JP6004262B2 - 回転駆動装置、及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プリンター、ファクシミリ、複写機等の画像形成装置に用いる回転駆動装置、及びこれを備えた画像形成装置に関するものである。
従来から、電子写真方式によるプリンタや複写機等では、次の構成のものが知られている。すなわち、回転する潜像担持体(以下、感光体ドラムという)の表面に静電潜像を形成し、形成した静電潜像にトナーを付着させて現像する。そして、現像して得たトナー画像を、無端状ベルト(以下、中間転写ベルトという)に1次転写し、中間転写ベルト上のトナー画像を、更に記録媒体上に2次転写した後、定着して画像を得る構成である。
高精度に一定速度で回転するべき被駆動体でもある感光体ドラムや、一定速度で移動させるべき中間転写ベルトに速度変動が生じると出力された画像にジッタや濃度ムラが生じる。ある周波数で速度変動が継続すると画像全体に周期濃度ムラが生じ、縞模様のバンディングとして目視される。感光体ドラムの速度変動は書き込み系の露光ラインの副走査位置ズレを発生させる。同時に、中間転写ベルトへの1次転写時の副走査位置ズレを発生させる。また、中間転写ベルトの速度変動は、1次転写時と2次転写時の副走査位置ズレを発生させる。これらの速度変動に起因したバンディングにより、画像品質が著しく低下してしまう。
以上のような理由から、感光体ドラムや中間転写ベルトには高精度な回転駆動が求められており、感光体ドラムや中間転写ベルトの高精度な回転駆動を実現するために、従来から様々な回転駆動装置の構成が提案されている。例えば、被駆動体の被駆動体軸と同軸に大口径ギアを設け、この大口径ギアに駆動源の駆動軸に設けた駆動ギアを噛み合わせて回転駆動する回転駆動装置の構成である。大口径ギアと駆動ギアとを噛み合わせ、小型で高速な駆動源の速度変動が少ない速度領域の回転駆動力を高い減速比で減速して被駆動体に伝達することで、被駆動体の回転ムラを抑制する。
また、被駆動体の被駆動体軸と同軸に、駆動源としてダイレクトドライブモータを設け、その駆動軸を被駆動体の被駆動体軸と接続して回転駆動する構成も知られている。ダイレクトドライブモータを被駆動体軸に直接接続することで、減速機構を省略して回転駆動装置を小型化するとともに、ダイレクトドライブモータをフィドバック制御することで、被駆動体の回転ムラを抑制する。
しかし、大口径ギアを設ける構成では、大口径ギアに噛み合う位置に、駆動源の駆動軸に設けた小口径ギアを配置する必要があるとともに、被駆動体の径よりも大口径ギアの径が大きくなることが多い。このため、被駆動体の径方向の実装サイズ、つまり回転駆動装置が大型化してしまう可能性が高い。また、ダイレクトドライブモータを設ける構成では、被駆動体と等速で回転駆動されるダイレクトドライブモータに高いトルクが要求されるため、ダイレクトドライブモータが大型になり、回転駆動装置の重量が増加する可能性がある。
このような不具合が生じない構成の回転駆動装置も提案されている。例えば、特許文献1には、次のような遊星歯車変速装置(遊星歯車機構)を用いた回転駆動装置(ローラ駆動装置)の構成が開示されている。筒状の被駆動体(ローラ部材)に、駆動源(モータ)の回転駆動力を、遊星歯車変速装置を介して伝達するというものである。この遊星歯車変速装置では、太陽歯車と同軸に設けられた内歯歯車(内歯車)が固定支持されており、太陽歯車は駆動源の出力軸(モータ軸)に同軸で接続されている。太陽歯車の周りには、複数の遊星歯車がキャリア(遊星歯車支持部材)に回転自在に保持され、内歯歯車と太陽歯車とに噛み合うように配置されている。
そして、駆動源が回転駆動されると、その回転駆動力が太陽歯車に伝達され、遊星歯車は太陽歯車と内歯歯車に噛み合いながら自転するとともに公転し、遊星歯車を回転自在に保持したキャリアが公転することとなる。このキャリアの回転が同軸で連結された被駆動体に伝達され、被駆動体が回転駆動することとなる。すなわち、キャリアが被駆動体に駆動力を伝達する被駆動体軸や、遊星歯車変速装置の出力軸としても機能している。
この回転駆動装置では、上記のような遊星歯車変速装置を用いているので、小型で高速な駆動源の速度変動が少ない速度領域の回転駆動力を高い減速比で減速して被駆動体に伝達することができる。すなわち、大口径ギアを設けたり、ダイレクトドライブモータを設けたりすることなく、被駆動体の回転ムラを抑制することができる。したがって、大口径ギアを設けて回転駆動装置が大型化したり、ダイレクトドライブモータを設けて回転駆動装置の重量が増加してしまったりすることがない。
近年、以前に増して工業製品の省資源化への対応が重要になってきている。具体的には、製品を構成する各構成部品や各構成ユニット等の重量、及びその点数の抑制や、各構成部品等の長寿命化、リサイクル対応や、製造時のエネルギー消費、及び製造後のエネルギー消費の抑制等が求められている。製造後のエネルギー消費には、製品を稼動させるために要するエネルギーだけではなく、運搬時に要するエネルギー等も含まれ、製品重量が重要な鍵となる。加えて、回転駆動装置では、従来からの高精度回転に対する要求に応えつつ、これを採用した製品の製造後の運搬等に消費するエネルギー消費を抑制するために、回転駆動装置自体の軽量化に留まらず、前記製品の軽量化への寄与も求められている。これは、回転駆動装置のように、これを採用した製品の本体側板等の支持部材に片持ち固定されることが多い装置では、その重量により曲げモーメントが支持部材に働くため、支持部材の板厚・重量、ひいては前記製品の重量に影響を与えるためである。
このような省資源化の要請から回転駆動装置には、さらなる軽量化が求められている。しかし、特許文献1に記載の構成は、回転駆動装置を構成する各構成部品や各構成ユニット等の材質に関しては規定されておらず、省資源の観点で考慮された構成ではなかった。すなわち、回転駆動装置を構成する各構成部品や各構成ユニット等の材質が規定されておらず、十分に軽量化されているか否か不明な構成であった。
例えば、回転駆動装置に用いる遊星歯車変速装置の主な構成部品の全てを金属で構成すると、用いる金属が特殊なものでない限り、各構成部品の重量が増加してしまい回転駆動装置のさらなる軽量化は困難であると考えられる。一方、回転駆動装置に用いる遊星歯車変速装置の主な構成部品の全てを樹脂で構成すると、各構成部品の重量を低減でき、回転駆動装置のさらなる軽量化が可能であると考えられる。しかし、主な構成部品の全てを樹脂で構成すると、遊星歯車変速装置の出力軸、又は出力軸が設けられるキャリアが、被駆動体の負荷に耐えらず破断してしまう可能性がある。
そこで、出願人は、特願2012−115266号(以下、先願という)で次のような回転駆動装置を提案した。駆動源からの回転駆動力を遊星歯車変速装置で変速して被駆動体に伝達する回転駆動装置において、遊星歯車変速装置の内歯歯車の材質を樹脂とし、出力軸及び該出力軸が設けられるキャリアの材質を金属にした。このように構成することで、回転駆動装置を軽量化して省資源化に対応できるとともに、遊星歯車変速装置の主な構成部品の全てが樹脂の構成よりも、高い被駆動体の負荷に耐えられる回転駆動装置を提供できるというものである。
また、被駆動体軸と遊星歯車変速装置の出力軸の軸ズレを、樹脂である内歯歯車の弾性変形で調心することで、この軸ズレに起因した回転ムラを抑制できる。加えて、回転速度検知手段を設けて駆動源をフィードバック制御することで、被駆動体の回転ムラをさらに抑制して、被駆動体の回転精度をより高めることが可能となるというものである。
そして、さらに被駆動体の回転精度を高めるため実験等を重ねたところ、回転速度検知手段の設置方法によっては、フィードバック制御による被駆動体の回転ムラの抑制効果が低下してしまう場合があることが判明した。このように回転ムラの抑制効果が低下すると、フィードバック制御を行わない構成よりも被駆動体の回転精度を高めることができるものの、好適に被駆動体の回転ムラを抑制できた場合に比べ、被駆動体の回転精度が低下してしまう。
本発明は以上の問題点に鑑みなされたものであり、その目的は、次のような回転駆動装置を提供することである。軽量化して省資源化に対応できるとともに、高精度な被駆動体の回転駆動が可能な回転駆動装置である。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、駆動源と、前記駆動源側からの回転駆動力を受けて回転する太陽歯車と、内歯歯車と、該内歯歯車内に円周方向で等間隔に配設され前記太陽歯車と前記内歯歯車とに噛み合う複数の遊星歯車と、該複数の遊星歯車を回転自在に支持するとともに、回転自在なキャリアとからなる遊星歯車機構が設けられた遊星歯車変速装置と、被駆動体を支持するとともに、前記被駆動体に前記遊星歯車変速装置の出力軸から出力される回転駆動力を伝達する被駆動体軸とを備えた回転駆動装置において、前記遊星歯車変速装置の回転速度を検知する、被検知部と検知部とを有した回転速度検知手段を設け、前記遊星歯車変速装置は、前記内歯歯車の材質が樹脂で、前記内歯歯車の被駆動体側がラジアル方向に弾性変形可能に構成されており、前記出力軸及び該出力軸が設けられるキャリアの材質が金属であり、前記回転速度検知手段は、前記被検知部が前記内歯歯車の弾性変形に追従して前記ラジアル方向に移動する部位を有した部材に支持されていることを特徴とするものである。
本発明は、遊星歯車変速装置に設ける内歯歯車を樹脂で構成しているので、内歯歯車が金属の構成よりも回転駆動装置を軽量化でき、この回転駆動装置を用いる装置の省資源化を促進できる。したがって、回転駆動装置を軽量化する省資源化に対応できる。
さらに、被駆動体軸と遊星歯車変速装置の出力軸の軸ズレを、樹脂である内歯歯車の弾性変形で調心することで、この軸ズレに起因した回転ムラを抑制できる。加えて、回転速度検知手段を設けて駆動源をフィードバック制御することで、被駆動体の回転ムラをさらに抑制して、被駆動体の回転精度をより高めることが可能となる。
そして、回転速度検知手段の設置方法として、上述したフィードバック制御による被駆動体の回転ムラの抑制効果が低下するという不具合が生じにくい方法を採用している。上記不具合は、内歯歯車の弾性変形にともないラジアル方向に移動する出力軸に設けられた被検知部と、ある位置に支持された検知部との間の距離に、所定の距離からの変化(以下、ギャップという)が生じるように検知部を設置した場合に生じることが分かった。被検知部と検知部との間でギャップが生じると、検知部での検知タイミングがズレて回転速度が変化したと誤検知してしまう。その結果、誤った検知結果に基づいて駆動源のフィードバック制御を行うことになり、被駆動体の回転ムラの抑制効果が低下してしまっていた。
本発明では、検知部を支持させる部材が有した、内歯歯車の弾性変形にともなってラジアル方向に移動する部位を介して検知部を支持することで、同じラジアル方向に移動する出力軸の同軸上に設けられた被検知部との相対距離の変化を低減できる。すなわち、内歯歯車の弾性変形にともないラジアル方向に移動する被検知部の移動に、検知部を追従させて移動させることができる。したがって、被検知部と検知部との間に生じるギャップを低減でき、回転速度検知手段の誤検知を抑制できる。
よって、フィードバック制御により被駆動体の回転ムラをさらに抑制して、被駆動体の回転精度をより高めることができる。
本発明は、軽量化して省資源化に対応できるとともに、高精度な被駆動体の回転駆動が可能な回転駆動装置を提供することができる。
一実施形態に係る複合機の全体概要図。 実施例1に係る感光体駆動装置の主要部の斜視図。 実施例1に係る感光体駆動装置の断面図。 ジョイントの構成を示す図。 エンコーダ用センサを、取り付けステーを介して駆動側板に固定されるブラケットで支持する例の説明図。 実施例1に係るエンコーダ用センサを内歯歯車の取り付け部で支持する構成の説明図。 実施例1に係るエンコーダ用センサ82を支持する内歯歯車32の取り付け部を各遊星歯車との噛合い部の領域を避けて設けた構成の説明図。 速度検知手段のエンコーダ用センサを支持する内歯歯車キャップの取り付け部の説明図。
以下、本発明を、画像形成装置である電子写真方式のカラー複合機(以下、複合機500という)に適用した一実施形態について、図を用いて説明する。まず、本実施形態の複合機500の全体概要について説明する。図1は、本実施形態に係る複合機500の全体概要図である。
本実施形態における複合機500は、いわゆるタンデム式の画像形成装置であって、乾式二成分現像剤を用いた乾式二成分現像方式を採用したものである。この複合機500は、複合機本体100、複合機本体100を載置する給紙テーブル200、複合機本体100上に取り付けるスキャナ300、及びスキャナ300の上部に取り付ける原稿自動搬送装置400から構成されている。この複合機500では、スキャナ300から読み取った画像情報である画像データを受け取って、又はパソコン等の外部機器からの印刷データを受け取って画像形成処理を行う。複合機本体100には、図に示すように、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(Bk)の各色用の4個の被駆動体としての円筒状の潜像担持体である感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bkが並設されている。これら感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bkは、駆動ローラを含む回転可能な複数のローラに支持された無端ベルト状の中間転写ベルト5に接触するように、そのベルト移動方向に沿って並んで配置されている。
また、感光体ドラム1Y,1M,1C,1Bkの周りには、それぞれ、帯電器2Y,2M,2C,2Bk、各色対応の現像装置9Y,9M,9C,9Bk、クリーニング装置4Y,4M,4C,4Bk、除電ランプ3Y,3M,3C,3Bk等の電子写真プロセス用部材がプロセス順に配設されている。そして、各感光体ドラム1の上方には、光書込装置17が設けられている。また、各感光体ドラム1の中間転写ベルト5を介して対向する位置には、それぞれ1次転写手段である1次転写ローラ6Y,6M,6C,6Bkが配置されている。
中間転写ベルト5は、架張ローラ11,12,13及びテンションローラ14に架け渡されており、不図示の駆動源により回転駆動される駆動ローラである架張ローラ12の回転により回転駆動される。架張ローラ13の中間転写ベルト5を介して対向する位置には、ベルトクリーニング装置19が設けられており、2次転写後に中間転写ベルト5上に残留する残トナーを除去する。また、架張ローラ11は、2次転写手段である2次転写ローラ7に対向する2次転写対向ローラであり、中間転写ベルト5を介して2次転写ローラ7との間に2次転写ニップ部を形成する。
この2次転写ニップ部の転写紙搬送方向下流側には、架張ローラ対16に架張された転写紙搬送ベルト15が設けられており、トナー像が2次転写された転写紙を定着装置18まで搬送する。定着装置18は、定着ローラ対8を備えており、その定着ニップ部で熱及び圧力を加えて、未定着のトナー像を転写紙上に定着する。
次に、本実施形態における複合機500のコピー動作について説明する。本実施形態に係る複合機500でフルカラー画像を形成する場合、まず、原稿自動搬送装置400の原稿台401に原稿をセットする。又は、原稿自動搬送装置400を開いてスキャナ300のコンタクトガラス301上に原稿をセットし、原稿自動搬送装置400を閉じて押さえる。その後、ユーザーがスタートスイッチ(不図示)を押すと、原稿自動搬送装置400に原稿をセットしたときには、原稿がコンタクトガラス301上に搬送される。そして、スキャナ300が駆動して第1走行体302および第2走行体303が走行を開始する。これにより、第1走行体302からの光がコンタクトガラス301上の原稿で反射し、その反射光が第2走行体303のミラーで反射されて、結像レンズ304を通じて読取センサ305に案内される。このようにして原稿の画像情報を読み取る。
また、ユーザーによりスタートスイッチが押されると、モータ(不図示)が駆動し、駆動ローラである架張ローラ12が回転駆動して中間転写ベルト5が回転駆動する。また、これと同時に、後述するの感光体駆動装置10Y(不図示)により、感光体ドラム1Yを図中矢印の方向に回転駆動しながら帯電器2Yで一様帯電する。その後、光書込装置17からの光ビームLyを照射して感光体ドラム1Y上にY静電潜像を形成する。このY静電潜像は、現像装置9Yにより、現像剤中のYトナーにより現像される。現像時には、現像ローラと感光体ドラム1Yとの間に所定の現像バイアスが印加され、現像ローラ上のYトナーは、感光体ドラム1Y上のY静電潜像部分に静電吸着する。
このように現像されて形成されたYトナー像は、感光体ドラム1Yの回転に伴い、感光体ドラム1Yと中間転写ベルト5とが接触する1次転写位置に搬送される。この1次転写位置において、中間転写ベルト5の裏面には、1次転写ローラ6Yにより所定のバイアス電圧が印加される。そして、このバイアス印加によって発生した1次転写電界により、感光体ドラム1Y上のYトナー像を中間転写ベルト5側に引き寄せ、中間転写ベルト5上に1次転写する。以下、同様にして、Mトナー像、Cトナー像、Bkトナー像も、中間転写ベルト5上のYトナー像に順次重ね合うように1次転写される。なお、2次転写後の中間転写ベルト5上に残留した転写残トナーは、ベルトクリーニング装置19により除去される。
また、ユーザーによりスタートスイッチが押されると、ユーザーが選択した転写紙に応じた給紙テーブル200の給紙ローラ202が回転し、給紙カセット201の1つから転写紙が送り出される。送り出された転写紙は、分離ローラ203で1枚に分離して給紙路204に入り込み、搬送ローラ205により複合機本体100内の給紙路101まで搬送される。このようにして搬送された転写紙は、レジストローラ102に突き当たったところで止められる。なお、給紙カセット201にセットされていない転写紙を使用する場合、手差しトレイ105にセットされた転写紙を給紙ローラ104により送り出し、分離ローラ108で1枚に分離した後、手差し給紙路103を通って搬送される。そして、同じくレジストローラ102に突き当たったところで止められる。
中間転写ベルト5上に4色重なり合ったトナー像は、中間転写ベルト5の回転にともない、2次転写ローラ7と対向する2次転写位置に搬送される。また、レジストローラ102は、上述のようにして中間転写ベルト5上に形成された合成トナー像が2次転写位置に搬送されるタイミングに合わせて回転を開始し、転写紙を2次転写位置に搬送する。そして、この2次転写位置において、2次転写ローラ7により転写紙の裏面に所定のバイアス電圧が印加され、そのバイアス印加により発生した2次転写電界及び2次転写位置での当接圧により、中間転写ベルト5上のトナー像が転写紙上に一括して2次転写される。その後、トナー像が2次転写された転写紙は、転写紙搬送ベルト15により定着装置18に搬送されて、定着装置18に設けられた定着ローラ対8により定着処理が行われる。そして、定着処理が行われた転写紙は、排紙ローラ対106により、装置外に設けられた排紙トレイ107状に排出されてスタックされる。
次に、本発明の特徴である、回転駆動装置の構成を、被駆動体である感光体ドラムを回転駆動する感光体駆動装置に適用した例について、実施例を挙げ、図を用いて説明する。被駆動体である各感光体ドラム1Y、1M、1C、1Bkは、同一構成の感光体駆動装置10Y、10M、10C、10Bkにより回転駆動されているので、以下、各色に対応する符号Y、M、C、Bkを省略して説明する。また、本発明は、中間転写ベルト5の駆動ローラである架張ローラ12のローラ駆動装置や、2次転写駆動部、定着駆動部等の各駆動ローラの回転駆動装置にも適用可能である。
(実施例1)
まず、本実施形態の第1の実施例について、図を用いて説明する。
図2は、本実施例に係る感光体駆動装置10の主要部の斜視図、図3は、本実施例に係る感光体駆動装置10の断面図、図4は、ジョイント41の構成を示す図である。図5は、エンコーダ用センサ82を、取り付けステー83を介して駆動側板63に固定されるブラケット83で支持する例の説明図である。図6は、本実施例に係るエンコーダ用センサ82を内歯歯車32の取り付け部84で支持する構成の説明図、図7は、本実施例に係るエンコーダ用センサ82を支持する内歯歯車32の取り付け部を各遊星歯車との噛合い部の領域を避けて設けた構成の説明図である。
図2に示すように、本実施例の感光体駆動装置10は、駆動源であるモータ20、遊星歯車変速装置である遊星歯車減速装置30、連結部材であるジョイント41、被駆動体軸であるドラム軸50から主に構成されている。そして、遊星歯車減速装置30の出力軸40はドラム軸50とジョイント41により連結固定されている。また、ドラム軸50には軸受51が圧入されており、この軸受51を介して装置本体の筐体に固定された後側の本体側板である後側板62に支持位置決めされる。そして、装置筐体に固定された前側の本体側板である前側板61に設けた軸受56にドラム軸50の先端近傍が支持位置決めされる構成である。つまり、ドラム軸50は複合機本体100の筐体の一部である前側板61及び後側板62に、両端部をそれぞれ軸受51,56を介して位置決め支持され、被駆動体である感光体ドラム1はドラム軸50を介して複合機本体100の筐体に対して位置決め支持される。
次に、図3を用いて遊星歯車減速装置30の内部構造の詳細について説明する。本実施例の遊星歯車減速装置30は2K−H型2段構成の遊星歯車機構が用いられている。このように本実施例では遊星歯車機構を2段構成としているが、減速比に応じて3段、4段と段数をさらに重ね合わせることも可能である。
まず、2K−H型遊星歯車機構に関する一般的な説明をおこなう。2K−H型遊星歯車機構は、太陽歯車(sun gear)、遊星歯車(planetary gear)、遊星歯車の公転運動を支持する遊星キャリア(planetary carrier)、内歯歯車(outer gear)の四点の部品から構成されている。太陽歯車の回転、遊星歯車の公転(キャリアの回転)、外輪歯車の回転の三つの要素の内、一つを固定、一つを入力、一つを出力に接続する。それぞれ、どれを入出力・固定に割り当てるかによって、一つのユニットで複数の減速比や回転方向の切替えが可能である。本実施例において対象とする2K−H型の2段構造は、複合遊星歯車機構(2個以上の2K−H型)に分類され、2個以上の2K−H型のそれぞれの3本の基本軸のうち2本の基本軸同士を結合し、残りの基本軸の1本を固定し、他の1軸を駆動軸または従動軸とする機構となる。
減速比に関しては、太陽歯車の歯数をZa、遊星歯車の歯数をZb、内歯歯車の歯数をZcとした場合に、次の式1で表される。なお、式中の添え字1,2は1段目、2段目を意味している。
(式1)
減速比=Za1 /(Za1+Zc1)×Za2 /(Za2+Zc2)
本実施例の遊星歯車減速装置30の1段目の遊星歯車機構では、駆動源であるモータ20の駆動軸であるモータ出力軸21には、第1太陽歯車31を直接歯切りしている。そして、この第1太陽歯車31及びブラケット22に固定された内歯歯車32に噛み合う1段目の第1遊星歯車33が、1段目の第1キャリア34により支持されて第1太陽歯車31の外周を公転するようになっている。この第1遊星歯車33は、回転バランスとトルク分担のために、同心状に第1キャリア34の3箇所に配置される。このように本実施例では、周方向で3等分された第1キャリア34の位置にそれぞれ第1遊星歯車33が配置されている。また、各第1遊星歯車33は、第1キャリア34に設けられた第1キャリアピン35に、支持されて自転する構成となっている。
上記のように支持された第1遊星歯車33は、第1太陽歯車31と内歯歯車32との噛合いにより、自転及び公転回転し、第1遊星歯車33を支持する第1キャリア34は、第1太陽歯車31の回転に対し減速回転し、1段目の減速比が獲得される。
また、本実施例では第1キャリア34に回転支持部はなく、浮動回転を行うように構成されている。そして、第1キャリア34の回転中心に設けられた第2太陽歯車36が2段目の遊星歯車機構の入力となる。
そして、2段目の遊星歯車機構では、2段目まで一体で形成された内歯歯車32と2段目の第2太陽歯車36とに噛み合う2段目の第2遊星歯車37が、2段目の第2キャリア38により支持されて、2段目の第2太陽歯車36の外周を公転するようになっている。各第2遊星歯車は、第2キャリア38に設けられた第2キャリアピン39に支持されて自転及び公転する。最終段に相当する2段目の第2キャリア38の回転中心には出力軸40が設けられており、中空円筒状のジョイント41を介してドラム軸50と連結されている。また、第2キャリア38の出力軸40は内歯歯車32により位置決めされ、各キャリアや各遊星歯車を覆うように内歯歯車32の感光体ドラム1側の端部に設けた内歯歯車キャップ42に圧入された軸受45により支持される構成となっている。内歯歯車キャップ42は内歯歯車32の内周に形成された段差部とインローで位置決めされる構成となっているため、出力軸40は内歯歯車32の中心軸との同軸度を最小化できる構成となっている。
また、ドラム軸50と出力軸40とを連結部材であるジョイント41で同軸になるように連結して一体化している。ジョイント41の構成については、例えば、図4に示すような構成があげられる。図4に示すジョイント41は、中空円筒形状の中央部にスリット41aを有しており、出力軸40はネジ43aにより押し曲げられたジョイントとの摩擦力により連結固定される構成となっている。このようにジョイント41は、ジョイント部分によるドラム軸50と出力軸40の中心軸のズレを最小化して、駆動伝達できる構成となっている。
また、図3に示すように、モータ20は、ブラケット22により支持されている。一方、内歯歯車32も、ブラケット22に対してネジ43で固定されている。このようにブラケット22は、内歯歯車32の固定・保持、及びモータ20の固定・保持を行っており、このブラケット22は駆動側板63とネジによって固定される構成となっている。そして、駆動側板63は後側板62にカシメられたスタッド64により支持位置決めされている。
また、内歯歯車32のモータ20側には、内歯歯車32の中心軸に中空円筒形状のボスが設けられており、モータ20はその円筒形状内周とモータ20側に設けられた軸受がインローによる勘合で位置決めされる。また、中空円筒形状の外周はブラケット22に形成された孔とインローによる勘合で位置決めされる構成となっている。
上記のような構成とすることで、内歯歯車32を基準として、モータ出力軸21、ブラケット22、遊星歯車減速装置30の出力軸40の中心軸をすべて同軸上に配置し、かつ部品寸法のばらつきによる同軸度を最小化することが可能な構成となっている。
また、感光体ドラム1は筒状のドラム52と、ドラムフランジ53a,53bにより構成され、ドラム52はドラム両端に設けられたドラムフランジ53a,53bを介してドラム軸50に位置決めされる構成となっている。ドラムフランジ53a,53bはドラム52の中心軸位置に孔が設けられており、その孔とドラム軸50がインローで位置決めされる。また、ドラム軸50にはドラム52へと駆動伝達を行うジョイント55が圧入されており、ドラムフランジ53aを介してドラム52は駆動される構成となっている。以上の構成により、モータ出力軸21(第1太陽歯車31)、内歯歯車32、第1キャリア34(第2太陽歯車36)、第2キャリア38、遊星歯車減速装置30の出力軸40、ドラム軸50、ドラム52の中心軸をすべて同一軸上に配置できる。
また、本実施例の遊星歯車減速装置30においては、各部品を次のような材料から構成している。モータ20のモータ出力軸21、すなわち遊星歯車減速装置30の入力軸に直接歯切りされた第1太陽歯車31と、第1キャリアピン35、第2キャリアピン39、第2キャリア38は金属材料、例えばステンレス、炭素鋼などから構成している。また、第1遊星歯車33、第1キャリア34及び一体で構成された第2太陽歯車36、第2遊星歯車37、第1遊星歯車33と第2遊星歯車37とに噛み合う共通歯車仕様でハウジングケースと一体で構成された内歯歯車32は樹脂材料の成型品で構成している。樹脂材料としては、例えばポリアセタールなどが挙げられる。
加えて、被検知部であるエンコーダ用円板81と検知部であるエンコーダ用センサ82を有した回転速度検知手段である速度検知手段80を設けている。そして、エンコーダ用円板81を、内歯歯車32、モータ出力軸21、及びブラケット22の中心軸の同軸上に設けた遊星歯車減速装置30の出力軸40に設けている。すなわち、速度検知手段80のエンコーダ用円板81を、出力軸40のジョイント41よりも駆動力伝達方向上流側に設けている。
また、図3には、速度検知手段80の例として、エンコーダ用円板81と2つの検知部であるエンコーダ用センサ82を有した2センサ構成の例を示している。この速度検知手段80の構成については、必要制御精度によって任意にエンコーダ用センサ82の数を変更してもよい。
また、複数のエンコーダ用センサ82を設けることで、複数のエンコーダ用センサ82の検出値の差分情報から、エンコーダ用センサ82の取り付け誤差や傾き誤差などに起因した、速度検知手段80などの回転速度検知手段の検知誤差の補正値を算出できる。この補正値も用いてモータ20をフィードバック制御することにより、より高精度な回転駆動が可能となる。
上述したように、本実施例の感光体駆動装置10では、遊星歯車減速装置30を用いているので、大口径ギアを設けたり、駆動源としてダイレクトドライブモータを設けたりすることなく、感光体ドラム1の回転ムラを抑制することが可能である。また、モータ20のモータ出力軸21、第1太陽歯車31、内歯歯車32、第1キャリア34及び一体で構成された第2太陽歯車36、第2キャリア38及び第2キャリア38に設けられた遊星歯車減速装置30の出力軸40、ドラム軸50、感光体ドラム1、及び速度検知手段80のエンコーダ用円板81の全てが同軸上に配設されている。したがって、各部品寸法のばらつきによる同軸度を最小化できる。さらに、第1キャリア34が、内歯歯車32に対して浮動支持されており、第1キャリア34と内歯歯車32との同心誤差を浮動支持による調心作用により抑え、感光体ドラム1の回転ムラをより抑制できる。
加えて、速度検知手段80を備えているので、モータ20をフィードバックすることで、取り付け誤差等により生じる同心誤差に起因した感光体ドラム1の回転ムラをさらに抑制することもできる。したがって、感光体ドラム1の回転ムラをさらに抑制した、感光体ドラム1の高精度な回転駆動が可能である。つまり、感光体ドラム1の高精度回転駆動が可能な感光体駆動装置10を提供できる。
また、遊星歯車減速装置30を用いているので、従来のように、駆動源としてダイレクトドライブモータを用いることなく、感光体駆動装置10を軽量化できる。さらに、遊星歯車減速装置30に設ける内歯歯車32と、第1遊星歯車33及び第2遊星歯車37と、第1キャリア34及び第1キャリア34と一体で構成された第2太陽歯車36を樹脂で構成している。したがって、これらを金属で構成したものより、感光体駆動装置10を軽量化できる。このように感光体駆動装置10を軽量化できるので、複合機500の省資源化に対応できる。
また、遊星歯車減速装置30は、内歯歯車32と、第1遊星歯車33及び第2遊星歯車37と、第1キャリア34及び第1キャリア34と一体で構成された第2太陽歯車36とが樹脂で、第2キャリア38の材質が金属製のハイブリッド構成である。このため、第2キャリア38に金属製の出力軸40を設けることができる。このように出力軸40及び出力軸40が設けられる第2キャリア38の材質が金属製なので、出力軸40及び第2キャリア38は、遊星歯車変速装置の主な構成部品の全てが樹脂の構成よりも、高い感光体ドラム1の負荷に耐えることができる。したがって、軽量化して省資源化に対応できるとともに、遊星歯車変速装置の主な構成部品の全てが樹脂の構成よりも、高い感光体ドラム1の負荷に耐えられる感光体駆動装置10を提供することができる。
また、本実施例では、ドラム軸50は後側板62に軸受51を介してラジアル方向の位置が固定されるとともに回転可能に支持され、遊星歯車減速装置30の内歯歯車32もブラケット22とスタッド64を介して後側板62に固定されている。このため、感光体駆動装置10を装置本体に組み付ける場合に、ドラム軸50と遊星歯車減速装置30の出力軸40とに軸ズレが生じると、この軸ズレに起因して回転ムラが生じてしまうおそれがある。
そこで、本実施例では、内歯歯車32と、第1遊星歯車33及び第2遊星歯車37と、第1キャリア34と一体で構成された第2太陽歯車36とを樹脂製とし、それぞれラジアル方向に弾性変形可能に構成している。このように弾性変形可能に構成することで、ドラム軸50と遊星歯車減速装置30の出力軸40とに軸ズレが生じた場合であっても、弾性変形可能に構成した各構成部材の弾性変形により調心することができ、高精度に感光体ドラム1を回転駆動できる。また、弾性変形可能に構成した各構成部材で、調心する際の弾性変形量を分散させることができるので、感光体駆動装置10の耐久性を向上させることもできる。
また、金属製の出力軸40を設けることで、ドラム軸50と出力軸40との連結に、ドラム軸50と出力軸40の中心軸のズレを最小化して、駆動伝達できるジョイント41を用いることができる。ジョイント41を用いて、ドラム軸50と出力軸40とを連結して一体化することで、主な構成部品が全て樹脂の構成のように被駆動体軸と遊星減速機構の出力部とをガタのあるスプライン継ぎ手等の連結構成を用いる必要がない。したがって、ガタのある連結構成により生じる回転ムラを排除できる。
加えて、速度検知手段80を設ける位置がジョイント41の駆動力伝達方向下流側の限定されず、速度検知手段80を出力軸40のジョイント41よりも上流側、つまり、遊星歯車減速装置30側に設けることもできる。
上記のように速度検知手段80を遊星歯車減速装置30側に設けることで、感光体駆動装置10の組立性を悪化させることなく、速度検知手段80の感光体駆動装置10への実装を実現できる。
例えば、次のようにして速度検知手段80の感光体駆動装置10への実装を実現できる。モータ20とともにブラケット22に固定された遊星歯車減速装置30の出力軸40に、速度検知手段80のエンコーダ用円板81を取り付ける。そして、遊星歯車減速装置30の所定の位置に、速度検知手段80のエンコーダ用センサ82を取り付けて、それぞれ位置調整及び固定を行う。
その後、遊星歯車減速装置30の出力軸40にドラム軸50をジョイント41を用いて連結して一体化した後、後側板62の孔へドラム軸50を、駆動側板63の孔へ遊星歯車減速装置30を差し込んで、それぞれ位置調整及び固定を行う。
なお、エンコーダ用センサ82の固定は、遊星歯車減速装置30のハウジングケースと一体に構成された内歯歯車32に固定する方法、内歯歯車キャップ42に固定する方法、及び遊星歯車減速装置30を固定する駆動側板63に固定する方法等が考えられる。
このようにして速度検知手段80の感光体駆動装置10への実装を実現することで、速度検知手段80を用いたフィードバック制御による感光体ドラム1の高精度な回転駆動が可能となる。したがって、感光体駆動装置10を軽量化する省資源化と、感光体ドラム1の高精度回転を両立できる。よって、軽量化して省資源化に対応できるとともに、感光体ドラム1の高精度回転が可能な感光体駆動装置10を提供することができる。
また、上述した本実施例では、遊星歯車減速装置30の第1太陽歯車31と、第1キャリアピン35、第2キャリアピン39、第2キャリア38を金属製とし、他の金属材料を樹脂製とした例について説明した。しかし、本発明はこのような構成に限定されるものではない。内歯歯車32を樹脂製とし、必要に応じて他の第1遊星歯車33及び第2遊星歯車37や、第1キャリア34及び一体で構成された第2太陽歯車36を金属製としても良い。
例えば、内歯歯車32を樹脂製とすることで遊星歯車変速装置の主な構成部品の全てが金属製の構成よりも軽量化できるとともに、主な構成部品の全てが樹脂製の構成よりも、高い被駆動体の負荷に耐えられる回転駆動装置を提供できる。つまり、上述した実施例ほど軽量化の効果は高くないが、主な構成部品の全てが金属製の構成よりも軽量化して省資源化に対応でき、遊星歯車変速装置の主な構成部品の全てが樹脂の構成よりも高い感光体ドラム1の負荷に耐えれる感光体駆動装置10を提供できる。
また、樹脂製の内歯歯車32をラジアル方向に弾性変形可能に構成することで、ドラム軸50と遊星歯車減速装置30の出力軸40とに軸ズレが生じた場合であっても、生じた軸ズレを樹脂製の内歯歯車32のラジアル方向に弾性変形により調心することができる。したがって、高精度に感光体ドラム1を回転駆動できる。
また、本実施例の感光体駆動装置10では、上述したようにラジアル方向に弾性変形可能な内歯歯車32を備え、ドラム軸50が、複合機500の後側板62に軸受51を介してラジアル方向の位置が固定されるとともに回転可能に支持されている。
このように構成することで、ドラム軸50と出力軸40に軸ズレが生じた場合、感光体ドラム1側への軸ズレの影響を抑え、生じた軸ズレを樹脂製の内歯歯車32のラジアル方向の弾性変形により効果的に調心でき、より高精度に感光体ドラム1を回転駆動できる。
さらに、内歯歯車32に加え、第1遊星歯車33及び第2遊星歯車37を樹脂製とすることで、内歯歯車32だけを樹脂製とする構成よりも軽量化できる回転駆動装置を提供できる。
また、樹脂製の第1遊星歯車33及び第2遊星歯車37もラジアル方向に弾性変形可能に構成することで、次のような効果を得ることもできる。ドラム軸50と遊星歯車減速装置30の出力軸40とに軸ズレが生じた場合、この軸ズレを調心する際の内歯歯車32のラジアル方向に弾性変形量を、内歯歯車32だけを樹脂製とする構成に比べ小さくして、感光体駆動装置10の耐久性を向上させることができる。
さらに、本実施例では、遊星歯車減速装置30の内歯歯車32をモータ20側からの片持ち支持とすることができ、樹脂製の内歯歯車32のラジアル方向の弾性変形量を大きくできる。具体的には、モータ20と遊星歯車減速装置30とを締結するブラケット22を備えている。そして、モータ20と遊星歯車減速装置30の後側板62への固定は、ブラケット22と後側板62とを固定部材として機能する後側板62にカシメされたスタッド64と、このスタッドに位置決め固定される駆動側板63とを用いて固定する構成である。このように遊星歯車減速装置30を後側板62へ固定することで、内歯歯車32をモータ20側からの片持ち支持とすることができ、樹脂製の内歯歯車のラジアル方向の弾性変形量を大きくできる。したがって、ドラム軸50と遊星歯車減速装置30の出力軸40とに軸ズレが生じた場合に調心できる軸ズレ量を大きくでき、より高精度に感光体ドラム1を回転駆動できる。
そして、上述したように、さらに回転精度を高めるため実験等を重ねたところ、速度検知手段80の設置方法によっては、フィードバック制御による感光体ドラム1の回転ムラの抑制効果が低下してしまう場合があることが判明した。このように回転ムラの抑制効果が低下すると、フィードバック制御を行わない構成よりも感光体ドラム1の回転精度を高めることができるものの、好適に感光体ドラム1の回転ムラを抑制できた場合に比べ、感光体ドラム1の回転精度が低下してしまう。
上記不具合は、内歯歯車32の弾性変形にともないラジアル方向に移動する出力軸40に設けられたエンコーダ用円板81と、ある位置に支持された検知部との間ギャップが生じるようにエンコーダ用センサ82を設置した場合に生じることが分かった。
通常、速度検知手段80を用いることで、その検知結果からモータ20のフィードバック制御を実施し、感光体ドラム1の回転精度をより高めることが可能となる。しかし、内歯歯車32が弾性変形する構成において高精度な回転精度を保つためには、エンコーダ用円板81とエンコーダ用センサ82の相対位置関係が重要となる。具体的には、エンコーダ用円板81とエンコーダ用センサ82は距離が一定であることが要求される。
エンコーダ用円板81とエンコーダ用センサ82との間でギャップが生じると、エンコーダ用センサ82での検知タイミングがズレて回転速度が変化したと誤検知してしまう。その結果、誤った検知結果に基づいてモータ20のフィードバック制御を行うことになり、感光体ドラム1の回転ムラの抑制効果が低下する。
次に、本発明の最大の特徴である感光体駆動装置10に設ける速度検知手段80の設置方法について説明する。
まず、比較例として、図5に示すように、出力軸40に取り付けられたエンコーダ用円板81を検知するエンコーダ用センサ82を、取り付けステー83を介して駆動側板63に固定されるブラケット83で支持する構成について説明する。
図5に示す構成では、遊星歯車減速装置30のハウジングと一体に構成された内歯歯車32がネジ固定されるブラケット22に、エンコーダ用センサ82を取り付けるための取り付けステー83の一端側を固定している。この取り付けステー83のブラケット22に対する固定方法は、ネジ固定及び接着のいずれでも良い。
そして、取り付けステー83は、内歯歯車32の外周部から所定の間隔を維持するように、遊星歯車減速装置30の出力軸40に取り付けられたエンコーダ用円板81の被検知面を検知できる位置でエンコーダ用センサ82を支持できる位置まで延出されている。そして、その感光体ドラム1側の端面に、エンコーダ用センサ82が位置調整された後、接着又はネジ固定される。
また、内歯歯車32の感光体ドラム1側には内歯歯車キャップ42がインローで位置決めされている。そして、内歯歯車キャップ42に圧入されたベアリング方式の軸受45を介して、出力軸40が回転自在に支持されるとともに、内歯歯車32に対してラジアル方向の位置決めが行われている。
この方法では、内歯歯車32が金属の場合には、内歯歯車32に弾性変形が生じにくいため、軸受45を介してラジアル方向が位置決めされた出力軸40に設けられたエンコーダ用円板81と、エンコーダ用センサ82との間の距離を一定に保つことができる。
しかし、本発明が対象とする内歯歯車32は樹脂製であり、弾性変形による調心作用も持たせているため、内歯歯車32が弾性変形することでエンコーダ用円板81の位置が変わり、エンコーダ用センサ82との間でギャップが生じてしまう。その結果、上述したように、誤った検知結果に基づいてモータ20のフィードバック制御を行うことになり、感光体ドラム1の回転ムラの抑制効果が低下してしまい、フィードバック制御により感光体ドラム1の回転精度をより高めることができなくなる。
そこで、本発明では、速度検知手段80のエンコーダ用円板81を出力軸40の同軸上に設け、エンコーダ用センサ82を、内歯歯車32の弾性変形に追従してラジアル方向に移動する部位を有した部材で支持するように構成することとした。
このようにエンコーダ用センサ82を支持させる部材が有した、内歯歯車32の弾性変形にともなってラジアル方向に移動する部位を介してエンコーダ用センサ82を支持するとエンコーダ用センサ82も同じラジアル方向に移動する。そして、同じラジアル方向に移動する出力軸40の同軸上に設けられたエンコーダ用円板81との相対距離の変化を低減できる。すなわち、内歯歯車32の弾性変形にともないラジアル方向に移動するエンコーダ用円板81の移動に、エンコーダ用センサ82を追従させて移動させることができる。
したがって、内歯歯車32が弾性変形したとしても、速度検知手段80のエンコーダ用円板81とエンコーダ用センサ82との距離を略一定に保ち、速度検知手段80による誤検知を抑制できる。すなわち、内歯歯車32が弾性変形したとしても、速度検知手段80のエンコーダ用円板81とエンコーダ用センサ82との間に生じるギャップを低減でき、感光体ドラム1の回転ムラの抑制効果が低下を抑制して、速度検知手段80の誤検知を抑制できる。
よって、軽量化して省資源化に対応できるとともに、遊星歯車減速装置30の主な構成部品の全てが樹脂の構成よりも、高い感光体ドラム1などの被駆動体の負荷に耐えられ、高精度な被駆動体の回転駆動が可能な感光体駆動装置10を提供することができる。
具体的には、本実施例では図6に示すように速度検知手段80のエンコーダ用円板81を出力軸40の同軸上に設け、遊星歯車減速装置30のハウジングと一体に構成された内歯歯車32に、エンコーダ用センサ82を取り付ける取り付け部84を形成した。そして、内歯歯車32に形成した取り付け部84に、エンコーダ用センサ82を取り付けることとした。すなわち、弾性変形する内歯歯車32自体で、エンコーダ用センサ82を支持することとした。
このように速度検知手段80を配置することで、遊星歯車減速装置30の省スペース化がはかれ、材質が樹脂の内歯歯車32の特徴である弾性変形に対して速度検知手段80のエンコーダ用センサ82が追従できる。このため、速度検知手段80のエンコーダ用円板81とエンコーダ用センサ82との間に生じるギャップを低減して、より高精度な回転駆動が可能となる。
また、図6(図7)に示したように、取り付け部84を内歯歯車32の感光体ドラム1側の端部近傍に設けることが望ましい。このように取り付け部84を設けることで、出力軸40に設けているエンコーダ用円板81に近い、ラジアル方向の変位を取り付け部84に生じさせることができ、エンコーダ用円板81とエンコーダ用センサ82との間に生じるギャップをより低減できる。
ここで、図6に示した構成では、ハウジングと一体に構成される内歯歯車32の形状が複雑になり、高精度な成型が必要な内歯歯車32の各遊星歯車と噛み合う噛合い部のギヤ精度に影響を与える懸念がある。
そこで、本実施例では内歯歯車32の周方向の肉厚等の形状により、各遊星歯車と噛み合う噛合い部のギヤ精度に影響を与えるおそれが有る場合には、次のようにしてギヤ精度への影響を低減することもできる。図7に示すように取り付け部84を、各遊星歯車と噛み合う噛合い部の領域から避けた感光体ドラム1側の領域に形成して、各遊星歯車と噛み合う噛合い部のギヤ精度に与える影響を低減する構成である。このように取り付け部84を、内歯歯車32に設けることで、内歯歯車32のギヤ精度への成型時の影響を低減することができ、感光体ドラム1の高精度な回転駆動が可能となる。
また、本実施例の遊星歯車減速装置30では、上述したように内歯歯車32の感光体ドラム1側には内歯歯車キャップ42がインローで位置決めされている。そして、内歯歯車キャップ42に圧入されたベアリング方式の軸受45を介して、出力軸40が回転自在に支持されるとともに、内歯歯車32に対してラジアル方向の位置決めが行われている。
このように出力軸40を内歯歯車32に対してラジアル方向の位置決めすることで、速度検知手段80のエンコーダ用円板81とエンコーダ用センサ82との間に生じるギャップをさらに低減でき、感光体ドラム1のより高精度な回転駆動が可能となる。また、ドラム軸50と出力軸40との軸ズレに起因したラジアル方向の力を、軸受45を介し、内歯歯車32に直接伝達することができる。したがって、内歯歯車32と2段目の第2遊星歯車37との噛合い部での片当り等を抑制でき、感光体駆動装置10の耐久性を向上させることができるとともに、感光体ドラム1のより高精度な回転駆動が可能となる。
(実施例2)
本実施形態の第2の実施例について、図を用いて説明する。図8は、速度検知手段80のエンコーダ用センサ82を支持する内歯歯車キャップ42の取り付け部の説明図である。
本実施例と、上述した実施例1とでは、感光体駆動装置10における速度検知手段80のエンコーダ用センサ82を取り付ける箇所に係る点にみが異なる。したがって、上述した実施例1と同じ構成の部分に関しては同じ符号を付し、同様な構成、及び作用・効果については、適宜省略して説明する。
図8に示すように、本実施例の感光体駆動装置10では、速度検知手段80のエンコーダ用円板81を出力軸40の同軸上に設け、エンコーダ用センサ82を取り付ける取り付け部84を内歯歯車32の弾性変形により移動する内歯歯車キャップ42に設けている。そして、内歯歯車キャップ42に設けた取り付け部84にエンコーダ用センサ82を取り付けて、内歯歯車キャップ42で支持している。
このように速度検知手段80を設置することで、ドラム軸50と出力軸40との軸ズレに起因した内歯歯車32の弾性変形により移動する出力軸40に設けられたエンコーダ用円板81の移動に、エンコーダ用センサ82を追従させることができる。
また、エンコーダ用センサ82を取り付ける取り付け部84を内歯歯車キャップ42に設けているので、エンコーダ用センサ82を支持するラジアル方向の位置が、内歯歯車32の径よりも内側に設けることも可能である。このため、エンコーダ用円板81のラジアル方向の検知位置が内歯歯車32の径よりも内側であった場合に、上記した実施例1のように取り付け部84を内歯歯車32に設ける構成よりも、より検知位置に近い位置でエンコーダ用センサ82を支持できる。
したがって、実施例1の構成よりもエンコーダ用円板81の移動にエンコーダ用センサ82を追従させることができ、エンコーダ用円板81とエンコーダ用センサ82との間に生じるギャップをより低減して、より高精度な回転駆動が可能となる。
また、実施例1の構成のように、取り付け部84を内歯歯車32に一体に成型しないので、内歯歯車32の成型時のギア精度が低下するおそれを排除でき、より高精度な回転駆動が可能となる。すなわち、エンコーダ用センサの取り付け部84を、内歯歯車32から無くすことができ、内歯歯車32の成型時のギア精度が低下するおそれを排除でき、より高精度な回転駆動が可能となる。
以上に説明したものは一例であり、本発明は、次の態様毎に特有の効果を奏する。
(態様A)
モータ20などの駆動源と、前記駆動源側からの回転駆動力を受けて回転する2段目の第2太陽歯車36などの太陽歯車と、内歯歯車32などの内歯歯車と、該内歯歯車内に円周方向で等間隔に配設され前記太陽歯車と前記内歯歯車とに噛み合う複数の2段目の第2遊星歯車37などの遊星歯車と、該複数の遊星歯車を回転自在に支持するとともに、回転自在な2段目の第2キャリア38などのキャリアとからなる2段目の遊星歯車機構などの遊星歯車機構が設けられた遊星歯車減速装置30などの遊星歯車変速装置と、感光体ドラム1などの被駆動体を支持するとともに、前記被駆動体に前記遊星歯車変速装置の出力軸40などの出力軸から出力される回転駆動力を伝達するドラム軸50などの被駆動体軸とを備えた感光体駆動装置10などの回転駆動装置において、前記遊星歯車変速装置の回転速度を検知する、エンコーダ用円板81などの被検知部とエンコーダ用センサ82などの検知部とを有した速度検知手段80などの回転速度検知手段を設け、前記遊星歯車変速装置は、前記内歯歯車の材質が樹脂で、前記内歯歯車の被駆動体側がラジアル方向に弾性変形可能に構成されており、前記回転速度検知手段は、前記被検知部が前記出力軸の同軸上に設けられ、前記検知部が前記内歯歯車の弾性変形に追従して前記ラジアル方向に移動する部位を有した内歯歯車32などの部材に支持されていることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1について説明したように、軽量化して省資源化に対応できるとともに、高精度な感光体ドラム1などの被駆動体の回転駆動が可能な感光体駆動装置10などの回転駆動装置を提供することができる。
(態様B)
(態様A)において、遊星歯車減速装置30などの前記遊星歯車変速装置は、出力軸40などの前記出力軸及び該出力軸が設けられる2段目の第2キャリア38などのキャリアの材質が金属であることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1について説明したように、遊星歯車変速装置の主な構成部品の全てが樹脂の構成よりも、高い感光体ドラム1などの被駆動体の負荷に耐えることができる感光体駆動装置10などの回転駆動装置を提供することができる。
(態様C)
(態様A)又は(態様B)において、速度検知手段80などの前記回転速度検知手段のエンコーダ用センサ82などの検知部を内歯歯車32などの前記内歯歯車に支持させたことを特長とするものである。
これによれば、上記実施例1について説明したように、遊星歯車減速装置30の省スペース化がはかれ、材質が樹脂の内歯歯車の特徴である弾性変形に対して速度検知手段80などの回転速度検知手段のエンコーダ用センサ82などの検知部が追従できる。このため、回転速度検知手段のエンコーダ用円板81などの被検知部と検知部との間に生じるギャップが小さくなりより高精度な回転駆動が可能となる。
(態様D)
(態様A)又は(態様B)において、遊星歯車減速装置30などの前記遊星歯車変速装置は、2段目の第2キャリア38などの前記キャリアと2段目の第2遊星歯車37などの前記遊星歯車とを覆うように内歯歯車32などの前記内歯歯車の感光体ドラム1などの前記被駆動体側の端部に設ける内歯歯車キャップ42などの内歯歯車キャップを有し、速度検知手段80などの回転速度検知手段のエンコーダ用センサ82などの検知部を前記内歯歯車キャップに支持させたことを特長とするものである。
これによれば、上記実施例2について説明したように、内歯歯車キャップ42などの内歯歯車キャップにエンコーダ用センサ82などの検知部を設けることで、(態様C)よりさらに内歯歯車32などの内歯歯車の特徴である弾性変形に対して検知部が追従できる。このため、速度検知手段80などの回転速度検知手段のエンコーダ用円板81などの検知部とエンコーダ用センサ82との間に生じるギャップをより低減でき、より高精度な回転駆動が可能となる。また、検知部の取り付け部84などの支持部を、内歯歯車から無くすことができ、内歯歯車の成型時のギア精度が低下するおそれを排除でき、より高精度な回転駆動が可能となる。
(態様E)
(態様A)乃至(態様D)のいずれかにおいて、ドラム軸50などの被駆動体軸は、感光体駆動装置10などの該回転駆動装置を用いる複合機500などの装置の後側板62などの本体側板に軸受51などの軸受を介してラジアル方向の位置が固定されるとともに回転可能に支持されていることを特徴とする回転駆動装置。
これによれば、上記実施例1について説明したように、ドラム軸50などの被駆動体軸と出力軸40などの出力軸の軸ズレが生じた場合、感光体ドラム1などの被駆動体側への軸ズレの影響を抑え、生じた軸ズレを樹脂製の内歯歯車32などの内歯歯車のラジアル方向の弾性変形により効果的に調心することができ、より高精度に被駆動体を回転駆動できる。
(態様F)
(態様E)において、2段目の第2遊星歯車37などの前記遊星歯車は、材質が樹脂で、ラジアル方向に弾性変形可能に構成されていることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1について説明したように、2段目の第2遊星歯車37などの遊星歯車もラジアル方向に弾性変形可能なので、ドラム軸50などの被駆動体軸と遊星歯車減速装置30などの遊星歯車変速装置の出力軸40などの出力軸の軸ズレが生じた場合に、軸ズレを調心する際の内歯歯車32などの内歯歯車の、ラジアル方向に弾性変形量を小さくして感光体駆動装置10などの回転駆動装置の耐久性を向上させることができる。
(態様G)
(態様F)において、出力軸40などの前記出力軸が設けられた2段目の第2キャリア38などのキャリアを除く、1段目の第1キャリア34などのキャリアに一体に設けられた2段目の第2太陽歯車などの前記太陽歯車は、材質が樹脂で、ラジアル方向に弾性変形可能に構成されていることを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1について説明したように、(態様F)に加え、出力軸40などの前記出力軸が一体に設けられた2段目の第2キャリア38などのキャリアを除く、1段目の第1キャリア34などのキャリアに一体に設けられた2段目の第2太陽歯車などの前記太陽歯車もラジアル方向に弾性変形可能である。したがって、ドラム軸50などの被駆動体軸と遊星歯車減速装置30などの遊星歯車変速装置の出力軸40などの出力軸の軸ズレが生じた場合に、軸ズレを調心する際の内歯歯車32などの内歯歯車のラジアル方向に弾性変形量を、(態様F)よりも小さくして感光体駆動装置10などの回転駆動装置の耐久性を向上させることができる。
(態様H)
(態様A)乃至(態様G)のいずれかにおいて、1段目の遊星歯車機構や2段目の遊星歯車機構などの前記遊星歯車機構を複数段有し、モータ20などの前記駆動源のドラム軸50などの駆動軸、第1太陽歯車31や第2太陽歯車36などの前記太陽歯車、内歯歯車32などの前記内歯歯車、第1キャリア34や第2キャリア38などの前記キャリア、遊星歯車減速装置30などの前記遊星歯車変速装置の出力軸40などの出力軸、ドラム軸50などの前記被駆動体軸、及び感光体ドラム1などの前記被駆動体の全てが同軸上に配設され、1段目の第1キャリア34などの少なくとも1つ以上のキャリアが、前記内歯歯車に対して浮動支持されたことを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1について説明したように、浮動支持する1段目の第1キャリア34などのキャリアと内歯歯車32などの内歯歯車との同心誤差を浮動支持による調心作用により抑え、感光体ドラム1の回転ムラをより抑制できる。
(態様I)
(態様A)乃至(態様H)のいずれかにおいて、遊星歯車減速装置30などの前記遊星歯車変速装置は、速度検知手段80などの前記回転速度検知手段に複数のエンコーダ用センサ82前記検知部を設けたことを特徴とするものである。
これによれば、上記実施例1で説明したように、複数のエンコーダ用センサ82の検出値の差分情報から、エンコーダ用センサ82の取り付け誤差や傾き誤差などに起因した、速度検知手段80などの回転速度検知手段の検知誤差の補正値を算出でき、より高精度な回転駆動が可能となる。
(態様J)
(態様A)乃至(態様I)のいずれかにおいて、遊星歯車減速装置30などの前記遊星歯車変速装置は、2段目の第2キャリア38などの前記キャリアと2段目の遊星歯車機構などの前記遊星歯車とを覆うように内歯歯車32などの前記内歯歯車の感光体ドラム1などの前記被駆動体側の端部に設ける内歯歯車キャップ42などの内歯歯車キャップを有し、前記内歯歯車キャップの出力軸40などの前記出力軸を回転自在に支持する支持部にベアリングを用いた軸受45などの軸受を設けたことを特徴とするものである。
これによれば、本実施形態で説明したように、速度検知手段80などの回転速度検知手段のエンコーダ用円板81などの被検知部とエンコーダ用センサ82などの検知部との間に生じるギャップをさらに低減でき、より高精度な回転駆動が可能となる。また、ドラム軸50などの被駆動体軸と出力軸40などの出力軸との軸ズレに起因したラジアル方向の力を、ベアリングを用いた軸受45などの軸受を介し、内歯歯車32などの内歯歯車に直接伝達することができる。したがって、内歯歯車と2段目の第2遊星歯車37などの遊星歯車との噛合い部での片当り等を抑制でき、感光体駆動装置10の耐久性を向上させることができるとともに、より高精度な回転駆動が可能となる。
(態様K)
複数の感光体ドラム1や中間転写ベルト5などの被駆動体を備えた複合機500などの画像形成装置において、前記複数の被駆動体の内、いずれか、又は複数の回転駆動に、(態様A)乃至(態様J)のいずれかの感光体駆動装置10やローラ駆動装置などの回転駆動装置を用いることを特徴とするものである。
これによれば、本実施形態で説明したように、(態様A)乃至(態様J)のいずれかの感光体駆動装置10やローラ駆動装置などの回転駆動装置と同様な効果を奏することができる複合機500などの画像形成装置を提供することができる。
1 感光体ドラム
2 帯電器
3 除電ランプ
4 クリーニング装置
5 中間転写ベルト
6 1次転写ローラ
7 2次転写ローラ
8 定着ローラ対
9 現像装置
10 感光体駆動装置
11,12,13, 架張ローラ
14 テンションローラ
15 転写紙搬送ベルト
16 架張ローラ対
17 光書込装置
18 定着装置
19 ベルトクリーニング装置
20 モータ
21 モータ出力軸
22 ブラケット
30 遊星歯車減速装置
31 第1太陽歯車
32 内歯歯車
33 第1遊星歯車
34 第1キャリア
35 第1キャリアピン
36 第2太陽歯車
37 第2遊星歯車
38 第2キャリア
39 第2キャリアピン
40 出力軸
41 ジョイント
41a スリット
42 内歯歯車キャップ
43,43a ネジ
45 軸受(内歯歯車キャップ)
50 ドラム軸
51,56 軸受(ドラム軸)
52 ドラム
53a,53b ドラムフランジ
55 ジョイント
61 前側板
62 後側板
63 駆動側板
64 スタッド
65 駆動側板
80 速度検知手段
81 エンコーダ用円板
82 エンコーダ用センサ
83 取り付けステー
84 取り付け部
100 複合機本体
101 給紙路
102 レジストローラ
103 給紙路
104 給紙ローラ
105 手差しトレイ
106 排紙ローラ対
107 排紙トレイ
108 分離ローラ
200 給紙テーブル
201 給紙カセット
202 給紙ローラ
203 分離ローラ
204 給紙路
205 搬送ローラ
300 スキャナ
301 コンタクトガラス
302 第1走行体
303 第2走行体
304 結像レンズ
305 読取センサ
400 原稿自動搬送装置
401 原稿台
500 複合機
L 光ビーム
特開2008−151868号公報

Claims (9)

  1. 駆動源と、
    前記駆動源側からの回転駆動力を受けて回転する太陽歯車と、内歯歯車と、該内歯歯車内に円周方向で等間隔に配設され前記太陽歯車と前記内歯歯車とに噛み合う複数の遊星歯車と、該複数の遊星歯車を回転自在に支持するとともに、回転自在なキャリアとからなる遊星歯車機構が設けられた遊星歯車変速装置と、
    被駆動体を支持するとともに、前記被駆動体に前記遊星歯車変速装置の出力軸から出力される回転駆動力を伝達する被駆動体軸とを備えた回転駆動装置において、
    前記遊星歯車変速装置の回転速度を検知する、被検知部と検知部とを有した回転速度検知手段を設け、
    前記遊星歯車変速装置は、前記内歯歯車の材質が樹脂で、前記内歯歯車の被駆動体側がラジアル方向に弾性変形可能に構成されており、前記出力軸及び該出力軸が設けられるキャリアの材質が金属であり、
    前記回転速度検知手段は、前記被検知部が前記出力軸の同軸上に設けられ、前記検知部が前記内歯歯車の弾性変形に追従して前記ラジアル方向に移動する部位を有した部材に支持されていることを特徴とする回転駆動装置
  2. 求項1に記載の回転駆動装置において、
    前記回転速度検知手段の検知部を前記内歯歯車に支持させたことを特長とする回転駆動装置。
  3. 請求項1に記載の回転駆動装置において、
    前記遊星歯車変速装置は、前記キャリアと前記遊星歯車とを覆うように前記内歯歯車の前記被駆動体側の端部に設ける内歯歯車キャップを有し、
    前記回転速度検知手段の検知部を前記内歯歯車キャップに支持させたことを特長とする回転駆動装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか一に記載の回転駆動装置において、
    前記被駆動体軸は、該回転駆動装置を用いる装置の本体側板に軸受を介してラジアル方向の位置が固定されるとともに回転可能に支持されていることを特徴とする回転駆動装置。
  5. 請求項に記載の回転駆動装置において、
    前記遊星歯車は、材質が樹脂で、ラジアル方向に弾性変形可能に構成されていることを特徴とする回転駆動装置。
  6. 請求項に記載の回転駆動装置において、
    前記出力軸が設けられたキャリアを除く、キャリアに一体に設けられた前記太陽歯車は、材質が樹脂で、ラジアル方向に弾性変形可能に構成されていることを特徴とする回転駆動装置
  7. 求項1乃至のいずれか一に記載の回転駆動装置において、
    前記遊星歯車変速装置は、前記回転速度検知手段に複数の前記検知部を設けたことを特徴とする回転駆動装置。
  8. 請求項1乃至のいずれか一に記載の回転駆動装置において、
    前記遊星歯車変速装置は、前記キャリアと前記遊星歯車とを覆うように前記内歯歯車の前記被駆動体側の端部に設ける内歯歯車キャップを有し、
    前記内歯歯車キャップの前記出力軸を回転自在に支持する支持部に軸受を設けたことを特徴とする回転駆動装置。
  9. 複数の被駆動体を備えた画像形成装置において、
    前記複数の被駆動体の内、いずれか、又は複数の回転駆動に、請求項1乃至のいずれか一に記載の回転駆動装置を用いることを特徴とする画像形成装置。
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