JP2007263185A - すべり軸受装置およびポンプ装置 - Google Patents

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圭介 永岡
Masafumi Inoue
雅史 井上
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Abstract

【課題】摺接部材を保持体に固定するための部品数を減らして構造を簡素にすることが可能なすべり軸受装置を提供する。
【解決手段】回転軸4の外周面に摺接する複数の摺接部材20が、金属製の筒状の保持体19の内側に、周方向に所定間隔おきに配置され、保持体19が筒状のシェル16の内側に嵌め込まれ、保持体19の外周部とシェル16の内周部との間にゴム製の緩衝部材17が設けられ、保持体19の内周面に、軸心方向の両端面に貫通する溝23が周方向に所定間隔おきに複数形成され、各摺接部材20は各溝23に嵌め込まれ、保持体19の両端面に、各摺接部材20を軸心方向において一括して固定するリング状の固定部材24,25が設けられている。
【選択図】図4

Description

本発明は、例えば無注水のドライ状態と水によって潤滑される注水状態との両方の状態で使用されるすべり軸受装置、および、このすべり軸受装置を備えた立軸ポンプ装置や立軸斜流ポンプ装置或いは横軸斜流ポンプ装置等のポンプ装置に関する。
従来、この種のすべり軸受装置としては、例えば図11に示すものがある(下記特許文献1参照)。これによると、回転軸81の外周面に摺接する複数の摺接部材82が、円筒状の保持体83の内側に、周方向に所定間隔おきに配置されている。尚、摺接部材82はセラミックス製であり、保持体83は金属製である。保持体83は円筒状のシェル84の内側に嵌め込まれ、保持体83の外周面とシェル84の内周面との間には、ゴム製の緩衝部材85が設けられている。
上記複数の各摺接部材82は、個別に、止め具86によって保持体83に固定されている。すなわち、個々の摺接部材82の取付箇所に対応した孔部87が保持体83に複数形成されており、各孔部87は保持体83の内外周両面に貫通し、各孔部87に各止め具86が挿入されている。
特開平11−166528
しかしながら上記の従来形式では、止め具86と孔部87とはそれぞれ摺接部材82の個数と少なくとも同じ個数分設けなくてはならない。したがって、摺接部材82の個数が多い場合、孔部87や止め具86を設けるのに手間がかかり、各摺接部材82を軸心方向において保持体83に固定するための部品数が増加し構造が複雑になるといった問題がある。
本発明は、摺接部材を保持体に固定するための部品数を減らして構造を簡素にすることが可能なすべり軸受装置およびポンプ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本第1発明におけるすべり軸受装置は、回転軸の外周面に摺接する複数の摺接部材が、筒状の保持体の内側に、周方向に所定間隔おきに配置され、
保持体が筒状のシェルの内側に嵌め込まれ、
保持体の外周部とシェルの内周部との間に緩衝部材が設けられ、
保持体の内周面に、軸心方向の両端面に貫通する溝が周方向に所定間隔おきに複数形成され、
各摺接部材は各溝に嵌め込まれ、
保持体の上記両端面に、各摺接部材を軸心方向において一括して固定するリング状の固定部材が設けられているものである。
これによると、回転軸が回転した場合、回転軸の外周面が摺接部材に摺接し、これにより、回転軸がすべり軸受装置によって保持される。この際、回転軸の回転によって発生する振動は緩衝部材によって緩衝される。
また、各摺接部材は、保持体に形成された溝に嵌め込まれ、保持体の両端面に設けられた一対の固定部材によって一括して軸心方向に固定される。したがって、従来のように固定部材を摺接部材の個数と同じ個数分設ける必要はなく、各摺接部材を保持体に固定するための部品数を減らして構造を簡素にすることができる。
本第2発明におけるすべり軸受装置は、各溝は、軸心方向に直交する断面において、径方向の外側が内側よりも幅広となる部分を有しているものである。
これによると、回転軸をすべり軸受装置に挿通する前、摺接部材が溝から径方向の内側へ脱落するのを確実に防止することができる。また、摺接部材を保持体の溝に接着している場合には、使用中に、万一、摺接部材と溝との接着状態に異常が発生しても、摺接部材が溝から径方向の内側へ脱落するのを防止することができる。
本第3発明におけるすべり軸受装置は、各溝は、軸心方向に直交する断面が径方向外側ほど幅広となる蟻溝形状であるものである。
これによると、回転軸をすべり軸受装置に挿通する前、摺接部材が溝から径方向の内側へ脱落するのを確実に防止することができる。また、摺接部材を保持体の溝に接着している場合には、使用中に、万一、摺接部材と溝との接着状態に異常が発生しても、摺接部材が溝から径方向の内側へ脱落するのを防止することができる。
本第4発明におけるすべり軸受装置は、各摺接部材は、基材部と、基材部に形成された硬化層とで構成され、
基材部が溝に嵌め込まれ、
硬化層が回転軸の外周面に摺接するものである。
これによると、回転軸が回転した場合、回転軸の外周面が摺接部材の硬化層に摺接するため、摺接部材の磨耗を低減することができ、摺接部材の耐久性が向上する。
本第5発明は、上記第1発明から第4発明のいずれか1項に記載のすべり軸受装置を備えたことを特徴とするポンプ装置である。
以上のように本第1発明によると、各摺接部材は、保持体に形成された溝に嵌め込まれ、保持体の両端面に設けられた一対の固定部材によって一括して軸心方向に固定される。したがって、従来のように固定部材を摺接部材の個数と同じ個数分設ける必要はなく、各摺接部材を保持体に固定するための部品数を減らして構造を簡素にすることができる。
本第2および第3発明によると、回転軸をすべり軸受装置に挿通する前、摺接部材が溝から径方向の内側へ脱落するのを確実に防止することができる。また、摺接部材を保持体の溝に接着している場合には、使用中に、万一、摺接部材と溝との接着状態に異常が発生しても、摺接部材が溝から径方向の内側へ脱落するのを防止することができる。
本第4発明によると、摺接部材の磨耗を低減することができ、摺接部材の耐久性が向上する。
以下、本発明における第1の実施の形態を図1〜図7に基づいて説明する。
図1に示すように、1は先行待機運転が行える立軸斜流ポンプ装置(ポンプ装置の一例)であり、ケーシング2の下端に吸込口3が形成されている。ケーシング2内には主軸である回転軸4が挿通されており、回転軸4の下端に羽根車5が設けられている。上記回転軸4は上下複数のすべり軸受装置11〜13によって回転自在に支持されている。これらすべり軸受装置11〜13はそれぞれケーシング2内の円筒状の固定部材6に設けられている。また、上記吸込口3に空気を吸気する吸気管14が設けられ、この吸気管14は気水切替装置(図示せず)によって開閉されるように構成されている。尚、上記立軸斜流ポンプ1は、羽根車5が回転して水を吸い上げる揚水運転と、羽根車5が回転しているが水を吸い上げないドライ運転の運転パターンが選定できるものである。
図2に示すように、回転軸4は、軸本体4aと、軸受箇所において軸本体4aに外嵌された円筒状の軸側スリーブ4bと、軸側スリーブ4bの外周面に全周にわたって形成された軸側摺接部4cとで構成されており、固定部材6を貫通している。
上記すべり軸受装置11は以下のように構成されている。
図2〜図4に示すように、すべり軸受装置11は、回転軸4を回転自在に保持する軸受体15と、軸受体15の径方向外側に配置された金属製の円筒状のシェル16とを有している。軸受体15はシェル16に嵌め込まれており、軸受体15とシェル16との間には、円筒状の緩衝部材17が設けられている。
上記軸受体15は、金属製の円筒状の保持体19と、回転軸4の軸側摺接部4cの外周面に摺接する複数の軸受側摺接部材20(摺接部材)とで構成されている。図5,図6に示すように、保持体19は、回転軸4の軸心7の方向における両端面19a,19bにそれぞれ、印籠部21,22(嵌込部)を備えている。保持体19の内周面には、上記両端面19a,19bに貫通する溝23が周方向Aに所定間隔おきに複数形成されている。図7に示すように、各溝23は、軸心7の方向に直交する断面が一定の幅を有する凹形状に形成されている。軸受側摺接部材20は、溝23に嵌め込まれており、接着剤で溝23に接着されている。軸受側摺接部材20の径方向Bの内端部が保持体19の内周面から軸心7に向かって突出している。
保持体19の両端面19a,19bには、各軸受側摺接部材20を軸心7の方向において一括して固定する一対のリング状の固定部材24,25が複数本のボルト26(取付部材)によって取付けられている。図6に示すように、このうち一方の固定部材24は内周部に一方の嵌合部28を全周にわたって有しており、他方の固定部材25は内周部に他方の嵌合部29を全周にわたって有している。図4に示すように、一方の嵌合部28は一方の印籠部21に嵌合して各軸受側摺接部材20の一端面に当接し、他方の嵌合部29は他方の印籠部22に嵌合して各軸受側摺接部材20の他端面に当接する。これにより、各軸受側摺接部材20は、軸心7の方向において一括して固定され、保持体19の内側に、周方向Aに所定間隔おきに配置される。
図7に示すように、各軸受側摺接部材20は、基材部31と、基材部31の径方向Bにおける内端面に形成された硬化層32とで構成されている。尚、基材部31は、コバルト系の超硬合金等を材質としており、溝23に嵌め込まれている。また、硬化層32は、ダイヤモンドの焼結体等を材質としており、回転軸4の軸側摺接部4cの外周面に摺接する。
図4に示すように、緩衝部材17は、ゴム等の弾性材を材質としており、保持体19の外周面とシェル16の内周面との間に挟まれている。図7に示すように、緩衝部材17の内周面には、軸心7の方向における緩衝部材17の両端面に貫通する溝部41が周方向Aの複数箇所に形成されている。また、図4に示すように、緩衝部材17の外周面には凹部33が全周にわたり形成されている。さらに、シェル16の内周面には、上記凹部33に嵌入する凸部34が全周にわたり形成されている。
図2に示すように、シェル16は、固定部材6の上部に設けられており、固定部材6の軸挿通孔6aに嵌め込まれる円筒部16aと、円筒部16aの上端から径方向外側へ張り出したフランジ部16bとで構成されている。フランジ部16b上には、軸受体15と緩衝部材17との上方を覆う円環状のカバー部材36が嵌め込まれている。シェル16のフランジ部16bとカバー部材36とは、複数のボルト37によって固定部材6の上端部に取付け固定されている。
カバー部材36には、回り止め用のピン38が複数設けられ、これらピン38はそれぞれ、一方の固定部材24に複数形成された孔部39に嵌め込まれている。これにより、軸受体15が回転軸4と共回りするのを防止している。
以上がすべり軸受装置11の構成であり、他のすべり軸受装置12,13も同様に構成されており、このうち、すべり軸受装置12は上下反対に設けられている。
以下、上記構成における作用を説明する。
回転軸4が回転した場合、回転軸4の軸側摺接部4cが軸受側摺接部材20の硬化層32に摺接し、これにより、回転軸4が各すべり軸受装置11〜13によって保持される。尚、回転軸4の回転によって発生する振動は、緩衝部材17が弾性変形することによって緩衝される。この際、緩衝部材17が変形した分を溝部41(図7参照)に逃がすことができる。
また、図2〜図4に示すように、各軸受側摺接部材20は、保持体19に形成された溝23に嵌め込まれ、一対の固定部材24,25とボルト26とによって一括して軸心7の方向に固定される。したがって、従来のように固定部材を軸受側摺接部材の個数と同じ個数分設ける必要はなく、各軸受側摺接部材20を保持体19に固定するための部品数を減らして構造を簡素にすることができる。
また、図7に示すように、上記軸受側摺接部材20の硬化層32の材質にダイヤモンドの焼結体等を用いているため、立軸斜流ポンプ1のドライ運転時や或いはスラリー水に晒される運転条件下における軸受側摺接部材20の磨耗を低減することができ、軸受側摺接部材20の耐久性が向上する。
次に、本発明における第2の実施の形態を図8に基づいて説明する。
各溝23は、軸心7の方向に直交する断面が径方向Bの外側ほど幅広となる蟻溝形状に形成されている。また、軸受側摺接部材20は、軸心7の方向に直交する断面形状が台形状に形成されており、溝23に嵌め込まれて接着剤で接着されている。
これによると、立軸斜流ポンプ装置1の組立時などにおいて、回転軸4をすべり軸受装置11〜13に挿通する前、軸受側摺接部材20が溝23から径方向Bの内側へ脱落するのを確実に防止することができる。また、使用中に、万一、軸受側摺接部材20と溝23との接着状態に異常が発生した場合でも、軸受側摺接部材20が溝23から径方向Bの内側へ脱落するのを防止することができる。
さらに、本第2の実施の形態では、上記のように軸受側摺接部材20を接着剤で溝23に接着しているが、軸受側摺接部材20と溝23との嵌合部の加工精度によっては、各軸受側摺接部材20をそれぞれ接着剤で溝23に接着する必要はなく、接着剤を各溝23に塗布する面倒な作業を省略することもできる。
また、上記第2の実施の形態では、溝23を蟻溝形状に形成しているが、蟻溝形状に限定されるものではなく、例えば、以下の第3および第4の実施の形態に説明するような形状であってもよい。
第3の実施の形態として図9に示すように、溝23は、軸心7の方向に直交する断面において、T形状に形成されており、径方向Bの外側が内側よりも幅広となる幅広部分23aを有している。また、軸受側摺接部材20は、軸心7の方向に直交する断面形状がT形状に形成されており、径方向Bの外側が内側よりも幅広となる幅広部分20aを有している。尚、軸受側摺接部材20は溝23に嵌め込まれて接着剤で接着されている。
これによると、軸受側摺接部材20を溝23に嵌め込んだ際、軸受側摺接部材20の幅広部分20aが溝23の幅広部分23aに嵌まり込む。これにより、立軸斜流ポンプ装置1の組立時などにおいて、回転軸4をすべり軸受装置11〜13に挿通する前、軸受側摺接部材20が溝23から径方向Bの内側へ脱落するのを確実に防止することができる。また、使用中に、万一、軸受側摺接部材20と溝23との接着状態に異常が発生した場合でも、軸受側摺接部材20が溝23から径方向Bの内側へ脱落するのを防止することができる。
さらに、本第3の実施の形態では、上記のように軸受側摺接部材20を接着剤で溝23に接着しているが、軸受側摺接部材20と溝23との嵌合部の加工精度によっては、各軸受側摺接部材20をそれぞれ接着剤で各溝23に接着する必要はなく、接着剤を各溝23に塗布する面倒な作業を省略することもできる。
第4の実施の形態として図10に示すように、溝23は、軸心7の方向に直交する断面において、六角形状に形成されており、径方向Bの外側が内側よりも幅広となる幅広部分23aを有している。また、軸受側摺接部材20は、軸心7の方向に直交する断面形状が六角形状に形成されており、径方向Bの外側が内側よりも幅広となる幅広部分20aを有している。尚、軸受側摺接部材20は溝23に嵌め込まれて接着剤で接着されている。
これによると、軸受側摺接部材20を溝23に嵌め込んだ際、軸受側摺接部材20の幅広部分20aが溝23の幅広部分23aに嵌まり込む。これにより、立軸斜流ポンプ装置1の組立時などにおいて、回転軸4をすべり軸受装置11〜13に挿通する前、軸受側摺接部材20が溝23から径方向Bの内側へ脱落するのを確実に防止することができる。また、使用中に、万一、軸受側摺接部材20と溝23との接着状態に異常が発生した場合でも、軸受側摺接部材20が溝23から径方向Bの内側へ脱落するのを防止することができる。
さらに、本第4の実施の形態では、上記のように軸受側摺接部材20を接着剤で溝23に接着しているが、軸受側摺接部材20と溝23との嵌合部の加工精度によっては、各軸受側摺接部材20をそれぞれ接着剤で各溝23に接着する必要はなく、接着剤を各溝23に塗布する面倒な作業を省略することもできる。
上記各実施の形態において、軸受側摺接部材20の硬化層32の回転軸4に対する摺接面は、回転軸4の外周面に沿った凹状の円弧形にR加工し、その表面粗さをRmax≦0.1にすることが望ましい。これにより、回転軸4の回転が安定するとともに摩擦係数を低減することができる。
さらに、上記硬化層32の回転軸4と対向する摺接面の周縁部の四辺を、円弧状に加工(R加工)したり(例えば図4の矢印イ参照)、或いは面取り加工(C加工)する(例えば図8の矢印ロ参照)のが望ましい。これにより、硬化層32と回転軸4との接触が滑らかになり、回転軸4の回転が安定するとともに摩擦係数を低減することができる。
上記各実施の形態では、保持体19を金属製にしているが、金属製に限定されるものではなく、例えば、所定強度を有する樹脂製等であってもよい。
上記各実施の形態では、図1に示すように、ポンプ装置の一例として立軸斜流ポンプ装置1を挙げたが、他の形式のポンプ装置であってもよい。
上記各実施の形態では、図2に示すように、回転軸4を軸本体4aと軸側スリーブ4bと軸側摺接部4cとで構成しているが、軸本体4aに軸側スリーブ4bと軸側摺接部4cとを設けず、回転軸4を軸本体4aのみで構成し、軸本体4aを直接軸受側摺接部材20に摺接させてもよい。
本発明の第1の実施の形態におけるすべり軸受装置を備えたポンプ装置の縦断面図である。 同、すべり軸受装置の縦断面図である。 同、すべり軸受装置の一部切欠き平面図である。 同、すべり軸受装置の拡大縦断面図である。 同、すべり軸受装置の保持体の平面図である。 同、すべり軸受装置の保持体と固定部材との縦断面図である。 同、すべり軸受装置の軸受側摺接部材と保持体と緩衝部材との拡大平面図である。 本発明の第2の実施の形態におけるすべり軸受装置の軸受側摺接部材と保持体と緩衝部材との拡大平面図である。 本発明の第3の実施の形態におけるすべり軸受装置の軸受側摺接部材と保持体と緩衝部材との拡大平面図である。 本発明の第4の実施の形態におけるすべり軸受装置の軸受側摺接部材と保持体と緩衝部材との拡大平面図である。 従来のすべり軸受装置の一部切欠き平面図である。
符号の説明
1 立軸斜流ポンプ装置(ポンプ装置)
4 回転軸
7 軸心
11〜13 すべり軸受装置
16 シェル
17 緩衝部材
19 保持体
19a,19b 端面
20 軸受側摺接部材
23 溝
23a 幅広部分
24,25 固定部材
31 基材部
32 硬化層
A 周方向
B 径方向

Claims (5)

  1. 回転軸の外周面に摺接する複数の摺接部材が、筒状の保持体の内側に、周方向に所定間隔おきに配置され、
    保持体が筒状のシェルの内側に嵌め込まれ、
    保持体の外周部とシェルの内周部との間に緩衝部材が設けられ、
    保持体の内周面に、軸心方向の両端面に貫通する溝が周方向に所定間隔おきに複数形成され、
    各摺接部材は各溝に嵌め込まれ、
    保持体の上記両端面に、各摺接部材を軸心方向において一括して固定するリング状の固定部材が設けられていることを特徴とするすべり軸受装置。
  2. 各溝は、軸心方向に直交する断面において、径方向の外側が内側よりも幅広となる部分を有していることを特徴とする請求項1記載のすべり軸受装置。
  3. 各溝は、軸心方向に直交する断面が径方向外側ほど幅広となる蟻溝形状であることを特徴とする請求項2記載のすべり軸受装置。
  4. 各摺接部材は、基材部と、基材部に形成された硬化層とで構成され、
    基材部が溝に嵌め込まれ、
    硬化層が回転軸の外周面に摺接することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のすべり軸受装置。
  5. 上記請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のすべり軸受装置を備えたことを特徴とするポンプ装置。
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