JP6010357B2 - ミシン - Google Patents

ミシン Download PDF

Info

Publication number
JP6010357B2
JP6010357B2 JP2012138329A JP2012138329A JP6010357B2 JP 6010357 B2 JP6010357 B2 JP 6010357B2 JP 2012138329 A JP2012138329 A JP 2012138329A JP 2012138329 A JP2012138329 A JP 2012138329A JP 6010357 B2 JP6010357 B2 JP 6010357B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sewing
speed
maximum
data
sewing machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012138329A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014000282A (ja
Inventor
元 中山
元 中山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP2012138329A priority Critical patent/JP6010357B2/ja
Priority to CN201310247542.4A priority patent/CN103510280B/zh
Publication of JP2014000282A publication Critical patent/JP2014000282A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6010357B2 publication Critical patent/JP6010357B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Sewing Machines And Sewing (AREA)

Description

本発明は、動作状態を計測し表示するミシンに関する。
ミシンにおいて、スライドボリュームやミシンの記憶設定などでペダルを最大まで踏み込んだときの縫い速度をオペレーターによって任意に設定が可能としたものは数多く存在する。
例えば特許文献1において、ミシン主軸の駆動速度を調整するスライドボリュームと、複数種類の模様のうち選択されている模様について、ミシン主軸における駆動の最高速度とスライドボリュームから抵抗値を読み込んで操作部の位置を検出し、操作部の位置に基づいて、スライドボリュームにより調整されたミシン主軸の設定速度を算出する速度算出手段を有し、速度算出手段によって算出された設定速度を、液晶表示装置において数値により表示するものが提案される。
特開2009−112505号公報
しかしながら、ミシンの最高縫い速度を決めるにあたっては、従来、指標となるデータが存在しないので、オペレーターの感覚で設定値を決めている。
本発明の課題は、どの程度の速度で縫製しているかを把握し、最高縫い速度を決めるにあたって指標となるデータを見ることができるようにすることである。
以上の課題を解決するため、本発明は、
一定期間の縫製作業の中で最高縫い速度を記録し、前記一定期間を当該ミシンの動作開始から動作停止までとし、その動作毎にそれぞれの前記最高縫い速度を記録し統計的に表示し、
動作毎に縫製速度を監視して前記最高縫い速度を記録し、その記録したデータから前記最高縫い速度の設定値を自動的に決定するミシンであって、
前記記録したデータを統計的に分類して頻度の少ない項目を省き、よく使われる縫い速度のみを抽出し、その最大値を前記最高縫い速度の設定値として自動的に決定することを特徴とする。
本発明によれば、どの程度の速度で縫製しているかを把握し、最高縫い速度を決めるにあたって指標となるデータを見ることができる。
本発明を適用した一実施形態の構成を示すミシンのブロック図である。 計測モードのフローチャートである。 最高縫い速度データの記録例を示すグラフである。 記録したデータの集計結果例を示すグラフである。 最高縫い速度の設定値を決定する方法例を示すグラフである。 調整前のペダルの踏み込み量に対応する目標縫い速度例を示すグラフである。 調整後のペダルの踏み込み量に対応する目標縫い速度例を示すグラフである。
以下、図を参照して本発明を実施するための形態を詳細に説明する。
<概要>
本発明は縫製毎にミシンの最高縫い速度を記録し表示する。
通常、縫製工場においては、ペダルを最大まで踏み込み放しで縫製する作業は殆ど無く、一つの縫製(工程)で何度もペダルの踏み込み操作量を変化してミシンの駆動速度を緩急変化させながら縫製するのが普通である。従って、表示データ上は一つの縫製(工程)の内に複数の山が表示される。
本発明によれば、表示するデータから『ミシンがどの程度の縫い速度で動作しているのか』を知ることができる。
また、表示データの一つの山における最高縫い速度の設定値を決めるのにあたって指標とすることができる。
また、本発明による得たデータを利用して最高縫い速度の設定値を自動的に設定することができる。
ここで、『最高縫い速度の設定値』とはミシンのペダルを最大まで踏み込んだときにおけるミシンの動作速度の設定値であり、個々のミシンで設定が可能な値である。
(実施形態)
図1は、本発明の実施例で使用するミシンのブロック図であり、本発明とは関係のないブロックについては記述を省いている。
本発明では特殊なハードウェア構成のミシンは必要ない。
図1はサーボーモーターで主軸を駆動する一般的なミシンの構成である。
図1において、101はミシン制御を行うための演算装置(CPU)、102は演算に必要なデータやプログラムを保存するための記憶領域(ROM)、103は演算に利用するデータを一時的に格納するための記憶領域(RAM)、104はデータを保存するための不揮発性メモリー(EEP‐ROM)、105はCPU101と外部の周辺回路を接続するためのインターフェイス、106は主軸のモーターを制御するためのモータードライバー、107はミシンの動作設定を変更したりミシンの状態をオペレーターに伝えたりするための操作パネル、108はペダルの踏み込み量を検知するペダルセンサ、109はミシンの主軸を回転させるためのモーター、110は主軸モーター109の回転数(縫い速度)を計測するためのエンコーダー、をそれぞれ表す。
なお、図中の矢印は信号もしくはデータの流れる方向を示す。
図2に本実施例で使用するフローチャートを示す。図2の動作は計測モードを開始したときに実行する。
まず、ステップS1で、主軸回転中か否かを判断し、主軸回転中であれば、ステップS2で、最高縫い速度の確認と記録を行い、主軸回転中でなければ、ステップS1の処理に戻る。
その後、ステップS3で、主軸回転中か否かを判断し、主軸回転中であれば、ステップS2の処理に戻り、主軸回転中でなければ、ステップS4で、計測モード終了指示の有無を判断し、計測モード終了指示無で、ステップS1の処理に戻り、計測モード終了指示有で処理を終了する。
○計測・表示モード
自動で最高縫い速度を設定するにあたり、まず、計測モードで対象とする工程をオペレーターが縫製して最高縫い速度のデータを計測する。このモードを計測モードと呼ぶ。
計測モードでは、最高縫い速度を高めに設定して、オペレーターは通常通りの縫製作業を行う。
このとき、図2にあるように、ペダルを踏み始めてから中立に戻すまでの間で縫い速度の監視を行い、一番速くなった瞬間の縫い速度を記録する(ステップS2、S3)。
ここで、その最高縫い速度データの記録例を図3に示す。
これを半日間などの一定期間実施する。この間は繰り返し記録を行い、ペダルを踏んだ回数分のデータを蓄積する。
次に、操作パネル107でスイッチを押すと表示モードになる。表示モードでは計測モードで蓄積したデータを、図4に示すように、グラフ表示する。
ここで、通常、縫製速度が遅い部分のデータからは作業性が低いあるいは注意を要する工程であることが推察され、縫製速度が高速過ぎるデータについてはと品質がおろそかにされている可能性があると推察される。
○最高縫い速度の自動設定モード
前記計測モードで計測・取得したデータから自動的に最高縫い速度の値を設定する。このモードを自動設定モードと呼ぶ。
次に、自動設定モードで最高縫い速度を自動決定する手順を、以下の(1)〜(3)に示す。
(1)記録したデータの数を、図4に示すように、500sti/min毎に集計する。
(2)次の計算を行う。
(データの個数)÷(項目数)×0.8
ここで、0.8は経験的な足切りの数値である。
図4の例では データ数が100、項目数が8なので、
100÷8×0.8=10となる。
(3)前記(1)で集計したデータの数から前記(2)で求めた値を引く。ただし、マイナスとなった値については零として扱う。
この結果、図5に示すように、一番高い縫い速度の値を『最高縫い速度の設定値』として設定する。
こうして設定される足切り後の最高縫い速度は、速度と品質のバランスがよい。
以上により、どの程度の速度で縫製しているかを把握するためのデータを見ることができる。
また、最高縫い速度を決めるにあたって指標となるデータを見ることができる。
また、記録するデータを縫製毎の最高縫い速度としているので、縫製中のすべてのデータを記録することに対して少ないメモリーで運用することができる。
そして、最高縫い速度の設定値を自動的に適正値として決めることができる。
図6は調整前のペダルの踏み込み量に対応する目標縫い速度例を示し、図示のように、最高縫い速度5,000sti/minとなっている。
これに対し、図7は調整後のペダルの踏み込み量に対応する目標縫い速度例を示し、図示のように、最高縫い速度3,800sti/minの場合となっている。
101 演算装置(CPU)
102 演算に必要なデータやプログラムを保存するための記憶領域(ROM)
103 演算に利用するデータを一時的に格納するための記憶領域(RAM)
104 データを保存するための不揮発性メモリー(EEP‐ROM)
105 インターフェイス
106 モータードライバー
107 操作パネル
108 ペダルセンサ
109 主軸モーター
110 主軸エンコーダー

Claims (1)

  1. 一定期間の縫製作業の中で最高縫い速度を記録し、前記一定期間を当該ミシンの動作開始から動作停止までとし、その動作毎にそれぞれの前記最高縫い速度を記録し統計的に表示し、
    動作毎に縫製速度を監視して前記最高縫い速度を記録し、その記録したデータから前記最高縫い速度の設定値を自動的に決定するミシンであって、
    前記記録したデータを統計的に分類して頻度の少ない項目を省き、よく使われる縫い速度のみを抽出し、その最大値を前記最高縫い速度の設定値として自動的に決定することを特徴とするミシン。
JP2012138329A 2012-06-20 2012-06-20 ミシン Active JP6010357B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012138329A JP6010357B2 (ja) 2012-06-20 2012-06-20 ミシン
CN201310247542.4A CN103510280B (zh) 2012-06-20 2013-06-20 缝纫机

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012138329A JP6010357B2 (ja) 2012-06-20 2012-06-20 ミシン

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014000282A JP2014000282A (ja) 2014-01-09
JP6010357B2 true JP6010357B2 (ja) 2016-10-19

Family

ID=49893672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012138329A Active JP6010357B2 (ja) 2012-06-20 2012-06-20 ミシン

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6010357B2 (ja)
CN (1) CN103510280B (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6546040B2 (ja) * 2015-08-25 2019-07-17 Juki株式会社 ミシン

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5946627B2 (ja) * 1978-02-23 1984-11-14 ジューキ株式会社 ミシンの回転速度記憶装置
JPS58212487A (ja) * 1982-06-04 1983-12-10 ブラザー工業株式会社 ボタンホ−ル縫い可能なミシン
JP4281176B2 (ja) * 1999-09-30 2009-06-17 ブラザー工業株式会社 ミシン
CN1227401C (zh) * 2001-03-28 2005-11-16 重机公司 缝纫机
JP2006167069A (ja) * 2004-12-15 2006-06-29 Juki Corp ミシンの縫製記録装置
JP2006198188A (ja) * 2005-01-20 2006-08-03 Juki Corp ミシン
JP2009160084A (ja) * 2007-12-28 2009-07-23 Juki Corp ミシンの作業分析装置
JP2010233827A (ja) * 2009-03-31 2010-10-21 Juki Corp ミシンの制御装置
JP5616600B2 (ja) * 2009-09-07 2014-10-29 Juki株式会社 ミシンの縫製技能判定装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014000282A (ja) 2014-01-09
CN103510280B (zh) 2017-03-01
CN103510280A (zh) 2014-01-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5536611B2 (ja) 工作機械のモニタ方法及びモニタ装置、工作機械
JP5778430B2 (ja) 工作機械の制御装置
WO2011055542A1 (ja) 車両の故障診断装置
CN107533326B (zh) 显示装置
JP2011118840A (ja) モータ負荷トルク測定機能を有する数値制御装置
JP5329113B2 (ja) ミシン
CN101275342B (zh) 缝纫机
JP6010357B2 (ja) ミシン
JP2009518705A (ja) 機械要素の必須な整備に至るまでの期間を判定するための方法および制御装置
JP5949537B2 (ja) 数値制御装置
JP7035875B2 (ja) 数値制御装置、数値制御方法、及び数値制御プログラム
JP2012130983A (ja) 工作機械
US12083664B2 (en) Method for detecting a slip clutch release event, and power tool
KR20090064311A (ko) 재봉기의 봉제기록장치
JP5444423B2 (ja) 切削可能判定を行う制御装置
JP2008246021A (ja) ミシンの生産管理装置
JP5384956B2 (ja) ミシン
JP2009000373A (ja) ミシンの生産管理装置
JP6786181B2 (ja) 設備診断装置および設備診断方法
US8156591B2 (en) Washing machine and operating method thereof
JP7302518B2 (ja) 数値制御装置
JP2006167069A (ja) ミシンの縫製記録装置
JP2004102568A (ja) 数値制御装置
JP2008211888A (ja) 電動機制御装置および電動機制御装置のパラメータ設定装置
JP4087374B2 (ja) 負荷トルク監視機能を備えた数値制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150520

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160530

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160830

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160916

R150 Certificate of patent (=grant) or registration of utility model

Ref document number: 6010357

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150