JP6529293B2 - 滑り軸受装置、ポンプ、隙間調節方法および滑り軸受装置の組立方法 - Google Patents

滑り軸受装置、ポンプ、隙間調節方法および滑り軸受装置の組立方法 Download PDF

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Description

本発明は、滑り軸受装置、滑り軸受装置を備えたポンプ、軸と滑り軸受装置の摺接部材との隙間を調節する隙間調節方法、滑り軸受装置の組立方法に関する。
従来、この種の滑り軸受装置としては、図19に示すように、摺動片101と摺動片101を保持する緩衝材102とを含んだ全体を円周方向103で複数のセグメント軸受体104に分割し、これら複数のセグメント軸受体104を軸受シェル105内に配列して円筒状に形成するものがある。
これによると、軸106が回転することにより、軸106の外周面が滑り軸受装置107の摺動片101に摺接する。
尚、上記のような滑り軸受装置は例えば下記特許文献1に記載されている。
特開平9−317751
しかしながら上記の従来形式では、複数のセグメント軸受体104を一個ずつ軸受シェル105内に配列して接着する必要があり、特に、軸径が大きい場合、多数のセグメント軸受体104を配列しなければならず、組み立てに手間を要するといった問題がある。
また、軸106の外周面と摺動片101の内周面との隙間108は所定の大きさに設定されているが、軸106と摺動片101との少なくともいずれかが摩耗して、上記隙間108が所定の大きさよりも拡大した場合、通常はセグメント軸受体104を交換する必要があり、上記隙間108を所定の大きさに調節するのは非常に手間を要するといった問題がある。
本発明は、容易に組み立てることができ、容易に隙間を調節することが可能な滑り軸受装置、ポンプ、隙間調節方法および滑り軸受装置の組立方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明における滑り軸受装置は、軸に摺接自在な摺接部材が弾性材からなる背面部材の内周部の周方向における複数箇所に設けられ、
背面部材が軸受ケースに挿入されて保持され、
複数の摺接部材を備えた背面部材はシート状に展開した非使用形態から筒状の使用形態に変形自在であり、
使用形態の背面部材の内側に、背面部材の形状を筒状に維持する筒状のサポート部材が設けられ、
サポート部材は周方向における複数箇所に開口部を有し、
使用形態において摺接部材がサポート部材の開口部に嵌め込まれて内側に突出するものである。
これによると、複数の摺接部材を備えた背面部材を非使用形態から筒状の使用形態に変形し、使用形態の背面部材を軸受ケースに挿入することにより、滑り軸受装置を容易に組み立てることができる。
また、使用形態の背面部材がサポート部材によって確実に筒状に維持されるため、背面部材が不用意に径方向内側へ変形するのを防止することができるとともに、背面部材が補強される。
また、背面部材は緩衝材としての機能を有し、軸が回転する際の衝撃等を背面部材で緩和することができる。
本第2発明における滑り軸受装置は、サポート部材は周方向における一箇所が切断された一つ割り構造である。
本第3発明における滑り軸受装置は、使用形態の背面部材の周方向における一端部と他端部との間隙に、ライナーが挿入され
ライナーは周方向において軸受ケースに係合するものである。
これによると、上記間隙がライナーで埋められるため、上記間隙に異物が侵入するのを防止することができる。
また、軸受ケースに係合しているライナーによって、軸受ケースに保持されている使用形態の背面部材が回り止めされるため、軸の回転と共に背面部材が回転してしまうのを防止することができる。
本第発明における滑り軸受装置は、背面部材の外周面に、軸心方向に沿った複数の切れ込みが形成されているものである。
本第発明における上記第1発明から第発明のいずれか1項に記載の滑り軸受装置を備えたポンプであって、
ポンプケーシングに軸受ケースが取り付けられ、
複数の摺接部材を備えた使用形態の背面部材が軸受ケースに保持され、
主軸が摺接部材に摺接するものである。
本第発明は、上記第1発明から第発明のいずれか1項に記載の滑り軸受装置の摺接部材と軸との隙間を調節する隙間調節方法であって、
上記隙間が所定の大きさよりも拡大した場合、使用形態の背面部材を軸受ケースから離脱し、
軸受ケースと使用形態の背面部材との間に隙間調節部材を介在させて、使用形態の背面部材を軸受ケースに挿入するものである。
これによると、隙間調節部材の厚さをTとすると、使用形態の背面部材の外周と軸受ケースの内周との間に隙間調節部材を介在させることにより、背面部材の直径が上記厚さTの2倍の寸法だけ縮小されるため、摺接部材と軸との隙間が上記厚さTだけ小さくなる。これにより、摺接部材と軸との隙間を容易に調節することができる。
本第発明は、上記第1発明から第発明のいずれか1項に記載の滑り軸受装置の組立方法であって、
複数の摺接部材を備えた非使用形態の背面部材を切断し、
切断した背面部材を非使用形態から筒状の使用形態に変形し、
使用形態の背面部材を軸受ケースに挿入するものである。
これによると、シート状に展開した非使用形態の背面部材を用意することにより、軸径に応じた必要な大きさの滑り軸受装置を容易に組み立てることができる。
以上のように本発明によると、複数の摺接部材を備えた背面部材を非使用形態から筒状の使用形態に変形し、使用形態の背面部材を軸受ケースに挿入することにより、滑り軸受装置を容易に組み立てることができる。
また、滑り軸受装置の摺接部材と軸との隙間が所定の大きさよりも拡大した場合、使用形態の背面部材の外周と軸受ケースの内周との間に隙間調節部材を介在させることにより、摺接部材と軸との隙間が隙間調節部材の厚さ分だけ小さくなるため、摺接部材と軸との隙間を容易に調節することができる。
本発明の第1の実施の形態における滑り軸受装置を備えたポンプの一部分の断面図である。 同、滑り軸受装置の断面図である。 図1におけるX−X矢視図である。 図2におけるX−X矢視図である。 図2におけるY−Y矢視図である。 同、滑り軸受装置の摺接部材を備えた背面部材の斜視図であり、シート状に展開した非使用形態を示す。 同、滑り軸受装置の摺接部材を備えた背面部材の斜視図であり、円筒状に丸めた使用形態を示す。 同、滑り軸受装置のサポート部材の斜視図である。 同、滑り軸受装置の摺接部材と主軸との隙間を示す一部拡大図であり、シムで隙間を調節していない状態を示す。 同、滑り軸受装置の隙間調節用のシムの斜視図である。 同、シムを装着した滑り軸受装置の図である。 同、滑り軸受装置の摺接部材と主軸との隙間を示す一部拡大図であり、シムを装着して隙間を調節している状態を示す。 本発明の第2の実施の形態における滑り軸受装置の摺接部材を備えた背面部材の斜視図であり、シート状に展開した非使用形態を示す。 本発明の第3の実施の形態における滑り軸受装置の摺接部材を備えた背面部材の斜視図であり、シート状に展開した非使用形態を示す。 本発明の第4の実施の形態における滑り軸受装置の摺接部材を備えた背面部材の斜視図であり、円筒状に丸めた使用形態を示す。 本発明の第5の実施の形態における滑り軸受装置の図である。 本発明の第6の実施の形態における滑り軸受装置の摺接部材を備えた背面部材の斜視図であり、シート状に展開した非使用形態を示す。 本発明の第7の実施の形態における滑り軸受装置の摺接部材を備えた背面部材の斜視図であり、シート状に展開した非使用形態を示す。 従来の滑り軸受装置の断面図である。
以下、本発明における実施の形態を、図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
第1の実施の形態では、図1〜図5に示すように、1は立軸ポンプのケーシングであり、ケーシング1内に、主軸2と、主軸2を支承する滑り軸受装置3が設けられている。主軸2は、軸本体5と、軸本体5に外嵌された円筒状のスリーブ6とを有している。
滑り軸受装置3は、水中軸受であって、軸受ケース9と、軸受ケース9に保持された背面部材10と、背面部材10に設けられた複数の摺接部材11と、サポート部材12とを有している。軸受ケース9は、主軸2の軸心方向Aに貫通した保持孔14を有する円筒状の部材であり、周方向Bにおいて放射状(十字状)に配設された複数の保持板15を介してケーシング1に固定されている。尚、保持孔14の周面には段差が形成されている。
図4,図5に示すように、背面部材10は、ゴム(弾性材の一例)のシートからなり、円筒状に丸められた使用形態で軸受ケース9の保持孔14内の段差まで挿入され、接着剤等で軸受ケース9に接着されている。ここで、上記接着の目的は、主軸2の回転に伴って背面部材10が回るのを防止するためであり、接着剤に限らず、ねじ等の機械構造による回り止めを含む。
また、摺接部材11は、例えばセラミックやフッ素樹脂等の材質からなる長方形状の部材であり、背面部材10の内周部の周方向Bにおける複数箇所に加硫接着等によって設けられ、主軸2のスリーブ6に対して摺接自在である。
尚、複数の摺接部材11を備えた背面部材10は、ゴムのシートからなるので、図6に示すシート状に展開した非使用形態から図7に示す円筒状に丸めた使用形態に変形自在である。
図7に示すように、サポート部材12は、背面部材10の形状を円筒状に積極的に維持するものであり、使用形態の背面部材10の内側に配置されている。図8に示すように、サポート部材12は、例えば板厚の薄いステンレス材からなる円筒状の部材であり、周方向Bにおける複数箇所には、内外周両面に開口する長方形の開口部17を有している。図7に示すように、摺接部材11は、背面部材10の内周面から開口部17に嵌め込まれて主軸2側に突出している。
尚、図7では、1つの開口部17から1つの摺接部材11が突出しているが、1つの開口部17から2つ(又はそれ以上の複数)の摺接部材11が突出している構造であってもよく、背面部材10の円筒形状が維持できればよい。
使用形態の背面部材10の周方向Bにおける一端部と他端部との間隙18には、薄板状のライナー19が挿入されている。
以下、上記構成における作用を説明する。
滑り軸受装置3の組み立ては以下のようにして行われる。
図6に示すように、複数の摺接部材11を備えた非使用形態の背面部材10を、主軸2の径に応じた長さLに切断し、切断した背面部材10上にサポート部材12(図8参照)を載せ、背面部材10を、非使用形態から、サポート部材12の外周面を包むように円筒状に丸めて、図7に示すように使用形態に変形する。この際、摺接部材11を背面部材10の開口部17に嵌め込む。
その後、図2,図4,図5に示すように、使用形態の背面部材10を保持孔14に挿入して軸受ケース9に接着し、ライナー19を背面部材10の間隙18に挿入して、間隙18を埋める。これにより、滑り軸受装置3を容易に組み立てることができる。
その後、主軸2を滑り軸受装置3に挿通し、主軸2が回転することによりスリーブ6が摺接部材11に摺接する。この際、背面部材10は、ゴム等の弾性材からなるため、緩衝材としての機能を発揮し、主軸2が回転するときの衝撃等を背面部材10で緩和することができる。
また、使用形態の背面部材10がサポート部材12によって確実に円筒状に維持されるため、背面部材10が不用意に径方向内側へ変形するのを防止することができるとともに、背面部材10が補強される。
また、図4,図5,図7に示すように、背面部材10の間隙18がライナー19で埋められるため、間隙18に異物が侵入するのを防止することができるとともに、背面部材10に周方向Bの力が加わり、この力は背面部材10を円筒状に維持することを補助する働きがある。
また、背面部材10の周方向Bの長さLが正規の長さより多少短くても、ライナー19を設けることによって背面部材10の長さLの不足を補うことができる。尚、背面部材10を精度良く正規の長さに切断することで、間隙18を無くし、ライナー19を不要にすることも可能である。
また、図6に示すように、複数の摺接部材11を備えた非使用形態の背面部材10を、その長さLを変えて切断することにより、複数種類の径の主軸2に対応することが可能である。特に、セラミック製の摺接部材11は製作に時間を要するため、予め、摺接部材11を備えた大きな背面部材10を製作しておくことにより、短納期で容易に任意の軸径の滑り軸受装置3を製作することができる。
尚、図9に示すように、滑り軸受装置3の摺接部材11と主軸2のスリーブ6との直径方向における隙間25は所定の大きさに設定されている。スリーブ6と摺接部材11との少なくともいずれかが摩耗して、上記隙間25が所定の大きさよりも拡大した場合、以下のようにして隙間25を所定の大きさに調節する。
使用形態の背面部材10を軸受ケース9の保持孔14から離脱し、ライナー19を背面部材10の間隙18から取り外す。次に、図10,図11に示すように、厚さTの薄い円筒状のシム26(隙間調節部材の一例)を保持孔14に挿入して接着し、その後、使用形態の背面部材10を円筒状のシム26に挿入して接着する。
これにより、図11,図12に示すように、使用形態の背面部材10の外周と軸受ケース9の内周との間にシム26が介在し、背面部材10の直径(すなわち外径および内径)が上記厚さTの2倍の寸法だけ縮小されるため、隙間25が上記厚さTだけ小さくなる。これにより、隙間25を容易に調節することができる。
例えば、上記隙間25が所定の大きさである0.8mmから2mmに拡大した場合、厚さTが1.2mmのシム26を設けることにより、上記隙間25を2mmから0.8mmに調整することができる。
上記のような方法で摺接部材11とスリーブ6との隙間25を調節した後、図11に示すように、背面部材10の一端部と他端部との間に間隙18が発生している場合は、この間隙18に応じたライナー19を挿入して、間隙18を埋めればよい。
また、上記のような隙間調節方法では、背面部材10と軸受ケース9との間にシム26が介在し、背面部材10の内径が縮小されるため、隙間調節前のサポート部材12を、隙間調節後の背面部材10の内径に対応した外径のサポート部材12に交換する必要がある。
また、図11に示すように、サポート部材12を、一箇所Eが切断された一つ割り構造とすることで、上記隙間調節方法において、背面部材10の内径が縮小された際、これに追従してサポート部材12の直径が自動的に縮小するようにしてもよい。
上記第1の実施の形態では、隙間25を調節する場合、使用形態の背面部材10を軸受ケース9の保持孔14から離脱し、円筒状のシム26を保持孔14に挿入した後、使用形態の背面部材10を円筒状のシム26に挿入しているが、このような手順に限定されるものではなく、例えば、使用形態の背面部材10を軸受ケース9の保持孔14から離脱し、離脱した背面部材10を円筒状のシム26に挿入した後、シム26を背面部材10と共に保持孔14に挿入してもよい。
(第2の実施の形態)
第1の実施の形態では、摺接部材11を、背面部材10の内周部の周方向Bにおける複数箇所に設けたが、さらに、背面部材10の内周部の軸心方向Aにおける複数箇所に設けてもよい。例えば、第2の実施の形態では、図13に示すように、摺接部材11を、背面部材10の内周部の周方向Bにおける複数箇所に設けるとともに、軸心方向Aにおける2箇所に設けている。
これによると、摺接部材11は軸心方向Aにおいて2個設けられているため、主軸2のスリーブ6と全摺接部材11との摺接面積が増大し、大きな摺接面積を要する滑り軸受装置3に使用することができる。
また、別の使用方法として、軸心方向Aにおける両摺接部材11間を点線Cに沿って切断することにより、上記第1の実施の形態の図6で示した摺接部材11を備えた背面部材10を2台分作成することができ、2台分の滑り軸受装置3を組み立てることができる。
(第3の実施の形態)
第1および第2の実施の形態では、摺接部材11を長方形に形成しているが、その他の形状であってもよく、例えば、第3の実施の形態として、図14に示すように、摺接部材11を円形に形成してもよい。
これによると、摺接部材11を円形にすることによって、摺接部材11が割れ難くなる。
(第4の実施の形態)
第4の実施の形態では、図15に示すように、背面部材10の外周面に複数(又は単数)の切れ込み23を形成しておく。
これによると、背面部材10が曲がり易くなり、背面部材10を非使用形態から容易に円筒状に丸めて使用形態に変形することができる。
尚、切れ込み23は、線状やV字状又はU字状等の形状でもよく、さらには、背面部材10の内周面に形成されてもよい。この場合、背面部材10を使用形態にすると、背面部材10の内周面には周方向Bに圧縮される力が作用するので、切れ込み23の形状はV字状又はU字状が好適である。
(第5の実施の形態)
第5の実施の形態では、図16に示すように、軸受ケース9の内周面に係合溝30が形成され、ライナー19が背面部材10の間隙18と軸受ケース9の係合溝30とに挿入されている。
これによると、ライナー19は周方向Bにおいて軸受ケース9に係合するため、使用形態の背面部材10が回り止めされ、主軸2の回転と共に背面部材10が回転してしまうのを防止することができる。従って、接着剤で背面部材10を軸受ケース9に接着する手間を省くことができるとともに、滑り軸受装置3の修理や交換が容易に行える。
(第6の実施の形態)
第6の実施の形態では、図17に示すように、背面部材10は複数の分割片40同士が屈曲自在に連結されたものである。これら分割片40は、金属又は樹脂等からなり、抜き差し自在な連結軸41によって連結されており、連結軸41を中心に屈曲自在である。
これによると、分割片40同士を連結軸41の箇所で屈曲させることにより、容易に背面部材10を非使用形態から円筒状に丸めて使用形態に変形することができる。また、連結軸41を抜き取ることにより、分割片40同士を切り離すことができるため、背面部材10を必要な長さに容易に調節することができる。
(第7の実施の形態)
第7の実施の形態では、図18に示すように、背面部材10は複数の分割片45同士が屈曲自在に連結されたものである。すなわち、分割片45は、金属又は樹脂等からなり、凹部46と凸部47とを有している。互いに隣接する一方の分割片45の凸部47が他方の分割片45の凹部46に離脱可能に嵌め込まれており、これにより、分割片45同士が凹凸部46,47を介して屈曲自在に連結されている。
これによると、分割片45同士を凹凸部46,47の箇所で屈曲させることにより、容易に背面部材10を非使用形態から円筒状に丸めて使用形態に変形することができる。また、凸部47を凹部46から離脱させることにより、分割片45同士を切り離すことができるため、背面部材10を必要な長さに容易に調節することができる。
上記各実施の形態では、軸本体5とスリーブ6とを有する主軸2を挙げたが、軸本体5を有するがスリーブ6を有していない主軸2であってもよい。
上記各実施の形態では、立軸ポンプに設けられる水中軸受としての滑り軸受装置3を示したが、水中軸受に限定されるものではなく、さらには、立軸ポンプに限定されるものではなく、横軸ポンプ等に設けられるものであってもよい。
上記各実施の形態では、図6に示すように、背面部材10の周方向Bにおける両端面を平坦にしているが、両端面を同方向に傾斜させ、背面部材10を使用形態に変形した際、背面部材10の両端面同士を接合し易くしてもよい。また、背面部材10の一端面に凹部を形成し、他端面に凸部を形成し、背面部材10を使用形態に変形した際、凸部を凹部に嵌め込んで、背面部材10の両端面同士を接合し易くしてもよい。
上記各実施の形態では、図7に示すように、使用形態の背面部材10の内側にサポート部材12を配置しているが、さらに、背面部材10の外側に別のサポート部材を配置してもよい。これにより、使用形態の背面部材10が内側のサポート部材12と外側の別のサポート部材とによって背面部材10の内外両側から確実に円筒状に維持される。この場合、外側の別のサポート部材として、図11に示したシム26を兼用してもよい。
上記各実施の形態では、図1に示すように、立軸ポンプのケーシング1内に初めから備え付けられた滑り軸受装置3を説明したが、既設のポンプの滑り軸受装置が摩耗して、古い滑り軸受装置を新しい滑り軸受装置に交換する場合、滑り軸受装置3を利用することができる。例えば、図19に示した従来の滑り軸受装置107の摺動片101が摩耗した場合、セグメント軸受体104を軸受シェル105から取り外し、摺接部材11を備えた背面部材10を、使用形態に変形して、サポート部材12と共に、軸受シェル105に取り付ければよい。この際、背面部材10を軸径に応じた長さに切断し、サポート部材12を製作することで、迅速に古い滑り軸受装置を新しい滑り軸受装置に交換することができ、ポンプの運転停止期間を短縮することができる。
1 ケーシング
2 主軸
3 滑り軸受装置
9 軸受ケース
10 背面部材
11 摺接部材
12 サポート部材
14 保持孔
18 間隙
19 ライナー
25 隙間
26 シム(隙間調節部材)
40,45 分割片

Claims (7)

  1. 軸に摺接自在な摺接部材が弾性材からなる背面部材の内周部の周方向における複数箇所に設けられ、
    背面部材が軸受ケースに挿入されて保持され、
    複数の摺接部材を備えた背面部材はシート状に展開した非使用形態から筒状の使用形態に変形自在であり、
    使用形態の背面部材の内側に、背面部材の形状を筒状に維持する筒状のサポート部材が設けられ、
    サポート部材は周方向における複数箇所に開口部を有し、
    使用形態において摺接部材がサポート部材の開口部に嵌め込まれて内側に突出することを特徴とする滑り軸受装置。
  2. サポート部材は周方向における一箇所が切断された一つ割り構造であることを特徴とする請求項1記載の滑り軸受装置。
  3. 使用形態の背面部材の周方向における一端部と他端部との間隙に、ライナーが挿入され
    ライナーは周方向において軸受ケースに係合することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の滑り軸受装置。
  4. 背面部材の外周面に、軸心方向に沿った複数の切れ込みが形成されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の滑り軸受装置。
  5. 上記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の滑り軸受装置を備えたポンプであって、
    ポンプケーシングに軸受ケースが取り付けられ、
    複数の摺接部材を備えた使用形態の背面部材が軸受ケースに保持され、
    主軸が摺接部材に摺接することを特徴とするポンプ。
  6. 上記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の滑り軸受装置の摺接部材と軸との隙間を調節する隙間調節方法であって、
    上記隙間が所定の大きさよりも拡大した場合、使用形態の背面部材を軸受ケースから離脱し、
    軸受ケースと使用形態の背面部材との間に隙間調節部材を介在させて、使用形態の背面部材を軸受ケースに挿入することを特徴とする隙間調節方法。
  7. 上記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の滑り軸受装置の組立方法であって、
    複数の摺接部材を備えた非使用形態の背面部材を切断し、
    切断した背面部材を非使用形態から筒状の使用形態に変形し、
    使用形態の背面部材を軸受ケースに挿入することを特徴とする滑り軸受装置の組立方法。
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