JP2000167418A - 実験台 - Google Patents

実験台

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JP2000167418A
JP2000167418A JP10360019A JP36001998A JP2000167418A JP 2000167418 A JP2000167418 A JP 2000167418A JP 10360019 A JP10360019 A JP 10360019A JP 36001998 A JP36001998 A JP 36001998A JP 2000167418 A JP2000167418 A JP 2000167418A
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JP10360019A
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Yuji Shoji
有史 正司
Keisuke Yoshimatsu
圭介 吉松
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Itoki Crebio Corp
Itoki Co Ltd
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Itoki Crebio Corp
Itoki Co Ltd
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    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B37/00Tables adapted for other particular purposes
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、天板上に設置される収納用の支持
構造物を中空のユニット構造体の組合せにより構成する
ことにより、電線や各種配管等のサービスラインを予め
ユニット構造体の中空部内に装着できるようにして、天
板上への支持構造物の組立てと同時にサービスラインの
主要工事も完了できるようにした実験台を提供すること
を課題とする。また、本発明は、天板上における上記中
空のユニット構造体を利用して、換気ユニット空間部を
形成することにより、天板上の薬品類から発散する臭気
などの除去を能率よく行なえるようにした実験台を提供
することを課題としている。 【解決手段】 実験台1の天板1a上に中空の柱体ユニ
ット2が立設されて、中空のビームユニット3と共にH
型の軽量で強固な支持構造物が形成され、各ユニット
2,3の中空部内には、給電ケーブルや各種の液体およ
び気体の配管類としてのサービスライン6が内蔵されて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、化学実験などに用
いられる実験台に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、日本では、実験台の天板上に、個
々の研究設備(試薬棚など)を使用者(研究者)の要求
に応じて特別に設計し立設していた。これは、実験台の
標準設備を予め設定しておくことがなく、かぎられた予
算の範囲内で、最低限のエネルギー供給が可能であれば
よいという考え方が一般的で、その範囲内で個々の使用
者の要求にそう実験台用のエネルギー設備仕様が決定さ
れていたからである。しかしながら、様々な要求に応じ
て個々別々の仕様を設計していたのでは、時間もかかる
し、結果的にコストの高いものとなっていた。そして、
新たに設備機能の変更・追加を行なうためには大きな工
事が必要となり、かなりの困難を伴っていた。
【0003】また、ヨーロッパにおいては、日本とは異
なり各研究機関での実験台の標準設備が決められてお
り、所要のエネルギー供給手段を標準装備した実験台が
提供されている。したがって、設備の標準化により工事
が簡単になり、個々の研究者の要求も満たされるもの
の、コストが非常に高くなるという問題点があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、天板
上における複数の柱体ユニットを相互に連結するビーム
ユニットに内部空間を形成して、このビームユニットの
内部空間をサービスライン(電力、ガスなどのエネルギ
ー供給ラインや水などの流体あるいは酸素ガス、窒素ガ
スなどの気体を供給したり排出したりするための配管
類)の配設に効率よく利用できるようにすることによ
り、使用者の要求に応じて設備の追加変更を簡便に行な
えるようにした実験台を提供することを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述の課題を解決するた
め、本発明の実験台は、天板を備えた実験台において、
上記天板に適宜間隔で複数の柱体ユニットが立設される
とともに、同柱体ユニットを相互に連結するビームユニ
ットが水平に架設され、同ビームユニットは、両端部間
に連通する内部空間を形成されていて、上記柱体ユニッ
トに沿うサービスラインが、上記ビームユニットの内部
空間を経由して需要部へ導かれていることを特徴として
いる。
【0006】そして、上記柱体ユニットに沿うサービス
ラインが、同柱体ユニット自体の内部空間に導かれてい
ることを特徴としている。
【0007】また本発明の実験台は、上記柱体ユニット
に沿うサービスラインが、同柱体ユニットの側面に沿う
ケーシングにより形成されたサービスライン導入用空間
部の内部に導かれていることを特徴としている。
【0008】さらに本発明の実験台は、上記柱体ユニッ
トに沿うサービスラインが、上記複数の柱体ユニットの
うちの隣り合うものどうしの相互間に形成されたサービ
スライン導入用空間部の内部に導かれていることを特徴
としている。
【0009】また本発明の実験台は、上記サービスライ
ン導入用空間部の正面壁に、同空間部内に導かれたサー
ビスラインの元栓や電源スイッチを操作するための扉付
き開口部が設けられたことを特徴としている。
【0010】さらに本発明の実験台は、上記ビームユニ
ットが上方に開いた樋状に形成されて、同ビームユニッ
トの内部空間の上面を塞ぐ着脱可能の蓋部材が設けられ
たことを特徴としている。
【0011】また本発明の実験台は、上記ビームユニッ
トが、上方に開いた樋状に形成されるとともに、同ビー
ムユニットの直上において上記複数の柱体ユニットの相
互間に着脱可能に装架された棚部材が、上記樋状のビー
ムユニットの内部空間の上面を覆うように配設されてい
ることを特徴としている。
【0012】さらに本発明の実験台は、上記複数の柱体
ユニットがそれぞれ方形枠状に形成されたことを特徴と
している。
【0013】また本発明の実験台は、上記複数の柱体ユ
ニットの少なくとも1つが中空状に形成され、同柱体ユ
ニットの中空内部に電源線が収装されて、同柱体ユニッ
トの表面に上記電源線に接続されたコンセントが設けら
れていることを特徴としている。
【0014】さらに本発明の実験台は、上記ビームユニ
ットの内部空間に、同ビームユニットの壁部の窓を通じ
て上記天板上を照射する照明器具が設けられたことを特
徴としている。
【0015】また本発明の実験台は、天板をそなえた一
対の実験台を背中合わせにそなえ、両実験台の各天板の
相互間に跨がるようにして同天板の両側部にそれぞれ方
形枠状の中空の柱体ユニットが立設されるとともに、同
柱体ユニットの中間部を相互に連結する中空のビームユ
ニットが水平に架設され、上記中空の柱体ユニットの内
部へ導かれたサービスラインが、上記中空のビームユニ
ットの内部を経由して需要部へ導かれていることを特徴
としている。
【0016】さらに本発明の実験台は、上記天板の両側
部における上記柱体ユニットの相互間に、上記一対の実
験台のいずれの天板側からの使用も可能な収納棚が着脱
可能に架設されたことを特徴としている。
【0017】また、本発明の実験台は、上記一対の実験
台の各天板が背中合せに隣接する天板後縁部の下方に下
部空間が形成されて、同下部空間にもサービスラインが
導かれており、同下部空間に配設された送水パイプが、
上記天板の側部で立上がって上記柱体ユニットに取り付
けられたバルブ付き蛇口に接続されるとともに、同蛇口
の下方に配設されたシンクに接続される排水管が、上記
下部空間を経由して外部へ導き出されていることを特徴
としている。
【0018】さらに本発明の実験台は、上記方形枠状の
柱体ユニットの側方に換気ユニット空間が形成され、同
空間内に換気ファンが設置されるとともに、同換気ファ
ンを経由する換気用配管が装備されて、同配管に接続さ
れた吸気管が換気需要部へ導かれていることを特徴とし
ている。
【0019】そして、上記換気需要部の1つが上記ビー
ムユニットに搭載された戸棚の内部であり、同戸棚の側
壁の開口を介して、上記吸気管が上記戸棚の内部に連通
していることを特徴としている。
【0020】上述の本発明の実験台では、天板上におい
て、複数の柱体ユニットと同柱体ユニットの中間部を相
互に連結する中空のビームユニットとでH型に形成され
た軽量で剛固な支持構造物が立設されるようになり、上
記ビームユニット上に十分な支持強度をもつ収納スペー
スが確保されるほか、上記柱体ユニットに沿い導かれて
上記ビームユニットの内部空間を経由する電線や各種配
管などのサービスラインが設けられるので、上記ビーム
ユニットの任意の位置から上記サービスラインを取り出
したり分岐させたりして仕様の多様化を図ることが可能
になり、また予め上記ビームユニットの内部空間にサー
ビスラインを組込んでおくことにより、同ユニットの組
立てと同時にサービスラインの工事も完了させることが
可能になって、作業効率の大幅な向上をもたらすことも
できる。
【0021】そして、上記柱体ユニットに沿うサービス
ラインが、同柱体ユニット自体の内部空間に導かれるよ
うになっていると、サービスラインの外部への取り出し
や分岐工事が容易になって、仕様の多様化が一層簡便に
行なわれるようになる。
【0022】また上記柱体ユニットに沿うサービスライ
ンが、同柱体ユニットの側面に沿うケーシングにより形
成されたサービスライン導入用空間部の内部に導かれる
ようになっていると、配管工事などが容易になり、配管
の大径化が可能になるほか、上記ケーシングに扉を付け
て、内部の点検やバルブ類の操作を行なえるようにする
ことも可能になる。
【0023】さらに、複数の柱体ユニットのうちの隣り
合うものどうしの相互間にサービスライン導入用空間部
を形成すると、同空間部を著しく広く設定することが可
能になり、サービスラインにおける大径の元管や元栓あ
るいは電源スイッチなどを配置するも可能になる。
【0024】また上記サービスライン導入用空間部の正
面壁に、同空間部内に導かれたサービスラインの元栓や
電源スイッチを操作するための扉付き開口部が設けられ
ていると、通常の実験台使用時のみならず、メンテナン
スに際しても、操作しやすくなる利便性が得られる。
【0025】さらに、上記ビームユニットが上方に開い
た樋状に形成されて、同ビームユニットの内部空間の上
面を塞ぐ蓋部材が着脱可能に設けられていると、上記ビ
ームユニット内のサービスラインが上記蓋部材で保護さ
れるほか、同蓋部材を取り外して上記ビームユニット内
のサービスラインの追加工事や点検なども容易に行なわ
れるようになり、上記蓋部材の装着状態では同蓋部材の
上面を棚として使用できる利点もある。
【0026】また上記ビームユニットが上方に開いた樋
状に形成されるとともに、同ビームユニットの直上で前
記柱体ユニットの相互間に着脱可能に装架された棚部材
が、上記樋状のビームユニットの内部空間の上面を覆う
ように配設されていると、この場合も上記ビームユニッ
ト内のサービスラインが上記棚部材で保護されるほか、
同棚部材を取り外して、上記ビームユニット内のサービ
スラインのメンテナンスが容易に行なわれるようにな
り、上記棚部材が上記柱体ユニットで直接強固に支持さ
れるので、同棚部材上には重量物などを載置できるよう
になる利点がある。
【0027】さらに、上記柱体ユニットが方形枠状に形
成されていると、同柱体ユニット相互を連結する上記ビ
ームユニットの存在と相まって、天板上に著しく強固な
支持構造体が形成されるようになり、しかも方形枠状の
柱体ユニットに沿うサービスラインの配設が、広い導入
空間部を経由して容易に行なわれるようになる。また上
記柱体ユニットの少なくとも1つが中空状に形成され
て、その中空内部に電源線が配設されるとともに、同電
源線に接続されたコンセントが上記柱体ユニットの表面
に設けられていると、その実験台としての利便性が著し
く高められるようになる。
【0028】さらに、上記ビームユニットの内部空間
に、同ビームユニットの壁部開口を通じて天板上に照明
光を投射する照明器具が設けられていると、天板上での
実験操作が明るい環境で能率よく実施できるようになる
利便性が得られる。
【0029】また、本発明の実験台では、背中合せの一
対の実験台の各天板の相互間に跨がる方形枠状の中空の
柱体ユニットが両側部に立設されて、各柱体ユニットの
内部空間を相互に連結する中空のビームユニットが設け
られることにより、全体として中空材からなる軽量構造
でありながら十分な強度を保有するH型支持構造物が両
実験台に共通に能率よく装備されるようになり、しかも
上記の柱体ユニットおよびビームユニットの内部空間に
サービスラインが内蔵される構成によって、仕様の多様
化や工事時間の大幅な短縮がもたらされるようになる。
【0030】そして、両側部における方形枠状の各柱体
ユニットの相互間に、両実験台のいずれの天板側からの
使用も可能な収納棚が着脱可能に架設されることによ
り、上記ビームユニット自体の収納部としての機能と相
まって十分な収納スペースが確保されるようになる。
【0031】また一対の実験台の各天板が背中合せに隣
接する天板後縁部の下方の下部空間もサービスラインの
導入空間として利用されると、同下部空間から立ち上が
ったサービスラインを上記柱体ユニットの内部空間に導
きやすくなる利点が得られる。そして、上記下部空間に
配設された送水パイプが上記天板の側部で立ち上がって
柱体ユニットにおけるバルブ付き蛇口に接続されるとと
もに、同蛇口の下方のシンクに接続される排水管が上記
下部空間を経由して外部へ導き出されるようになってい
ると、実験者にとって天板上での化学実験における水の
使用の利便性が著しく高められるようになる。
【0032】さらに、上記方形枠状の柱体ユニットの側
方に換気ユニット空間が形成される場合は、同空間に設
置された換気ファンへの給電が、上記柱体ユニットの中
空部内に配設された給電ラインを介して都合よく行なわ
れるようになり、同換気ファンを経由する換気用配管が
装備されて、同配管に接続された吸気管が換気需要部へ
導かれていると、化学実験の際に生じる気体の排出や薬
品類の貯蔵部の換気などに役立つようになる。
【0033】そして、特に上記ビームユニットに戸棚が
搭載されて、同戸棚の内部に上記吸気管が連通している
と、同戸棚の内部に化学薬品が貯蔵されている場合、そ
の換気が効率よく的確に行なわれるようになる。
【0034】
【発明の実施の形態】以下、図面により本発明の一実施
形態としての実験台について説明すると、図1はその斜
視図、図2はその給排水設備を示す要部縦断面図、図3
はその換気設備を付設された場合の要部縦断面図、図4
は図3のA−A矢視図であり、図5はその下部空間およ
び柱体ユニットの中空部を利用した一例としての給電用
サービスラインを示す要部縦断面図である。
【0035】図1や図27に示すように、天板1aを支
持脚1bで支えるようにした実験台1においおて、天板
1aの上面に複数の中空の柱体ユニット2が立設固定さ
れており、両側部の柱体ユニット2,2の中間部を相互
に強固に連結する中空のビームユニット3が水平に架設
されている。また両側部の柱体ユニット2,2の相互間
には収納棚4が着脱可能に架設されている。
【0036】本実施形態では、天板1aをそなえた一対
の実験台1,1が背中合せに設けられていて、両実験台
1,1の各天板1a,1aに跨がるように、方形枠状の
中空の柱体ユニット2,2が天板両側部に立設され、両
柱体ユニット2,2の中間部を相互に連結するビームユ
ニット3は、広幅の扁平な樋状に形成されて、蓋3aを
着脱可能にそなえることにより内部空間を有し、蓋3a
の上面に物品を搭載しうる収納機能を有している。
【0037】そして、壁ぎわのダクト5の内部へ導かれ
た多数のサービスライン(電線や各種の液体およびガス
の配管類)6の一部(給電ケーブル6a)は、柱体ユニ
ット2の中空部内や、柱体ユニット2に沿うケーシング
2aの内部に形成されたサービスライン導入用空間部に
導かれてから、さらにビームユニット3の中空部内に導
かれ、任意の需要部(例えば給電用コンセント7、バル
ブ付き配管6c)へ導かれている。なお、図6はケーシ
ング2aの内部に上方からサービスライン6が導かれた
状態を示しており、同サービスライン6のバルブ22が
バルブサポート23に支持されている。 また、他のサ
ービスライン導入用空間部Dが、隣り合う柱体ユニット
2,2の相互間にも形成されており、その内部にもサー
ビスライン6が導かれていて、同空間部Dの正面壁19
に、扉20の付された開口21が形成されている。この
ようにして、扉20を開くことにより、内部に導かれて
いるサービスラインの元栓や電源スイッチなどの操作が
行なえるようになっている。
【0038】一対の実験台1,1の各天板1a,1aが
背中合せに隣接する天板後縁部1cの下方には、下部空
間8が形成されて、同下部空間8にもサービスライン6
が導かれている。
【0039】本実施形態では、図2に示すように、下部
空間8に配設されたサービスラインとしての送水パイプ
(水道管)6bが、天板1aの側部で立ち上がって、柱
体ユニット2に取り付けられたバルブ付き蛇口9,9a
に接続されるとともに、同蛇口9,9aの下方に配設さ
れたシンク(流し)10, 10aに接続される排水管11,11
aが、下部空間8を経由して外部へ導き出されるように
構成されているが、図7に示すごとく、他のバルブ付き
配管6cをビームユニット3から突出させることもでき
る。
【0040】さらに、図3および図4に示すように、方
形枠状の柱体ユニット2の側方に(本実施形態では隣り
合う柱体ユニット2,2の相互間に)換気ユニット空間
12が形成され、同空間12内にスイッチ13aの操作により
作動する換気ファン(軸流ファン)13が設置されるとと
もに、同換気ファン13を経由する換気用配管14が装備さ
れて、同配管14に接続された吸気管14a,14bが、換気
需要部へ導かれている。
【0041】すなわち、吸気管14aは、換気需要部とし
てのガラス戸棚15の内部に連通するように設けられ、他
の吸気管14bは、吸気マウス16a付きホース16を挿し込
まれる蓋付き吸込口17に接続されている。
【0042】なお、換気ユニット空間12は囲壁18で囲ま
れているが、同囲壁18には扉18aが設けられている。
【0043】また、ビームユニット3に搭載されたガラ
ス戸棚15や、図1に示す収縮棚4は、背中合せの実験台
1,1のいずれの天板1a側からの使用も可能になって
いる。
【0044】また、図5は背中合せの実験台1の天板1
aの下方の下部空間8におけるサービスラインとしての
給電ケーブル6aの他の例を示しており、柱体ユニット
1bには同ケーブル6aに接続される給電用コンセント
7aが設けられている。
【0045】図8、図9および図10に示すように、ビ
ームユニット3の内部空間に、同ビームユニット3の窓
24を通して天板1a上を照射しうる照明器具25が設
けられるようにしてもよく、同照明器具25のメンテナ
ンスはビームユニット3の蓋3aを開けることにより容
易に行なわれる。
【0046】さらに、図11および図12は、この実験
台における照明を十分に行なうため、照明器具25をビ
ームユニット3の張出し部や収納棚4に設けた例を示し
ている。
【0047】また、図13はビームユニット3の端部に
装着されるビームカバー26を示し、図14はビームカ
バーを兼ねる下部カバー27が柱体ユニット2に装着さ
れる要領を示している。
【0048】そして、図15は下部カバー27を内側か
ら見た状態を示している。
【0049】さらに、図16は上述の下部カバー27の
上方で柱体ユニットに装着される透明パネルまたは金属
パネルとしての上部カバー28を示している。
【0050】また図17は樋状のビームユニット3の上
面にグリッド枠29を設けてビン類の保持を行なえるよ
うにした場合を示しており、同図中の符号30は追加ボ
ックスを示している。
【0051】さらに、図18および図19に示すよう
に、ビームユニット3の蓋3aや収納棚4に、種々の機
器を搭載し装着するためのスリット31を設けるように
してもよい。
【0052】また、前述の樋状ビームユニット3には蓋
3aが着脱可能に設けられる例を示したが、図20およ
び図21に示すように、樋状のビームユニット3の直上
において、柱体ユニット2,2の相互間に支持金具32
を介し着脱可能に装架された収納棚4により、樋状ビー
ムユニット3の内部空間の上面を覆うようにしてもよ
い。
【0053】なお、実験台のレイアウトとしては、図2
2〜24に示すものや、図25、図26および図27に
それぞれ示すものなどがある。また、図28に示すよう
に、収納棚4の上面に載置される物品の落下防止のた
め、バー33をバー支持材34で着脱可能に支持するよ
うにしてもよい。
【0054】上述の本実施形態の実験台では、天板1a
上において、複数の柱体ユニット2と同柱体ユニット2
の中間部を相互に連結する中空のビームユニット3とで
H型に形成された軽量で剛固な支持構造物が立設される
ようになり、ビームユニット3上に十分な支持強度をも
つ収納スペースが確保されるほか、柱体ユニット2に沿
い導かれてビームユニット3の内部空間を経由する電線
や各種配管などのサービスライン6が設けられるので、
ビームユニット3の任意の位置からサービスライン6を
取り出したり分岐させたりして仕様の多様化を図ること
が可能となり、また、予めビームユニット3の内部にサ
ービスライン6を組込んでおくことにより、同ユニット
3の組立てと同時にサービスラインの工事も完了させる
ことが可能になって、作業効率の大幅な向上をもたらす
こともできる。
【0055】また、天板1aの両側部における各柱体ユ
ニット2の相互間に架設される収納棚4の支持強度も、
前記H型の剛固な支持構造物により十分な強度が保たれ
るようになる。
【0056】そして、柱体ユニット2に沿うサービスラ
イン6が、同柱体ユニット自体の内部空間に導かれるよ
うになっているので、サービスラインの外部への取り出
しや分岐工事が容易になって、仕様の多様化が一層簡便
に行なわれるようになる。
【0057】また柱体ユニット2に沿うサービスライン
6が、同柱体ユニット2の側面に沿うケーシング2aに
より形成されたサービスライン導入用空間部の内部に導
かれるようになっていると、配管工事などが容易にな
り、配管の大径化が可能になるほか、ケーシング2aに
扉を付けて、内部の点検やバルブ類の操作を行なえるよ
うにすることも可能になる。
【0058】さらに、複数の柱体ユニット2のうちの隣
り合うものどうしの相互間にサービスライン導入用空間
部Dを形成すると、同空間部を著しく広く設定すること
が可能になり、サービスライン6における大径の元管や
元栓あるいは電源スイッチなどを配置するも可能にな
る。
【0059】またサービスライン導入用空間Dの正面壁
19に、同空間部内に導かれたサービスラインの元栓や
電源スイッチを操作するための扉20付き開口部21が
設けられていると、通常の実験台使用時のみならず、メ
ンテナンスに際しても、操作しやすくなる利便性が得ら
れる。
【0060】さらに、ビームユニット3が上方に開いた
樋状に形成されて、同ビームユニット3の内部空間の上
面を塞ぐ蓋部材3aが着脱可能に設けられているので、
ビームユニット3内のサービスライン6が、蓋部材3a
で保護されるほか、同蓋部材3aを取り外してビームユ
ニット3内のサービスライン6の追加工事や点検なども
容易に行なわれるようになり、蓋部材3aの装着状態で
は同蓋部材3aの上面を棚として使用できる利点もあ
る。
【0061】またビームユニット3が上方に開いた樋状
に形成されるとともに、同ビームユニット3の直上で柱
体ユニット2の相互間に着脱可能に装架された棚部材4
が、樋状のビームユニット3の内部空間の上面を覆うよ
うに配設されていると、この場合もビームユニット3内
のサービスライン6が棚部材4で保護されるほか、同棚
部材4を取り外して、上記ビームユニット3内のサービ
スライン6のメンテナンスが容易に行なわれるようにな
り、棚部材4が柱体ユニット2で直接強固に支持される
ので、同棚部材4上には重量物などを載置できるように
なる利点がある。
【0062】さらに、柱体ユニット2が方形枠状に形成
されていると、同柱体ユニット2相互を連結するビーム
ユニット3の存在と相まって、天板1a上に著しく強固
な支持構造体が形成されるようになり、しかも方形枠状
の柱体ユニット2に沿うサービスライン6の配設が、広
い導入空間部を経由して容易に行なわれるようになる。
【0063】また柱体ユニット2の少なくとも1つが中
空状に形成されて、その中空内部に電源線が配設される
とともに、同電源線に接続されたコンセント7が柱体ユ
ニット2の表面に設けられていると、その実験台として
の利便性が著しく高められるようになる。
【0064】さらに、ビームユニット3の内部空間に、
同ビームユニット3の壁部開口としての窓24を通じて
天板1a上に照明光を投射する照明器具25が設けられ
ていると、天板1a上での実験操作が明るい環境で能率
よく実施できるようになる利便性が得られる。
【0065】さらに、本実施形態の実験台においては、
背中合せの一対の実験台1,1の各天板1aの相互間に
跨がる方形枠状の中空の柱体ユニット2が両側部に立設
されて、各柱体ユニット2の中間部を相互に連結する中
空のビームユニット3が設けられることにより、中空の
軽量構造でありながら十分な強度を保有するH型支持構
造物が両実験台1,1に共通に能率よく装備されるよう
になり、しかも柱体ユニット2およびビームユニット3
の中空部内にサービスライン6が内蔵されることによっ
て、工事時間の大幅な短縮がもたらされるようになる。
【0066】そして、両側部における方形枠状の各柱体
ユニット2,2の相互間に、両実験台1,1のいずれの
天板1a側からの使用も可能な収納棚4が着脱可能に架
設されることにより、ビームユニット3自体の収納部と
しての機能と相まって十分な収納スペースが確保される
ようになる。
【0067】また一対の実験台1,1の各天板1a,1
aが背中合せに隣接する天板後縁部1cの下方の下部空
間8もサービスライン6の導入空間として利用されるの
で、同下部空間8から立ち上がったサービスライン6を
柱体ユニット2の中空部内に導きやすくなる利点が得ら
れる。また下部空間8に配設された送水パイプ6bが天
板1aの側部で立ち上がって柱体ユニット2におけるバ
ルブ付き蛇口9,9aに接続されるとともに、同蛇口
9,9aの下方のシンク10, 10aに接続される排水管1
1, 11aが下部空間8を経由して外部へ導き出されるよ
うになっているので、実験者にとって天板1a上での化
学実験における水の使用の利便性が著しく高められるよ
うになる。
【0068】さらに、方形枠状の柱体ユニット2の側方
に換気ユニット空間12が形成されるので、同空間12に設
置された換気ファン13への給電が、柱体ユニット2の中
空部内に配設された給電ラインを介して都合よく行なわ
れるようになり、同換気ファン13を経由する換気用配管
14が装備されて、同配管14に接続された吸気管14a,14
bが換気需要部へ導かれているので、化学実験の際に生
じる気体の排出や薬品類の貯蔵部の換気などに役立つよ
うになる。
【0069】そして、特にビームユニット3に戸棚15が
搭載されて、同戸棚15の内部に吸気管14aが連通してい
るので、同戸棚15の内部に化学薬品が貯蔵されている場
合、その換気が効率よく的確に行なわれるようになる。
【0070】このようにして、本発明の実験台によれ
ば、天板上の基本ユニットに、ユーティリティー・収納
・排気等のコンポーネントをシステム的に組み込んた複
合ユニットを低コストで実現できるようになり、電源・
配管等の追加・変更が可能なフレキシビリティーも有す
るようになる。
【0071】また給排水・電気・N2ガス等の配管を簡
単に短時間で接続可能になり、局部的排気や排気付き収
納庫等の排気システムが設置可能になるほか、配管・配
線用スペースを合理的に内蔵できるようになる。
【0072】そして、施工時間の短縮により設備工事費
の削減が可能となり、また多様化したユーザーニーズへ
の対応が可能になる利点もある。
【0073】
【発明の効果】以上詳述したように、本発明の実験台に
よれば次のような効果が得られる。 (1) 天板上において、複数の中空の柱体ユニットと同柱
体ユニットの中間部を相互に連結する中空のビームユニ
ットとでH型に形成された軽量で剛固な支持構造物が立
設されるようになり、上記ビームユニット上に十分な支
持強度をもつ収納スペースが確保されるほか、上記柱体
ユニットに沿い導かれて上記ビームユニットの内部空間
を経由する電線や各種配管などのサービスラインが設け
られるので、上記ビームユニットの任意の位置から上記
サービスラインを取り出したり分岐させたりして仕様の
多様化を図ることが可能になり、また予め上記ビームユ
ニットの内部空間にサービスラインを組込んでおくこと
により、同ユニットの組立てと同時にサービスラインの
工事も完了させることが可能になって、作業効率の大幅
な向上をもたらすこともできる。 (2) 上記柱体ユニットに沿うサービスラインが、同柱体
ユニット自体の内部空間に導かれるようになっている
と、サービスラインの外部への取り出しや分岐工事が容
易になって、仕様の多様化が一層簡便に行なわれるよう
になる。 (3) 上記柱体ユニットに沿うサービスラインが、同柱体
ユニットの側面に沿うケーシングにより形成されたサー
ビスライン導入用空間部の内部に導かれるようになって
いると、配管工事などが容易になり、配管の大径化が可
能になるほか、上記ケーシングに扉を付けて、内部の点
検やバルブ類の操作を行なえるようにすることも可能に
なる。 (4) 複数の柱体ユニットのうちの隣り合うものどうしの
相互間にサービスライン導入用空間部を形成すると、同
空間部を著しく広く設定することが可能になり、サービ
スラインにおける大径の元管や元栓あるいは電源スイッ
チなどを配置するも可能になる。 (5) 上記サービスライン導入用空間部の正面壁に、同空
間部内に導かれたサービスラインの元栓や電源スイッチ
を操作するための扉付き開口部が設けられていると、通
常の実験台使用時のみならず、メンテナンスに際して
も、操作しやすくなる利便性が得られる。 (6) 上記ビームユニットが上方に開いた樋状に形成され
て、同ビームユニットの内部空間の上面を塞ぐ蓋部材が
着脱可能に設けられていると、上記ビームユニット内の
サービスラインが上記蓋部材で保護されるほか、同蓋部
材を取り外して上記ビームユニット内のサービスライン
の追加工事や点検なども容易に行なわれるようになり、
上記蓋部材の装着状態では同蓋部材の上面を棚として使
用できる利点もある。 (7) 上記ビームユニットが上方に開いた樋状に形成され
るとともに、同ビームユニットの直上で前記柱体ユニッ
トの相互間に着脱可能に装架された棚部材が、上記樋状
のビームユニットの内部空間の上面を覆うように配設さ
れていると、この場合も上記ビームユニット内のサービ
スラインが上記棚部材で保護されるほか、同棚部材を取
り外して、上記ビームユニット内のサービスラインのメ
ンテナンスが容易に行なわれるようになり、上記棚部材
が上記柱体ユニットで直接強固に支持されるので、同棚
部材上には重量物などを載置できるようになる利点があ
る。 (8) 上記柱体ユニットが方形枠状に形成されていると、
同柱体ユニット相互を連結する上記ビームユニットの存
在と相まって、天板上に著しく強固な支持構造体が形成
されるようになり、しかも方形枠状の柱体ユニットに沿
うサービスラインの配設が、広い導入空間部を経由して
容易に行なわれるようになる。 (9) 上記柱体ユニットの少なくとも1つが中空状に形成
されて、その中空内部に電源線が配設されるとともに、
同電源線に接続されたコンセントが上記柱体ユニットの
表面に設けられていると、その実験台としての利便性が
著しく高められるようになる。 (10) 上記ビームユニットの内部空間に、同ビームユニ
ットの壁部開口を通じて天板上に照明光を投射する照明
器具が設けられていると、天板上での実験操作が明るい
環境で能率よく実施できるようになる利便性が得られ
る。 (11) 上記天板の両側部における各柱体ユニットの相互
間に収納棚が着脱可能に架設されるようになっている
と、収納棚の増設が容易になり、同収納棚の支持強度
も、前記H型の剛固な支持構造物により十分な強度が保
たれるようになる。 (12) 背中合せの一対の実験台の各天板の相互間に跨が
る方形枠状の中空の柱体ユニットが両側部に立設され
て、各柱体ユニットの中間部を相互に連結する中空のビ
ームユニットが設けられることにより、中空の軽量構造
でありながら十分な強度を保有するH型支持構造物が両
実験台に共通に能率よく装備されるようになり、しかも
上記の柱体ユニットおよびビームユニットの中空部内に
サービスラインが内蔵されることによって、工事時間の
大幅な短縮がもたらされるようになる。 (13) 両側部における方形枠状の各柱体ユニットの相互
間に、両実験台のいずれの天板側からの使用も可能な収
納棚が着脱可能に架設されることにより、上記ビームユ
ニット自体の収納部としての機能と相まって十分な収納
スペースが確保されるようになる。 (14) 一対の実験台の各天板が背中合せに隣接する天板
後縁部の下方の下部空間もサービスラインの導入空間と
して利用されると、同下部空間から立ち上がったサービ
スラインを上記柱体ユニットの中空部内に導きやすくな
る利点が得られる。また上記下部空間に配設された送水
パイプが上記天板の側部で立ち上がって柱体ユニットに
おけるバルブ付き蛇口に接続されるとともに、同蛇口の
下方のシンクに接続される排水管が上記下部空間を経由
して外部へ導き出されるようになっていると、実験者に
とって天板上での化学実験における水の使用の利便性が
著しく高められるようになる。 (15) 上記方形枠状の柱体ユニットの側方に換気ユニッ
ト空間が形成される場合は、同空間に設置された換気フ
ァンへの給電が、上記柱体ユニットの中空部内に配設さ
れた給電ラインを介して都合よく行なわれるようにな
り、同換気ファンを経由する換気用配管が装備されて、
同配管に接続された吸気管が換気需要部へ導かれている
と、化学実験の際に生じる気体の排出や薬品類の貯蔵部
の換気などに役立つようになる。 (16) 上記ビームユニットに戸棚が搭載されて、同戸棚
の内部に上記吸気管が連通していると、同戸棚の内部に
化学薬品が貯蔵されている場合、その換気が効率よく的
確に行なわれるようになる。 (17) 上記各項により、天板上の基本ユニットに、ユー
ティリティー・収納・排気等のコンポーネントをシステ
ム的に組み込んた複合ユニットを低コストで実現できる
ようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態としての実験台の斜視図で
ある。
【図2】図1の実験台の給排水設備を示す要部縦断面図
である。
【図3】図1の実験台に換気設備を付設された場合の要
部縦断面図である。
【図4】図3のA−A矢視図である。
【図5】図1の実験台における給電用サービスラインの
一例を示す縦断面図である。
【図6】上記実験台の柱体ユニットに沿うケーシングの
内部の一例を示す斜視図である。
【図7】上記実験台のビームユニットの一例を示す説明
図である。
【図8】上記実験台の天板上における構造体の一例を示
す正面図である。
【図9】図8のB−B矢視断面図である。
【図10】図9の斜視図である。
【図11】上記実験台の天板上における構造体の他の例
を示す正面図である。
【図12】図11の構造体の側面図である。
【図13】上記実験台の柱体ユニットとビームユニット
との取合い部におけるビームカバーの取付け要領を示す
説明図である。
【図14】図13の柱体ユニットにおける下部カバーの
取付け要領を示す説明図である。
【図15】図14の下部カバーの内側を示す説明図であ
る。
【図16】図13の柱体ユニットにおける上部カバーの
取付け要領を示す説明図である。
【図17】上記実験台の天板上における構造体の変形例
を示す斜視図である。
【図18】上記実験台の天板上における構造体の他の変
形例を示す斜視図である。
【図19】上記実験台の天板上における構造体の更に他
の変形例を示す斜視図である。
【図20】上記実験台におけるビームユニットの上面を
覆う収納棚の取付け状態を示す要部斜視図である。
【図21】図20のビームユニットの上方への収納棚の
取付け要領を示す説明図である。
【図22】本発明による他の実験台のレイアウトを示す
正面図である。
【図23】図22の実験台の平面図である。
【図24】図22のC−C矢視図である。
【図25】本発明による実験台の変形例を示す正面図で
あうる。
【図26】本発明による実験台の他の変形例を示す正面
図である。
【図27】本発明による実験台の更に他の変形例を示す
斜視図である。
【図28】上記実験台における収納棚の落下防止用バー
取付け要領を示す説明図である。
【符号の説明】
1 実験台 1a 天板 1b 支持脚 1c 天板後縁部 2 柱体ユニット 3 ビームユニット 4 収納棚 5 ダクト 6 サービスライン 6a 給電ケーブル 6b 送水パイプ 6c バルブ付き配管 7 給電用コンセント 8 下部空間 9,9a 蛇口 10, 10a シンク 11, 11a 排水管 12 換気ユニット空間 13 換気ファン 13a スイッチ 14 換気用配管 14a, 14b 吸気管 15 ガラス戸棚 16 ホース 16a 吸気マウス 17 蓋付き吸込口 18 囲壁 18a 扉 19 正面壁 20 扉 21 開口 22 バルブ 23 バルブサポート 24 バルブ付き配管 25 照明器具 26 ビームカバー 27 下部カバー 28 上部カバー 29 グリッド枠 30 追加ボックス 31 スリット 32 支持金具 33 バー 34 バー支持部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 吉松 圭介 大阪府大阪市城東区今福東1−4−12 株 式会社イトーキクレビオ内 Fターム(参考) 4G057 AE01

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板を備えた実験台において、上記天板
    に適宜間隔で複数の柱体ユニットが立設されるととも
    に、同柱体ユニットを相互に連結するビームユニットが
    水平に架設され、同ビームユニットは、両端部間に連通
    する内部空間を形成されていて、上記柱体ユニットに沿
    うサービスラインが、上記ビームユニットの内部空間を
    経由して需要部へ導かれていることを特徴とする、実験
    台。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の実験台において、上記
    柱体ユニットに沿うサービスラインが、同柱体ユニット
    自体の内部空間に導かれていることを特徴とする、実験
    台。
  3. 【請求項3】 請求項1に記載の実験台において、上記
    柱体ユニットに沿うサービスラインが、同柱体ユニット
    の側面に沿うケーシングにより形成されたサービスライ
    ン導入用空間部の内部に導かれていることを特徴とす
    る、実験台。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の実験台において、上記
    柱体ユニットに沿うサービスラインが、上記複数の柱体
    ユニットのうちの隣り合うものどうしの相互間に形成さ
    れたサービスライン導入用空間部の内部に導かれている
    ことを特徴とする、実験台。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の実験台において、上記
    サービスライン導入用空間部の正面壁に、同空間部内に
    導かれたサービスラインの元栓や電源スイッチを操作す
    るための扉付き開口部が設けられたことを特徴とする、
    実験台。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか1つに記載の実
    験台において、上記ビームユニットが上方に開いた樋状
    に形成されて、同ビームユニットの内部空間の上面を塞
    ぐ着脱可能の蓋部材が設けられたことを特徴とする、実
    験台。
  7. 【請求項7】 請求項1〜5のいずれか1つに記載の実
    験台において、上記ビームユニットが、上方に開いた樋
    状に形成されるとともに、同ビームユニットの直上にお
    いて上記複数の柱体ユニットの相互間に着脱可能に装架
    された棚部材が、上記樋状のビームユニットの内部空間
    の上面を覆うように配設されていることを特徴とする、
    実験台。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか1つに記載の実
    験台において、上記複数の柱体ユニットがそれぞれ方形
    枠状に形成されたことを特徴とする、実験台。
  9. 【請求項9】 請求項1〜8のいずれか1つに記載の実
    験台において、上記複数の柱体ユニットの少なくとも1
    つが中空状に形成され、同柱体ユニットの中空内部に電
    源線が収装されて、同柱体ユニットの表面に上記電源線
    に接続されたコンセントが設けられていることを特徴と
    する、実験台。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれか1つに記載の
    実験台において、上記ビームユニットの内部空間に、同
    ビームユニットの壁部の窓を通じて上記天板上を照射す
    る照明器具が設けられたことを特徴とする、実験台。
  11. 【請求項11】 天板をそなえた一対の実験台を背中合
    わせにそなえ、両実験台の各天板の相互間に跨がるよう
    にして同天板の両側部にそれぞれ方形枠状の中空の柱体
    ユニットが立設されるとともに、同柱体ユニットの中間
    部を相互に連結する中空のビームユニットが水平に架設
    され、上記中空の柱体ユニットの内部へ導かれたサービ
    スラインが、上記中空のビームユニットの内部を経由し
    て需要部へ導かれていることを特徴とする、実験台。
  12. 【請求項12】 請求項11に記載の実験台において、
    上記天板の両側部における上記柱体ユニットの相互間
    に、上記一対の実験台のいずれの天板側からの使用も可
    能な収納棚が着脱可能に架設されたことを特徴とする、
    実験台。
  13. 【請求項13】 請求項11または12に記載の実験台
    において、上記一対の実験台の各天板が背中合せに隣接
    する天板後縁部の下方に下部空間が形成されて、同下部
    空間にもサービスラインが導かれており、同下部空間に
    配設された送水パイプが、上記天板の側部で立上がって
    上記柱体ユニットに取り付けられたバルブ付き蛇口に接
    続されるとともに、同蛇口の下方に配設されたシンクに
    接続される排水管が、上記下部空間を経由して外部へ導
    き出されていることを特徴とする、実験台。
  14. 【請求項14】 請求項11〜13のいずれか1つに記
    載の実験台において、上記方形枠状の柱体ユニットの側
    方に換気ユニット空間が形成され、同空間内に換気ファ
    ンが設置されるとともに、同換気ファンを経由する換気
    用配管が装備されて、同配管に接続された吸気管が換気
    需要部へ導かれていることを特徴とする、実験台。
  15. 【請求項15】 請求項14に記載の実験台において、
    上記換気需要部の1つが上記ビームユニットに搭載され
    た戸棚の内部であり、同戸棚の側壁の開口を介して、上
    記吸気管が上記戸棚の内部に連通していることを特徴と
    する、実験台。
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