JP6007673B2 - ダイヘッド - Google Patents

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本発明は、被塗布物に塗布液を供給するためのダイヘッドに関する。
従来から、大型液晶テレビ等のエレクトロニクス分野において、ウェット式精密塗布方式として、ダイコート方式が広く用いられている。ダイコート方式とは、ダイヘッドから塗布液を吐出させながら、被塗布物およびダイヘッドのうちいずれか一方を他方に対して相対的に移動させることにより、被塗布物に塗布液を供給してコーティングするシステムである。ダイヘッドの構成について具体的に説明すると、一対の板状部材の間に塗布液の流路を形成し、ポンプ等の送液装置を用いてこの流路に塗布液を送り込むことにより、一対の板状部材の先端部の間に形成されたスリットから塗布液が吐出され、塗布液が被塗布物に面形成されて転移される。
一対の板状部材の間に塗布液の流路を形成する方法としては、一対の板状部材のうち一方の板状部材に予め段差部を設ける方法や、一対の板状部材の間に金属やプラスチックから形成される薄いシムを挟み込む方法がある。一対の板状部材の間に挟み込まれるシムとしては、例えば特許文献1乃至3に開示されるものが知られている。
特許第3965312号 特開2007−313417号公報 特開2007−275779号公報
しかしながら、従来のダイヘッドの構成では、板状部材の長手方向における両端部近傍において、ダイヘッドから塗布液が出にくいという問題があった。とりわけ、これまで使用していた塗布液とは異なる性質の塗布液を用いて被塗布物への塗布を行うときや、稀ではあるがダイヘッド自体に何らかの変形が生じたときには、ダイヘッドの両端部近傍から塗布液が出にくくなることが多い。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、長手方向における端部から塗布液が出にくくなることを防止することができるダイヘッドを提供することを目的とする。
本発明のダイヘッドは、被塗布物に塗布液を供給するためのダイヘッドであって、一対の本体ブロックであって、少なくとも一方の本体ブロックには塗布液が通過する流路が設けられ、一対の本体ブロックの先端部の間に形成されたスリットから塗布液が吐出されるようになっている一対の本体ブロックと、前記一対の本体ブロックの間に介設された中間部材と、前記一対の本体ブロックの長手方向における両端部において前記中間部材に重ね合わせられるよう設けられた追加部材と、を備えている。
このようなダイヘッドによれば、一対の本体ブロックの長手方向における両端部において中間部材に重ね合わせられるよう追加部材が設けられているため、このような追加部材が設けられていない場合と比較して、各本体ブロックの長手方向の両端部近傍における吐出口の幅の大きさを確実に確保することができるため、ダイヘッドの長手方向における両端部から塗布液が出にくくなることを防止することができる。
本発明の他のダイヘッドは、被塗布物に塗布液を供給するためのダイヘッドであって、一対の本体ブロックであって、少なくとも一方の本体ブロックには塗布液が通過する流路を形成するための段差部が設けられ、一対の本体ブロックの先端部の間に形成されたスリットから塗布液が吐出されるようになっている一対の本体ブロックと、前記一対の本体ブロックの長手方向における両端部において前記一対の本体ブロックの間に介設されるよう設けられた追加部材と、を備えている。
このようなダイヘッドによれば、一対の本体ブロックの長手方向における両端部において追加部材が一対の本体ブロックの間に介設されているため、このような追加部材が設けられていない場合と比較して、各本体ブロックの長手方向の両端部近傍における吐出口の幅の大きさを確実に確保することができるため、ダイヘッドの長手方向における両端部から塗布液が出にくくなることを防止することができる。
本発明のダイヘッドにおいては、前記追加部材は、前記一対の本体ブロックにおける塗布液が吐出される吐出口に最も近い側の端部の厚さが最も大きく、前記吐出口から遠ざかるにつれて厚さが小さくなるよう、その厚さが変化するようになっていてもよい。
この際に、前記追加部材は、前記吐出口から最も遠い側の端部の厚さが、0μmよりも大きく10μm以下となっていてもよい。
また、前記追加部材は、前記吐出口に最も近い側の端部の厚さを、前記吐出口から最も遠い側の端部の厚さで割った値が10以上となるような形状となっていてもよい。
また、前記追加部材は、その断面が略三角形状となっており、最も小さな角度の頂点における角度は3°以下となっていてもよい。
また、前記一対の本体ブロックおよび前記追加部材はそれぞれ金属製であってもよい。
本発明のダイヘッドによれば、長手方向における端部から塗布液が出にくくなることを防止することができる。
本発明の実施の形態によるダイヘッドの構成を示す斜視図であって、一対の本体ブロックが分離されているときの状態を示す図である。 本発明の実施の形態によるダイヘッドの構成を示す斜視図であって、一対の本体ブロックが締結ボルトにより締結されたときの状態を示す図である。 図1および図2に示すダイヘッドの各構成要素を示す図である。 図1および図2に示すダイヘッドの縦断面図である。 図1および図2に示すダイヘッドにおける追加部材の構成の詳細を示す斜視図である。 図1および図2に示すダイヘッドにおける追加部材の他の構成の詳細を示す斜視図である。 本発明の実施の形態によるダイヘッドの他の構成を示す斜視図である。 変形例に係るダイヘッドの構成を示す斜視図である。 図7に示すダイヘッドの縦断面図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図5は、本実施の形態によるダイヘッドを示す図である。このうち、図1は、本実施の形態によるダイヘッドの構成を示す斜視図であって、一対の本体ブロックが分離されているときの状態を示す図である。また、図2は、本実施の形態によるダイヘッドの構成を示す斜視図であって、一対の本体ブロックがボルトにより締結されたときの状態を示す図である。また、図3は、図1および図2に示すダイヘッドの各構成要素を示す図であり、図4は、図1および図2に示すダイヘッドの縦断面図であり、図5Aおよび図5Bは、それぞれ、図1および図2に示すダイヘッドにおける追加部材の構成の詳細を示す斜視図である。
図1および図2に示すように、本実施の形態によるダイヘッド10は、一対の剛性の本体ブロック12、14と、一対の本体ブロック12、14の間に介設された中間部材16とを備えている。ここで、一対の本体ブロック12、14のうち第1の本体ブロック12には、塗布液の流路(マニホールド)18が設けられている。また、図4に示すように、第1の本体ブロック12において、塗布液の流路18には供給流路19が接続されており、この供給流路19を介してダイヘッド10の外部から流路18に塗布液が供給されるようになっている。また、中間部材16は、例えば金属やプラスチックからなる薄いシムから形成されており、このような中間部材16により、一対の本体ブロック12、14の間の隙間から塗布液が下方に漏れ出ることを防止するようになっている。一対の本体ブロック12、14および中間部材16の各構成要素の形状を、図3(a)(b)(c)にそれぞれ示す。
また、図1に示すように、各本体ブロック12、14および中間部材16にはそれぞれボルト穴22が設けられており、これらのボルト穴22には締結ボルト24が挿入可能となっている。そして、図2に示すように、一対の本体ブロック12、14および中間部材16を重ね合わせて締結ボルト24により一体的に締結したときに、供給流路19を介して流路18に送られた塗布液は、第1の本体ブロック12の先端部(上端部)と第2の本体ブロック14の先端部(上端部)との間に形成されたスリット20(図4参照)を介して吐出口21から上方に吐出されるようになる。
また、本実施の形態では、一対の本体ブロック12、14の長手方向(図1および図2における奥行き方向、図3における左右方向)における両端部において、追加部材30が中間部材16に重ね合わせられるよう設けられている。なお、図3(d)は、中間部材16に追加部材30を重ね合わせたときの状態を示す図である。図3(c)(d)に示すように、追加部材30にも、締結ボルト24が挿入されるボルト穴22が設けられている。このような追加部材30の構成の詳細について図5Aに示す斜視図を用いて説明する。
図5Aに示すように、追加部材30は、その断面が略三角形状となっており、一対の本体ブロック12、14における塗布液が吐出される吐出口21に最も近い側の端部30aの厚さが最も大きく、吐出口21から遠ざかるにつれて厚さが小さくなるよう、その厚さが変化するようになっている。ここで、追加部材30における吐出口21から最も近い側の端部30aの厚さmは、例えば100μmとなっている。一方、追加部材30における吐出口21から最も遠い側の端部30bの厚さnは、0μmよりも大きく10μm以下とすることが好ましい。なお、追加部材30における端部30bの厚さnは0μmにできるだけ近いことが望ましいが、実際には追加部材30の加工精度の限界により、追加部材30における端部30bの厚さnは最小でも例えば5μm程度となる。ここで、追加部材30における端部30aの厚さmと端部30bの厚さnとの関係としては、吐出口21に最も近い側の端部30aの厚さmを、吐出口21から最も遠い側の端部30bの厚さnで割った値が10以上となるようにすることが好ましい。また、追加部材30において、最も小さな角度の頂点30pにおける角度αは3°以下となっていることが好ましい。
本実施の形態では、ダイヘッド10における一対の本体ブロック12、14、および追加部材30はそれぞれステンレス等の金属製となっている。このことにより、追加部材30を中間部材16に重ね合わせた後、図2に示すように一対の本体ブロック12、14および中間部材16を重ね合わせて締結ボルト24により一体的に締結したときに、第1の本体ブロック12の金属が追加部材30の金属になじみ、液漏れが生じない程度に第1の本体ブロック12と中間部材16との間の隙間を埋めるようになる。
なお、本実施の形態のダイヘッドでは、追加部材として、図5A等に示すような、断面が略三角形状となっている追加部材30を用いる代わりに、板状の追加部材32を用いてもよい。追加部材として板状の追加部材32を用いた場合のダイヘッド10aの斜視図を図6に示す。
図6に示すようなダイヘッド10aでは、前述したように追加部材32が板状のものとなっているため、この追加部材32における吐出口21から最も遠い側の端部32aの近傍において、第1の本体ブロック12と中間部材16との間に隙間ができてしまう。このため、このような追加部材32の端部32aの近傍における第1の本体ブロック12と中間部材16との間の隙間から、塗布液が外部に漏れ出てしまうおそれがある。すなわち、図6における点線Rで示す領域において塗布液がダイヘッド10aの外部に漏れ出てしまうおそれがある。これに対し、図5Aに示すような断面が略三角形状となっている追加部材30を用いた場合には、当該追加部材30における吐出口21から最も遠い側の端部30bの厚さは非常に小さくなっているため、追加部材30の端部30bの近傍において、第1の本体ブロック12と中間部材16との間に隙間ができにくくなり、塗布液がダイヘッド10の外部に漏れ出ることを防止することができる。
以上のように本実施の形態のダイヘッド10によれば、一対の本体ブロック12、14の長手方向における両端部において中間部材16に重ね合わせられるよう追加部材30が設けられているため、このような追加部材30が設けられていない場合と比較して、各本体ブロック12、14の長手方向の両端部近傍における吐出口21の幅の大きさを確実に確保することができ、このことにより、ダイヘッド10の長手方向における両端部から塗布液が出にくくなることを防止することができる。
また、本実施の形態のダイヘッド10においては、追加部材30は、一対の本体ブロック12、14における塗布液が吐出される吐出口21に最も近い側の端部30aの厚さが最も大きく、吐出口21から遠ざかるにつれて厚さが小さくなるよう、その厚さが変化するようになっている。このことにより、追加部材として図6に示すような板状の追加部材32を用いた場合と比較して、追加部材30における吐出口21から最も遠い側の端部30bの近傍において、第1の本体ブロック12と中間部材16との間に隙間ができにくくなるため、塗布液がダイヘッド10の外部に漏れ出ることを防止することができる。
また、本実施の形態のダイヘッド10においては、追加部材30は、吐出口21から最も遠い側の端部30bの厚さが、0μmよりも大きく10μm以下となっていることが好ましい。また、追加部材30は、吐出口21に最も近い側の端部30aの厚さを、吐出口21から最も遠い側の端部30bの厚さで割った値が10以上となるような形状となっていることが好ましい。また、追加部材30は、その断面が略三角形状となっており、最も小さな角度の頂点30pにおける角度αは3°以下となっていることが好ましい。追加部材30がこれらの条件の少なくとも一つを満たすような構成となっている場合には、追加部材30における吐出口21から最も遠い側の端部30bの近傍において、第1の本体ブロック12と中間部材16との間に隙間がより一層できにくくなるため、塗布液がダイヘッド10の外部に漏れ出ることをより確実に防止することができる。
実際に、吐出口21から最も近い側の端部30aの厚さが100μmであり、吐出口21から最も遠い側の端部30bの厚さが10μmであるような略三角形形状の追加部材30を中間部材16に重ね合わせたときに、室温25℃の水、およびアルコール液(IPA)を塗布液として用いて実験を行ったが、塗布液がダイヘッド10の両端部から外部に漏れ出ることはなかった。一方、吐出口21から最も近い側の端部30aの厚さが100μmであり、吐出口21から最も遠い側の端部30bの厚さが15μmであるような略三角形形状の追加部材30を中間部材16に重ね合わせたときに、室温25℃の水、およびアルコール液(イソプロピルアルコール)を塗布液として用いて実験すると、塗布液がダイヘッド10の両端部から外部に漏れ出てしまった。このような実験結果により、追加部材30は、吐出口21から最も遠い側の端部30bの厚さが、0μmよりも大きく10μm以下となっていることが好ましいことがわかる。
なお、追加部材30の形状は、図5Aに示すような、その断面が略三角形形状となっているものに限定されることはない。追加部材30として、吐出口21に最も近い側の端部30aの厚さが最も大きく、吐出口21から遠ざかるにつれて厚さが小さくなるよう、その厚さが変化するものであれば、その断面が略三角形形状となっているもの以外のものを用いてもよい。例えば、追加部材として、図5Bに示すような、略三角形形状における長辺に対応する部分が凹状に湾曲するような断面の追加部材30cを用いてもよい。
また、本実施の形態のダイヘッド10においては、一対の本体ブロック12、14および追加部材30はそれぞれ金属製となっている。このことにより、一対の本体ブロック12、14および中間部材16を重ね合わせて締結ボルト24により一体的に締結したときに、第1の本体ブロック12の金属が追加部材30の金属になじみ、液漏れが生じない程度に第1の本体ブロック12と中間部材16との間の隙間を埋めるようになる。
なお、本実施の形態におけるダイヘッドは、上記の態様に限定されるものではなく、様々の変更を加えることができる。
図7および図8に、変形例に係るダイヘッド40を示す。図7は、変形例に係るダイヘッド40の構成を示す斜視図であり、図8は、図7に示すダイヘッド40の縦断面図である。図7および図8に示すダイヘッド40は、図1乃至図5に示すダイヘッド10と比較して、一対の本体ブロックの間に中間部材が設けられておらず、代わりに、一方の本体ブロックに、塗布液が通過する流路を形成するための段差部が設けられている点が異なっている。
図7および図8に示すように、変形例に係るダイヘッド40は、一対の剛性の本体ブロック42、44を備えており、一対の本体ブロック42、44のうち第1の本体ブロック42には、塗布液の流路(マニホールド)48が設けられている。また、図8に示すように、第1の本体ブロック42において、塗布液の流路48には供給流路49が接続されており、この供給流路49を介してダイヘッド40の外部から流路48に塗布液が供給されるようになっている。また、図8に示すように、第1の本体ブロック42には、一対の本体ブロック42、44の間にスリット50を形成するための段差部42aが設けられている。
また、各本体ブロックにはそれぞれボルト穴(図示せず)が設けられており、これらのボルト穴には締結ボルト54が挿入可能となっている。そして、図7に示すように、一対の本体ブロック42、44を重ね合わせて締結ボルト54により一体的に締結したときに、供給流路49を介して流路48に送られた塗布液は第1の本体ブロック42の先端部(上端部)と第2の本体ブロック44の先端部(上端部)との間に形成されたスリット50(図8参照)を介して吐出口51から上方に吐出されるようになる。
また、図7および図8に示すダイヘッド40では、一対の本体ブロック42、44の長手方向(図7における奥行き方向)における両端部において、追加部材60が一対の本体ブロック42、44の間に設けられている。追加部材60にも、締結ボルト54が挿入されるボルト穴(図示せず)が設けられている。図7および図8に示すダイヘッド40における追加部材60の構成は、図1乃至図5に示すダイヘッド10における追加部材30の構成と略同一となっている。すなわち、追加部材60は、その断面が略三角形状となっており、一対の本体ブロック42、44における塗布液が吐出される吐出口51に最も近い側の端部60aの厚さが最も大きく、吐出口51から遠ざかるにつれて厚さが小さくなるよう、その厚さが変化するようになっている。
以上のように図7および図8に示すような変形例に係るダイヘッド40によれば、一対の本体ブロック42、44の長手方向における両端部においてこれらの一対の本体ブロック42、44の間に追加部材60が介設されているため、このような追加部材60が設けられていない場合と比較して、各本体ブロック42、44の長手方向の両端部近傍における吐出口51の幅の大きさを確実に確保することができ、このことにより、ダイヘッド40の長手方向における両端部から塗布液が出にくくなることを防止することができる。
また、図7および図8に示すような変形例に係るダイヘッド40においては、追加部材60は、一対の本体ブロック42、44における塗布液が吐出される吐出口51に最も近い側の端部60aの厚さが最も大きく、吐出口51から遠ざかるにつれて厚さが小さくなるよう、その厚さが変化するようになっている。このことにより、追加部材として板状の追加部材を用いた場合と比較して、追加部材60における吐出口51から最も遠い側の端部60bの近傍において、第1の本体ブロック42と第2の本体ブロック44との間に隙間ができにくくなるため、塗布液がダイヘッド40の外部に漏れ出ることを防止することができる。
10、10a ダイヘッド
12 第1の本体ブロック
14 第2の本体ブロック
16 中間部材
18 塗布液の流路
19 供給流路
20 スリット
21 吐出口
22 ボルト穴
24 締結ボルト
30、30c 追加部材
30a、30b 端部
30p 頂点
32 追加部材
32a 端部
40 ダイヘッド
42 第1の本体ブロック
42a 段差部
44 第2の本体ブロック
48 塗布液の流路
49 供給流路
50 スリット
51 吐出口
54 締結ボルト
60 追加部材
60a、60b 端部

Claims (6)

  1. 被塗布物に塗布液を供給するためのダイヘッドであって、
    一対の本体ブロックであって、少なくとも一方の本体ブロックには塗布液が通過する流路が設けられ、一対の本体ブロックの先端部の間に形成されたスリットから塗布液が吐出されるようになっている一対の本体ブロックと、
    前記一対の本体ブロックの間に介設された中間部材と、
    前記一対の本体ブロックの長手方向における両端部において前記中間部材に重ね合わせられるよう設けられた追加部材と、
    を備え
    前記追加部材は、前記一対の本体ブロックにおける塗布液が吐出される吐出口に最も近い側の端部の厚さが最も大きく、前記吐出口から遠ざかるにつれて厚さが小さくなるよう、その厚さが変化するようになっている、ダイヘッド。
  2. 被塗布物に塗布液を供給するためのダイヘッドであって、
    一対の本体ブロックであって、少なくとも一方の本体ブロックには塗布液が通過する流路を形成するための段差部が設けられ、一対の本体ブロックの先端部の間に形成されたスリットから塗布液が吐出されるようになっている一対の本体ブロックと、
    前記一対の本体ブロックの長手方向における両端部において前記一対の本体ブロックの間に介設されるよう設けられた追加部材と、
    を備え
    前記追加部材は、前記一対の本体ブロックにおける塗布液が吐出される吐出口に最も近い側の端部の厚さが最も大きく、前記吐出口から遠ざかるにつれて厚さが小さくなるよう、その厚さが変化するようになっている、ダイヘッド。
  3. 前記追加部材は、前記吐出口から最も遠い側の端部の厚さが、0μmよりも大きく10μm以下となっている、請求項1または2に記載のダイヘッド。
  4. 前記追加部材は、前記吐出口に最も近い側の端部の厚さを、前記吐出口から最も遠い側の端部の厚さで割った値が10以上となるような形状となっている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載のダイヘッド。
  5. 前記追加部材は、その断面が略三角形状となっており、最も小さな角度の頂点における角度は3°以下となっている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載のダイヘッド。
  6. 前記一対の本体ブロックおよび前記追加部材はそれぞれ金属製である、請求項1乃至のいずれか一項に記載のダイヘッド。
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