JP6005998B2 - 燃焼装置 - Google Patents

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Description

本発明は、複数のバーナを有するバーナユニットと、バーナユニットに燃料ガスを供給するガス供給路に設けられた比例弁と、比例弁よりも下流側のガス供給路の部分に設けられ、燃料ガスを供給するバーナの組合せを変更してバーナユニット全体の燃焼能力を複数段に切換える能力切換弁と、比例弁及び能力切換弁を制御するコントローラとを備える燃焼装置に関する。
この種の燃焼装置において、コントローラは、比例弁に通電する比例弁電流を要求燃焼量に応じて可変する制御を行うと共に、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を上回ったときに、燃焼能力を1段高くする能力アップ制御を行い、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を下回ったときに、燃焼能力を1段低くする能力ダウン制御を行うように構成される。
ここで、比例弁電流の下限値と上限値は、各段の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量がそれより1段高い燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量を上回るように設定されている(例えば、特許文献1参照)。これにより、能力順位で隣接する燃焼能力の一方で得られる燃焼量の範囲と他方で得られる燃焼量の範囲とが一部重なる(以下、この重なる燃焼量の範囲を重ね代と記す)。そして、一旦能力ダウン制御が行われると、要求燃焼量が重ね代以上増加しない限り能力アップ制御は行われず、また、一旦能力アップ制御が行われると、要求燃焼量が重ね代以上減少しない限り能力ダウン制御は行われず、要求燃焼量の微小変化で能力アップ制御と能力ダウン制御が短時間で繰り返される現象(ハンチング)が防止される。尚、ハンチングが発生すると、出湯温が不安定になったり、能力切換弁の頻繁な開閉による騒音を生ずるため、ハンチングはできるだけ防止することが望ましい。
但し、燃焼能力が低くなるほど重ね代も小さくなり、能力順位が比較的低い燃焼能力間でのハンチングを生ずる可能性がある。このようなハンチングを防止するために、比例弁電流の上限値を可及的に高くし、下限値を可及的に低くすることも考えられる。然し、最大の燃焼能力で燃焼量を増加させたときの被加熱物の過熱を防止する上で、比例弁電流の上限値を高くするにも限度があり、また、最大の燃焼能力で燃焼量を減少させたときの逆火を防止する上で、比例弁電流の下限値を低くするにも限度があり、能力順位が比較的低い燃焼能力間の重ね代をあまり大きく確保することはできない。
そして、排気閉塞等で燃焼装置の熱効率が低下すると、熱負荷の変化に対する要求燃焼量の変化幅が大きくなるため、能力順位が比較的低い燃焼能力間でのハンチングが発生することがある。
特許第3556481号公報
本発明は、以上の点に鑑み、能力順位が比較的低い燃焼能力間でのハンチングの発生を効果的に抑制できるようにした燃焼装置を提供することをその課題としている。
上記課題を解決するために、本発明は、複数のバーナを有するバーナユニットと、バーナユニットに燃料ガスを供給するガス供給路に設けられた比例弁と、比例弁よりも下流側のガス供給路の部分に設けられ、燃料ガスを供給するバーナの組合せを変更してバーナユニット全体の燃焼能力を複数段に切換える能力切換弁と、比例弁及び能力切換弁を制御するコントローラとを備える燃焼装置であって、比例弁に通電する比例弁電流の下限値と上限値は、各段の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量がそれより1段高い燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量を上回るように設定され、コントローラは、比例弁電流を要求燃焼量に応じて可変する制御を行うと共に、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を上回ったときに、燃焼能力を1段高くする能力アップ制御を行い、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を下回ったときに、燃焼能力を1段低くする能力ダウン制御を行うように構成されるものにおいて、コントローラは、最大の燃焼能力以外の所定の燃焼能力とそれより1段低い燃焼能力との間での能力ダウン制御から能力アップ制御までの経過時間を第1経過時間、前記所定の燃焼能力と前記1段低い燃焼能力との間での能力アップ制御から能力ダウン制御までの経過時間を第2経過時間として、第1経過時間所定時間以下になったときに、前記所定の燃焼能力における比例弁電流の下限値を下げる下限値変更制御と、前記1段低い燃焼能力における比例弁電流の上限値を上げる上限値変更制御とのうち下限値変更制御のみを行い、第2経過時間が所定時間以下になったときに、下限値変更制御と上限値変更制御とのうち上限値変更制御のみを行うように構成されることを特徴とする。
本発明によれば、第1経過時間が所定時間以下になったとき、即ち、能力ダウン制御から所定時間内に能力アップ制御が行われたときは、下限値変更制御で次の能力ダウン制御が行われにくくなり、更に、第2経過時間が所定時間以下になったとき、即ち、能力アップ制御から所定時間内に能力ダウン制御が行われたときは、上限値変更制御で次の能力アップ制御が行われにくくなり、所定の燃焼能力と1段低い燃焼能力との間でのハンチングの発生を効果的に抑制できる。
尚、最大の燃焼能力における比例弁電流の下限値を下げると、逆火を生ずる可能性があるが、本発明において、比例弁電流の下限値を下げる可能性があるのは、最大の燃焼能力以外の比較的低い燃焼能力に対してだけであり、逆火を生ずることはない。
本発明の実施形態の燃焼装置の構成を示す模式図。 実施形態の燃焼装置のコントローラが行うハンチング防止制御の内容を示すフロー図。 バーナユニット全体の燃焼量と比例弁電流との関係を表す燃焼特性ラインを各段の燃焼能力について示したグラフ。
図1は、給湯用熱源機から成る本発明の実施形態の燃焼装置を示している。この燃焼装置は、燃焼筐1を備えている。燃焼筐1の下部と上部には、夫々バーナユニット2と給湯用の熱交換器3とが収納されており、更に、燃焼筐1の下面には、バーナユニット2に燃焼用空気を供給する燃焼ファン4が接続されている。そして、バーナユニット2からの燃焼ガスにより熱交換器3の上流側の給水管3aからの水を加熱し、熱交換器3の下流側の出湯管3bに所定の設定温度に加熱された温水が出湯されるようにしている。熱交換器3を通過した燃焼ガスは、燃焼筐1の上部に開設した排気口1aから外部に排出される。
バーナユニット2は、第1乃至第3の3個のバーナ2,2,2を有している。本実施形態では、計15本の単位バーナ2aを並設して、3本の単位バーナ2aで第1バーナ2、5本の単位バーナ2aで第2バーナ2、残りの7本の単位バーナ2aで第3バーナ2を構成している。尚、各バーナ2,2,2を各所定本数の単位バーナ2aで構成せずに、所定本数の単位バーナ2aと同様の燃焼能力を持つ各一個のバーナで各バーナ2,2,2を構成することも可能である。
バーナユニット2に燃料ガスを供給するガス供給路5には、電磁開閉弁から成る元弁6と、その下流側の比例弁7とが介設されている。また、比例弁7の下流側のガス供給路5の部分は、第1バーナ2に連なる第1分岐路5と、第2バーナ2に連なる第2分岐路5と、第3バーナ2に連なる第3分岐路5とに分岐されている。これら第1乃至第3分岐路5,5,5には、夫々電磁開閉弁から成る第1乃至第3能力切換弁8,8,8が介設されている。そして、第1乃至第3能力切換弁8,8,8の開閉で燃料ガスを供給するバーナの組合せを変更して、バーナユニット2全体の燃焼能力を複数段に切換えるようにしている。
具体的に説明すれば、第1能力切換弁8を開弁して第1バーナ2のみに燃料ガスを供給することにより、バーナユニット2全体の燃焼能力を最も低い第1段の能力(単位バーナ3本分の能力)に切換え、第2能力切換弁8を開弁して第2バーナ2のみに燃料ガスを供給することにより、バーナユニット2全体の燃焼能力を第2段の能力(単位バーナ5本分の能力)に切換え、第1と第2の両能力切換弁8,8を開弁して第1と第2の両バーナ2,2に燃料ガスを供給することにより、バーナユニット2全体の燃焼能力を第3段の能力(単位バーナ8本分の能力)に切換え、第1と第3の両能力切換弁8,8を開弁して第1と第3の両バーナ2,2に燃料ガスを供給することにより、バーナユニット2全体の燃焼能力を第4段の能力(単位バーナ10本分の能力)に切換え、第1乃至第3能力切換弁8,8,8を開弁して第1乃至第3バーナ2,2,2に燃料ガスを供給することにより、バーナユニット1全体の燃焼能力を最も高い第5段の能力(単位バーナ15本分の能力)に切換えるようにしている。
燃焼装置は、更に、燃焼ファン4、元弁6、比例弁7及び能力切換弁8,8,8を制御するマイクロコンピュータから成るコントローラ9を備えている。コントローラ9は、給湯負荷に応じた要求燃焼量(設定温度の温水を出湯するのに必要な燃焼量)を演算し、この要求燃焼量に合わせて第1乃至第3の能力切換弁8,8,8を開閉制御して、バーナユニット2全体の燃焼能力を切換え、この燃焼能力で要求燃焼量に等しい燃焼量が得られるように比例弁電流を制御する。また、バーナユニット2の燃焼量に応じた適切な量の空気が供給されるように、燃焼ファン4の回転数を比例弁電流と相関性を持って制御する。
図3は、各段の燃焼能力で得られる燃焼量と比例弁電流との関係を表す燃焼特性ラインを示しており、この燃焼特性ラインは、第1段の能力ではラインL1、第2段の能力ではラインL2、第3段の能力ではラインL3、第4段の能力ではラインL4,第5段の能力ではラインL5になる。ここで、比例弁電流の下限値Iminと上限値Imaxは、各段の燃焼能力で比例弁電流を上限値Imaxにしたときのバーナユニット2全体の燃焼量がそれより1段高い燃焼能力で比例弁電流を下限値Iminにしたときのバーナユニット2全体の燃焼量を上回るように設定され、能力順位で隣接する燃焼能力間で重ね代Wを持つことになる。
そして、コントローラ9は、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を上限値Imaxにしたときに得られるバーナユニット2全体の燃焼量を上回ったときに、燃焼能力を1段高くする能力アップ制御を行い、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を下限値Iminにしたときに得られるバーナユニット2全体の燃焼量を下回ったときに、燃焼能力を1段低くする能力ダウン制御を行う。これによれば、一旦能力ダウン制御が行われると、要求燃焼量が重ね代W以上増加しない限り能力アップ制御は行われず、また、一旦能力アップ制御が行われると、要求燃焼量が重ね代W以上減少しない限り能力ダウン制御は行われず、要求燃焼量の微小変化で能力アップ制御と能力ダウン制御が短時間で繰り返される現象(ハンチング)が防止される。
然し、重ね代Wは燃焼能力が低くなるほど小さくなり、能力順位が比較的低い燃焼能力間、特に、第1段と第2段の燃焼能力間でのハンチングを生ずる可能性がある。このようなハンチングを防止するために、比例弁電流の上限値Imaxを可及的に高くし、下限値Iminを可及的に低くすることも考えられるが、第5段の燃焼能力で燃焼量を増加させたときの熱交換器3の過熱を防止する上で、上限値Imaxを高くするにも限度があり、また、第5段の燃焼能力で燃焼量を減少させたときの逆火を防止する上で、下限値Iminを低くするにも限度があり、第1段と第2段の燃焼能力間の重ね代Wをあまり大きく確保することはできない。そして、排気閉塞等で燃焼装置の熱効率(熱交換器3での熱交換効率)が低下すると、給湯負荷の変化に対する要求燃焼量の変化幅が大きくなるため、第1段と第2段の燃焼能力間でのハンチングが発生することがある。
そこで、本実施形態では、コントローラ9により図2に示すハンチング防止制御を行うようにしている。尚、図2でT1は、第1段と第2段の燃焼能力間での能力ダウン制御(第2段から第1段への能力ダウン制御)から能力アップ制御(第1段から第2段への能力アップ制御)までの経過時間(以下、第1経過時間という)であり、T2は、第1段と第2段の燃焼能力間での能力アップ制御から能力ダウン制御までの経過時間(以下、第2経過時間という)である。
ハンチング防止制御では、先ず、STEP1で第1フラグF1が「1」にセットされているか否かを判別する。尚、第1フラグF1は、バーナユニット2の消火時に「0」にリセットされる。そして、F1=0であれば、STEP2に進んで、第1経過時間T1が所定時間(例えば、1分)YT以下になったか否かを判別する。
T1≦YTになったときは、STEP3で第1フラグF1を「1」にセットすると共に、STEP4で第2段の燃焼能力における比例弁電流の下限値Iminを所定量下げる下限値変更制御を行い、その後にSTEP5に進む。
T1>YTであれば、STEP2から直接STEP5に進む。また、T1≦YTになって、STEP3で第1フラグF1が「1」にセットされると、以後STEP1から直接STEP5に進む。
STEP5では、第2フラグF2が「1」にセットされているか否かが判別される。尚、第2フラグF2は、バーナユニット2の消火時に「0」にリセットされる。そして、F2=0であれば、STEP6に進んで、第2経過時間T2が所定時間YT以下になったか否かを判別する。
T2≦YTになったときは、STEP7で第2フラグF2を「1」にセットすると共に、STEP8で第1段の燃焼能力における比例弁電流の上限値Imaxを所定量上げる上限値変更制御を行い、その後にSTEP9に進む。
T2>YTであれば、STEP6から直接STEP9に進む。また、T2≦YTになって、STEP7で第2フラグF2が「1」にセットされると、以後STEP5から直接STEP9に進む。
STEP9では、給湯停止でバーナユニット2の消火指令が出されたか否かを判別し、消火指令が出されるまでは、STEP9からSTEP1に戻って、上記の処理を繰り返す。消火指令が出されたときは、STEP10に進んで第1と第2の両フラグF1,F2を「0」にリセットし、一連の処理を終了する。
ここで、上限値変更制御を行うと、図3のラインL1の上限が点Aから点A´に変位し、第1段と第2段の燃焼能力間の重ね代がΔWAだけ増加する。同様に、下限値変更制御を行うと、図3のラインL2の下限が点Bから点B´に変位し、第1段と第2段の燃焼能力間の重ね代がΔWBだけ増加する。
そして、上記ハンチング防止制御によれば、第1経過時間T1が所定時間YT以下になったとき、即ち、第2段から第1段への能力ダウン制御から所定時間YT内に第1段から第2段への能力アップ制御が行われたときは、要求燃焼量が通常時よりもΔWBだけ余分に減少しない限り次の能力ダウン制御が行われなくなる。また、第2経過時間T2が所定YT時間以下になったとき、即ち、第1段から第2段への能力アップ制御から所定時間YT内に第2段から第1段への能力ダウン制御が行われたときは、要求燃焼量が通常時よりもΔWAだけ余分に増加しない限り次の能力アップ制御が行われなくなる。そのため、第1段と第2段の燃焼能力間でのハンチングの発生を効果的に抑制できる。
以上、本発明の実施形態について図面を参照して説明したが、本発明はこれに限定されない。例えば、上記実施形態では、第1経過時間T1が所定時間YT以下になったときに下限値変更制御を行うと共に、第2経過時間T2が所定時間YT以下になったときに上限値変更制御を行っているが、第1経過時間T1と第2経過時間T2との一方が所定時間YT以下になったときに、下限値変更制御と上限値変更制御との何れか一方を行い、或いは、下限値変更制御と上限値変更制御との両方を行うようにしてもよい。
また、上記実施形態では、重ね代Wがハンチングを生ずる可能性があるほど小さくなるのは、第1段と第2段の燃焼能力間だけであるため、第1段と第2段の燃焼能力においてのみ上限値変更制御と下限値変更制御を行っているが、第2段と第3段の燃焼能力においても上限値変更制御と下限値変更制御を行い、更には、第3段と第4段の燃焼能力においても上限値変更制御と下限値変更制御を行うようにしてもよい。但し、能力最高の第5段の燃焼能力で比例弁電流の下限値Iminを下げると、逆火を生ずるおそれがあり、また、第5段に近い第4段の燃焼能力で比例弁電流の上限値Imaxを上げると、熱交換器3の過熱を生ずるおそれがある。そのため、第4段と第5段の燃焼能力においては上限値変更制御と下限値変更制御を行うべきでない。
また、上記実施形態は、給湯用の熱交換器3を有する給湯用熱源機から成る燃焼装置に本発明を適用したものであるが、暖房用といった給湯以外の用途の燃焼装置であっても、燃料ガスを供給するバーナの組合せにより燃焼能力を切換えるものであれば、同様に本発明を適用できる。
2…バーナユニット、2,2,2…バーナ、5…ガス供給路、7…比例弁、8,8,8…能力切換弁、9…コントローラ、Imax…比例弁電流の上限値、Imin…比例弁電流の下限値、T1…第1経過時間、T2…第2経過時間、YT…所定時間。

Claims (1)

  1. 複数のバーナを有するバーナユニットと、バーナユニットに燃料ガスを供給するガス供給路に設けられた比例弁と、比例弁よりも下流側のガス供給路の部分に設けられ、燃料ガスを供給するバーナの組合せを変更してバーナユニット全体の燃焼能力を複数段に切換える能力切換弁と、比例弁及び能力切換弁を制御するコントローラとを備える燃焼装置であって、
    比例弁に通電する比例弁電流の下限値と上限値は、各段の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量がそれより1段高い燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときのバーナユニット全体の燃焼量を上回るように設定され、
    コントローラは、比例弁電流を要求燃焼量に応じて可変する制御を行うと共に、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を上限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を上回ったときに、燃焼能力を1段高くする能力アップ制御を行い、要求燃焼量が現時点の燃焼能力で比例弁電流を下限値にしたときに得られるバーナユニット全体の燃焼量を下回ったときに、燃焼能力を1段低くする能力ダウン制御を行うように構成されるものにおいて、
    コントローラは、最大の燃焼能力以外の所定の燃焼能力とそれより1段低い燃焼能力との間での能力ダウン制御から能力アップ制御までの経過時間を第1経過時間、前記所定の燃焼能力と前記1段低い燃焼能力との間での能力アップ制御から能力ダウン制御までの経過時間を第2経過時間として、第1経過時間所定時間以下になったときに、前記所定の燃焼能力における比例弁電流の下限値を下げる下限値変更制御と、前記1段低い燃焼能力における比例弁電流の上限値を上げる上限値変更制御とのうち下限値変更制御のみを行い、第2経過時間が所定時間以下になったときに、下限値変更制御と上限値変更制御とのうち上限値変更制御のみを行うように構成されることを特徴とする燃焼装置。
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