JP6006375B1 - 工具のシール部材及びシール方法 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明は更に、シール装置と、破砕ハンマと、破砕ハンマの工具をシールする方法とに関する。
本発明の分野は、独立請求項の前文において、より具体的に定義される。
Claims (15)
- 破砕ハンマの工具のシール部材であって、
前記シール部材は、内周(24)と外周(23)と軸方向の長さ(L)とを有する、シールリングであり、
前記内周(24)は、シール面として機能し、封止されるべき前記工具(6)に対向して配置されることが意図されており、
前記外周(23)は、シールハウジング(15)に対面するように意図されており、
前記シールリング(14)は、弾性材料により作られる、シール部材において、
前記シールリング(14)の前記外周(23)は、幾つかの突起要素を備えており、
前記突起要素は、前記シールリング(14)の軸方向において見た時に、前記外周(23)の法線(N)に対して傾斜する、ことを特徴とするシール部材。 - 前記シールリング(14)の前記外周(23)は、幾つかの傾斜した歯(22)を具備するような歯状である、ことを特徴とする請求項1に記載のシール部材。
- 前記シールリング(14)の前記外周(23)の各歯(22)は、前記シールリング(14)の軸方向において見た時に、前記外周(23)の法線(N)に対して傾斜する、フランク面(31、32)を具備する、ことを特徴とする請求項2に記載のシール部材。
- 各歯(22)は、第1のフランク面(31)と、第2のフランク面(32)と、先端部(33)と、を有しており、
前記第1のフランク面(31)は、軸方向において見た時に湾曲しており、前記第2のフランク面(32)は平面であり、更に
前記先端部(33)は湾曲する、ことを特徴とする請求項3に記載のシール部材。 - 前記シールリング(14)は、前記外周(23)における少なくとも2つの外側スリット(26,27)と、前記内周(24)における少なくとも1つの内側スリット(28)と、を具備しており、
前記スリット(26、27、28)は、前記シールリング(14)の対向する周辺部に伸びることなしで且つ前記シールリング(14)を部分に切断することなしで、制限された半径方向の寸法を有しており、
前記少なくとも2つの外側スリット(26、27)は、それらの間に取付セクタ領域(25)を画定しており、
前記少なくとも1つの内側スリット(28)は、前記取付セクタ領域(25)に設置されており、
前記外側及び内側スリット(26、27、28)は、取り付けの間において前記シールリング(14)の外形寸法を減少させるために、取り付け時に、前記取付セクタ領域(25)を内側に押すことを可能にする、ことを特徴とする請求項1〜4の何れか一項に記載のシール部材。 - 前記シールリング(14)は、前記外周(23)における2つの外側スリット(26,27)と、前記内周(24)における1つの内側スリット(28)と、を備えており、
前記外側スリット(26、27)により画定された前記取付セクタ領域(25)は、セクタ角度(SA)100〜120°を有しており、
前記内側スリット(28)は、前記取付セクタ領域(25)の中央に設置されており、
前記シールリング(14)は、前記シールリング(14)の取り付けのために、前記取付セクタ領域(25)を内側に押すことにより取り付け状態に設定した場合に、小文字のオメガ記号(ω)に似る、ことを特徴とする請求項5に記載のシール部材。 - 細長い部材である、工具(6)と、
前記工具(6)の周りに設置されたシールハウジング(15)と、
前記工具(6)の外面と前記シールハウジング(15)の内面との間の環状の間隙(G)と、
前記間隙(G)をシールするように配置されたシールリング(14)と、を具備するシール装置において、
前記シールリング(14)は、請求項1〜6に基づいており、
前記シールリング(14)は、その周方向において、前記シールハウジング(15)及び前記工具(14)に対して回転(R)することが可能である、ことを特徴とするシール装置。 - 前記工具(6)の長手方向の軸線に対して横方向(T)における前記工具(6)と前記シールハウジング(15)との間の相対的な動きは、可逆的な変形と、前記シールリング(14)の前記外周(23)における傾斜突起要素の回復と、を引き起こし、更に前記シールリング(14)の回転(R)を生成するように形成される、ことを特徴とする請求項7に記載のシール装置。
- 少なくとも前記シールハウジング(15)は、前記シールリング(14)と前記シールハウジング(15)との間の摩擦を増大させるための粗面(34)を備える、ことを特徴とする請求項7又は8に記載のシール装置。
- 破砕ハンマであって、
衝撃装置(4)と、
前記衝撃装置(4)に接続可能な工具(6)と、
前記工具(6)の周りに設置された、シールハウジング(15)と、
前記シールハウジング(15)内に設置された、シールリング(14)と、を具備する、破砕ハンマであって、
前記シールリング(14)は、前記工具(6)が通過する開口を有しており、それにより、前記シールリング(14)は、前記工具(6)と前記シールハウジング(15)との間の間隙(G)を封止するように形成される、破砕ハンマにおいて、
前記シールリング(14)は、請求項1〜6に基づいており、
前記シールリング(14)は、その周方向において、前記シールハウジング(15)及び前記工具に対して回転(R)することが可能である、ことを特徴とする破砕ハンマ。 - 前記破砕ハンマは、前記衝撃装置(4)を囲む、保護ケーシング(7)を具備しており、
前記保護ケーシング(7)は、前記工具(6)が通過するように配置される、工具開口を備えており、
前記シールハウジング(15)及び前記シールリング(14)は、前記保護ケーシング(7)の前記工具の開口に設置される、ことを特徴とする請求項10に記載の破砕ハンマ。 - 前記衝撃装置(4)は、フレーム(10)を具備しており、
前記シールハウジング(15)及び前記シールリング(14)は、前記フレーム(10)の工具側端部(A)に設置される、ことを特徴とする請求項10に記載の破砕ハンマ。 - 前記破砕ハンマ(1)は、該破砕ハンマ(1)の工具側端部(A)に取り付けられた、個別のシールフレーム部材(16)を具備しており、
前記シールフレーム部材(16)は、前記シールハウジング(15)と前記シールリング(14)とを備える、ことを特徴とする請求項10に記載の破砕ハンマ。 - 破砕ハンマの工具をシールする方法であって、この方法が、
少なくとも1つのシールリング(14)を有する前記破砕ハンマ(1)を提供するステップと、
前記破砕ハンマ(1)のシールハウジング(15)に前記シールリング(14)を配置するステップと、
前記シールリング(14)の開口を介して前記工具(6)を通過させるステップと、を具備する、方法において、
前記シールリング(14)の外周(23)において傾斜突起要素を備える、弾性のシールリング(14)を使用するステップと、
前記破砕ハンマ(1)の使用中に、前記シールリング(14)が、前記工具(6)の長手方向の軸線に対して横方向(T)の力を受けることを可能にするステップと、
前記横方向の撓み力(F)により、前記シールリング(14)の前記傾斜突起要素を可逆的に変形させるステップと、
前記撓み力(F)が終了した後に、前記傾斜突起要素の形状をそれらの初期状態に回復して、前記回復により前記シールリング(14)においてトルクを生成するステップと、
前記生成されたトルクにより、前記工具(6)及び前記シールハウジング(15)に対して前記シールリング(14)を回転(R)させるステップと、を特徴とする方法。 - 前記シールリング(14)の前記外周(23)における傾斜した歯(22)により、前記シールリング(14)の回転(R)のためのトルクを生成するステップを特徴とする請求項14に記載の方法。
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JP2004512477A (ja) * | 2000-10-28 | 2004-04-22 | ローベルト ボツシユ ゲゼルシヤフト ミツト ベシユレンクテル ハフツング | 工具ホルダに配置されたシールリングを備えた手持ち式工作機械 |
US20070235950A1 (en) * | 2005-05-09 | 2007-10-11 | Michael Biedermann | Chuck |
US20120037389A1 (en) * | 2010-08-11 | 2012-02-16 | Caterpillar, Inc. | Composite Seal for a Hydraulic Hammer |
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