JP6006258B2 - シールド構造体及びシールドボックス - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信端末等の性能検査等に用いて好適なシールド構造体及びシールドボックスに関する。
近年、多機能通信端末をはじめとする無線通信端末のめざましい発達に伴い、さらなる需要の伸びが見込まれる一方、これら無線通信端末に関わる開発サイクルも短くなり、新製品のリリース数や修理等の件数も大幅に増加している。
ところで、無線通信端末の開発や製品の出荷、修理等に際しては、当該端末が正常に機能するか否かを確認するべく、性能検査(性能試験)が必須となる。その性能検査の1つに送信電波や受信感度の検査(以下、これらをまとめて「電波検査」という)がある。
かかる検査を行う際には、外界から電磁的に遮蔽され、かつ、無線通信端末から発せられる電波の反射等の影響が少ない電波暗室などを利用して行うのが理想である。しかしながら、電波暗室は極めて高価であることに加え、場所も限られる等の理由により採用され難い。このような高価な電波暗室に代わり、安価で手軽なシールドボックスが開発され、広く利用されるようになっている(例えば、特許文献1参照)。
図8は、従来のシールドボックスの全体構成を示す斜視図である。
シードボックス100は、函体101と蓋102とを備えて構成され、それぞれ電磁遮蔽効果の高い金属から形成されている。蓋102は、ヒンジを介して函体101に開閉可能に取り付けられている。函体101の蓋102を開けることで、無線通信端末103を函体101の中に収容することが可能となっている。シールドボックス101の内部に収容された無線通信端末103は、函体101の蓋102を閉めることにより、外界と電磁的に遮蔽される。
特開2007−178415号公報
ここで、電波検査を行う際には、函体101に格納した無線通信端末103について何らかの操作(ボタン操作や位置の変更など)が必要になることがある。かかる操作を行うためには、蓋102を開閉する必要があるが、蓋102を開閉することで電磁波等が漏れ出してしまい、シールドボックス101を利用して検査することのメリットが低減してしまう、という問題が指摘されていた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、簡易な構成でありながら、シールドボックスの蓋を開閉する場合であっても、従来に比して電磁波等の漏れを抑制することが可能なシールド構造体及びシールドボックスを提供することを目的とする。
本発明の一実施形態にシールド構造体は、電磁波の漏れ及び侵入を防止するシールドボックスに着脱可能なシールド構造体であって、磁石を包含したフレームであり、シールドボックスの開閉部分に取り付け可能な可撓性を有するフレームと、フレームに取り付けられた電磁波シールド布とを具備することを特徴とする。
ここで、上記構成にあっては、フレームは、シールドボックスの蓋の周囲に沿って取り付け可能な第1フレームとシールドボックスの函体の周囲に沿って取り付け可能な第2フレームとを備える態様が好ましい。
また、上記構成にあっては、電磁波シールド布は蛇腹状である態様も好ましい。
本発明によれば、簡易な構成でありながら、シールドボックスの蓋を開閉する場合であっても、従来に比して電磁波等の漏れを抑制することが可能となる。
本発明の一実施形態であるシールド構造体がシールドボックスに装着された構成を示す図である。 シールド構造体の拡大斜視図である。 シールド構造体のフレームの断面図である。 シールド布の部分拡大図である。 シールドボックスに対するシールド構造体の取り付け態様を例示した図である。 シールド構造体のその他の使用例を示す図である。 シールド構造体の他の例を示す図である。 シールドボックスの従来例を示す図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。ただし、以下に説明する実施形態は、あくまでも例示であり、以下に明示しない種々の変形や技術の適用を排除する意図はない。即ち、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲で種々変形(各実施例を組み合わせる等)して実施することができる。また、以下の図面の記載において、同一または類似の部分には同一または類似の符号を付して表している。図面は模式的なものであり、必ずしも実際の寸法や比率等とは一致しない。図面相互間においても互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれていることがある。
A.本実施形態
図1は、本実施形態に係るシールド構造体1000がシールドボックス200に装着された構成を示す図である。なお、本実施形態では、シールドボックス200に収容される端末の一例として無線通信端末を想定するが、あらゆる電子機器に適用可能である。
シールド構造体1000は、シールドボックス200の外側(あるいは内側)に取り付けるタイプのシールドカバーである。シールド構造体1000は、シールドボックス200に対して着脱自在に取り付け可能なフレーム1100と、フレーム1100に固着されたシールド布1200とを備えている。
図2はシールド構造体1000の拡大斜視図であり、図3はシールド構造体1000のフレーム1100の断面図、図4はシールド布1200の部分拡大図である。
図3に示すように、フレーム1100は、多層構造を有しており、内層はシート状のマグネット1100a、中層は可撓性を有するシリコン1100b、そしてその外はフレーム1100に固着されたシールド布1200となっている。シールド布1200は、例えばポリエステル布に軟磁性金属をメッキ加工した電磁波の遮蔽効果の高い布などが挙げられる。また、可視光線の透過率や反射率の値によって視認性が異なる。もっとも、いかなるシールド布を利用するかは使用目的に応じて適宜決定すればよい。本実施形態では、透明性のシールド布を用いて視認性を確保している、そして、フレーム1100に埋め込まれたマグネット1100aにより、磁性を帯びたシールドボックス200の外枠に着脱可能にとなっている。視認性を確保するという点では、金属と強化繊維などを融合した、視認性の高いメッシュ構造の素材(例えば、メッシュ0.08mm〜0.2mm程度のメッシュ素材など)をシールド布として利用しても良い。
なお、磁石(マグネット)1100aとしては、例えば鉄、クロム、コバルトを主成分とし鋳造した磁石(鋳造磁石)が考えられるが、どのようなタイプのマグネットを利用するかは適宜設定・変更可能である。また、可撓性を有する部材としてシリコン1100bを例示したが、シリコンに限定する趣旨ではなく、他の部材を用いても良いのはもちろんである。
ここで、シールドボックス200の外枠は、ヒンジを介して函体201に開閉可能に取り付けられている蓋202の外周部202aと、蓋202の外周部202aに対応する函体201の外周部201aとから構成されている(図1参照)。本実施形態に係るフレームは、蓋202の外周部202aに沿って取り付け可能なフレーム部分(第1フレーム)と、函体201の外周部201aに沿って取り付け可能なフレーム部分(第2フレーム)とから構成されている。さらに、本実施形態では、フレーム1100に対して蛇腹状のシールド布1200が取り付けられている(図4参照)。このため、蓋202を閉めた時には、シールド布1200はフレーム1100の幅内で収容可能となる。これにより、蓋202の開閉の際、シールド布1200が邪魔になる等の不具合を未然に防止することが可能となる。
また、シールド布1200は、フレーム1100の全周を囲うように取り付けられているため、シールドボックス200の開閉前面部230だけでなく、開閉側面部240も含めて電磁波をシールドする。これにより、シールドボックス200の開閉前面部230のみをシールド布1200で覆う場合に比較して電磁シールドの遮蔽効果を高めることが可能となる。
図5は、シールドボックス200に対するシールド構造体1000の取り付け態様を例示した図である。図5に示すように、シールド構造体1000は、フレーム1100に埋め込まれたマグネット1100aにより、磁性を帯びたシールドボックス200の外枠に着脱可能に取り付けられる。もっとも、フレーム1100は、主に、フレキシブルなマグネット1100a及びシリコン1100bによって構成されているため、シールドボックス200のその他の面(磁性を有する外面や内面)の周囲(すなわち、シールドボックスの開閉部分)に沿って取り付けるなど、取り付け位置の変更に対して柔軟に対応可能である。
なお、フレーム1100の長さは、シールドボックス200の外枠の外周と完全に一致している必要はなく、シールドボックス200の外枠の外周よりも短い場合(あるいは長い場合)にも適用可能である。また、現在、汎用されているシールドボックス200のサイズは様々であるが、本実施形態に係るフレーム1100はフレキシブルに取り付け可能であるため、汎用されている様々なサイズのシールドボックス200に適用可能である。
図6は、シールド構造体1000のその他の使用例を示す図である。
上記例では、シールドボックス200にシールド構造体1000を取り付けて利用する場合について説明したが、例えばシールド構造体1000のみを利用しても良いのはもちろんである。例えば、図6に示すようにシールド構造体1000のフレーム1100を曲げることで平面上に広げ、いわゆる蚊帳のようにして利用することも可能である。
以上説明したように、本実施形態によれば、シールドボックスの外側(あるいは内側)の周囲に沿って着脱可能なシールド構造体を設けることで、シールドボックスの蓋を開閉する場合であっても、従来に比して電磁波等の漏れを抑制することが可能となる。また、透明性のシールド布を用いることで、シールドボックスを開いた状態で、シールドボックス内に収容されている無線通信端末等の稼働状態やディスプレイの表示を目視確認することが可能となる。
B.その他
上述した本実施形態では、シールドボックス200の開閉前面部230だけでなく、開閉側面部240も含めて電磁波をシールドする場合について説明したが、例えば、図7に示すように、シールドボックス200の開閉前面部230のみを覆うシールド構造体1000aであっても良い。この場合、電磁波の遮蔽効果は本実施形態に比べて劣るものの、より簡易かつ安価にシールド構造体1000aを形成することが可能となる。この場合、シールド構造体1000aのシールド布1200を、シールドボックス200に係止する部材として、例えば開閉フック250を利用しても良い。かかる態様によれば、より簡易にシールド構造体1000aを構成することが可能となる。
また、上述した本実施形態では、フレーム構造体1000をシールドボックス200に取り付ける手段として、フレーム1100に埋め込まれたマグネット1100aを利用したが、これに代えて(あるいは加えて)ファスナーやボタンを利用してフレーム構造体1000をシールドボックス200に取り付けても良い。
また、上述した本実施形態では、収容の便宜を考慮し、蛇腹状のシールド布1200を例示したが、これに限る趣旨ではなく、例えばシャッタータイプのシールド布や既成のシールド布などを利用しても良い。
なお、本実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更/改良され得るととともに、本発明にはその等価物も含まれる。
1000、1000a…シールド構造体、1100…フレーム、1100a…マグネット、1100b…シリコン、1200…シールド布、200…シールドボックス、201…函体、201a、202a…外周部、202…蓋、230…開閉前面部、240…開閉側面部、250…開閉フック。

Claims (3)

  1. 電磁波の漏れ及び侵入を防止するシールドボックスに着脱可能なシールド構造体であって、
    前記シールドボックスの蓋の周囲に沿って取り付け可能な磁石を包含した第1フレームと前記シールドボックスの函体の周囲に沿って取り付け可能な磁石を包含した第2フレームとを備える、前記シールドボックスの開閉部分に取り付け可能な可撓性を有するフレームと、
    前記第1フレームと前記第2フレームに取り付けられた前記電磁波シールド布とを具備する、
    シールド構造体。
  2. 前記電磁波シールド布は蛇腹状である、請求項1に記載のシールド構造体。
  3. 請求項1又は2の請求項に記載のシールド構造体を備えたシールドボックス。
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