JP6008556B2 - 液体吐出ヘッドの製造方法及び露光方法 - Google Patents

液体吐出ヘッドの製造方法及び露光方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6008556B2
JP6008556B2 JP2012099802A JP2012099802A JP6008556B2 JP 6008556 B2 JP6008556 B2 JP 6008556B2 JP 2012099802 A JP2012099802 A JP 2012099802A JP 2012099802 A JP2012099802 A JP 2012099802A JP 6008556 B2 JP6008556 B2 JP 6008556B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exposure
substrate
resin layer
photosensitive resin
unexposed portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012099802A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013226688A5 (ja
JP2013226688A (ja
Inventor
石川 哲史
哲史 石川
環樹 佐藤
環樹 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP2012099802A priority Critical patent/JP6008556B2/ja
Priority to US13/857,337 priority patent/US8877433B2/en
Publication of JP2013226688A publication Critical patent/JP2013226688A/ja
Publication of JP2013226688A5 publication Critical patent/JP2013226688A5/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6008556B2 publication Critical patent/JP6008556B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/0037Production of three-dimensional images
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/20Exposure; Apparatus therefor
    • G03F7/2022Multi-step exposure, e.g. hybrid; backside exposure; blanket exposure, e.g. for image reversal; edge exposure, e.g. for edge bead removal; corrective exposure

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Particle Formation And Scattering Control In Inkjet Printers (AREA)

Description

本発明は、液体吐出ヘッドの製造方法及び露光方法に関する。
インクジェット方式を用いた記録装置(インクジェット記録装置)は、液体吐出ヘッドのノズルの吐出口からインク(記録液)滴を吐出させて記録媒体に付着させることにより記録する構成を有する。
この液体吐出ヘッドの構成例について以下で説明する。液体吐出ヘッドにおいて、電気配線、及びインクを吐出するためのエネルギーを発生させる吐出エネルギー発生素子が表面に設けられたシリコン基板上に、複数のノズルが設けられている。ノズルは吐出エネルギー発生素子により気泡を発生させる発泡室を含むインク流路(液体流路)、液滴を吐出するための微細な吐出口からなる。また、シリコン基板には、インク流路にインクを供給するために、シリコン基板の上面及び下面に通じるインク供給口が設けられている。
このような構成を有する液体吐出ヘッドでは、シリコン基板の裏面から供給されたインクがインク供給口を通って各インク流路に供給されて発泡室内に充填される。発泡室内に充填されたインクは、吐出エネルギー発生素子によって発生される気泡によって、シリコン基板に対してほぼ直交する方向に吐出される。
特許文献1では、2つの記録ヘッドを直線状に接続して1つのヘッドとした構成を有する記録ヘッドが開示されている。2つの記録ヘッドを直線状に接続して1つのヘッドとした構成を有する記録ヘッドでは、吐出口の密度が疎となるヘッド接続部では、その部分に対応する紙面上でのドット密度が他の部分と比較して疎となる。したがって、特許文献1では、接続部とその他部分とでドット密度が均一となるように、接続部に向けてインク吐出方向を傾斜させており、吐出方向を傾斜させるため、吐出口を傾斜させた形状に形成している。また、特許文献1には、一定角度に傾斜させた吐出口を製造するための2つの手法が記載されている。第一の手法では、Ni板上に厚いフィルムレジストを塗布した後、該フィルムレジストを斜め露光することでノズル柱を形成し、次いで、ノズル柱にNiめっきを施すことでオリフィスプレートを作製している。第二の手法では、感光性ガラスを塗布した後、前記ガラスを斜め露光することで、オリフィスプレートを作製している。
特開平07−171956号公報
特許文献1では、上記のように、第一及び第二のいずれの手法を用いた場合も、傾斜した吐出口を形成するため、斜め露光を施す必要がある。斜め露光を行った際、基板面内において光路差が発生するため、面内で照度分布が異なり、基板面における吐出口の形状の均一性が低下する場合がある。そのため、斜め露光で製造された吐出口は傾斜角度や形状のばらつきが大きくなり、ドット密度や吐出量に影響を与える場合がある。
そこで、本発明の目的は、傾斜した吐出口を精度良く形成することができる液体吐出ヘッドの製造方法を提供することである。
本発明の一形態は、
傾斜した吐出口を有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、
基板の上に、該基板と反対側の第一の面と該基板側の第二の面とを有するネガ型感光性樹脂層を形成する工程と、
基板面と平行な面による断面の面積が前記第二の面から前記第一の面に向かって大きくなる形状に未露光部が形成される条件で、前記ネガ型感光性樹脂層に第一の露光を施す工程と、
基板面と平行な面による断面の面積が前記第二の面から前記第一の面に向かって小さくなる形状に未露光部が形成される条件で、前記ネガ型感光性樹脂層に第二の露光を施す工程と、
前記第一の露光及び前記第二の露光の後に現像を施すことにより、前記吐出口を形成する工程と、
を有し、
前記第一の面及び前記第二の面のそれぞれにおいて、前記第一の露光における未露光部及び前記第二の露光における未露光部がそれぞれ重なる部分と重ならない部分を有し、前記吐出口の上側開口部と下側開口部のそれぞれの中心を通り基板面に垂直な面による前記吐出口の断面において、両方の側壁が基板面の垂直方向に対して同じ側に傾いていることを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法である。
本発明の一形態は、
基板の上に、該基板と反対側の第一の面と該基板側の第二の面とを有するネガ型感光性樹脂層を形成する工程と、
基板面と平行な面による断面の面積が前記第二の面から前記第一の面に向かって大きくなる形状に未露光部が形成される条件で、前記ネガ型感光性樹脂層に第一の露光を施す工程と、
基板面と平行な面による断面の面積が前記第二の面から前記第一の面に向かって小さくなる形状に未露光部が形成される条件で、前記ネガ型感光性樹脂層に第二の露光を施す工程と、
前記第一の露光及び前記第二の露光の後に現像を施すことにより、傾斜した開口を形成する工程と、
を有し、
前記第一の面及び前記第二の面のそれぞれにおいて、前記第一の露光における未露光部及び前記第二の露光における未露光部が重なる部分と重ならない部分を有し、前記開口の上側開口部と下側開口部のそれぞれの中心を通り基板面に垂直な面による前記開口の断面において、両方の側壁が基板面の垂直方向に対して同じ側に傾いていることを特徴とする露光方法である。
本発明によれば、傾斜した吐出口を精度良く形成することができる液体吐出ヘッドの製造方法を提供することができる。
本発明の製造方法により得られる液体吐出ヘッドの構成例を示す模式的斜視図である。 本発明の実施形態を説明するための模式的断面図である。 本発明の実施形態における第一の露光と第二の露光について説明するための模式的断面図である。 本発明の実施形態において、第一の露光の後に第二の露光を行って吐出口を形成する工程について説明するための模式的断面工程図である。 本発明の実施形態における露光方法に対する比較形態を説明するための模式的断面図である。 本発明の実施形態における露光方法を説明するための模式的断面図である。 本発明の実施形態における工程を説明するための模式的断面図である。 本発明の実施形態を説明するための模式的平面図である。 本発明の実施形態における工程を説明するための模式的断面図である。 本発明の実施形態における製造工程を説明するための模式的断面工程図である。 本発明の実施形態における製造工程を説明するための模式的断面工程図である。
本発明の実施形態について説明するが、以下に記述されるもののみに限定されない。なお、本発明により得られる液体吐出ヘッドは、プリンタ、複写機、ファクシミリ、プリンタ部を有するワードプロセッサなどの装置、さらには各種処理装置と複合的に組み合わせた産業用記録装置に搭載可能である。本発明により得られる液体吐出ヘッドは、例えば、バイオッチップの作製や電子回路印刷、薬物を噴霧状に吐出する装置にも用いることができる。
図1は本実施形態の製造方法により得られる液体吐出ヘッドの構成例を示す模式的斜視図である。
図1において、液体吐出ヘッドは、インク等の液体を吐出するために用いられるエネルギーを発生するエネルギー発生素子2が所定のピッチで形成された基板1を有している。基板1には液体を供給する供給口3が、エネルギー発生素子2の2つの列の間に設けられている。基板1上には、エネルギー発生素子2の上方に開口する吐出口5と、供給口3と各吐出口5に連通する個別の液体の流路6が形成されている。
符号7は供給口3と各吐出口5に連通する個別のインク流路6と吐出口5の壁を構成する流路形成部材を示す。図1の形態では、流路壁部材と吐出口部材とが一体に形成されているが、流路形成部材7は、インク流路の壁を構成する流路壁部材と、吐出口5の壁を構成する部分を吐出口部材と、から構成されることもできる。また、吐出口5は、基板面の垂直方向から傾いて形成されており、吐出口の上側開口部と下側開口部のそれぞれの中心を通り基板面に垂直な面による吐出口の断面において、両方の側壁が基板面の垂直方向に対して同じ側に傾いている。
本発明の実施形態に係る液体吐出ヘッドの製造方法は、以下の工程を有する。
工程1:基板の上に、該基板と反対側の第一の面(表面とも称す)と該基板側の第二の面(裏面とも称す)とを有するネガ型感光性樹脂層を形成する工程。
工程2:基板面と平行な面による断面の面積が前記第二の面から前記第一の面に向かって大きくなる形状に未露光部が形成される条件で、前記ネガ型感光性樹脂層に第一の露光を施す工程。
工程3:基板面と平行な面による断面の面積が前記第二の面から前記第一の面に向かって小さくなる形状に未露光部が形成される条件で、前記ネガ型感光性樹脂層に第二の露光を施す工程。
工程4:前記第一の露光及び前記第二の露光の後に現像を施すことにより、吐出口を形成する工程。
そして、前記第一の露光及び第二の露光は、ネガ型感光性樹脂層における第一の面及び第二の面のそれぞれにおいて、第一の露光時の未露光部及び第二の露光時の未露光部がそれぞれ重なる部分と重ならない部分を有するように実施する(図4B参照)。換言すると、ネガ型感光性樹脂層における第一の面及び第二の面のそれぞれにおいて、前記第一の露光における未露光部及び前記第二の露光における未露光部がそれぞれ重なる部分と重ならない部分を有する。このようにネガ型感光性樹脂層を露光することにより、傾斜した吐出口を形成することができる。
なお、第一の露光(工程2)及び第二の露光(工程3)の順序は関係なく、どちらを先に実施してもよい。
本発明によれば、光源や基板ステージを傾斜させる必要がないため、基板面内における露光光の光路差は発生しない。そのため、照度分布が発生し難くなり、ドット密度、吐出量のばらつきに影響を与える傾斜角度や吐出口形状のばらつきを低減して傾斜した吐出口を形成することができる。
以下、本発明の実施形態について説明するが、本発明は特に以下の実施形態に限定されるものではない。また、以下の説明では、主にインクジェット記録ヘッドを例として用いるが、本発明は特にインクジェット記録ヘッドの製造方法に限定されるものではない。
本実施形態の液体吐出ヘッドの製造方法は、以下の工程を有する。
工程1:ネガ型感光性樹脂層を基板上に形成する工程
工程2:未露光部の形状がネガ型感光性樹脂層の裏面側から表面側に向かって先太りとなるように結像露光(第一の露光)する工程
工程3:未露光部の形状がネガ型感光性樹脂層の裏面側から表面側に向かって先細りとなるように結像露光(第二の露光)する工程
工程4:現像して吐出口を形成する工程
以下、各工程について図2を参照して説明する。また、図3では、工程2、3における傾斜する吐出口の形成について説明する。なお、簡略化のため、基板10上にネガ型感光性樹脂層が一層形成された構成について説明する。
図2(a)は、第一の露光の露光概念を説明するための模式的断面図である。図2(b)は、第二の露光の露光概念を説明するための模式的断面図である。
まず、基板10の上にネガ型感光性樹脂層を形成する(工程1)。次に、マスク15を介して樹脂層へ反射投影露光、等倍投影露光、縮小投影露光のような結像系露光装置を用いて露光光14を照射(結像露光)し、パターン潜像を形成する(工程2、3)。マスク15により露光光14を遮蔽していない部分は露光部11となり、遮蔽した部分は未露光部13となる。第一の露光及び第二の露光で露光されなかった未露光部は現像処理により除去され、除去された部分が吐出口となる(工程4)。必要であれば現像処理前にポストベークを入れることもできる。
第一の露光では、図2(a)に示すように、未露光部13が樹脂層の裏面側から表面側に向かって太くなる形状(以下、先太り形状とも称す)となる。換言すると、第一の露光における未露光部は、基板面に平行な面による断面形状が樹脂層の裏面側から表面側に向かって大きくなる(樹脂層の未露光部の断面が頂部よりも底部が短い形状となる)。
第二の露光では、図2(b)に示すように、未露光部13が樹脂層の裏面側から表面側に向かって細くなる形状(以下、先細り形状とも称す)となる。換言すると、第二の露光における未露光部は、基板面に平行な面による断面形状が樹脂層の裏面側から表面側に向かって小さくなる(樹脂層の未露光部の断面が頂部よりも底部が長い形状となる)。
なお、図2及び3では、マスク15と樹脂層の間の投影レンズ系は省略されている。
工程2では、図2(a)に示すように、未露光部が樹脂層の表面に向けて先太り形状となるような露光条件で結像系露光装置を用いて第一の露光を行う。第一の露光において、樹脂層表面よりも光源に近い位置(例えば樹脂層表面より0μm超30μm以下光源から近い位置)で結像するように樹脂層表面側から露光することにより、未露光部を先太り形状とすることができる。結像位置は、特に制限されるものではないが、例えば、樹脂層表面と光源の間であって樹脂層表面から30μm以下の範囲内とすることができる。
工程3では、図2(b)に示すように、未露光部が樹脂層の表面に向けて先細り形状となるような露光条件で結像系露光装置を用いて第二の露光を行う。第二の露光において、樹脂層表面よりも光源から遠い位置(例えば樹脂層表面より0μm超30μm以下光源から遠い位置)で結像するように樹脂層表面側から露光することにより、未露光部を先細り形状とすることができる。結像位置は、特に制限されるものではないが、例えば、樹脂層表面から基板側に向かって30μm以下の範囲内とすることができる。
また、結像位置によって未露光部の側壁の傾斜角度を制御することも可能である。つまり、工程2では樹脂層表面よりマスク15側(光源側)へ、工程3では樹脂層表面より基板10側へ離すほど、基板面の垂直方向に対する傾斜角度を大きくすることができる。したがって、所望の形状に応じて、結像位置を決定することができる。また、結像位置の調整に加えて、露光時の開口数(NA)、コヒーレンスファクタ(σ)を大きくすることで、より敏感に傾斜角度を調製することも可能である。傾斜角度としては、20度以下とすることが好ましい。
図3Aは、本実施形態における第一の露光及び第二の露光の概念を示すための上面図及び該上面図に記した破線A−A’の断面図である。図3A(a)は工程2における第一の露光後の状態を示しており(工程3は未実施)、図3A(b)は工程3における第二の露光後の状態を示している(工程2は未実施)。
図3Bは、本実施形態における吐出口の形成工程を説明するための上面図及び該上面図に記した破線A−A’の断面図である。図3B(a)は工程2を実施した後の状態を示し、図3B(b)は図3B(a)に続いて工程3を実施した後の状態を示し、図3B(c)は図3B(b)に続いて工程4を実施した後の状態を示している。なお、図3Bでは、先太り形状の未露光部の輪郭を実線で示し、先細り形状の未露光部の輪郭を点線で示している。図3B(b)では、工程2を実施した後にパターンと基板をずらしてから工程3を実施している。例えば、第一の露光及び第二の露光は同じマスクを用いて実施することができる。第一の露光及び第二の露光で光照射された部分(露光部)が硬化し、未露光部13は、図3B(c)に示すように、現像により除去される。未露光部が除去された空間が吐出口となる。そのため、傾斜した吐出口は、第一の露光により形成された面(実線面)と、第二の露光により形成された面(点線面)とで構成される。なお、本実施形態において、吐出口の上側開口部又は下側開口部の中心は、第一の露光により形成された部分と第二の露光により形成された部分とが接する2つの点を結ぶ線の中点とすることができる。
なお、工程2(第一の露光)及び工程3(第二の露光)は、工程2(第一の露光)の後に工程3(第二の露光)を実施してもよく、工程3(第二の露光)の後に工程2(第一の露光)を実施してもよく、どちらを先に実施してもよい。
次に、工程2の後に工程3を実施する場合において、未露光領域のずらし方について説明する。
傾斜した吐出口を形成するため、図3B(b)に示すように、工程2で第一の露光を施した後、未露光領域を僅かにずらして第二の露光を施す。
ここで、図4Aでは傾斜した吐出口が形成されない例として3つのパターンを挙げている。
図4A(a)では、工程2の後、基板とマスクを移動させないで、結像位置のみを変えて工程3を実施した状態を示している。図4A(a)の方法では、第一の露光と第二の露光における未露光部の中心が一致しており、この場合では、吐出口が樹脂層表面に向けて先太りとなる形状に形成されてしまう。
図4A(b)では、工程2の後に、基板又はマスクを少し移動してから、工程3を実施した状態を示している。図4(b)においては、未露光領域が僅かにずれているものの、ずらす量が充分でないため、樹脂層内の未露光領域の断面形状が四角形ではなく五角形となっており、傾斜した吐出口が形成されないことになる。
図4A(c)では、ずらす量が多すぎるため、未露光領域自体が形成されない。
以上より、傾斜した吐出口を形成させるためには、図4Bに示すように、第一の露光及び第二の露光は、ネガ型感光性樹脂層における表面及び裏面のそれぞれにおいて、第一の露光時の未露光部及び第二の露光時の未露光部がそれぞれ重なる部分と重ならない部分を有するように実施することになる。
また、本実施形態において、基板ステージもしくはマスクを適切な範囲でずらすことにより、同一方向へ傾斜する複数の吐出口を形成することができる。例えば、マスクと基板との相対的な位置関係を変えることが可能な露光装置を用い、長円パターンを有するマスクを用いることにより、同一方向へ傾斜する複数の吐出口を形成することが可能である。その場合、工程2(又は工程3)を実施した後、所定量基板とマスクの相対的な位置をずらし、その後、工程3(又は工程2)を実施する。
以下、図5(図1の破線B−B’による断面に相当する断面工程図)を用いて、本発明の実施形態について説明する。
図5(a)において、エネルギー発生素子102を第一の面側(表面側)に有する基板101の上に、液体流路の型となる流路型材104が設けられている。基板101及び流路型材104の上には、流路形成部材となるネガ型感光性樹脂層105が塗布されて配置されている。
次に、図5(b)に示すように、未露光部の形状が樹脂層表面に向けて先太りとなる条件にて第一の露光を行う。図5において、符号106は露光部(硬化部)を表す。
次に、図5(c)に示すように、基板101とマスク110との相対位置をずらした(ここでは破線B−B’の方向に沿ってずらした)後、未露光部の形状が樹脂層表面に向けて先細りとなる条件にて第二の露光を行う。第一の露光及び第二の露光における未露光部は、図5(c)で示すように傾斜した形状に形成される。
次に、図5(d)に示すように、未露光部を現像により除去することにより傾斜した吐出口107を形成する。
次に、図5(e)に示すように、流路型材104を除去することにより液体流路109を形成する。
上述の実施形態では、第一の露光及び第二の露光で同じマスクを用い、第一の露光及び第二の露光の間でマスク及び基板の相対的な位置変化を調製することにより、傾斜した吐出口を形成している。また、本発明の実施形態では、第一の露光及び第二の露光を異なるマスクを用いて実施することもできる。この形態でも、ステージや光源を傾斜させる機構を要せずして傾斜した吐出口を形成させることが可能である。
また、複数のマスクを使用することで、様々な向きに傾斜した吐出口を形成することが可能となる。例えば、基板面に対する吐出口の中心軸の傾斜角度はすべての吐出口で同一であるものの、様々な方向に傾いた吐出口を形成することができる。本実施形態により、少なくとも2つ以上の吐出方向(又は傾斜方向)を含む複数の吐出口を形成することができる。
図6(a)は、遮光パターン(Crパターン)17aが形成された第一の露光に用いる第一のマスク15aの模式的上面図である。図6(b)は、遮光パターン(Crパターン)17bが形成された第二の露光に用いる第二のマスクの模式的上面図である。図6(c)は、第一のマスク15a及び第二のマスク15bを用いて第一の露光及び第二の露光を行った後の状態を示す模式的上面図である。図6(c)において、点線は第一の露光における未露光部の輪郭を表し、実線は第二の露光における未露光部の輪郭を表す。
例えば、まず、第一のマスク15aを用いて、未露光部の形状が樹脂層の表面に向けて先太りとなるよう結像露光(第一の露光)を行う。次いで、第二のマスク15bを用いて、未露光部の形状が樹脂層の表面に向けて先細りとなるよう結像露光(第二の露光)を行う。これにより、図6(c)に示すような、様々な方向へ傾斜した複数の吐出口を形成することができる。
また、第一の露光及び第二の露光は、それぞれ1枚のマスクを用いて行われるものに限定されるものではない。第一の露光及び第二の露光は、それぞれ複数枚のマスクを用いて実施してもよい。複数のマスクを用いることにより、吐出口の傾斜角度や方向の自由度が高くなる。以下、図7を用いて説明する。
図7(a)において、エネルギー発生素子102が表面側に形成された基板101の上に、流路の型となる流路型材104が設けられている。また、基板101及び流路型材104の上に流路形成部材(ノズル部材)となるネガ型感光性樹脂層105が形成されている。
次に、図7(b)に示すように、マスク110aを使用し、吐出口の形成に関わる未露光部が樹脂層表面に向けて先太り形状となる条件(例えば樹脂層表面より20μm光源に近い位置で結像させ露光する条件)にて第一の露光を行う。図7の形態では、図7(b)に示すように、図示される流路型材のうち外側の2つに対して潜像パターンが形成される。
次に、図7(c)に示すように、マスク110bを使用し、吐出口の形成に関わる未露光部が樹脂層表面に向けて先太り形状となる条件(例えば樹脂層表面より10μm光源から近い位置で結像させ露光する条件)にて第一の露光を行う。図7の形態では、図7(c)に示すように、先ほどの位置より一つ内側の流路型材について、図7(b)より緩い角度の先太り形状の潜像パターンが形成される。
次に、図7(d)に示すように、マスク110cを使用し、吐出口の形成に関わる未露光部が樹脂層表面に向けて先細り形状となる条件(例えば樹脂層表面より20μm光源から遠い位置で結像させ露光する条件)にて第二の露光を行う。図7の形態では、図7(d)に示すように、外側の位置で傾斜した未露光部が形成される。
次に、図7(e)に示すように、マスク110dを使用し、吐出口の形成に関わる未露光部が樹脂層表面に向けて先細り形状となる条件(例えば樹脂層表面より10μm光源から遠い位置で結像させ露光する条件)にて第二の露光を行う。図7の形態では、図7(e)に示すように、先ほどの位置より一つ内側の位置について図7(d)より緩い角度の傾斜した未露光部が形成される。つまり、吐出口の上部開口部と下部開口部の中心を結ぶ線と基板面の垂直方向との間の角度を吐出口の傾斜角度とした場合、図7(d)で得られる傾斜した未露光部に形成される吐出口よりも、図7(e)で得られる傾斜した未露光部に形成される吐出口の方が、傾斜角度が小さくなる。
また、図7(e)の工程では、真ん中の位置の流路型材に対しても先細り形状となる未露光部が形成されている。
次に、図7(f)に示すように、未露光部を現像により除去する。
次に、図7(g)に示すように、流路型材104を除去し、液体流路109を形成する。
以上のように、ステージ、光源を傾斜させる機構を要せずして傾斜した吐出口を形成することが可能である。
また、本発明は露光方法又は微細な開口の形成方法としても把握することができる。
(実施例)
以下、本発明の実施例について説明する。本実施例では図8及び9に示す工程に従って、液体吐出ヘッドを作製した。なお、図8は、図1のA−A’線における断面工程図であり、図9はB−B’線における断面工程図である。
まず、吐出エネルギー発生素子102とそれを駆動・制御するための半導体素子が設けられた基板101の上に、N−メチル−ピロリドンを溶媒とするポリエーテルアミドを両面にスピンコートにより2μmの厚さで塗布した。また、さらにポジ型レジストを基板両面に7μmの厚さで塗布した。そして、フォトリソ技術を用い、ウエハ裏面のインク供給口の開口位置に相当するポリエーテルアミドをケミカルドライエッチングにより除去してエッチングマスク112を形成した後、両面のポジレジストを剥離した。そして、再度、基板両面に、ポジ型レジストをウエハ両面に7μmの厚さで塗布した。その後、フォトリソ技術を用いてウエハ表面のインク流路を形成する位置のポリエーテルアミドをケミカルドライエッチングにより除去して密着性向上層103を形成した後、ポジ型レジストを剥離した(図8(a)、9(a))。
次に、ポジ型感光性樹脂(ODUR−1010(東京応化工業(株)製)をスピンコートにより基板の第一の面(表面)の上に15μmの厚さで塗布して乾燥させた。その後、マスクを介して、ポジ型感光性樹脂にその感光波長領域の紫外線を照射し、メチルイソブチルケトンを用いて現像を行うことにより、インク流路の流路型材を溶解可能な樹脂を用いて形成した(図8(b)、9(b))。
次に、樹脂材料をスピンコートにて20μmの厚さで流路型材104の上に塗布、乾燥させることにより、ネガ型感光性樹脂層105を形成した(図8(c)、9(c))。樹脂材料は、EHPE−3150(ダイセル化学工業(株)、商品名)を100質量部、A−187(日本ユニカー(株)、商品名)を5質量部、SP−170(旭電化工業(株)、商品名)を2質量部、キシレンを80質量部含む。
次に、キヤノン(株)製ステッパーFPA−3000i5+(製品名)を使用して、未露光部の形状が樹脂層(ネガ型感光性樹脂層)の表面に向けて先太りとなるように、紫外線を用いて、第一の露光を行った(図8(d)、9(d))。
第一の露光の際、マスクの遮光部として15μm×20μmの長円パターンを用いた。露光条件としては、開口数(NA)=0.63、コヒーレンスファクタ(σ)=0.65とし、結像位置はネガ型感光性樹脂層105の第一の面(表面)から15μmマスク側に近い位置とし、露光量は6000J/m2とした。
次に、マスクと基板の相対的な位置関係をずらしてから、未露光部の形状が樹脂層の表面に向けて先細りとなるように、紫外線を用いて、第二の露光を行った(図8(e)、9(e))。
ずらす手段としては、上記ステッパーのウエハステージのオフセット機能などを用いることで、高精度に実施できる。露光条件としては、開口数(NA)=0.63、コヒーレンスファクタ(σ)=0.65とし、結像位置はネガ型感光性樹脂層105の第一の面(表面)から15μm基板側に近い位置とし、露光量は6000J/m2とした。
次に、ポストベークを行った後、メチルイソブチルケトン/キシレン=2/3の混合液を用いて現像を行って未露光部を除去し、吐出口107を有する流路形成部材を形成する(図8(f)、9(f))。吐出口107の開口径15μmであった。また、吐出口の上部開口部(表面側の開口部)と下部開口部(裏面側の開口部)の中心を結ぶ線と基板面の垂直方向との角度は10度であった。
次に、オリフィスプレートを保護するため、基板表面および周囲にゴム樹脂をコーティングした後(不図示)、結晶軸異方性エッチングを行って液体供給口108を形成した(図8(g)、9(g))。結晶異方性エッチングでは、エッチングマスク112をマスクとして用い、22wt%の水酸化テトラメチルアンモニウム(TMAH)をエッチャントとして用いた。
そして、基板表面及びウエハ周囲をコートしているゴム樹脂をキシレンにより除去し、流路型材104の感光波長領域の紫外線を照射した後、乳酸メチルにより流路型材104を除去し、液体流路109を形成した。その後、200℃、1時間のキュア工程を行った(図8(h)、9(h))。
以上の工程により、液体吐出ヘッドを製造した。
1 基板
2 エネルギー発生素子
3 液体供給口
5 吐出口
6 液体流路
7 流路形成部材(ノズル部材)
10 基板
11 露光部
13 未露光部
14 露光光
15 マスク
16 吐出口
17 遮光パターン(Crパターン)
101 基板
102 エネルギー発生素子
103 密着性向上層
104 流路型材
105 ネガ型感光性樹脂層(未露光)
106 ネガ型感光性樹脂層の露光部(硬化部)
107 吐出口
108 液体供給口
109 液体流路
110 マスク
111 露光光
112 エッチングマスク

Claims (12)

  1. 傾斜した吐出口を有する液体吐出ヘッドの製造方法であって、
    基板の上に、該基板と反対側の第一の面と該基板側の第二の面とを有するネガ型感光性樹脂層を形成する工程と、
    基板面と平行な面による断面の面積が前記第二の面から前記第一の面に向かって大きくなる形状に未露光部が形成される条件で、前記ネガ型感光性樹脂層に第一の露光を施す工程と、
    基板面と平行な面による断面の面積が前記第二の面から前記第一の面に向かって小さくなる形状に未露光部が形成される条件で、前記ネガ型感光性樹脂層に第二の露光を施す工程と、
    前記第一の露光及び前記第二の露光の後に現像を施すことにより、前記吐出口を形成する工程と、
    を有し、
    前記第一の面及び前記第二の面のそれぞれにおいて、前記第一の露光における未露光部及び前記第二の露光における未露光部がそれぞれ重なる部分と重ならない部分を有し、前記吐出口の上側開口部と下側開口部のそれぞれの中心を通り基板面に垂直な面による前記吐出口の断面において、両方の側壁が基板面の垂直方向に対して同じ側に傾いていることを特徴とする液体吐出ヘッドの製造方法。
  2. 前記第一の露光及び前記第二の露光は結像系露光装置を用いて施され、
    前記第一の露光における結像位置は前記第一の面よりも光源に近い位置に配置され、
    前記第二の露光における結像位置は前記第一の面よりも光源から遠い位置に配置される請求項1に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  3. 前記第一の露光及び前記第二の露光は同じマスクを用いて施され、前記第一の露光前記第二の露光との間に前記基板と前記マスクの位置関係が調整される請求項1または2に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  4. 前記第一の露光及び前記第二の露光は異なるマスクを用いて施される請求項1または2に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  5. 少なくとも2つ以上の吐出方向を含む複数の前記吐出口を形成する請求項に記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  6. 前記第一の露光の後に前記第二の露光が施される、又は前記第二の露光の後に前記第一の露光が施される請求項1乃至のいずれかに記載の液体吐出ヘッドの製造方法。
  7. 基板の上に、該基板と反対側の第一の面と該基板側の第二の面とを有するネガ型感光性樹脂層を形成する工程と、
    基板面と平行な面による断面の面積が前記第二の面から前記第一の面に向かって大きくなる形状に未露光部が形成される条件で、前記ネガ型感光性樹脂層に第一の露光を施す工程と、
    基板面と平行な面による断面の面積が前記第二の面から前記第一の面に向かって小さくなる形状に未露光部が形成される条件で、前記ネガ型感光性樹脂層に第二の露光を施す工程と、
    前記第一の露光及び前記第二の露光の後に現像を施すことにより、傾斜した開口を形成する工程と、
    を有し、
    前記第一の面及び前記第二の面のそれぞれにおいて、前記第一の露光における未露光部及び前記第二の露光における未露光部が重なる部分と重ならない部分を有し、前記開口の上側開口部と下側開口部のそれぞれの中心を通り基板面に垂直な面による前記開口の断面において、両方の側壁が基板面の垂直方向に対して同じ側に傾いていることを特徴とする露光方法。
  8. 前記第一の露光及び前記第二の露光は結像系露光装置を用いて施され、
    前記第一の露光における結像位置は前記第一の面よりも光源に近い位置に配置され、
    前記第二の露光における結像位置は前記第一の面よりも光源から遠い位置に配置される請求項に記載の露光方法。
  9. 前記第一の露光及び前記第二の露光は同じマスクを用いて施され、前記第一の露光前記第二の露光との間に前記基板と前記マスクの位置関係が調整される請求項7または8に記載の露光方法。
  10. 前記第一の露光及び前記第二の露光は異なるマスクを用いて施される請求項7または8に記載の露光方法。
  11. 少なくとも2つ以上の傾斜方向を含む複数の前記開口を形成する請求項10に記載の露光方法。
  12. 前記第一の露光の後に前記第二の露光が施される、又は前記第二の露光の後に前記第一の露光が施される請求項7乃至11のいずれかに記載の露光方法。
JP2012099802A 2012-04-25 2012-04-25 液体吐出ヘッドの製造方法及び露光方法 Expired - Fee Related JP6008556B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012099802A JP6008556B2 (ja) 2012-04-25 2012-04-25 液体吐出ヘッドの製造方法及び露光方法
US13/857,337 US8877433B2 (en) 2012-04-25 2013-04-05 Method of manufacturing liquid injection head and exposure method

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012099802A JP6008556B2 (ja) 2012-04-25 2012-04-25 液体吐出ヘッドの製造方法及び露光方法

Publications (3)

Publication Number Publication Date
JP2013226688A JP2013226688A (ja) 2013-11-07
JP2013226688A5 JP2013226688A5 (ja) 2015-05-28
JP6008556B2 true JP6008556B2 (ja) 2016-10-19

Family

ID=49477604

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012099802A Expired - Fee Related JP6008556B2 (ja) 2012-04-25 2012-04-25 液体吐出ヘッドの製造方法及び露光方法

Country Status (2)

Country Link
US (1) US8877433B2 (ja)
JP (1) JP6008556B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6071560B2 (ja) 2013-01-07 2017-02-01 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッドの製造方法
BR112016024662B1 (pt) 2014-04-22 2022-02-01 Hewlett-Packard Development Company, L.P Estrutura de fluxo de fluido e cabeça de impressão
US20190118534A1 (en) * 2017-10-24 2019-04-25 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Fluid ejection head and fluid ejection apparatus
US11642886B2 (en) * 2021-04-08 2023-05-09 Funai Electric Co., Ltd. Modified fluid jet plume characteristics
GB202109076D0 (en) * 2021-06-24 2021-08-11 Xaar Technology Ltd A nozzle plate for a droplet ejection head, a droplet ejection apparatus and a method for operating the same

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4869999A (en) * 1986-08-08 1989-09-26 Hitachi, Ltd. Method of forming pattern and projection aligner for carrying out the same
JPH0810666B2 (ja) * 1986-09-05 1996-01-31 株式会社日立製作所 パターン形成方法
US5666140A (en) 1993-04-16 1997-09-09 Hitachi Koki Co., Ltd. Ink jet print head
US5896154A (en) 1993-04-16 1999-04-20 Hitachi Koki Co., Ltd. Ink jet printer
JP3335736B2 (ja) * 1993-12-17 2002-10-21 富士写真フイルム株式会社 インク噴射記録ヘッド
JP3304194B2 (ja) * 1994-04-13 2002-07-22 セイコープレシジョン株式会社 テーパー形状の孔明け方法
JP2000208394A (ja) * 1999-01-12 2000-07-28 Mitsubishi Electric Corp 半導体装置、半導体装置の製造方法およびそれに用いるレジストパタ―ン形成方法と露光装置
JP2002117756A (ja) * 2000-10-05 2002-04-19 Fujitsu Ltd 隔壁転写用元型の作製方法及び隔壁形成方法
US7585616B2 (en) * 2005-01-31 2009-09-08 Hewlett-Packard Development Company, L.P. Method for making fluid emitter orifice
JP2008119955A (ja) * 2006-11-13 2008-05-29 Canon Inc インクジェット記録ヘッド及び該ヘッドの製造方法
JP2008143088A (ja) * 2006-12-12 2008-06-26 Fujifilm Corp ノズルプレートの製造方法、液体吐出ヘッド及び画像形成装置
US7971964B2 (en) * 2006-12-22 2011-07-05 Canon Kabushiki Kaisha Liquid discharge head and method for manufacturing the same
JP2011189659A (ja) * 2010-03-16 2011-09-29 Seiko Epson Corp 液体噴射装置
JP5506600B2 (ja) * 2010-08-25 2014-05-28 キヤノン株式会社 液体吐出ヘッドの製造方法
JP5701000B2 (ja) * 2010-10-07 2015-04-15 キヤノン株式会社 インクジェット記録ヘッドおよびその製造方法
US8652767B2 (en) * 2011-02-28 2014-02-18 Canon Kabushiki Kaisha Liquid ejection head and process for producing the same

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013226688A (ja) 2013-11-07
US20130288183A1 (en) 2013-10-31
US8877433B2 (en) 2014-11-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8227043B2 (en) Liquid discharge head manufacturing method, and liquid discharge head obtained using this method
JP5496280B2 (ja) 液体吐出ヘッド
US7629111B2 (en) Liquid discharge head manufacturing method, and liquid discharge head obtained using this method
JP6008556B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法及び露光方法
JP2006192622A (ja) 液体吐出ヘッド、液体吐出装置、及び液体吐出ヘッドの製造方法
KR101327674B1 (ko) 액체 토출 헤드의 제조 방법
JP2004042389A (ja) 微細構造体の製造方法、液体吐出ヘッドの製造方法および液体吐出ヘッド
JP5506600B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
KR101232472B1 (ko) 액체 토출 헤드 제조 방법
JP2012081602A (ja) インクジェット記録ヘッドの製造方法
JP5069186B2 (ja) 液滴吐出ヘッド及び液滴吐出装置
US8133662B2 (en) Method for manufacturing liquid discharge head
JP2009119725A (ja) インクジェット記録ヘッド及びインクジェット記録ヘッドの製造方法
JP5901149B2 (ja) 液体吐出ヘッドおよびその製造方法
JP5744653B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
JP6071565B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
US8187898B2 (en) Method for manufacturing liquid discharge head
JP2014128923A (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
JP6071560B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
JP2012045776A (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法、液体吐出ヘッド、及び液体吐出装置
JP5111449B2 (ja) 液体吐出ヘッドおよびその製造方法、構造体の形成方法
JP5094290B2 (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
JP6000713B2 (ja) 液体吐出ヘッドおよびその製造方法
JP2013123838A (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法
JP2017047612A (ja) 液体吐出ヘッドの製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140430

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150402

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150402

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160223

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160420

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160816

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160913

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 6008556

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees