JP6005301B2 - 親局装置、子局装置、制御装置、光通信システムおよび接続管理方法 - Google Patents

親局装置、子局装置、制御装置、光通信システムおよび接続管理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6005301B2
JP6005301B2 JP2015552281A JP2015552281A JP6005301B2 JP 6005301 B2 JP6005301 B2 JP 6005301B2 JP 2015552281 A JP2015552281 A JP 2015552281A JP 2015552281 A JP2015552281 A JP 2015552281A JP 6005301 B2 JP6005301 B2 JP 6005301B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
setting information
port
station device
control unit
slave station
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015552281A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2015087457A1 (ja
Inventor
隆司 菊澤
隆司 菊澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6005301B2 publication Critical patent/JP6005301B2/ja
Publication of JPWO2015087457A1 publication Critical patent/JPWO2015087457A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/27Arrangements for networking
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B10/00Transmission systems employing electromagnetic waves other than radio-waves, e.g. infrared, visible or ultraviolet light, or employing corpuscular radiation, e.g. quantum communication
    • H04B10/27Arrangements for networking
    • H04B10/272Star-type networks or tree-type networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q11/0067Provisions for optical access or distribution networks, e.g. Gigabit Ethernet Passive Optical Network (GE-PON), ATM-based Passive Optical Network (A-PON), PON-Ring
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L12/00Data switching networks
    • H04L12/28Data switching networks characterised by path configuration, e.g. LAN [Local Area Networks] or WAN [Wide Area Networks]
    • H04L12/44Star or tree networks
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04QSELECTING
    • H04Q11/00Selecting arrangements for multiplex systems
    • H04Q11/0001Selecting arrangements for multiplex systems using optical switching
    • H04Q11/0062Network aspects
    • H04Q2011/0064Arbitration, scheduling or medium access control aspects

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Computing Systems (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Electromagnetism (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Small-Scale Networks (AREA)

Description

本発明は、親局装置、子局装置、制御装置、光通信システムおよび接続管理方法に関する。
従来の光通信システムでは、光ファイバケーブル等にファイバ識別情報を付与し、局側装置と加入者側装置との間に光回線管理装置を備え、光回線管理装置が接続位置の情報を管理することによって光ファイバの接続位置の管理を行っていた(例えば、特許文献1参照)。また、光回線管理装置が、切り替え機能を備え、回線の接続を変更することによって接続を制御する方法も開示されている(特許文献2参照)。
特許4327138号公報 特開2005−318516号公報
従来の光通信システムは、親局装置である局側装置と子局装置である加入者側装置との間の通信で用いる設定情報として、加入者側装置ごとの接続先ポートも指定している。このため、局側装置のポートが複数存在する場合に、ファイバの誤接続が発生すると、設定情報により指定された接続先ポートと実際に接続されたポートが異なり、通信ができなくなるという問題があった。また、光回線管理装置を用いて接続位置を管理すると、ファイバ誤接続を検出することができるが、この場合、光回線管理装置は、ファイバの識別情報の読み取り機能、正しい接続位置の情報と実際の接続位置との比較機能、等を備える必要がある。このため、装置コストがかかるという問題点があった。また、光回線管理装置がファイバ誤接続を検出した場合、正しい接続に切替えを行ってから通信を再開することになり、通信の再開までに時間を要するという問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、装置コストを抑えて、ファイバの誤接続が生じた場合に速やかに通信を再開することができる親局装置、子局装置、制御装置、光通信システムおよび接続管理方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、子局装置と接続する光通信路に接続可能な複数のポートを備える親局装置であって、前記ポートを介して前記子局装置から信号を受信し、前記ポートを介して前記子局装置へ信号を送信するポート制御部、を前記ポートごとに備え、前記ポートに接続される前記子局装置との間の通信に用いる情報であり前記子局装置の固有情報を含む設定情報を前記ポートごとに管理する設定情報管理部と、前記設定情報管理部が管理している前記設定情報を前記ポート制御部へ設定する接続管理部と、を備え、前記ポート制御部は、前記子局装置から受信した信号に格納された前記子局装置の固有情報が、設定された前記設定情報内に存在しない場合、前記接続管理部へ前記固有情報を通知し、前記接続管理部は、前記ポート制御部から通知された前記固有情報に対応する前記設定情報を前記設定情報管理部から選択し、選択した前記設定情報を該ポート制御部へ設定することを特徴とする。
本発明にかかる親局装置、子局装置、制御装置、光通信システムおよび接続管理方法は、装置コストを抑えて、ファイバの誤接続が生じた場合に速やかに通信を再開することができるという効果を奏する。
図1は、実施の形態1のPONシステムの構成例を示す図である。 図2は、実施の形態1のONUの構成例を示す図である。 図3は、実施の形態1のOLTの接続管理動作の一例を示すフローチャートである。 図4は、誤接続が生じた場合のOLT内の処理の流れを示す図である。 図5は、実施の形態2のPONシステムの構成例を示す図である。 図6は、冗長切替後の誤接続によるリンク断が発生する一例を示すチャート図である。 図7は、実施の形態2の冗長系からの切り戻し後の動作の一例を示すチャート図である。 図8は、冗長切り戻し時のOLTにおける動作の一例を示すフローチャートである。 図9は、実施の形態3のPONシステムの構成例を示す図である。 図10は、実施の形態3の冗長切り戻し時の誤接続が生じた場合の動作の一例を示すチャート図である。
以下に、本発明にかかる親局装置、子局装置、制御装置、光通信システムおよび接続管理方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、本発明にかかるPONシステム(光通信システム)の実施の形態1の構成例を示す図である。本実施の形態のPONシステムは、子局装置として動作する利用者側光通信装置(“Optical Network Unit”とも言い、以降「ONU」と称す。)1−1〜1−m(mは1以上の整数),2−1〜2−k(kは1以上の整数)と、親局装置として動作する局側光通信装置(“Optical Line Terminal”とも言い、以降「OLT」と称す。)10と、スプリッタ50−1,50−2とを備える。
スプリッタ50−1,50−2とOLT10は、それぞれ光ファイバ(光通信路)51−1,51−2で接続される。スプリッタ50−1とONU1−1〜1−mは支線ファイバで接続され、スプリッタ50−2とONU2−1〜2−kは支線ファイバで接続される。
OLT10は、ポート11−1〜11−n(nは2以上の整数)、ポート制御部(制御装置)12−1〜12−n、設定情報管理部13および接続管理部14を備える。ポート制御部12−1〜12−nはポート11−1〜11−nに1対1に対応する。図1では、ポート11−1に光ファイバ51−1が接続され、ポート11−2に光ファイバ51−2が接続されている。ポート11−1〜11−nは、それぞれ1つの光ファイバに接続可能である。図1では、ポート11−1,11−2に光ファイバ51−1,51−2がそれぞれ接続される例を示しているが、光ファイバが接続されるポートはこれに限定されない。
設定情報管理部13は、OLT10全体の設定情報等であるOLT情報を保持し、OLT情報を管理する。OLT情報は、ポート11−1〜11−nごとの設定情報(ポート11−1設定情報、ポート11−2設定情報、…)を含む。接続管理部14は、設定情報管理部13に保持されているOLT情報のうち、ポート制御部12−1〜12−nにそれぞれ対応する設定情報を複製して、ポート制御部12−1〜12−nに入力する。
ポート制御部12−i(i=1,2,…,n)は、装置識別部21−i,設定制御部22−i,光送受信器23−iおよび制御部24−iを備える。光送受信器23−iは、ポート11−iに接続される光ファイバ(図1の例では光ファイバ51−1)から入力される光信号を電気信号に変換し、制御部24−iから入力される電気信号を光信号に変換してポート11−iに接続される光ファイバへ出力する。制御部24−iは、PONプロトコルに基づいてOLT側の処理を実施する。制御部24−iは、ポート11−iに接続する光ファイバに接続するONUに対して送信する信号を生成し、光送受信器23−iに入力する。また、光送受信器23−i経由でONUから受信した信号に基づいた処理を実施する。
設定制御部22−iは、設定情報管理部13から入力された自身に対応するポートの設定情報(ポート11−i設定情報)を保持する。ポート11−i設定情報は、ポート11−iに接続される各ONUの設定情報(ONU1−1設定情報、ONU1−2設定情報等)を含む。各ONUの設定情報には、各ONUの固有情報(例えば、ONUのMAC(Media Access Control)アドレス、VLAN(Virtual Local Area Network)などの転送処理設定、帯域割当などに関するサービス情報等)が含まれる。装置識別部21−iは、ポート11−iに接続する光ファイバを介してONUから受信した信号に格納されたONUの固有情報を設定制御部22−iに保持されているポート11−i設定情報内の各ONUの設定情報と比較し、一致するものがある場合、一致した設定情報に基づいて該ONUとの間の設定を行う。
図2は、本実施の形態のONU1−1の構成例を示す図である。ONU1−2〜ONU1−mの構成は、ONU1−1の構成と同様である。ポート11−2に接続されるONU2−1〜2−kの構成もONU1−1と同様である。図2では、ONU1−1が、端末200−1,200−2と接続される例を示しているが、ONU1−1が接続される端末の台数はこれに限定されない。また、端末が接続されていなくてもよい。
ONU1−1は、冗長切替保護タイマ100、光送受信器101、送信バッファ102、受信バッファ103、物理層処理部(PHY)104−1,104−2および制御部105を備える。光送受信器101は、OLT10から送信された光信号を、光ファイバ51−1、スプリッタ50−1および支線ファイバ経由で受信し、受信した光信号を電気信号に変換する。また、光送受信器101は、制御部105から入力される電気信号を光信号に変換し、支線ファイバ、スプリッタ50−1および光ファイバ51−1経由でOLT10へ送信する。制御部105は、PONプロトコルに基づいてONU側の処理を実施する。制御部105は、OLTに対して送信する信号を生成し光送受信器101に入力し、光送受信器101から入力された信号に基づいた処理を実施する。
送信バッファ(上りバッファ)102は、OLT10への送信データ(上りデータ)を格納するためのバッファであり、受信バッファ(下りバッファ)103はOLT10からの受信データ(下りデータ)を格納するためのバッファである。PHY104−1,104−2は、端末200−1,200−2との間で、それぞれUNI(User Network Interface)等の物理インタフェース機能を実現する。
冗長切替保護タイマ100は、冗長化されたOLTへ接続されている場合に用いるタイマであり、冗長化されたOLTへの接続が予定されてない場合は備えていなくてもよい。冗長切替保護タイマ100は、誤接続時にOLTからの信号を正しく受信できず待機したままとなることを防ぐため、一定時間を計測する。この冗長切替保護タイマ100がタイムアウトした場合(一定時間以上OLTから信号を受信しなかった場合)、ONU1−1は誤接続と判断する。
次に動作について説明する。OLT10には、設定情報管理部13にOLT情報を設定しておく。OLT情報には、上述のように、ポートごとの設定情報を含み、ポートごとの設定情報には各ONUの設定情報を含む。ポート11−1〜11−nおよびポート制御部12−1〜12−nは、例えば、スロットに挿入可能なカードとして実装される。1つのカードには1組(1組は1つのポートと対応するポート制御部)または複数組のポート11−1〜1−nおよびポート制御部12−1〜12−nが実装される。OLT10は、1つ以上のスロットを備える。OLT10のスロットには、OLT10の起動時にすでにカードが挿入されていてもよいし、途中からカードが挿入されてもよい。すなわち、ポート制御部12−1〜1−nは、OLT10の起動時にすでにOLT10内にあってもよく、OLT10の起動後に後から追加されてもよい。ポート制御部12−1〜1−nは自身が実装されたカードがスロットに挿入されると、起動状態となる。
図3は、本実施の形態のOLT10の接続管理動作の一例を示すフローチャートである。OLT10では、電源起動後、接続管理部14が、起動中のポート制御部12−1〜1−nについて、対応するポート設定情報を設定情報管理部13から読み出して複製し、複製したポート設定情報をポート制御部12−1〜1−nに設定する(ステップS1)。例えば、ポート制御部12−1が起動中の場合、ポート制御部12−1には、設定情報管理部13のOLT情報内のポート11−1設定情報を複製して入力する。ポート設定情報を受け取ったポート制御部12−1〜1−nでは、設定制御部22−1〜22−nにポート設定情報を保持し、保持しているポート設定情報に基づいて通信を行うための設定を実行する。
接続管理部14は、起動中の全ポート制御部12−1〜1−nについて、ポート設定情報の設定(ステップS1の処理)が終了したか否かを判断し(ステップS2)、終了していない場合(ステップS2 No)は、処理対象のポート制御部12−1〜1−nを変更して、ステップS1を実施する。起動中の全ポート制御部12−1〜1−nについて、ポート設定情報の設定が終了する(ステップS2 Yes)と、ポート制御部12−1〜1−nは、それぞれONUとの接続処理を開始する(ステップS3)。なお、図3では、ステップS3をステップS1、S2の後に記載しているが、全ポート制御部12−1〜1−nへのポート設定情報の設定終了を待たずに、ポート設定情報を設定されたポート制御部12−1〜1−nから順にステップS3以降を実施してよい。
以下、ステップS4以降の処理について、ポート制御部12−1を例に説明するが起動中のポート制御部12−1〜1−nで同様の処理が実施される。ONUとの接続処理の過程で、OLT10はONUから送信された信号を受信するが、この信号には送信元のONUの固有情報が格納されている。制御部24−1は、光送受信器23−1経由でONUから受信した信号から送信元のONUの固有情報を抽出して、装置識別部21−1へ渡す。装置識別部21−1は、制御部24−1から受け取ったONUの固有情報(接続しているONUから受信した固有情報)とポート設定情報に含まれるONUの固有情報とを比較する(ステップS4)。一致した(ポート設定情報に制御部24−1から受け取ったONUの固有情報と一致するONU設定情報があった)場合(ステップS5 Yes)、該ONU設定情報に基づいて該ONUとの間の通信の設定を行う(ステップS6)。
このようにして、ONUは、オペレータ等がOLT10の設定情報管理部13に設定した設定情報に基づいて動作することが可能となる。一方、メンテナンス等で光ファイバを誤接続した場合、オペレータが意図したポートと異なるポートにONUが接続されてしまうことになる。例えば、オペレータが、ONU1−1がポート制御部12−1に接続されるように設定した場合、ポート制御部12−1の設定制御部22−1には、ONU1−1設定情報が保持されているが、ポート制御部12−2の設定制御部22−2には、ONU1−1設定情報が保持されていない。このような状態で、光ファイバ51−1が誤ってポート11−2に接続されると、ポート制御部12−2の装置識別部21−2は、ステップS5で一致しないと判断する。
図4は、誤接続が生じた場合のOLT10内の処理の流れを示す図である。図4では、上述したようにONU1−1がポート制御部12−1に接続されるように設定されている場合に、光ファイバ51−1が誤ってポート11−2に接続された例を示している。図3および図4を用いて、誤接続が生じた場合のOLT10の動作を説明する。
ステップS5で一致しない(ポート設定情報に制御部24−1から受け取ったONUの固有情報と一致するONU設定情報がない)場合(ステップS5 No)、装置識別部21−1は、接続管理部14へ、制御部24−1から受け取ったONUの固有情報を転送する(ステップS7)。すなわち、装置識別部21−1は、制御部24−1から受け取ったONUの固有情報を転送することにより、接続管理部14へ設定情報の変更の要求を通知する。接続管理部14は、転送された固有情報に対応するONUの接続先が設定された接続先と異なる(誤接続である)ことを認識し、設定情報管理部13のOLT設定情報を検索して、転送された固有情報を含むONU設定情報を含むポート設定情報を抽出する。そして、抽出したポート設定情報を複製して、固有情報の転送元のポート制御部12−1〜1−nへ設定する(ステップS8)。その後、新たなポート設定情報を受け取ったポート制御部12−1〜1−nが、新たなポート設定情報に基づいて設定を行い、ステップS6を実施する。
例えば、図4の例では、ポート制御部12−2の装置識別部21−2が、ONU1−1の固有情報を接続管理部14に転送する。接続管理部14は、ポート11−1設定情報を複製してポート制御部12−2に設定する。これにより、ポート制御部12−2では、通信を行うことができる。
また、OLT10の起動時だけでなく、接続管理部14がスロットにカードが挿入されたか否かを監視し、スロットにカードが挿入されたことを検出した場合、新たに挿入されたカードに搭載されているポート制御部12−1〜12−nに対して、図3に示した処理と同様の処理を実施する。
以上述べた動作を行うことで、接続先ポートを誤ってしまった場合においても、光ファイバの接続先を訂正することなくサービスを開始させることが可能となる。また、誤接続の場合だけでなく、スロットにカードが追加され、それまでONUが接続していたポートを、追加したカードのポートに意図的に変更した場合等にも、設定情報を変更することなく、追加したカードのポート制御部がONUとの通信を行うことができる。
このように、本実施の形態では、ポート制御部12−1〜12−nがそれぞれ保持しているONU設定情報とONUから受信した信号とを比較し、接続しているONUに対応するONU設定情報を保持していないと判断した場合、接続しているONUの情報を接続管理部14へ通知する。そして、接続管理部14が、通知されたONUに対応するONU設定情報を含むポート設定情報を通知元のポート制御部12−1〜12−nへ設定するようにした。このため、誤接続が生じた場合にも、運用保守作業者が接続誤りを修正することなく、適切にサービスを開始させることができる。これによって、運用保守の接続誤りの修正時間を削減することができるようになる。
実施の形態2.
図5は、本発明にかかるPONシステムの実施の形態2の構成例を示す図である。本実施の形態のPONシステムは、ONU1−1〜1−mと、OLT10aと、スプリッタ52とを備える。ONU1−1〜1−mの構成は、実施の形態1のONU1−1と同様である。実施の形態1と同様の機能を有する構成要素は実施の形態1と同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1と異なる部分を説明する。
実施の形態1では、誤接続時にONU設定情報を移設して通信を開始できるようにした。本実施の形態では、幹線ファイバ、ポートおよびポート制御部を冗長化した構成において、誤接続によるリンク断を防止する方法について述べる。
本実施の形態では、スプリッタ52は、ONU1−1〜ONU1−mへ接続されるとともに、光ファイバ51−1〜51−nによりOLT10aと接続される。光ファイバ51−1〜5−n、ポート11−1〜11−n、ポート制御部12a−1〜12a−nのうち1組以上は運用系であり、別の1組以上は冗長系である。ここでは、n=3とし、光ファイバ51−1、ポート11−1およびポート制御部12a−1を運用系#1とし、光ファイバ51−3、ポート11−3およびポート制御部12a−3を運用系#2とし、光ファイバ51−2、ポート11−2およびポート制御部12a−2を冗長系とする例について説明する。
OLT10aは、ポート11−1〜11−n、ポート制御部12a−1〜12a−n、設定情報管理部13および接続管理部14を備える。ポート制御部12a−1〜12a−nは、実施の形態1のポート制御部12−1〜12−nにそれぞれ接続ポート照合部(ポート照合部)25−1〜25−nを追加し、設定制御部22−1〜22−nをそれぞれ設定制御部22a−1〜22a−nに替える以外は、ポート制御部12−1〜12−nと同様である。
設定制御部22a−1〜22a−nは、ポート設定情報として実施の形態1で述べたONU設定情報に加え、冗長切替情報を保持する。帯域割当通知に対して宅内装置から一定時間以内に応答があったか否かを判断し、一定時間以内に応答が無かった場合、接続管理部14から他のポートに対応するポート設定情報の取得を要求する。
次に、本実施の形態の動作について説明する。本実施の形態のOLT10aの起動時の動作は、実施の形態1のOLT10の起動時の動作と同様である。図6は、冗長切替後の誤接続によるリンク断が発生する一例を示すチャート図である。図6は、図5に示すように、ポート11−1とポート11−nを運用系ポートとし、ポート11−2を冗長系ポート(冗長ポート)とした構成例において、冗長切替後の誤接続によるリンク断が発生する例を示している。
まず、ONU1−1〜1−mは運用系のポート11−1に接続されているとする。このとき、ポート制御部12−1の設定制御部22a−1は、ONU1−1設定情報を保持しており、OLT10aは正しい設定情報に基づいてONU1−1との通信の設定を行っている。OLT10aの制御部24−1は、ONU1−1に上り通信用の帯域を割当て、定期的に帯域割当通知を送信する(ステップS11)。ONU1−1は帯域割当通知に対する応答を送信する(ステップS12)。
次に、ONU1−1〜1−mの接続先のポートをポート11−1からポート11−2へ変更する冗長切替が行われる(ステップS13)。ポート11−2はポート11−1の冗長系として設定されており、設定制御部22a−2には、ポート11−1設定情報と同じものが複製されて保持されているとする。したがって、冗長切替後も、OLT10aの制御部24−2は、ONU1−1設定情報に基づいてONU1−1に上り通信用の帯域を割当て、帯域割当通知を送信する(ステップS14)。ONU1−1は帯域割当通知に対する応答を送信する(ステップS15)。
次に、冗長切り戻し(冗長系から運用系からの切替え)が実施される(ステップS16)。本来は、この冗長切り戻しでは、ONU1−1〜1−mの接続先のポートをポート1−2からポート11−1へ戻すが、この冗長切り戻しにおいて誤接続が生じ、ONU1−1〜1−mがポート11−nに接続されたとする。ポート11−nの設定制御部22a−nには、ポート11−n設定情報が保持されており、このなかにはONU1−1〜1−の設定情報ではなく、ONUn−1等の設定情報が保持されている。このため、ポート11−nの制御部24−nは、ONUn−1設定情報に基づいてONU1−1に上り通信用の帯域を割当て、帯域割当通知を送信する(ステップS17)。この帯域割当通知は宛先(ONUn−1)が誤っているため、ONU1−1の制御部105では受信されない(ステップS18)。このため、ONU1−1の冗長切替保護タイマ100がタイムアウトし、制御部105は、誤接続と判定し、ONU1−1とOLT10aとの間のリンクを切断する(ステップS19)。これにより、ONU1−1へのサービスが中断する。
本実施の形態では、このようなリンク断を防ぐため、OLT10aの運用系のポート制御部12a−1〜12a−nは、冗長系からの切り戻し後に、帯域割当通知に対してONUから応答が無かった場合、他のポートのポート設定情報を元に帯域割当通知を送信する。そして、ONUから応答があったポート設定情報を自身に設定するよう接続管理部14にデータ移設を要求する。接続管理部14は、要求に基づいてポート設定情報を要求元のポート制御部12a−1〜12a−nへ設定する。これにより、冗長切り戻し時に誤接続が生じた場合にも、リンク断によるサービス中断を防ぐことができる。
図7は、本実施の形態の冗長系からの切り戻し後の動作の一例を示すチャート図である。ステップS11〜ステップS17は、図6の例と同様である。OLT10aの制御部24−nは、ステップS17で帯域割当通知を送信した後、一定時間内にONU1−1から応答を受信しない場合、接続ポート照合部25−nへポート照合を要求する。接続ポート照合部25−nは、制御部24−nからの要求に従い、ポート照合を実施する(ステップS21)。このポート照合では、接続ポート照合部25−nは、次の処理を実施する。接続ポート照合部25−nは、接続管理部14に対して、現在設定制御部22a−nに設定情報を保持しているポート11−n以外のポート(例えば、ポート11−1)のポート設定情報の取得を要求する。接続管理部14は、要求されたポート設定情報を設定情報管理部13から読み出して複製し、接続ポート照合部25−nへ渡す。接続ポート照合部25−nは、接続管理部14から受け取ったポート設定情報を設定制御部22a−nの冗長切替情報として格納する。図7の例では、冗長切替情報としてポート11−1設定情報が格納されたとする。
制御部24−nは、ステップS21のポート照合により設定制御部22a−nに格納された冗長切替情報を用いてONUへの帯域割当てを実施し、ONU1−1へ帯域割当通知を送信する(ステップS22)。冗長切替情報には、ONU1−1設定情報が含まれており、この帯域割当通知は正しい宛先に送信される。このため、ONU1−1は帯域割当通知に対する応答を送信する(ステップS23)。同様に、制御部24−nは、ONU1−2へ帯域割当通知を送信する(ステップS24)。ONU1−2は、帯域割当通知に対する応答を送信する(ステップS25)。接続ポート照合部25−nは、ONU1−1から応答が得られたため、接続管理部14に対し、ポート11−1設定情報をポート制御部12a−nに設定するよう要求し、接続管理部14は要求に基づいて、ポート11−1設定情報をポート制御部12a−nに設定する。これにより、設定制御部22a−nには、ポート11−1設定情報が保持され、以降も継続して通信を実施することができる。
なお、冗長切替情報を用いて送信した帯域割当通知に対して一定時間内にONUから応答がなかった場合、接続ポート照合部25−nは、接続管理部14に対してさらに別のポートのポート設定情報を要求する。そして、このポート設定情報を冗長切替情報として用いてステップS22を実施する。
図8は、冗長切り戻し時のOLT10aにおける動作の一例を示すフローチャートである。まず、冗長切り戻しのための設定が行われる(ステップS31)。具体的には、切り戻し後にONUが接続される予定のポートに対応するポート制御部に、該ポート制御部に対応するポート設定情報を設定する。図7の例の場合、ポート制御部12a−1にポート11−1設定情報が設定される。
その後、冗長切り戻しが実施される(ステップS32)。切り戻し後にONUが接続されたポートに対応するポート制御部の制御部は、帯域割当通知をONUへ送信する(ステップS33)。例えば、図7の例では、制御部24−nが帯域割当通知をONU1−1へ送信する。
ポート制御部の制御部は、ONUから応答があったか否かを判断し(ステップS34)、応答があった(ステップS34 Yes)場合、正常接続と判定し(ステップS35)、切り戻し時の処理を終了する。以降は通常の通信を継続する。ONUから応答がなかった場合(ステップS34 No)、指定時間(例えば、帯域更新周期などの一定時間)が満了したか否かを判断する(ステップS36)。帯域更新周期とは、OLT10aが帯域割当を実施する周期であり、一般にOLTは帯域更新周期ごとに帯域割当通知を送信する。指定時間が満了していない場合(ステップS36 No)、ステップS34へ戻る。
指定時間が満了した場合(ステップS36 Yes)、制御部はその旨を接続ポート照合部に通知し、接続ポート照合部は、全ポート分について検証(ポート照合)が完了したか否かを判断する(ステップS37)。全ポート分について検証が完了していない場合(ステップS37 No)、検証対象を別のポートに変更し(ステップS38)、ステップ33へ戻る。全ポート分について検証が完了した場合(ステップS37 Yes)、接続補正(他のポートの設定情報を用いて通信を継続すること)が不可であると判断し、誤接続を通知し(ステップS39)、切り戻し時の処理を終了する。誤接続の通知方法はどのような方法でもよいが、例えば、運用管理者に対して画面等による表示、アラーム音による通知をしてもよいし、OLT10aが上位の管理装置に接続されている場合には、管理装置へ通知する方法でもよい。
なお、ポート照合の実行タイミングについては、冗長からの切り戻しの直後に実行してもよいし、設定情報の移行に時間を要する場合は、一度冗長系に再度切替を実行し、冗長系にONUが接続している間に、設定情報の移行を行い、設定情報の移行の完了後に再度切り戻しを行ってもよい。
また、本実施の形態では、帯域割当通知への応答の有無に基づいてOLT10aが、誤接続を判定するようにしたが、応答を要求する送信信号であれば帯域割当通知に限定されずどのような信号を用いてもよい。
以上のように、本実施の形態では、OLT10aは、冗長切り戻しの際に、帯域割当通知に対するONUからの応答がなかった場合、他のポートの設定情報を用いて帯域割当通知を送信し、ONUから応答が得られたポートの設定情報を設定するようにした。このようにすることで、冗長構成時における光ファイバの接続誤りによるサービス中断を回避して、適切な設定情報を移設して運用を再開することが可能となる。
なお、本実施の形態では、冗長切り戻しにおいて誤接続が検出された場合に、接続ポート照合部が、1つずつ他のポートの設定情報を接続管理部14に要求して取得するようしたが、接続管理部14が、あらかじめ、複数のポートに対応するポート設定情報をポート制御部12−1〜12−nに設定するようにしてもよい。これにより、冗長切り戻し時に誤接続が生じた場合の他のポートの設定情報を取得するまでの時間を高速化でき、正しい設定情報をより高速に発見することができる。
実施の形態3.
図9は、本発明にかかるPONシステムの実施の形態3の構成例を示す図である。本実施の形態のPONシステムは、ONU1−1〜1−mと、運用系OLT80−1,80−3と、冗長系OLT80−2と、管理装置60と、集線機器70とを備える。ONU1−1〜1−mの構成は、実施の形態1のONU1−1と同様である。実施の形態1または2と同様の機能を有する構成要素は実施の形態1または2と同一の符号を付して重複する説明を省略する。以下、実施の形態1または2と異なる部分を説明する。
実施の形態1、2では、OLTが複数のポートを有し、ポートごとのポート制御部が、該ポートに接続する光ファイバにより接続するONUを制御する構成を説明した。本実施の形態では、光ファイバ51−1〜51−3がそれぞれ異なるOLTに接続する構成について説明する。運用系OLT80−1,80−3は、実施の形態2のOLT10aのポート制御部12a−1〜12a−nのうちの1つと同様の構成を有する。冗長系OLT80−2は、運用系OLT80−1,80−3と同様の構成を有する。運用系OLT80−1,80−3、冗長系OLT80−2内の各部の動作は、実施の形態2のポート制御部12a−1、12a−n、12a−2内の各部の動作と同様である。
管理装置60は、制御部61と通信制御部62を備える。制御部61は、設定情報管理部63と接続管理部64を備える。設定情報管理部63には、運用系OLT設定情報および冗長系OLT設定情報をOLTごとに保持する。これらのOLT設定情報は、実施の形態1、2の設定情報管理部13に保持されるポート設定情報に相当する情報である。運用系OLT設定情報および冗長系OLT設定情報は、運用管理者等により設定される。
集線機器70は、設定情報を保持する。接続管理部64は、集線機器70の起動時に、集線機器70に接続するOLTについてのOLT設定情報を集線機器70へ設定する。例えば、集線機器70が、運用系OLT80−1,80−3と冗長系OLT80−2に接続している場合、集線機器70は、運用系OLT80−1,80−3と冗長系OLT80−2のそれぞれのOLT設定情報を管理装置60から取得して保持する。
集線機器70は、運用系OLT80−1,80−3、冗長系OLT80−2の起動時にそれぞれに対応するOLT設定情報を設定する。運用系OLT80−1,80−3、冗長系OLT80−2は、集線機器70により設定されたOLT設定情報を用いて、実施の形態2のポート制御部と同様にONUとの通信を行う。そして、冗長切り戻しの際に、実施の形態2と同様に、帯域割当通知の応答の有無に基づいて誤接続が生じているか否かを判断する。誤接続が生じた場合、実施の形態2のステップS21と同様に、運用系OLT80−1,80−3の接続ポート照合部が管理装置60へ他のOLTの設定情報の取得を要求する。管理装置60の接続管理部64は、通信制御部62経由でこの要求を取得すると、要求されたOLT設定情報を要求元の運用系OLT80−1,80−3へ送信する。運用系OLT80−1,80−3は、実施の形態2のポート制御部12a−nと同様に管理装置60から受信したOLT設定情報を用いて帯域割当通知を送信する。そして、ONUから応答が得られた場合、応答が得られたOLT設定情報を設定するよう管理装置60へ要求する。管理装置60は、この要求に基づいて集線機器70の設定情報を更新する。例えば、運用系OLT80−3が冗長切り戻し時の誤接続を検出して、運用系OLT80−1の設定情報を用いた場合にONUから応答が得られたとすると、管理装置60は、集線機器70の設定情報のうち運用系OLT80−3の設定情報を運用系OLT80−1の設定情報に変更する。集線機器70は、変更された運用系OLT80−3の設定情報(運用系OLT80−1の設定情報)を運用系OLT80−3に設定する。
集線機器70は、OLTから受信したトラフィック情報(送信元MACアドレス)などを学習し、学習した結果を用いて上位ネットワークから受信したフレームの宛先MACアドレス情報を元に転送先を決定する。接続先のOLTが、本実施の形態のように切り替わる場合、集線機器70は、上位ネットワークから受信したフレームの転送先も変更する必要がある。このため、集線機器70は、管理装置60からの通知に基づいて、フレームの転送先を切り替える。具体的には、管理装置60は、集線機器70の転送先を冗長系OLT80−2への切り替える指示や、冗長系からの切り戻し(集線機器70の転送先を冗長系OLT80−2から運用系OLT80−1へ戻す)の指示を、集線機器70へ通知する。誤接続の生じていない場合は、これらの通知により集線機器70は、正しい転送先へフレームを転送することができる。誤接続の生じた場合も、管理装置60は、設定情報の変更を集線機器70へ通知する。これにより、集線機器70は転送先を切り替えることができる。例えば、管理装置60は、上記の例のように、運用系OLT80−3からの通知により運用系OLT80−3に対して運用系OLT80−1の設定情報を設定する場合、集線機器70に対しても、運用系OLT80−3の設定情報を運用系OLT80−1の設定情報に変更するよう通知する。これにより、集線機器70は、ONU1−1宛のフレームの転送先の切替えを行うことができる。すなわち、集線機器70は、運用系OLT80−1の配下に接続されるべきであったONU1−1宛のフレームを、誤接続によりONU1−1と接続されている運用系OLT80−3へ転送することができる。
図10は、本実施の形態の冗長切り戻し時の誤接続が生じた場合の動作の一例を示すチャート図である。冗長系OLT80−2は、冗長切替のために起動されると起動されたことを集線機器70へ通知し(ステップS41)、集線機器70は、保持している設定情報に基づいて冗長系OLT80−2へ運用系OLT80−1の設定情報を通知する(ステップS42)。なお、冗長系OLT80−2が運用系OLT80−1の冗長系として動作することはあらかじめ設定されているとする。
冗長系OLT80−2は、集線機器70により設定された設定情報を用いた帯域割当通知をONU1−1へ送信する(ステップS43)。ONU1−1は、帯域割当通知に対する応答を送信する(ステップS44)。次に、冗長切り戻しが行われ(ステップS45)、誤接続により、ONU1−1が誤った運用系OLTに接続されたとする。ここでは、運用系80−1へ接続されるべきであるのに、運用系OLT80−3へ接続されたとする。
運用系OLT80−3は、保持している設定情報に基づいて帯域割当通知をONU1−1へ送信する(ステップS46)。この帯域割当通知は誤った設定情報に基づいて送信されているため、ONU1−1へ到着しない。運用系OLT80−3は、帯域割当通知に対する応答が一定時間以内に到着しないため応答無しと判断し(ステップS47)、管理装置60へ他のOLTの設定情報の取得を要求する(ステップS48)。
管理装置60は、要求に基づいて他のOLT(運用系OLT80−1)の設定情報を運用系OLT80−3へ通知する(ステップS49)。運用系OLT80−3は、通知された設定情報に基づいて帯域割当通知をONU1−1へ送信する(ステップS50)。この帯域割当通知は、正しい設定情報に基づいて送信されるため、ONU1−1は、帯域割当通知に対する応答を送信する(ステップS51)。運用系OLT80−3は、帯域割当通知に対する応答が得られたため、運用系OLT80−1の設定情報を自装置に設定するよう管理装置60へ要求する(ステップS52)。管理装置60は、要求に基づいて集線機器70の設定情報を変更し(ステップS53)、集線機器70は、変更された設定情報を運用系OLT80−3へ設定する(ステップS54)。
また、実施の形態1と同様に、運用系OLT80−1,80−3がそれぞれ保持しているONU設定情報とONUから受信した信号とを比較し、接続しているONUに対応するONU設定情報を保持していないと判断した場合、接続しているONUの情報を管理装置60へ通知するようにしてもよい。そして、接続管理部64が、通知されたONUに対応するONU設定情報を含むOLT設定情報を集線機器70の設定情報のうちの対応するOLT情報として設定するようにしてもよい。
なお、本実施の形態では、集線機器70を経由して設定情報を管理装置60から各OLTへ設定するようにしたが、集線機器70を備えず、管理装置60が直接各OLTへ設定するようにしてもよい。
以上のように、本実施の形態では、複数のOLTを備え、複数のOLTが、集線機器70および管理装置60に接続する構成において、設定情報管理部および接続管理部を管理装置60内に備え、設定情報の移設を管理装置60が管理するようにした。このため、複数のOLTを備える構成において、OLTとONUの誤接続によるサービス中断を回避して、適切な設定情報を移設して運用を再開することが可能となる。
以上のように、本発明にかかる親局装置、子局装置、制御装置、光通信システムおよび接続管理方法は、PONシステムに有用であり、特に、ONUの接続先を変更可能なPONシステムに適している。
1−1〜1−m,2−1〜2−k ONU、10,10a OLT、50−1,50−2,52 スプリッタ、51−1〜51−n 光ファイバ、11−1〜11−n ポート、12−1〜12−n,12a−1〜12a−n ポート制御部、13,63 設定情報管理部、14,64 接続管理部、21−1〜21−n 装置識別部、22−1〜22−n,22a−1〜22a−n 設定制御部、23−1〜23−n,101 光送受信器、24−1〜24−n,61,105 制御部、25−1〜25−n 接続ポート照合部、60 管理装置、62 通信制御部、70 集線機器、80−1,80−3 運用系OLT、80−2 冗長系OLT、100 冗長切替保護タイマ、102 送信バッファ、103 受信バッファ、104−1,104−2 PHY。

Claims (12)

  1. 子局装置と接続する光通信路に接続可能な複数のポートを備える親局装置であって、
    前記ポートを介して前記子局装置から信号を受信し、前記ポートを介して前記子局装置へ信号を送信するポート制御部、を前記ポートごとに備え、
    前記ポートに接続される前記子局装置との間の通信に用いる情報であり前記子局装置の固有情報を含む設定情報を前記ポートごとに管理する設定情報管理部と、
    前記設定情報管理部が管理している前記設定情報を前記ポート制御部へ設定する接続管理部と、
    を備え、
    前記ポート制御部は、前記子局装置から受信した信号に格納された前記子局装置の固有情報が、設定された前記設定情報内に存在しない場合、前記接続管理部へ前記固有情報を通知し、
    前記接続管理部は、前記ポート制御部から通知された前記固有情報に対応する前記設定情報を前記設定情報管理部から選択し、選択した前記設定情報を該ポート制御部へ設定することを特徴とする親局装置。
  2. 子局装置と接続する光通信路に接続可能な複数のポートを備える親局装置であって、
    前記ポートを介して前記子局装置から信号を受信し、前記ポートを介して前記子局装置へ信号を送信するポート制御部、を前記ポートごとに備え、
    前記ポートに接続される前記子局装置との間の通信に用いる設定情報を前記ポートごとに管理する設定情報管理部と、
    前記設定情報管理部が管理している前記設定情報を前記ポート制御部へ設定する接続管理部と、
    を備え、
    前記ポート制御部は、前記子局装置から受信した信号と設定された前記設定情報とに基づいて、前記設定情報を変更するか否かを判断し、前記設定情報を変更すると判断した場合、前記接続管理部へ前記設定情報の変更の要求を通知し、
    前記接続管理部は、前記ポート制御部からの通知に基づいて、該ポート制御部へ設定する前記設定情報を前記設定情報管理部から選択し、選択した前記設定情報を該ポート制御部へ設定し、
    複数の前記ポートのうちの1つ以上と該ポートに対応する前記ポート制御部とを冗長系とし、前記冗長系の前記ポートおよび前記ポート制御部以外の前記ポートおよび前記ポート制御部を運用系とし、
    前記子局装置に接続する前記ポートを、運用系の前記ポートから冗長系の前記ポートへ切替えた後、さらに前記子局装置に接続する前記ポートを運用系の前記ポートへ切替えた後に、切替え後の前記ポートに対応する前記ポート制御部は、応答を要求する信号を前記子局装置へ送信し、該信号に対する応答を一定時間以内に受信しなかった場合、前記接続管理部へ自身に設定されている前記設定情報以外の前記設定情報の取得を要求し、
    前記接続管理部は、前記ポート制御部からの要求に基づいて該ポート制御部に設定されている前記設定情報以外の前記設定情報を前記ポート制御部へ入力し、
    前記ポート制御部は、前記接続管理部から入力された前記設定情報に基づいて、応答を要求する信号を前記子局装置へ送信することを特徴とする親局装置。
  3. 前記設定情報は、前記ポートに接続されるよう設定された前記子局装置の固有情報を含み、
    前記ポート制御部は、前記子局装置から受信した信号から送信元の前記子局装置の固有情報を抽出し、抽出した前記固有情報と設定された前記設定情報に含まれる固有情報との比較結果に基づいて前記設定情報を変更するか否かを判断することを特徴とする請求項に記載の親局装置。
  4. 前記ポート制御部は、
    設定された前記設定情報を保持する設定制御部と、
    抽出した前記固有情報と設定された前記設定情報に含まれる固有情報との比較結果に基づいて前記設定情報を変更する装置識別部と、
    を備えることを特徴とする請求項に記載の親局装置。
  5. 前記ポート制御部は、前記接続管理部から入力された前記設定情報に基づいて前記子局装置へ送信した信号に対する応答を受信した場合、該設定情報を自身に設定するよう前記接続管理部へ要求し、前記接続管理部から入力された前記設定情報に基づいて前記子局装置へ送信した信号に対する応答を一定時間以内に受信しなかった場合、自身に入力済でない前記設定情報の取得を前記接続管理部へ要求し、前記ポート制御部は、前記接続管理部から入力された前記設定情報に基づいて、応答を要求する信号を前記子局装置へ送信することを特徴とする請求項2からのいずれか1つに記載の親局装置。
  6. 前記接続管理部は、前記ポート制御部からの要求に基づいて該ポート制御部に設定されている前記設定情報以外の2つ以上の前記設定情報を前記ポート制御部へ入力することを特徴とする請求項2からのいずれか1つに記載の親局装置。
  7. 前記ポート制御部は、
    設定された前記設定情報を保持する設定制御部と、
    応答を要求する信号に対する応答を一定時間以内に受信しなかった場合、前記接続管理部へ自身に設定されている前記設定情報以外の前記設定情報の取得を要求する接続ポート照合部と、
    を備えることを特徴とする請求項2からのいずれか1つに記載の親局装置。
  8. 前記応答を要求する信号を帯域割当通知とすることを特徴とする請求項2から4のいずれか1つに記載の親局装置。
  9. 複数のポートを備える請求項1に記載の親局装置と、前記ポートに接続する光通信路を介して接続される子局装置であって、
    前記親局装置から応答を要求される信号を受信した場合に、前記信号に対する応答を前記親局装置へ送信することを特徴とする子局装置。
  10. 子局装置と接続する光通信路に接続可能な複数のポートを備える親局装置における制御装置であって、
    前記子局装置との通信に用いる情報であり前記子局装置の固有情報を含む設定情報を受け取り、前記複数のポートのうちの1つのポートを介して前記子局装置から信号を受信し、該ポートを介して前記子局装置へ信号を送信し、前記子局装置から受信した信号に格納された前記子局装置の固有情報が、設定された前記設定情報内に存在しない場合、前記固有情報を通知するポート制御部、
    を1つ以上備えることを特徴とする制御装置。
  11. 子局装置と、前記子局装置と接続可能な複数の親局装置と、前記親局装置を管理する管理装置と、前記親局装置および前記管理装置に接続する集線装置とを備える光通信システムであって、
    前記管理装置は、
    前記親局装置に接続される前記子局装置との間の通信に用いる情報であり前記子局装置の固有情報を含む設定情報を前記親局装置ごとに管理する設定情報管理部と、
    前記設定情報管理部が管理している前記設定情報のうち前記親局装置へ設定する設定情報を選択する接続管理部と、
    前記接続管理部が選択した前記設定情報を前記集線装置へ送信する通信制御部と、
    を備え、
    前記集線装置は、前記管理装置から受信した前記設定情報を保持し、対応する前記親局装置へ前記設定情報を送信し、
    前記親局装置は、
    前記子局装置から受信した信号に格納された前記子局装置の固有情報が、前記集線装置から受信した前記設定情報内に存在しない場合、前記管理装置へ前記固有情報を送信し、
    前記接続管理部は、前記親局装置から通知された前記固有情報に基づいて、該親局装置へ設定する前記設定情報を前記設定情報管理部から選択することを特徴とする光通信システム。
  12. 子局装置と接続する光通信路に接続可能な複数のポートを備え、前記ポートを介して前記子局装置から信号を受信し、前記ポートを介して前記子局装置へ信号を送信するポート制御部、を前記ポートごとに備える親局装置における接続管理方法であって、
    前記ポートに接続される前記子局装置との間の通信に用いる情報であり前記子局装置の固有情報を含む設定情報を前記ポートごとに保持する第1のステップと、
    前記第1のステップで保持している前記設定情報を前記ポート制御部へ設定する第2のステップと、
    前記ポート制御部が、前記子局装置から受信した信号に格納された前記子局装置の固有情報が、設定された前記設定情報内に存在しない場合、前記固有情報を通知する第3のステップと、
    前記第3のステップ通知された前記固有情報に対応する前記設定情報を前記第1のステップで保持した前記設定情報から選択し、選択した前記設定情報を該ポート制御部へ設定する第4のステップと、
    を含むことを特徴とする接続管理方法。
JP2015552281A 2013-12-13 2013-12-13 親局装置、子局装置、制御装置、光通信システムおよび接続管理方法 Active JP6005301B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2013/083532 WO2015087457A1 (ja) 2013-12-13 2013-12-13 親局装置、子局装置、制御装置、光通信システムおよび接続管理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6005301B2 true JP6005301B2 (ja) 2016-10-12
JPWO2015087457A1 JPWO2015087457A1 (ja) 2017-03-16

Family

ID=53370797

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015552281A Active JP6005301B2 (ja) 2013-12-13 2013-12-13 親局装置、子局装置、制御装置、光通信システムおよび接続管理方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US20160295307A1 (ja)
JP (1) JP6005301B2 (ja)
CN (1) CN105814841A (ja)
WO (1) WO2015087457A1 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2633527C1 (ru) * 2014-03-05 2017-10-13 Хуавэй Текнолоджиз Ко., Лтд. Способ, устройство и система переключения линии связи
US9800960B2 (en) * 2015-06-23 2017-10-24 Alcatel-Lucent Usa Inc. Monitoring of IP multicast delivery over an optical network
KR102478574B1 (ko) * 2015-07-07 2022-12-16 주식회사 케이티 인터넷 서비스의 개통을 제공하는 인터넷 서비스 개통 장치, 인터넷 서비스 개통 시스템 및 인터넷 서비스 개통 방법
JP6760086B2 (ja) 2017-01-05 2020-09-23 富士通株式会社 設定プログラム、設定方法、及び設定装置
CN108964944B (zh) * 2017-05-18 2022-06-17 中兴通讯股份有限公司 远程管理操作的执行策略下发方法、处理方法及装置
JP7147455B2 (ja) * 2018-10-17 2022-10-05 住友電気工業株式会社 通信装置及び通信装置の設定方法
JP7020388B2 (ja) * 2018-12-17 2022-02-16 日本電信電話株式会社 監視装置
JP7375588B2 (ja) * 2020-02-07 2023-11-08 住友電気工業株式会社 Ponシステム、局側装置、管理サーバ、設定方法、及び設置方法
JP7468297B2 (ja) 2020-10-28 2024-04-16 住友電気工業株式会社 振り分け装置、通信システム、加入者管理システム、振り分け方法、及び設定方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005318516A (ja) * 2004-03-30 2005-11-10 Fujitsu Ltd 光配線切替装置及びその管理制御装置
JP2007065062A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Fujikura Ltd 光ファイバ網管理方法および光ファイバ網管理装置並びにそのプログラムと記録媒体
JP2009225374A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Softbank Bb Corp 設定支援システム、設定支援方法、およびプログラム
JP2011176555A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Fujitsu Telecom Networks Ltd 伝送システムの省電力制御装置
JP2012074879A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Hitachi Ltd ケーブルの誤接続をチェックする計算機システム、装置及び方法

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH063933B2 (ja) * 1987-12-11 1994-01-12 富士通株式会社 リングネットワーク接続管理方式
CA2094097C (en) * 1992-04-30 2000-05-30 Ray Balogh Multi-equipment routing method and master station for layered protocol communication network system
JP5172015B2 (ja) * 2009-06-12 2013-03-27 三菱電機株式会社 通信管理装置、通信ノードおよびデータ通信方法

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005318516A (ja) * 2004-03-30 2005-11-10 Fujitsu Ltd 光配線切替装置及びその管理制御装置
JP2007065062A (ja) * 2005-08-29 2007-03-15 Fujikura Ltd 光ファイバ網管理方法および光ファイバ網管理装置並びにそのプログラムと記録媒体
JP2009225374A (ja) * 2008-03-18 2009-10-01 Softbank Bb Corp 設定支援システム、設定支援方法、およびプログラム
JP2011176555A (ja) * 2010-02-24 2011-09-08 Fujitsu Telecom Networks Ltd 伝送システムの省電力制御装置
JP2012074879A (ja) * 2010-09-28 2012-04-12 Hitachi Ltd ケーブルの誤接続をチェックする計算機システム、装置及び方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPWO2015087457A1 (ja) 2017-03-16
US20160295307A1 (en) 2016-10-06
CN105814841A (zh) 2016-07-27
WO2015087457A1 (ja) 2015-06-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6005301B2 (ja) 親局装置、子局装置、制御装置、光通信システムおよび接続管理方法
US9960879B2 (en) Optical line terminal communication method and device with data structure
US9179204B2 (en) Optical network system
JP4650168B2 (ja) 光終端装置切替え方法
JP4913865B2 (ja) 光通信ネットワークシステム、親局光通信装置、光通信方法および通信プログラム
CN104837077B (zh) 光线路终端/光网络单元波长调节方法及装置
US9998211B2 (en) Protection switching method, system, and apparatus for passive optical network
JP2015088815A (ja) 宅側装置、ponシステムおよび宅側装置の制御方法
JP2016012932A (ja) 局側装置、局側装置の制御方法および光通信システム
KR20150100070A (ko) 수동 광 네트워크에서의 고속 보호 절체 방법
JP5541249B2 (ja) Ponシステム、局側装置とその運用方法及びアクセス制御装置
JP6582731B2 (ja) 局側終端装置、加入者側終端装置、光通信システム、経路切替方法、経路切替プログラム、及び波長切替方法
JP6829023B2 (ja) 通信装置、情報通知方法及びコンピュータプログラム
JP2012095089A (ja) 局側装置、宅側装置、光通信システム、および光通信システムの制御方法
US20150009798A1 (en) Communication system, control apparatus, communication apparatus, information-relaying method, and program
JP2018023075A (ja) 通信装置、通信方法及び通信プログラム
WO2012071828A1 (zh) 一种全保护模式下无源光网络中的传输数据的方法及系统
JP5640877B2 (ja) 通信システム、親局装置および通信回線切替方法
JP2013207555A (ja) Ponシステム、局側装置とその運用方法及びアクセス制御装置
JP6314387B2 (ja) 局側装置、ponシステムおよび局側装置の制御方法
WO2017098747A1 (ja) 宅側装置、ponシステムおよび宅側装置の制御方法
JP7463841B2 (ja) 制御装置、ponシステム、及び、通信方法
JP4818283B2 (ja) Ponの切り替え方法
WO2015022807A1 (ja) 親局装置、制御装置、通信システムおよび通信方法
JP5370514B2 (ja) 局側装置、その制御方法およびそのコンピュータ・プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160715

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160809

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160906

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6005301

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250