JP6002127B2 - 包装材製品の生産最適化 - Google Patents

包装材製品の生産最適化 Download PDF

Info

Publication number
JP6002127B2
JP6002127B2 JP2013518553A JP2013518553A JP6002127B2 JP 6002127 B2 JP6002127 B2 JP 6002127B2 JP 2013518553 A JP2013518553 A JP 2013518553A JP 2013518553 A JP2013518553 A JP 2013518553A JP 6002127 B2 JP6002127 B2 JP 6002127B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
design
package
production
processors
box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013518553A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013536103A (ja
Inventor
ピーターソン,ニクラス
Original Assignee
パックサイズ,エルエルシー
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by パックサイズ,エルエルシー filed Critical パックサイズ,エルエルシー
Publication of JP2013536103A publication Critical patent/JP2013536103A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6002127B2 publication Critical patent/JP6002127B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B59/00Arrangements to enable machines to handle articles of different sizes, to produce packages of different sizes, to vary the contents of packages, to handle different types of packaging material, or to give access for cleaning or maintenance purposes
    • B65B59/003Arrangements to enable adjustments related to the packaging material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B5/00Packaging individual articles in containers or receptacles, e.g. bags, sacks, boxes, cartons, cans, jars
    • B65B5/02Machines characterised by incorporation of means for making the containers or receptacles
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B57/00Automatic control, checking, warning, or safety devices
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B59/00Arrangements to enable machines to handle articles of different sizes, to produce packages of different sizes, to vary the contents of packages, to handle different types of packaging material, or to give access for cleaning or maintenance purposes
    • B65B59/001Arrangements to enable adjustments related to the product to be packaged
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F30/00Computer-aided design [CAD]
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B31MAKING ARTICLES OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER; WORKING PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31BMAKING CONTAINERS OF PAPER, CARDBOARD OR MATERIAL WORKED IN A MANNER ANALOGOUS TO PAPER
    • B31B50/00Making rigid or semi-rigid containers, e.g. boxes or cartons
    • B31B50/006Controlling; Regulating; Measuring; Improving safety
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B2210/00Specific aspects of the packaging machine
    • B65B2210/04Customised on demand packaging by determining a specific characteristic, e.g. shape or height, of articles or material to be packaged and selecting, creating or adapting a packaging accordingly, e.g. making a carton starting from web material
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65BMACHINES, APPARATUS OR DEVICES FOR, OR METHODS OF, PACKAGING ARTICLES OR MATERIALS; UNPACKING
    • B65B59/00Arrangements to enable machines to handle articles of different sizes, to produce packages of different sizes, to vary the contents of packages, to handle different types of packaging material, or to give access for cleaning or maintenance purposes

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Evolutionary Computation (AREA)
  • Geometry (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Computer Hardware Design (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)
  • Cartons (AREA)
  • Architecture (AREA)
  • Software Systems (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • Packages (AREA)
  • Making Paper Articles (AREA)

Description

本願は、2010年6月29日に出願された"REAL-TIME PACKAGING DESIGN OPTIMIZATION"(リアル・タイム包装材図案最適化)と題する米国仮特許出願第61/359,753号の優先権を主張する。この出願をここで引用したことにより、その内容全体が本願にも含まれるものとする。
商品、製品、およびその他の品目が、原産地だけでなく世界規模の市場を通じて増々入手可能になっているので、このような資材を出荷および配達のために適正に包装する必要性が、これまでになく重要になっている。幸い、現在入手可能な包装システムは、事実上あらゆる様式の包装材を生産するために用いることができる。
恐らく、製品に合わせた包装材を生産する際に最も大きな1つの要因は、中に収容する製品にできるだけぴったりと沿うように包装材を設計することである。ぴったりと沿う程、収容される品目または製品は、損傷を受けにくくなるだけでなく、充填材(inner packaging)の必要性も減るか、または不要になる可能性もある。具体的には、段ボールのような包装材料を用いて箱またはその他の包装材図案(packaging design)を作成するとき、これらの素材に折り目を付け、できるだけ直角に近く折り曲げる。直角に折り目を付けて折り曲げると、包装材の強度特性が(本質的に指数的に)増加することによって、結果的に得られる箱を積み重ねるときに、損傷に対する耐久力が対応して高くなる。
しかしながら、指定される寸法的制約を満たすためには、多くの異なる様式の箱を生産する可能性がある。異なる様式の箱には、各々、異なる利点または欠点があり得る。例えば、一部の様式の箱は、他よりも見た目が綺麗であることがあり、他の箱は、一層生産に適した特徴(feature)を備えていることもある。更に他の箱の様式では、生産および/または組立を一層迅速化することができ、他の箱の様式は、生産に必要な材料を削減すること、あるいは箱の型板(template)の組立、閉鎖(closing)、またはその他の作業(manipulation)に必要な材料も削減することができる。
生産される箱の形式およびその他の包装材料(packaging material)は膨大な数になり、各々がそれら自体のプラスの特徴およびマイナスの特徴があるので、箱の個々の様式に疎い人にとって、ある様式をいつ使えばよいか特定するのは、非常に難しいであろう。様式の種類についての情報が提供されても、箱を生産するまたは組み立てる人にとって、利用可能な各選択肢を検討し、好ましい選択肢を選択することは、難しくおよび/または時間がかかる可能性がある。更に、状況によっては、リアル・タイム生産要因が、いつ特定の箱を使うべきかに影響を及ぼすこともある。例えば、生産受注残がある場合、生産される箱の見た目が劣ったり、または保護能力が低下しても、あるいはより多くの生産または組立材料が必要になっても、生産時間が短い箱を生産することによって、スループットを高めることが望ましい場合もある。他の場合では、過剰な容量があるので、他の考慮すべき事項にもっと高い優先順位が与えられることを、リアル・タイム情報が示す場合もある。
本発明は、包装材製品の生産を最適化する方法、機械、システム、およびコンピュータ・プログラム生産物に及ぶ。コンピュータ・システムは、包装材製品を生産するための包装材製品情報を受信する。この包装材製品情報は、少なくとも、包装材製品のサイズを定義する。コンピュータ・システムは、複数の異なる包装材図案(packaging design)にアクセスする。複数の異なる包装材図案の各々は、包装材製品特性の組み合わせに対する値を示す。包装材製品特性の組み合わせに対して示された値は、その包装材図案にしたがって包装材製品を生産するときに用いられることになる。
コンピュータ・システムは、複数の異なる包装材図案の中から、包装材製品を生産するために1つの包装材図案を選択する。この選択は、包装材製品情報にしたがって包装材製品を生産することに対する、選択された包装材図案の適性に基づく。コンピュータ・システムは、包装材製品を生産する命令を包装材生産機械に送る。この命令は、定められたサイズに十分な入手可能な原料を、選択された包装材図案にしたがって用いることを、包装材生産機械に命令する。
この摘要は、詳細な説明の章において以下で更に説明する概念から選択したものを簡略化された形式で紹介するために設けられている。この摘要は、特許請求する主題の主要な特徴や必須の特徴を特定することを意図するのではなく、特許請求する主題の範囲を判断する際に補助として使用されることを意図するのでもない。
本発明の更に他の特徴および利点は、以下に続く説明において明記されており、一部はその説明から自明であり、または本発明の実施によって習得することもできる。本発明の特徴および利点は、添付した特許請求の範囲に特定して指摘した手段(instruments)および組み合わせによって、判明し習得することができる。本発明のこれらおよびその他の特徴は、以下の説明および添付した特許請求の範囲から一層明白となり、以下に明記する本発明の実施によって習得することができる。
本発明の以上で引用したそしてその他の利点および特徴を得ることができる態様を説明するために、添付図面に示す具体的な実施形態を参照して、以上で端的に説明した本発明の更に特定的な説明を行う。これらの図面は本発明の典型的な実施形態を描画するに過ぎないこと、したがってその範囲を限定であると考えてはならないことを理解した上で、添付図面の使用を通じて、更に具体的にそして詳細に、本発明について記載し説明する。
図1は、包装材製品の生産を最適化するのを促進する生産アークテクチャの一例を示す。 図2は、包装材製品の生産を最適化する方法の一例のフロー・チャートを示す。 図3は、包装材情報表の一例を示す。 図4は、包装材製品情報を受け入れるユーザ・インターフェースの一例を示す。 図5Aは、包装材表の一例を示す。 図5Bは、機械データ表の一例を示す。 図6は、包装材製品の図案を選択する方法の一例のフロー・チャートを示す。 図7は、包装材図案を提示するユーザ・インターフェースの一例を示す。
本発明は、包装材製品の生産を最適化する方法、機械、システム、およびコンピュータ・プログラム生産物に及ぶ。コンピュータ・システムは、包装材製品を生産するための包装材製品情報を受信する。この包装材製品情報は、少なくとも、包装材製品のサイズを定める。コンピュータ・システムは、複数の異なる包装材図案(design)にアクセスする。複数の異なる包装材図案の各々は、包装材製品特性の組み合わせに対する値を示す。包装材製品特性の組み合わせに対して示された値は、その包装材図案にしたがって包装材製品を生産するときに用いられることになる。
コンピュータ・システムは、複数の異なる包装材図案の中から、包装材製品を生産するために1つの包装材図案を選択する。この選択は、包装材製品情報にしたがって包装材製品を生産することに対する、選択された包装材図案の適性に基づく。コンピュータ・システムは、包装材製品を生産する命令を包装材生産機械に送る。この命令は、定められたサイズに十分な入手可能な原料を、選択された包装材図案にしたがって用いることを、包装材生産機械に命令する。
本発明の実施形態は、特殊目的コンピュータまたは汎用コンピュータを備えるか、あるいは利用することができる。このコンピュータは、例えば、1つ以上のプロセッサおよびシステム・メモリというような、コンピュータ・ハードウェアを含む。これについては、以下で更に詳しく論ずる。また、本発明の範囲に該当する実施形態は、コンピュータ実行可能命令および/またはデータ構造を支持または格納する物理的およびその他のコンピュータ読み取り可能媒体も含む。このようなコンピュータ読み取り可能媒体は、汎用コンピュータ・システムまたは特殊目的コンピュータ・システムによってアクセスすることができる入手可能な媒体であればいずれでも可能である。コンピュータ実行可能命令を格納するコンピュータ読み取り可能媒体は、コンピュータ記憶媒体(デバイス)である。コンピュータ実行可能命令を搬送するコンピュータ読み取り可能媒体は、伝送媒体である。つまり、一例としてそして限定ではなく、本発明の実施形態は少なくとも2つの別個の種類のコンピュータ読み取り可能媒体、即ち、コンピュータ記憶媒体(デバイス)および伝送媒体を備えることができる。
コンピュータ記憶媒体(デバイス)は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROM、ソリッド・ステート・ドライブ(「SSD」)(例えば、RAMに基づく)、フラッシュ・メモリ、位相変化メモリ(「PCM」)、他のタイプのメモリ、他の光ディスク・ストレージ、磁気ディスク・ストレージまたは他の磁気記憶デバイス、あるいはコンピュータ実行可能命令の形態で所望のプログラム・コード手段またはデータ構造を格納するために用いることができ、更に汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータによってアクセスすることができるその他のあらゆる媒体を含む。
「ネットワーク」は、コンピュータ・システムおよび/またはモジュールおよび/または他の電子デバイス間における電子データの伝送を可能にする1つ以上のデータ・リンクとして定義する。情報をネットワークまたは他の通信接続(ハードワイヤ接続、ワイヤレス、あるいはハードワイヤ接続またはワイヤレスの組み合わせ)を通じてコンピュータに転送するとき、このコンピュータは接続を当然伝送媒体として見なす。伝送媒体は、コンピュータ実行可能命令の形態とした所望のプログラム・コード手段またはデータ構造を搬送するために用いることができ、更に汎用コンピュータまたは特殊目的コンピュータによってアクセスすることができるネットワークおよび/またはデータ・リンクを含むことができる。以上の組み合わせも、コンピュータ読み取り可能媒体の範囲内に含まれてしかるべきである。
更に、種々のコンピュータ・システムのコンポーネントに到達すると、コンピュータ実行可能命令の形態としたプログラム・コード手段またはデータ構造を自動的に伝送媒体からコンピュータ記憶媒体(デバイス)に転送する(またはその逆)ことができる。例えば、ネットワークまたはデータ・リンクを通じて受信したコンピュータ実行可能命令またはデータ構造は、ネットワーク・インターフェース・モジュール(例えば、「NIC」)の中にあるRAMにバッファすることができ、その後最終的にコンピュータ・システムのRAMに転送すること、および/またはコンピュータ・システムにおいて揮発性でない(less volatile)コンピュータ記憶媒体(デバイス)に転送することができる。つまり、コンピュータ記憶媒体(デバイス)は、同様に伝送媒体を利用する(または主に利用するのであっても)コンピュータ・システムのコンポーネントに含むことができる。
コンピュータ実行可能命令は、例えば、命令およびデータを含む。コンピュータ実行可能命令をプロセッサにおいて実行すると、汎用コンピュータ、特殊目的コンピュータ、または特殊目的処理デバイスに、ある種の機能または機能の集合体を実行させる。コンピュータ実行可能命令は、例えば、バイナリー、アセンブリ言語のような中間フォーマット命令、またはソース・コードであってもよい。本主題について、構造的特徴および/または方法論的動作に特定的な言葉で説明したが、添付した特許請求の範囲に定義した本主題は、必ずしも先に記載した特徴や動作には限定されないことは言うまでもない。逆に、記載した特徴および動作は、特許請求の範囲を実現する(implement)形態例として開示するまでである。
尚、本発明は、多くのタイプのコンピュータ・システム構成を有するネットワーク計算環境において実施する(practice)ことができることは、当業者には認められよう。多くのタイプのコンピュータ・システム構成には、パーソナル・コンピュータ、デスクトップ・コンピュータ、ラップトップ・コンピュータ、メッセージ・プロセッサ、ハンドヘルド・デバイス、マルチプロセッサ・システム、マイクロプロセッサに基づくまたはプログラマブルな消費者用電子機器、ネットワークPC、ミニコンピュータ、メインフレーム・コンピュータ、移動体電話機、PDA、ページャ、ルータ、スイッチ、パッケージ生産機械等が含まれる。また、本発明は、分散型システム環境においても実施することができる。分散型システム環境では、ネットワークを通じてリンクされている(ハードワイヤ接続したデータ・リンク、ワイヤレス・データ・リンク、またはハードワイヤ接続およびワイヤレス・データ/リンクのいずれかによって)ローカルおよびリモート・コンピュータ・システムの双方が、タスクを実行する。分散型システム環境では、プログラム・モジュールは、ローカルおよびリモート双方のメモリ記憶デバイスに配置することができる。
本発明の実施形態は、効率的および自動的に、例えば、箱の型板のような、包装材製品を生産するために最適な包装材図案を決定および選択することができる。包装材図案の決定および選択は、包装材製品情報および定義された包装材図案に基づくことができ、実施形態によっては、生産機械データ、包装材料データ、および生産環境のリアル・タイムで考慮すべき事項の内1つ以上と共に行うことができる。次いで、包装材生産機械に、選択した包装材図案にしたがって、包装材製品を生産することを命令することができる。
図1は、包装材製品の生産最適化を促進する生産アーキテクチャの一例100を示す。図1を参照すると、生産アーキテクチャ100は、生産機械102、コンピュータ・システム104、およびデータ・ストア106を含む。図示したコンポーネントおよび機械の各々は、例えば、ローカル・エリア・ネットワーク(「LAN」)、ワイド・エリア・ネットワーク(「WAN」)、更にはインターネットというようなネットワーク(またはその一部)を通じて、互いに接続されている。したがって、図示したコンピュータ・システムの各々、ならびに他の接続されているコンピュータ・システムのいずれか、機械、およびそのコンポーネントは、メッセージ関連データを作成し、ネットワークを通じてメッセージ関連データ(例えば、インターネット・プロトコル(「IP」)データグラム、および伝送制御プロトコル(「TCP」)、ハイパーテキスト・トランスファ・プロトコル(「HTTP」)、シンプル・メール転送プロトコル(「SMTP」)等のような、IPデータグラムを利用する他の上位レイヤ・プロトコル)を交換することができる。
図示のように、包装材生産機械102は、生産トラック102A、102B、および102Cを含む。生産トラック102A、102B、および102Cには、例えば、折りたたみ連続紙または巻段ボール(rolled corrugated board)というような、包装材原料を装填することができる。図示のように、生産トラック102A、102B、および102Cの各々は、原料に対して異なる最大幅を有する。生産トラック102A、102B、および102Cが包装材製品(例えば、箱の型板)を生産するに連れて、包装材生産機械102は、使用データのローカル・ストアを維持する。包装材生産機械102は、ネットワーク通信のためにNICに含むことができる。時折または所望の間隔で、包装材生産機械102は、使用データをローカル・ストアからコンピュータ・システム104および/またはデータ・ストア106に伝達することができる。包装材生産機械102の上下にある縦方向の省略記号は、1つ以上の追加の包装材生産機械を生産アーキテクチャ100に含めることができることを表す。
一般に、データ・ストア106は、包装材製品の生産を最適化するための異なるタイプの情報を格納することができる。例えば、データ・ストア106は、例えば、包装材生産機械102のような、1つ以上の包装材生産機械についての情報を格納することができる。包装材生産機械について格納する情報は、包装材生産機械の形式、包装材生産機械を作動させるコスト、包装材生産機械において入手可能な原料の種類、および包装材生産機械において包装材生産を最適化するために用いられる図案群を含むことができる。生産アーキテクチャ100の中に示すように、データ・ストア106は、更に具体的には、包装材図案表301、包装材料表501、および機械データ表502を含む。
コンピュータ・システム104は、最適化モジュール112を含む。一般に、最適化モジュール112は、包装材製品の生産を最適化するように構成されている。実施形態の中には、最適化モジュール112がリアル・タイム包装材製品設計機能を含む場合もある。包装材製品を生産しようとするとき、最適化モジュール112はデータ・ストア106を参照して、どのように包装材製品の生産を最適化するか決定することができる。最適化が決定すると、最適化モジュール112は命令を包装材生産機械に送ることができる。この命令は、決定した最適化にしたがって包装材製品を生産することを包装材生産機械に命令する。
実施形態の中には、コンピュータ・システム104および/または包装材生産機械102が、データ・ストア106からの情報の全部または一部を利用して、どのタイプおよび/またはサイズの包装材型板を、生産機械102によって作るとよいかについて最適化する場合もある。実施形態の中には、コンピュータ・システム104および/または包装材生産機械102が、包装材製品を生産するためには、どの包装材料のトラックを用いるべきかについても最適化する場合もある。
更に、包装材生産機械102、コンピュータ・システム104、およびデータ・ストア106を別個に図示しているが、生産機械102、コンピュータ・システム104、およびデータ・ストア106に示すコンポーネントならびにデータを組み合わせることもできる。例えば、コンピュータ・システム104を物理的に包装材生産機械102に統合するのでもよい。同様に、データ・ストア106をコンピュータ・システム104および/または包装材生産機械102に物理的に統合することもできる。
実施形態の中には、包装材製品が箱の型板である場合もある。この箱の型板に更に細工して、例えば、折り曲げて、縁同士を繋ぎ合わせて、箱を形成することができる。異なる製品には、異なる種類の箱または他の包装材を使用してもよく、または望ましい場合もある。箱のサイズは、その箱の中に密閉しようとしているものに基づいて、様々にすることができる。個々の使用または用途にはどの種類および/またはサイズの箱が望ましいか判断する際に、他の種類の特徴も考慮することができる。重い物体または脆い物体を密閉する場合、例えば、ある種の材料の箱を用いること、または保護特性(例えば、糊がついたフラップ(glue flap)、一体角保護材、原寸大のフラップ(full size flap)等)を向上させた箱を用いることが要求されることがある。
つまり、一般的に記載したが、生産アーキテクチャ100のコンポーネントは、多数の異なる特徴または考慮すべき事項のいずれに基づいてでも、包装材製品の生産を最適化するために用いることができる。ある目的に適した包装材を特定する際に生産アーキテクチャ100の使用を促進するために、多数の異なる包装材の図案または種類のいずれでも考慮することができる。包装材の各種類または図案は、異なる形状、様式、または他の特徴を有すると考えられる。例えば、1つの箱の図案が、最終的な箱の幅の約半分である上面フラップおよび/または下面フラップを有することもある。他の箱の図案では、上面フラップおよび/または下面フラップが、箱の全長まででもよいものもある。これらおよび他の種類の箱も、組立のために糊付きフラップまたは固定(staple)フラップを含んでもよく、上面フラップおよび/または下面フラップに角保護材が一体化して組み込まれていてもよく、あるいは他の特徴またはそのあらゆる組み合わせを有してもよい。
図2は、包装材製品の生産を最適化する方法の一例200のフロー・チャートを示す。方法200は、コンピュータ・アーキテクチャ100のコンポーネントおよびデータに関して説明する。方法200の説明の間、図3、図4、図5A、および図5Bも参照する。
方法200は、包装材製品を生産するための包装材生産情報を受信する動作(act)を含む。包装材生産情報は、少なくとも包装材製品のサイズを定める(動作201)。例えば、コンピュータ・システム104は包装材生産情報111を受信することができる。包装材生産情報111は、包装材製品(例えば、箱)のサイズを定めることができる。包装材生産情報111は、また、最適化モジュール112が包装材製品の生産をどのように最適化するか決定するために用いることができる他の情報も含むことができる。例えば、他の情報には、生産する箱の個数、選択した図案群(design group)、生産条件、利用可能な包装材生産機械、および生産時間コストを含むことができる。
実施形態の中には、包装材生産情報111を、他のコンピュータ・システムにおいて、またはコンピュータ・システム104の他のモジュール内においてでも、自動的に定式化する場合もある。他の実施形態では、人のユーザが包装材生産情報111を、例えば、コンピュータ・システム104または他のいずれかのネットワーク位置に設けられているユーザ・インターフェースを通じて入力する。端的に図4を参照すると、ユーザ・インターフェース401は、包装材生産情報を入力するための異なるユーザ・インターフェース制御部を示す。操作者または他のユーザがユーザ・インターフェース401を用いて、箱の寸法、生産する箱の個数、図案群の選択を入力し、生産条件を示し、利用可能な生産機械を選択し、生産時間コストを示すことができる。例えば、ユーザ・インターフェース401によって、ユーザは図案群302aを選択し、包装材生産機械102が利用可能であることを示すことができる。ユーザ・インターフェース401を通じて入力された包装材生産情報は、包装材生産情報111に含めることができる。
方法200は、複数の異なる包装材図案にアクセスする動作を含み、複数の包装材図案の各々は、包装材生産特性の組み合わせに対する値を示し、包装材生産特性の組み合わせに対して示された値は、包装材図案にしたがって包装材製品を生産するときに用いられる(動作202)。例えば、コンピュータ・システム104は包装材図案表301にアクセスすることができる。これより図3を参照すると、包装材図案表301は、図案群302、図案の特徴310、選好度得点311、選択肢312、制約308、および記述314を示す列を有する。
図案群302は、多数の図案群302a、302b、302c、302d、302e、302f等を含む。各図案群は、1つ以上の主要図案を含むことができる。例えば、図案群302aは、主要図案304を含む。各主要図案は、指定されたアルゴリズムに関係することができ、あるいは対応する図案群における他の主要図案に対して採点、評価、またはそれ以外で関係付けることができる他の図案に関係することができる。
図案群内において、階層を確立することができる。例えば、主要図案304aは、その中に多数の包装材図案306が定義されている。包装材図案306の各々は、それが一部をなす主要図案304aに関係付けられる。しかしながら、包装材図案306の各々は、他の包装材図案306からそれを差別化する、少なくとも1つの異なる値または異なる選択肢を、図案の特徴310、選好度得点311、選択肢312、および制約308に含む。例えば、異なる包装材図案306が、長さ、幅、および高さの寸法を交換し(interchanged)、図案の中にトレイおよびセパレータを追加した同じ主要図案に関係があってもよく、あるいは主要図案に共通な他の特徴または様相(aspect)に関係があってもよい。
実施形態の中には、主要図案304aが異なる種類の箱に対応できる場合もある。例えば、主要図案304aは、RSC構造、原寸フラップ箱(full flap box)、角保護材一体箱(integral corner protection box)、底が別体となっている底蓋構造箱(bottom lid construction box)、および蓋構成材(lid component)を有する箱に対応することができる。他の主要図案304は、他の種類の包装材図案に対応する。各包装材図案には、その図案を形成するために用いることができる1つ以上の公式(formula)を関連付けることができる。例えば、主要図案が矩形の箱を生産するために用いられる場合、組み立てられた箱について、所望の長さ、幅、および高さを求める公式であるとよい。主要図案に基づいて、箱型板を生産する。箱型板を折り曲げて、特定の長さ、幅、および高さの箱を生産することができ、更に、特定の主要図案の他の特性または特徴も提供する。
このように、種々の包装材図案306を、主要図案304a内部の下位図案として考慮することができる。包装材図案306の各々は、同様の公式または本質的に同じ公式を、何らかの変更を加えて、用いることができる。
コンピュータ・システム104は、適宜、1つ以上の包装材料表501および機械データ表502にもアクセスすることができる。図5Aを参照すると、包装材料表501は、生産アーキテクチャ100内において入手可能な1つ以上の包装材料の様相(aspect)を示し、その一部は、包装材生産機械102において入手可能であるとよい。例えば、包装材料表501は、例えば、名称、種類、幅、厚さ、量、およびコストというような、包装材料の様相を示す。
図5Bを参照すると、機械データ表502は、包装材生産機械102を含む、生産アーキテクチャ100における1つ以上の包装材生産機械の様相を示す。例えば、機械データ表502は、名称、付随する動作コスト(例えば、包装材製品を生産するために必要とされる、秒毎の相対的コスト)、異なる包装材料の利用可能性等を含む、包装材生産機械を示す。
方法200は、包装材製品を生産するために、複数の異なる包装材図案の中から1つの包装材図案を選択する動作を含む。この選択は、包装材製品情報にしたがって包装材製品を生産するために選択した包装材図案の適性に基づく(動作203)。例えば、最適化モジュール106は、包装材製品情報111にしたがって包装材製品(例えば、箱の型板)を生産するための包装材製品図案306aの適性に基づいて、包装材図案306aを選択することができる。包装材料表501および/または機械データ表502の内容は、包装材図案306aを選択するときにも考慮することができる。包装材図案の選択には、包装材図案表301を考慮するあらゆる数の異なるアルゴリズム、ならびに包装材料表501および機械データ表502の1つ以上を用いることができる。
実施形態の中には、アルゴリズムが、包装材図案表301からの1つ以上の値および/または選択肢、ならびに包装材料表501および/または機械データ表502からの1つ以上の値および/または選択肢を処理して、異なる包装材図案毎に得点値を生成する場合もある。生成した得点値に基づいて、最適化モジュール106は包装材図案を選択することができる。
方法200は、包装材製品を生産する命令を包装材生産機械に送る動作を含み、この命令は、包装材生産機械に、定められたサイズに十分な利用可能な原料を、選択した包装材図案にしたがって用いることを命令する(動作204)。例えばコンピュータ・システム104は、生産命令114を包装材生産機械102に送ることができる。包装材生産命令114は、包装材生産情報において定められているサイズの包装材製品を作成するのに十分な原料を用いて、包装材図案306aにしたがって包装材製品を作成することを、包装材生産機械102に命令する。
本発明の他の実施形態は、包装情報を確立し、次いでこの確立した包装情報を用いて包装材図案を選択する動作を含む。図6は、包装材製品に対して図案を選択する方法の一例600のフロー・チャートを示す。方法600について、図3、図4、図5A、図5B、および図7に関して説明する。
方法600は、図案群を定義する動作(動作601)を含む。例えば、図3を参照すると、図案群302を定義することができる。図案群302は、総合的に、異なる重量、選好度、制約、およびその他の考慮すべき事項、あるいは以上の組み合わせを1組とした、複数の組に関係し、ユーザ、操作者、顧客、あるいは他の人またはエンティティが、これらを特定の図案に加味する(place)ことができる。例えば、異なる製品、異なる種類の製品(例えば、脆い製品と脆くない製品、高価な製品と安価な製品等)、異なる顧客等と用いるために、異なる図案群を考案することができる。
方法600は、図案群内における階層を設定する動作(動作602)を含む。例えば、各図案群302には、1つ以上の異なる主要図案304を設定することができる。各主要図案304は、特定のアルゴリズムに関連を有することができ、あるいは図案群302内における他の主要図案304に対して採点、評価、またはそれ以外で関係付けることができる他の図案に関連を有することもできる。また、各主要図案304には1つ以上の包装材図案を設定することができる。例えば、主要図案304aは包装材図案306を含む。
図案群内部で階層を設定するには、包装材図案毎に、図案の特徴310、選好度得点311、選択肢312、制約308、および記述314の内1つ以上に値を指定する動作を含むことができる。つまり、各包装材図案306は、主要図案304aに関係付けられるが、種々の異なる選択肢を含む。したがって、種々の包装材図案306を主要図案304a内部の下位図案として考慮することができ、何らかの変更を含むが、同じ公式、または本質的に同じ公式を用いることができる。例えば、異なる包装材図案306は、長さ、幅、および高さの寸法を交換し、図案の中にトレイおよびセパレータを追加した同じ主要図案に関係があってもよく、あるいは主要図案304aに共通な他の特徴または様相に関係があってもよい。
実施形態の中には、階層を設定するときに、異なる種類の箱に対応する主要図案を確立することを含む場合もある。例えば、主要図案304の一部は、RSC構造、原寸フラップ箱(full flap box)、角保護材一体箱(integral corner protection box)、底が別体となっている底蓋構造箱(bottom lid construction box)、および蓋構成材(lid component)を有する箱に対応することができる。他の主要図案304は、他の種類の包装材図案に対応する。各包装材図案には、その図案を形成するために用いることができる1つ以上の公式を関連付けることができる。例えば、主要図案が矩形の箱を生産するために用いられる場合、公式が、組み立てられる箱について、所望の長さ、幅、および高さを求める、次いで箱型板を生産する。この箱型板を折り曲げて、特定の長さ、幅、および高さの箱を生産することができ、更に、特定の主要図案の他の特性または特徴も提供する。
実施形態の中には、所望の箱の所望の長さ、高さ、および幅を用いることによって、1種類の包装材を生産してもよい場合もある。しかしながら、長さ、幅、および高さの値を単に変更するだけで、6通りまでの異なる組み合わせを得ることができる。つまり、ユーザが長さ、高さ、および幅の値を入力すると、種々の包装材図案306が異なる組み合わせに関係することができる(例えば、長さを高さとして、高さを幅として、そして幅を長さとして用いる)。ユーザは、1つの方法でこれらの寸法を入力することができ、次いで最適化モジュール106が6つの異なる組み合わせにおける寸法を評価することができる。例えば、ある箱が、以下の寸法を有するとする。
寸法1:12インチ
寸法2:18インチ
寸法3:14インチ
また、この同じ箱は、以下の表記法のいずれでも記述することができる。
長さ/幅/高さ
−A:12インチ×17インチ×14インチ
−B:12インチ×14インチ×18インチ
−C:18インチ×12インチ×14インチ
−D:18インチ×14インチ×12インチ
−E:14インチ×12インチ×18インチ
−F:14インチ×18インチ×12インチ
最終的に、同じ寸法のこれらの組み合わせの内いずれでも、同じ全体的な寸法(即ち、12インチ×18インチ×14インチ)を有する箱を生産するために用いることができる。しかしながら、これらの寸法を公式に特定の形態で入力すると、指定されたサイズの箱を生産するために折り曲げることができる二次元型板のサイズおよび形状は様々となり得る。場合によっては、この型板の幅および長さが、長さ/幅/高さ寸法の特定の組み合わせに基づいて、変化する可能性がある。特に、包装材生産機械が、限られた1組の種類の材料(例えば、連続用紙、または特定幅の巻段ボール)しか入手する機会がない場合、型板のサイズが、この箱を生産する全体的なコストに差を生じさせる可能性がある。また、これらの異なる寸法の組み合わせは、箱を組み立てるまたは閉じるために用いられる材料の量、箱を組み立てる時間、箱を組み立てる難易度等にも影響を及ぼす可能性もある。例えば、異なる寸法の箱は、異なる量の糊または他の接着材、ホッチキス、荷造り帯、あるいは箱を用意し、直立させ、印を入れ、および/または閉じるために用いられる他の材料を必要とするかもしれない。
例示のために、第1の箱型板について入力した寸法は、幅が約50インチ、そして長さが約64インチとすることができる。第2の箱型板について入力した寸法は、幅が約80インチ、そして長さが約40インチとすることができる。つまり、第1の箱型板および第2の箱型板双方の総面積は、3200平方インチとなる。包装材生産機械は、幅が55インチおよび幅が100インチの連続紙または巻段ボールを入手する機会を得ることができる。つまり、総面積は同じであっても、第2の箱型板を生産するためには、より多くの包装材料が必要となることもある。
例えば、第2の箱型板を100インチ幅の材料から生産する場合、第2の箱型板を生産するために、4000平方インチ(即ち、100インチ×40インチ)の生産材料を用いる。第2の箱型板を回転させ、55インチ幅の連続用紙から生産する場合、第2の箱型板を生産するために、4400平方インチ(即ち、55インチ×80インチ)の生産材料を使用する。対照的に、第1の箱型板は55インチ幅の材料から生産することができ、用いられる総材料は3520平方インチ(即ち、55インチ×64インチ)となる。
したがって、同じ種類の箱を生産するために寸法を入力するやり方を変更すると、その箱、または箱を生産するコストに影響を及ぼすことがある。また、入力した寸法が、包装材生産の他の面に影響を及ぼす可能性もある。例えば(for example, instance)、箱の構造的強度も変化する可能性があり(例えば、糊/固定フラップの長さを変更することにより)、組立の難易度が上がる可能性があり、箱の全体的な美的外観が変化する可能性があり、あるいは、例えば、どの寸法を長さ、幅、または高さに用いるかに基づくだけでも、多数の他の特性または特徴が変化する可能性がある。更に、主要図案304に対する他の変更も、下位図案の中で取り組むことができる(例えば、インサート(insert)または仕切り板をトレイにまたは箱内部に追加する)。
図案群内に階層を設定するとき、例えば、美的感覚(aesthetics)、労働(labor)、生産能力、組立/材料コスト、および包装材図案毎の保護というような、1つ以上の図案の特徴310を指定することを含むことができる。また、階層を設定するとき、包装材図案毎に、選好度の得点311も指定することを含むことができる。
また、図案群内に階層を設定するとき、包装材図案毎に選択肢312を指定することを含むこともできる。例えば、図案を回転させてもよいか、左右を逆にしてもよいか(mirror)、特定の包装材図案306または主要図案304に対して多数の出力を有してもよいか否かについて示すように、選択肢312を指定することができる。一般に、主要図案(または特定の包装材図案)の回転バージョンまたは左右逆バージョンは、通常、対応する図案と同じ全体的な二次元型板寸法を有すると考えられる。図案を回転させると利点を得ることができる。例えば、包装材料(例えば、連続紙または巻段ボール)が一定の幅でしか入手できない場合もある。このため、幅60インチ×長さ40インチの型板を75インチ幅の連続紙材料によって生産してもよい。しかしながら、この型板を回転させることによって、同じ図案を、42インチ幅の連続紙材料を用いて生産することもでき、これによって、型板の生産における全体的な材料使用を削減することができる。
多数の出力(out)を可能にする包装材図案306では、多数の型板を横に並べて生産することができる(即ち、「タイル状に並べる」)。即ち、生産材料の全体的な幅(例えば、連続段ボール)を用いて、本質的に並列な複数の(例えば、2つ)包装材製品(例えば、箱型板)を生産することができる。多数の出力を可能にすることによって、多数の同じ図案を、横に並べて生産することが可能になり、あるいは異なる図案を横にならべて生産することも可能になることもある。
以上の説明では、連続材料または他の包装材料のサイズ、および/または包装材および/または包装型板の寸法について特定的に述べた。尚、これらの寸法は例に過ぎず、異なる様々の図案を用いることができる状況の例を例示するために提示したことは認められてしかるべきである。包装材図案表301では、図案群302、主要図案304、そして包装材図案306にも寸法が含まれていない。これは単に任意選択であるが、寸法を入れないことによって、より広い範囲の包装材を考慮することが可能になると考える。
例えば、製品サイズ毎または可能な包装材のサイズ毎に図案群を定義する代わりに、包装材図案表における定義に似た定義の方が確実(robust)であり、製品種類を図案群302毎に指定することを可能にする。各主要図案304および包装材図案下位群306は、広範囲の包装材のサイズを評価できるように、包装型板のサイズを計算する公式を有するとよい。更に、実施形態の中には、1つの図案群が他の図案群の階層の中に入ることもある。例えば、1つの図案群を選択することにより、1つ以上の他の図案群、ならびにその中にある主要および/または包装材図案304、306も考慮することができる。
実施形態の中には、ユーザまたはコンピュータ・システムが、図案群に対する制約(restriction)308に値を指定する場合もある。方法600は、制約(restriction)/制限(constraint)を指定する動作(動作603)を含む。包装材図案表301において、主要図案304または包装材図案306は、制約および/または制限(例えば、制約308)を指定することができる。例えば、包装材図案には、サイズの制約を指定することができる(例えば、最大寸法は34インチ未満でなければならない)。この特定的な例では、包装材図案は、いずれの寸法も指定された値まで許容することができる。寸法が指定された値を超過した場合、所望の包装材生産機械によって型板を生産できないかもしれない可能性があり、生産されても望ましくない折り目線が入る可能性があり、あるいは他の何らかの特徴またはその組み合わせが入る可能性もある。
いずれの種類の制限または制約でも指定することができる。例えば、絶対サイズまたは寸法上の制約を適用することができ、相対的サイズまたは寸法上の制約を適用することができる(例えば、長さ対幅の比は、7:1未満でなければならない)。制約または制限は、特定の包装材生産機械を、その図案を生産するために用いることに限定すること、またはそのように要求することもあり、あるいは特定の品質の連続紙材料を用いることに限定すること、またはそのように要求することもある。勿論、制約または制限を特定するには、他の考慮すべき事項も用いることができる。つまり、制約または制限が存在する場合、特定の図案を他の考慮すべき事項または使用から除外する条件を指定するために用いることができる。
実施形態の中には、ユーザまたはコンピュータ・システムが、選好度(preference)の得点311の値、あるいは図案群についての他の優先順位(priority)またはコストの値を指定する場合もある。方法600は、選好度/優先順位/コストを指定する動作(動作604)を含む。 選好度または優先順位は、多数の異なるカテゴリのいずれでも指定することができる。例えば、包装材図案表301では、選好度または優先順位を図案の特徴310に対して指定することができる。選好度、優先順位、コスト等を指定するときに用いることができる図案の特徴の例には、美的外観(aesthetic appearance)、労働時間、生産能力、組立/閉鎖材料コスト、保護能力、またはその他の選好度、あるいはその組み合わせが含まれる。
図案310に関する特徴に対する値の1つ以上(全ても可能)の組み合わせに重み付けすることができる。値に自動的に重み付けし指定することができ、あるいは技術者または他のユーザ、操作者、あるいは本明細書において記載するシステムを知ることができる人によって指定することができる。例えば、異なる図案の特徴には各々異なる重み付けをすることができる。特定の図案群302が脆い物体または重い物体と共に用いられそうな場合、箱の保護能力が特に重要になると考えられる。一方、図案群302が高価な製品または高級な顧客のために用いられようとする場合、美的外観が特に重要になると考えられる。大量の製品には、労働時間、生産能力、組立材料コスト等を高く評価することができる。
したがって、多数の異なるやり方のいずれでも、異なる図案に関係する特徴310に重み付けすることによって、各図案群302を考慮することができる。更に、異なる図案群302には、異なる種類の主要図案304および包装材図案306が考慮される可能性がある。例えば、図案群302の中には、一体角保護材のある箱を考慮しなくてもよいこともあり(例えば、追加の保護を全く必要としない製品、または奇妙な形状をした製品)、一方、一部の図案群302だけに、2つ以上の別個の部品で生産される型板を考慮すればよい(例えば、大型製品用の図案群302)こともある。つまり、各図案群302は、特徴310を評価し重み付けするやり方でカスタム化するだけでなく、どの主要図案304および/または包装材図案306が特定の図案群302内において選択肢として含まれるかにしたがって、カスタム化することができる。
多数の異なる図案の特徴310および選好度の得点311が、包装材図案表301において明示的に示されている。包装材図案の中には、図案の特徴310の各々および/または選好度の得点311に対する値が指定されないものもある。実施形態の中には、図案の特徴310のいずれにも値を指定しない場合もある。つまり、選好度の得点311に対する値は、個々の図案に指定される1つの値でよい。選好度の得点311に対する値は、その図案群にとって重要であると見なされる図案に関する特徴の個々の組み合わせに基づくことができる。選好度の値は、数値(例えば、0から100までの目盛り上)、文字値(例えば、AおよびFの間の値)、コスト値(例えば、図案係数310に基づく箱を生産するのに伴うコスト)、または他のいずれかの種類の値、あるいはその組み合わせとすることができる。
方法600は、追加情報を設定する動作(動作605)を含む。例えば、ここで図5Aおよび図5Bを参照すると、包装材料表501および機械データ表502も設定することができる。包装材料表501は、生産アーキテクチャ100内部で入手可能な1つ以上の包装材料の様相を記述するために設定することができる。例えば、包装材料表501は、入手可能な連続紙生産材料の幅、このような連続紙材料の入手可能な量、および各種類の材料のコストというような、包装材料の様相を記述する。機械データ表502は、生産アーキテクチャ100内部で入手可能な1つ以上の包装材生産機械の様相を記述するために設定することができる。例えば、機械データ表502は、秒当たりの運転コスト(運転コスト)および異なる包装材料サイズの入手可能性(access)というような、包装材生産機械の様相を記述する。
本発明の実施形態は、1つ以上の最適な包装材図案を選択または特定するために利用可能な情報を用いるリアル・タイム図案最適化システムを含む。図案情報、包装材料情報、および包装材生産機械情報に基づいて、包装材製品の図案を選択することができる。また、リアル・タイム図案最適化システムは、別のユーザが入力したジョブ特定情報(例えば、操作者から)も、図案選択を容易にするために考慮することができる。
方法600は、ジョブ特定情報を入力する動作(動作606)を含む。例えば、手短に図4に再度戻ると、リアル・タイム図案最適化システムは、ユーザ・インターフェース401を通じて入力されたジョブ特定情報を考慮することができる。ジョブ特定情報は、1つの箱、多数の同じ箱、または多数の異なる箱に対するジョブを示すことができる。ユーザ・インターフェース401において情報を入力するとき、操作者または他のユーザは、用いようとしている図案群というような、情報を入力することができる。先に注記したように、各図案群は異なる種類の包装材図案を含むことができる。
加えて、または代わりに、各図案群は、異なる図案に関する特徴に、異なるやり方で重み付けすることもできる。例えば、ユーザ・インターフェース401に図示されているように、1つ以上の図案群302が、その図案群の基本的記述と共に特定される。この記述は、サイズ、重量、製品カテゴリ、または操作者がどの図案群を考慮すればよいか識別するために用いることができる他の情報を含むことができる。実施形態の中には、多数の図案群を考慮のためにユーザが選択する場合もある。
方法600は、情報を更新する動作(動作607)を含む。例えば、ユーザ・インターフェース401は、ユーザが寸法情報を入力できる種々の欄を示す。操作者は、例えば、所望の箱が寸法A、B、およびCを有することを知ることができる。この場合、このような寸法は、ユーザ・インターフェース401のしかるべき欄に入力することができる。寸法情報は、多数の異なる単位でも同様に入力することができる。例えば、本システムは、インチ、フィート、センチメートル、メートル、または他の寸法単位で寸法を要求することができる。また、指定された値を入力する単位を、ユーザが指定できるのでもよい。例えば、ドロップ・ダウン・ボックス(drop-down box)によって、単位をセンチメートルではなくインチで示すことを、ユーザが指定できるようにしてもよい。
他の情報も入力することができる。例えば、ユーザ・インターフェース401において、操作者または他のユーザが、生産条件についての情報を入力することができる。事故が起きて生産が遅延または停止した場合、この状態を入力することができる。生産が停止または遅延したことを示すために、チェック・ボックスまたは他の入力メカニズムを用いることができる。また、ユーザ・インターフェース401は、時間コスト(time cost)を入力するために用いることができる。生産が停止または遅延する程時間コストを増大することができる。前述のように、時間コストは、生産時間を評価するために用いることができる。生産コストが高い場合、リアル・タイム最適システムは、生産時間を短縮する解決策を探すことができる。追加の情報も入力することができる。例えば、連続紙または他の生産材料の入手可能性(availability)についての情報、停止中の生産機械の識別、またはその他の情報、あるいはその組み合わせも指定することができる。
方法600は、承認された図案の最終候補(solution)を特定する動作(動作608)を含む。例えば、リアル・タイム図案最適化システムは、指定された図案群における各主要図案を評価するために、寸法情報、および図案制約に関してユーザが指定した他の情報を考慮することができる。ユーザが図案制約に関して入力した情報を満たす図案を、承認された図案の最終候補として特定する。承認された最終候補のリストをユーザに表示すること、および/または格納すること(例えば、データ・ストア106に)ができる。
リアル・タイム図案最適化システムは、図案群におけるいずれかの図案に対して指定された制約またはその他の制限を評価することができる。例えば、ある図案に制約があり、この制約が満たされない場合(例えば、サイズの制約、寸法上の制約、包装材生産機械の制限、材料品質の制限等)、この図案を、利用可能な最終候補のリストから除外することができる。他の制約または制限も評価することができる。例えば、連続紙または生産機械の利用可能性(例えば、特定の機械上でなければ生産できない)、時間コスト(例えば、時間コストがある値よりも低い場合またはある値の間にある場合にのみ用いる)に関する追加の制約があってもよく、あるいは他の要因、または以上のあらゆる組み合わせに基づく追加の制約があってもよい。
方法600は、材料コストを計算する動作(動作609)を含む。例えば、リアル・タイム図案最適化システムは、包装材生産機械において(例えば、包装材生産機械102において)利用可能な連続紙の幅を特定することができる。承認された最終候補毎に、リアル・タイム図案最適化システムは、図案を生産するために用いられる連続紙材料の量を計算することができる。用いられる連続紙材料の量は、包装材型板の底面積(footprint)だけでなく、連続紙の幅に基づく連続紙材料の全体的な使用にも基づくことができる。
したがって、幅が50インチで長さが30インチの包装材型板は、1500平方インチの面積を有すればよい。しかしながら、60インチの幅がある連続紙から包装材型板を生産する場合、全体的な材料の使用は1800平方インチになると考えられる。同じ図案を回転させたバージョンであれば、潜在的に幅が32インチある連続紙から生産することができ、回転させたバージョンは、約1600平方インチの連続紙材料を用いて生産することもできる。つまり、材料コストの計算には、包装材生産機械に利用可能な入手可能な材料を考慮することも含むとよく、それらの異なるサイズ、品質、および量が含まれる。
連続紙材料の使用が分かっていれば、コストを計算することができる。例えば、0.03ドル/平方フィートのコストを有する連続紙材料については、1600平方インチの連続紙材料の全体的コストは、約0.33ドルになるであろう。そして、1800平方インチの連続紙材料の全体的コストは、約0.38ドルになるであろう。したがって、異なる幅の入手可能な連続紙材料、ならびに図案群302内における種々の主要図案304および下位図案306に基づいて、連続紙材料について、多数の異なるコストを得ることができる。更に、連続紙材料の幅が異なれば、異なるコストが伴うこともある。例えば、連続紙の品質は様々であり、1つの連続紙材料のコストが他のものと比較して高くなることもある(例えば、平方フィート毎のコストが、異なる連続紙毎に様々となる)。他の実施形態では、生産者が特定の幅の連続紙を大売り出しして(close-out)、このような連続紙材料にはより低いコストを指定できるようにしたい場合もある。
ある図案を生産するために用いられる材料の量、つまり箱またはその他のパッケージの材料コストは、どのような箱を生産すべきか決定する際の1つの要因(factor)になり得る。しかしながら、他の要因も考慮することができる。例えば、前述のように、図案群302内にある各主要図案または包装材図案304、306には、図案に関する特徴310に基づいて、特定の値または選好度が指定されていてもよい。したがって、リアル・タイム図案最適化システムは、最適な図案を特定する前に、多数の図案に関する特徴を考慮することができる。
例えば、より低い材料コストで箱型板を生産しても、コストがかかる組立/閉鎖材料、または高い労務コストが、この箱の組立に伴うこともあり得る。これらおよびその他の要因が、より低い材料コストよりも勝る可能性があり、その結果、代わりの図案を選択することになる。他の実施形態では、材料コストが低い図案が、乏しい美的感覚または保護能力を有することもあり得る。その結果、リアル・タイム図案最適化システムが種々の様相を評価するとき、美的品質および/または保護品質に高い重みまたは選好度がある図案群が、1つの図案が他の図案よりも相対的に材料コストが低いことに勝る場合もある。
方法600は、選好度の得点を指定する動作(動作610)を含む。例えば、リアル・タイム図案最適化システムは、動作608からの承認された最終候補毎に、選好度の得点を指定することができる。方法600は、選好度の得点および材料コストを組み合わせる動作(動作611)を含む。例えば、リアル・タイム図案最適化システムは、動作609によって計算した材料コストを、動作610によって割り当てた選好度の得点と組み合わせることができる。
選好度の得点および材料コストを組み合わせる、またはそうでなければ得点値を求めるのに望ましいアルゴリズムであれば、いずれでも用いることができる。例えば、1組の承認された図案選択肢は、表1に示すような、以下の値および材料コスト値を含むことができる。
Figure 0006002127
次に、図案毎の選好度の値および材料コストの値を、総合的な得点を得るように組み合わせることができる。一例によれば、選好度の値および材料コストの値を正規化して、選好度の得点を計算するときに、等しい重みを与えるとよい。例えば、図案毎の選好度の値は、各値を最大の選好度の値で除算することによって正規化することができる。つまり、図案5は1.00の正規化された選好度の値を有することができる。
材料コストの値も正規化することができる。例えば、図案毎の材料コストの値は、各値を最小の材料コストの値で除算することによって正規化することができる。つまり、図案2は、1.00の正規化された材料コストの値を得ることができる。図案2の2倍のコストを有する値が0.00の正規化された値を有すると仮定すると、正規化された値は、次の式で得ることができる。
NMCV=MCV*(−1)/MMCV−2
ここで、NMCVは、正規化された最小材料コストの値、MCVは、材料コストの値、そしてMMCVは、最小材料コストの値である。
次いで、正規化選好度値および材料コスト値に等しく重み付けし、合計することができる。得点値によって並び替えられた図案によって、表2は表1からの図案に対する得点値を示す。
Figure 0006002127
したがって、表2では、選択された図案群において指定された材料コストおよび選好度値の特定の組み合わせにしたがって、図案4が最も高い得点値を有することが分かる。用いた選好度値は、異なる重み、選好度、または優先順位を異なる図案の特徴310に付ける1つ以上のアルゴリズムまたは考慮すべき事項に基づくとよい。更に、記載した正規化方法は、選好度値および材料コストに基づいて得点値を計算する単なる1つのメカニズムに過ぎない。
他の実施形態では、選好度および/または材料コストを、他のやり方で正規化する、重み付けする、またはそれ以外で用いる、あるいは以上の組み合わせとしてもよい。例えば、選好度値を直接コストに変換し、これを材料コストに加算して、材料コストを正規化する必要をなくすようにしてもよい。他の実施形態では、最小材料コストではなく、材料コストを、最大および最小コスト間の差に基づいて正規化する。更に他の実施形態では、異なる計算、アルゴリズム、正規化、および/または他の要因、ならびにその組み合わせも考慮することができる。
方法600は、上位の最終候補を特定する動作(動作612)を含む。例えば、リアル・タイム図案最適化システムは、上位の最終候補を表2から特定することができる。つまり、表2からの得点値を用いて、追加のまたは最終的な考慮すべき事項に対する最終候補の数を限定する。更に、図案群302は、多数の異なる主要図案304および多数の包装材図案306を、主要図案302内における下位図案として含むことがある。実際に、採点および考慮するとよい可能な選択肢は、数百や数千にはならないまでも、数十には容易になり得る。このため、得点値を用いて、例えば、上位10個の最終候補というような、最上位にある1組の最終候補を特定する。表2から、上位7つの最終候補を特定することができるが、7つまたは10個よりも多いあるいは少ない最終候補も、上位の最終候補として特定することができる。
多数の上位最終候補を特定するか否かには関係なく、リアル・タイム図案最適化システムは、次に、包装材製品を生産するために用いる1つの図案を選択することができる。実施形態の中には、選択される図案が、得点値のみに基づいて選定されることもある。他の実施形態では、上位最終候補を操作者にユーザ・インターフェースを通じて提示し、ユーザに選択させてもよい。また、ユーザ・インターフェースは、相対的得点値を示すこともでき、更には計算または得点値計算の根拠も潜在的に示すことができる。
更に他の実施形態では、特定した上位最終候補を更に処理して、上位最終候補のリストを更に厳密に求める。例えば、生産時間に基づいて、上位最終候補を更に評価することができる。本明細書において注記したように、生産時間は、ある業界および/またはある生産時点では特に重要になることがある。稼働中の生産システムでは、包装材生産機械が隘路になることもあり、生産時間の短縮によってスループットを向上させることができる。他の時間では、生産遅延または生産停止が生産の未処理残を生ずる場合もあり、生産時間の重要性が増大する。更に他の場合では、生産機械が過剰な利用可能容量を有し、生産時間が殆どまたは全く懸念にならない場合もある。
方法600は、生産時間をシミュレートする動作(動作613)を含む。例えば、リアル・タイム図案最適化システムは、動作612において特定した上位最終候補について生産時間をシミュレートすることができる。実施形態の中には、生産時間のシミュレーションが、1つ以上の生産機械についてリアル・タイム図案最適化システムが維持している知識に基づく場合もある。生産時間は、対応する計算に対するリソースの必要性に基づいて、上位最終候補または全ての最終候補についてシミュレートすることができる。
表3に示すように、既に特定されている10個の図案から、生産時間をシミュレートすることにより、処理のために上位の7つを選択した。以下の表は生産時間を含むが、付随するコストを付加的にまたは代わりに用いてもよい。例えば、異なる機械を用い、異なるコストが付随する場合、生産値は、図案型板を生産する特定の機械に付随するコスト値であるのでもよい。
Figure 0006002127
方法600は、生産時間を選好度得点および材料コストと組み合わせる動作(動作614)を含む。例えば、リアル・タイム図案最適化システムは、動作613からの生産時間を、動作610からの選好度得点および動作609からの材料コストと組み合わせることができる。生産時間は、材料コストを正規化するために先に示したのと同様のやり方で正規化することができる(即ち、図案7が1.00の値を有し、生産に2倍の長さを要する図案が0.00の正規化値を有するように)。表4は、表1からの上位7つの図案について総合得点を示す。総合得点は、選好度値、材料コスト、および生産時間に等しく重み付けすることができる。
Figure 0006002127
表4に示すように、図案4には最も高い総合得点が与えられており、一方これら上位図案の内、図案3の総合得点が最も低い。得点に得られる値は、正規化値の合計に基づくことができる。しかしながら、平均得点、コスト値、重み付け合計、あるいは総合得点を計算する他のアルゴリズムまたはやり方も用いることができる。
方法600は、重複(doublet)を排除する動作(動作615)を含む。例えば、リアル・タイム図案最適化システムは、表4における図案から重複を排除することができる。リアル・タイム図案最適化システムは、更に採点および図案を厳密に求めおよび/または処理して、全ての重要な面(aspect)で少なくとも大部分が類似しており、潜在的に同様である(alike)図案を特定することができる。例えば、いくつかの図案が同一のまたは非常に似ている選好度値、材料コスト、および/または生産時間を有する場合、このような同様の図案(即ち、重複)は、1つを除いて全て排除することができる。加えて、または代わりに、排除のための重複の検討は、図案の種類(例えば、RSC全長フラップ、一体角保護材、底蓋等)または他の様相を含む、他の様相を評価することも含むことができる。
方法600は、上位最終候補を特定する動作(動作616)を含む。例えば、リアル・タイム最適化システムは、表4から上位最終候補を特定することができる(重複の排除を行ってまたは行わずに)。例えば、最も高い得点を得た図案を選択し、生産のために転送することができる。あるいは、ある数の上位図案(例えば、上位5つの図案)を選択することもできる。上位のある数の図案を選択する場合、いずれの数値でも用いることができる。例えば、5つよりも多いまたは少ない図案を、上位図案の数として選択するのでもよい。
方法600は、生産のために図案を選択する動作(動作617)を含む.例えば、リアル・タイム図案最適化システムは、包装材生産機械102における生産のために図案を選択することができる。実施形態の中には、リアル・タイム図案最適化システムが自動的に、上位に採点された図案を生産のために自動的に転送する場合もある。しかしながら、他の実施形態では、操作者に上位の図案の数、あるいは任意に全ての図案または他の何らかの数の図案を知らせることもできる。例えば、図7を参照すると、ユーザ・インターフェース701が操作者または他のユーザに、上位の図案から1つの図案を選ぶ選択肢を与える。
上位3つの図案を操作者に提示する場合、操作者は何もしないことを選択することができ、これによって最上位に採点された図案が生産のために転送されることになる。操作者は、操作者がこの選択を無効にしないことを積極的に選択することができ、または操作者が選択しないまま指定時間が過ぎた後、最上位の図案を処理のために包装材生産機械に転送することができる。あるいは、操作者が異なる図案を生産のために転送することを望む場合、操作者は他の選択肢(例えば、上位2番目から5番目に格付けされた図案)の図案から1つを選択することができる。更に他の代替案では、操作者がいずれの最終候補も望まないことを示してもよく、操作者は異なる利用可能な図案(例えば、以前に採点したが、上位ではない図案の1つ)を選択することができる。
更にユーザ・インターフェース701に示すように、組み立てられた箱の写真、箱の型板、または他の何らかの画像を用いて、種々の入手可能な箱を図式的に示すこともできる。他の実施形態では、情報または名称だけで箱を特定する。したがって、箱や型板の画像を操作者に提示する必要がないことは認められてしかるべきである。
したがって、本発明の実施形態は、格納されている情報および/またはリアル・タイムの情報に基づいて、包装材製品の生産を自動的に最適化することを含む。実施形態の中には、包装材製品の要求を受けて、リアル・タイム図案最適化システムが、1つ以上の図案群についての情報にアクセスする場合もある。1つ以上の図案群は、多数の図案の選択肢を含む。多数の図案選択肢に対して、格納されている規準および/またはリアル・タイムの規準に基づいて採点を付ける。この採点に基づいて、本システムの操作者による生産および/または選択のために、1つ以上の上位の図案を特定する。
本発明は、その主旨や本質的な特徴から逸脱することなく、他の特定的な形態でも実現することができる。記載した実施形態は、あらゆる観点において、例示であり限定ではないと考えることとする。したがって、本発明の範囲は、以上の説明ではなく、添付した特許請求の範囲によって示されるものとする。特許請求の範囲の均等の意味および範囲に該当する全ての変更は、それらの範囲に含まれるものとする。

Claims (20)

  1. または複数のプロセッサおよびシステム・メモリを含むコンピュータ・システムにおいて、パッケージ製品の生産を最適化する方法であって、
    前記1または複数のプロセッサによって、パッケージ製品を生産するためのパッケージ生産情報を受信する動作であって、前記パッケージ生産情報、少なくとも前記パッケージ製品のサイズを定義する情報である動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、複数の異なるパッケージ図案にアクセスする動作であって、前記複数の異なるパッケージ図案の各々パッケージ生産特性の組み合わせについて値を示し、前記パッケージ生産特性の組み合わせについて示す前記、前記パッケージ図案にしたがってパッケージ製品を生産するときに用いられることとなる値である動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記パッケージ製品を生産するために、前記複数の異なるパッケージ図案から1つのパッケージ図案を選択する動作であって、前記選択、前記パッケージ生産情報にしたがってパッケージ製品を生産するための前記パッケージ図案の適性に基づいて行われる、動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記選択されたパッケージ図案にしたがって前記パッケージ製品を生産するパッケージ生産機械を選択する動作であって、前記パッケージ生産機械は、前記パッケージ生産機械において利用可能な原料を含む、前記パッケージ生産機械の特性に基づいて選択される、動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記パッケージ製品を生産する命令を前記選択されたパッケージ生産機械に送る動作であって、前記命令、前記定義されたサイズに十分な入手可能な原料を、前記選択されたパッケージ図案にしたがって使用することを前記パッケージ生産機械に指示する命令である、動作と、
    含む方法。
  2. 前記複数の異なるパッケージ図案にアクセスする前記動作パッケージ図案表にアクセスする動作を含み、前記パッケージ図案表、複数の異なるパッケージ図案エントリを含請求項1に記載の方法。
  3. パッケージ製品を生産するために、前記複数の異なるパッケージ図案から1つのパッケージ図案を選択する前記動作
    前記1または複数のプロセッサによって、前記複数の異なるパッケージ図案の少なくともいくつかに対する得点を計算する動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記計算された得点を互いに比較する動作と、
    を含む、請求項1に記載の方法。
  4. 前記複数の異なるパッケージ図案の少なくともいくつかに対する得点を計算する前記動作前記1または複数のプロセッサによって、美的外観、組立材料コスト、組立労務コスト、保護能力、および生産時間のうちの1つまたは複数に関する1つまたは複数の値に基づいて得点を計算する動作を含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記複数の異なるパッケージ図案の少なくともいくつかに対する得点を計算する前記動作
    前記1または複数のプロセッサによって、有限数のパッケージ材料サイズの中から特定のパッケージ材料サイズを選択する動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記選択されたパッケージ材料サイズを用いて前記パッケージ製品を生産するのに用いられるパッケージ材料の量を決定する動作と、
    を含む、請求項3に記載の方法。
  6. 定のパッケージ材料サイズを選択する前記動作
    前記1または複数のプロセッサによって、前記選択されたパッケージ図案をどのように回転することができるか判断する動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記パッケージ製品を横に並べて生産することができるか否か判断する動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記パッケージ製品の寸法をどのように交換することができるか判断する動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記パッケージ図案を左右逆にすることができるか否か判断する動作と、
    うちの1つまたは複数に基づいて、特定のパッケージ材料サイズを選択する動作を含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記複数の異なるパッケージ図案の少なくともいくつかに対する得点を計算する前記動作は、前記複数の異なるパッケージ図案の少なくともいくつかに対する得点を計算するために、前記1または複数のプロセッサによって、生産受注残または過剰な生産容量のうちの1つまたは複数に関する動的に変化し得るリアル・タイム・データを適用する動作を含請求項3に記載の方法。
  8. 前記複数の異なるパッケージ図案の少なくともいくつかに対する得点を計算するためにリアル・タイム・データを適用する前記動作前記1または複数のプロセッサによって、前記パッケージ生産の推定生産時間および推定生産コストのうちの1つまたは複数に基づいて得点を計算する動作を含み、前記生産時間および生産コスト、生産の処理残、予定遅れ、または停止に応じて動的に変化する請求項3に記載の方法。
  9. 1または複数のプロセッサおよびシステム・メモリを含む、パッケージ・システム内コンピュータ・システムにおいて、箱型板を生産するための図案を特定する方法であって、
    前記1または複数のプロセッサによって、箱を生産する要求を受ける動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記要求された箱のサイズを決定する動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記要求された箱のための箱型板を生産するのに利用可能な複数の異なるパッケージ図案を特定する動作であって、前記箱型板、他の作業によって、前記要求された箱に変換可能である、動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記箱型板を生産するために、前記複数のパッケージ図案の中から1つのパッケージ図案を選択する動作であって、前記パッケージ図案前記箱型板を生産するためのユーザ入力されたパッケージ生産情報であって前記要求された箱のサイズを少なくとも定義するパッケージ生産情報、前記複数の異なるパッケージ図案の各々の特性、および生産受注残または過剰な生産容量のうちの1つまたは複数に関する前記パッケージ・システムについてのリアル・タイム生産データに基づいて選択される、動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記選択されたパッケージ図案にしたがって前記箱型板を生産するパッケージ生産機械を選択する動作であって、前記パッケージ生産機械、前記パッケージ生産機械において利用可能な原料を含む、前記パッケージ生産機械の特性に基づいて選択される、動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記パッケージ生産機械において利用可能な原料から前記選択されたパッケージ図案にしたがって前記箱型板を生産する命令を、前記選択されたパッケージ生産機械に送る動作と、
    含む方法。
  10. 前記複数の異なるパッケージ図案を特定する前記動作前記1または複数のプロセッサによって、前記複数の異なるパッケージ図案の各々について、箱型板のフットプリントのサイズを決定する動作を含む、請求項9に記載の方法。
  11. 記箱型板を生産するために、前記複数のパッケージ図案の中から1つのパッケージ図案を選択する前記動作
    前記1または複数のプロセッサによって、前記複数のパッケージ図案の各々について、前記要求された箱を生産するための段ボール連続紙材料の量を決定する動作と、
    前記1または複数のプロセッサによって、前記要求された箱を生産するための前記決定された段ボール連続紙材料の量に少なくとも部分的に基づいて、前記複数のパッケージ図案の各々を採点する動作と、
    を含む、請求項9に記載の方法。
  12. 記箱型板を生産するパッケージ生産機械を選択する前記動作前記1または複数のプロセッサによって、前記要求された箱を生産するための前記決定された段ボール連続紙材料の量に基づいて、前記パッケージ生産機械を選択する動作を含む、請求項11に記載の方法。
  13. 記複数のパッケージ図案の各々を採点する前記動作前記1または複数のプロセッサによって、生産受注残または過剰な生産容量のうちの1つまたは複数に関する前記パッケージ・システムについての前記リアル・タイム生産データに基づいて、前記複数のパッケージ図案の各々を採点する動作を含む、請求項11に記載の方法。
  14. パッケージ・システムについての前記リアル・タイム生産データに基づいて、前記複数のパッケージ図案の各々を採点する前記動作前記1または複数のプロセッサによって、前記パッケージ・システム内における生産処理残、生産遅延、または生産中止のうちの1つまたは複数に基づいて、前記複数のパッケージ図案の各々採点する動作を含む、請求項13に記載の方法。
  15. 記複数のパッケージ図案の各々を採点する前記動作前記1または複数のプロセッサによって、パッケージ図案の図案特徴、各パッケージ図案の型板の選択肢、および各パッケージ図案に関する時間的制約に基づいて、前記複数のパッケージ図案の各々を採点する動作を含む、請求項11に記載の方法。
  16. パッケージ生産機械が前記命令を受ける動作と、
    前記パッケージ生産機械が、前記選択されたパッケージ図案にしたがって前パッケージ生産機械に利用可能な原料から前記箱型板を生産する動作と、
    更に含む請求項9に記載の方法。
  17. 箱に変換可能な箱型板を生産するための図案を選択するように構成されたコンピュータ・システムであって、
    1または複数のプロセッサと、
    少なくとも1つのディスプレイ・ユニットと、
    コンピュータ実行可能命令が格納されている1または複数のコンピュータ記憶デバイスと、
    を備え、前記コンピュータ実行可能命令は、前記1または複数のプロセッサにおいて実行されると、前記コンピュータ・システムに、
    複数の図案群の定義を受け取る動作と
    前記複数の図案群の少なくともいくつかが複数の主要図案を含み、前記複数の主要図案の1つまたは複数が複数のパッケージ図案を含むように、前記複数の図案群を階層的に並べる動作であって、各主要図案は、特定の種類の箱、または特定のアルゴリズム、または採点、評価、もしくはそれ以外の方法で他の主要図案に関連付けられることが可能な他の図案に関係し、前記パッケージ図案は、前記複数の主要図案の1つまたは複数に関係し、前記複数のパッケージ図案の各々は、前記複数のパッケージ図案の各々を互いに区別する少なくとも1つの特徴を有する、動作と、
    1または複数の図案群、主要図案、またはパッケージ図案に適用可能な制約を割り当てる動作と
    1または複数の選好度または優先順位を、1または複数の図案群、主要図案、またはパッケージ図案に割り当てる動作であって、前記選好度または優先順位、美的感覚、労働時間、労務コスト、保護能力、組立/閉鎖材料コスト、および生産時間のうちの1つまたは複数と組み合わせた材料コストを含む、多数の図案関連特徴を含む、動作と
    特定のサイズのパッケージ製品に対する要求を受け取前記受け取られた要求に基づいて前記複数の図案群から1つまたは複数を指定する動作と
    割り当てられた制約に基づいて、前記パッケージ製品の要求を満たすのに利用可能な、前記指定された1または複数の図案群内の1または複数の主要図案およびパッケージ図案を特定する動作と
    各利用可能な主要図案またはパッケージ図案を用いて前記箱型板を生産するための材料コストを計算する動作と
    各利用可能な主要図案またはパッケージ図案を、対応する前記計算された材料コストと、少なくとも1つの他の図案特性とに少なくとも部分的に基づいて採する動作と
    上位の得点を有する1または複数の利用可能な主要図案またはパッケージ図案を選択する動作と
    前記選択された上位の得点を有する1または複数の主要図案またはパッケージ図案にしたがって前記箱型板を生産するパッケージ生産機械を選択する動作であって、前記パッケージ生産機械は、前記パッケージ生産機械において利用可能な原料を含む、前記パッケージ生産機械の特性に基づいて選択される、動作と、
    前記パッケージ生産機械において利用可能な原料から前記選択されたパッケージ図案にしたがって前記箱型板を生産する命令を、前記選択されたパッケージ生産機械に送る動作と、
    を行わせる、コンピュータ・システム。
  18. されると前記コンピュータ・システムに各利用可能な主要図案またはパッケージ図案を採点する動作を行わせる前記コンピュータ実行可能命令、実行されると、前記コンピュータ・システムに、各利用可能な主要図案またはパッケージ図案を、当該利用可能な主要図案またはパッケージ図案を用いて前記箱型板を生産するための生産時間のシミュレーションに基づいて採する動作を行わせるコンピュータ実行可能命令を含む、請求項17に記載のコンピュータ・システム。
  19. されると、前記コンピュータ・システムに、ディスプレイ・ユニット出力インターフェースを表示する動作を行わせるコンピュータ実行可能命令を更に含み、前記出力インターフェースにおいて、少なくとも最上位に採点された図案特定される請求項17に記載のコンピュータ・システム。
  20. されると前記コンピュータ・システムに出力インターフェースを表示する動作を行わせる前記コンピュータ実行可能命令、実行されると、前記コンピュータ・システムに、
    採点に基づいて自動的に選択されたパッケージ図案を特定する動作と
    前記自動的に選択されたパッケージ図案に加えて、1または複数の他のパッケージ図案を示す動作と
    優先選択を受け取る動作であって、前記優先選択、前記箱型板を生産するに用いるために、前記1または複数の他のパッケージ図案のうちの1つを選択する動作と
    を行わせるコンピュータ実行可能命令を含む、請求項19に記載のコンピュータ・システム。
JP2013518553A 2010-06-29 2011-06-28 包装材製品の生産最適化 Active JP6002127B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US35975310P 2010-06-29 2010-06-29
US61/359,753 2010-06-29
PCT/US2011/042100 WO2012006050A1 (en) 2010-06-29 2011-06-28 Optimizing production of packaging products

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013536103A JP2013536103A (ja) 2013-09-19
JP6002127B2 true JP6002127B2 (ja) 2016-10-05

Family

ID=45441509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013518553A Active JP6002127B2 (ja) 2010-06-29 2011-06-28 包装材製品の生産最適化

Country Status (9)

Country Link
US (1) US10002207B2 (ja)
EP (2) EP2588302B1 (ja)
JP (1) JP6002127B2 (ja)
CN (1) CN103068564B (ja)
BR (1) BR112013000013B1 (ja)
ES (1) ES2795664T3 (ja)
PL (1) PL2588302T3 (ja)
RU (1) RU2573373C2 (ja)
WO (1) WO2012006050A1 (ja)

Families Citing this family (28)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
ES2795664T3 (es) 2010-06-29 2020-11-24 Packsize Llc Optimización de producción de productos de embalaje
JP6096772B2 (ja) * 2011-07-22 2017-03-15 パックサイズ,エルエルシー 包装材料のタイリング生産
US9818070B2 (en) 2011-07-22 2017-11-14 Packsize Llc Tiling production of packaging materials
CN111815470A (zh) * 2012-07-04 2020-10-23 索尼公司 农事支持装置、方法和系统及记录介质
US8757479B2 (en) * 2012-07-31 2014-06-24 Xerox Corporation Method and system for creating personalized packaging
EP2946325A4 (en) * 2013-01-18 2016-09-21 Packsize Llc PAVING PRODUCTION OF PACKAGING MATERIALS
US10922637B2 (en) * 2013-01-18 2021-02-16 Packsize Llc Tiling production of packaging materials
US20140336027A1 (en) * 2013-05-13 2014-11-13 Xerox Corporation System and method for creating customized boxes
EP3030490B1 (en) * 2013-08-05 2018-12-19 Packsize LLC Packaging material as a pick item
JP6072269B2 (ja) * 2013-09-27 2017-02-01 日本たばこ産業株式会社 包装箱の製造支援装置および製造支援方法
US10546264B2 (en) 2014-05-16 2020-01-28 United Parcel Service Of America, Inc. Systems, methods, and computer program products for consolidated identification and engagement of on-demand packaging customers
US10160177B2 (en) * 2014-06-27 2018-12-25 Pregis Intellipack Llc Protective packaging device queue control
US9977423B2 (en) 2015-12-23 2018-05-22 Pregis Intellipack Llc Rewind queue feature for protective packaging control
US9984403B2 (en) 2014-10-30 2018-05-29 Wal-Mart Stores, Inc. Electronic shopping cart processing system and method
US10380669B2 (en) * 2014-10-30 2019-08-13 Walmart Apollo, Llc Product browsing system and method
WO2016176271A1 (en) * 2015-04-29 2016-11-03 Packsize Llc Profiling of packaging systems
US10227171B2 (en) 2015-12-23 2019-03-12 Pregis Intellipack Llc Object recognition for protective packaging control
US10647454B2 (en) 2016-07-22 2020-05-12 Packsize Llc Smart packaging wall
US10717558B2 (en) * 2016-10-17 2020-07-21 Morrisette Paper Company, Inc. Machine and process for packaging unique items
CN106950930A (zh) * 2017-03-21 2017-07-14 湖北工程学院 包装定制方法、装置及系统
IT201700098767A1 (it) * 2017-09-04 2019-03-04 Panotec Srl Metodo e sistema per il posizionamento ottimizzato di oggetti all'interno di almento una scatola
US11982989B2 (en) * 2018-10-31 2024-05-14 Esko Software Bv System and method for preflighting a computer aided design file corresponding to a tool for processing sheet media
BR112021021512A2 (pt) * 2019-04-30 2021-12-21 Philip Morris Products Sa Criação de dataset de produção de embalagens com base em características de embalagem pré-aprovadas e produção de uma embalagem
US11442430B2 (en) 2019-08-27 2022-09-13 Kyocera Document Solutions Inc. Rapid packaging prototyping using machine learning
US20210158285A1 (en) * 2019-11-26 2021-05-27 Target Brands, Inc. Shipping carton assortment selection
US11714926B1 (en) 2020-05-29 2023-08-01 The Hershey Company Product display design and manufacturing using a product display design model
US11745910B2 (en) * 2020-10-15 2023-09-05 Packsize Llc Systems and methods for packaging products
CN112766830B (zh) * 2021-04-07 2021-06-29 浙江大胜达包装股份有限公司 基于成本的物流包装箱定制方法与计算机装置

Family Cites Families (25)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2598680B1 (fr) 1986-05-16 1989-04-21 Vega Automation Machine d'encaissage pour caisses americaines
JPH0736967A (ja) 1993-07-21 1995-02-07 Kanebo Ltd 軟包装用包材設計支援装置
JP3063516B2 (ja) 1994-03-07 2000-07-12 凸版印刷株式会社 包材の材料構成選択装置
JPH11195049A (ja) 1997-12-26 1999-07-21 Honda Motor Co Ltd 最適包装材選択装置
US5936863A (en) * 1998-01-28 1999-08-10 Lockheed Martin Idaho Technologies Company Optimal segmentation and packaging process
US6689035B1 (en) 2000-04-11 2004-02-10 Gerber Scientific Products, Inc. Method and apparatus for designing and creating a package
US6895549B1 (en) * 2000-10-27 2005-05-17 International Business Machines Corporation Method and apparatus for generating a variable data file to be used to generate custom printed articles
JP3549050B2 (ja) 2000-11-06 2004-08-04 本田技研工業株式会社 物品収納形態の決定支援方法及び決定支援装置
US6995762B1 (en) * 2001-09-13 2006-02-07 Symbol Technologies, Inc. Measurement of dimensions of solid objects from two-dimensional image(s)
JP3735344B2 (ja) * 2002-12-27 2006-01-18 オリンパス株式会社 キャリブレーション装置、キャリブレーション方法、及びキャリブレーション用プログラム
DE10348019A1 (de) * 2003-10-15 2005-05-25 Henkel Kgaa Verfahren zur computergestützten Simulation einer Maschinen-Anordnung, Simulationseinrichtung, Computerlesbares Speichermedium und Computerprogramm-Element
US20050114193A1 (en) * 2003-11-25 2005-05-26 3M Innovative Properties Company Strategic sourcing for packaging material procurement using centralized packaging data management system
JP2005267277A (ja) 2004-03-18 2005-09-29 Yoshizawa Kogyo Kk ボックス受注生産システム
US7464012B2 (en) * 2004-12-10 2008-12-09 L'air Liquide, Societe Anonyme A Directoire Et Conseil De Surveillance Pour L'etude Et L'exploitation Des Procedes Georges Claude Simplified process simulator
JP2006185207A (ja) 2004-12-28 2006-07-13 Boxboost:Kk 段ボール箱を注文する方法
US20080004931A1 (en) * 2006-06-28 2008-01-03 Kelly Kambs Housewrap packaging and distribution systems and methods
US7647752B2 (en) 2006-07-12 2010-01-19 Greg Magnell System and method for making custom boxes for objects of random size or shape
EP2075659A1 (en) * 2007-12-31 2009-07-01 Tetra Laval Holdings & Finance SA Integrated packaging system architecture
US7941465B2 (en) 2008-05-15 2011-05-10 Xerox Corporation System and method for selecting a package structural design
US7788883B2 (en) * 2008-06-19 2010-09-07 Xerox Corporation Custom packaging solution for arbitrary objects
US8334893B2 (en) * 2008-11-07 2012-12-18 Honeywell International Inc. Method and apparatus for combining range information with an optical image
US8296101B1 (en) * 2009-02-12 2012-10-23 United Parcel Service Of America, Inc. Systems and methods for evaluating environmental aspects of shipping systems
US20100241253A1 (en) * 2009-03-17 2010-09-23 Jay Anthony Edwards Method and Apparatus to Facilitate Assessing Environmental-Impact Information as Pertains to Packaging
US8643874B2 (en) * 2009-12-18 2014-02-04 Xerox Corporation Method and system for generating a workflow to produce a dimensional document
ES2795664T3 (es) 2010-06-29 2020-11-24 Packsize Llc Optimización de producción de productos de embalaje

Also Published As

Publication number Publication date
US20130204419A1 (en) 2013-08-08
EP2588302A4 (en) 2016-09-14
CN103068564B (zh) 2015-05-20
RU2013103707A (ru) 2014-08-10
JP2013536103A (ja) 2013-09-19
CN103068564A (zh) 2013-04-24
ES2795664T3 (es) 2020-11-24
BR112013000013A2 (pt) 2016-06-14
PL2588302T3 (pl) 2020-11-16
EP2588302A1 (en) 2013-05-08
BR112013000013B1 (pt) 2020-11-17
EP2588302B1 (en) 2020-03-04
US10002207B2 (en) 2018-06-19
EP3683156A1 (en) 2020-07-22
RU2573373C2 (ru) 2016-01-20
WO2012006050A1 (en) 2012-01-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6002127B2 (ja) 包装材製品の生産最適化
JP6893530B2 (ja) 包装材料のタイリング生産
US9818070B2 (en) Tiling production of packaging materials
US20200082308A1 (en) Tiling production of packaging materials
US20210089984A1 (en) Tiling production of packaging materials
CN113371276B (zh) 智能包装墙
EP2601575A1 (en) Creating on-demand packaging based on stored attribute data
EP3288751A1 (en) Tiling production of packaging materials

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140425

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150331

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20150630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160301

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6002127

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250