JP6008446B2 - 泡吐出器 - Google Patents

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Description

本発明は泡吐出器に関する。
泡吐出器として、大径の空気用シリンダと小径の液用シリンダを上下に同心円状に連設したシリンダ部材と、液用シリンダ内を摺動する液用ピストンをステム外周下部より突設するとともに、空気用シリンダ内を摺動する空気用ピストンをステム外周上部に連携させ、ステム上端に吐出ヘッドを嵌着して上方付勢状態で上下動可能に装着した作動部材とを備え、作動部材の上下動により液用シリンダ内の液と空気用シリンダ内の空気を合流させて起泡部材を介して起泡させ、吐出ヘッドの吐出口より吐出する如く構成したものが知られている。(例えば、特許文献1参照)
特許文献1に記載されている泡吐出器では、ステム内上部に玉状の弁体を備えた吸上弁を設け、また、吐出ヘッドの縦筒をステム上端部外周に嵌着し、起泡部材はステム直上の縦筒内よりステム内上端部にわたり嵌着した筒部材内に嵌着固定している。起泡部材はメッシュを一端面に張設した一対の筒体を筒部材内に嵌着することで構成している。
特開2009−202122号公報
従来のこの種の泡吐出器では、上記した如く、別体の吸上弁体を備えた吸上弁を採用しているため、部材の数もそのぶん増加するとともに、その組み付け工程も煩雑化するという問題がある。また、吐出ヘッドが簡単に離脱しないように、嵌合強度を大きくしてステムに対して吐出ヘッドの強固な嵌合を行なっているが、大きな衝撃等により吐出ヘッドが外れてしまう虞もあった。その場合従来のこの種の泡吐出器では、吐出ヘッドと筒部材、起泡部材がいっぺんに外れてしまい、それに伴ってステム内上部に設けた吸上弁の弁体が飛び出してしまう虞があった。飛び出した弁体は一般に小径であるため紛失の虞が大きくある。また、いたずらにより吐出ヘッドを外すという虞もあり、その場合にも吐出ヘッドの無理な引き抜きの衝撃で弁体が離脱紛失する虞があった。
本発明は上記した点に鑑みてなされたもので、部材の数を減少させることができ、組み付け工程の簡略化を図れ、また、衝撃や悪戯により吐出ヘッドの離脱があった場合にもステム内上部の吸上弁の弁体が離脱紛失する虞のない泡吐出器を提案する。
第1の手段として、以下の通り構成した。即ち、
容器体100の口頸部101外周に嵌合させる装着キャップAに上端部が固定された状態で容器体100内に垂下されており、上側の大径の空気用シリンダ20と下側の小径の液用シリンダ21とが同心円状に連設されてなるシリンダ部材Bと、
液用シリンダ21内を摺動する液用ピストンC1、吸上弁V1を備えたステムC2外周下部より突設され、空気用シリンダ20内を摺動する空気用ピストンC3ステムC2外周上部に連携され、かつステムC2内と連通する吐出口60を備えた吐出ヘッドC4がステムC2外周上端側に嵌着されており、上方付勢状態で上下動可能に前記シリンダ部材Bに装着された作動部材Cとを備え、
作動部材Cの上下動により液用シリンダ21内の液と空気用シリンダ20内の空気を合流させて起泡部材C6を介して起泡させ、吐出口60より吐出する如く構成し、
前記起泡部材C6が内部に嵌着された装着筒70及びこの装着筒70より下方付勢状態で一体に垂設された吸上弁体71を備える装着筒部材C5が設けられ
前記装着筒70は、前記ステムC2より上方に位置され、かつ吐出ヘッドC4の縦筒55内に嵌着されており、
ステムC2内上部に突設した吸上弁用の弁座35と、吸上弁体71とで吸上弁V1を構成した泡吐出器であって
装着筒70の下端側より、ステムC2内より装着筒70内への液の流通が可能な弾性部76が垂設され、この弾性部76の下端に吸上弁体71一体に設けられており、
装着筒部材C5が、弾性部76及び吸上弁体71外周を囲繞する状態で、装着筒70より一体に垂設されるとともにステムC2の上端部に嵌着する保護筒78を備えている。
第2の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第1の手段に於いて、
装着筒部材C5は、前記装着筒70の上端部に設けた縦切り溝72を有し、この縦切溝72が縦筒55内に設けたリブ61に嵌合された状態で、前記ステムC2上の縦筒55部分内に装着筒70嵌着され
装着筒70の下端より内方へ延設したフランジ74中央の透孔75周縁より下方に前記弾性部76が一体に垂設されている。
第3の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第2の手段に於いて、
弾性部76は、間隔をあけ縦列した複数の水平リング板76a、対向する互い違いの位置でそれぞれ上下を連結する連結片76bにより連結されてなる。
の手段として、以下の通り構成した。即ち、前記第の手段から第3の手段のいずれかに於いて、
保護筒78に易嵌着用の切欠き窓79を穿設された。
本発明によれば、装着筒70と吸上弁体71とを一体に形成した装着筒部材C5を備えているため、従来品と比較して部材数の削減を図れ、また、組み付け工程の簡略化を図れるという利点がある。また、万一衝撃等により吐出ヘッドC4が外れることがあっても、或いは悪戯等により吐出ヘッドC4が取り外されることがあっても、吸上弁体71は装着筒部材C5とともに、ステムC2に嵌着されたまま、或いは縦筒55内に嵌着されたまま取り外されることとなり、吸上弁体71が吐出ヘッドC4の離脱に伴って飛び出してしまうことがなく、吸上弁体71の紛失の虞を防止できる。
装着筒部材C5は、上端部に設けた縦切り溝72を縦筒55内に設けたリブ61に嵌合してステムC2上の縦筒55に装着筒70を嵌着し、装着筒70の下端より内方へ延設したフランジ74中央の透孔75周縁より下方に、ステムC2内より装着筒70内への液の流通が可能な弾性部76を一体に垂設し、弾性部76の下端に吸上弁体71を一体に設けた場合には、相互の組み付け操作を容易に行なえ、各部材をコンパクトに効率良く組み付けることができるという利点がある。
弾性部76は、間隔をあけ縦列した複数の水平リング板76aを、対向する互い違いの位置でそれぞれ上下を連結する連結片76bにより連結して構成した場合には、安定した弾性部76の伸縮を行なえるという特徴がある。
装着筒部材C5が、弾性部76及び吸上弁体71外周を囲繞する状態で装着筒70より一体に垂設され、ステムC2の上端部に嵌着する保護筒78を備えている場合には、組み付け前の装着筒部材C5をバラ箱詰めしての移送、保管を行なっても、保護筒78により弾性部76、吸上弁体71の変形を確実に防止できるという特徴がある。
保護筒78に易嵌着用の切欠き窓79を穿設した場合には、保護筒78のステムC2への嵌着をより容易に行なえるという利点がある。
泡吐出器の縦断面図である。(第1実施例) 泡吐出器の要部拡大縦断面図である。(第1実施例) 装着筒部材の拡大斜視図である。(第1実施例)
以下、本発明の形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図3は本発明の泡吐出器の第1実施例を示す。泡吐出器1は、装着キャップAと、シリンダ部材Bと、作動部材Cと、ポペット弁体Dと、を備えている。
装着キャップAは、泡吐出器1を容器体100に固定するためのもので、容器体100の口頸部101外周に嵌合させる周壁10の上端縁よりフランジ状の頂壁11を延設し、頂壁11中央部に開口した窓孔縁部に、ガイド筒12を起立している。ガイド筒12の下端は頂壁11より下方へ僅かに突出している。
シリンダ部材Bは、上端部を装着キャップA裏面外周部に装着固定させた大径の空気用シリンダ20の下部に、小径の液用シリンダ21を同心円状に延設している。液用シリンダ21は、空気用シリンダ20の底壁部内周縁に周壁部の上端縁を連結して下方へ垂設し、周壁部の下端縁より中央を開口したテーパ状の底壁部を延設し、底壁部の上面を吸込み弁用の弁座22として構成している。また、底壁部の中央開口縁よりパイプ嵌合筒23を一体に垂設し、パイプ嵌合筒23に吸上げ用のパイプ24の上端を嵌着し、その下端を容器体100内下端部に垂下させている。更に、液用シリンダ21内面の底壁部外縁部から周壁部下端部に至る部分に、周方向複数の係止リブ25を突設している。各係止リブ25の上下中間部には上向き段部を設けている。また、空気用シリンダ20の内周上部には、後述する空気用ピストンC3を係止する環状の係止突条26を突設している。
作動部材Cは、シリンダ部材Bに対して上方付勢状態で上下動可能に組み付けしたもので、液用ピストンC1と、ステムC2と、空気用ピストンC3と、吐出ヘッドC4と、装着筒部材C5と、起泡部材C6とを備えている。
液用ピストンC1は、ステムC2内下部に嵌着した嵌合筒部30の下端外周より外方へ上下スカート状の摺動部31を突設し、摺動部31を液用シリンダ21内周に液密摺動可能に嵌合させている。また、嵌合筒部30の上端部はステムC2内の上下方向中間部に於いて突条形態の逆止弁用の弁座32を形成している。そして、液用ピストンC1の嵌合筒部30下面と各係止リブ25の上向き段部との間にコイルスプリングsを介在させて作動部材Cを常時上方へ付勢させている。
ステムC2は、上下端を開口した筒状をなし、液用シリンダ21に摺動する液用ピストンC1を下部外周に突設するとともに、空気用シリンダ20内を摺動する空気用ピストンC3を外周上部に連携させて、液用シリンダ21内及び空気用シリンダ20内を上下動可能に装着されている。ステムC2の上端部は小径部34に形成し、また、ステムC2内上部である小径部34内下端部には吸上弁用の弁座35を突設している。また、吸上弁用の弁座35の下面から逆止弁用の弁座32の直上までの間に周方向複数の縦突条37を突設している。更に、外面上下方向中間部には、空気用ピストンC3の下降を制限係止する下部係止部38としてのフランジ状の係止凸部39を突設しており、係止凸部39の上面には放射状の複数の通気用凹溝40を凹設している。また、係止凸部39の上方の筒壁外周には周方向複数の縦突条41を突設している。
空気用ピストンC3は、内周縁の筒状弁部45をステムC2外周に小幅の上下動が可能に嵌合させ、筒状弁部45外周より延設した階段状の隔壁46を介して、空気用シリンダ20内周に液密摺動可能に嵌合した上下スカート状の摺動部47延設している。第1実施例に於いて筒状弁部45は、ステムC2外周の縦突条41外面に上下動可能に嵌合させている。また、隔壁46の上面内周縁部に、後述する弁座用筒部62の下端が当接する上部係止部48としての支持突起49を突設している。
上記空気用ピストンC3は、第1実施例では、上部係止部48である隔壁46上の各支持突起49上面に、弁座用筒部62下面が当接した状態から、下部係止部38である係止凸部39の上面に、筒状弁部45の下端が当接した状態までの間を、ステムC2に対して相対的な上下動が可能に空気用ピストンC3を装着している。そして、ステムC2と筒状弁部45との間に、空気用シリンダ20内から後述する環状凹部63内に連通し、空気用シリンダ20内からステムC2内へ連通する空気通路pを構成する通気路を備えている。
吐出ヘッドC4はステムC2の外周上端部に内周下端部を嵌合させた縦筒55を頂板56裏面より垂設し、頂板56の周縁部から外周壁57を垂設し、外周壁57内方の頂板56裏面より垂設した内周壁58の下端部をガイド筒12の外周上端部位置に垂下している。また、縦筒55の上端に基端を開口して前方へ突設したノズル59を延設し、その先端に吐出口60を開口している。また、縦筒55内上部には、周方向等間隔に複数のリブ61を縦突設している。更に、縦筒55の下面外周縁より弁座用筒部62を垂設し、弁座用筒部62とステムC2外周との間に環状凹部63を画成している。また、環状凹部63直上の縦筒55内面には、下端を環状凹部63の上端に開口し、上端をステムC2直上位置に開口する縦凹溝64を縦設している。
装着筒部材C5は、内部に起泡部材C6を嵌着して吐出ヘッドC4のステムC2上方位置の縦筒55内に嵌着した装着筒70を備え、また、ステムC2内より装着筒70内への液の流通が可能に且つ下方付勢状態で装着筒70より一体に吸上弁体71を垂設している。第1実施例に於ける装着筒部材C5は、図3に拡大斜視図で示す如く、縦筒55に嵌着する装着筒70の上部には周方向複数の縦切溝72を穿設しており、また、装着筒70の内面下部には周方向複数の係止突部73を縦突設している。また、装着筒70の下端より内方へフランジ74を延設し、フランジ74中央の透孔75周縁より下方に、弾性部76を一体に垂設し、弾性部76の下端に吸上弁体71を一体に設けている。また、フランジ74の下面には放射状に複数の隙間用リブ77を突設している。
弾性部76は、間隔をあけ縦列した複数の水平リング板76aを、対向する互い違いの位置でそれぞれ上下を連結する連結片76bにより連結して構成している。各連結片76bは各水平リング板76aの内側を連結している。尚、弾性部76の具体的構成はこれに限らず、上記した要件を備えていれば、即ち、装着筒70内への液の流通が可能で、吸上弁体71を下方へ付勢させることができるものであれば、その具体的構成は種々採用でき、例えば、螺旋状の弾性部76を採用することも可能である。
また、装着筒70の下端からは保護筒78を垂設している。保護筒78は、吸上弁体71外周を囲繞する状態で一体に垂設されもので、保護筒78の上部に、易嵌着用の一対の大きな切欠き窓79を穿設している。
起泡部材C6は、メッシュ80を張設した筒体81を一対用意して、メッシュ80が上端及び下端になる如く装着筒部材C5の装着筒70内に嵌着している。下方の筒体81の下面は各係止突部73の上面に当接係止させている。尚、第1実施例では筒体を一対設けているが、メッシュを張設した筒体を一つ嵌着することも、三個以上嵌着することも可能であり、適宜選択することが可能である。
そして、図2に拡大断面図で示す如く、装着筒70内に起泡部材C6を嵌合させた装着筒部材C5を、各縦切溝72を吐出ヘッドC4の各リブ61に嵌合させて縦筒55内に装着筒70及び保護筒78を嵌合させ、また、各隙間用リブ77の下面をステムC2上面に当接させて、小径部34外周に保護筒78を嵌着して装着している。その際、吸上弁体71は吸上弁用の弁座35に圧接して吸上弁V1を構成する。
装着筒部材C5の装着方法として、例えば、起泡部材C6を嵌着した装着筒部材C5を縦筒55内に装着後、これらを装着した吐出ヘッドC4をステムC2に嵌着することで組み付けを行なえる。
そして、上記ステムC2と筒状弁部45との間、環状凹部63内、縦凹溝64内、切欠き窓79とで、空気用シリンダ20内からステムC2内に連通する空気通路pを構成している。また、フランジ74の下面に突設し、対応するステムC2の上面に当接した隙間用リブ77の存在で、フランジ74とステムC2上面との間に、ステムC2上方に開口した空気通路pからステムC2内に連通する通気路を設けている。そして、空気通路pと、液流路が合流する気液混合室を吸上弁V1とフランジ74間のステムC2内に画成している。
また、筒状弁部45の上端部と、弁座用筒部62の内周面とで、作動部材Cの下降時に閉塞し、作動部材Cの上昇時に開弁して外部と空気用シリンダ20内を連通する外気導入弁V2を構成している。弁座用筒部62の内周面上部を小径の外気導入弁用の弁座62aに形成するとともに、テーパ部62bを介して、内周面下部を大径部62cに形成し、筒状弁部45のステムC2に対する最上昇状態で、筒状弁部45の上端部が外気導入弁用の弁座62aに摺動可能に嵌合し、筒状弁部45のステムC2に対する最下降状態で、筒状弁部45の上端部が大径部62c位置に相対下降して外部と空気用シリンダ20内とが連通する如く構成している。従って、外気導入弁V2は、下降した作動部材Cが上昇する際に負圧となった空気用シリンダ20内に外気を導入する。
ポペット弁体Dは、下端部外面に、それぞれ液用シリンダ21の係止リブ25間に位置させる、周方向複数の係止突部85を突設しており、液用シリンダ21内からステムC2内下部に至る長さを有しており、吸込み弁用の弁座22と下面が当接する位置から、各係止突部85がコイルスプリングs下面に当接する位置までの上下動が可能に装着している。各係止突部85上方は、下部を大径部に上部を小径部に形成しており、小径部の上端にはテーパ筒状に拡開する逆止弁体86を形成し、この逆止弁体86と逆止弁用の弁座32とで逆止弁V3を形成している。また、ポペット弁体Dの下端部と吸込み弁用の弁座22とで吸込み弁V4を構成している。
尚、図1に二点鎖線で示す如き、スペーサーEを着脱可能に装着することも可能である。スペーサーEの存在で、不用意な作動部材Cの押し下げを防止することができる。
上記泡吐出器1は、図1の状態から吐出ヘッドC4を押し下げると、空気用ピストンC3がステムC2に対して相対的に上昇して外気導入弁V2が閉じ、空気用シリンダ20は、上部係止部48に当接する弁座用筒部62により押し下げられる。
また、下降する空気用ピストンC3により空気用シリンダ20内の空気が加圧されて空気通路pを介して気液混合室内に導入される。一方、液用シリンダ21が下降してポペット弁体Dを吸込み弁用の弁座22に当接させるまで下降させるとともに、ポペット弁体DがステムC2に対して相対的に上昇して逆止弁V3が開き、液用シリンダ21内の加圧液を吸上弁V1を介して気液混合室Rに導入させ、ここで気液を混合する。気液混合室Rで混合された気液は起泡部材C6を通過して発泡し、吐出ヘッドC4のノズル59の吐出口60から外部へ吐出される。
吐出ヘッドC4の押圧を解除すると、コイルスプリングsの付勢力により作動部材Cが上昇し、その際空気用ピストンC3がステムC2に対して相対的に下降して外気導入弁V2が開き、空気用シリンダ20内の負圧化によって外気が、筒状弁部45とステムC2との間、通気用凹溝40を介して空気用シリンダ20内に導入される。外気導入弁V2が開放された空気用シリンダ20は下部係止部38により押し上げられる。
一方、ステムC2の上昇によりポペット弁体Dは、逆止弁V3と各縦突条37との摩擦力で上昇し、吸込み弁V4が開いて負圧化した液用シリンダ21内に容器体100内の液が導入され、その際吸上弁V1は閉じる。ポペット弁体Dはその係止突部85がコイルスプリングsの下面に当接するまで上昇するが、その後はステムC2に対して、逆止弁体86が逆止弁用の弁座32に当接するまで、相対的に下降する。
1:泡吐出器
A:装着キャップ
10…周壁、11…頂壁、12…ガイド筒
B:シリンダ部材
20…空気用シリンダ、21…液用シリンダ、22…吸込み弁用の弁座、
23…パイプ嵌合筒、24…吸上げ用のパイプ、25…係止リブ、26…係止突条
C:作動部材
C1:液用ピストン
30…嵌合筒部、31…摺動部、32…逆止弁用の弁座
C2:ステム
34…小径部,35…吸上弁用の弁座、37…縦突条、
38…下部係止部、39…係止凸部、40…通気用凹溝、41…縦突条
C3:空気用ピストン
45…筒状弁部、46…階段状の隔壁、47…摺動部、48…上部係止部、
49…支持突起
C4:吐出ヘッド
55…縦筒、56…頂板、57…外周壁、58…内周壁、59…ノズル、
60…吐出口、61…リブ、62…弁座用筒部、62a…外気導入弁用の弁座、
62b…テーパ部、62c…大径部、63…環状凹部、64…縦凹溝
C5:装着筒部材
70…装着筒、71…吸上弁体、72…縦切溝、73…係止突部、74…フランジ、
75…透孔、76…弾性部、76a…水平リング板、76b…連結片、
77…隙間用リブ、78…保護筒、79…切欠き窓
C6:起泡部材
80…メッシュ、81…筒体
D:ポペット弁体
85…係止突部、86…逆止弁体
E:スペーサー
V1:吸上弁
V2:外気導入弁
V3:逆止弁
V4:吸込み弁
s:コイルスプリング
p:空気通路
100:容器体
101…口頸部

Claims (4)

  1. 容器体(100)の口頸部(101)外周に嵌合させる装着キャップ(A)に上端部が固定された状態で容器体(100)内に垂下されており、上側の大径の空気用シリンダ(20)と下側の小径の液用シリンダ(21)とが同心円状に連設されてなるシリンダ部材(B)と、
    液用シリンダ(21)内を摺動する液用ピストン(C1)、吸上弁(V1)を備えたステム(C2)外周下部より突設され、空気用シリンダ(20)内を摺動する空気用ピストン(C3)ステム(C2)外周上部に連携され、かつステム(C2)内と連通する吐出口(60)を備えた吐出ヘッド(C4)がステム(C2)外周上端側に嵌着されており、上方付勢状態で上下動可能に前記シリンダ部材(B)に装着された作動部材(C)とを備え、
    作動部材(C)の上下動により液用シリンダ(21)内の液と空気用シリンダ(20)内の空気を合流させて起泡部材(C6)を介して起泡させ、吐出口(60)より吐出する如く構成し、
    前記起泡部材(C6)が内部に嵌着された装着筒(70)及びこの装着筒(70)より下方付勢状態で一体に垂設された吸上弁体(71)を備える装着筒部材(C5)が設けられ
    前記装着筒(70)は、前記ステム(C2)より上方に位置され、かつ吐出ヘッド(C4)の縦筒(55)内に嵌着されており、
    ステム(C2)内上部に突設した吸上弁用の弁座(35)と、吸上弁体(71)とで吸上弁(V1)を構成した泡吐出器であって
    装着筒(70)の下端側より、ステム(C2)内より装着筒(70)内への液の流通が可能な弾性部(76)が垂設され、この弾性部(76)の下端に吸上弁体(71)一体に設けられており、
    装着筒部材(C5)が、弾性部(76)及び吸上弁体(71)外周を囲繞する状態で、装着筒(70)より一体に垂設されるとともにステム(C2)の上端部に嵌着する保護筒(78)を備えている泡吐出器。
  2. 装着筒部材(C5)は、前記装着筒(70)の上端部に設けた縦切り溝(72)を有し、この縦切溝(72)が縦筒(55)内に設けたリブ(61)に嵌合された状態で、前記ステム(C2)上の縦筒(55)部分内に装着筒(70)嵌着され
    装着筒(70)の下端より内方へ延設したフランジ(74)中央の透孔(75)周縁より下方に前記弾性部(76)が一体に垂設されている、請求項1に記載の泡吐出器。
  3. 弾性部(76)は、間隔をあけ縦列した複数の水平リング板(76a)、対向する互い違いの位置でそれぞれ上下を連結する連結片(76b)により連結されてなる請求項2に記載の泡吐出器。
  4. 保護筒(78)に易嵌着用の切欠き窓(79)を穿設され請求項1から請求項3のいずれかに記載の泡吐出器。
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