JP6008198B2 - 二次電池および該電池用のセパレータ - Google Patents
二次電池および該電池用のセパレータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP6008198B2 JP6008198B2 JP2013077043A JP2013077043A JP6008198B2 JP 6008198 B2 JP6008198 B2 JP 6008198B2 JP 2013077043 A JP2013077043 A JP 2013077043A JP 2013077043 A JP2013077043 A JP 2013077043A JP 6008198 B2 JP6008198 B2 JP 6008198B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- heat
- resistant layer
- separator
- secondary battery
- mass
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02E—REDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
- Y02E60/00—Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
- Y02E60/10—Energy storage using batteries
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02P—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
- Y02P70/00—Climate change mitigation technologies in the production process for final industrial or consumer products
- Y02P70/50—Manufacturing or production processes characterised by the final manufactured product
Landscapes
- Cell Separators (AREA)
- Secondary Cells (AREA)
Description
本発明の二次電池用のセパレータは、樹脂製の基材と、該基材の表面に形成された耐熱層とを備える。かかる構成のセパレータは、正極(正極活物質層)と負極(負極活物質層)とを絶縁する機能とともに、電解質の保持機能、シャットダウン機能および耐熱性を兼ね備える。以下、基材および耐熱層について、詳細に説明する。
基材としては、従来の二次電池と同様のものを用いることができる。好適例として、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリエステル、セルロース、ポリアミド等の熱可塑性樹脂を主体に構成された多孔質樹脂シート(フィルム)が挙げられる。なかでも、ポリオレフィン系樹脂を主体に構成された多孔質樹脂シート(例えばPEやPP)は、シャットダウン温度が80℃〜140℃(典型的には110℃〜140℃、例えば120℃〜135℃)と、電池の耐熱温度(典型的には凡そ200℃以上)よりも充分に低いため適切なタイミングでシャットダウン機能を発揮することができる。したがって、より信頼性の高い電池を実現することができる。
耐熱層は、例えば内部短絡等によって電池内が高温(例えば150℃以上、典型的には200℃以上)になった場合でも軟化や溶融をせず、形状を保持し得る性質(若干の変形は許容され得る)を有するものである。ここで開示される耐熱層は、フィラーとバインダとを含んでいる。
このような耐熱層を基材上に備えたセパレータは、例えば以下のようにして製造することができる。まず、フィラーとバインダと必要に応じて用いられる材料とを適当な溶媒中に分散させ、ペースト状またはスラリー状の組成物を調製する。上記溶媒としては、水性溶媒および有機溶媒のいずれも使用可能であり、例えば水を用いることができる。次に、かかる組成物を基材の表面に付与する。上記付与には、例えば、グラビアコーター、スリットコーター、ダイコーター、コンマコーター、ディップコーター等の適当な塗付装置を使用することができる。そして、組成物に含まれる溶媒を除去することによって、基材上に上述のような性状の耐熱層を備えたセパレータを製造することができる。
本発明によれば、上述のセパレータを備えた非水電解質二次電池(典型的にはリチウムイオン二次電池)が開示される。かかる非水電解質二次電池は、上述のセパレータを介して正極と負極とが対向してなる扁平形状の捲回電極体と、電解質と、を備える。上述の通り、本発明のセパレータは好適にスプリングバックを抑制し得るため、捲回電極体(特には扁平形状の捲回電極体)の構成部材として好適に使用し得る。
図1および図2に示すように、非水電解質二次電池100は、長尺状の正極シート10と長尺状の負極シート20とが長尺状のセパレータシート40を介して扁平に捲回された形態の電極体(捲回電極体)80が図示しない非水電解質とともに該捲回電極体80を収容し得る形状(扁平な箱型)の電池ケース50に収容された構成を有する。
電池ケース50は、上端が開放された扁平な直方体状(角形)の電池ケース本体52と、その開口部を塞ぐ蓋体54とを備えている。電池ケース50の上面(すなわち蓋体54)には、捲回電極体80の正極と電気的に接続する外部接続用の正極端子70、および捲回電極体80の負極と電気的に接続する負極端子72が設けられている。蓋体54にはまた、従来の非水電解質二次電池の電池ケースと同様に、電池ケース50の内部で発生したガスをケース50の外部に排出するための安全弁55が備えられている。
電池ケース50の材質としては、アルミニウム、スチール等の金属材料;ポリフェニレンサルファイド樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂材料;が例示される。なかでも、放熱性向上やエネルギー密度を高める目的から、比較的軽量な金属(例えばアルミニウムやアルミニウム合金)を好ましく採用し得る。また、該ケースの形状(容器の外形)は、例えば円形(円筒形、コイン形、ボタン形)、六面体形(直方体形、立方体形)、袋体形、およびそれらを加工し変形させた形状等であり得る。
図3は、図2に示す捲回電極体80の構成を示す模式図である。図3に示すように、本実施形態に係る捲回電極体80は、捲回電極体80を組み立てる前段階において長尺状のシート構造(シート状電極体)を有している。かかる捲回電極体80は、正極シート10、セパレータシート40、負極シート20、セパレータシート40の順に重ね合わせて長尺方向に捲回し、さらに側面方向から押しつぶして拉げさせることによって扁平形状に成形されている。
捲回電極体80の捲回軸方向の両端部では、正極シート10および負極シート20の電極活物質層非形成部の一部がそれぞれ捲回コア部分から外方にはみ出ている。かかる正極側はみ出し部分および負極側はみ出し部分には、正極集電板および負極集電板がそれぞれ付設され、正極端子70(図2)および負極端子72(図2)とそれぞれ電気的に接続されている。
ここで開示される扁平形状の捲回電極体80は、スプリングバックが好適に抑制されている。かかる捲回電極体80のスプリングバック率は、通常、0〜15%であり、典型的には0〜10%、例えば0〜5%である。なお、スプリングバック率の測定方法は、後述する実施例において詳しく述べる。
図3に示すように、正極シート10は、長尺状の正極集電体12と、該集電体の片面または両面(ここでは両面)に長手方向に沿って形成された正極活物質層14であって少なくとも正極活物質を含む正極活物質層14とを備えている。
正極集電体12には、導電性の良好な金属(例えばアルミニウム、ニッケル、チタン、ステンレス鋼等)からなる導電性部材が好適に使用され得る。
正極活物質層14は、少なくとも正極活物質を含んでいる。正極活物質としては、非水電解質二次電池の正極活物質として使用し得ることが知られている各種の材料の1種または2種以上を、特に限定なく採用し得る。好適例として、層状系、スピネル系等のリチウム複合金属酸化物(例えば、LiNiO2、LiCoO2、LiFeO2、LiMn2O4、LiNi0.5Mn1.5O4,LiCrMnO4、LiFePO4等)が挙げられる。なかでも、構成元素としてLi,Ni,CoおよびMnを含む層状構造(典型的には、六方晶系に属する層状岩塩型構造)のリチウムニッケルコバルトマンガン複合酸化物(例えば、LiNi1/3Co1/3Mn1/3O2)は、熱安定性に優れ、且つ他の化合物に比べて理論エネルギー密度が高いため好ましい。
図3に示すように、負極シート20は、長尺状の負極集電体22と、該集電体の片面または両面(ここでは両面)に長手方向に沿って形成された負極活物質層24であって少なくとも負極活物質を含む負極活物質層24とを備えている。
負極集電体22には、導電性の良好な金属(例えば、銅、ニッケル、チタン、ステンレス鋼等)からなる導電性材料が好適に使用され得る。
負極活物質層24は、少なくとも負極活物質を含んでいる。負極活物質としては、非水電解質二次電池の負極活物質として使用し得ることが知られている各種の材料の1種または2種以上を、特に限定なく使用することができる。好適例として、黒鉛(グラファイト)、難黒鉛化炭素(ハードカーボン)、易黒鉛化炭素(ソフトカーボン)、カーボンナノチューブ、これらを組み合わせた構造を有するもの等の少なくとも一部にグラファイト構造(層状構造)を含む炭素材料が挙げられる。なかでも、高いエネルギー密度が得られることから、天然黒鉛(石墨)や人造黒鉛を好ましく用いることができる。
図5は、図2の捲回電極体の正負極間の一部を拡大して示す模式的な断面図である。ここで開示されるセパレータシート40は、図5に示すように、上述のような樹脂製の基材42を備える。また、該基材の正極シート10に対向する表面(典型的には正極活物質層14に対向する表面)には、上述のような耐熱層44が設けられている。ここでは耐熱層44は基材42の表面全体に、すなわち基材42の長手方向(捲回方向)および幅方向の全体に亘って形成されている。
非水電解質としては、非水溶媒中に支持塩(例えば、リチウム塩、ナトリウム塩、マグネシウム塩等。リチウムイオン二次電池ではリチウム塩。)を溶解または分散させたものを好ましく採用し得る。あるいは、液状の非水電解質にポリマーが添加され固体状(典型的には、いわゆるゲル状)となったものでもよい。
支持塩としては、一般的な非水電解質二次電池と同様のものを適宜選択して採用し得、例えば、LiPF6、LiBF4、LiClO4、LiAsF6、Li(CF3SO2)2N、LiCF3SO3等のリチウム塩を用いることができる。このような支持塩は、1種を単独で、あるいは2種以上を組み合わせて用いることができる。特に好ましい支持塩としてLiPF6が挙げられる。また、非水電解質は上記支持塩の濃度が0.7mol/L〜1.3mol/Lの範囲内となるように調製することが好ましい。
まず、耐熱層を形成するための耐熱層形成用のスラリー状組成物を調製した。具体的には、無機フィラーとしてのアルミナ(平均粒径:1μm、BET比表面積:18m2/g)と、アクリル系バインダとを、これら材料の質量比が95:5となるようにイオン交換水と混合して、耐熱層形成用のスラリー状組成物を調製した。次に、上記調製した組成物を、基材(ここでは、平均厚みが12μmの多孔質樹脂シート)の片面に、一般的なグラビアコート法によって表1に示す厚み(μm)となるよう塗布した。塗布には、線数:♯100本/inch、インキ保有量:19.5ml/cm2のグラビアロールを用い、塗布条件は、塗工速度を3m/分、グラビアロール速度を3.8m/分、グラビア速度/塗工速度比を1.27とした。塗布後のセパレータは塗布面が上にくるように搬送し、表1に示す流速の熱風(温度:120℃)で乾燥することにより、基材の片面に耐熱層を備えたセパレータシート(長さ10m、例1〜例9)を作製した。
また、上述した手法(断面SEM−EDX観察)により、相対的に上記基材に近い領域A1に含まれる炭素原子の量C1(atm%)と、相対的に表面に近い領域A2に含まれる炭素原子の量C2(atm%)とを測定し、モル比(C1/C2)を算出した。なお、測定誤差は±0.1程度だった。結果を表1の該当欄に示す。表1から明らかなように、熱風の流速を大きくするほど(乾燥速度を速めるほど)、モル比は小さくなる(すなわち、バインダの偏在化が顕著になる)ことがわかった。
正極活物質としてのLi[Ni0.33Co0.33Mn0.33]O2粉末(LNCM)と、バインダとしてのポリフッ化ビニリデン(PVdF)と、導電材としてのアセチレンブラック(AB)とを、これらの材料の質量比がLNCM:PVdF:AB=94:3:3となり、且つ固形分濃度が約60質量%となるようにN−メチルピロリドン(NMP)と混合して、正極活物質層形成用のスラリー状組成物を調製した。この組成物を、厚み凡そ15μmの長尺状アルミニウム箔(正極集電体)の両面にローラコート法で帯状に塗布した後、乾燥(乾燥温度120℃、1分間)することによって、正極活物質層を形成した。これをロールプレス機で圧延することにより、正極シート(長さ6m)を得た。
負極活物質としての天然黒鉛粉末(C)と、バインダとしてのスチレンブタジエンゴム(SBR)と、増粘剤としてのカルボキシメチルセルロース(CMC)とを、これらの材料の質量比がC:SBR:CMC=98:1:1となり、且つ固形分濃度が約45質量%となるようにイオン交換水と混合して、負極活物質層形成用のスラリー状組成物を調製した。この組成物を、厚み凡そ10μmの長尺状銅箔(負極集電体)の両面にローラコート法で帯状に塗布した後、乾燥(乾燥温度120℃、1分間)することによって、負極活物質層を形成した。これをロールプレス機で圧延することにより負極シート(長さ6m)を得た。
上記得られた正極シートと負極シートとを例1〜例9に係るセパレータシートを介してそれぞれ対面に配置し、略円筒状の捲回電極体(例1〜例9、捲回数:50、扁平部の厚み:13mm)を作製した。この際、セパレータシートの耐熱層は全て正極側に対向するよう配置した。この捲回電極体を、さらに側面方向から押圧(プレス)して拉げさせることにより、扁平形状に成形した。
上記作製した例1〜例9に係る捲回電極体について、スプリングバック率を測定した。スプリングバック率は、捲回電極体をプレスした直後の扁平部の厚みTAと、プレス終了(プレス開放)から5分後の扁平部の厚みTBとを厚み計で計測し、以下の式:スプリングバック率(%)=(TB−TA)/TA×100を用いて算出した。なお、ここで測定した厚み(TA、TB)は、それぞれ図4に模式的に示された捲回電極体80の扁平部81の厚みTである。測定した厚み(TA、TB)およびスプリングバック率を、表1の「スプリングバック率」の欄に示す。
次に、正極シートと負極シートの未塗工部に、それぞれ集電体と同種の金属からなるシール付きリード(端子)を取り付けた。この捲回電極体を、それぞれ角型の電池ケース内に収容した。このとき、スムーズに挿入が行えるか否かを確認した。結果を表1の「ケースへの挿入」の欄に示す。当該欄において、「○」はスムーズに電池ケース内に挿入できたことを、「×」は電池ケースの開口部に引っかかりスムーズに挿入できなかったことを、それぞれ表している。
表1から明らかなように、スプリングバック率の高かった例3,6,9では捲回電極体が嵩高く、電池ケースへ収容することが困難だった。このことから、モル比(C1/C2)を0.2〜0.6(0.3〜0.5)とすることで、捲回電極体を再度扁平形状に成形し直したり、成形後に扁平形状を保持しなくとも、捲回電極体を円滑に電池ケース内に挿入し得ることがわかった。このことは生産効率の観点からも好ましい。
次に、例3,6,9以外の捲回電極体を挿入した電池ケースに、開口部から非水電解質(非水電解液)を注入した。ここでは、非水電解液として、エチレンカーボネート(EC)とジメチルカーボネート(DMC)とエチルメチルカーボネート(EMC)とをEC:DMC:EMC=3:4:3の体積比で含む混合溶媒に、支持塩としてのLiPF6を1mol/Lの濃度で溶解させたものを用いた。その後、該開口部を気密に封口し、例1〜例9に係る非水電解質二次電池を構築した。なお、各例に係る非水電解質二次電池は、セパレータに備えられた耐熱層の性状のみが相互に異なっている。
上記作製した例1,2,4,5,7,8に係る電池をSOC80%の状態に調整し、釘刺し試験を行った。釘刺し試験は、25℃の試験温度で、充電後の非水電解質二次電池の中央付近に直径3mmの鉄製の釘を10mm/secの速度で貫通させた。電池ケースの外表面には2枚の熱電対を貼り付け、このときの電池温度(最高到達温度)を測定した。結果を表1の「電池温度」の欄に示す。
12 正極集電体
14 正極活物質層
20 負極シート
22 負極集電体
24 負極活物質層
40 セパレータシート
42 基材
44 耐熱層(HRL)
50 電池ケース
52 ケース本体
54 蓋体
55 安全弁
70 正極端子
72 負極端子
80 捲回電極体
81 扁平部
82 R部
100 非水電解質二次電池
Claims (9)
- 樹脂製の基材と、該基材の表面に形成された耐熱層と、を備えた二次電池用のセパレータであって、
前記基材はポリオレフィン系樹脂からなり、
前記基材の平均厚みは5μm以上40μm以下であり、
前記耐熱層は、フィラーとバインダとを含み、
前記耐熱層の平均厚みは1μm以上20μm以下であり、
前記耐熱層を厚み方向に二分したときに、相対的に前記基材に近い領域A1に含まれる単位体積当たりの前記バインダの量R1(mol/cm3)と、相対的に表面に近い領域A2に含まれる単位体積当たりの前記バインダの量R2(mol/cm3 )とが、R1<R2の関係にあり、
エネルギー分散型X線分光法に基づいて測定される、前記相対的に表面に近い領域A 2 の炭素原子の比率C 2 (atm%)に対する、前記相対的に前記基材に近い領域A 1 の炭素原子の比率C 1 (atm%)のモル比(C 1 /C 2 )が、0.2〜0.6である、二次電池用のセパレータ。 - 前記耐熱層の平均厚みは3μm以上10μm以下である、請求項1に記載の二次電池用のセパレータ。
- 前記基材の平均厚みは10μm以上30μm以下である、請求項1または2に記載の二次電池用のセパレータ。
- 前記バインダはアクリル系樹脂からなる、請求項1から3のいずれか一項に記載のセパレータ。
- 前記フィラーは金属酸化物を含んでいる、請求項1から4のいずれか一項に記載のセパレータ。
- 前記耐熱層に含まれる前記バインダの割合は、前記耐熱層全体を100質量%としたときに、1質量%以上15質量%以下である、請求項1から5のいずれか一項に記載のセパレータ。
- 請求項1〜6のいずれか一項に記載のセパレータを介して正極と負極とが対向してなる扁平形状の捲回電極体と、電解質と、を備えた二次電池。
- 前記捲回電極体は、扁平部の厚みが10mm以上である、請求項7に記載の二次電池。
- 電池容量が20Ah以上である、請求項7または8に記載の二次電池。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013077043A JP6008198B2 (ja) | 2013-04-02 | 2013-04-02 | 二次電池および該電池用のセパレータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013077043A JP6008198B2 (ja) | 2013-04-02 | 2013-04-02 | 二次電池および該電池用のセパレータ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014203583A JP2014203583A (ja) | 2014-10-27 |
JP6008198B2 true JP6008198B2 (ja) | 2016-10-19 |
Family
ID=52353872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013077043A Active JP6008198B2 (ja) | 2013-04-02 | 2013-04-02 | 二次電池および該電池用のセパレータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6008198B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR20190128440A (ko) | 2018-05-08 | 2019-11-18 | 삼성에스디아이 주식회사 | 리튬 이차 전지용 세퍼레이터, 이의 제조 방법 및 이를 포함하는 리튬 이차 전지 |
JP2020140921A (ja) * | 2019-03-01 | 2020-09-03 | 三菱自動車工業株式会社 | リチウムイオン二次電池 |
CN115715442A (zh) * | 2020-06-29 | 2023-02-24 | 三洋电机株式会社 | 非水电解质二次电池用间隔件及非水电解质二次电池 |
WO2022114238A1 (ja) * | 2020-11-30 | 2022-06-02 | 日本ゼオン株式会社 | リチウムイオン二次電池用セパレータの検査方法及び製造方法 |
JP7434232B2 (ja) * | 2021-09-13 | 2024-02-20 | プライムアースEvエナジー株式会社 | 非水電解液二次電池及び非水電解液二次電池の製造方法 |
JP7459157B2 (ja) | 2022-03-14 | 2024-04-01 | プライムプラネットエナジー&ソリューションズ株式会社 | 電池 |
Family Cites Families (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3631407B2 (ja) * | 1999-01-22 | 2005-03-23 | 株式会社東芝 | 非水電解質二次電池 |
EP1643583A4 (en) * | 2003-07-29 | 2010-01-20 | Panasonic Corp | LITHIUM ION SECONDARY BATTERY |
DE102005042215A1 (de) * | 2005-09-05 | 2007-03-08 | Degussa Ag | Separator mit verbesserter Handhabbarkeit |
CN101926024B (zh) * | 2008-01-30 | 2014-05-28 | 株式会社Lg化学 | 用于改进与电极的结合力的隔膜以及含有所述隔膜的电化学装置 |
JP2010027553A (ja) * | 2008-07-24 | 2010-02-04 | Hitachi Chem Co Ltd | 電気化学素子用セパレータ、およびそれを用いたリチウムイオン電池 |
JP5794464B2 (ja) * | 2011-03-08 | 2015-10-14 | 株式会社Gsユアサ | 二次電池用のセパレータ、及び二次電池 |
KR102165556B1 (ko) * | 2012-04-05 | 2020-10-14 | 제온 코포레이션 | 이차 전지용 세퍼레이터 |
US10096810B2 (en) * | 2012-05-10 | 2018-10-09 | Samsung Sdi Co., Ltd. | Separator and method of manufacturing the same and rechargeable lithium battery including the same |
WO2014084681A1 (ko) * | 2012-11-30 | 2014-06-05 | 주식회사 엘지화학 | 표면 특성이 다른 무기물 입자의 이중 다공성 코팅층을 포함하는 이차전지용 분리막, 이를 포함하는 이차전지, 및 상기 분리막의 제조방법 |
JP5920630B2 (ja) * | 2013-01-18 | 2016-05-18 | トヨタ自動車株式会社 | 二次電池 |
JP5967442B2 (ja) * | 2013-02-12 | 2016-08-10 | トヨタ自動車株式会社 | 二次電池 |
-
2013
- 2013-04-02 JP JP2013077043A patent/JP6008198B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2014203583A (ja) | 2014-10-27 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5751454B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP6003041B2 (ja) | 耐熱絶縁層付セパレータ | |
JP5828346B2 (ja) | リチウム二次電池 | |
JP5843116B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
CN107316969B (zh) | 非水电解质二次电池 | |
JP6217974B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP6892222B2 (ja) | 非水電解液二次電池 | |
US20160064715A1 (en) | Non-aqueous electrolyte secondary battery | |
JP6008198B2 (ja) | 二次電池および該電池用のセパレータ | |
KR102074051B1 (ko) | 비수전해질 이차 전지 | |
CN111799440B (zh) | 非水电解质二次电池 | |
JP7253147B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP6331904B2 (ja) | 電気デバイス用負極およびその製造方法 | |
JP5904373B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
WO2012023197A1 (ja) | リチウムイオン二次電池および該電池用セパレータ | |
US20190140261A1 (en) | Non-Aqueous Electrolyte Secondary Battery | |
JP6862752B2 (ja) | 非水電解質二次電池用負極及びこれを用いた非水電解質二次電池 | |
JP5920630B2 (ja) | 二次電池 | |
JP5880964B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP5765574B2 (ja) | 二次電池及びその製造方法ならびに該電池に用いられる負極シートの製造方法 | |
JP2020035634A (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP5920631B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP6619562B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP5839233B2 (ja) | 非水電解質二次電池 | |
JP5692605B2 (ja) | 非水電解液二次電池 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20150424 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20160127 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20160218 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20160411 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20160818 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20160831 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 6008198 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |