなわち、研磨中の研磨材は筒体30を通ることから、筒体30を通る研磨材を加湿する。
図15は、水供給手段20の他の例を示す概念図である。図15に示すように、水供給手段20は、筒体30の内部に水を噴霧することにより、筒体30の内部を加湿するように構成されている。筒体30の内部に水を噴霧することにより、筒体30の内部の湿度を上昇させるとともに、筒体30内の研磨材を水で湿らせることができる。それにより、研磨材に汚れ成分が付着するのを防止することが可能となる。
また、遊技媒体と研磨材とを混ぜ合わせたときの摩擦熱等により筒体30内の湿度が低下すると、静電気が発生し易くなって、研磨材や汚れ成分に帯電し、研磨材に汚れ成分が付着しようとするが、筒体30の内部に水を噴霧することにより、筒体30内の湿度の低下が抑えられ、静電気の発生を抑えることが可能となる。
筒体30の始端部(下端部)及び中間部に配置された水供給手段20を図15に示す。なお、図15では、筒体30の始端部及び中間部に水供給手段20が一つずつ配置されたものを示したが、複数個ずつ(例えば、筒体30の周方向に所定間隔で)配置されてもよい。
噴霧する水としてアルカリ電解水を用いること、また、噴霧する水の量を調整する水量調整手段を設けることは、上記実施形態と同様である。
なお、遊技媒体を研磨しているときに研磨材を水で加湿する水供給手段20としては、水を噴霧するものに限らず、水を滴下するものであってもよい。
(研磨材を間接的に加湿する(1−b)の構成)
図15に示す変形例では、加湿手段11として、遊技媒体を研磨しているときに研磨材を水で直接的に加湿する構成について説明したが、研磨材を水で間接的に加湿する構成であってもよい。
次に、研磨材を水で間接的に加湿する手段の一例として、スクリュー部材40を水で加湿する手段について説明する。例えば、スクリュー部材40は保水性を有している。それにより、スクリュー部材40を水で加湿することが可能となる。例えば、スクリュー部材40において、揚送時に研磨材と接する面(搬送面)は保水性を有している。水の噴霧または滴下により、搬送面を湿らせておくと、揚送時に研磨材が搬送面と接することにより、研磨材を間接的に水で加湿することが可能となる。また、スクリュー部材40を水で湿らせることにより、筒体30の内部を加湿することができ、静電気の発生をし難くすることが可能となる。
スクリュー部材40を湿らせておく水としてアルカリ電解水を用いること、また、水の量を調整する水量調整手段を設けることは、上記実施形態と同様である。
前記実施形態では、遊技媒体を研磨する前に研磨材を水で加湿する水供給手段20を示した。また、図15に示す変形例では、遊技媒体を研磨している最中に研磨材を水で加湿する水供給手段20を示したが、これらの水供給手段20を組み合わせたものであってもよい。それにより、研磨材をより適時かつより適所で水で加湿することが可能となる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態の揚送研磨装置について図16及び図17に基づいて説明する。第2実施形態の説明においては、第1実施形態と異なる構成について主に説明し、同じ構成についての説明を省略する。
前記第1実施形態では、「予め定められた条件」の一例を「加湿されるときの時間」(実施形態では「所定時間の液体の噴霧」)とし、加湿されるときの時間に基づいて、水供給手段20を制御する構成を示したが、第2実施形態では、「予め定められた条件」の一例を「加湿されるときの空間の湿度」とし、湿度に基づいて、水供給手段20を制御する構成を有する((2−b)の構成)。
図16は、水供給手段20の他の例を示す概念図である。図16に示すように、水供給手段20の上流側には、筒体30内の湿度に対応する信号を出力する湿度センサ12が配置されている。
(湿度センサ12)
図17は、加湿手段の他の例を示す機能ブロック図である。図17に示すように、湿度センサ12は、筒体30内の湿度に対応する信号を出力する。制御手段13は、湿度センサ12から出力された信号に基づいて、筒体30内の湿度を調整するように、例えば、水供給手段20により供給される時間当たりの水の量を制御する。
なお、湿度センサ12は、筒体30の全長にわたって複数箇所に、例えば、始端部(下端部)、中間部、及び、終端部(上端部)にそれぞれ配置されてもよい。このとき、制御手段13は、各湿度センサ12の出力信号に基づき、筒体30内の湿度を細かく調整するように水供給手段20を制御する。
調整される湿度の範囲は、50%から60%である。その範囲とした理由は、湿度が50%未満では、研磨材に汚れ成分を付着させない効果が低くなり、また、静電気の発生を抑える効果も低くなる。また、研磨後においても遊技媒体に汚れが残り、汚れが残されたままの遊技媒体が遊技機に供給されると、不具合を生じるおそれがある。さらに、湿度が60%を超えると、遊技媒体や研磨材の湿り気により、汚れ成分が遊技媒体や研磨材に付着する傾向が生じ、汚れ成分を分離させ難くなる。また、研磨後においても遊技媒体に湿り気が残り、湿ったままの遊技媒体が遊技機に供給されると、不具合を生じるおそれがある。
制御手段13は、湿度センサ12から出力された信号を受けて、出力された信号(湿度)が予め定められた湿度(許容値)を超えたかどうかを判断し、湿度が許容値を超えたと判断したとき、加湿を中止するように水供給手段20を制御する。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態の揚送研磨装置について図18を参照して説明する。第3実施形態の説明においては、第1実施形態と異なる構成について主に説明し、同じ構成についての説明を省略する。
前記第3実施形態では、「予め定められた条件」の一例を「加湿されるときに必要とされる水の量」とし、水の量に基づいて、水供給手段20を制御する構成を有する((2−c)の構成)。
水の量を測定する手段の一例として、水をためるタンクの水面に向かって超音波を発生して、水面にて反射される超音波に基づいて水位を検出する水位センサ121が用いられる(特開平10-252134号公報)。
(水位センサ121)
図18は、加湿手段の他の例を示す機能ブロック図である。図18に示すように、水位センサ121は、タンクの水位に対応する信号を出力する。制御手段13は、水位センサ121から出力された信号に基づいて、単位時間当たりに消費された水の量を求め、求められた水の量が予め定められた水の量(許容値)を超えたかどうかを判断し、求められた水の量が許容値を超えたと判断したとき、研磨材の加湿を中止するように水供給手段20を制御する。
なお、単位時間当たりに消費された水の量を検出する手段としては、水位センサ121に限らず、ノズルから噴霧される水の量や、滴下される水の量を直接的に検出するようにしてもよい。
[第4実施形態]
次に、第4実施形態の揚送研磨装置について図19を参照して説明する。第4実施形態の説明においては、第1実施形態と異なる構成について主に説明し、同じ構成についての説明を省略する。
第4実施形態では、「予め定められた条件」の一例を「加湿された対象物(研磨材及び遊技媒体を含む)の濡れ具合(例えば、対象物の画像の輝度で示される)」とし、輝度に基づいて、水供給手段20を制御する構成を有する((2−d)の構成)。
輝度を測定する手段の一例として、対象物(研磨材等)の表面を撮影した画像を処理し、表面の輝度(濡れ具合)を求め、求めた輝度と許容される輝度(許容値)とを比較し、対象物の濡れ具合を検出するセンサ122が用いられる(特開2003−279661号公報)。
図19は、加湿手段の他の例を示す機能ブロック図である。図19に示すように、撮影手段123が対象物を撮影し、対象物からの光を信号に変換する。画像処理手段124は、信号に基づいて輝度を求め、対象物の画像を作成する。制御手段13は、求められた輝度が予め定められた輝度(許容値)を超えたかどうかを判断し、求められた輝度が許容値を超えたと判断したとき、研磨材の加湿を中止するように水供給手段20を制御する。
前記各種の実施形態では、制御手段13が予め定められた条件を満たさないとき、加湿を中止するように水供給手段20を制御するものであった((3−a)の構成)。
これに限らず、制御手段13は、予め定められた条件を満たさないとき、研磨材等の移送を中止するように移送手段400を制御するものでもよい((3−b)の構成)。すなわち、制御手段13は、予め定められた条件を満たさないとき、モータ6の停止の指示を移送手段400に出力する。これにより、不適正に研磨された遊技媒体が遊技機に供給されることによる不具合の発生を防止することが可能となる。
1 遊技機島
2 本体
3 島上タンク
4 ベース
5 支柱
6 モータ
7 アウト球回収樋
8 アウト球投入樋
10 揚送研磨装置
11 加湿手段
12 湿度センサ
13 制御手段
14 判断部
15 リレー回路
151 第1リレー回路
152 第2リレー回路
16 報知手段
20 水供給手段
21 ノズル
22 ポンプ
23 タンク
24 水量センサ
25 水量調整手段
30 筒体
31 排出口
400 移送手段
40 スクリュー部材
50 分離手段
51 簀の子
52 分別手段
53 分離用通路
54 研磨材ストック
55 収集ホース
60 戻し通路

Claims (6)

  1. 複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる研磨装置において、
    移動状態にある研磨材を水により加湿する水供給手段と、
    前記遊技機島に立設される筒体と、
    前記遊技機の各々で使用された遊技媒体と前記加湿された前記研磨材とを前記筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方へ移送することにより、前記遊技媒体を湿った前記研磨材で研磨し、さらに、前記遊技媒体、前記研磨材、及び、前記遊技媒体から離された汚れを含む汚れ成分を前記筒体の上部から排出させる移送手段と、
    前記排出された前記遊技媒体、前記研磨材、及び前記汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、
    前記研磨材を前記分離手段から前記水供給手段を経由して前記移送手段に導く戻し通路と、
    前記研磨材を予め定められた条件で加湿するように前記水供給手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記予め定められた条件を満たさないとき、前記加湿を中止する指示を出力すること、
    を特徴とする研磨装置。
  2. 前記研磨材を加湿し始めてからの経過時間を計測するタイマーをさらに有し、
    前記水供給手段は、電力供給を受けて前記研磨材を加湿するように構成され、
    前記制御手段は、前記タイマーにより計測された前記経過時間が予め定められた第1許容時間外になったとき、前記水供給手段への電力供給を遮断することにより、前記加湿を中止する第1リレー回路をさらに有し、
    前記計測された前記経過時間が前記第1許容時間よりも長い第2許容時間になっても、前記加湿を中止できないとき、前記電力供給を遮断することにより、前記加湿を中止する第2リレー回路をさらに有すること、
    を特徴とする請求項1に記載の研磨装置。
  3. 前記第1リレー回路と前記第2リレー回路とが直列に接続され、前記直列に接続された前記第1リレー回路及び前記第2リレー回路を介して前記電力供給がされるように構成され、
    前記計測された前記経過時間が前記第2許容時間になっても、前記第1リレー回路により前記電力供給が遮断されないとき、前記第2リレー回路により前記電力供給を遮断するように構成されること、
    を特徴とする請求項2に記載の研磨装置。
  4. 複数の遊技機が配列された遊技機島に用いられる研磨装置において、
    移動状態にある研磨材を水により加湿する水供給手段と、
    前記遊技機島に立設される筒体と、
    前記遊技機の各々で使用された遊技媒体と前記加湿された前記研磨材とを前記筒体の内部で混ぜ合わせた状態で上方へ移送することにより、前記遊技媒体を湿った前記研磨材で研磨し、さらに、前記遊技媒体、前記研磨材、及び、前記遊技媒体から離された汚れを含む汚れ成分を前記筒体の上部から排出させる移送手段と、
    前記排出された前記遊技媒体、前記研磨材、及び前記汚れ成分をそれぞれ分離する分離手段と、
    前記研磨材を前記分離手段から前記水供給手段を経由して前記移送手段に導く戻し通路と、
    前記研磨材を予め定められた条件で加湿するように前記水供給手段を制御する制御手段と、
    を有し、
    前記制御手段は、前記予め定められた条件を満たさないとき、前記移送を中止する指示を出力すること、
    を特徴とする研磨装置。
  5. さらに、前記制御手段は、前記予め定められた条件を満たすかどうかを判断するように構成され、前記予め定められた条件を満たさないと判断したとき、前記移送を中止する指示を出力すること、
    を特徴とする請求項4に記載の研磨装置。
  6. 請求項1から請求項5のいずれかに記載の研磨装置を有すること、
    を特徴とする遊技機島。
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