JP6003740B2 - 電磁継電器 - Google Patents

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Description

本発明は、可動接点と固定接点とを接離させて電気回路を開閉する電磁継電器に関するものである。
従来の電磁継電器は、固定接点を有する2つの固定端子を位置決め固定し、可動接点が装着された1つの可動子を移動させて可動接点と固定接点とを接離させることにより、電気回路を開閉するようになっている。
そして、可動接点と固定接点の接触部において、可動接点と固定接点とが対向する部位で電流が逆向きに流れることにより電磁反発力が発生する(以下、この電磁反発力を接点部電磁反発力という)。その接点部電磁反発力は、可動接点と固定接点間を開離させるように作用する。
そこで、図14に示すように、可動コア90と一体化され且つ可動子91が装着されたシャフト92に、可動子91を挟持するようにして移動ヨーク93と固定ヨーク94を装着し、可動子91と固定端子95が当接している際に、移動ヨーク93と固定ヨーク94に磁束が流れて移動ヨーク93と固定ヨーク94との間にヨーク吸引力が発生するようにし、移動ヨーク93が可動子91を固定端子95に押し付けて、接点部電磁反発力による接点間開離を防止するようにしている(例えば、特許文献1参照)。
なお、移動ヨーク93はシャフト92に摺動自在に装着され、固定ヨーク94はシャフト92に固定されている。また、可動子91および移動ヨーク93は、シャフト92に装着された接圧ばね96により、固定ヨーク94側および固定端子95側に向かって付勢されている。さらに、可動コア90は、励磁コイル97への通電時に発生する電磁吸引力により固定コア98側に吸引される。
しかしながら、短絡異常時等の大電流発生時にも接点部電磁反発力による接点間開離を防止するために、電磁吸引力を増加させることなくヨーク吸引力のみを大きくした場合には、次のような問題が発生する。
すなわち、移動ヨーク93が可動子91を固定端子95に押し付けた後(図14の状態)、ヨーク吸引力により固定ヨーク94が移動ヨーク93側に吸引され、固定ヨーク94と一体の可動コア90およびシャフト92は、電磁吸引力による吸引向きと逆向きに付勢される。
そして、電磁吸引力よりもヨーク吸引力が大きい場合には、図15に示すように、可動コア90が固定コア98から遠ざかる向きに移動してしまい、電磁吸引力が減少する。その結果、接点間が開離してしまうという問題が発生する。
なお、電磁吸引力も増加させて電磁吸引力をヨーク吸引力よりも大きくすれば上記の問題は発生しないが、この場合には、電磁吸引力を増加させるために励磁コイル97が大型になるという問題が発生する。
一方、特許文献2には、固定ヨークをケースに固定した電磁継電器が開示されている。これによると、固定ヨークは不動であるため、移動ヨークが可動子を固定端子に押し付けた後、ヨーク吸引力により固定ヨークが移動ヨーク側に吸引されることはなく、したがって接点間の開離は防止される。
特開2010−10056号公報 特開2012−104356号公報
しかしながら、可動子や固定端子が配置された接点室は、通電中の電流により発生する熱や通電遮断時のアークにより高温になる。そして、特許文献2に開示された従来の電磁継電器は、接点室に固定ヨークが配置されているため、固定ヨークとケースとの接合部も高温になり、接着剤や接着テープにて固定ヨークとケースを接着した場合は接合力不足が発生し易い。
そこで、固定ヨークとケースを接合する方法として、ロー付けや溶接が採用されるが、この場合、ケースに対する固定ヨークの位置決めが容易でないという問題がある。
さらに、絶縁確保を目的とした樹脂部材が、ロー付け時の高温に持たないという問題もある。
本発明は上記点に鑑みて、移動ヨークと固定ヨークとの間に発生するヨーク吸引力により、接点部電磁反発力による接点間開離を防止するようにした電磁継電器において、固定ヨークと被固定部材との接合力不足の回避、被固定部材に対する固定ヨークの位置決め固定の容易化、または、固定端子と固定ヨークの絶縁確保を目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、通電時に磁界を形成する励磁コイル(12)と、励磁コイルにより駆動される可動コア(16)と、可動接点(25)を有するとともに可動コアに追従作動する可動子(22)と、励磁コイルへの通電時に可動接点が当接する固定接点(27、29)を有する複数の固定端子(26、28)と、固定端子を保持するベース(20)とを備える電磁継電器において、磁性体よりなり、少なくとも一部がベースに埋設されてベースに固定された不動の固定ヨーク(31、31A、31B)と、磁性体よりなり、固定ヨークに対向して配置され、可動子に当接して可動子と一体的に作動する移動ヨーク(30、30A、30B)とを備え、可動接点と固定接点が当接している際に、固定ヨークと移動ヨークとの間に発生するヨーク吸引力により、移動ヨークが可動子を固定端子側へ付勢するように構成されていることを特徴とする。
これによると、固定ヨークにおけるベースに埋設された部位に対しては、対流による熱伝達が防止ないしは抑制されるため、固定ヨークにおけるベースに埋設された部位は、固定ヨークにおけるベースに埋設されていない部位よりも高温になりにくい。
したがって、例えば接着剤や接着テープを用いて固定ヨークとベースを接着する場合、固定ヨークにおけるベースに埋設された部位(すなわち高温になりにくい部位)にて接着すれば接合力不足は発生せず、固定ヨークとベースを接着にて接合することが可能になる。
請求項2に記載の発明では、請求項1に記載の電磁継電器において、ベースは電気絶縁性に富む材料よりなり、固定ヨークの全部がベースに埋設されていることを特徴とする。
これによると、固定ヨークをインサート物としてベースをインサート成形することができ、固定ヨークの位置決めが容易で、且つ位置決め精度を高くすることができる。
また、固定端子と固定ヨークとの間の電気絶縁性を確保しつつ、固定ヨークと移動ヨークの対向面積を増加させてヨーク吸引力を増加させ、接点部電磁反発力による接点間開離を一層確実に防止することができる。
請求項3に記載の発明のように、請求項1に記載の電磁継電器において、電気絶縁性に富む材料よりなるベースに凹部(206)を設け、その凹部の底面にて固定ヨークをベースと接合することができる。
請求項4に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁継電器において、励磁コイルへの通電時に可動子が移動する向きを通電時移動向き(A)としたとき、固定ヨークは、通電時移動向きに沿って見たときに、固定端子間に配置されていることを特徴とする。
これによると、デッドスペースを利用して電磁継電器の小型化を図ることができる。
請求項5に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁継電器において、固定ヨーク(31A、31B)は、2個設けられ、一方の固定ヨークは、一方の固定端子に近接して配置され、他方の固定ヨークは、他方の固定端子に近接して配置されていることを特徴とする。
これによると、接点部電磁反発力が発生する部位の近傍にヨーク吸引力を発生させて、接点部電磁反発力による接点間開離を一層確実に防止することができる。
請求項6に記載の発明では、請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁継電器において、励磁コイルへの通電時に可動子が移動する向きを通電時移動向き(A)としたとき、通電時移動向きに沿って見たときに、固定ヨークの少なくとも一部は、固定端子と重なっていることを特徴とする。
これによると、接点部電磁反発力が発生する部位の近傍にヨーク吸引力を発生させて、接点部電磁反発力による接点間開離を一層確実に防止することができる。
請求項7に記載の発明では、請求項6に記載の電磁継電器において、固定ヨーク(31A、31B)および移動ヨーク(30A、30B)は、それぞれ2個設けられ、通電時移動向きに沿って見たときに、一方の固定ヨークと一方の移動ヨークと一方の固定端子が重なっており、他方の固定ヨークと他方の移動ヨークと他方の固定端子が重なっていることを特徴とする。
これによると、固定ヨークと移動ヨークとの間の磁束漏れを抑制ないしは防止してヨーク吸引力を増加させ、ひいては移動ヨークが可動子を固定端子側へ付勢する力を増加させ、接点部電磁反発力による接点間開離を一層確実に防止することができる。
請求項8記載の発明では、通電時に磁界を形成する励磁コイル(12)と、励磁コイルにより駆動される可動コア(16)と、可動接点(25)を有するとともに可動コアに追従作動する可動子(22)と、励磁コイルへの通電時に可動接点が当接する固定接点(27、29)を有する複数の固定端子(26、28)と、可動子を収容するケース(11)とを備える電磁継電器において、磁性体よりなり、ケースの外側に配置されてケースに固定された不動の固定ヨーク(31)と、磁性体よりなり、固定ヨークに対向して配置され、可動子に当接して可動子と一体的に作動する移動ヨーク(30)とを備え、可動接点と固定接点が当接している際に、固定ヨークと移動ヨークとの間に発生するヨーク吸引力により、移動ヨークが可動子を固定端子側へ付勢するように構成されていることを特徴とする。
これによると、ケースの外側に配置された固定ヨークには対流による熱伝達が防止されるため、固定ヨークにおけるケースに固定された部位は高温になりにくい。したがって、固定ヨークとケースを接着にて接合することが可能になる。
請求項9に記載の発明のように、請求項1ないし8のいずれか1つに記載の電磁継電器において、可動接点は可動子に一体に形成することができる。
請求項10に記載の発明のように、請求項1ないし9のいずれか1つに記載の電磁継電器において、固定接点は固定端子に一体に形成することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の第1実施形態に係る電磁継電器の構成を示す正面断面図である。 図1の電磁継電器の他の作動状態を示す正面断面図である。 図1の電磁継電器の分解斜視図である。 (a)は図1の移動ヨークと固定ヨークの位置関係を示す平面図、(b)は図1の移動ヨーク単体の平面図、(c)は図1の固定ヨーク単体の平面図である。 (a)は第1実施形態の第1変形例に係る電磁継電器の要部構成を模式的に示す正面断面図、(b)は(a)の移動ヨークと固定ヨークの位置関係を示す平面図、(c)は(a)の移動ヨーク単体の平面図、(d)は(a)の固定ヨーク単体の平面図である。 (a)は第1実施形態の第2変形例に係る電磁継電器の要部構成を模式的に示す正面断面図、(b)は(a)の移動ヨークと固定ヨークの位置関係を示す平面図、(c)は(a)の移動ヨーク単体の平面図、(d)は(a)の固定ヨーク単体の平面図である。 (a)は第1実施形態の第3変形例に係る電磁継電器の要部構成を模式的に示す正面断面図、(b)は(a)の移動ヨークと固定ヨークの位置関係を示す平面図、(c)は(a)の移動ヨーク単体の平面図、(d)は(a)の固定ヨーク単体の平面図である。 第1実施形態の第4変形例に係る電磁継電器の要部構成を模式的に示す正面断面図である。 第1実施形態の第5変形例に係る電磁継電器の要部構成を模式的に示す正面断面図である。 第1実施形態の第6変形例に係る電磁継電器の要部構成を模式的に示す正面断面図である。 第1実施形態の第7変形例に係る電磁継電器の要部構成を模式的に示す正面断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電磁継電器の構成を示す正面断面図である。 図12の電磁継電器の他の作動状態を示す正面断面図である。 従来の電磁継電器の構成を模式的に示す正面断面図である。 図14の電磁継電器の他の作動状態を示す正面断面図である。
以下、本発明の実施形態について図に基づいて説明する。なお、以下の各実施形態相互において、互いに同一もしくは均等である部分には、図中、同一符号を付してある。
(第1実施形態)
本発明の第1実施形態について説明する。
図1〜図4に示すように、樹脂製のケース11内には、通電時に磁界を形成する円筒状の励磁コイル12が配置されている。励磁コイル12の径方向中心部の孔には、磁性体金属材料よりなる固定コア13が配置されている。固定コア13は、励磁コイル12の中心部孔に挿入される円柱状のコア軸部131、および励磁コイル12の外部に位置しコア軸部131よりも大径の円柱状のコア鍔部132を備えている。
磁性体金属材料よりなる板材を略U字状に折り曲げた第2板材14により、励磁コイル12の外周側および励磁コイル12の軸方向一端側が覆われている。
磁性体金属材料よりなる矩形平板状の第1板材15により、励磁コイル12の軸方向他端側が覆われている。また、第1板材15は、後述する可動コア16に対向している。
第1板材15には、中心部に貫通したヨーク孔151が形成されており、このヨーク孔151内にコア鍔部132が配置されている。固定コア13と第2板材14が接合され、第2板材14と第1板材15が接合されている。
コア鍔部132および第1板材15に対向する位置には、磁性体金属材料よりなる板状の可動コア16が配置されている。なお、固定コア13、第2板材14、第1板材15、および可動コア16は、励磁コイル12により誘起された磁束の磁気回路を構成する。
励磁コイル12と可動コア16との間には、可動コア16を反固定コア側に付勢する復帰ばね17が配置されている。そして、励磁コイル12への通電により、可動コア16は電磁吸引力により復帰ばね17に抗して固定コア13側に吸引される。
可動コア16には、金属製のシャフト18が結合されている。より詳細には、可動コア16の中心部に形成された可動板孔161にシャフト18が挿入され、シャフト18の一端に形成されたシャフト鍔部181と、シャフト18に嵌合された第1止め輪19とによって、可動コア16とシャフト18が結合されている。
なお、可動コア16とシャフト18は、シャフト18の径方向および軸方向に相対移動可能なように、所定のガタを持って結合されている。このように、ガタを持たせることにより、可動コア16が固定コア13側に吸引された際に、可動コア16を第1板材15やコア鍔部132に確実に接触させることができる。
シャフト18の中間部は、電気絶縁性に富む樹脂よりなるベース20に摺動自在に挿入されている。シャフト18におけるベース20から突出した部位には、第2止め輪21が嵌合されるとともに、導電金属製の板状の可動子22および磁性体金属製の板状の移動ヨーク30が摺動自在に装着されている。
可動子22には、導電金属製の可動接点25が2個かしめ固定されている。移動ヨーク30は、可動子22に当接して可動子22と一体的に作動するようになっている。
シャフト18の他端に嵌合された第3止め輪23と移動ヨーク30との間には、可動子22および移動ヨーク30を固定コア13側(すなわち、第2止め輪21側)に付勢する接圧ばね24が配置されている。
なお、接圧ばね24と移動ヨーク30との間に、絶縁物を介在させるのが望ましい。また、接圧ばね24は、移動ヨーク30が固定された可動子22を押圧してもよい。
導電金属製の板状の第1固定端子26に、導電金属製の第1固定接点27がかしめ固定され、導電金属製の板状の第2固定端子28に、導電金属製の第2固定接点29がかしめ固定されている。
第1固定接点27は一方の可動接点25に対向して配置され、第2固定接点29は他方の可動接点25に対向して配置されている。
そして、可動子22および可動接点25が可動コア16に追従して移動し、それにより可動接点25が第1固定接点27および第2固定接点29と接離して、第1固定接点27と第2固定接点29との間が電気的に導通または遮断されるようになっている。
ベース20は、平板状の基板部201、基板部201に対して垂直でシャフト18が挿入される第1保持板部202、可動コア16の移動方向に沿って延びる第2保持板部203を備えている。第2保持板部203には、第2板材14の端部が挿入される溝205が形成されている。
そして、第1保持板部202の表面に第1固定端子26および第2固定端子28が保持・固定され、第1保持板部202の内部に磁性体金属製の板状の固定ヨーク31が配置されている。また、第2板材14の端部を溝205に圧入して固定することにより、第2板材14がベース20に一体的に組み付けられる。
次に、移動ヨーク30および固定ヨーク31について詳述する。なお、励磁コイル12に通電すると、可動コア16が電磁吸引力により固定コア13側に吸引され、可動子22等が可動コア16に追従して矢印Aの向きに移動する。以下の説明では、励磁コイル12への通電時に可動子22等が移動する向きAを、通電時移動向きAという。また、通電時移動向きAと逆の向きを、通電遮断時移動向きという。因みに、本実施形態の電磁継電器は、励磁コイル12に通電したときに、可動子22等が励磁コイル12側に向かって移動する。
固定ヨーク31は、直方体形状の1つの板材であり、シャフト18が挿入される貫通孔311が中央部に形成されている。固定ヨーク31は、ベース20における第1保持板部202の内部に不動状態で配置されている。具体的には、固定ヨーク31をインサート物としてベース20をインサート成形しており、固定ヨーク31の全部がベース20に埋設されている。
また、固定ヨーク31は、可動子22よりも通電時移動向きA側に配置されるとともに、通電時移動向きAに沿って見たときに、第1固定端子26と第2固定端子28との間に配置されている。
移動ヨーク30は、直方体形状の1つの板材であり、シャフト18が挿入される貫通孔301が中央部に形成されている。移動ヨーク30は、固定ヨーク31よりも可動子22側に位置し、より詳細には、可動子22よりも反固定ヨーク側(すなわち、通電遮断時移動向き側)に位置している。
また、図4(a)に示すように、移動ヨーク30と固定ヨーク31は、通電時移動向きAに沿って見たときに、重なった状態で(すなわち、対向して)配置されている。
次に、本実施形態に係る電磁継電器の作動を説明する。
まず、励磁コイル12に通電すると、可動コア16が電磁吸引力により復帰ばね17に抗して固定コア13側に吸引され、シャフト18や可動子22が可動コア16に追従して通電時移動向きAに移動し、それにより可動接点25が第1固定接点27および第2固定接点29に当接して、第1固定接点27と第2固定接点29との間が電気的に導通状態となる(図2参照)。
そして、第1固定接点27と第2固定接点29との間が導通して可動子22に電流が流れることにより、移動ヨーク30と固定ヨーク31とに磁束が流れ、移動ヨーク30と固定ヨーク31との間にヨーク吸引力が発生し、このヨーク吸引力により、移動ヨーク30が可動子22を第1固定端子26および第2固定端子28側へ付勢する。したがって、ヨーク吸引力により、接点部電磁反発力による接点間開離が防止される。
また、固定ヨーク31は、シャフト18に固定されておらず、不動であるため、シャフト18や可動子22や可動コア16が固定ヨーク31により通電遮断時移動向きに付勢されることはない。したがって、可動コア16が固定コア13から遠ざかる向きに移動して電磁吸引力が減少することが防止される。よって、励磁コイル12を大型化して電磁吸引力を増加させる必要はない。
一方、励磁コイル12への通電が遮断されると、可動コア16やシャフト18や可動子22が復帰ばね17により通電遮断時移動向きに駆動される。これにより、可動接点25が第1固定接点27および第2固定接点29から離れて、第1固定接点27と第2固定接点29との間が電気的に遮断状態となる(図1参照)。
なお、ヨーク吸引力は、復帰ばね17に対抗するため、電磁継電器の電流遮断時の特性に影響を与える。そこで、電流遮断時のヨーク吸引力は、復帰ばね17のばね力よりも十分に小さい値に設定することが望ましい。
本実施形態によると、励磁コイル12の大型化を回避しつつ、短絡異常時等の大電流発生時にも接点部電磁反発力による接点間開離を確実に防止することができる。
また、固定ヨーク31は、デッドスペースである第1固定端子26と第2固定端子28との間に配置されているため、電磁継電器の小型化を図ることができる。
さらに、固定ヨーク31は、電気絶縁性に富む樹脂よりなるベース20の内部に配置されているため、第1固定端子26および第2固定端子28と固定ヨーク31との間の電気絶縁性を確保しつつ、固定ヨーク31と移動ヨーク30の対向面積を増加させてヨーク吸引力を増加させ、接点部電磁反発力による接点間開離を一層確実に防止することができる。
さらにまた、固定ヨーク31をインサート物としてベース20をインサート成形するため、固定ヨーク31の位置決めが容易で、且つ位置決め精度が高い。
なお、本実施形態における移動ヨーク30および固定ヨーク31は、以下の各変形例のように、種々変更してもよい。
図5に示す第1実施形態の第1変形例では、固定ヨーク31は2個設けられ、第1固定ヨーク31Aは第1固定端子26に近接して配置され、第2固定ヨーク31Bは第2固定端子28に近接して配置されている。
これによると、接点部電磁反発力が発生する部位の近傍にヨーク吸引力を発生させるため、接圧ばね24のばね荷重が両接点部に均等に作用してない場合でも、接点部電磁反発力による接点間開離を確実に防止することができる。
また、図6に示す第1実施形態の第2変形例では、移動ヨーク30は2個設けられ、第1移動ヨーク30Aは第1固定端子26に近接して配置され、第2移動ヨーク30Bは第2固定端子28に近接して配置されている。また、第1移動ヨーク30Aおよび第2移動ヨーク30Bは、可動子22に接合されている。
固定ヨーク31は2個設けられ、第1固定ヨーク31Aは第1固定端子26に近接して配置され、第2固定ヨーク31Bは第2固定端子28に近接して配置されている。
そして、通電時移動向きAに沿って見たときに、第1移動ヨーク30Aと第1固定ヨーク31Aが重なっており、第2移動ヨーク30Bと第2固定ヨーク31Bが重なっている。
これによると、接点部電磁反発力が発生する部位の近傍にヨーク吸引力を発生させるため、接圧ばね24のばね荷重が両接点部に均等に作用してない場合でも、接点部電磁反発力による接点間開離を確実に防止することができる。
しかも、第1移動ヨーク30Aと第2固定ヨーク31Bとの間の磁束漏れが発生しにくく、また、第2移動ヨーク30Bと第1固定ヨーク31Aとの間の磁束漏れが発生しにくい。したがって、第1移動ヨーク30Aと第1固定ヨーク31Aとの間のヨーク吸引力が増加し、また、第2移動ヨーク30Bと第2固定ヨーク31Bとの間のヨーク吸引力が増加し、接点部電磁反発力による接点間開離を一層確実に防止することができる。
さらに、図7に示す第1実施形態の第3変形例では、移動ヨーク30は2個設けられ、第1移動ヨーク30Aは第1固定端子26に近接して配置され、第2移動ヨーク30Bは第2固定端子28に近接して配置されている。また、第1移動ヨーク30Aおよび第2移動ヨーク30Bは、可動子22に接合されている。
固定ヨーク31は2個設けられ、第1固定ヨーク31Aは第1固定端子26の通電時移動向きA側に近接して配置され、第2固定ヨーク31Bは第2固定端子28の通電時移動向きA側に近接して配置されている。
そして、通電時移動向きAに沿って見たときに、第1固定端子26と第1移動ヨーク30Aの少なくとも一部と第1固定ヨーク31Aの少なくとも一部が重なっており、第2固定端子28と第2移動ヨーク30Bの少なくとも一部と第2固定ヨーク31Bの少なくとも一部が重なっている。
これによると、接点部電磁反発力が発生する部位の近傍にヨーク吸引力を発生させるため、接圧ばね24のばね荷重が両接点部に均等に作用してない場合でも、接点部電磁反発力による接点間開離を確実に防止することができる。
しかも、第1移動ヨーク30Aと第2固定ヨーク31Bとの間の磁束漏れが発生しにくく、また、第2移動ヨーク30Bと第1固定ヨーク31Aとの間の磁束漏れが発生しにくい。したがって、第1移動ヨーク30Aと第1固定ヨーク31Aとの間のヨーク吸引力が増加し、また、第2移動ヨーク30Bと第2固定ヨーク31Bとの間のヨーク吸引力が増加し、接点部電磁反発力による接点間開離を一層確実に防止することができる。
さらにまた、図8に示す第1実施形態の第4変形例では、移動ヨーク30を可動子22よりも固定ヨーク31側(すなわち、通電時移動向きA側)に配置している。この場合、移動ヨーク30は、溶接やかしめ等により可動子22に接合される。
これによると、固定ヨーク31と移動ヨーク30を近接させてヨーク吸引力を増加させることができるため、接点部電磁反発力による接点間開離を確実に防止することができる。
また、図9に示す第1実施形態の第5変形例では、ベース20における可動子22側の部位に凹部206を設け、その凹部206に固定ヨーク31の一部または全部を挿入し、凹部206の底面にて固定ヨーク31とベース20とを接着剤または接着テープにて接着している。
これによると、固定ヨーク31のうち、可動子22や固定端子26、28が配置された接点室に露出する面(図9の紙面上方の面)には、対流による熱伝達があるが、固定ヨーク31におけるベース20に埋設された部位に対しては、対流による熱伝達が防止ないしは抑制されるため、固定ヨーク31におけるベース20に埋設された部位は、固定ヨーク31におけるベース20に埋設されていない部位よりも高温になりにくい。したがって、固定ヨーク31とベース20を接着剤または接着テープにて接着しても、接合力不足は発生せず、固定ヨーク31とベース20を接着剤または接着テープにて接着することが可能になる。
また、図10に示す第1実施形態の第6変形例では、固定ヨーク31をインサート物としてベース20をインサート成形するとともに、ベース20における反可動子側の空間に固定ヨーク31の一部を露出させている。
これによると、固定ヨーク31をインサート物としてベース20をインサート成形するため、固定ヨーク31の位置決めが容易で、且つ位置決め精度が高い。
また、図11に示す第1実施形態の第7変形例では、ベース20における反可動子側の部位に凹部207を設け、その凹部207に固定ヨーク31の一部または全部を挿入し、凹部207の底面にて固定ヨーク31とベース20とを接着剤または接着テープにて接着している。
これによると、図9に示す第1実施形態の第5変形例と同様に、固定ヨーク31とベース20を接着剤または接着テープにて接着しても、接合力不足は発生せず、固定ヨーク31とベース20を接着剤または接着テープにて接着することが可能になる。
(第2実施形態)
本発明の第2実施形態について説明する。本実施形態は、励磁コイル12に通電したときに、可動子22等が励磁コイル12から遠ざかる向きに向かって移動する。以下、第1実施形態と異なる部分についてのみ説明する。
図12、図13に示すように、可動コア16は、励磁コイル12の中心部孔内に配置されている。シャフト18は、固定コア13を貫通して励磁コイル12の中心部孔まで延びている。そして、シャフト18の一端に可動コア16が結合され、シャフト18の他端に第3止め輪23が結合されている。また、シャフト18における移動ヨーク30と第2止め輪21との間に、可動子22および接圧ばね24が配置されている。移動ヨーク30と可動子22は一体固定されている。なお、移動ヨーク30は可動子22よりも反固定ヨーク側(すなわち、後述する通電遮断時移動向き側)に位置していてもよい。
本実施形態の電磁継電器は、励磁コイル12に通電したときに、矢印Aのように、可動子22等が励磁コイル12から遠ざかる向きに向かって移動する。以下の説明では、励磁コイル12への通電時に可動子22等が移動する向きAを、通電時移動向きAという。また、通電時移動向きAと逆の向きを、通電遮断時移動向きという。
第1固定端子26は、円柱状で、一端側に第1固定接点27が接合されている。同様に、第2固定端子28は、円柱状で、一端側に第2固定接点29が接合されている。
第1固定端子26および第2固定端子28は、可動子22よりも通電時移動向きA側に配置され、ケース11に固定されている。このケース11は、電気絶縁性に富む材料(例えばセラミック、樹脂等)よりなる。
固定ヨーク31は、移動ヨーク30に対向し且つ可動子22よりも通電時移動向きA側に位置し、可動子22や固定端子26、28等を収容するケース11の外側に配置され、ケース11に不動状態で固定されている。また、固定ヨーク31は、通電時移動向きAに沿って見たときに、第1固定端子26と第2固定端子28との間に配置されている。
移動ヨーク30と固定ヨーク31は、通電時移動向きAに沿って見たときに、重なった状態で(すなわち、対向して)配置されている。
中央部に貫通孔を有する板状の固定プレート32がケース11および第1板材15にロー付けや溶接等にて接合され、可動子22や固定端子26、28が配置された接点室が密閉されている。
可動コア16を摺動自在に保持する有底円筒状のスリーブ33が、第1板材15にロー付けや溶接等にて接合されている。
次に、本実施形態に係る電磁継電器の作動を説明する。
まず、励磁コイル12に通電していないときには、図12に示すように、可動接点25が第1固定接点27および第2固定接点29から離れて、第1固定接点27と第2固定接点29との間が電気的に遮断状態となる。
一方、励磁コイル12に通電すると、可動コア16が電磁吸引力により固定コア13側に吸引され、シャフト18や可動子22が可動コア16に追従して通電時移動向きAに移動し、それにより可動接点25が第1固定接点27および第2固定接点29に当接して、第1固定接点27と第2固定接点29との間が電気的に導通状態となる(図13参照)。
そして、第1固定接点27と第2固定接点29との間が導通して可動子22に電流が流れることにより、移動ヨーク30と固定ヨーク31とに磁束が流れ、移動ヨーク30と固定ヨーク31との間にヨーク吸引力が発生し、このヨーク吸引力により、移動ヨーク30が可動子22を第1固定端子26および第2固定端子28側へ付勢する。したがって、ヨーク吸引力により、接点部電磁反発力による接点間開離が防止される。
また、固定ヨーク31は、ケース11に不動状態で固定されているため、シャフト18や可動子22や可動コア16が固定ヨーク31により通電遮断時移動向きに付勢されることはない。したがって、可動コア16が固定コア13から遠ざかる向きに移動して電磁吸引力が減少することが防止される。よって、励磁コイル12を大型化して電磁吸引力を増加させる必要はない。
本実施形態によると、励磁コイル12の大型化を回避しつつ、短絡異常時等の大電流発生時にも接点部電磁反発力による接点間開離を確実に防止することができる。
また、ケース11の外側に配置された固定ヨーク31には対流による熱伝達が防止されるため、固定ヨーク31におけるケース11に固定された部位は高温になりにくい。したがって、固定ヨーク31とケース11を接着にて接着することが可能になる。
(他の実施形態)
上記実施形態では、第1固定端子26に別部材の第1固定接点27をかしめ固定し、第2固定端子28に別部材の第2固定接点29をかしめ固定したが、第1固定端子26および第2固定端子28に、可動子22側に向かって突出する突起部を例えばプレス加工にて形成し、その突起部を固定接点としてもよい。
同様に、上記実施形態では、可動子22に別部材の可動接点25をかしめ固定したが、可動子22に、第1固定端子26および第2固定端子28側に向かって突出する突起部を例えばプレス加工にて形成し、その突起部を可動接点としてもよい。
なお、本発明は上記した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載した範囲内において適宜変更が可能である。
また、上記実施形態において、実施形態を構成する要素は、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに必須であると考えられる場合等を除き、必ずしも必須のものではないことは言うまでもない。
また、上記実施形態において、実施形態の構成要素の個数、数値、量、範囲等の数値が言及されている場合、特に必須であると明示した場合および原理的に明らかに特定の数に限定される場合等を除き、その特定の数に限定されるものではない。
また、上記実施形態において、構成要素等の形状、位置関係等に言及するときは、特に明示した場合および原理的に特定の形状、位置関係等に限定される場合等を除き、その形状、位置関係等に限定されるものではない。
12 励磁コイル
13 固定コア
16 可動コア
22 可動子
25 可動接点
26 固定端子
27 固定接点
28 固定端子
29 固定接点
30 移動ヨーク
31 固定ヨーク
30A 移動ヨーク
31A 固定ヨーク
30B 移動ヨーク
31B 固定ヨーク

Claims (10)

  1. 通電時に磁界を形成する励磁コイル(12)と、
    前記励磁コイルにより駆動される可動コア(16)と、
    可動接点(25)を有するとともに前記可動コアに追従作動する可動子(22)と、
    前記励磁コイルへの通電時に前記可動接点が当接する固定接点(27、29)を有する複数の固定端子(26、28)と、
    前記固定端子を保持するベース(20)とを備える電磁継電器において、
    磁性体よりなり、少なくとも一部が前記ベースに埋設されて前記ベースに固定された不動の固定ヨーク(31、31A、31B)と、
    磁性体よりなり、前記固定ヨークに対向して配置され、前記可動子に当接して前記可動子と一体的に作動する移動ヨーク(30、30A、30B)とを備え、
    前記可動接点と前記固定接点が当接している際に、前記固定ヨークと前記移動ヨークとの間に発生するヨーク吸引力により、前記移動ヨークが前記可動子を前記固定端子側へ付勢するように構成されていることを特徴とする電磁継電器。
  2. 前記ベースは電気絶縁性に富む材料よりなり、
    前記固定ヨークの全部が前記ベースに埋設されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  3. 前記ベースは、電気絶縁性に富む材料よりなるとともに、前記固定ヨークが挿入される凹部(206)を備え、
    前記固定ヨークは、前記凹部の底面にて前記ベースと接合されていることを特徴とする請求項1に記載の電磁継電器。
  4. 前記励磁コイルへの通電時に前記可動子が移動する向きを通電時移動向き(A)としたとき、
    前記固定ヨークは、前記通電時移動向きに沿って見たときに、前記固定端子間に配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  5. 前記固定ヨーク(31A、31B)は、2個設けられ、
    一方の前記固定ヨークは、一方の前記固定端子に近接して配置され、他方の前記固定ヨークは、他方の前記固定端子に近接して配置されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  6. 前記励磁コイルへの通電時に前記可動子が移動する向きを通電時移動向き(A)としたとき、
    前記通電時移動向きに沿って見たときに、前記固定ヨークの少なくとも一部は、前記固定端子と重なっていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  7. 前記固定ヨーク(31A、31B)および前記移動ヨーク(30A、30B)は、それぞれ2個設けられ、
    前記通電時移動向きに沿って見たときに、一方の前記固定ヨークと一方の前記移動ヨークと一方の前記固定端子が重なっており、他方の前記固定ヨークと他方の前記移動ヨークと他方の前記固定端子が重なっていることを特徴とする請求項6に記載の電磁継電器。
  8. 通電時に磁界を形成する励磁コイル(12)と、
    前記励磁コイルにより駆動される可動コア(16)と、
    可動接点(25)を有するとともに前記可動コアに追従作動する可動子(22)と、
    前記励磁コイルへの通電時に前記可動接点が当接する固定接点(27、29)を有する複数の固定端子(26、28)と、
    前記可動子および前記固定端子を収容するケース(11)とを備える電磁継電器において、
    磁性体よりなり、前記ケースの外側に配置されて前記ケースに固定された不動の固定ヨーク(31)と、
    磁性体よりなり、前記固定ヨークに対向して配置され、前記可動子に当接して前記可動子と一体的に作動する移動ヨーク(30)とを備え、
    前記可動接点と前記固定接点が当接している際に、前記固定ヨークと前記移動ヨークとの間に発生するヨーク吸引力により、前記移動ヨークが前記可動子を前記固定端子側へ付勢するように構成されていることを特徴とする電磁継電器。
  9. 前記可動接点は、前記可動子に一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし8のいずれか1つに記載の電磁継電器。
  10. 前記固定接点は、前記固定端子に一体に形成されていることを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1つに記載の電磁継電器。
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