JP6007164B2 - 保線作業用防音・吸音装置 - Google Patents

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Description

本発明は、鉄道用の軌道レールの保線作業時の防音および吸音を目的とした保線作業用防音・吸音装置に関する。
防音や吸音を行う防音・吸音装置として、防音カーテン式のものや防音壁式のもの等、各種のものが提案されている(例えば、特許文献1〜3参照。)。
特開2000−319821号公報 特開2008−119156号公報 特開2009−235761号公報
しかし、これらの防音・吸音装置は、建築工事や解体工事等の防音や吸音が目的であり、レールの保線作業時における防音や吸音を目的としたものではなく、レールとの関係やレール上を走行する車輛との関係が考えられていないため、そのままレールの保線作業に直ぐに転用できるものではなかった。
特に、建築工事や解体工事等は一定期間かかるので、建築工事や解体工事等の防音目的の保線作業用防音・吸音装置は一定期間据え置いて使用するのに対し、レールの保線作業はレールに沿って長距離に亘り電車の止まる夜間で、かつ、始発電車が発車するまでの短時間に行わなければならないという特殊性がある。
そこで、本発明はこのような問題点に着目してなされたもので、軌道レールに沿って容易に移動可能であると共に、保線作業時の騒音の発生を効率良く抑制できる保線作業用防音・吸音装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するため、本発明の保線作業用防音・吸音装置は、軌道レール方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部と、前記防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部と、を有する保線作業用防音・吸音装置であって、前記ガイド機構部は、各軌道レールの外側の道床に軌道レールに沿って杭打ちされて固定される複数の杭と、各杭に設けられたガイドレール支持部材と、ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部とを有することを特徴とする。
また、本発明の別の保線作業用防音・吸音装置は、軌道レール方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部と、前記防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部と、を有する保線作業用防音・吸音装置であって、前記ガイド機構部は、各軌道レールの外側のマクラギに軌道レールに沿って固定される複数のマクラギ固定部材と、各マクラギ固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部とを有することを特徴とする。
また、本発明の別の保線作業用防音・吸音装置は、軌道レール方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部と、前記防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部と、を有する保線作業用防音・吸音装置であって、前記ガイド機構部は、各軌道レールの底部に基端部が取付けられ、先端部は各軌道レールから遠ざかる方向に延びる複数のレール底部固定部材と、各レール底部固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部とを有することを特徴とする。
また、本発明の別の保線作業用防音・吸音装置は、軌道レール方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部と、前記防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部と、を有する保線作業用防音・吸音装置であって、前記ガイド機構部は、各軌道レールをマクラギに固定するためのレール締結装置に軌道レールに沿って固定される複数のレール締結装置固定部材と、各レール締結装置固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部とを有することを特徴とする。
ここで、前記ガイドレール支持部材は、前記ガイド機構部の上部に設けられる防音・吸音部の幅の変更に容易に対応できるように回動可能に取り付けられているとさらに良い。
また、前記ガイドレールは、長尺の角パイプであり、その下側面には下方に延びるフランジ板部が設けられ、そのフランジ板部がその両側から前記ガイドレール支持部材によって挟持されることによって支持されるとさらに良い。
また、前記ガイド機構部は、各軌道レール上を走行するガイドローラー部と、そのガイドローラーに設けられ、前記柱材の下端部を支持するベース部材とを有すると良い。
また、本発明の別の保線作業用防音・吸音装置は、軌道レール方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部と、前記防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部と、を有する保線作業用防音・吸音装置であって、前記ガイド機構部は、各軌道レール上を走行するガイドローラー部と、そのガイドローラーに設けられ、前記防音・吸音部の構造材の下端部を支持するベース部材とを有し、前記ベース部材は、前記ガイドローラー部に固定される太パイプロッド材と、その太パイプロッドの中に挿入されて適宜の長さで固定され、先端部においてそれぞれ前記防音・吸音部の構造材の下端部を固定する細ロッド材とを有し、太パイプロッド材に対し細ロッド材の固定位置を調整することにより、防音・吸音部の幅の変更に容易に対応できるように構成したことを特徴とする。
ここで、ガイドローラー部は、保線作業機械に対し連結棒を介して連結可能で、本装置は、当該保線作業機械の移動と共に移動可能であると良い。
本発明の保線作業用防音・吸音装置は、少なくとも前後左右側面に防音シートまたは吸音シートの少なくともいずれか一方を設けた防音・吸音部と、その防音・吸音部が立設するように片側の軌道レール側それぞれに少なくとも2本以上の柱を設けた骨組み部材と、その組み部材によって立設させた防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部とを有するため、レールの保線作業に最適な保線作業用防音・吸音装置を提供することができる。
本発明に係る実施形態1(道床固定仕様)の保線作業用防音・吸音装置の正面図である。 本発明に係る実施形態1の保線作業用防音・吸音装置の側面図である。 本発明に係る実施形態1の保線作業用防音・吸音装置の平面図である。 本発明に係る実施形態1の保線作業用防音・吸音装置を構成する防音・吸音部を示す図であって、(a)は正面図、(b)は平面図である。 本発明に係る実施形態1の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部を拡大して示す正面図である。 本発明に係る実施形態1の保線作業用防音・吸音装置を保線作業機械に連結棒を介し連結した情を示す側面図である。 本発明に係る実施形態2(マクラギ固定仕様)の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)の正面図である。 本発明に係る実施形態2の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)の平面図である。 本発明に係る実施形態2の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)を拡大して示す側面図である。 本発明に係る実施形態2の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)を拡大して示す正面図である。 本発明に係る実施形態3(レール固定仕様)の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)の正面図である。 本発明に係る実施形態3の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)の平面図である。 本発明に係る実施形態3の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)を拡大して示す正面図である。 本発明に係る実施形態3の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)を拡大して示す側面図である。 本発明に係る実施形態4(締結装置固定仕様)の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)の正面図である。 本発明に係る実施形態4の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)の平面図である。 本発明に係る実施形態4の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)を拡大して示す正面図である。 本発明に係る実施形態4の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)を拡大して示す側面図である。 本発明に係る実施形態5(トロリー仕様)の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)の正面図である。 本発明に係る実施形態5の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)の平面図である。 本発明に係る実施形態5の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)を拡大して示す正面図である。 本発明に係る実施形態5の保線作業用防音・吸音装置を構成するガイド機構部(ガイドローラー部を除く)を拡大して示す側面図である。
以下、本発明に係る保線作業用防音・吸音装置の実施形態1〜5について、図面を参照しながら具体的に説明する。
実施形態1(道床固定仕様)
まず、道床に杭を打ち、その杭にガイド機構部を取り付ける実施形態1の保線作業用防音・吸音装置1Aについて説明する。
実施形態1の保線作業用防音・吸音装置1Aは、図1〜図7に示すように、軌道レールRの方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールRの間を覆うように少なくとも前後左右側面と天井部分に防音シートまたは吸音シートの少なくともいずれか一方(双方でも良い。)からなる防音・吸音シート11aをテント形状(ハウス形状)に設けた防音・吸音部11と、防音・吸音部11が軌道レールRに沿って移動するようにガイドするガイド機構部12Aとを有する。
ここで、防音・吸音部11は、2本の軌道レールR側それぞれに軽量パイプロッド等の少なくとも2本の柱材11b1、すなわち左右両側の軌道レールRを合わせて少なくとも4本の柱材11b1と、桁や梁等の天井構成材11b2等からなる複数の構造材11bによって防音・吸音シート11aが前後左右側面と天井部分を覆うようにテント形状(ハウス形状)に形成され、図7に示すようにこの防音・吸音部11の中で作業が実行できるように構成されている。
これにより、保線作業者は、このテント形状(ハウス形状)の防音・吸音部11の中に入って保線作業を行うことにより、保線作業時に発生する騒音を外に漏らすことを極力防止でき、特に、線路に住宅が近い場所や、夜間作業時の騒音対策に有効である。なお、防音・吸音部11は、後述する別の実施形態2〜5でも、実施形態1と同じものを使用するものとし、その形状や、柱材11b1や天井構成材11b2等の仕様はこれにこだわるものでない。
また、実施形態1のガイド機構部12Aは、各軌道レールRの外側の道床Bに軌道レールRに沿って杭打ちされて固定される複数の杭12A1と、各杭12A1に水平方向に回動可能に取り付けられたガイドレール支持部材12A2と、軌道レールRに沿ってガイドレール支持部材12A2に設けられたガイドレール12A3と、柱材11b1の下端部に設けられ、ガイドレール12A3に沿って走行するガイドローラー部12A4とを有する。
ガイドレール支持部材12A2は、その基端部が各杭12A1に水平方向に回動可能に取り付けられる一方、その先端部では、ガイドレール12A3の下側面から下方に延びるフランジ板部を挟持すると共に、ネジの先端部を当接させてガイドレール12A3を支持するように構成されている「。
ガイドレール12A3は、角パイプから構成されており、その下側面には下方に延びるフランジ板部が設けられ、そのフランジ板部がその両側からガイドレール支持部材12A2の先端部によって挟持され、かつ、その先端部に横向き(水平方向)に螺合して設けられた締付けネジの先端を当接させて取り付けられている。そのため、ガイドレール支持部材12A2にガイドレール12A3を簡単に取り付けることができる。なお、ガイドレール12A3の取付方法は、後述する実施形態2〜5でも共通である。
ガイドローラー部12A4は、柱材11b1の下端部を支持するローラー部本体12A41と、ローラー部本体12A41に回転可能に設けられた一対のガイドローラー12A42,12A42と、ローラー部本体12A41に回動可能に設けられ、ガイドレール12A3の側方および下側まで回って延び、ローラー部本体12A41がガイドレール12A3から強風などにより脱線しないように支持するほぼL字型の係止部材12A43等を備えている。
従って、実施形態1の保線作業用防音・吸音装置1Aは、防音・吸音部11を構成する柱材11b1の下端部にはそれぞれガイドローラー部12A4が設けられ、道床Bに杭打ちされた杭12A1にガイドレール支持部材12A2を介し支持されガイドレール12A3に沿って走行可能であるので、軌道レールRに沿って容易に移動可能である。
また、実施形態1の保線作業用防音・吸音装置1Aの防音・吸音部11は、少なくとも4本の柱材11b1と、桁や梁等の天井構成材11b2等からなる複数の構造材11bによって立設され、左右両側の側面と天井面とを覆うテント形状に構成されているため、保線作業時の騒音の発生を効率良く抑制できる。
また、実施形態1の保線作業用防音・吸音装置1Aの防音・吸音部11では、ガイドレール支持部材12A2は各杭12A1に水平方向に回動可能に取り付けられているため、ガイド機構部12Aの上部に設置される防音・吸音部11の幅(レールRに対し直交方向の長さ)が変更されても、図3等に示すように、各杭12A1にガイドレール支持部材12A2の回動角度を調整することにより、防音・吸音部11の幅(レールRに対し直交方向の長さ)の変更に容易に対応することができる。
また、図6に示すように、マルチプルタイタンパー等の自走可能な保線作業機械2に連結棒21を介して保線作業用防音・吸音装置1Aのガイドローラー部12A4等を連結しておけば、当該保線作業機械2の走行と共に移動することが可能であり、保線作業機械2に保線作業の騒音を効率良く防音することができる。なお、図6に示すように連結棒21を介して保線作業用防音・吸音装置1Aのガイドローラー部12A4等を連結可能であることは、後述する実施形態2〜5でも同様である。
実施形態2(マクラギ固定仕様)
次に、実施形態2の保線作業用防音・吸音装置1Bについて説明する。実施形態2の保線作業用防音・吸音装置1Bは、マクラギMに固定する仕様である。なお、上述したように、防音・吸音部11は、上述した実施形態1の防音・吸音部11と同じであるので、実施形態2以降、防音・吸音部11の説明や図示を省略して、特徴部分であるガイド機構部12B〜12Eを説明する。
実施形態2の保線作業用防音・吸音装置1Bのガイド機構部12Bは、図7〜図10に示すように、各軌道レールRの外側のマクラギに軌道レールRに沿って固定される複数のマクラギ固定部材12B1と、ガイド機構部12Bの上部に設けられる防音・吸音部11の幅(レールRに対し直交方向の長さ)の変更に容易に対応可能なように各マクラギ固定部材12B1に回動可能に取り付けられたガイドレール支持部材12B2と、軌道レールRに沿ってガイドレール支持部材12B2に設けられたガイドレール12B3と、柱材11b1の下端部に設けられ、ガイドレール12B3に沿って走行するガイドローラー部とを有する。なお、ガイドローラー部は、実施形態1のガイドローラー部12A4と共通であるので、図示を省略している。
ここで、マクラギ固定部材12B1は、例えば、図9および図10に示すようにガイドレール支持部材12B2が固定された固定部材本体12B11と、固定部材本体12B11に設けられ回転してマクラギMの上部を押す押しネジ12B12,12B12と、固定部材本体12B11の両端部に回動可能に設けられ、マクラギMの両側面を挟持したり、底面に係止する一対の挟持アーム12B13,12B13等を備えている。
従って、実施形態2の保線作業用防音・吸音装置1Bでは、防音・吸音部11を構成する柱材11b1の下端部にはそれぞれ実施形態1のガイドローラー部12A4と共通のガイドローラー部(図示せず。)が設けられ、マクラギMに固定したマクラギ固定部材12B1にガイドレール支持部材12B2を取付け、そのガイドレール支持部材12B2を介し支持されガイドレール12B3に沿って走行可能であるので、実施形態1の保線作業用防音・吸音装置1Aと同様に軌道レールRに沿って容易に移動可能であると共に、テント形状の防音・吸音部11によって保線作業時の騒音の発生を効率良く抑制でき、防音・吸音部11の幅(レールRに対し直交方向の長さ)の変更にも容易に対応できる。
実施形態3(レール固定仕様)
次に、実施形態3の保線作業用防音・吸音装置1Cについて説明する。実施形態3の保線作業用防音・吸音装置1Cは、レールRの底部に固定する仕様である。
実施形態3の保線作業用防音・吸音装置1Cのガイド機構部12Cは、図11〜図14に示すように各軌道レールRの底部に基端部が取付けられ、先端部は各軌道レールRから遠ざかる方向に延びる超尺細幅状のレール底部固定部材12C1と、ガイド機構部12Cの上部に設けられる防音・吸音部11の幅(レールRに対し直交方向の長さ)の変更に容易に対応可能なように各レール底部固定部材12C1に回動可能に取り付けられたガイドレール支持部材12C2と、軌道レールRに沿ってガイドレール支持部材12C2に設けられたガイドレール12C3と、柱材11C1の下端部に設けられ、ガイドレール12C3に沿って走行する実施形態1のガイドローラー部12A4と共通のガイドローラー部とを有する。
従って、実施形態3の保線作業用防音・吸音装置1Cによれば、防音・吸音部11を構成する柱材11C1の下端部にはそれぞれ実施形態1のガイドローラー部12A4と共通のガイドローラー部が設けられ、マクラギMに固定したマクラギ固定部材12C1にガイドレール支持部材12C2を取付け、そのガイドレール支持部材12C2を介し支持されガイドレール12C3に沿って走行可能であるので、実施形態1,2の保線作業用防音・吸音装置1A、1Bと同様に軌道レールRに沿って容易に移動可能であると共に、テント形状の防音・吸音部11によって保線作業時の騒音の発生を効率良く抑制でき、防音・吸音部11の幅(レールRに対し直交方向の長さ)の変更にも容易に対応できる。
実施形態4(締結装置固定仕様)
次に、実施形態4の保線作業用防音・吸音装置1Dについて説明する。実施形態4の保線作業用防音・吸音装置1Dは、レールRの締結装置であるレール締結装置に固定する仕様である。
実施形態4の保線作業用防音・吸音装置1Dのガイド機構部12Dは、図15〜図18に示すように軌道レールRに沿って各軌道レールRをマクラギMに固定するためのレール締結装置Tに固定される複数のレール締結装置固定部材12D1と、このガイド機構部12Dの上部に設けられる防音・吸音部11の幅(レールRに対し直交方向の長さ)の変更に容易に対応可能なように各レール締結装置固定部材12D1に回動可能に取り付けられたに設けられたガイドレール支持部材12D2と、軌道レールRに沿ってガイドレール支持部材12D2に設けられたガイドレール12D3と、柱材11C1の下端部に設けられ、ガイドレール12D3に沿って走行する実施形態1のガイドローラー部12A4と共通のガイドローラー部とを有する。
ここで、レール締結装置Tは、図17に示すように、例えば、板バネT1と、バネ受部T2と、短尺締結ボルトT3等を備えており、ここでは、短尺締結ボルトT3を長尺締結ボルト12D11に交換して、板バネT1の上からレール締結装置固定アダプタ12D12を被せて、その上から長尺締結ボルト12D11で締結して、レール締結装置固定部材12D1をレール締結装置Tに取り付ける。
また、レール締結装置固定部材12D1は、図17に示すように、長尺アーム部12D13を有すると共に、防音・吸音部11の自重などによって長尺アーム部12D13が下がりマクラギMに接触しないように支持部材12d14が設けられている。
従って、実施形態4の保線作業用防音・吸音装置1Dでは、防音・吸音部11を構成する柱材11C1の下端部にはそれぞれ実施形態1のガイドローラー部12A4と共通のガイドローラー部(図示せず。)が設けられ、レールRのレール締結装置Tに固定したレール締結装置固定部材12D1にガイドレール支持部材12D2を取付け、そのガイドレール支持部材12D2を介し支持されガイドレール12D3に沿って走行可能であるので、実施形態1〜3の保線作業用防音・吸音装置1A〜1Cと同様に軌道レールRに沿って容易に移動可能であると共に、テント形状の防音・吸音部11によって保線作業時の騒音の発生を効率良く抑制でき、防音・吸音部11の幅(レールRに対し直交方向の長さ)の変更や、マクラギの締結装置の種類(ボルト固定位置の違い等)にも容易に対応できる。
実施形態5(トロリー仕様)
次に、実施形態5の保線作業用防音・吸音装置1Eについて説明する。実施形態5の保線作業用防音・吸音装置1Eは、上述の実施形態1〜4の保線作業用防音・吸音装置1A〜1Dとは異なり、ガイドレール12A3〜12D3を使用せずに、軌道レールRの上を走行させるトロリー仕様である。
実施形態5の保線作業用防音・吸音装置1Eのガイド機構部12Eは、各軌道レールR上を走行するガイドローラー部12E4と、そのガイドローラー部12E4に設けられ、柱材11E1の下端部を支持するベース部材12E5とを有する。
ベース部材12E5は、ガイドローラー部12E4に固定される2本の太角パイプロッド12E52,12E52と、その太角パイプロッド12E52,12E52の中にそれぞれ挿入されて適宜の長さで固定され、先端部にはそれぞれ防音・吸音部11の柱材11C1の下端部が挿入されて固定される柱材支持部が設けられた細角パイプロッド12E51,12E51とを有しており、太角パイプロッド12E52,12E52に対し細角パイプロッド12E51,12E51の固定位置を調整することにより、レールRの長手方向に対し直行方向におけるベース部材12E5の長さを調整可能に構成している。
これにより、ベース部材12E5の上部に設置される防音・吸音部11の幅(レールRに対し直交方向の長さ)が変更されても、実施形態5の保線作業用防音・吸音装置1Eによれば、レールRの長手方向に対し直行方向におけるベース部材12E5の長さを調整することにより、容易に対応することができる。また、作業目的箇所が軌道レールR間である軌間内ではなく、例えば軌道レールRの外側の作業(ボンド付や溶接等)の場合、テントである防音・吸音部11をずらすことによりスペースを容易に確保することができる。
従って、実施形態5の保線作業用防音・吸音装置1Eでは、防音・吸音部11を構成する柱材11C1の下端部にはそれぞれガイドローラー部12E4が設けられ、そのガイドローラー部12E4には防音・吸音部11の骨組みである柱材11E1の下端部を支持するベース部材12E5が設けられているため、防音・吸音部11がガイドローラー部12E4を介して軌道レールRの上の直接走行可能である。
そのため、実施形態1〜4の保線作業用防音・吸音装置1A〜1Dと同様に軌道レールRに沿って容易に移動可能であり、また、テント形状の防音・吸音部11によって保線作業時の騒音の発生を効率良く抑制でき、防音・吸音部11の幅(レールRに対し直交方向の長さ)の変更にも容易に対応できる。
なお、上記実施形態1〜5の保線作業用防音・吸音装置1A〜1Eでは、防音・吸音部11は、前後左右側面および天井部分に防音・吸音シート11aを有するテント形状(ハウス形状)に構成して説明したが、本発明では、これに限定されるものではなく、天井部分に防音・吸音シート11aがなくても良い。
また、上記実施形態1〜4の保線作業用防音・吸音装置1A〜1Dでは、取付け作業の容易性を考慮して、ガイドレール12A3〜12D3はその下側面側に下方に延びるフランジ板部が設けられた長尺の角パイプで構成して説明したが、本発明ではこれに限らず、使用しなくなった軌道レールR等をガイドレール12A3〜12D3として使用しても勿論良い。
1A 保線作業用防音・吸音装置(実施形態1;道床固定仕様)
11 防音・吸音部
11a 防音・吸音シート
11b 構造材
11b1 柱材
11b2 天井構成材
12A1 杭
12A2 ガイドレール支持部材
12A3 ガイドレール
12A4 ガイドローラー部
1B 保線作業用防音・吸音装置(実施形態2;マクラギ固定仕様)
12B ガイド機構部
12B1 マクラギ固定部材
12B2 ガイドレール支持部材
12B3 ガイドレール
1C 保線作業用防音・吸音装置(実施形態3;レール固定仕様)
12C ガイド機構部
12C1 レール底部固定部材
12C2 ガイドレール支持部材
12C3 ガイドレール
12D 保線作業用防音・吸音装置(実施形態4;締結装置固定仕様)
12D1 レール締結装置
12D2 ガイドレール支持部材
12D3 ガイドレール
12E 保線作業用防音・吸音装置(実施形態5;トロリー仕様)
12E4 ガイドローラー部
12E5 ベース部材
2 保線作業機械
21 連結棒
R 軌道レール
M マクラギ
T レール締結装置

Claims (8)

  1. 軌道レール方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部と、
    前記防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部と、を有する保線作業用防音・吸音装置であって、
    前記ガイド機構部は、
    各軌道レールの外側の道床に軌道レールに沿って杭打ちされて固定される複数の杭と、
    各杭に設けられたガイドレール支持部材と、
    ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、
    前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部と
    を有することを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。
  2. 軌道レール方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部と、
    前記防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部と、を有する保線作業用防音・吸音装置であって、
    前記ガイド機構部は、
    各軌道レールの外側のマクラギに軌道レールに沿って固定される複数のマクラギ固定部材と、
    各マクラギ固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、
    ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、
    前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部と
    を有することを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。
  3. 軌道レール方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部と、
    前記防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部と、を有する保線作業用防音・吸音装置であって、
    前記ガイド機構部は、
    各軌道レールの底部に基端部が取付けられ、先端部は各軌道レールから遠ざかる方向に延びる複数のレール底部固定部材と、
    各レール底部固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、
    ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、
    前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部と
    を有することを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。
  4. 軌道レール方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部と、
    前記防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部と、を有する保線作業用防音・吸音装置であって、
    前記ガイド機構部は、
    各軌道レールをマクラギに固定するためのレール締結装置に軌道レールに沿って固定される複数のレール締結装置固定部材と、
    各レール締結装置固定部材に設けられたガイドレール支持部材と、
    ガイドレール支持部材に設けられ、軌道レールに沿って延びるガイドレールと、
    前記防音・吸音部の構造材の下端部に設けられ、前記ガイドレールに沿って走行するガイドローラー部と
    を有することを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。
  5. 請求項1〜請求項4記載の保線作業用防音・吸音装置において、
    前記ガイドレール支持部材は、
    前記ガイド機構部の上部に設けられる防音・吸音部の幅の変更に容易に対応できるように回動可能に取り付けられていることを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。
  6. 請求項1〜請求項4記載の保線作業用防音・吸音装置において、
    前記ガイドレールは、
    長尺の角パイプであり、その下側面には下方に延びるフランジ板部が設けられ、そのフランジ板部がその両側から前記ガイドレール支持部材によって挟持されることによって支持されることを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。
  7. 軌道レール方向に所定長さで、かつ、2本の軌道レールの間を覆うように少なくとも前後左右側面に防音部材または吸音部材の少なくともいずれか一方を設け、構造材によって立設させた防音・吸音部と、
    前記防音・吸音部が軌道レールに沿って移動するようにガイドするガイド機構部と、を有する保線作業用防音・吸音装置であって、
    前記ガイド機構部は、
    各軌道レール上を走行するガイドローラー部と、
    そのガイドローラーに設けられ、前記防音・吸音部の構造材の下端部を支持するベース部材と
    を有し、
    前記ベース部材は、
    前記ガイドローラー部に固定される太パイプロッド材と、
    その太パイプロッドの中に挿入されて適宜の長さで固定され、先端部においてそれぞれ前記防音・吸音部の構造材の下端部を固定する細ロッド材とを有し、太パイプロッド材に対し細ロッド材の固定位置を調整することにより、防音・吸音部の幅の変更に容易に対応できるように構成したことを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。
  8. 請求項1〜請求項7のいずれか一の請求項に記載の保線作業用防音・吸音装置において、
    前記ガイドローラー部は、
    保線作業機械に対し連結棒を介して連結可能で、本装置は、当該保線作業機械の移動と共に移動可能であることを特徴とする保線作業用防音・吸音装置。
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