JP3229828U - コンパクト設計の卓上仕切り - Google Patents
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Abstract
【課題】軽量・安価に製造・組立でき、テーブルに簡単に取り付けて空間を難なく仕切るコンパクト設計の卓上仕切りを提供する。【解決手段】コンパクト設計の卓上仕切りは、伸縮自在なテレスコピック機構により組立てられる左右一対の支柱1と、下端部で支持しつつテーブル4に固定される支持体2と、支柱1の上端部14で水平方向に接続される吊下げ棒3で成る。支柱1は、下端部が雄ネジの支柱雄ネジ、上端部に横向き雌ネジの支柱雌ネジが形成されている。支持体2は、テーブル4の天板40を挟み込んで固定自在なクランプで構成され、上部中央が雌ネジの支持体雌ネジに形成されて支柱雄ネジが螺合する。吊下げ棒3は、基端部が雄ネジの吊下げ棒雄ネジに形成されて支柱雌ネジに螺合する。支持体2で支持された左右の支柱1の上端部14で吊下げ棒3が水平状に配置される組立て時に、ビニール等の軽量な仕切り部材が上部クリップ31を介して吊下げ棒3に吊下げ自在である。【選択図】図1
Description
本考案は、コンパクト設計の卓上仕切りに関し、さらに言えば、ウィルス感染の拡大を防止するために、各種店舗や展示場、オフィス等のテーブルや机上の仕切りとしてコンパクトかつ簡便に設置し、不使用時には小さく分解して収納・運搬が可能な卓上仕切りの技術分野に属するものである。
特に近年、感染力が強い新型コロナウィルスが流行し、その感染拡大を防止するために各種仕切り(パーテーション)が開発されている。
例えば、特許文献1には、台設置用の自立する仕切りであって、透明な仕切り板2と、仕切り板に取り付けられた脚部3からなり、台と仕切り板の間が離れている仕切りが開示されている。この仕切り板の材料も、透明な樹脂で、例えばアクリル樹脂(メタクリル樹脂)、ポリカーボネートが使われる。
例えば、特許文献1には、台設置用の自立する仕切りであって、透明な仕切り板2と、仕切り板に取り付けられた脚部3からなり、台と仕切り板の間が離れている仕切りが開示されている。この仕切り板の材料も、透明な樹脂で、例えばアクリル樹脂(メタクリル樹脂)、ポリカーボネートが使われる。
それ以前にも感染症を防ぐために、例えば特許文献2のような対面用防護パネルが開示されている。これは、対面用防護パネル本体1は、ウィルス等を防護する役割を有する透視可能なシールド具2と、このシールド具2の土台の役割を有する保持部材3とで構成する。シールド具2は、対面販売や対面接客するための対面位置に載置可能に設ける。このシールド具2は、ポリカーボネートやポリエチレンテレフタレート、アクリルなどの樹脂等の透明、或は、半透明素材が使用される。シールド具2は、対面位置を遮蔽する正面板4と左面板5と、右面板6と、上面板7とを有しており、正面側、左右両側、上面側の四方を囲う構成になっている。
また、保持部材3として、シールド具2の正面板4と左右面板5、6とを保持可能に、略コ字形状に形成され、正面板4と左右面板5、6とを保持する部分には、各板の下端側の一部を嵌め込むことが可能な溝部14が形成されている。また、保持部材3におけるシールド具2の開口部8が対応する位置には切欠部15が形成されている。この切欠部15により、保持部材3にシールド具2を嵌め込んだ際には、開口部8の開口部分が確保され、また、蓋部材9を可動して開口できるようになっている。
また、保持部材3として、シールド具2の正面板4と左右面板5、6とを保持可能に、略コ字形状に形成され、正面板4と左右面板5、6とを保持する部分には、各板の下端側の一部を嵌め込むことが可能な溝部14が形成されている。また、保持部材3におけるシールド具2の開口部8が対応する位置には切欠部15が形成されている。この切欠部15により、保持部材3にシールド具2を嵌め込んだ際には、開口部8の開口部分が確保され、また、蓋部材9を可動して開口できるようになっている。
前記特許文献2の防護パネルの場合、シールド具が大きい上、高価なポリカーボネートやポリエチレンテレフタレート、アクリルなどの樹脂等の透明又は半透明素材が使用されるので、製造コストがかかる。しかも、前記シールド具を保持するために、略コ字形状のがっちりした保持部材3も必要で、大掛かりな構造であって、これらの構成部品を製作するのが面倒で煩わしいといった問題がある。
また、特許文献1に係る台設置用仕切りも、透明なアクリル樹脂(メタクリル樹脂)、ポリカーボネート製の透明な仕切り板2が必要で製造コストの高騰が余儀なくされる。この仕切り板2の両サイドに固定される脚部3も大きく堅固で、分解して持ち運べる構造ではない。
また、特許文献1に係る台設置用仕切りも、透明なアクリル樹脂(メタクリル樹脂)、ポリカーボネート製の透明な仕切り板2が必要で製造コストの高騰が余儀なくされる。この仕切り板2の両サイドに固定される脚部3も大きく堅固で、分解して持ち運べる構造ではない。
したがって、本考案の目的は、軽量かつ安価に製造でき、組み立ても簡単で、仕切る必要のあるテーブルや机に簡単に取り付けられ、対面又は側面同士で空間を難なく仕切ることができる上、不要時には小さく分解して最小サイズで収納・運搬が可能な使い勝手に優れたコンパクト設計の卓上仕切りを提供することにある。
上記課題を解決するための手段として、請求項1記載の考案のコンパクト設計の卓上仕切りは、組立て完成時には仕切り部材5によってテーブル4や机の上の空間6が仕切られ、収納時には最小化される卓上仕切りであって、
外管と内管が重合して伸縮するテレスコピック機構によって所望の高さに組立てられる左右一対の支柱1、1と、その支柱1を各々下端部13で支持しつつテーブル4や机に固定される支持体2と、前記支柱1の上端部14で水平方向に接続される吊下げ棒3で成り、
前記支柱1は、下端部が雄ネジの支柱雄ネジ10に形成されていると共に、上端部には横向き雌ネジの支柱雌ネジ12が形成され、
前記支持体2は、テーブル4や机の天板40を挟み込んで固定自在なクランプ2Aで構成され、かつ当該クランプ2Aの上部中央が雌ネジの支持体雌ネジ20に形成されて前記支柱雄ネジ10が螺合自在であり、
前記吊下げ棒3は、基端部が雄ネジの吊下げ棒雄ネジ30に形成されて前記支柱雌ネジ12に各々螺合自在であり、
前記支持体2で支持された左右の支柱1、1の上端部14、14で吊下げ棒3が水平状に配置される門型の組立て完成時には、ビニール等の軽量な仕切り部材5が前記吊下げ棒3に吊下げ自在に構成されていることを特徴とする。
外管と内管が重合して伸縮するテレスコピック機構によって所望の高さに組立てられる左右一対の支柱1、1と、その支柱1を各々下端部13で支持しつつテーブル4や机に固定される支持体2と、前記支柱1の上端部14で水平方向に接続される吊下げ棒3で成り、
前記支柱1は、下端部が雄ネジの支柱雄ネジ10に形成されていると共に、上端部には横向き雌ネジの支柱雌ネジ12が形成され、
前記支持体2は、テーブル4や机の天板40を挟み込んで固定自在なクランプ2Aで構成され、かつ当該クランプ2Aの上部中央が雌ネジの支持体雌ネジ20に形成されて前記支柱雄ネジ10が螺合自在であり、
前記吊下げ棒3は、基端部が雄ネジの吊下げ棒雄ネジ30に形成されて前記支柱雌ネジ12に各々螺合自在であり、
前記支持体2で支持された左右の支柱1、1の上端部14、14で吊下げ棒3が水平状に配置される門型の組立て完成時には、ビニール等の軽量な仕切り部材5が前記吊下げ棒3に吊下げ自在に構成されていることを特徴とする。
請求項2記載の考案は、請求項1に記載したコンパクト設計の卓上仕切りについて、前記支持体2が、クランプ2Aに代わって、直線状の平板2Bで構成され、その中央部が若干上方に突き出す平坦な突出平坦面21に形成され、その突出平坦面21の中央に雌ネジの支持体雌ネジ20が形成されて前記支柱1の支柱雄ネジ10が螺合自在であることを特徴とする。
請求項3記載の考案は、請求項1に記載したコンパクト設計の卓上仕切りについて、前記吊下げ棒3は、左右の端部棒体32、32と、その中間の中間棒体33の複数本に分割され、各々接続自在な棒体の組合せで成ることを特徴とする。
請求項4記載の考案は、請求項1又は3に記載したコンパクト設計の卓上仕切りについて、前記吊下げ棒3には、仕切り部材5を吊下げ自在な上部クリップ31が備わっていることを特徴とする。
請求項5記載の考案は、請求項1又は4に記載したコンパクト設計の卓上仕切りについて、前記仕切り部材5が、ビニールに代わって、布又は紙であることを特徴とする。
請求項6記載の考案は、請求項1又は2に記載したコンパクト設計の卓上仕切りについて、前記支柱1は、テレスコピック機構に代わって、各々接続自在な複数本の分割棒体15の組合せで成ることを特徴とする。
請求項7記載の考案は、請求項1又は3又は4又は5に記載したコンパクト設計の卓上仕切りについて、前記吊下げ棒3には、仕切り部材5に代わって、POP類の掲示物が吊下げられることを特徴とする。
本考案の請求項1に係るコンパクト設計の卓上仕切りは、伸縮自在なテレスコピック機構によって所望の高さに組立てられる左右一対の支柱と、その支柱を各々下端部で支持しつつテーブルや机に固定される支持体と、支柱の上端部で水平方向に接続される吊下げ棒で成るので、支持体で支持された左右の支柱の上端部で吊下げ棒が水平状に配置される門型の組立て完成時には、ビニール等の軽量な仕切り部材(請求項5参照)が吊下げ棒に簡単に吊下げて仕切ることができて、誰でも取り扱い易く便利である。各構成部品も軽量かつ安価で製造コストの低減にも寄与する。不要時には小さく分解して最小サイズに収納して持ち運べる使い勝手にもれている。
また、請求項2のように、支持体をクランプに代わって、直線状の平板でも実施できる自在性に優れている。
しかも、請求項3のように、吊下げ棒は、左右の端部棒体と、その中間の中間棒体の複数本に分割され、各々接続自在な棒体の組合せで実施できるので、分解して嵩張らないで持ち運べられ、現地での組み立ても簡単に行える。
そして、請求項4のように、吊下げ棒には、仕切り部材を吊下げ自在な上部クリップが備わっているから、この上部クリップを利用して、仕切りに有効なビニール等を簡単に取り付けられる。また、そのようなビニールに代えて、布又は紙で仕切り材を実施できる自在性にも優れている。
さらに、前記支柱は、テレスコピック機構に代えて、請求項6のように各々接続自在な複数本の分割棒体の組合せも可能であり、設置場所に適した支柱で実施できる自在性にも優れている。
加えて、請求項7のように、吊下げ棒に吊下げられるのは、仕切り部材のほかに、POP類の掲示物が吊下げられて便利である。
しかも、請求項3のように、吊下げ棒は、左右の端部棒体と、その中間の中間棒体の複数本に分割され、各々接続自在な棒体の組合せで実施できるので、分解して嵩張らないで持ち運べられ、現地での組み立ても簡単に行える。
そして、請求項4のように、吊下げ棒には、仕切り部材を吊下げ自在な上部クリップが備わっているから、この上部クリップを利用して、仕切りに有効なビニール等を簡単に取り付けられる。また、そのようなビニールに代えて、布又は紙で仕切り材を実施できる自在性にも優れている。
さらに、前記支柱は、テレスコピック機構に代えて、請求項6のように各々接続自在な複数本の分割棒体の組合せも可能であり、設置場所に適した支柱で実施できる自在性にも優れている。
加えて、請求項7のように、吊下げ棒に吊下げられるのは、仕切り部材のほかに、POP類の掲示物が吊下げられて便利である。
本考案に係るコンパクト設計の卓上仕切りの好適な実施形態を、図面にしたがって説明する。
このコンパクト設計の卓上仕切りは、図1に示したような支持体2で支持された左右の支柱1、1の上端部14、14で吊下げ棒3が水平状に配置される門型の組立て完成時には、ビニールや布又は紙等の軽量な仕切り部材5を前記吊下げ棒3に吊下げ、その仕切り部材5によってテーブル4の上の空間6、6が仕切られ、収納・運搬時には最小化されるものである。
なお、本実施形態ではテーブル4での適用例を示すが、机や座卓等でも同様に好適に実施される。また、前記ビニール等の仕切り部材5に代わって、POP類の掲示物を吊下げることもできる(図示は省略)。
このコンパクト設計の卓上仕切りは、図1に示したような支持体2で支持された左右の支柱1、1の上端部14、14で吊下げ棒3が水平状に配置される門型の組立て完成時には、ビニールや布又は紙等の軽量な仕切り部材5を前記吊下げ棒3に吊下げ、その仕切り部材5によってテーブル4の上の空間6、6が仕切られ、収納・運搬時には最小化されるものである。
なお、本実施形態ではテーブル4での適用例を示すが、机や座卓等でも同様に好適に実施される。また、前記ビニール等の仕切り部材5に代わって、POP類の掲示物を吊下げることもできる(図示は省略)。
この卓上仕切りは、図2に構成部品を各々示したように、外管と内管が重合して伸縮するテレスコピック機構によって所望の高さに組立てられる左右一対の支柱1、1(図2Aでは片方のみ表示)と、その支柱1を各々下端部13で支持しつつテーブル4に固定されるクランプの支持体2(図2Dでは片方のみ表示)と、前記支柱1の上端部14で水平方向に接続される吊下げ棒3(図2C)で基本的に構成されている。なお、後述するように、前記テレスコピック機構の支柱1(図2A)の代わりに、図2Bに示した分割棒体15でも実施される。また、支持体2は、前記クランプ2A(図2D)で実施する代わりに、図2Eに示した平板2Bでも実施される。
支柱1について、以下に説明する(図2A、図4等)。
この支柱1は、図2Aに図示したように、本体が外管と内管が重合して約26cm程度の最小時から最大120cm程度に伸縮自在な、鉄製又はステンレス製丸棒(最大φが1.3cm程度、最小φが0.6cm程度)で成る(図3〜図8参照)。前記支柱1の下端部13が、下方に突出した雄ネジの支柱雄ネジ10に形成されている。上端部14には、横向き雌ネジの支柱雌ネジ12が形成されている。
或いは、この伸縮自在な支柱1を、図1B、図9、図10に示したような2本の分割棒体15、15で実施する形態も採用される。その場合、1本の分割棒体15の長さは約40cm程度であり、それを2本簡便に接続して使用される。よって、最大長さが80cm程度となる。下方に配置の分割棒体15の下端部に前記同様の雄ネジの支柱雄ネジ10が形成され、その上端部17は雌ネジ16に形成されている。上方に配置の分割棒体15の下端部に、前記下方配置の分割棒体15の雌ネジ16に螺合自在な雄ネジの支柱雄ネジ18が形成され、その上端部14には、横向き雌ネジの支柱雌ネジ12が形成されている。なお、本実施形態のように、2本の分割棒体15の限りでなく、3本以上の複数本でも勿論実施可能である。
この支柱1は、図2Aに図示したように、本体が外管と内管が重合して約26cm程度の最小時から最大120cm程度に伸縮自在な、鉄製又はステンレス製丸棒(最大φが1.3cm程度、最小φが0.6cm程度)で成る(図3〜図8参照)。前記支柱1の下端部13が、下方に突出した雄ネジの支柱雄ネジ10に形成されている。上端部14には、横向き雌ネジの支柱雌ネジ12が形成されている。
或いは、この伸縮自在な支柱1を、図1B、図9、図10に示したような2本の分割棒体15、15で実施する形態も採用される。その場合、1本の分割棒体15の長さは約40cm程度であり、それを2本簡便に接続して使用される。よって、最大長さが80cm程度となる。下方に配置の分割棒体15の下端部に前記同様の雄ネジの支柱雄ネジ10が形成され、その上端部17は雌ネジ16に形成されている。上方に配置の分割棒体15の下端部に、前記下方配置の分割棒体15の雌ネジ16に螺合自在な雄ネジの支柱雄ネジ18が形成され、その上端部14には、横向き雌ネジの支柱雌ネジ12が形成されている。なお、本実施形態のように、2本の分割棒体15の限りでなく、3本以上の複数本でも勿論実施可能である。
前記雌ネジの支柱雌ネジ12について、支柱1の上端部14に円柱状の上端接続体11(直径が1.1cm程度)を取り付け、その上端接続体11に、平面方向視が45°の等間隔で支柱雌ネジ12を4ケ所形成する実施形態が好ましい。最大4本の吊下げ棒3が、その吊下げ棒雄ネジ31を前記支柱雌ネジ12に螺合して各々他の支柱1で支持可能であり、前記各吊下げ棒3に吊下げられる仕切り部材5により最大4つの空間6を仕切ることができる(図示は省略)。
次に、支持体2について説明する(図2D、E等)。
この支持体2は、テーブル4の天板40を挟み込んで固定自在なクランプ2Aで成り、当該クランプ2Aの上部中央が雌ネジの支持体雌ネジ20に形成されて前記支柱雄ネジ10が螺合自在に構成されている。
前記クランプ2Aは、図2Dに示したように、テーブル4の天板40の側方端部を上下から挟み込めるように、天板40の端部上面に沿う水平な上片20(約2cm角)と、天板4の端部下面に沿う水平な下片23(約2cm角)とが、両者を連結する垂直な連結片81c(約10cm程度)で一体的なコ字状に構成されている。前記上片20の中央が雌ネジの支持体雌ネジ20に形成されていて、前記支柱雄ネジ10が螺合自在になっている。一方、前記下片の中央に穿設された通孔22に、蝶ナット27を有する調整ネジ26が下方から挿通され、その調整ネジ26の上端部には挟み込む挟み込み片28が設けられている。この挟み込み片28と前記上片25との間で、天板40の厚さ(例えば、約1.6〜3.4cm程度)に応じて、各種の天板40を挟み込むことができる(図3)。
この支持体2は、テーブル4の天板40を挟み込んで固定自在なクランプ2Aで成り、当該クランプ2Aの上部中央が雌ネジの支持体雌ネジ20に形成されて前記支柱雄ネジ10が螺合自在に構成されている。
前記クランプ2Aは、図2Dに示したように、テーブル4の天板40の側方端部を上下から挟み込めるように、天板40の端部上面に沿う水平な上片20(約2cm角)と、天板4の端部下面に沿う水平な下片23(約2cm角)とが、両者を連結する垂直な連結片81c(約10cm程度)で一体的なコ字状に構成されている。前記上片20の中央が雌ネジの支持体雌ネジ20に形成されていて、前記支柱雄ネジ10が螺合自在になっている。一方、前記下片の中央に穿設された通孔22に、蝶ナット27を有する調整ネジ26が下方から挿通され、その調整ネジ26の上端部には挟み込む挟み込み片28が設けられている。この挟み込み片28と前記上片25との間で、天板40の厚さ(例えば、約1.6〜3.4cm程度)に応じて、各種の天板40を挟み込むことができる(図3)。
但し、前記支持体2は、前記クランプ2Aに代わって、図2Eに示したような直線状の平板2Bでも好適に実施される。鉄製で厚さが0.3cm程度、全長が20cm程度、幅寸が2.5cm程度の薄くて細長い平板2の中央部が、若干上方に突き出す平坦な突出平坦面21に形成されている。その突出平坦面21の中央に雌ネジの支持体雌ネジ20が形成され、その支持体雌ネジ20に前記支柱1の支柱雄ネジ10が螺合自在となっている。この平板2Bの支持体2によれば、組立て完成後は、テーブル4の上にこの卓上仕切りを載置するだけで簡単に空間6、6を仕切ることができる(図7、図8、図10)。
なお、上述した支持体2として採用されるクランプ2Aと平板2Bを、一対の支柱1、1に別々に取付けて支持する形態でも実施可能である。
なお、上述した支持体2として採用されるクランプ2Aと平板2Bを、一対の支柱1、1に別々に取付けて支持する形態でも実施可能である。
吊下げ棒3について説明する(図2C)。
この吊下げ棒3は、鉄製又はステンレス製の丸棒により、左右の端部棒体32、32と、その中間に配置の中央棒体33の3本1組に分割して構成されている。
中央棒体33は、直径が0.5cm程度で長さが32cm程度、左右の端部棒体32、32は各々直径が0.3cm程度で長さが30cm程度のコンパクトサイズに形成されている。また、中央棒体33は、左右に中空状の誘導管35、35が取り付けられ、中央に下向きの上部クリップ31が設置されている。
一方、左右の端部棒体32、32の各基端部が雄ネジの吊下げ棒雄ネジ30に形成され、その吊下げ棒雄ネジ30が前記支柱雌ネジ12に螺合自在に構成されている。前記吊下げ棒雄ネジ30の内側近傍に、下向きの上部クリップ31が各々設置されている。この端部棒体32、32の雄ネジの吊下げ棒雄ネジ30がない反対側の内側基端部は、前記中央棒体33の誘導管35に容易に挿通して接続される。よって、中央棒体33に接続された左右の端部棒体32、32の全長は約90cm程度、又は短く製造した場合で約60cm程度からの範囲内で長さ調節が可能である。上述した吊下げ棒3の3つの上部クリップ31に、ビニール等の仕切り部材5を吊下げることができる。
この吊下げ棒3は、鉄製又はステンレス製の丸棒により、左右の端部棒体32、32と、その中間に配置の中央棒体33の3本1組に分割して構成されている。
中央棒体33は、直径が0.5cm程度で長さが32cm程度、左右の端部棒体32、32は各々直径が0.3cm程度で長さが30cm程度のコンパクトサイズに形成されている。また、中央棒体33は、左右に中空状の誘導管35、35が取り付けられ、中央に下向きの上部クリップ31が設置されている。
一方、左右の端部棒体32、32の各基端部が雄ネジの吊下げ棒雄ネジ30に形成され、その吊下げ棒雄ネジ30が前記支柱雌ネジ12に螺合自在に構成されている。前記吊下げ棒雄ネジ30の内側近傍に、下向きの上部クリップ31が各々設置されている。この端部棒体32、32の雄ネジの吊下げ棒雄ネジ30がない反対側の内側基端部は、前記中央棒体33の誘導管35に容易に挿通して接続される。よって、中央棒体33に接続された左右の端部棒体32、32の全長は約90cm程度、又は短く製造した場合で約60cm程度からの範囲内で長さ調節が可能である。上述した吊下げ棒3の3つの上部クリップ31に、ビニール等の仕切り部材5を吊下げることができる。
したがって、前記の構成部材1、2、3を組立てて門型の卓上仕切りを完成した際には、ビニール等の軽量な仕切り部材5を吊下げ棒3に誰でも簡単に吊下げてテーブル4上の空間6、6を仕切ることができる。収納するに際しては、組立て手順の逆を行えばよく、仕切り部材5を取り外した後、支柱1、支持体2、吊下げ棒3の3部材を簡単に分解して小さくでき、それらの運搬も難なく行なうことができる。
以上、実施形態を図面に基づいて説明したが、本考案は、図示例の限りではなく、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更、応用のバリエーションの範囲を含むことを念のために言及する。
1 支柱
10 支柱雄ネジ
11 上端接続体
12 支柱雌ネジ
13 下端部
14 上端部
15 分割棒体
2 支持体
2A クランプ
2B 平板
20 支持体雌ネジ
21 平面突出部
3 吊下げ棒
30 吊下げ棒雄ネジ
31 上部クリップ
32 端部棒体
33 中央棒体
4 テーブル
40 天板
5 仕切り部材
6 空間
10 支柱雄ネジ
11 上端接続体
12 支柱雌ネジ
13 下端部
14 上端部
15 分割棒体
2 支持体
2A クランプ
2B 平板
20 支持体雌ネジ
21 平面突出部
3 吊下げ棒
30 吊下げ棒雄ネジ
31 上部クリップ
32 端部棒体
33 中央棒体
4 テーブル
40 天板
5 仕切り部材
6 空間
Claims (7)
- 組立て完成時には仕切り部材によってテーブルや机の上の空間が仕切られ、収納時には最小化される卓上仕切りであって、
外管と内管が重合して伸縮するテレスコピック機構によって所望の高さに組立てられる左右一対の支柱と、その支柱を各々下端部で支持しつつテーブルや机に固定される支持体と、前記支柱の上端部で水平方向に接続される吊下げ棒で成り、
前記支柱は、下端部が雄ネジの支柱雄ネジに形成されていると共に、上端部には横向き雌ネジの支柱雌ネジが形成され、
前記支持体は、テーブルや机の天板を挟み込んで固定自在なクランプで構成され、かつ当該クランプの上部中央が雌ネジの支持体雌ネジに形成されて前記支柱雄ネジが螺合自在であり、
前記吊下げ棒は、基端部が雄ネジの吊下げ棒雄ネジに形成されて前記支柱雌ネジに各々螺合自在であり、
前記支持体で支持された左右の支柱の上端部で吊下げ棒が水平状に配置される門型の組立て完成時には、ビニール等の軽量な仕切り部材が前記吊下げ棒に吊下げ自在に構成されていることを特徴とする、コンパクト設計の卓上仕切り。 - 前記支持体が、クランプに代わって、直線状の平板で構成され、その中央部が若干上方に突き出す平坦な突出平坦面に形成され、その突出平坦面の中央に雌ネジの支持体雌ネジが形成されて前記支柱の支柱雄ネジが螺合自在であることを特徴とする、請求項1に記載したコンパクト設計の卓上仕切り。
- 前記吊下げ棒は、左右の端部棒体と、その中間の中間棒体の複数本に分割され、各々接続自在な棒体の組合せで成ることを特徴とする、請求項1に記載したコンパクト設計の卓上仕切り。
- 前記吊下げ棒には、仕切り部材を吊下げ自在な上部クリップが備わっていることを特徴とする、請求項1又は3に記載したコンパクト設計の卓上仕切り。
- 前記仕切り部材が、ビニールに代わって、布又は紙であることを特徴とする、請求項1又は4に記載したコンパクト設計の卓上仕切り。
- 前記支柱は、テレスコピック機構に代わって、各々接続自在な複数本の分割棒体の組合せで成ることを特徴とする、請求項1又は2に記載したコンパクト設計の卓上仕切り。
- 前記吊下げ棒には、仕切り部材に代わって、POP類の掲示物が吊下げられることを特徴とする、請求項1又は3又は4又は5に記載したコンパクト設計の卓上仕切り。
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JP3229828U true JP3229828U (ja) | 2020-12-17 |
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ID=73740884
Family Applications (1)
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JP2020004255U Active JP3229828U (ja) | 2020-10-01 | 2020-10-01 | コンパクト設計の卓上仕切り |
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JP (1) | JP3229828U (ja) |
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2020
- 2020-10-01 JP JP2020004255U patent/JP3229828U/ja active Active
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