JP6009407B2 - 給水給湯機用ボールバルブ - Google Patents

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Description

この発明は、電気温水器やガス、石油等を熱源に利用した給湯機において、給湯経路を流れる湯水の流路を切り換えるボールバルブに関するものである。
従来の給湯ユニットにおいて流体の流れを切り換えるためのボールバルブとして、特許文献1(特開2000−18405号公報)に記載のものが知られている。このボールバルブは、L字型に形成された流路を有する弁体と、前記弁体が回転可能に収納される弁室を有する弁ケースと、前記弁ケースに形成された1つの流入口及び3つの流出口と、前記弁体を回転駆動して前記3つの流出口の切換えを行うモーターと、前記モーターの駆動力を前記弁体に伝達する弁軸とを備える。
また、前記弁体を前記弁室内に保持するために、前記弁ケースの左側面開口部にその螺合部で螺入される押さえシートと前記左側面開口部を閉鎖する弁カバーを備えており、弁カバーにも1つの流出口が形成されている。
前記弁体は、その中心部付近で合流する断面円形の流入路と流出路が形成されており、前記流入路は常時前記流入口に接続しているとともに、前記流出路は前記3つの流出口に択一的に接続するように配置されている。前記弁体は、前記モーターにより弁軸を介して回転駆動され、その回転位置を設定できるようになっている。前記弁ケースの流入口から流入した湯水は、前記弁体の流入路と流出路に導かれ、前記弁体を回転して切換変更された所定の位置により、前記3つの流出口に択一的に接続される。
ボールバルブは前記弁室内の前記弁体と、前記弁ケースおよび押さえシートとの接触部分に、複数のパッキンを介在させており、前記接触部分で弁室から前記3つの流出口の各々、あるいは前記3つの流出口の各々から前記弁室への湯水の漏洩を防止している。
また、特許文献2(特開2003−21245号公報)には、弁ケース側に弁体とのシール部品を別途設ける必要がない構成のボールバルブが開示されている。
このボールバルブは、L字型に形成された流路を有する弁体と、前記弁体が回転可能に収納される弁室を有する弁ケースと、前記弁ケースに形成された流入口及び複数の流出口と、前記弁体を回転駆動して前記流出口の切換をおこなうモーターとを備えるボールバルブであって、前記弁体はゴム等の弾性材にて形成してあり、かつ、前記弁体には薄板材を三次元的に折り曲げて形成した補強枠を埋設しており、強度を高めている。
上記の構成とすることにより、弁ケース側に弁体とのシール部品を別途設ける必要がなくなるため、部品点数を少なくして構成を簡略化でき、組立工数も少なくすることができる。
特開2000−18405号公報 特開2003−21245号公報
しかしながら、特許文献1に示す従来技術においては、上記のように複数のパッキンを準備しなければならないばかりでなく、ボールバルブの組立時にパッキンの装着作業が必要であり、組立工数が多くなるという課題があった。
また、特許文献2に示す構成では、ボールバルブの外部への漏水を回避するために弾性材を弁体の外部から中心に向かって押圧する必要がある。その際に、弁体内部に埋設した補強枠の断面において圧縮応力が集中し、応力集中部を起点として弾性材内部に亀裂の発生、進展、ひいては弾性材の断裂による弁体の破壊を誘発する恐れがある。さらに、弁体全体を弾性材で構成することにより弾性材の使用量、使用体積が増大するため、弁体を押圧する外力による弁体の表面における変形量が大きくなってしまい、この結果、弾性材の圧縮反力が増加し摺接部における摩擦抵抗が上昇し、弁体の回転が不可となる事態が起こり得る。
この発明は、かかる点に鑑み発明されたもので、弁体の破壊に伴うシール性及び信頼性の低下を回避できるボールバルブを提供することを目的としている。
この発明に係る給水給湯機用ボールバルブは、円柱構成体と端部構成体との複合体で構成され前記円柱構成体の軸線を中心として回動自在に弁室に収納される弁体と、前記弁体を駆動制御するモーターとを備え、前記円柱構成体の周面には前記円柱構成体の内部において互いに連通する複数の流体流通口が開口し前記モーターの駆動制御による前記円柱構成体の回動により前記流体流通口に対応する流路を切り換える切換動作を行うものにおいて、前記弁体における前記端部構成体は、前記円柱構成体の端面と前記弁室の内面との間で前記円柱構成体と一体に設けられ、その外周面に球面の一部に相当する曲面部を形成するとともに、前記弁体の前記円柱構成体の周面には、内周面を前記円柱構成体の周面に接合し外周面を前記端部構成体の外周面に連続して形成されるパッキンを設けたものであって、前記パッキンは前記弁体を構成する第一の材料に比べて弾性率が小さい第二の材料が用いられている。
この発明によれば、ボールバルブの機械強度を第一の材料で構成する弁体で確保しつつ、弾性率が小さい第二の材料からなるパッキンで弁体表面を取り巻き、弁体とパッキンとの接合部分における接触面積を大きくして応力集中を緩和することで、補強材を用いることによる弊害を排除して所要の信頼性を確保し、切り換えられる流路の数に応じて必要となるシール部品を使用せずに十分なシール性を確保できる。
この発明における実施の形態1によるボールバルブを示す斜視図である。 この発明における実施の形態1によるボールバルブの断面図(図1のII−II断面)である。 この発明における実施の形態1によるボールバルブの断面図(図1のIII−III断面)である。 この発明における実施の形態1によるボールバルブの断面図(図1のIV−IV断面)である。 この発明における実施の形態1による弁体とパッキンの構成を示す図である。 この発明における実施の形態2による弁体とパッキンの構成を示す図である。 この発明における実施の形態3による弁体とパッキンの構成を示す図である。 この発明における実施の形態4による弁体とパッキンの構成を示す図である。
実施の形態1.
この発明における実施の形態1を図1から図5までについて説明する。図1はこの発明の実施の形態1によるボールバルブを示す斜視図である。図2、図3、図4は、図1のII−II線、III−III線、IV−IV線における断面図を示す。図5は、この発明における実施の形態1による弁体とパッキンの構成を示すものであり、図5(a)は弁体とパッキンの側面図、図5(b)は図5(a)に示す弁体とパッキンにおける紙面と直角方向の垂直断面図、図5(c)は図5(a)に示す弁体とパッキンにおける紙面と平行方向の垂直断面図、図5(d)は図5(a)に示す弁体とパッキンの水平断面図である。
この発明の実施の形態1によるボールバルブ200は、弁体230、弁ケース212、弁室215、4つの流出入口201、202、203、204、弁軸225、モーター220、パッキン240を主要な構成物として、構成されている。
前記弁体230には、中心付近で合流するように断面円形の2つの流出入路231及び232がL字形に形成されており、前記2つの流出入路231及び232は相互に直交し互いに連通している。前記2つの流出入路231及び232は、前記弁体230を射出成形にて形成する際にスライドコアにより形成しても良いし、射出成形後にドリル加工で形成しても良い。前記2つの流出入路231及び232を射出成形にて形成する場合は、金型からの離型を容易にするために流出入路の深さ方向に抜き勾配を設けたり、流出入路の直径を段階的に変化させたりしても良い。
給水給湯機内を流れる湯水が前記弁体230の前記2つの流出入路231及び232のいずれか一方に導かれる際に、前記流出入路231及び232の内部で負圧が発生すると湯水の流れが遮断される。この現象を回避するために、前記弁体230の外周表面と前記2つの流出入路231及び232のいずれかを貫通する空気穴233を設ける。空気穴233は、前記弁体230を射出成形にて成形する際にスライドコアにより形成しても良いし、射出成形後にドリル加工で形成しても良い。前記空気穴233を射出成形にて形成する場合、金型からの離型を容易にするために流出入路の深さ方向に抜き勾配を設けたり、空気穴の直径を段階的に変化させたりしても良い。
前記弁体230の表面は、円柱形状部230aと球形状部230bを複合した形状により構成されている。前記パッキン240は、前記弁体の円柱形状部230aが前記パッキン240の内周面240aと同一となり、前記球形状部230bが前記パッキン240の外周面240bと同一となるように形成されている。
前記パッキン240を構成する第二の材料としては、前記弁体230を構成する第一の材料に比べて弾性率が小さい材料が好ましい。具体的には、前記弁体230を構成する材料としてはPPS、PEEK、PPSU、LCP等の樹脂材料が好ましく、前記パッキン240を構成する第二の材料としては、フッ素ゴムやシリコーンゴム、EPDMゴム等の弾性材料や熱可塑性エラストマー等の樹脂材料が好ましい。
この構成により、ボールバルブ200の機械強度を第一の材料で構成する前記弁体230で確保しつつ、弾性率が小さく変形しやすい第二の材料で構成する前記パッキン240で前記弁体230の表面を取り巻くことで、弁ケース212に設けられた流入口及び流出口の数に応じて必要となるシートバルブを使用せずにシール性を確保できる。これにより、ボールバルブ200の構成部品を削減でき、組立工数の削減も期待できる。
また、特許文献2の構成において想定される、ボールバルブの外部への湯水の漏洩を回避するために、弁体を外部から中心に向かって押圧する際に、弁体内部に埋め込まれた補強枠の断面において応力が集中し、応力集中部を起点として亀裂の発生、進展、ひいては弾性材の断裂を抑制できるため、弁体のシール性及び信頼性の低下を回避できる。
さらに、弁体全体ではなく部分的に弾性材を使用する構成とすることにより、弾性材成形品の成形収縮を極力小さくし高い寸法精度を維持できるため、摺動抵抗の変動が小さく品質が安定したボールバルブを製造できる。また、弾性材の使用量を低減することで、光や酸素、水分、オゾン、熱やひずみによる弾性材の劣化を抑制し、ボールバルブの製品寿命を延命できるとともに、コスト削減にも効果がある。
前記パッキン240は、外周面240bと内周面240aを貫通する4個の流出入口241、242、243、244を90度毎に有している。この構成により、パッキン240の形状が等方的となるため成形時において等方的に収縮し、パッキン内周面240a及びパッキン外周面240bの寸法管理が容易となるため、パッキン240と弁ケース212の摺接部における二次加工が削減できる。また、パッキン240の形状が等方的であるため、弁体230とパッキン240の組み合わせ方向が特に一方向に限定されず、組み立てが容易になる。前記パッキン240は、射出成形や加硫成形等の成形機を用いた方法で形成しても良いし、ブロック状の材料から切削等の加工により形状を削りだして形成しても良い。
前記パッキン240に形成した4つの流出入口241、242、243、244のいずれか2つの流出入口は、前記弁体230に形成した前記2つの流出入路231及び232と穴の軸を同一とする。前記パッキン240の前記4つの流出入口241、242、243、244は、前記パッキン240を射出成形または加硫成形する際にスライドコアにより形成しても良いし、成形後にドリル加工で形成しても良い。前記4つの流出入口241、242、243、244を成形にて形成する場合、金型からの離型を容易にするために流出入口の深さ方向に抜き勾配を設けたり、流出入口の直径を段階的に変化させたりしても良い。当然ながら、パッキン240に形成する流出入口は90度毎に4個形成される構成に限定するものではなく、パッキン240に形成する数に応じて流出入口間の角度を変更しても良いものとする。
前記弁ケース212は、その中心に前記弁体230と前記パッキン240の複合体が前記モーター220の回転駆動力により摺動自在に回転可能な前記弁室215を有するとともに、流出入口を有する弁カバーを着脱可能な複数の弁カバー取付口を有する。この発明の実施の形態1では、一例として前記弁室215は3つの弁カバー取付口を有し、前記3つの弁カバー取付口に着脱可能な3つの弁カバー261、262、263を取り付けている。前記3つの弁カバー261、262、263には、流出入口201、202、203がそれぞれ形成されている。前記3つの弁カバー261、262、263は、前記弁ケース212に固定されており、固定方法はねじ等による締結、超音波による融着のいずれの方式でも構わない。前記パッキン240の外周面240bと前記3つの弁カバー261、262、263の摺接部においてOリングを使用しないため、Oリングの経年劣化によるシール面圧の低下を防止でき、信頼性向上につながる。前記パッキンの外周面240bが前記3つの弁カバー261、262、263の内面と摺接する際に発生するトルクを低減するためにグリス等により両部品間の摺動性を向上させても良い。
前記弁ケース212の上部には、前記モーター220の回転駆動力を前記弁体230に伝達する前記弁軸225が回転摺動自在に嵌挿される弁軸嵌挿穴218が形成された軸受筒部212aが突設されるとともに、この軸受筒部212a上に矩形平板上のモーター取付板が連設され、このモーター取付板に前記モーター220がその出力軸を下向きにして固定されている。固定方法はねじ等による締結、超音波による融着のいずれでも構わない。
前記弁体230の天頂部には、前記モーター220の回転駆動力を前記弁体230に伝達する弁軸225を嵌合するための嵌合溝部234が設けられている。前記軸受筒部212aの弁軸嵌挿穴218に嵌挿された弁軸225は、下側から順次、前記弁体230の頂部に形成された断面矩形の嵌合溝部234に嵌合せしめられる角形嵌合部225a、大径部225b、Oリング227を装着するOリング装着部225c、及び、前記モーター220の出力軸に一体回転可能に嵌合連結される切欠き円形断面の入力連結部225dとから構成されている。前記Oリング227により前記弁室215から前記弁軸嵌挿穴218に漏洩する流体の流れを防止する。
前記3つの弁カバー261、262、263における前記パッキン240の外周面240bとの摺接面は、前記パッキン240に損傷・摩耗等を発生させないために、R形状としている。また、前記弁カバー261、262、263の弁室215側に突出する内筒部の外周にはOリング271、272、273が外嵌されていて、このOリング271、272、273により前記弁カバー261、262、263と前記弁ケース212に設けられた前記弁カバー取付穴との間が封止されている。これにより、前記弁室215内に流入した湯水が前記流出入口201、202、203に漏洩するのを阻止する。
前記弁軸225は、前記モーター220により正逆両方向に回転せしめられ、この弁軸225の回転に伴って前記弁体230が回転し、弁体に形成された前記流出入路231及び232が平面状を回転せしめられることになる。この動作により、前記弁体230及び前記パッキン240に設けられた流路と、前記4つの流出入口201、202、203、204の切換を行う。
以上の構成により、ボールバルブの機械強度を第一の材料で構成する弁体で確保しつつ、弾性率が小さく変形しやすい第二の材料からなるパッキンで弁体表面を取り巻くことで弁ケースに設けられた流出入口の数に応じて必要となるシール部品を使用せずにシール性を確保できる。
また、特別に補強枠を設けていないので、ボールバルブの外部へ漏水を回避するために弾性材を弁体外部から弁体中心に向かって押圧する際に、補強枠の部分において応力が集中し、応力集中部を起点として亀裂の発生、進展、ひいては弾性材の断裂を抑制できるため、ボールバルブのシール性及び信頼性の低下を回避できる。
また、弁体全体ではなく部分的に弾性材を使用することにより、弾性材部品の成形収縮を極力小さくし高い寸法精度を維持できるとともに、押圧力による弾性材部品の変形量を小さく維持できるため、摺動抵抗の変動が小さく品質が安定したボールバルブを製造できる。
この発明における実施の形態1では、次の構成および作用効果を有する。
(構成)
複数の流出路及び流入路を有する弁体と、前記弁体が回転可能に収納される弁室を有する弁ケースと、前記弁ケースに形成された弁カバー取付口と、流入口及び流出口を有しており前記弁カバー取付口に着脱可能な弁カバーと、前記弁体を回転駆動して給水給湯システムに通ずる前記流入口及び流出口の切換を行うモーターと、前記モーターの回転駆動力を前記弁体に伝達する弁軸を備えるボールバルブであって、前記弁体の外周面が円柱形状部と球形状部の複合形状で構成されており、前記円柱形状部の外周面を共有する内周面及び前記球形状部の外周面を共有する外周面を有するパッキンが、前記弁体を構成する第一の材料に比べて弾性率が小さい第二の材料を用いて構成されていることを特徴とする給水給湯機用ボールバルブ。
(効果)
この構成により、ボールバルブの機械強度を第一の材料で構成する弁体で確保しつつ、弾性率が小さく変形しやすい第二の材料で弁体表面を取り巻くことで弁ケースに設けられた流入口及び流出口の数に応じて必要となるシール部品を使用せずにシール性を確保できる。
ボールバルブの外部へ漏水を回避するために弾性材を弁体外部から弁体中心に向かって押圧する際に、補強材として弁体内部に埋め込まれた薄板状板金部品の断面において応力が集中し、応力集中部を起点として亀裂の発生、進展、ひいては弾性材の断裂を抑制できるため、ボールバルブのシール性及び信頼性の低下を回避できる。
弁体全体ではなく部分的に弾性材を使用することにより、成形品の成形収縮を極力小さくし高い寸法精度を維持できるため、摺動抵抗の変動が小さく品質が安定したボールバルブを製造できる。また、弾性材は光や酸素、水分、オゾン、熱やひずみにより劣化が進行し、亀裂発生や硬化、崩壊が起こる。弾性材の使用量を低減することでボールバルブの製品寿命を延命できるとともに、コスト削減にも効果がある。
また、この発明における実施の形態1では、次の構成および作用効果を更に有する。
(構成)
前項の構成において、前記パッキンの外周面上に、前記パッキンの外周面と前記パッキンの内周面を貫く流入口及び流出口を等間隔に設けたことを特徴とする給水給湯機用ボールバルブ。
(効果)
この構成により、パッキンの成形収縮が等方的になるのでパッキン外形の寸法管理が容易となり、パッキンと弁ケースの摺接部における二次加工が削減できる。成形品の成形収縮を極力小さくし高い寸法精度を維持できるため、摺動抵抗の変動が小さく品質が安定したボールバルブを製造できる。また、パッキン形状が等方的であるため、弁体とパッキンを組み合わせる際に方向を考える必要がなく組み立てが容易になる。
この発明における実施の形態1によれば、円柱形状部230aからなる円柱構成体と球形状部230bからなる端部構成体との複合体で構成され円柱形状部230aからなる前記円柱構成体の軸線を中心として回動自在に弁室215に収納される弁体230と、前記弁体230を駆動制御するモーター220とを備え、円柱形状部230aからなる前記円柱構成体の周面には前記円柱構成体の内部において互いに連通する流出入路231、232の開口部からなる複数の流体流通口が開口し前記モーター220の駆動制御による円柱形状部230aからなる前記円柱構成体の回動により流出入路231、232の開口部からなる前記流体流通口に対応する流出入口201〜204からなる流体流通口に連なる流路を切り換える切換動作を行うものにおいて、前記弁体230における球形状部230bからなる前記端部構成体は、円柱形状部230aからなる前記円柱構成体の端面と前記弁室215の内面との間で前記円柱構成体と一体に設けられ、その外周面に前記弁室215の内面との接触面となる球面の一部に相当する曲面部を形成するとともに、前記弁体230における円柱形状部230aからなる前記円柱構成体の周面には円柱形状部230aからなる前記円柱構成体の周面に接合する内周面を有し外周面を球形状部230bからなる前記端部構成体の外周面に連続して形成されるパッキン240を設けたものであって、前記パッキン240は前記弁体230を構成する第一の材料に比べて弾性率が小さい第二の材料を用いて給水給湯機用ボールバルブを構成したので、ボールバルブの機械強度を第一の材料で構成する弁体で確保しつつ、弾性率が小さく変形しやすい第二の材料からなるパッキンで弁体表面を取り巻き、弁体とパッキンとの接合部分における接触面積を大きくして応力集中を緩和することで、補強材を用いることによる弊害を排除して所要の信頼性を確保し、切り換えられる流路の数に応じて必要となるシール部品を使用せずに十分なシール性を確保できる。
また、この発明における実施の形態1によれば、前項の構成において、前記パッキン240の外周面上に、前記パッキン240の外周面と前記パッキンの内周面を貫く流出入口241〜244からなる流体流通口を等間隔に設けたので、摺動抵抗の変動が小さく品質が安定した組立容易なボールバルブを得ることができる。
実施の形態2.
この発明における実施の形態2を図6について説明する。図6は、この発明における実施の形態2による弁体とパッキンの構成を示すものであり、図6(a)は弁体とパッキンの側面図、図6(b)は図6(a)に示す弁体とパッキンにおける紙面と直角方向の垂直断面図、図6(c)は図6(a)に示す弁体とパッキンにおける紙面と平行方向の垂直断面図、図6(d)は図6(a)に示す弁体とパッキンの水平断面図である。
弁体330の表面は円柱形状部330aが2つの球形状部330bに挟まれた構成をしている。パッキン340は、前記弁体330の円柱形状部330aが前記パッキン340の内周面340aと同一となり、前記弁体330の前記球形状部330bが前記パッキン340の外周面340bと同一となるように形成されている。前記パッキン340は、前記弁体330に対して圧入されることで一体化する。
以上の構成により、圧入により前記弁体330と一体化した前記パッキン340の弾性力が低下した場合においても、前記パッキン340は前記弁体330の円柱形状部330aの軸方向への移動は不可であるため、前記パッキン340が前記弁体330から脱離する事態を回避できる。また、実施の形態2によるパッキン340は実施の形態1と比較して弾性材の使用量をさらに減ずることができるため寸法精度、トルク、コストの面においても有効である。
この発明における実施の形態2では、次の構成および作用効果を有する。
(構成)
実施の形態1における構成において、前記弁体の外周面が円柱形状部と球形状部の複合形状で構成されており、かつ前記弁体の円柱形状部が前記弁体の2つの球形状部によって挟まれた構成をしていることを特徴とする請求項1に記載の給水給湯機用ボールバルブ。
(効果)
この構成により、弾性材のクリープ現象により弁体内部に向かって発生している締め付け力が低下した場合にも弁体とパッキンが脱離する事態を回避し、ボールバルブの機能を全うできる。
この発明における実施の形態2によれば、前述した実施の形態1における構成において、弁体330における球形状部330bからなる前記端部構成体を円柱形状部330aからなる前記円柱構成体の両端にそれぞれ設けたので、弁体とパッキンとの脱離を確実に防止することができる。
実施の形態3.
この発明における実施の形態3を図7について説明する。図7は、この発明における実施の形態3による弁体とパッキンの構成を示すものであり、図7(a)は弁体とパッキンの側面図、図7(b)は図7(a)に示す弁体とパッキンにおける紙面と直角方向の垂直断面図、図7(c)は図7(a)に示す弁体とパッキンにおける紙面と平行方向の垂直断面図、図7(d)は図7(a)に示す弁体とパッキンの水平断面図である。
弁体430の表面は円柱形状部430aと球形状部430bの複合形状により構成されている。パッキン440は、前記弁体430の円柱形状部430aが前記パッキン440の内周面440aと同一となり、前記弁体430の前記球形状部430bが前記パッキン440の外周面440bと同一となるように形成されている。
前記弁体430の円柱形状部430aと、前記パッキン440の内周面440aの接触界面において、前記弁体430の2つの流出入路431及び432と、前記パッキン440の4つの流出入口441、442、443、444の流路が干渉しない状態を固定するように凹部451と凸部452を設けて前記弁体430と前記パッキン440を嵌合させる構造とする。凹部451と凸部452の組み合わせは複数存在しても良いものとする。
以上の構成により、前記弁体430が、前記弁体430の天頂部に設けられた前記嵌合溝部434に嵌合される前記弁軸125を介して伝達される前記モーター120の回転駆動力により回転摺動する際に、前記弁体430と前記パッキン440の回転角度を同一に維持することが可能となる。そのため、前記弁体430の前記2つの流出入口431及び432と、前記パッキン440の前記4つの流出入口441、442、443、444の流路が干渉する事態を回避でき、流路の干渉に起因する給湯機システムを流れる湯水の流量低下を防止することが出来る。
この発明における実施の形態3では、次の構成および作用効果を有する。
(構成)
実施の形態1または実施の形態2における構成において、前記弁体に設けた複数の流出入路の内の一つの流出入路と、前記パッキンに設けた複数の流出入口の内の一つの流出入口が干渉していない状態で、前記弁体と前記パッキンの両部品の境界面にそれぞれ凹部及び凸部を設けて両部品を嵌合するようにしたことを特徴とする給水給湯機用ボールバルブ。
(効果)
この構成により、モーターの駆動力により弁体を回転してシステム流路を切り替える際に弁体が空回りすることにより、弁体に設けた流出入路とパッキンに設けた流出入口が干渉し、流路の一部乃至全部が封鎖されることでシステム流量が低減することを防止する。
この発明における実施の形態3によれば、実施の形態1または実施の形態2における構成において、前記弁体430に設けた流出入口431、432からなる複数の前記流体流通口の内の一つの流体流通口(例えば、流出入口431)と、前記パッキン440に設けた流出入口441〜444からなる複数の流体流通口の内の一つの流体流通口(例えば、流出入口441)が干渉していない状態で、前記弁体430の円柱形状部430aからなる円柱構成体の周面が前記パッキン440の内周面440aと接合した前記弁体430と前記パッキン440の両部品の境界面にそれぞれ凹部451及び凸部452からなる凹凸を設けて両部品を嵌合するようにしたので、弁体に設けた流体流通口とパッキンに設けた流体流通口との干渉を確実に防止することができる。
実施の形態4.
この発明における実施の形態4を図8について説明する。図8は、この発明における実施の形態4による弁体とパッキンの構成を示すものであり、図8(a)は弁体とパッキンの側面図、図8(b)は図8(a)に示す弁体とパッキンにおける紙面と直角方向の垂直断面図、図8(c)は図8(a)に示す弁体とパッキンにおける紙面と平行方向の垂直断面図、図8(d)は図8(a)に示す弁体とパッキンの水平断面図である。
弁体540の表面は円柱形状部530aと球形状部530bの複合形状により構成されている。パッキン540は、前記弁体530の円柱形状部530aが前記パッキン540の内周面540aと同一となり、前記弁体530の前記球形状部530bが前記パッキン540の外周面540bと同一となるように形成されている。
前記弁体530の前記円柱形状部530aと前記球形状部530bを繋ぐ前記弁体430の平坦部530cに凸部552を設け、前記パッキン540の前記内周面540aと前記外周面540bを繋ぐ前記パッキン540の平坦部540cに凹部551を設ける。前記弁体530の2つの流出入路531及び532と、前記パッキン540の4つの流出入口541、542、543、544の流路が干渉しない状態を固定するように前記凹部551と前記凸部552を嵌合する構造とする。凹部551と凸部552の組み合わせは複数存在しても良いものとする。
以上の構成により、前記弁体530が、前記弁体530の天頂部に設けられた前記嵌合溝部534に嵌合される前記弁軸125を介して伝達される前記モーター120の回転駆動力により回転摺動する際に、前記弁体530と前記パッキン540の回転角度を同一に維持することが可能となる。そのため、前記弁体530の前記2つの流出入口431及び532と、前記パッキン540の前記4つの流出入口541、542、543、544の流路が干渉する事態を回避でき、流路の干渉に起因する給湯機システムを流れる湯水の流量低下を防止することが出来る。
この発明における実施の形態4では、次の構成および作用効果を有する。
(構成)
実施の形態1または実施の形態2における構成において、前記弁体に設けた複数の流出入路の内の一つの流出入路と、前記パッキンに設けた複数の流出入口の内の一つの流出入口が干渉していない状態で、前記弁体と前記パッキンの両部品の境界面にそれぞれ凹部及び凸部を設けて両部品を嵌合するようにしたことを特徴とする給水給湯機用ボールバルブ。
(効果)
この構成により、モーターの駆動力により弁体を回転してシステム流路を切り替える際に弁体が空回りすることにより、弁体に設けた流出入路とパッキンに設けた流出入口が干渉し、流路の一部乃至全部が封鎖されることでシステム流量が低減することを防止する。
この発明における実施の形態4によれば、実施の形態1または実施の形態2における構成において、前記弁体530に設けた流出入口531、532からなる複数の前記流体流通口の内の一つの流体流通口(例えば、流出入口531)と、前記パッキン540に設けた流出入口541〜544からなる複数の流体流通口の内の一つの流体流通口(例えば、流出入口541)が干渉していないように固定するため、前記弁体530の球形状部530bからなる端部構成体における弁体530の円柱形状部530aからなる円柱構成体の端面から外径方向へ延在する部分に形成された平坦部530cとパッキン540の端面部分に設けられた平坦部540cとが接合する前記弁体430と前記パッキン440の両部品の境界面にそれぞれ凹部551及び凸部552からなる凹凸を設けて両部品を嵌合するようにしたので、弁体に設けた流体流通口とパッキンに設けた流体流通口との干渉を確実に防止することができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態の一部または全部を自由に組み合わせたり、各実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
200 ボールバルブ、 201、202、203、204 流出入口、 212 弁ケース、 212a 軸受筒部、 215 弁室、 218 弁軸嵌挿部、 220 モーター、 225 弁軸、 225a 角形嵌合部、 225b 大径部、 225c Oリング装着部、 225d 入力連結部、 227 Oリング、 230 弁体、 230a 円柱形状部(円柱構成体)、 230b 球形状部(端部構成体)、 231、232 流出入路、 233 空気穴、 234 嵌合溝部、 240 パッキン、 240a 内周面、 240b 外周面、 241、242、243、244 流出入口、 261、262、263 弁カバー、 271、272、273 Oリング。

Claims (4)

  1. 円柱構成体と端部構成体との複合体で構成され前記円柱構成体の軸線を中心として回動自在に弁室に収納される弁体と、前記弁体を駆動制御するモーターとを備え、前記円柱構成体の周面には前記円柱構成体の内部において互いに連通する複数の流体流通口が開口し前記モーターの駆動制御による前記円柱構成体の回動により前記流体流通口に対応する流路を切り換える切換動作を行うものにおいて、前記弁体における前記端部構成体は、前記円柱構成体の端面と前記弁室の内面との間で前記円柱構成体と一体に設けられ、その外周面に球面の一部に相当する曲面部を形成するとともに、前記弁体の前記円柱構成体の周面には、前記円柱構成体の周面に接合する内周面を有し外周面を前記端部構成体の外周面に連続して形成されるパッキンを設けたものであって、前記パッキンは前記弁体を構成する第一の材料に比べて弾性率が小さい第二の材料が用いられていることを特徴とする給水給湯機用ボールバルブ。
  2. 前記端部構成体を前記円柱構成体の両端にそれぞれ設けたことを特徴とする請求項1に記載の給水給湯機用ボールバルブ。
  3. 前記弁体に設けた複数の前記流体流通口の内の一つの流体流通口と、前記パッキンに設けた複数の流体流通口の内の一つの流体流通口が干渉していない状態で、前記弁体と前記パッキンの両部品の境界面に凹部及び凸部を設けて両部品を嵌合するようにしたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の給水給湯機用ボールバルブ。
  4. 前記パッキンの外周面上に、前記パッキンの外周面と前記パッキンの内周面を貫く流体流通口を等間隔に設けたことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の給水給湯機用ボールバルブ。
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