JP6002546B2 - 物品の取付構造及び物品取付セット - Google Patents

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Description

本発明は、支柱の前後の端面にそれぞれ設けられた係合孔を用いて該支柱にパネル等の物品を取り付けるための物品の取付構造、及び物品取付セットに関する。
例えば、企業や研究所、大学等の研究室等には、通常、専門的な実験を行うための什器として実験台が設置されている。一般的にこれら実験台には、様々な実験器具や実験機器を載置したり、実験作業を行い易くしたりするために、作業平面や部品載置面が広く確保されていることが求められている。
そこで、このようなニーズに応えるものとして、広い作業用の天板と、該天板の後方側の上方に設けられた収納棚或いは棚板とを備えた実験台が提案されている(特許文献1参照)。この実験台は、その前後の端面に複数の係合孔を設けた支柱を左右に立脚させ、それぞれの支柱の係合孔に対して天板等の支持アームのフック部を係合させることにより、左右の支柱の間に天板や収納棚等を設置することができる。
特開2010−104950号公報
ところで、上記した実験台のような什器では、研究者同士がディスカッションを行なうために、ペンで文字を書いたり、実験データ等の紙を貼り付けたりするために、パネル(例えば、ガラスボードやホワイトボード)等の物品を簡単に取り付けたいという要望がある。
ガラスボード等のパネルは、ある程度の外形上の大きさを有することから、実験等の邪魔にならず、また複数人で共有できる位置に安定して設置できることが好ましい。このような要望は、図書館やコンビニエンスストア、スーパーマーケット等にある書棚や商品陳列棚等の什器についても同様であり、例えばポスター等の掲示物等を簡単に掲げることができると高い利便性を得ることができる。そこで、上記のような実験台や書棚等の天板や棚を支える支柱にパネル等の物品を簡単に設置できれば、上記のような要望を満たすことができて好ましい。
本発明は、上記従来技術の課題を考慮してなされたものであり、パネル等の物品を支柱に対して安定して設置することができる物品の取付構造、及び物品取付セットを提供することを目的とする。
本発明に係る物品の取付構造は、前後の端面にそれぞれ係合孔が形成された支柱に対する物品の取付構造であって、前記支柱の前後の端面にそれぞれ形成された係合孔のうち、一方の係合孔に第1前方ブラケットの基端側を係合させて前記支柱の前方側へと突出させ、他方の係合孔に第1後方ブラケットの基端側を係合させて前記支柱の後方側へと突出させ、前記第1前方ブラケットの先端側に設けられた第1前方取付部と、前記第1後方ブラケットの先端側に設けられた第1後方取付部とに渡って前記物品を固定することにより、前記支柱の側面を前後方向に跨がせた状態で前記物品を前記支柱に取り付けることを特徴とする。
また、本発明に係る物品取付セットは、前後の端面にそれぞれ係合孔が形成された支柱に対して固定される物品取付具と、該物品取付具によって前記支柱に取り付けられる物品とを備える物品取付セットであって、前記物品取付具は、前記支柱の前後の端面にそれぞれ形成された係合孔のうち、一方の係合孔に基端側が係合されることで前記支柱の前方側へと突出する第1前方ブラケットと、他方の係合孔に基端側が係合されることで前記支柱の後方側へと突出する第1後方ブラケットとを備え、前記物品は、その前方側部位に前記第1前方ブラケットの先端側に設けられた第1前方取付部に取付可能な第1前方被取付部が設けられ、その後方側部位に前記第1後方ブラケットの先端側に設けられた第1後方取付部に取付可能な第1後方被取付部が設けられることを特徴とする。
このような構成によれば、支柱の前後の端面に設けられた係合孔にそれぞれ第1前方ブラケット及び第1後方ブラケットを係合させ、これら第1前方ブラケット及び第1後方ブラケットの各取付部を用いて、パネル等の物品を支柱の側面に取り付ける。このため、物品を支柱の側面を前後方向に跨がせた状態で簡単に且つ安定して支柱に固定することができる。
前記第1前方ブラケットを係合させた係合孔の下方の係合孔に第2前方ブラケットの基端側を係合させて前記支柱の前方側へと突出させることにより、上下方向に離間させた位置で前記支柱の前方側に前記第1前方ブラケット及び前記第2前方ブラケットを突出させ、前記第1後方ブラケットを係合させた係合孔の下方の係合孔に第2後方ブラケットの基端側を係合させて前記支柱の後方側へと突出させることにより、上下方向に離間させた位置で前記支柱の後方側に前記第1後方ブラケット及び前記第2後方ブラケットを突出させ、前記第1前方ブラケットの先端側に設けられた第1前方取付部と、前記第2前方ブラケットの先端側に設けられた第2前方取付部とに前記物品の前方側部位を固定し、前記第1後方ブラケットの先端側に設けられた第1後方取付部と、前記第2後方ブラケットの先端側に設けられた第2後方取付部とに前記物品の後方側部位を固定する構成としてもよい。そうすると、物品の前後上下の4箇所を各ブラケットによって支持・固定することができるため、一層高い取付強度及び安定性で物品を支柱の側面に設置することができ、特に、外形の大きなパネル等を設置する場合に有効である。
背板と、該背板から屈曲した底板とを有する支持部材を有し、前記背板を前記第2前方ブラケットの第2前方取付部と前記第2後方ブラケットの第2後方取付部とに渡って固定することにより、前記支持部材を、前記底板が前記物品の下端を支持すると共に該物品の表面下方から突出する位置に設置する構成としてもよい。そうすると、支持部材で物品の下端を支持することで、該物品を一層安定して支柱に固定することができ、さらに、底板の上面をペン等を載置するための受け皿として利用することができる。
本発明によれば、支柱の前後の端面にそれぞれ第1前方ブラケット及び第1後方ブラケットを係合させ、これら第1前方ブラケット及び第1後方ブラケットの各取付部を用いて、パネル等の物品を支柱の側面に取り付ける。このため、物品を支柱の側面を前後方向に跨がせた状態で簡単に且つ安定して支柱に固定することができる。
図1は、本発明の一実施形態に係る物品の取付構造を適用した什器の斜視図である。 図2は、図1に示す什器の一部分解斜視図である。 図3は、図1に示す什器の側面図である。 図4は、支柱に取付具を介してパネルを設置した状態を示す側面図である。 図5は、取付具を構成する上部部品の支柱への取付構造を示す分解斜視図である。 図6は、取付具を構成する下部部品の支柱への取付構造を示す分解斜視図である。 図7は、パネルの構成図であり、図7(A)は、外側面図であり、図7(B)は、正面図である。 図8は、第1前方ブラケットの構成図であり、図8(A)は、平面図であり、図8(B)は、外側面図であり、図8(C)は、正面図である。 図9は、支持部材の構成図であり、図9(A)は、平面図であり、図9(B)は、外側面図であり、図9(C)は、正面図である。
以下、本発明に係る物品の取付構造について、この取付構造を適用した什器との関係で好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る物品の取付構造10を適用した什器11の斜視図であり、図2は、図1に示す什器11の一部分解斜視図である。また、図3は、図1に示す什器11の側面図である。本実施形態では、物品の取付構造10(以下、単に「取付構造10」ともいう)を適用した什器11として、企業や研究所、大学等の研究室等に設置され、研究者が実験等の作業を行なうための実験台を例示する。本発明は、実験台以外のもの、例えば、図書館の書棚やコンビニエンスストア等の商品陳列棚等、各種用途の什器に対して適用可能であることは勿論である。
本実施形態では、図1及び図2に示すように、什器11を左右方向(X方向)に2台並べて設置すると共に、一方の什器11の側部に取付構造10を適用した構成を例示しているが、什器11は単品で設置することも勿論可能である。また、取付構造10は、両方の什器11,11の側部に適用することも勿論可能である。
先ず、本実施形態に係る取付構造10の説明に先立ち、什器11の構成について説明する。なお、2台の什器11,11は、略同様の構成であるので、以下では、取付構造10を適用した一方の什器11について詳細に説明し、他方の什器11についての説明は省略する。
図1及び図2に示すように、什器11は、左右一対で床面上に立設された中空状の支柱12,12と、左右の支柱12,12間に渡って架設された天板14とを備え、外側を向く一方の支柱12の側面(X方向側面)に、取付具(物品取付具)16を介してパネル18を設置することで取付構造10が適用されている。パネル18は、例えば、図示しないペン等で文字を書いたり、実験データ等の紙を貼り付けたりすることができる半透明のガラスボードである。什器11の左右の支柱12,12間には、さらに、上方から下方に向かって順に、上部ビーム20と、ユーティリティービーム22と、ダクト装置24とが架設されている。
このような什器11では、電源線や信号線等の配線(図示せず)と、冷水や温水等の流体や各種ガス等の気体を供給するための配管(図示せず)とが、図示しない天井から引き出された後に支柱12の内部を通って配設されており、ユーティリティービーム22及びダクト装置24から適宜取り出されるように構成されている。
一対の支柱12,12は、内側面を対向させた状態で左右方向に互いに離間して配置され、床面上に立設されている。各支柱12の下部には、前後方向(Z方向)に延びた脚部26が向かい合わせで着脱自在に固定されている。支柱12は、この脚部26に支えられた状態で床面に立設されている。脚部26は、図示しない係合爪部を複数有しており、これら複数の係合爪部を後述する係合孔28に係合させることにより、支柱12の前部の端面(前端面)12a及び後部の端面(後端面)12bに着脱可能である。
天板14は、フラットな平面視矩形状の板であり、長手方向が一対の支柱12,12間に架け渡される大きさに形成されている。天板14の両端の下面には、脚部26と同様に係合孔28に係合可能な係合爪部30aを有するブラケット30がそれぞれ固定されている。係合孔28は、各支柱12の前後の端面12a,12bに対し、上下方向に沿って複数形成されている(図2参照)。これにより、天板14は、床面からの高さが異なる複数の位置で支柱12に対して着脱可能であり、選択された位置で一対の支柱12,12間に架け渡されるように固定される。
本実施形態の場合、天板14は、作業者が実験を行うための作業平面として、或いは各種の実験機器を載置する載置面として利用されるものであり、図1及び図3に示すように、支柱12の前後の端面12a,12bにそれぞれ同じ高さで2枚の天板14を対面させた構成を例示している。支柱12の係合孔28は、天板14や後述する取付具16以外にも、例えば、支柱12,12間に渡る収納棚や薬品棚等、各種の棚や器具の取付用として利用できる。
図1中に2点鎖線で示すように、什器11では、支柱12の側面側であって、前後の天板14,14の側面を渡る位置に、平面視半円状のコーナー天板15を取り付けることもできる。コーナー天板15は、例えば、支柱12の係合孔28や、支柱12の外側面に形成される図示しない取付孔等を利用し、所定のブラケット等を利用して固定される。コーナー天板15を設置することにより、その上部で支柱12の側面に固定されるパネル18と共に、当該什器11を使用する複数の研究者のディスカッションスペースが構築され、什器11の側方を有効利用できる。
上部ビーム20は、断面C形状に形成された梁部材であり、一対の支柱12,12間に固定されている。この上部ビーム20は、支柱12,12同士を横方向に連結するだけでなく、一方の支柱12側から他方の支柱12側へと、上記した配線を引き回す役割も果たす。上部ビーム20は、一対の支柱12,12の対向する内側面に対して図示しないボルト、ナット等を用いて締結されるものであり、ユーティリティービーム22及びダクト装置24についても同様に取り付けされる。
ユーティリティービーム22は、断面矩形状に形成された中空状の梁部材であり、上部ビーム20と同様に一対の支柱12,12間に固定されている。ユーティリティービーム22の内部には、上記した配線及び配管が支柱12側から引き出されてそれぞれ配設されている。また、ユーティリティービーム22の前後方向の両面には、内部に配設された配線が接続される電源コネクタ22aと、配管が接続されるバルブ22bとがそれぞれ複数設けられている。
ダクト装置24は、断面矩形状に形成された中空状の梁部材であり、ユーティリティービーム22と同様に一対の支柱12,12間に固定されている。ダクト装置24の内部には、上記した配線が支柱12側から引き出されて配設されている。ダクト装置24の上面には、取出口32aが設けられた着脱自在な蓋プレート32が嵌っており、内部に配設された配線を、取出口32aを通じて外部に取り出すことができるようになっている。
次に、支柱12の具体的な構成について説明する。
図4は、支柱12に取付具16を介してパネル18を設置した状態を示す側面図であり、パネル18の前後方向(図4では左右方向)の略中央より前方側(図4では左側)略半分を省略した図となっている。図5は、取付具16を構成する上部部品の支柱12への取付構造を示す分解斜視図であり、また、図6は、取付具16を構成する下部部品の支柱12への取付構造を示す分解斜視図である。
図5に示すように、支柱12は、上下方向(Y方向)に延在する配線用空間E1が内部に形成された支柱本体34と、支柱本体34の左右方向外側面に対して着脱自在に固定され、支柱本体34との間に上下方向に延在する配管用空間E2を形成するカバー部材36とから構成されている(図2も参照)。なお、本実施形態では、2台の什器11,11を左右方向に一体的に配設した構成を採用しているため、各什器11の互いに当接する一方の支柱12、つまり図1中の中央に配設された2本の支柱12,12にはカバー部材36を設けず、これら2本の支柱12,12の支柱本体34,34同士を密着させた状態で配設している。
図2及び図5に示すように、支柱本体34は、上下方向(Y方向)に延在する平面視矩形状の柱部材であり、ユーティリティービーム22等が固定される内側面には、内方に凹み形成された溝部34aが上下方向に渡って形成されている。溝部34a内には、スリットが形成された断面略C型状の長尺なチャンネル部材38が嵌合されており、このチャンネル部材38内の空間が配線用空間E1となる。チャンネル部材38には、スリットを塞ぐ軟質なシート状の塞ぎ部材38aが設けられている。塞ぎ部材38aは、ゴム等の柔らかい材料で形成された可撓性の部材であり、一端側がチャンネル部材38に固定され、他端側が自由端となっている。これにより、塞ぎ部材38aを変形させて、配線用空間E1に配設された図示しない配線を必要時に出し入れすることができる。
支柱本体34の前後方向(Z方向)にそれぞれ向いた端面12a,12bには、一定の間隔をあけながら複数の矩形スリット状の係合孔28が上下方向に一列に形成されている(図2及び図5参照)。係合孔28は、上記した脚部26や天板14等、さらに取付具16が固定される孔部である。本実施形態の場合、係合孔28は、上下方向に沿って複数形成されているので、使用する係合孔28を変更することにより、天板14や取付具16(つまりパネル18)の位置を上下方向で所望の位置に変更することができる。
カバー部材36は、平面視略C型状に形成され、支柱本体34と略同一長さに形成された長尺な部材である。カバー部材36が支柱本体34の左右方向(X方向)の外側面に接した際に、両者の間には上下方向に延在する空間である配管用空間E2が形成される。カバー部材36は、図示しない係合爪が、支柱本体34の側面(XX方向の外側面)に形成された図示しないカバー部材用係合孔に係合されることにより、支柱本体34に対して着脱自在に固定される。
このような支柱本体34とカバー部材36とからなる一方の支柱12には、図示しない天井から引き出された上記の配線及び配管がそれぞれ配設されると共に、該配線は配線用空間E1に配設され、該配管は配管用空間E2に通される。図1及び図2に示すように、当該支柱12の最上部には、天井と支柱12との間の接続が外部に露呈するのを防止するための上部カバー39が設けられている。
次に、このような支柱12に取り付けられるパネル18、及びパネル18を支柱12に対して固定するための治具である取付具16の具体的な構成について説明する。
先ず、パネル18の具体的な構成について説明する。
図7は、パネル18の構成図であり、図7(A)は、外側面図であり、図7(B)は、正面図である。
図7(A)及び図7(B)に示すように、パネル18は、角部が円弧状に形成された矩形で半透明のガラス板であり、当該パネル18を取付具16に固定するための取付孔33が四隅に形成されている。取付孔33は、パネル18の表面(外側面)18a側から裏面(内側面)18b側に向かう板厚方向で次第に縮径するテーパ形状であり、この表面18aに向かって拡径するテーパ形状部分に化粧ナット35が対応配置される(図1、図4及び図6参照)。化粧ナット35は、図6に示すように、取付孔33のテーパ形状部分に挿入されるテーパ部35aと、テーパ部35aの頂部に設けられる円板部35bとを備え、その中心にテーパ部35aから円板部35bの内部まで穿孔された雌ねじ35cが形成されている。
次に、取付具16の具体的な構成について説明する。
本実施形態の場合、取付具16は基本的には4部品で構成されており、支柱12の前後の端面12a,12bにそれぞれ形成された係合孔28に対し、それぞれ上下2段で着脱可能に取り付けられ、支柱12の外側面にパネル18を取り付けるためのブラケットである。
図2〜図4に示すように、取付具16は、支柱12の前方の端面12aに形成された係合孔28に対し、上下方向で所定間隔離間して係合される第1前方ブラケット(上部前方ブラケット)40a及び第2前方ブラケット(下部前方ブラケット)40bと、支柱12の後方の端面12bに形成された係合孔28に対し、上下方向で所定間隔離間して係合される第1後方ブラケット(上部後方ブラケット)42a及び第2後方ブラケット(下部後方ブラケット)42bとを備える。
図8は、第1前方ブラケット40aの構成図であり、図8(A)は、平面図であり、図8(B)は、外側面図であり、図8(C)は、正面図である。
図4、図5及び図8に示すように、第1前方ブラケット40aは、側面視で支柱12側となる基端側が上下方向(Y方向)で幅広に形成され、基端側から先端側に向けて平面視で一旦階段状に折り曲げられた後、前方方向(Z方向)へと延在するプレート片である。第1前方ブラケット40aは、その基端側に設けられ、支柱12の係合孔28に着脱可能に係合するフック部44と、フック部44から前方側へと延在するプレート部46と、プレート部46の先端側に設けられ、パネル18が取り付けられる取付部(第1前方取付部、上部前方取付部)48とを有する。
フック部44には、前後方向(Z方向)に沿う矩形帯状の板状部材の端部に上下方向に沿って2個の係合爪部44aが設けられている(図5及び図8(B)参照)。各係合爪部44aのピッチ(間隔)は、支柱12の各係合孔28のピッチの整数倍に設定されている。フック部46を所望の係合孔28に係合させることにより、第1前方ブラケット40aの基端側を支柱12の端面12aに着脱可能に固定し、その先端側を前方側へと突出させることができる。
プレート部46は、前後方向(Z方向)に沿う矩形の板状部材であり、フック部44の端部から一旦左右方向(X方向)外方へと短く直角に折り曲げられた後、さらに前後方向(Z方向)前方へと直角に折り曲げられ、支柱12の前方側へと突出している(図5及び図8(A)〜図8(C)参照)。プレート部46の先端は円弧形状となっており、この先端付近に取付部48が設けられている。
取付部48は、プレート部46を板厚方向に貫通する貫通孔である。取付部48の内面側からボルト50のねじ部が挿通されることにより、取付部48の外面側に短尺円柱形状のスペーサ52を挟んでパネル18の裏面18bが固定される。より具体的には、スペーサ52の貫通孔52aを挿通したボルト50のねじ部は、パネル18の前方上部の取付孔(第1前方被取付部、上部前方被取付部)33に通され、パネル18の表面18a側に配置された化粧ナット35に締結される。
なお、第2前方ブラケット40bは、上記した第1前方ブラケット40aの下方に取り付けられるものであり、該第1前方ブラケット40aと同一形状且つ同一構成である(図4及び図6参照)。そこで、第2前方ブラケット40bの各構成要素については、第1前方ブラケット40aのものと同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
すなわち、第2前方ブラケット40aは、2個の係合爪部44aが設けられたフック部44と、フック部44から前方側へと延びるプレート部46と、プレート部46の先端側に設けられた取付部48とを有する。第2前方ブラケット40bの取付部(第2前方取付部、下部前方取付部)48には、パネル18の前方下部の取付孔33(第2前方被取付部、下部前方被取付部)が取り付けられる。
一方、第1後方ブラケット42a及び第2後方ブラケット42bは、支柱12を挟むように、上記した第1前方ブラケット40a及び第2前方ブラケット40bとは反対側の端面12bに取り付けられるものであり、第1前方ブラケット40a(第2前方ブラケット40b)に対して左右方向(X方向)を基準とする対称形状に形成される以外は該第1前方ブラケット40a等と同一形状且つ同一構成である(図4〜図6参照)。そこで、第1後方ブラケット42a及び第2後方ブラケット42bの各構成要素についても、第1前方ブラケット40aのものと同一の参照符号を付してその詳細な説明を省略する。
すなわち、第1後方ブラケット42a(第2後方ブラケット42b)は、2個の係合爪部44aが設けられたフック部44と、フック部44から前方側へと延びるプレート部46と、プレート部46の先端側に設けられた取付部48とを有する。第1後方ブラケット42aの取付部(第1後方取付部、上部後方取付部)48には、パネル18の後方上部の取付孔(第1後方被取付部、上部後方被取付部)33が取り付けられる。第2後方ブラケット42bの取付部(第2後方取付部、下部後方取付部)48には、パネル18の後方下部の取付孔(第2後方被取付部、下部後方被取付部)33が取り付けられる。
従って、取付具16では、各ブラケット40a,40b,42a,42bがそれぞれ所定の係合孔28に係合された状態で、第1前方ブラケット40aの取付部48と第1後方ブラケット42aの取付部48との間の間隔(前後方向距離)は、パネル18の上部両端の取付孔33,33間の間隔と同一に設定され、同様に、第2前方ブラケット40bの取付部48と第2後方ブラケット42bの取付部48との間の間隔は、パネル18の下部両端の取付孔33,33間の間隔と同一に設定される。
図1に示すように、本実施形態に係る取付構造10では、パネル18の下端に、正面視略L字状の支持部材54を設置している。
図9は、支持部材54の構成図であり、図9(A)は、平面図であり、図9(B)は、外側面図であり、図9(C)は、正面図である。
図6及び図9(A)〜図9(C)に示すように、支持部材54は、前後方向(Z方向)に沿う矩形帯状の背板56と、背板56の下端部から左右方向(X方向)で外方に折り曲げられた底板58とを備える。支持部材54は、その前後方向長さ(幅)が、パネル18の前後方向長さ(幅)よりも多少短く設定されると共に、該パネル18の下端をサポートするサポート板である。
背板56は、その両端部に上方に膨出した円弧状の凸部56a,56aが設けられ、各凸部56aに一部が重なるようにして板厚方向の貫通孔である取付孔(前方被取付部、後方被取付部)56bが形成されている。図6に示すように、背板56は、パネル18の裏面18bと、第2前方ブラケット40b及び第2後方ブラケット42bにそれぞれ着地するスペーサ52との間に挟持され、各取付孔56bにボルト50が挿通されることでパネル18と共に取付具16に対して共締め固定される。従って、支持部材54を構成する前後一対の取付孔56b,56b間の間隔(前後方向距離)は、パネル18の下部両端の取付孔33,33間の間隔と同一に設定される。
底板58は、その先端に斜め上方へと短く折り曲げられたガード部58aを有する。上記のように、背板56が取付具16によってパネル18の裏面18b側に固定されることで、底板58は、その上面でパネル18の下端を支持しつつ、表面18aの下方から外方へと突出した位置に設置され、底板58先端のガード部58aがパネル18の表面18aから多少離間した位置に配置される(図6参照)。従って、底板58の基端側にパネル18の表面18aが立設され、先端側にガード部58aが立設されるため、底板58の上面を、ペン等の文房具等を載置可能な受け皿として機能させることができる。なお、底板58の上面は、パネル18の下端に当接させなくてもよい。
次に、以上のように構成される取付具16を用いた支柱12へのパネル18の取付方法及び取付構造(物品の取付構造10)の一例を説明する。
パネル18を支柱12に取り付ける際には、先ず、取付具16を支柱12に固定する。パネル18の上部を支持するために、支柱12の前後の端面12a,12bに形成される所望の高さ位置の係合孔28に対し、それぞれ第1前方ブラケット40a及び第1後方ブラケット42aの係合爪部44aを挿入し係合させる(図4及び図5参照)。続いて、パネル18の下部を支持するために、第1前方ブラケット40a及び第1後方ブラケット42aを係合させた端面12a,12bの各係合孔28より下方の係合孔28に対し、それぞれ第2前方ブラケット40b及び第2後方ブラケット42bの係合爪部44aを挿入し係合させる(図4及び図6参照)。
支柱12に係合させた第1前方ブラケット40a及び第1後方ブラケット42aの各取付部48に対して内面側からボルト50のねじ部を挿通させると共に、該ねじ部をスペーサ52の貫通孔52aを介してパネル18上部の各取付孔33に裏面18b側から通し、表面18a側から化粧ナット35で仮締結する。続いて、支柱12に係合させた第2前方ブラケット40b及び第2後方ブラケット42bの各取付部48に対して内面側からボルト50のねじ部を挿通させると共に、該ねじ部をスペーサ52の貫通孔52a及び支持部材54の取付孔56bを介してパネル18下部の各取付孔33に裏面18b側から通し、表面18a側から化粧ナット35で仮締結する。その後、4個の化粧ナット35の全てを所定の締結強度でボルト50に対して本締結する。
これにより、パネル18は支柱12の側面を前後方向に跨ぐ姿勢で、その上部両端が第1前方ブラケット40a及び第1後方ブラケット42aの各先端に設けた各取付部48により支持・固定され、その下部両端が第2前方ブラケット40b及び第2後方ブラケット42bの各先端に設けた各取付部48により支持・固定されるため、パネル18の取付具16を介した支柱12への取り付けが完了する(図1及び図4参照)。このように、取付具16は、パネル18の四隅をそれぞれ各ブラケット40a,40b,42a,42bによって支持することができるため、高い取付強度及び安定性でパネル18を支柱12の側面に設置することができ、特に外形の大きなパネル18等であっても安定して固定することができる。
なお、パネル18の大きさや形状、材質等によっては、その下部両端を支持・固定する第2前方ブラケット40b及び第2後方ブラケット42bを省略し、その上部両端のみを第1前方ブラケット40a及び第1後方ブラケット42aの各先端に設けた各取付部48により支持・固定する取付構造としてもよい。また、この構造であっても、支持部材54の取付孔56bとパネル18の下部両端の取付孔33とを利用してパネル18の下端に支持部材54を設けてもよく、パネル18の下部両端に取付孔33を設けていない構造の場合には、図示しない接着テープや取付孔、ボルト・ナット等を用いて支持部材54をパネル18の下端に固定するとよい。
以上のように、本実施形態に係る物品の取付構造10は、前後の端面12a,12bにそれぞれ係合孔28が形成された支柱12に対する物品(本実施形態ではパネル18)の取付構造であり、支柱12の前後の端面12a,12bにそれぞれ形成された係合孔28のうち、一方の係合孔28に第1前方ブラケット40aの基端側のフック部44を係合させて支柱12の前方側へと突出させ、他方の係合孔28に第1後方ブラケット42aの基端側のフック部44を係合させて支柱12の後方側へと突出させる。そして、第1前方ブラケット40aの先端側に設けられた取付部48と、第1後方ブラケット42aの先端側に設けられた取付部48とに渡ってパネル18を固定することにより、支柱12の側面を前後方向に跨がせた状態でパネル18を支柱12に取り付ける。
このように、取付構造10では、支柱12の前後の端面12a,12bにそれぞれ設けられた係合孔28にそれぞれ第1前方ブラケット40a及び第1後方ブラケット42aを係合させ、これら第1前方ブラケット40a及び第1後方ブラケット42aの各取付部48を用いて、パネル18を支柱12の側面に取り付ける。このため、パネル18を支柱12の側面を前後方向に跨がせた状態で簡単に且つ安定して支柱12に固定することができる。
取付構造10は、支柱12に対して、第1前方ブラケット40a及び第1後方ブラケット42aのフック部44に設けられた係合爪部44aを係合孔28に係合させ、これらに渡るようにパネル18を固定するだけの簡素な構成であり、支柱12に対する取付具16の着脱も容易となっている。また、支柱12の側面を跨ぐようにパネル18を設置できるため、ある程度の大きさを有するパネル18を、実験等の邪魔にならず、また複数人で共有できる什器11の側部位置、つまり支柱12の側面に対して固定することができ、利便性も高い。
取付構造10では、さらに、第1前方ブラケット40aを係合させた係合孔28の下方の係合孔28に第2前方ブラケット40bの基端側のフック部44を係合させて支柱12の前方側へと突出させることにより、上下方向に離間させた位置で支柱12の前方側に第1前方ブラケット40a及び第2前方ブラケット40bを突出させ、第1後方ブラケット42aを係合させた係合孔28の下方の係合孔28に第2後方ブラケット42bの基端側のフック部44を係合させて支柱12の後方側へと突出させることにより、上下方向に離間させた位置で支柱12の後方側に第1後方ブラケット42a及び第2後方ブラケット42bを突出させている。そして、第1前方ブラケット40aの先端側に設けられた取付部48と、第2前方ブラケット40bの先端側に設けられた取付部48とにパネル18の前方側部位を固定し、第1後方ブラケット42aの先端側に設けられた取付部48と、第2後方ブラケット42bの先端側に設けられた取付部48とにパネル18の後方側部位を固定する。これにより、パネル18の四隅をそれぞれ各ブラケット40a,40b,42a,42bによって支持・固定することができるため、一層高い取付強度及び安定性でパネル18を支柱12の側面に設置することができる。
取付構造10では、さらに、背板56と、該背板56から屈曲した底板58とを有する支持部材54を有し、背板56を第2前方ブラケット40bの取付部48と第2後方ブラケット42bの取付部48とに渡って固定することにより、支持部材54を、底板58がパネル18の下端を支持すると共に該パネル18の表面18a下方から突出する位置に設置している。このため、支持部材54でパネル18の下端を支持することで、該パネル18を一層安定して支柱12に固定することができ、さらに、底板58の上面をペン等を載置するための受け皿として利用することができる。
本実施形態の場合、取付具16は、支柱12の前後の端面12a,12bに対して、天板14等を取り付けるために予め形成された当該什器11の標準仕様の係合孔28を利用して取り付けられ、支柱12の側面にパネル18を設置することが可能となっている。このため、什器11では、例えば、オプション品として構成されるパネル18や図示しないホワイトボード等を支柱12の側面に取り付ける場合であっても、これらオプション品のための係合孔や取付部を支柱12の側面に形成しておく必要がなく、支柱12の外観が損なわれることもなく、また低コストでこれらオプション品を追加することができる。換言すれば、取付構造10では、オプション部品として、取付具16やパネル18、ボルト50等を備えた物品取付セット(パネルセット、物品セット)を準備しておき、予め支柱12に設けられている係合孔28を利用するだけで、容易に支柱12にパネル18を設置することができ、什器11の汎用性や利便性が高くなる。
本実施形態に係る取付構造10によって支柱12に固定可能な物品としては、ガラスボードからなるパネル18以外であっても勿論よく、例えば、上記したホワイトボードの他に、図示しない収納ラック等、各種の物品を取り付けることができる。例えば、什器11を図書館の書棚(図示せず)に適用した場合には、該書棚の側部に対し、書籍の管理情報や収納位置を表示する掲示板やポスター、タッチパネルディスプレイ等を設置することができる。また、什器11をコンビニエンスストア等の商品陳列棚に適用した場合には、該商品陳列棚の側部に対し、商品の販売促進用のポスターやディスプレイ等、さらには補助的な陳列棚等を設置することができる。
なお、本発明は、上記した実施形態に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲で自由に変更できることは勿論である。
例えば、上記実施形態では、支柱12の外側面(カバー部材36側)にパネル18を設置する構成を例示したが、パネル18は、支柱12の内側面(支柱本体34側)に設置しても勿論よい。
また、上記実施形態では、什器11として、一対以上の支柱12,12を設けた構成を例示したが、支柱12はその下部に脚部26を放射状に設けることで1本のみで立脚されるものであってもよい。
10 物品の取付構造
11 什器
12 支柱
12a,12b 端面
14 天板
16 取付具
18 パネル
18a 表面
18b 裏面
28 係合孔
30a,44a 係合爪部
33,56b 取付孔
34 支柱本体
35 化粧ナット
36 カバー部材
40a 第1前方ブラケット
40b 第2前方ブラケット
42a 第1後方ブラケット
42b 第2後方ブラケット
44 フック部
46 プレート部
48 取付部
54 支持部材
56 背板
58 底板

Claims (6)

  1. 前後の端面にそれぞれ係合孔が形成された支柱に対する物品の取付構造であって、
    前記支柱の前後の端面にそれぞれ形成された係合孔のうち、一方の係合孔に第1前方ブラケットの基端側を係合させて前記支柱の前方側へと突出させ、他方の係合孔に第1後方ブラケットの基端側を係合させて前記支柱の後方側へと突出させ、
    前記第1前方ブラケットの先端側に設けられた第1前方取付部と、前記第1後方ブラケットの先端側に設けられた第1後方取付部とに渡って前記物品を固定することにより、前記支柱の側面を前後方向に跨がせた状態で前記物品を前記支柱に取り付けることを特徴とする物品の取付構造。
  2. 請求項1記載の物品の取付構造において、
    前記第1前方ブラケットを係合させた係合孔の下方の係合孔に第2前方ブラケットの基端側を係合させて前記支柱の前方側へと突出させることにより、上下方向に離間させた位置で前記支柱の前方側に前記第1前方ブラケット及び前記第2前方ブラケットを突出させ、
    前記第1後方ブラケットを係合させた係合孔の下方の係合孔に第2後方ブラケットの基端側を係合させて前記支柱の後方側へと突出させることにより、上下方向に離間させた位置で前記支柱の後方側に前記第1後方ブラケット及び前記第2後方ブラケットを突出させ、
    前記第1前方ブラケットの先端側に設けられた第1前方取付部と、前記第2前方ブラケットの先端側に設けられた第2前方取付部とに前記物品の前方側部位を固定し、
    前記第1後方ブラケットの先端側に設けられた第1後方取付部と、前記第2後方ブラケットの先端側に設けられた第2後方取付部とに前記物品の後方側部位を固定することを特徴とする物品の取付構造。
  3. 請求項2記載の物品の取付構造において、
    背板と、該背板から屈曲した底板とを有する支持部材を有し、
    前記背板を前記第2前方ブラケットの第2前方取付部と前記第2後方ブラケットの第2後方取付部とに渡って固定することにより、前記支持部材を、前記底板が前記物品の下端を支持すると共に該物品の表面下方から突出する位置に設置したことを特徴とする物品の取付構造。
  4. 前後の端面にそれぞれ係合孔が形成された支柱に対して固定される物品取付具と、該物品取付具によって前記支柱に取り付けられる物品とを備える物品取付セットであって、
    前記物品取付具は、前記支柱の前後の端面にそれぞれ形成された係合孔のうち、一方の係合孔に基端側が係合されることで前記支柱の前方側へと突出する第1前方ブラケットと、他方の係合孔に基端側が係合されることで前記支柱の後方側へと突出する第1後方ブラケットとを備え、
    前記物品は、その前方側部位に前記第1前方ブラケットの先端側に設けられた第1前方取付部に取付可能な第1前方被取付部が設けられ、その後方側部位に前記第1後方ブラケットの先端側に設けられた第1後方取付部に取付可能な第1後方被取付部が設けられることを特徴とする物品取付セット。
  5. 請求項4記載の物品取付セットにおいて、
    前記物品取付具は、さらに、前記第1前方ブラケットを係合させる係合孔の下方の係合孔に基端側が係合されることにより、前記第1前方ブラケットの下方で前記支柱の前方側へと突出する第2前方ブラケットと、前記第1後方ブラケットを係合させる係合孔の下方の係合孔に基端側が係合されることより、前記第1後方ブラケットの下方で前記支柱の後方側へと突出する第2後方ブラケットとを備え、
    前記物品は、さらに、その前方側部位における前記第1前方被取付部の下方に、前記第2前方ブラケットの先端側に設けられた第2前方取付部に取付可能な第2前方被取付部が設けられ、その後方側部位における前記第1後方被取付部の下方に、前記第2後方ブラケットの先端側に設けられた第2後方取付部に取付可能な第2後方被取付部が設けられていることを特徴とする物品取付セット。
  6. 請求項5記載の物品取付セットにおいて、
    さらに、背板と、該背板から屈曲した底板とを有する支持部材を備え、
    前記背板には、前記第2前方取付部に取付可能な前方被取付部と、前記第2後方取付部に取付可能な後方被取付部とが設けられ、
    前記底板は、前記前方被取付部及び前記後方被取付部がそれぞれ前記第2前方取付部及び前記第2後方取付部に取り付けられた状態で、前記物品の下端を支持すると共に該物品の表面下方から突出することを特徴とする物品取付セット。
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