JP5616600B2 - ミシンの縫製技能判定装置 - Google Patents
ミシンの縫製技能判定装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5616600B2 JP5616600B2 JP2009205596A JP2009205596A JP5616600B2 JP 5616600 B2 JP5616600 B2 JP 5616600B2 JP 2009205596 A JP2009205596 A JP 2009205596A JP 2009205596 A JP2009205596 A JP 2009205596A JP 5616600 B2 JP5616600 B2 JP 5616600B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sewing
- speed
- skill
- data
- sewing speed
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Sewing Machines And Sewing (AREA)
Description
請求項3記載の発明は、オペレータが行ったミシンの一工程の縫製において時系列的に変化する、単位時間間隔ごとの縫製速度が記録された縫製速度データに基づいて前記オペレータの縫製技能を判定するミシンの縫製技能判定装置において、前記各縫製速度の高低に対応する評価値を算出し、当該評価値に基づいて技能判定を行う判定手段と、前記単位時間間隔ごとの個々の縫製速度を速度順に並べ直して変換縫製速度データを得るデータ変換手段と、を備え、前記判定手段は、 前記変換縫製速度データにおける個々の縫製速度を時間軸について複数の区間に区分すると共に、当該各区間ごとに縫製速度の平均値を算出し、当該各平均値と前記各区間ごとに予め定められた基準速度との差を求めると共に、前記各区間ごとの前記差の合計値を前記評価値として技能判定を行うことを特徴とする。
請求項4記載の発明は、オペレータが行ったミシンの一工程の縫製において時系列的に変化する、単位時間間隔ごとの縫製速度が記録された縫製速度データに基づいて前記オペレータの縫製技能を判定するミシンの縫製技能判定装置において、前記各縫製速度の高低に対応する評価値を算出し、当該評価値に基づいて技能判定を行う判定手段を備え、前記判定手段は、前記縫製速度データにおける個々の縫製速度を時間軸について複数の区間に区分すると共に、当該各区間ごとに縫製速度の平均値を算出し、当該各平均値に対して段階的に得点を付け、前記各区間の得点の合計値を前記評価値として技能判定を行うことを特徴とする。
なお、縫製速度とは、例えば、縫製の駆動源となるモータや主軸の回転速度が挙げられる。
また、並べ直しを行った変換縫製速度データをグラフで表示する機能を新たに付加することにより、視覚的にもオペレータの技能を把握することが容易となる。
なお、各区間の基準速度について任意に設定する設定手段を設けても良い。
請求項3記載の発明は、実測により時系列の縫製速度の変化を縫製速度データとして取得し、各縫製速度の高低に対応する評価値を算出し、技量の判断を数値に基づいて行うことができるので、評価者による偏りを生じることなく、客観的に技量を判定することが可能となる。また、ある速度範囲での稼働時間を算出するのが容易となり、オペレータの縫製がどのような縫製速度で稼働していたかを把握するのが容易となり、技能判定をより適切に行うことが可能となる。また、並べ直しを行った変換縫製速度データをグラフで表示する機能を新たに付加することにより、視覚的にもオペレータの技能を把握することが容易となる。また、各区間の基準速度を容易且つ適切に設定することができ、各区間の平均値と基準速度を比較することで、各区間ごとの差の合計値から各区間ごとに要求される基準速度を満たす縫製速度での縫製が行われているかにより適切な技能判定を行うことが可能となる。
請求項4記載の発明は、実測により時系列の縫製速度の変化を縫製速度データとして取得し、各縫製速度の高低に対応する評価値を算出し、技量の判断を数値に基づいて行うことができるので、評価者による偏りを生じることなく、客観的に技量を判定することが可能となる。また、縫製速度データに記録された個々の縫製速度の区間ごとの平均値の得点付けを行い、その合計から評価するので、少ない工程数で客観的な技能判定を行うことが可能となる。
以下、図面を参照して、本発明に係るミシンの縫製技能判定装置の形態について詳細に説明する。
図1,2に示すように、縫製技能判定装置1は、主に、ミシン10の制御装置11と操作パネル20とから構成されている。
ミシン10は、電源スイッチ2のオンにより通電される主軸モータ3と、主軸モータ3の回転駆動がベルト4を介して伝達される主軸と、その主軸の回転駆動により上下動する針棒5と、針棒5に交換可能に備えられるミシン針6と、針棒5(ミシン針6)の下方において被縫製物としての布を送る布送り機構7と、ミシン10を操作するためのペダル8と、ミシンの各部を制御する制御装置11(図2参照)が内部に収容された制御ボックス9等を備えている。また、ミシン10には、有線又は無線の回線(信号線)により操作パネル20が接続されている。
制御装置11には、インターフェース11eが設けられて操作パネル20と接続され、操作パネル20との間でデータや検出信号等のやりとりができるようになっている。
縫製技能判定装置1では、技能判定プログラムにより、操作パネル20の表示部21において各種のグラフの表示を行うようになっている。
操作パネル20は、インターフェース26を介してミシン10と接続され、ミシン10との間で表示指令等のやりとりが行われる。また、操作パネル20は、インターフェース27を介して操作パネル20に着脱自在の外部記録媒体28(例えば、メモリーカード等)と接続され、ユーザは外部記録媒体28に記録されたデータを制御装置11のEEPROM11dに記憶させたり、制御装置11から外部記録媒体28の内容を直接読み出すこともできる。さらに、必要なデータを外部記録媒体30に記録して持ち出すことができる。
次に、前述した技能判定プログラムによる処理内容について説明する。なお、以下に説明する処理は全て技能判定プログラムを実行する制御装置11のCPU11aが行う前提として説明する。
前述したように、縫製中には、一つの縫製工程について縫製開始から終了までの間に主軸エンコーダ16により検出される縫製速度が所定の単位時間間隔ごとにサンプリングされた縫製速度データが取得される。図3は0.5[s]単位で縫製速度V[rpm]が検出されて取得された縫製速度データの内容を示す図表、図4は横軸を縫製開始からの経過時間t、縦軸を縫製速度Vとして縫製速度データを示した実測値グラフJである。
縫製後、EEPROM11dに格納された縫製速度データは、単位時間ごとに検出された縫製速度が時系列的に並んだ状態にあるが、CPU11aは、単位時間ごとに検出された縫製速度を当該縫製速度が降順(大きい順)となるようにソートして、変換縫製速度データを新たに生成する。図5は変換縫製速度データの内容を示す図表、図6は横軸を時間t、縦軸を縫製速度Vとしてソートした順番で縫製速度を並べた変換縫製速度データに基づく比較用グラフHである。
また、変換縫製速度データは、縫製速度でソートがかけられているので、一回の縫製工程において、各縫製速度についてどの程度の時間で縫いが行われているか、つまり、縫製速度ごとの稼働時間の分布が得られることとなる。
そして、このような縫製速度ごとの稼働時間分布は、オペレータの技量が高くなるにつれて高速の占める時間の割合が多く且つ低速の占める時間の割合が低くなる。また、オペレータの技量が低ければ、その逆で、高速の占める時間の割合が少なく且つ低速の占める時間の割合が多くなる。
まず、前述したように、変換縫製速度データは、その稼働時間全体を四等分する。このとき、稼働時間の総計が長くとも短くとも予め定められた区間数で等分する。
また、各区間における基準速度は、平均速度が高くなる区間ほど高く設定することを前提とし、また、具体的な数値は、例えば統計的な経験則やその縫製工程の難易度に応じて定めることが望ましい。例えば、直線の縫い目が多い工程であれば各区間の基準速度は高く設定され、曲線状の縫い目や方向を変えて行う縫い、その他時間を要する縫いが含まれる場合などには各区間の基準は低く設定される。なお、基準速度は、操作スイッチ13から任意に設定可能としても良い。
図示のように、速度差と点数との関係は、速度差が大きくなるにつれて点数も大きくなるように設定されている。
そして、各区間での点数を特定し、それらの合計値を算出し、評価値として表示部21に表示する。なお、この評価値が高いほど技能が高いことを示すことは言うまでもない。
まず、CPU11aは、ミシン10のペダル8の操作により縫製が開始されると、制御装置11は、主軸エンコーダ16の出力を所定のサンプリング間隔(0.5[s])で縫製が終了するまで繰り返し受信し、縫製速度データ(図3参照)を生成する(ステップS11)。かかる処理により、CPU11aは「縫製速度データ取得手段」として機能する。なお、縫製の終了はペダルセンサ17から判定しても良いし、ペダル操作による糸切り指示の入力を終了と見なしても良い。また、縫製終了を入力するカウントスイッチを制御装置11又は操作パネル20に設けても良い。
そして、縫製速度データが取得されると、単位時間ごとに検出された縫製速度を当該縫製速度が降順にソートして、変換縫製速度データ(図5参照)を新たに生成する(ステップS12)。かかる処理により、CPU11aは「データ変換手段」として機能する。
さらに、CPU11aは、変換縫製速度データの単位時間ごとの縫製速度をプロットして比較用グラフHを作成し、表示部21にて表示させる(ステップS13)。
次に、区間A1から順番に、区間における縫製速度の平均値を算出する(ステップS15)。さらに、求められた平均速度から区間における基準速度を減算し、その減算値に応じて速度差と点数の関係を示すテーブルを参照して点数を特定する(ステップS16)
そして、これらステップS15,S16の処理を全ての区間A1〜A4について繰り返し実行する。
そして、CPU11aは、点数を合計し、当該合計値に基づく該当レベルを技能評価の結果として表示部21に表示させる(ステップS17)。ステップS14〜S17の処理により、CPU11aは「判定手段」として機能する。
このように、ミシンの縫製技能判定装置1では、実測により時系列の縫製速度の変化を縫製速度データとして取得し、単位時間ごとに検出された縫製速度を当該縫製速度の順にソートして変換縫製速度データ及び比較用グラフを取得する。そして、比較用グラフ(又は変換縫製速度データ)と各レベルの基準グラフ(又は基準データ)とを比較して差が最も少ないグラフから該当レベルの特定を行うことから、技量の判断を数値に基づいて行うことができるので、評価者による偏りを生じることなく、客観的に技量を判定することが可能となる。
次に第二の実施形態について説明する。この実施形態では、前述したミシン10及び縫製技能判定装置1とハードウェア的には全く同じ構成を利用し、前述した技能判定処理とは異なる他の技能判定処理を行う技能判定プログラムを用いている。従って、ミシン10,操作パネル20及び縫製技能判定装置1の説明は省略し、専らその技能判定手法及びその処理内容についてのみ説明を行うこととする。
前述したように、縫製中には、一つの縫製工程について縫製開始から終了までの間に主軸エンコーダ16により検出される所定の単位時間間隔ごとの縫製速度からなる縫製速度データが取得され、これに基づいて、CPU11aは、単位時間ごとに検出された縫製速度を当該縫製速度が降順(大きい順)となるようにソートして、変換縫製速度データHを生成する(図5、6参照)。
また、各レベルのレベルグラフKのデータ(サンプルデータ)については、任意に設定する設定手段(例えば、タッチパネル23)を設け、設定入力により作成可能とし、記憶手段としてのEEPROM11dに保存しても良い。
そして、実測から得られた変換縫製速度データ(又は比較用グラフH)と段階的にレベル分けされた技量ごとの基準データ(又は各基準グラフK)とを照合して相互のズレ量を算出し、最もズレ量が小さくなるレベルを求め、当該レベルをオペレータの技量と判定する。
なお、基準データ及び基準グラフKは、比較を行う変換縫製速度データ及び比較用グラフHの取得の際と同じ縫製物について同じ縫製工程の縫いを行ったものとすることが望ましい。
図11の着色部のように、基準グラフKに対する比較用グラフHの非重合部分の面積の総和をズレ量として算出する。非重合部分の面積の総和は、例えば、各グラフ時間軸を等しくする微小時間幅の面積の差を求め、これを合計することで算出する。この場合、比較用グラフHが基準グラフKを上回っても下回ってもいずれも正のズレ量として算出し、正負の概念は導入しない。
また、図示のように各データからグラフを作成し、その面積からズレ量を求めても良いが、ここでは、図12に示すように、変換縫製速度データと基準データとで同じ時間での縫製速度の差の絶対値を個々に求め、それらの合計値を算出する。
そして、各レベルの基準データ又は基準グラフに対するズレ量を算出し、最もズレ量が小さくなるレベルをそのオペレータの該当レベルに決定する。
まず、CPU11aは、ミシン10のペダル8の操作により縫製が開始されると、制御装置11は、主軸エンコーダ16の出力を所定のサンプリング間隔(0.5[s])で縫製が終了するまで繰り返し受信し、縫製速度データ(図3参照)を生成する(ステップS31:「縫製速度データ取得手段」)。なお、縫製の終了はペダルセンサ17から判定しても良いし、ペダル操作による糸切り指示の入力を終了と見なしても良い。また、縫製終了を入力するカウントスイッチを制御装置11又は操作パネル20に設けても良い。
そして、縫製速度データが取得されると、単位時間ごとに検出された縫製速度を当該縫製速度が降順にソートして、変換縫製速度データ(図5参照)を新たに生成する(ステップS32:「データ変換手段」)。
さらに、CPU11aは、変換縫製速度データの単位時間ごとの縫製速度をプロットして比較用グラフHを作成し、表示部21にて表示させる(ステップS33)。
次に、レベル1から順番に基準グラフKを比較用グラフHと重合させ(ステップS34)、非重合部分の面積の総和を算出し、RAM11bに一時的に記憶する(ステップS35)。そして、これらステップS34,S35の処理を全てのレベルの基準グラフKについて繰り返し実行する。
次いで、CPU11aは、RAM11b内の各レベルごとの差の値の中から最小値を検索し、該当するレベルを特定する(ステップS36)。
そして、CPU11aは、技能評価の結果として該当レベルを表示部21に表示させる(ステップS37)。ステップS33〜S37の処理により、CPU11aは「判定手段」として機能する。
このように、ミシンの縫製技能判定装置1では、実測により時系列の縫製速度の変化を縫製速度データとして取得し、単位時間ごとに検出された縫製速度を当該縫製速度の順にソートして変換縫製速度データ及び比較用グラフを取得する。そして、比較用グラフ(又は変換縫製速度データ)と各レベルの基準グラフ(又は基準データ)とを比較して差が最も少ないグラフから該当レベルの特定を行うことから、技量の判断を数値に基づいて行うことができるので、評価者による偏りを生じることなく、客観的に技量を判定することが可能となる。
次に第三の実施形態について説明する。この実施形態では、前述したミシン10及び縫製技能判定装置1とハードウェア的には全く同じ構成を利用し、前述した技能判定処理とは異なる他の技能判定処理を行う技能判定プログラムを用いている。従って、ミシン10,操作パネル20及び縫製技能判定装置1の説明は省略し、専らその技能判定手法及びその処理内容についてのみ説明を行うこととする。
前述したように、縫製中には、一つの縫製工程について縫製開始から終了までの間に主軸エンコーダ16により検出される所定の単位時間間隔ごとの縫製速度からなる縫製速度データを取得する(図3、4参照)。
縫製速度データは、稼働時間全体を複数の区間に等分する。このとき、区間数は細かいほど適切な技能判定が可能となるが、計算処理量が増加するので、適宜加減することが望ましい。最大で縫製速度のサンプリング間隔と同じ周期で分割しても良い。その場合、各区間に縫製速度のデータが一つしか存在しないので、当該縫製速度=平均速度となる。
図示のように、平均速度と点数との関係は、平均速度が大きくなるにつれて点数も大きくなるように設定されている。
そして、各区間での点数を特定し、それらの合計値を算出し、評価値として表示部21に表示する。なお、この評価値が高いほど技能が高いことを示すことは言うまでもない。
まず、CPU11aは、ミシン10のペダル8の操作により縫製が開始されると、制御装置11は、主軸エンコーダ16の出力を所定のサンプリング間隔(0.5[s])で縫製が終了するまで繰り返し受信し、縫製速度データ(図3参照)を生成する(ステップS51)。かかる処理により、CPU11aは「縫製速度データ取得手段」として機能する。
さらに、CPU11aは、縫製速度データの単位時間ごとの縫製速度をプロットして実測値グラフJを作成し、表示部21にて表示させる(ステップS52)。
次に、各区間ごとに順番に、区間における縫製速度の平均値を算出する(ステップS54)。さらに、求められた平均速度から、その平均速度と点数の関係を示すテーブルを参照して点数を特定する(ステップS55)。
そして、これらステップS54,S55の処理を全ての区間1〜nについて繰り返し実行する。
そして、CPU11aは、点数を合計し、当該合計値に基づく該当レベルを技能評価の結果として表示部21に表示させる(ステップS56)。ステップS52〜S56の処理により、CPU11aは「判定手段」として機能する。
このように、ミシンの縫製技能判定装置1では、縫製速度データに記録された個々の縫製速度の区間ごとの平均値の得点付けを行い、その合計から評価するので、少ない工程数で客観的な技能判定を行うことが可能となる。
10 ミシン
11 制御装置
11a CPU(判定手段、データ変換手段)
11d EEPROM(記憶手段)
Claims (4)
- オペレータが行ったミシンの一工程の縫製において時系列的に変化する、単位時間間隔ごとの縫製速度が記録された縫製速度データに基づいて前記オペレータの縫製技能を判定するミシンの縫製技能判定装置において、
前記縫製速度データを均等な時間単位毎に基準速度、基準グラフ、基準データや点数を用いて縫製速度の高低を数値化し、前記時間単位毎の数値を合計し、合計された値を技能レベルの評価値として表示部に表示する判定手段と、
前記単位時間間隔ごとの個々の縫製速度を速度順に並べ直して変換縫製速度データを得るデータ変換手段と、を備え、
前記判定手段は、
前記変換縫製速度データにおける個々の縫製速度を時間軸について複数の区間に区分すると共に、当該各区間ごとに縫製速度の平均値を算出し、当該各平均値と前記各区間ごとに予め定められた基準速度との差を求めると共に、前記各区間ごとの前記差の合計値を前記評価値として技能判定を行うことを特徴とするミシンの縫製技能判定装置。 - オペレータが行ったミシンの一工程の縫製において時系列的に変化する、単位時間間隔ごとの縫製速度が記録された縫製速度データに基づいて前記オペレータの縫製技能を判定するミシンの縫製技能判定装置において、
前記縫製速度データを均等な時間単位毎に基準速度、基準グラフ、基準データや点数を用いて縫製速度の高低を数値化し、前記時間単位毎の数値を合計し、合計された値を技能レベルの評価値として表示部に表示する判定手段を備え、
前記判定手段は、
前記縫製速度データにおける個々の縫製速度を時間軸について複数の区間に区分すると共に、当該各区間ごとに縫製速度の平均値を算出し、当該各平均値に対して段階的に得点を付け、前記各区間の得点の合計値を前記評価値として技能判定を行うことを特徴とするミシンの縫製技能判定装置。 - オペレータが行ったミシンの一工程の縫製において時系列的に変化する、単位時間間隔ごとの縫製速度が記録された縫製速度データに基づいて前記オペレータの縫製技能を判定するミシンの縫製技能判定装置において、
前記各縫製速度の高低に対応する評価値を算出し、当該評価値に基づいて技能判定を行う判定手段と、
前記単位時間間隔ごとの個々の縫製速度を速度順に並べ直して変換縫製速度データを得るデータ変換手段と、を備え、
前記判定手段は、
前記変換縫製速度データにおける個々の縫製速度を時間軸について複数の区間に区分すると共に、当該各区間ごとに縫製速度の平均値を算出し、当該各平均値と前記各区間ごとに予め定められた基準速度との差を求めると共に、前記各区間ごとの前記差の合計値を前記評価値として技能判定を行うことを特徴とするミシンの縫製技能判定装置。 - オペレータが行ったミシンの一工程の縫製において時系列的に変化する、単位時間間隔ごとの縫製速度が記録された縫製速度データに基づいて前記オペレータの縫製技能を判定するミシンの縫製技能判定装置において、
前記各縫製速度の高低に対応する評価値を算出し、当該評価値に基づいて技能判定を行う判定手段を備え、
前記判定手段は、
前記縫製速度データにおける個々の縫製速度を時間軸について複数の区間に区分すると共に、当該各区間ごとに縫製速度の平均値を算出し、当該各平均値に対して段階的に得点を付け、前記各区間の得点の合計値を前記評価値として技能判定を行うことを特徴とするミシンの縫製技能判定装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009205596A JP5616600B2 (ja) | 2009-09-07 | 2009-09-07 | ミシンの縫製技能判定装置 |
CN201010276084.3A CN102013082B (zh) | 2009-09-07 | 2010-09-07 | 缝纫机的缝制技能判定方法及其装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009205596A JP5616600B2 (ja) | 2009-09-07 | 2009-09-07 | ミシンの縫製技能判定装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2011055867A JP2011055867A (ja) | 2011-03-24 |
JP2011055867A5 JP2011055867A5 (ja) | 2012-10-25 |
JP5616600B2 true JP5616600B2 (ja) | 2014-10-29 |
Family
ID=43843249
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009205596A Active JP5616600B2 (ja) | 2009-09-07 | 2009-09-07 | ミシンの縫製技能判定装置 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5616600B2 (ja) |
CN (1) | CN102013082B (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6010357B2 (ja) * | 2012-06-20 | 2016-10-19 | Juki株式会社 | ミシン |
JP7060926B2 (ja) * | 2017-06-30 | 2022-04-27 | Juki株式会社 | 生産管理システム及び生産管理装置 |
CN107977784A (zh) * | 2017-11-24 | 2018-05-01 | 东华大学 | 一种基于缝纫机数据提取技术的人员技能评价装置和方法 |
JP7338965B2 (ja) * | 2018-12-05 | 2023-09-05 | Juki株式会社 | 監視システム |
JP2020168056A (ja) * | 2019-04-01 | 2020-10-15 | Juki株式会社 | 縫製管理システム及び縫製管理方法 |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6437990A (en) * | 1987-07-31 | 1989-02-08 | Juki Kk | Sewing control apparatus of sewing machine |
JP2006167069A (ja) * | 2004-12-15 | 2006-06-29 | Juki Corp | ミシンの縫製記録装置 |
JP4782469B2 (ja) * | 2005-05-13 | 2011-09-28 | Juki株式会社 | ミシンの縫製制御装置 |
KR20090064311A (ko) * | 2007-12-14 | 2009-06-18 | 쥬키 가부시키가이샤 | 재봉기의 봉제기록장치 |
JP2009160084A (ja) * | 2007-12-28 | 2009-07-23 | Juki Corp | ミシンの作業分析装置 |
JP5130159B2 (ja) * | 2008-09-05 | 2013-01-30 | Juki株式会社 | 作業分析装置 |
-
2009
- 2009-09-07 JP JP2009205596A patent/JP5616600B2/ja active Active
-
2010
- 2010-09-07 CN CN201010276084.3A patent/CN102013082B/zh active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2011055867A (ja) | 2011-03-24 |
CN102013082B (zh) | 2016-01-27 |
CN102013082A (zh) | 2011-04-13 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5616600B2 (ja) | ミシンの縫製技能判定装置 | |
KR101453043B1 (ko) | 재봉기의 작업분석장치 | |
US8375317B2 (en) | Motor control characteristic evaluation device and motor control characteristic presentation method | |
US8836528B2 (en) | Data display device for machine tool for displaying information based on specified condition | |
JP6516865B2 (ja) | 測定対象の寸法特性を決定するための方法及び装置 | |
JP2008200235A (ja) | ミシンの生産管理装置 | |
JP2011055867A5 (ja) | ||
CN113874800B (zh) | 提高生产效率的支援系统 | |
CN115956013A (zh) | 信息处理装置、计算机能执行的方法、计算机可读取的存储介质 | |
KR20090064311A (ko) | 재봉기의 봉제기록장치 | |
JPH10192576A (ja) | ミシンの制御装置 | |
JP2009000373A (ja) | ミシンの生産管理装置 | |
KR102484146B1 (ko) | 진동신호를 기계학습하여 계수하는 작업횟수 자동계수시스템 | |
JP2006304938A (ja) | ミシンの生産管理装置 | |
JP4571044B2 (ja) | モニタリング表示装置および表示方法 | |
JP4230814B2 (ja) | 異常診断装置 | |
JP4782469B2 (ja) | ミシンの縫製制御装置 | |
JP4099002B2 (ja) | 波形表示装置 | |
JP6010346B2 (ja) | 生産管理システム、生産管理装置及び生産管理プログラム | |
JP2017059245A5 (ja) | ||
WO2020203772A1 (ja) | 生産効率向上支援システム | |
CN101858016B (zh) | 缝纫机 | |
JP2007061383A (ja) | ミシンの生産管理装置 | |
WO2024127553A1 (ja) | 成形判定装置、射出成形機、及び、成形判定方法 | |
JP2003337143A (ja) | 波形測定装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20120906 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120907 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130701 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20131015 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131216 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20140507 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140718 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20140728 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20140909 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140912 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5616600 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |