JP6003420B2 - 回路システムおよび半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、回路システムおよび半導体装置に関する。
プロセッサ等の論理(ロジック)回路およびメモリを含む回路システムおよびそれを搭載した半導体装置(半導体回路:LSI)の消費電力の低減が望まれており、各種の消費電力低減方法が提案されている。1つの方法は、動作しない部分への動作電源の供給を停止することであり、例えば、プロセッサ等の論理回路が動作しない場合には、動作電源の供給を停止する。メモリについては、動作しない場合にはデータの入出力が停止されるが、記憶したデータを保持する場合と保持しない場合があり得る。記憶したデータを保持しない場合には、動作電源の供給を停止して消費電力を低減する。記憶したデータを保持する場合については、後述する基板バイアス電圧Vbbを印加するなどの方法を行う。
上記のように動作しない部分への動作電源の供給を停止するだけでなく、動作状態の回路システムで、要求される性能(動作速度)を実現しながら、消費電力を低減する各種の方法が提案されている。なお、回路システムの負荷状態に応じて、動作速度(クロック周波数)および動作電源電圧を動的に変更して消費電力を低減する方法も提案されている。説明する実施形態は、動作速度が一定の場合であるが、動作速度を動的に変更する場合にも適用可能である。
半導体装置(半導体回路)の消費電力と性能(動作速度)は、動作電源の電圧(以下動作電圧)Vddおよびトランジスタ閾値電圧Vthの両方に依存している。例えば、動作電圧Vddを下げると、Vddの二乗に比例してスイッチング電力を下げることが可能であるが、Vddの低下は性能の劣化をもたらす。Vdd低下時に性能を維持するためには、基板電源の電圧(以下基板電圧)Vbbを制御してVthを下げる方法があるが、Vthを下げるとトランジスタのサブスレッショルドリーク電流が増加してしまう。このように、半導体回路の消費電力と性能の関係はトレードオフの関係にあり、その範囲である決められた処理を実現する際に、消費電力を如何にして低減するかが課題である。これまで、半導体回路の動作状態に応じて、VddおよびVbbを制御して、半導体回路の消費電力を低減する方法が各種提案されている。
例えば、半導体回路は、処理を実行するアクティブ(動作)状態と、処理を実行しないスタンバイ状態(スリープ状態)を取り得る。スタンバイ状態になる際には、動作周波数(クロック周波数)を下げて、Vbbを印加し、Vddを低減することにより、スタンバイ状態のリーク電力を低減する方法がある。半導体回路の消費電力は、主としてスイッチング電力とリーク電力からなる。アクティブ状態では、要求される処理を実行する動作周波数で動作するためスイッチング電力が支配的であるが、ほとんど処理を実行しないスタンバイ状態では、リーク電力が支配的となる。そのため、スタンバイ状態では、回路スピードを犠牲にしても、リーク電力を低減するのが有利である。そこで、この方法では、動作周波数を落として、回路スピードが遅くなっても誤動作しないようにしつつ、深いVbbを印加し、Vddを低減することでリーク電力を低減している。
また、別の方法では、論理(ロジック)回路とSRAMが混載されている半導体回路(LSI)において、スタンバイ状態では論理回路の電源を遮断し、SRAMはリーク低減の為にVbbの印加を行う方法が知られている。さらに、SRAMを複数のブロックに分割して、スタンバイ状態でデータを保持しない領域は電源遮断する方法も提案されている。この方法も、スタンバイ状態のリーク電力を低減する手法であり、動作不要な回路は電源遮断によりリーク電力を削減し、スタンバイ状態でデータ保持を行うSRAMについても、Vbbを印加することにより、リークを低減している。
以上のように、使用しないメモリブロックおよびプロセッサ等の論理回路については電源供給を停止することにより、リーク電力の低減が図られてきた。また、プロセッサ等の論理回路に関しては、使用しない時には電源供給を停止し、動作時には、必要な処理速度に応じて動作周波数を設定し、温度も考慮して動作電圧および基板電圧を設定することが提案されている。さらに、スタンバイ状態でもデータを保持するメモリに関しては、Vbbの制御によりリーク電力の低減が図られてきた。
特表2010−519612号公報 特開2003−132683号公報 特開2000−149561号公報 特開平9−212416号公報 特開平4−329663号公報 特許第4835856号公報
上記のように、半導体装置(半導体回路)の消費電力は、主としてスイッチング電力およびリーク電力からなり、要求される性能を実現した上で消費電力を低減することが求められている。これまで、スタンバイ状態になるメモリに関しては、記憶したデータを保持しないのであれば動作電源の供給を停止し、記憶したデータを保持するのであれば、基板電源電圧Vbbを制御してリーク電力の低減を図ってきた。言い換えれば、スタンバイ状態になるメモリのリーク電力の低減について、各種の方法が提案されている。しかし、メモリの一部がスタンバイ状態になるが、メモリの残りの部分はアクティブ状態である場合の、アクティブ状態の部分の消費電力を低減することについては、何ら注目されていなかった。
実施形態によれば、回路システムの動作状況に応じてメモリの一部への動作電源の供給を停止する場合に、消費電力が一層低減される回路システムおよびそれを搭載した半導体装置(半導体回路)が実現される。
実施形態によれば、回路システムは、複数のメモリブロックと、電源回路と、複数のメモリ動作電源スイッチと、制御回路と、を有する。電源回路は、動作電源および基板電源を複数のメモリブロックへ供給する。複数のメモリ動作電源スイッチは、複数のメモリブロックに対応して設けられ、電源回路から複数のメモリブロックのそれぞれへ動作電源を供給するか否かを個別に制御する。制御回路は、電源回路および複数のメモリ動作電源スイッチを制御する。制御回路は、複数のメモリ動作電源スイッチの供給/遮断状態に応じて、電源回路が供給する動作電源の電圧および基板電源の電圧を変化させる。
実施形態の回路システムでは、複数のメモリブロックのそれぞれへ動作電源を供給するか否かが個別に制御されるが、その制御により複数のメモリブロックの動作状態が変更されることになる。言い換えれば、動作状態のメモリブロックの個数が変更されることになり、それに応じてリーク電力を生じるメモリ量も変化するので、動作電源の電圧および基板電源の電圧の望ましい値も変化することになる。実施形態の回路システムでは、複数のメモリ動作電源スイッチの供給/遮断状態に応じて、動作電源の電圧および基板電源の電圧を変化され、一層の消費電力の低減を実現する。
図1は、第1実施形態の回路システムの全体構成を示すブロック図である。 図2は、図1に示す回路システムを搭載した半導体装置(LSI)の概略構成を示すブロック図である。 図3は、メモリブロックの使用個数を4個→2個→1個と変化させた場合の消費電力の変化を示す図である。 図4は、第1実施形態において、モードを切り替える際の処理を示すフローチャートである。 図5は、第2実施形態の回路システムの全体構成を示すブロック図である。 図6は、図5に示す回路システムを搭載した半導体装置(LSI)の概略構成を示すブロック図である。 図7は、第2実施形態において、モードを切り替える際の処理を示すフローチャートである。 図8は、第3実施形態の回路システムの全体構成を示すブロック図である。 図9は、第3実施形態において、モードを切り替える際の処理を示すフローチャートである。
図1は、第1実施形態の回路システムの全体構成を示すブロック図である。
第1実施形態の回路システムは、複数のメモリブロック11A−11Dと、電源スイッチユニット12と、論理回路(プロセッサ)21と、動作電源供給回路22と、基板電源供給回路23と、制御回路24と、クロック回路25と、温度センサ26と、を有する。
動作電源供給回路22は、メモリブロック11A−11Dに供給する電圧VddMのメモリ動作電源、およびプロセッサ21に供給する電圧VddPの論理動作電源を出力する。メモリ動作電源および論理動作電源は、動作電源供給回路22で生成しても、他の部分から供給されてもよい。VddMのメモリ動作電源は、メモリブロック11A−11Dの高電位側電源として供給され、VddPの論理動作電源は、プロセッサ21の高電位側電源として供給される。なお、メモリブロック11A−11Dおよびプロセッサ21の低電位側電源VSSは、共通であり、図1では図示を省略している。動作電源供給回路22は、後述するように、制御回路24の制御により、出力するメモリ動作電源および論理動作電源の電圧を変化させる。
基板電源供給回路23は、メモリブロック11A−11Dに供給する電圧VbnMおよびVbpMのメモリ基板電源、およびプロセッサ21に供給する電圧VbnPおよびVbpPの論理基板電源を出力する。メモリ基板電源および論理基板電源は、基板電源供給回路23で生成しても、他の部分から供給されてもよい。VbnMのメモリ基板電源は、メモリブロック11A−11DのNMOSトランジスタのバックゲート(ウエル)に印加され、VbpMのメモリ基板電源は、メモリブロック11A−11DのPMOSトランジスタのバックゲート(ウエル)に印加される。同様に、VbnPの論理基板電源は、プロセッサ21のNMOSトランジスタのバックゲート(ウエル)に印加され、VbpPの論理基板電源は、プロセッサ21のPMOSトランジスタのバックゲート(ウエル)に印加される。基板電源供給回路23は、後述するように、制御回路24の制御により、出力するメモリ基板電源および論理基板電源の電圧を変化させる。
電源スイッチユニット12は、メモリブロック11A−11Dに対応して設けられた複数の電源スイッチ12A−12Dを有する。VddMのメモリ動作電源は、電源スイッチ12A−12Dを介して対応するメモリブロック11A−11Dへ供給される。電源スイッチ12A−12Dは、制御回路24により、対応するメモリブロックにメモリ動作電源を供給する供給状態、またはメモリ動作電源を供給しない遮断状態に制御される。
論理回路(プロセッサ)21は、動作電源供給回路22から電圧VddPの論理動作電源を、基板電源供給回路23から電圧VbnPおよびVbpPの論理基板電源を常時供給される。論理回路(プロセッサ)21は、メモリブロック11A−11Dにロードされたプログラムにしたがって、メモリブロック11A−11Dおよび図示していない入出力ポート等にアクセスしてデータ処理を実行し、回路システムの機能を実現する。プロセッサ21は、プログラムのコンパイルにより得られるメモリマップにより、処理実行時に使用するメモリブロック11A−11Dに関する情報を得ることが可能で、使用しないメモリブロックへの電源供給を停止するように、制御回路24に指示する。また、プロセッサ21は、プログラムのコンパイル結果や事前のプログラム実行時の動作解析結果より算出した負荷量に関する情報を有しており、算出した負荷量を処理可能な動作速度を設定可能である。ただし、以下の説明では、説明を簡単にするため、動作速度は一定であるとして説明を行う。
クロック回路25は、プロセッサ21にクロックCKを供給する。なお、メモリブロック11A−11Dおよび他の部分がクロックCKに同期して動作する場合には、それらの部分にもクロックCKを供給する。上記のように、負荷量に応じて動作速度を変更する場合には、クロック回路25の出力するクロックCKの周波数を変更するが、ここではクロックCKの周波数は一定であるとして説明を行う。
メモリブロック11A−11Dは、それぞれ独立しており、対応する電源スイッチ12A−12Dをオン・オフ制御することにより、個別に動作電源を供給した動作状態または動作電源を遮断した非動作状態に設定することが可能である。また、メモリブロック11A−11Dは、基板電源供給回路23から電圧VbnMおよびVbpMのメモリ基板電源が共通に供給される。メモリブロック11A−11Dは、プロセッサ21と共通のバス(アドレスバスおよびデータバス)29で接続されている。したがって、プロセッサ21がメモリブロック11A−11Dにアクセスする場合に、アクセスできるのは1個のメモリブロックである。
制御回路24は、プロセッサ21からの指示および温度センサ26の検出した温度にしたがって、動作電源供給回路22、基板電源供給回路23および電源スイッチ12内の電源スイッチ12A−12Dを制御する。実際には、制御回路24は、プロセッサ21の一部として形成することが望ましい。
半導体装置(半導体回路)の消費電力、特にリーク電力は温度によって大きく変化する。そのため、温度が違えば、消費電力におけるスイッチング電力とリーク電力の割合が変化する。したがって、動作電源が供給されているメモリブロック数が同じでも、温度に応じて最適な動作電源電圧Vdd、基板電源電圧Vbbが変化する場合がある。通常、温度が高いとリーク電力が大きくなってくるため、温度が高い際にはVbbを深く印加するのが有利である。第1実施形態では、温度センサ26により温度を検出し、温度によって、適切なVdd、Vbbを設定することによって、消費電力を低減する。
図1に示す回路システムは、全体が1個の半導体装置(半導体回路)に搭載されても、複数の半導体装置を組み合わせて実現してもよい。複数の半導体装置で形成する場合、例えば、メモリブロック11A−11Dを異なるメモリデバイスで形成し、動作電源供給回路22から伸びる動作電源線27Aとメモリデバイスの動作電源端子と間に電源スイッチ12A−12Dを設ける。さらに、プロセッサ21および制御回路24は、1個のプロセッサデバイスで実現し、動作電源供給回路22および基板電源供給回路23は1つの回路で実現する。
図2は、図1に示す回路システムを搭載した半導体装置(LSI)10の概略構成を示すブロック図である。図2のLSI10の構成は、図1と同じであるが、メモリブロック11A−11Dがメモリユニット11として、動作電源供給回路22、基板電源供給回路23および制御回路24が電力制御ユニット(PMU)30にまとめられていることが、異なる。図2に示すように、LSI10の外部から、Vdd_i, Vbn_i, Vbp_i, Vssが供給される。動作電源供給回路22は、動作状態に応じてVdd_i からVdd_0, Vdd_1を生成し、Vdd_0をプロセッサ21に、Vdd_1をメモリユニット11に、Vssをプロセッサ21およびメモリユニット11に供給する。基板電源供給回路23は、動作状態に応じてVbn_i, Vbp_i からVbn_0, Vbn_1, Vbp_0, Vbp_1を生成する。基板電源供給回路23は、Vbn_0およびVbp_0をプロセッサ21に、Vbn_1およびVbp_1をメモリユニット11に、供給する。後述するように、Vdd_0, Vdd_1, Vbn_0, Vbn_1, Vbp_0, Vbp_1は、複数の異なる電圧に変化される。
図1および図2に示すように、第1実施形態では、メモリユニット11と論理回路(プロセッサ)21の電源供給系は独立した別系統としているため、メモリユニット11に対する電力最適化と、プロセッサ21に対する電力最適化は独立して考慮できる。第1実施形態では、プロセッサ21は1個であり、プロセッサ21に対する電力最適化は、公知の方法により最適化が図られるものとする。したがって、第1実施形態でのメモリユニット11における電力最適化について以下に説明する。
メモリの消費電力は、リード・ライト(Read/Write)アクセス時に消費されるスイッチング電力と、動作電源が供給されているときに常時消費されるリーク電力からなる。リーク電力は、動作電源が供給されているメモリの面積に比例するため、動作電源の供給されているメモリブロック数が大きいほど、リーク電力は増加する。一方、スイッチング電力は、動作周波数を固定として考えると、Read/Writeのアクセス量に比例する。
ここで、動作周波数を一定とする3つの動作電源の電圧Vddと基板電源の電圧Vbbの組み合わせV0(Vdd0,Vbb0)、V1(Vdd1,Vbb1)、V2(Vdd2,Vbb2)を考える。上記のように、基板電圧は、NMOSトランジスタの基板電圧VbnとPMOSトランジスタの基板電圧Vbpからなるが、ここでは、説明を簡単にするため、VbnとVbpを合わせて基板電源の電圧Vbbとして説明する。また、NMOSトランジスタおよびPMOSトランジスタを、それぞれNMOSおよびPMOSで表す場合がある。
電源電圧の関係はVdd0が最も低く、Vdd1、Vdd2と高くなっており、基板電圧はVbb0が最も浅く、Vbb1、Vbb2と逆バイアス側(NMOSをマイナス方向、PMOSをプラス方向)に深く印加される値となっている。これは、V2側では、Vbbを深く印加してリーク電力を低減している分、Vbb印加で回路スピードが落ちるので電源電圧を上げることにより、動作周波数を一定に保つような値となっている。これらの3つVdd, Vbbの組み合わせでは、V0が最もリーク電力が大きく、スイッチング電力が小さく、V2が最もリーク電力が小さく、スイッチング電力が大きくなる設定である。先に述べたように、メモリのリーク電力は、電源供給されているメモリの面積に比例するので、メモリへのRead/Writeアクセス量が変わらないとすると、電源供給されるメモリブロックが増えるほどリーク電力の割合が大きくなる。トータル電力のうち、リーク電力が支配的な場合は、リーク電力を減らすのが有効であるため、V2の電圧設定にするのが有利である。逆に、電源供給されるメモリブロックが少なく、リーク電力が小さい場合、すなわち、スイッチング電力が支配的な場合には、スイッチング電力を減らすのが有効であるため、V0の電圧設定にするのが有利である。
ここで、ある動作速度(クロック周波数)F0での動作を実現する動作電源電圧/基板電源電圧の組み合わせとして、3つの動作モードMode0-Mode2を定義する。Mode0-Mode2の動作電源電圧/基板電源電圧の組み合わせは、例えば、上記のV0(Vdd0,Vbb0)、V1(Vdd1,Vbb1)、V2(Vdd2,Vbb2)の組合せである。電源電圧はMode0が最も低く、Mode1、Mode2と高くなっており、基板電圧はMode0が最も浅く、Mode1、Mode2と逆バイアス側(NMOSをマイナス方向、PMOSをプラス方向)に深く印加される値となっている。よって、Mode0が最もリーク電力が大きく、スイッチング電力が小さい、Mode2が最もリーク電力が小さく、スイッチング電力が大きくなる設定である。
表1は、各モードでの動作電源電圧(Vdd)、基板電源電圧(Vbn, Vbp)、リーク電力(P_leak)およびスイッチング電力(P_switch)の一例である。なお、ここでは温度Tは固定(T0)、動作周波数Fも固定(F0)としている。また、表1において、リーク電力P_leakは、メモリブロック1個当たりのリーク電力であり、P_switchは平均的なメモリアクセス時のスイッチング電力である。
Figure 0006003420
ここでメモリブロックへの動作電源供給を1個〜4個と変えた場合(Mem1-Mem4)の各モード(Mode0-Mode3)の電力を計算すると表2ようになる。ここで、動作電源供給を遮断した際のメモリブロックの電力はゼロとしている。また、動作電源供給するメモリブロックの個数を変えても、メモリに対するアクセス数は変わらず、スイッチング電力は固定としている。
Figure 0006003420
表2から分かるように、メモリブロックへの電源供給を1個〜4個に変えた場合、電力最小となるモードは異なる。1個のみの場合はMode0、2〜3個の場合はMode1、4個の場合はMode2が電力最小となる。
図3は、メモリブロックの使用個数を4個→2個→1個と変化させた場合の消費電力の変化を示す図である。初期状態では、4個のメモリブロックを使用し、その際に電力最適なMode2で始まる。図3の(A)は、モードをそのままMode2に固定している場合、(B)はモードを電力最小になるように制御した場合を示す。図3の(B)では、2個のメモリブロックを使用する場合、および1個のメモリブロックを使用の場合に、図3の(A)に比べて消費電力が削減されていることが分かる。
図4は、第1実施形態において、モードを切り替える際の処理を示すフローチャートである。メモリブロックの使用個数を4個から2個へ切り替える場合を例として説明する。
ステップS11では、遷移後の動作状態(使用メモリブロック数M、動作周波数F)を取得する。動作周波数は固定(F0)、使用メモリブロック数M=2である。
ステップS12では、温度センサ26から温度Tを取得する。ここでは温度も固定でT0であるとする。
ステップS13では、これらの値から動作モードMode0-Mode2および決定したモードの動作電源電圧/基板電源電圧(Vdd, Vbn, Vbp)を決定する。M=2の場合は、前述したとおり、Mode1が電力最小であるので、Vdd_1、Vbn_1、Vbp_1が選択される。
ステップS14では、電源スイッチ12内の電源スイッチ12A−12Dに対する指示が行われ、使用する2個のメモリブロック以外の動作電源の供給が遮断される。
ステップS15では、選択された動作電源電圧、基板電源電圧への設定が行われ、PMU30で電圧調整が行われ、Vdd, Vbn, Vbpが変更される。
ここでは、温度、動作周波数は固定として説明したが、これらが可変の場合も基本的に同じ手順(フロー)で行う。例えば、動作周波数は2段階(F0,F1)に設定可能であり、温度区分は2段階(T0,T1: 温度Tc以下であればT0、Tcより高ければT1)で区別するとする。その場合、表3のように、各動作周波数、温度区分の組み合わせに対して、使用するメモリブロック数Mに対応する最適な電圧モードの表を作っておけばよい。
Figure 0006003420
なお、第1実施形態では、説明を簡単にするため、動作周波数、温度区分の組み合わせのすべてに対して、3つの電圧モードで割り当てを行っている。しかし、動作周波数によって要求される回路スピードが変わり、また温度変化によっても回路スピードは変わるため、その条件を満足する動作電源電圧、基板電源電圧の条件は変化する。よって、動作周波数、温度区分条件によって、それぞれの電圧モードを個別に持つことが望ましい。
以上説明したように、使用するメモリブロック数によってメモリ容量が変化し、それに応じてリーク電力が変化し、使用状態にあるメモリにおけるスイッチング電力とリーク電力の割合も変化する。そのため、消費電力を最小化する動作電源電圧および基板電源電圧の組合せも変化するので、使用するメモリブロック数によって動作電源電圧および基板電源電圧を適切に制御することにより、動作状態に応じたメモリにおける消費電力を低減できる。
なお、第1実施形態は、メモリブロック(メモリユニット)における消費電力に比べて、論理回路(プロセッサ)における消費電力の影響が小さい場合に特に有効である。例えば、論理回路(プロセッサ)の電源系がメモリブロックの電源系と分離されている場合で、論理回路(プロセッサ)の消費電力がメモリブロックの消費電力と比較して小さい場合などに、顕著な効果が得られる。
図5は、第2実施形態の回路システムの全体構成を示すブロック図である。
第2実施形態の回路システムは、2個の論理回路(プロセッサ)21Aおよび21Bと、論理回路(プロセッサ)21Aおよび21Bに対応して2個の電源スイッチ12Eおよび12Fと、を有することが、第1実施形態の回路システムと異なる。言い換えれば、第2実施形態の回路システムは、第2実施形態の回路システムにおいて、マルチプロセッサ構成とし、各プロセッサに対する動作電源の供給制御を可能にしたものである。プロセッサ21Aおよび21Bは、高負荷状態の時には、両方に動作電源が供給されて動作状態となり、高い処理能力で処理を実行するが、低負荷状態の時には、一方にのみ動作電源が供給されて動作状態となり、比較的に低い処理能力で処理を実行する。また、両方のプロセッサへの動作電源の供給を停止して、メモリブロックの一部または全部で記憶したデータを保持するような状態を取り得るようにしてもよい。
図6は、図5に示す回路システムを搭載した半導体装置(LSI)10の概略構成を示すブロック図である。図6は、図2に対応する図であり、説明は省略する。
第2実施形態の回路システムでは、プロセッサ21Aおよび21Bへの動作電源および基板電源の供給系は、メモリブロック11A−11Dの動作電源および基板電源の供給系と同じものを使用する。動作電源供給回路22は、電圧Vddの動作電源のみを出力し、電圧Vddの動作電源は、電源スイッチ12A−12Dを介してメモリブロック11A−11Dに、電源スイッチ12Eおよび12Fを介してプロセッサ21Aおよび21Bに供給される。基板電源供給回路23は、電圧Vbn、Vbpの基板電源のみを出力し、電圧Vbn、Vbpの基板電源は、メモリブロック11A−11Dおよびプロセッサ21Aおよび21Bに共通に供給される。
第2実施形態の回路システムでは、電源スイッチ12A−12Fの供給/遮断の状態に応じて、供給する動作電源の電圧Vddおよび基板電源の電圧Vbn、Vbpを消費電力を最小化するように変更する。
第1実施形態では、論理回路(プロセッサ)21などのメモリ以外の要素については消費電力を最適化する上で考慮せず、メモリブロック11A−11Dを含むメモリユニット11における消費電力の最適化を行った。これに対して、第2実施形態の回路システムは、メモリブロック11A−11Dと2個のプロセッサ21Aおよび21Bの両方の消費電力の最適化を行う。なお、第2実施形態の回路システムの基本的な制御は、第1実施形態と同じである。
プロセッサ21Aおよび21Bの消費電力も、その回路構成や動作状態によって、スイッチング電力とリーク電力の割合が変化する。そのため、メモリブロックとプロセッサへの動作電源および基板電源が共通の場合、プロセッサ21Aおよび21Bの両方に動作電源を供給するか一方にのみ動作電源を供給するかで、回路システム全体におけるリーク電力とスイッチング電力の比に影響する。そのため、メモリと同じ電源系に接続され、動作電源の供給状態が制御できる複数のプロセッサを有する場合、プロセッサに対する電源供給/遮断の状態によっても、最適なVdd, Vbbの値が異なるので、第2実施形態ではプロセッサを含めて最適化を行う。
例えば、プロセッサ21Aの消費電力が、すべてのメモリブロック11A−11Dへ電源供給がされている場合のメモリの消費電力と比べても支配的で、しかもプロセッサ21Aにおける消費電力として、スイッチング電力が支配的であるとする。この場合、プロセッサ21Aに動作電源が供給されているアクティブの場合は、スイッチング電力を減らすように前述の電圧設定V0が有利である。プロセッサ21Aへの動作電源が遮断されていて、メモリ電力が支配的な場合は、リーク電力を減らす電圧設定V2が有利である。このように、メモリブロック、論理回路(プロセッサ)への電源スイッチの状態に応じて、適切なVdd、Vbbを設定することにより、電力を低減することが可能となる。
第2実施形態でも、動作電源電圧および基板電源電圧の組み合わせとして、3つの動作モードMode0-Mode3を定義する。表4は、各モードでの動作電源電圧(Vdd)、基板電源電圧(Vbn, Vbp)、メモリブロックのリーク電力およびスイッチング電力、およびプロセッサのリーク電力およびスイッチング電力の一例である。なお、ここでは温度Tは固定(T0)、動作周波数Fも固定(F0)としている。表4において、リーク電力P_leak_mは、メモリブロック1個当たりのリーク電力であり、P_switch_mは平均的なメモリアクセス時のスイッチング電力である。P_leak_lは、論理回路(プロセッサ)1個当たりのリーク電力であり、P_switch_lは平均的な動作での論理回路(プロセッサ)1個当たりのスイッチング電力である。
Figure 0006003420
ここで、動作電源の供給を行う論理回路(プロセッサ)の個数Lを1個〜2個、動作電源の供給を行うメモリブロックの個数Mを1個〜4個と変えた場合の電力を計算すると表5のようになる。ここで、動作電源の供給を遮断したプロセッサ、メモリブロックの消費電力はゼロとしている。また、動作電源を供給するメモリブロックの個数を変えても、メモリに対するアクセス数は変わらず、スイッチング電力は固定としている。プロセッサに関しては、動作時はリーク電力、スイッチング電力とも同じ電力を消費するとしている。
Figure 0006003420
表5から分かるように、動作電源の供給を行う論理回路(プロセッサ)およびメモリブロックの個数を変えた場合、電力最小となるモードは異なる。(L,M)=(1,1)、(2,1)の場合はMode0、(L,M)=(1,4)の場合はMode2、それ以外ではMode1が電力最小となる。なお、論理回路(プロセッサ)が二つとも停止している場合(L=0)で、メモリブロックへの電源供給が必要な場合については、メモリへのアクセスは発生せず、データ保持だけがされている状態として、メモリのスイッチング電力はゼロと考える。そのため、リーク電力が小さいMode2が有利であるため、L=0の場合は全てMode2とする。表にすると適切な動作モードは表6のようになる。
Figure 0006003420
図7は、第2実施形態において、モードを切り替える際の処理を示すフローチャートである。基本的な処理は、第1実施形態と同じであり、ステップS21で、遷移後の動作状態取得時に、使用する論理回路(プロセッサ)数Lを取得する点、および電源スイッチ制御時に、プロセッサの電源スイッチへの指示を行う点が追加されていることが異なる。
図8は、第3実施形態の回路システムの全体構成を示すブロック図である。
第3実施形態の回路システムは、第2実施形態の回路システムと類似の構成を有するが、電源スイッチ12Eおよび12Fを設けずに、ゲーティッドクロックバッファ13Aおよび13Bを設けたことが異なる。ゲーティッドクロックバッファ13Aおよび13Bは、論理回路(プロセッサ)21Aおよび21Bに対応して設けられ、クロック回路25からプロセッサ21Aおよび21BへのクロックCKの供給/遮断を制御する。
第2実施形態では、論理回路(プロセッサ)21Aおよび21Bの非動作時に、動作電源の供給を遮断しているが、ゲーティッドクロックバッファ13Aおよび13Bを用いてクロックの供給を遮断しても、同様にプロセッサの動作を停止することができる。この場合、論理回路(プロセッサ)のスイッチング電力のみが削減され、リーク電力は消費することになる。
論理回路(プロセッサ)21Aおよび21Bの消費電力として、スイッチング電力が支配的でリーク電力の割合が小さい場合、プロセッサへのクロック供給を遮断すると、支配的なスイッチング電力は削減される。そのため、プロセッサの消費電力に関しては、クロック供給の遮断でも、動作電源の遮断と同様の電力削減効果が得られる。したがって、プロセッサ21Aおよび21Bへのクロックの供給/遮断状態によっても、第2実施形態と同様に、最適なVdd,Vbbの値が異なることになる。そこで、メモリブロック11A−11Dへの電源スイッチの状態に加えて、論理回路(プロセッサ)21Aおよび21Bへのクロック供給/遮断の状態に応じて、適切なVdd、Vbbを設定することにより、消費電力を低減することが可能となる。基本的な制御は、第2実施形態の場合と同じである。
第3実施形態で、論理回路(プロセッサ)21Aおよび21Bに対して、非動作時に動作電源の供給遮断の代わりに、クロックの供給遮断を行った場合、消費電力は表7のようになる。
Figure 0006003420
表7に示すように、クロックを供給する論理回路(プロセッサ)21Aおよび21Bの個数、動作電源を供給するメモリブロックの個数を変えた場合、消費電力が最小となるモードは異なる。(L,M)=(2,1)の場合はMode0、(L,M)=(1,3)、(1,4)の場合はMode2、それ以外ではMode1が消費電力最小となる。
図9は、第3実施形態において、論理回路(プロセッサ)21Aおよび21Bの非動作時に動作電源の供給遮断の代わりに、クロックの供給遮断を用いた場合の、モードを切り替える際の処理を示すフローチャートである。第2実施形態で、論理回路(プロセッサ)の電源スイッチへの指示を行う代わりに、ゲーティッドクロックバッファにクロック供給/遮断の指示が行われる点が異なる。
なお、前述のように、プロセッサ21は、プログラムのコンパイル結果や事前のプログラム実行時の動作解析結果より算出した負荷量に関する情報を有しており、算出した負荷量を処理可能な動作速度を設定可能であり、それに応じてクロック回路25はクロックの周波数を変更する。半導体装置(半導体回路)のスイッチング電力は、単位時間あたりの回路のスイッチング回数に比例するため、回路に供給されるクロックの周波数(動作周波数)に大きく依存する。クロック周波数が倍であれば、スイッチング電力もほぼ倍である。よって、クロック周波数によって、スイッチング電力とリーク電力の割合が変化するため、回路システムに供給されるクロックの周波数も考慮して、適切なVddおよびVbbを設定することが望ましい。これにより、消費電力は一層低減される。通常、クロック周波数が高くなると、スイッチング電力の割合が増えるため、スイッチング電力を減らす方向の電圧設定(V0側の設定)にするのが有効である。
第1から第3実施形態で説明したように、使用する(動作電源を供給する)メモリブロック数および論理回路(プロセッサ)数によって、動作電源電圧および基板電源電圧を適切に制御する。これにより、回路システム(LSI)のアクティブ状態の部分の消費電力を適切に低減することが可能である。
以上、第1から第3実施形態を説明したが、各種の変形例が可能であるのはいうまでもない。例えば、各実施形態において、回路システムの全部を1個の半導体装置(LSI)に搭載するか、複数の半導体装置に分けて搭載するかは、応用する構成に応じて適宜設定することが望ましく、各種の組合せが可能である。また、半導体装置に搭載するだけでなく、一部をディスクリート回路で形成することも可能であり、例えば電力制御ユニット(PMU)をLSIの外部に設けるなどの変形例が可能である。
以上、実施形態を説明したが、ここに記載したすべての例や条件は、発明および技術に適用する発明の概念の理解を助ける目的で記載されたものである。特に記載された例や条件は発明の範囲を制限することを意図するものではなく、明細書のそのような例の構成は発明の利点および欠点を示すものではない。発明の実施形態を詳細に記載したが、各種の変更、置き換え、変形が発明の精神および範囲を逸脱することなく行えることが理解されるべきである。
10 半導体装置(LSI)
11 メモリユニット
11A−11D メモリブロック
12 電源スイッチユニット
12A−12F 電源スイッチ
13A、13B ゲーティッドクロックバッファ
21、21A、21B 論理回路(プロセッサ)
22 動作電源供給回路
23 基板電源供給回路
24 制御回路
25 クロック回路
26 温度センサ

Claims (10)

  1. 複数のメモリブロックと、
    動作電源および基板電源を前記複数のメモリブロックへ供給する電源回路と、
    前記電源回路から前記複数のメモリブロックのそれぞれへ前記動作電源を供給するか否かを個別に制御する複数のメモリ動作電源スイッチと、
    前記電源回路および前記複数のメモリ動作電源スイッチを制御する制御回路と、を備え、
    前記制御回路は、前記複数のメモリ動作電源スイッチの供給/遮断状態に応じて、前記動作電源および基板電源が供給されるメモリブロックに対して前記電源回路が供給する前記動作電源の電圧および前記基板電源の電圧を変化させることを特徴とする回路システム。
  2. 前記複数のメモリブロックは、共通のデータバスに接続されていることを特徴とする請求項1記載の回路システム。
  3. 前記回路システム内の各部が同期して動作するクロックを供給するクロック回路を備えることを特徴とする請求項2記載の回路システム。
  4. 前記共通のデータバスを介して前記複数のメモリブロックに接続される少なくとも1つの論理回路ブロックと、
    前記電源回路から前記少なくとも1つの論理回路ブロックへ前記動作電源を供給するか否かを個別に制御する複数の論理動作電源スイッチと、を備え、
    前記電源回路は、前記少なくとも1つの論理回路ブロックに前記基板電源を供給し、
    前記制御回路は、前記複数のメモリ動作電源スイッチおよび前記少なくとも1つの論理動作電源スイッチの供給/遮断の状態に応じて、前記動作電源および基板電源が供給されるメモリブロックと論理回路ブロックとに対して前記動作電源の電圧および前記基板電源の電圧を変化させることを特徴とする請求項3記載の回路システム。
  5. 前記共通のデータバスを介して前記複数のメモリブロックに接続される少なくとも1つの論理回路ブロックと、
    前記クロック回路から前記少なくとも1つの論理回路ブロックのそれぞれへ前記クロックを供給するか否かを個別に制御する少なくとも1つのクロックスイッチと、を備え、
    前記制御回路は、前記クロック回路および前記少なくとも1つのクロックスイッチを制御し、
    前記制御回路は、前記複数のメモリ動作電源スイッチおよび前記少なくとも1つのクロックスイッチの供給/遮断の状態に応じて、前記動作電源および基板電源が供給されるメモリブロックと論理回路ブロックとに対して前記動作電源の電圧および前記基板電源の電圧を変化させることを特徴とする請求項3記載の回路システム。
  6. 前記回路システムの温度を検出する温度センサを備え、
    前記制御回路は、前記複数のメモリ動作電源スイッチの供給/遮断状態および前記温度センサの検出した温度に応じて、前記電源回路が供給する前記動作電源の電圧および前記基板電源の電圧を変化させることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項記載の回路システム。
  7. 前記回路システムの温度を検出する温度センサを備え、
    前記制御回路は、前記複数のメモリ動作電源スイッチおよび前記少なくとも1つのクロックスイッチの供給/遮断状態、および前記温度センサの検出した温度に応じて、前記電源回路が供給する前記動作電源の電圧および前記基板電源の電圧を変化させることを特徴とする請求項4または5記載の回路システム。
  8. 前記制御回路は、前記複数のメモリ動作電源スイッチの供給/遮断状態および前記クロック回路の供給するクロックの周波数に応じて、前記電源回路が供給する前記動作電源の電圧および前記基板電源の電圧を変化させることを特徴とする請求項3記載の回路システム。
  9. 前記制御回路は、前記複数のメモリ動作電源スイッチおよび前記少なくとも1つのクロックスイッチの供給/遮断状態、前記温度センサの検出した温度および前記クロック回路の供給するクロックの周波数に応じて、前記電源回路が供給する前記動作電源の電圧および前記基板電源の電圧を変化させることを特徴とする請求項7記載の回路システム。
  10. 請求項1から9のいずれか1項に記載の回路システムを含む半導体装置。
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