JP6005175B2 - セラミックスヒータ型グロープラグ及びその製造方法 - Google Patents

セラミックスヒータ型グロープラグ及びその製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、ディーゼルエンジンの始動補助用として使用されるセラミックスヒータ型グロープラグ及びその製造方法に関する。特に、セラミックスヒータがロウ付けにより金属製外筒に固定された構造を有するセラミックスヒータ型グロープラグ及びその製造方法に関する。
ディーゼルエンジンの始動補助用として用いられるセラミックスヒータ型グロープラグは、一般に、セラミックスヒータの先端側の発熱部を外部に突出させた状態で、後端側をロウ付けにより金属製外筒内に接合した構造を有している。かかるセラミックスヒータ型グロープラグは、金属製外筒の後端側が、エンジンのシリンダヘッドへの取り付け金具である筒状ハウジングの先端部内に挿入されて固定されている。
一般に、ロウ付け工程においては、セラミックスヒータと金属製外筒との接合部近傍にロウ材を配置し、ロウ材を溶融温度以上に加熱して表面張力により接合部の間隙にロウ材を流し込んで接合する。この際、接合部の材料に対するロウ材の濡れ性が重要であり、接触角が大きいと接合部の間隙にロウ材が流れ込みにくくなる。そのために、金属製外筒118の表面に合金メッキ118dを施すことが開示されている(特許文献1を参照)。
特開2005−315447号公報
特許文献1のグロープラグの製造方法のように、金属製外筒118の表面に合金メッキ118d処理を施すことによって、ロウ材の接触角がほぼゼロとなるため、合金メッキ118d表面でのロウ材の流動性は極めて高くなる。このようなグロープラグにおいて、ロウ付けを行う際には、一般的に、金属製外筒118の内部にロウ材を置いて、加熱処理等を行うことになる。
ここで、金属製外筒118の表面に施される合金メッキ118dは、ロウ材が置かれる位置と、接合部(ロウ付け部)119にのみ存在すれば足りるものであるが、そのようにエリアを限定してメッキ処理を施すには、金属製外筒118の表面にマスク処理をする必要があり、製造コストの上昇につながるおそれがある。そのため、特許文献1では、金属製外筒118の先端側の内周面118c及び外周面118bの表面全体にメッキ処理を施した後、金属製外筒118の先端部に形成されたメッキを機械的に除去してメッキ剥離部118aを形成し、ロウ材が金属製外筒118の外周面118b側に回り込むことを防いでいる。仮に、ロウ材が金属製外筒118の外周面118b側等の、本来配置する必要がない領域にまで移動したとすると、接合部119の間隙に多数の巣が形成されてしまい、接合強度が低下することとなってしまう。
また、特許文献1のグロープラグでは、金属製外筒118の先端側の表面全体に表面濡れ性の高い合金メッキ118dを形成することとしているために、ロウ材は、接合とは関係のないエリアにまで移動しやすくなる。セラミックスヒータ130の表面と、それに対応する金属製外筒118の内周面118cとの間に均一にロウ材を充填するためには、その間隙の体積の、例えば3〜10倍の容量のロウ材を金属製外筒118の内部に配置しなければならず、比較的高価なロウ材の消費量が増え、グロープラグの製造コストの上昇につながるおそれがある。
本発明の発明者はこのような問題にかんがみて、セラミックスヒータの外周面に設けられるメタライズ部の配置を改良することによってこのような問題を解決できることを見出し、本発明を完成させたものである。したがって、セラミックスヒータと金属製外筒とをロウ付けにより接合する際に、接合部以外へのロウ材の回り込みをできる限り防止し、できる限り少ない量のロウ材を効率的に接合部に供給することができるセラミックスヒータ型グロープラグ及びその製造方法を提供することを目的とする。
本発明によれば、セラミックスヒータを一端側に保持する金属製外筒の他端側をハウジングの内部孔に挿入して固定したセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法において、前記セラミックスヒータの周方向外周部に露出させた電極を覆うように第1のメタライズ部を形成するとともに、前記第1のメタライズ部よりも先端側の前記金属製外筒の先端部に対応する位置に、表面濡れ性改善のための第2のメタライズ部を形成する工程と、前記金属製外筒の少なくとも内周面に金属層を設ける一方、前記金属製外筒の先端部に形成された前記金属層を剥離して金属層剥離部を形成する工程と、前記セラミックスヒータの後端を前記金属製外筒の一端側に挿入し、前記セラミックスヒータと前記金属製外筒との間隙の入り口部分にロウ材を配置する工程と、前記セラミックスヒータ及び前記金属製外筒を加熱し、前記ロウ材を溶融して前記間隙に流し込む工程と、前記ロウ材を冷却して、前記セラミックスヒータ及び前記金属製外筒を接合する工程と、を含むことを特徴とするセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法が提供され、上述した問題を解決することができる。
すなわち、本発明のセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法によれば、金属製外筒の先端部に金属層剥離部を形成するとともに、セラミックスヒータの外周部に設けるメタライズ部として、電極を覆う接合部分となる第1のメタライズ部と、ロウ材をセラミックスヒータと金属製外筒との間隙に流し込むための第2のメタライズ部とを形成することにより、ロウ材が間隙以外に回り込みにくくなり、ロウ材を効率的に間隙に流し込むことができる。また、ロウ材が広がる面積を小さくできることから、ロウ材の使用量を少なくすることができる。したがって、セラミックスヒータ型グロープラグの製造コストの上昇を抑えることができる。また、セラミックスヒータと金属製外筒との接合面積が小さくなるために、セラミックスヒータ及び金属製外筒の接合部に発生する熱応力を低減することができる。
また、本発明のセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法を実施するにあたり、前記ロウ材を配置し、溶融する工程においては、前記セラミックスヒータ及び前記金属製外筒の先端側を上方にして配置するとともに、前記金属製外筒の先端部上に前記ロウ材を載置し、溶融することが好ましい。このようにロウ材を配置し、溶融することにより、金属製外筒の先端部の金属層剥離部によって金属製外筒の外周面側へのロウ材の回り込みを防ぐとともに、第2のメタライズ部によってセラミックスヒータと金属製外筒との接合部へロウ材を効率的に流し込むことができる。
また、本発明のセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法を実施するにあたり、前記第2のメタライズ部の表面積を、前記第1のメタライズ部の表面積よりも小さくすることが好ましい。このように第1及び第2のメタライズ部を形成することにより、セラミックスヒータと金属製外筒との間隙にロウ材を導くための第2のメタライズ部については、できる限りロウ材の使用量を少なくして、ロウ材の全体としての使用量を抑えることができる。
また、本発明のセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法を実施するにあたり、前記第1のメタライズ部及び前記第2のメタライズ部あるいはその一方を、複数の区分に分割して形成することが好ましい。このように第1のメタライズ部及び第2のメタライズ部を形成することにより、セラミックスヒータ及び金属製外筒の接合面積がより小さくなって、それぞれの接合部に発生する熱応力をより低減することができる。
また、本発明のセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法を実施するにあたり、前記複数の区分に分割されたそれぞれの第2のメタライズ部における前記セラミックスヒータの軸方向の長さを、周方向の長さよりも長くすることが好ましい。このように第2のメタライズ部を形成することにより、金属製外筒の先端側から流れ込むロウ材を効率的に第1のメタライズ部まで導くことができる。
また、本発明のセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法を実施するにあたり、前記金属製外筒の内周面の金属層を、前記金属製外筒の先端部から前記セラミックスヒータに形成された前記第1のメタライズ部の後端側の端部に対応する位置までの領域に設けることが好ましい。このように金属層を形成することにより、接合に寄与しない金属製外筒の奥側の領域にまでロウ材が流れ込むことを防ぐことができ、ロウ材の使用量を低減することができる。
また、本発明の別の態様は、セラミックスヒータと、前記セラミックスヒータが一端側に保持されるとともに他端側がハウジングの内部孔に挿入されて固定された金属製外筒と、を備えたセラミックスヒータ型グロープラグにおいて、前記セラミックスヒータは、周方向外周部に一方の電極を有するとともに前記一方の電極を覆うように第1のメタライズ部を有しており、前記金属製外筒の少なくとも内周面には金属層が設けられる一方、前記金属製外筒の先端部には金属層剥離部が形成され、前記セラミックスヒータ及び前記金属製外筒はそれぞれ前記第1のメタライズ部及び前記金属層が形成された領域においてロウ付けにより接合されており、前記セラミックスヒータの前記第1のメタライズ部よりも先端側の前記金属製外筒の先端部に対応する位置に、表面濡れ性改善のための第2のメタライズ部を備えることを特徴とするセラミックスヒータ型グロープラグである。
すなわち、本発明のセラミックスヒータ型グロープラグによれば、金属製外筒の先端部に金属層剥離部を有するとともに、セラミックスヒータの外周部に設けるメタライズ部として、電極を覆う接合部分となる第1のメタライズ部と、ロウ材をセラミックスヒータと金属製外筒との間隙に流し込むための第2のメタライズ部とを有することにより、ロウ材の使用量が少なく、製造コストの上昇が抑えられたセラミックスヒータ型グロープラグとすることができる。また、セラミックスヒータと金属製外筒との接合面積が小さくされているために、セラミックスヒータ及び金属製外筒の接合部に発生する熱応力を低減することができる。
本発明の第1の実施の形態にかかるグロープラグの軸方向断面図である。 第1の実施の形態にかかるグロープラグのセラミックスヒータアセンブリの軸方向断面図である。 セラミックスヒータアセンブリの変形例の軸方向断面図である。 セラミックスヒータアセンブリの製造方法を説明するために示す図である。 セラミックスヒータアセンブリの製造方法を説明するために示す図である。 セラミックスヒータアセンブリの製造方法を説明するために示す図である。 セラミックスヒータアセンブリの製造方法を説明するために示す図である。 第2の実施の形態にかかるグロープラグのセラミックスヒータアセンブリの軸方向断面図である。 第3の実施の形態にかかるグロープラグのセラミックスヒータアセンブリの軸方向断面図である。 従来のグロープラグのセラミックスヒータアセンブリの構成を説明するために示す図である。
以下、本発明にかかるセラミックスヒータ型グロープラグ及びその製造方法に関する実施の形態について、図面に基づいて具体的に説明する。
なお、それぞれの図中において同じ符号が付されているものは、特に説明がない限り同一の構成要素を示しており、適宜説明が省略されている。
[第1の実施の形態]
1.グロープラグの全体的構成
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるディーゼルエンジン用グロープラグ10の軸方向断面図である。
図1に示すグロープラグ10は、セラミックスヒータアセンブリ20を備えたセラミックスヒータ型グロープラグとして構成されている。セラミックスヒータアセンブリ20は、セラミックスヒータ21と、金属製外筒(シース)25と、太径リード部40等を主な構成要素として備えている。
なお、図1においては、セラミックスヒータ21、太径リード部40、外部接続端子15等が断面図ではなく、側面図として示されている。
セラミックスヒータ21は、その本体部を構成するセラミックス絶縁基体39の内部に、U字状のセラミックス発熱体37が埋設されている。このセラミックス発熱体37の両端側には、それぞれ金属リード35を介して正側電極31及び負側電極33が設けられている。このうち、負側電極33は、セラミックス絶縁基体39の外周面に取り出され、負側電極33を含むセラミックス絶縁基体39の外周面には第1のメタライズ部(負極側メタライズ部)24aが形成されている。この第1のメタライズ部24は金属製外筒25の内面にロウ付けによって接合され、負側電極33は金属製外筒25に電気的に接続されている。
また、正側電極31は、セラミックス発熱体37が埋設されている先端側とは反対側の後端部においてセラミックス絶縁基体39の外面に取り出されている。正側電極31を含むセラミックス絶縁基体39の後端面は、ロウ材23を用いたロウ付けにより太径リード部40の先端面に接合され、正側電極31と太径リード部40とが電気的に接続されている。
このように構成されるセラミックスヒータアセンブリ20は、図示しないエンジンのシリンダヘッドへの取付金具である円筒状のハウジング11に圧入され、ロウ付け等により固定されている。図1の例では、ハウジング11の内部に金属製外筒25がロウ付け等により固定されているが、金属製外筒25を金属管等の内部にロウ付け等によって固定し、その金属管とハウジング本体を構成する部材とを溶接して、一体のハウジング11として形成することもできる。
ハウジング11内においては、太径リード部40の後端面が外部接続端子15の先端面に溶接等により接合され、電気的に接続されている。外部接続端子15はハウジング11の後端部でインシュレータ12に保持されるとともに、その後端部はハウジング11外部に露出して、ラウンドピン14と接続されている。
ここで、本実施の形態のグロープラグ10に備えられた太径リード部40は、例えば、セラミックス絶縁基体39の断面積の20%以上の断面積を有する、比較的太い直径を有するリード棒として定義される。グロープラグ10の作動時において、太径リード部40には高温かつ大きな電流(例えば4〜30アンペア)が流れることから、太径リード部40の直径が例えば1mm未満のように小さすぎると、自己発熱も加わって、短時間で酸化するおそれがある。これに対して、太径リード部40の断面積がセラミックス絶縁基体39の断面積の20%以上であれば、セラミックスヒータ21の後端面と太径リード部40の先端面との接合部の面積を大きく確保することができ、接合強度を確保することができる。すなわち、車両のエンジン等に固定されて使用される場合に発生する振動や、グロープラグ10製造時に付加される応力等にも耐え得る接合強度を得ることができる。
一方で、太径リード部40の直径が大きすぎると、太径リード部40と金属製外筒25との間の距離を十分に確保することができず、絶縁破壊を生じるおそれがあることから、太径リード部40の断面積は、例えば、セラミックス絶縁基体39の断面積の70%以下とすることが好ましい。太径リード部40の断面積をセラミックス絶縁基体39の断面積の50%以下とすることがより好ましく、40%以下とすることがさらに好ましい。
また、太径リード部40は、外部接続端子15としてのリード棒よりも剛性の低い材料からなることが好ましい。このような材料としては、例えば、銅(Cu)やアルミニウム(Al)、あるいはそれらの合金が挙げられる。あるいは、低剛性の鉄合金や鋳鉄とすることもできる。このように比較的小さい剛性を有する太径リード部40とすれば、エンジン駆動時の振動や、グロープラグ10の組み立て時に各接合部周辺に印加される応力によってセラミックスヒータ21と太径リード部40との接合部に曲げ応力が生じた場合であっても、太径リード部40が撓んで、当該接合部への曲げ応力の集中を避けることができる。また、そのような曲げ応力の集中を避けるべく、太径リード部40を撓みやすくするには、太径リード部40の長さを、直径の2倍以上とすることが好ましい。
このような太径リード部40であれば、太径リード部40の抵抗値を低減することができるため、高温かつ大きな電流が流れた場合であっても自己発熱が抑えられ、長期間に渡って酸化による劣化を防ぐことができる。また、この太径リード部40にニッケル(Ni)メッキ等を施すことによって、より耐熱性を高めることができる。さらに、太径リード部40の熱伝導率をより高くすれば、セラミックヒータ20から伝達される熱を効率的に外部接続端子15に伝達させることができ、太径リード部40の耐熱性をさらに高めることができる。
また、本実施の形態にかかるグロープラグ10においては、外部接続端子15は、ハウジング11内において、外部接続端子15とハウジング11との間に樹脂又は低融点ガラス等からなる充填剤17を充填することによって固定されている。したがって、ラウンドピン14に図示しないコネクタを挿入したり、あるいは、ねじ止めしたりする際に、外部接続端子15に付加される応力が、外部接続端子15と太径リード部40との接合部に印加されることがなく、当該接合部が破断することを防ぐことができる。また、グロープラグ10がエンジンに装着された状態でエンジンから印加される振動によってグロープラグ10の各部位に応力が生じる場合があるが、外部接続端子15が充填剤17によって固定されているために、外部接続端子15と太径リード部40との接合部、及び、太径リード部40とセラミックスヒータ21との接合部への応力の付加を低減することができる。さらに、セラミックヒータ21から太径リード部40を介して伝達される熱を、充填剤17を介してハウジング11に逃がすこともできるようになる。
そして、このような構造を有するグロープラグ10は、セラミックスヒータ21を短くすることができるとともに、金属製外筒25内へ粉末を充填する工程や、金属製外筒25を縮径する工程を省略することができ、製造工程を簡素にすることができる。また、本実施の形態のグロープラグ10は、金属製外筒25を圧入ではなくロウ付けによりハウジング11内に固定することとしているために、当該工程自体も簡略化される。さらに、外部接続端子15や太径リード部40、金属製外筒25等の各構成部材が複雑な形状、構造ではなく、簡素化されていることから、製造コストを低減することもできる。
2.セラミックスヒータアセンブリ
図2は、本実施の形態にかかるグロープラグ10に備えられたセラミックスヒータアセンブリ20の軸方向断面図を示しており、セラミックスヒータ21及び太径リード部40については断面図ではなく側面図として示している。
本実施の形態にかかるグロープラグ10に備えられたセラミックスヒータアセンブリ20においては、金属製外筒25の内周面及び外周面に金属層26が設けられている。一方、金属製外筒25の先端部は、金属層26を有しない金属層剥離部26aとされている。この金属層26は、例えばNi−B(ニッケル−ボロン)合金メッキを施すことによって形成される。ロウ材が銀ロウである場合には、Ni−B合金メッキに対する銀ロウの接触角がほぼゼロであるために最適な金属層26となる。ただし、Ni−B合金メッキ以外の材料であっても、銀ロウ等のロウ材との濡れ性が高い材料であれば、好適に用いることができる。
また、セラミックスヒータ21の径方向外周面には、第1のメタライズ部(負極側メタライズ部)24aだけでなく、第2のメタライズ部24bが設けられている。これらのメタライズ部は、例えば、チタン(Ti)を含有する銀−銅(Ag−Cu)系のロウ材を用いて形成される。第1のメタライズ部24a及び第2のメタライズ部24bは、セラミックスヒータ21の外周面と金属製外筒25の内周面とをロウ材27によって接合するために設けられている。
このうち、第1のメタライズ部24aを介して、負側電極33と金属製外筒25とが電気的に接続される。これに対して、第2のメタライズ部24bは、セラミックスヒータ21と金属製外筒25との接合に供されるものではあるが、その主たる機能は、セラミックスヒータ21の表面の濡れ性を改善して、セラミックスヒータ21と金属製外筒25とを接合する際に、接合部分となる間隙にロウ材27を効率的に流し込むことにある。また、その際に、金属製外筒25の先端部に上述した金属層剥離部26aが設けられていることから、ロウ材27が金属製外筒25の外周面側に回り込みにくくされている。
このとき、第1のメタライズ部24aと第2のメタライズ部24bとを分割せずに一体のメタライズ部として形成したとすると、メタライズ部を形成するための高価な材料の使用量が増えることになる。また、メタライズ部の材料と、セラミックスヒータ21及び金属製外筒25との熱膨張係数の違いによって、セラミックス絶縁基体39の表面に過大な熱応力が発生し、高温状態と室温状態とが繰り返されることによって、セラミックス絶縁基体39の表面が破損するおそれがある。したがって、第1のメタライズ部24aと第2のメタライズ部24bとが分割して形成されている。
また、第2のメタライズ部24bの表面積が第1のメタライズ部24aの表面積よりも小さくなっている。したがって、負側電極33と金属製外筒25との電気的な接続に寄与しない第2のメタライズ部24bについてはロウ材27が十分に存在していなくてもよいために、ロウ材27の使用量を減らすことができ、製造コストの低下に寄与することができる。
図3は、本実施の形態のグロープラグの変形例に用いられるセラミックスヒータアセンブリ20を示している。このセラミックスヒータアセンブリ20においては、金属製外筒25の先端部の金属層剥離部26aだけでなく、金属製外筒25の内周面にも金属層剥離部26bが設けられている。この金属層剥離部26bは、第1のメタライズ部24aに対応する領域よりも後端側の位置に設けられたものであり、第1のメタライズ部24aとの接合に用いられることのない領域にまでロウ材27が流れ込むことを防ぐためのものとなっている。この金属層剥離部26aによっても、ロウ材27の使用量を低減することができる。
3.グロープラグの製造方法
次に、図4〜図7を参照しつつ、本実施の形態にかかるグロープラグ10の製造方法について説明する。以下のグロープラグ10の製造方法においては、図3に示すセラミックスヒータアセンブリ10の構成を採用する場合を例示している。
まず、図4(a)〜(b)に示すように、例えばチタン(Ti)を含有する銀−銅(Ag−Cu)系のロウ材を用いて、セラミックスヒータ21の径方向外周面に第1のメタライズ部24a及び第2のメタライズ部24bを形成する。第1のメタライズ部24aは、負側電極33が設けられた位置に対応して形成される。また、第2のメタライズ部24bは、金属製外筒に組み付ける際に、金属製外筒の先端部の位置に対応する位置に形成される。
次いで、図示しないものの、正側電極31が露出したセラミックスヒータ21の後端面に、ロウ材27を用いて太径リード部40を接合する。
次いで、図5(a)〜(b)に示すように、ニッケル−ボロン(Ni−B)メッキにより金属製外筒25の内周面及び外周面全体に金属層26を形成した後、その金属層26の一部を機械的に除去して、図5(c)に示すように金属層剥離部26a,26bを形成する。金属層剥離部26aは金属製外筒25の先端部の金属層を除去して形成され、金属層剥離部26bは、セラミックスヒータ21を組み付けた際に、セラミックスヒータ21の外周面に設けられた第1のメタライズ部24aよりも後端側に位置する領域の金属層を除去して形成される。
次いで、図6(a)に示すように、金属製外筒25内にセラミックスヒータ21を挿入し、図6(b)に示すように、セラミックスヒータ21及び金属製外筒25をその先端側が上方を向くように保持した状態で、セラミックスヒータ21の外周面と金属製外筒25の内周面との間隙の入り口部分に銀ロウ等のロウ材27aを配置する。本実施の形態においては、セラミックスヒータ21の正側電極33を外部に取り出す電極取出リードとして太径リード部40を用いていることから、ロウ材を金属製外筒25の内部に置くことができないものとなっている。そのため、間隙の入り口部分に載置することとしている。
次いで、図7(a)に示すように、ロウ材27aを加熱して溶融し、セラミックスヒータ21の外周面と金属製外筒25の内周面との間隙に流し込む。このとき、金属製外筒25の先端部に金属層剥離部26aが設けられていることから、ロウ材27aが金属製外筒25の外周面側に流れにくくなる。さらに、金属製外筒25の先端部に対応するセラミックスヒータ21の外周面に、表面濡れ性を改善するための第2のメタライズ部24bが形成されていることから、ロウ材27aが効率的に間隙内に流れ込むようになっている。そして、セラミックスヒータ21及び金属製外筒25をその先端側が上方を向くように保持した状態でロウ材27aを流し込むこととしているために、第1のメタライズ部24aの領域にロウ材27aが到達しやすくなり、ロウ材27aの使用量を低減しやすくなっている。
さらに、図3に示すセラミックスヒータアセンブリ20の場合には、金属製外筒25の内周面に形成された金属層26のうち、第1のメタライズ部24aが設けられた領域よりも後端側に位置する部分にも金属層剥離部26bが設けられている。したがって、ロウ材27aが接合に寄与しない領域にまで流れ出すことが防止されている。
次いで、ロウ材27aが第1のメタライズ部24aが形成された領域にまで流れ込んだ状態で、ロウ材27aを冷却することにより、図7(b)に示すように、セラミックスヒータ21と金属製外筒25とが接合されて、セラミックスヒータアセンブリ20が得られる。この後は、図示しないものの、ハウジング11内にセラミックスヒータアセンブリ20を接合するとともに、外部接続端子15を電気的に接続する等の工程を経て、図1に示すセラミックスヒータ型グロープラグ10を製造することができる。
4.本実施の形態にかかるグロープラグ及びその製造方法の効果
以上説明したように、本実施の形態にかかるセラミックスヒータ型グロープラグ10及びその製造方法によれば、金属製外筒25の先端部に金属層剥離部26aを形成するとともに、セラミックスヒータ21の外周部に設けるメタライズ部として、負側電極33を覆う接合部分となる第1のメタライズ部24aと、ロウ材27をセラミックスヒータ21と金属製外筒25との間隙に流し込むための第2のメタライズ部24bとを形成することにより、ロウ材27が間隙以外に回り込みにくくなり、ロウ材27を効率的に間隙に流し込むことができる。したがって、ロウ材27の使用量を低減することができる。
また、本実施の形態にかかるグロープラグ10及びその製造方法においては、第1のメタライズ部24aと第2のメタライズ部24bとを分割して形成することとしているために、広範囲で一つのメタライズ部を形成する場合に比べて負側電極33と金属製外筒25との電気的な接続に寄与する接合部の面積を小さくでき、ロウ材27の使用量を低減しやすくなる。また、メタライズ部24a,24bを形成するための材料の使用量を低減することにもなっている。したがって、セラミックスヒータ型グロープラグ10の製造コストの上昇を抑えることができる。また、メタライズ部による接合面積が小さくなることから、メタライズ部と、セラミックス絶縁基体39及び金属製外筒25との熱膨張係数の違いからセラミックス絶縁基体39の表面に過大な熱応力が生じ、高温と室温とが繰り返されることによる破損を防ぐことができる。
また、本実施の形態にかかるセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法においては、ロウ材27aを配置し、溶融する工程において、セラミックスヒータ21及び金属製外筒25の先端側を上方にして配置するとともに、金属製外筒25の先端部上にロウ材27aを載置し、溶融することとしている。このようにロウ材27aを配置し、溶融することにより、金属製外筒25の先端部の金属層剥離部26aによって金属製外筒25の外周面側へのロウ材の回り込みを防ぐとともに、第2のメタライズ部24bによってセラミックスヒータ21と金属製外筒25との接合部へロウ材27aを効率的に流し込むことができる。
また、本実施の形態にかかるセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法においては、第2のメタライズ部24bの表面積を、第1のメタライズ部24aの表面積よりも小さくすることとしている。このように第1のメタライズ部24a及び第2のメタライズ部24bを形成することにより、セラミックスヒータ21と金属製外筒25との間隙にロウ材27aを導くための第2のメタライズ部24bについては、できる限りロウ材の使用量を少なくして、製造コストの低下に寄与している。
また、本実施の形態にかかるセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法においては、金属製外筒25の内周面の金属層26を、金属製外筒25の先端部からセラミックスヒータ21に形成された第1のメタライズ部24aの後端側の端部に対応する位置までの領域に設けることとしている。このように金属層26を形成することにより、接合に寄与しない金属製外筒25の奥側の領域にまでロウ材27が流れ込むことを防ぐことができる。
[第2の実施の形態]
本発明の第2の実施の形態にかかるグロープラグ及びその製造方法は、第1のメタライズ部24a及び第2のメタライズ部24bの少なくとも一方を複数の区分に分割して形成する点で、第1の実施の形態にかかるグロープラグと異なるものとなっている。
図8(a)〜(b)は、本実施の形態にかかるグロープラグのセラミックスヒータアセンブリ20A,20Bの軸方向断面図を示している。
図8(a)に示すセラミックスヒータアセンブリ20Aは、第2のメタライズ部24bが複数の区分24ba,24bbに分割されている。また、図8(b)に示すセラミックスヒータアセンブリ20Bは、第1のメタライズ部24aが複数の区分24aa,24abに分割されている。さらに、図示しないものの、第1のメタライズ部24a及び第2のメタライズ部24bをともに複数の区分に分割して構成してもよい。
したがって、本実施の形態にかかるグロープラグ及びその製造方法によれば、第1の実施の形態で説明した効果に併せて、セラミックスヒータ21と金属製外筒25との接合面積をより小さくすることができ、それぞれの接合部に発生する熱応力をより低減することができるという効果を得ることができる。その結果、セラミックスヒータ21表面の破損をより低減することができる。
[第3の実施の形態]
本発明の第3の実施の形態にかかるグロープラグ及びその製造方法は、第2のメタライズ部24bを複数の区分に分割する場合において、分割されたそれぞれの区分におけるセラミックスヒータ21の軸方向の長さを、周方向の長さよりも長くする点で、第1及び第2の実施の形態にかかるグロープラグと異なるものとなっている。
図9は、本実施の形態にかかるグロープラグのセラミックスヒータアセンブリ20Cの軸方向断面図を示している。
このセラミックスヒータアセンブリ20Cにおいては、分割された第2のメタライズ部24bの各区分24ba,24bb,24bcが、セラミックスヒータ21の軸方向(X方向)に沿う長さが、周方向(Y方向)に沿う長さよりも長く形成されている。そのため、ロウ材27を溶融して、セラミックスヒータ21と金属製外筒25との間隙に流し込む際に、ロウ材27を効率的に第1のメタライズ部24aの接合部分まで移動させることができる。
したがって、第3の実施の形態にかかるグロープラグ及びその製造方法によれば、第1及び第2の実施の形態で説明した効果に併せて、さらに、第1のメタライズ部24aへのロウ材27の流し込みが効率的に行われ、セラミックスヒータ21の負側電極33と金属製外筒25との電気的な接続の信頼性を高めることができる効果を得ることができる。
以上説明した本発明の実施の形態にかかるグロープラグは、本発明の一態様を示すものであってこの発明を限定するものではなく、それぞれの実施の形態は本発明の範囲内で任意に変更することが可能である。例えば、第1〜第3の実施の形態にかかるグロープラグにおいては、セラミックスヒータ21の正側電極31を金属製外筒25の外部に取り出す電極取出部材として太径リード部40を用いたセラミックスヒータアセンブリ20の例を説明したが、そのような構成に限定されるものではない。

Claims (6)

  1. セラミックスヒータを一端側に保持する金属製外筒の他端側をハウジングの内部孔に挿入して固定したセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法において、
    前記セラミックスヒータの周方向外周部に露出させた電極を覆うように第1のメタライズ部を形成するとともに、前記第1のメタライズ部よりも先端側の前記金属製外筒の先端部に対応する位置に、表面濡れ性改善のための第2のメタライズ部を形成する工程と、
    前記金属製外筒の少なくとも内周面に金属層を設ける一方、前記金属製外筒の先端部に形成された前記金属層を剥離して金属層剥離部を形成する工程と、
    前記セラミックスヒータの後端を前記金属製外筒の一端側に挿入し、前記セラミックスヒータと前記金属製外筒との間隙の入り口部分にロウ材を配置する工程と、
    前記セラミックスヒータ及び前記金属製外筒を加熱し、前記ロウ材を溶融して前記間隙に流し込む工程と、
    前記ロウ材を冷却して、前記セラミックスヒータ及び前記金属製外筒をそれぞれ前記第1のメタライズ部及び前記金属層が形成された領域において接合する工程と、
    を含み、
    前記第2のメタライズ部の表面積を、前記第1のメタライズ部の表面積よりも小さくすることを特徴とするセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法。
  2. 前記ロウ材を配置し、溶融する工程においては、前記セラミックスヒータ及び前記金属製外筒の先端側を上方にして配置するとともに、前記金属製外筒の先端部上に前記ロウ材を載置し、溶融することを特徴とする請求項1に記載のセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法。
  3. 前記第1のメタライズ部及び前記第2のメタライズ部あるいはその一方を、複数の区分に分割して形成することを特徴とする請求項1又は2に記載のセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法。
  4. 前記複数の区分に分割されたそれぞれの第2のメタライズ部における前記セラミックスヒータの軸方向の長さを、周方向の長さよりも長くすることを特徴とする請求項に記載のセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法。
  5. 前記金属製外筒の内周面の金属層を、前記金属製外筒の先端部から前記セラミックスヒータに形成された前記第1のメタライズ部の後端側の端部に対応する位置までの領域に設けることを特徴とする請求項1〜のいずれか一項に記載のセラミックスヒータ型グロープラグの製造方法。
  6. セラミックスヒータと、前記セラミックスヒータが一端側に保持されるとともに他端側がハウジングの内部孔に挿入されて固定された金属製外筒と、を備えたセラミックスヒータ型グロープラグにおいて、
    前記セラミックスヒータは、周方向外周部に一方の電極を有するとともに前記一方の電極を覆うように第1のメタライズ部を有しており、
    前記金属製外筒の少なくとも内周面には金属層が設けられる一方、前記金属製外筒は、該金属製外筒の先端部に形成されている金属層剥離部を含み、
    前記セラミックスヒータにおける前記第1のメタライズ部と、前記金属製外筒における前記金属層が形成された領域とを接合するロウを備え、
    前記セラミックスヒータの前記第1のメタライズ部よりも先端側の前記金属製外筒の先端部に対応する位置に、表面濡れ性改善のための第2のメタライズ部を備え
    前記第2のメタライズ部の表面積は、前記第1のメタライズ部の表面積よりも小さいことを特徴とするセラミックスヒータ型グロープラグ。
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