JP6002057B2 - ます - Google Patents

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Description

本発明は、ますに関する。
例えば、特許文献1には、上部に開口する有底の縦筒部と、縦筒部の左右に突設された通常時管路と、通常時管路の下側で縦筒部から一方向に突設された応急時管路と、応急時管路を閉鎖する閉鎖扉と、を有する、切換えソケットが開示されている。この切換えソケットは、通常時には閉鎖扉によって応急時管路が閉鎖されている。このため、通常時の排水は、通常時管路を通じて排水経路に流れる。応急時には、閉鎖扉を引き上げることで応急時管路を開放することによって、排水は縦筒部を自然に落下して、通常時管路の下側で縦筒部から一方向に突設された応急時管路へ流れる。
また、特許文献2には、ますに接続される汚水配管に汚水の漏洩等の異常が発生した場合に、これに対応する機能を有する、ます(排水ます)が開示されている。特許文献2に開示された、ますは、ます本体と、蓋体と、を備えている。上記ます本体は、有底の筒体であり、上部に点検口が設けられている。ます本体の一側部には、流入口が設けられている。また、流入口に対向する他側部に第1流出口が設けられている。ます本体の底部には、流入口と第1流出口を繋ぐ流路が設けられている。流入口と第1流出口を繋ぐ流路には、鉛直下方に開口した第2流出口が形成されている。また、上記蓋体は、第2流出口を閉塞すべく第2流出口に取り付けられている。
このますは、通常時、第2流出口に蓋体が取り付けられており、第2流出口が閉塞されている。このため、通常時、排水は流入口からます本体に流入し、第1流出口から排出される。また、例えば、第1流出管が破損したり、第1流出管に異物が詰まるような異常時には、第2流出口に取り付けられた蓋体を取り外す。これにより、第2流出口の閉塞状態を解除し、第2流出口を開放することができる。第2流出口が開放されると、ます本体に流入した排水は第2流出口から外部に排出される。
特開平7−300897号公報 特開2010−138593号公報
特許文献1に開示された切換えソケットは、通常時管路と応急時管路との間の縦筒部の内部に大きな落ち込んだ空間がある。このため、応急時に流れる排水は、縦筒部の大きな落ち込んだ空間に留まることがあった。
また、特許文献2に開示された、ますは、ます本体の底部に流入口と第1流出口を繋ぐ流路が設けられており、流入口と第1流出口を繋ぐ流路に鉛直下方に開口した第2流出口が形成されている。このため、第2流出口に取り付けられた蓋体を取り外すと、流入口からます本体内に流入した排水は、第2流出口へ流れるようになるが、流入口からます本体内に流入した排水の勢いが強い場合には、排水の一部が第2流出口を飛び越え、第1流出口へ流れ込むこともあった。
ここで提案される、ますは、ます本体と、蓋と、を備えている。ます本体は、筒状の胴体部と、流入側インバートと、第1流出側インバートと、第2流出管と、を備えている。流入側インバートと第1流出側インバートとは、それぞれ胴体部の側部に設けられている。流入側インバートに設けられた流入端と第1流出側インバートに設けられた流出端とは、胴体部内に配置されている。第2流出管は、胴体部の下部に接続されている。胴体部内には、第2流出管に繋がる第2流出口が設けられている。第2流出口には、流入端と流出端とが繋がっている。そして、第2流出口における、流入端の幅方向の中心と流出端の幅方向の中心とを繋ぐ第2流出口の開口距離は、流出端の幅よりも長い。また、蓋は、胴体部内で第2流出口に取り付けられ、第2流出口を閉塞する。
蓋が第2流出口を閉塞している場合、汚水は流入側インバートから第2流出管には流れずに、第1流出側インバートへ流れる。そして、蓋が第2流出口から取り外されて第2流出口が開口している場合、汚水は流入側インバートから第2流出管へ流れる。このとき、第2流出口には、流入端と流出端とが繋がり、かつ、流入側インバートの流入端の幅方向の中心と第1流出側インバートの流出端の幅方向の中心とを繋ぐ第2流出口の開口距離は、流出端の幅よりも長いため、流入側インバートより流入された汚水は、第1流出側インバートよりも第2流出管へと流れ易い。よって、蓋が第2流出口を閉塞している場合、汚水を流入側インバートから第1流出側インバートへ好適に流すことができ、蓋が第2流出口から取り外されて第2流出口が開口している場合、汚水を流入側インバートから第2流出管へ好適に流すことができる。
例えば、流入端の幅方向の中心を通り、流入端の幅方向と直交する方向における第2流出口の第2開口距離は、流出端の幅よりも長くてもよい。このことによって、蓋が第2流出口を閉塞している場合、流入側インバートから流れる汚水を、第2流出口へスムーズに流すことができる。
例えば、蓋は、第2流出管内に嵌め込まれる嵌合部を備えていてもよい。
このことによって、蓋によって第2流出口が閉塞されている場合、嵌合部によって第2流出口を介して第2流出管内に汚水が流れることを防止することができる。
また、蓋は、流入側インバートと第1流出側インバートとを繋ぐ中間インバートを備えていてもよい。
蓋によって第2流出口が閉塞されている場合、中間インバートによって流入側インバートと第1流出側インバートとが繋がれているため、汚水は、中間インバートを介して第1流側インバートへ好適に流れる。
例えば、中間インバートのうち、嵌合部の上方に位置する部位に、上方に突出した把持部が形成されていてもよい。
嵌合部が第2流出管内に嵌合されている場合、嵌合部にかかる圧力等によって上記嵌合を解除しにくいときがある。しかし、ここでは、中間インバートのうち、嵌合部の上方に位置する部位に把持部が形成されているため、作業者は、把持部を持って蓋を持ち上げることで、嵌合部を第2流出管内から容易に外すことができる。
例えば、把持部は、中間インバートの幅方向の両側から中間インバートを横断するように延びた取手であってもよい。
このことによって、把持部の位置から、中間インバートの向きを特定することができる。よって、作業者は、中間インバートを流入側インバートと第1流出側インバートを繋ぐように配置し易くなる。
例えば、第2流出管は、第2流出管の流出方向に向かうにつれて徐々に絞られた絞り部を備えていてもよい。
第2流出管が流出方向に向かうにつれて徐々に絞られているため、汚水に含まれる異物等が第2流出管の中で引っ掛かりにくくなる。そのため、蓋が第2流出口から取り外されて第流出口が開口している場合、汚水が第2流出管の中を好適に流れる。
例えば、絞り部は、テーパー面であってもよい。また、絞り部は、湾曲面であってもよい。
このことによって、汚水が第2流出管の中を滑らかに流れることができる。
本発明によれば、ますに接続される汚水配管に汚水の漏洩等の異常が発生した場合、汚水を、ますの外部へ好適に流すことが可能な、ますを提供することができる。
第1実施形態に係る、ますの斜視図である。 第1実施形態に係る、ますの平面図である。 図2のIII−III断面における部分断面図である。 図2のIV−IV断面における部分断面図である。 蓋が取り外された、ますの平面図である。 図5のVI−VI断面における、ますの部分断面図である。 図5のVII−VII断面における、ますの部分断面図である。 蓋の平面図である。 蓋の正面図である。 蓋の側面図である。 第1実施形態に係る汚水設備の平面図である。 第1実施形態に係る汚水設備の正面図である。 蓋を取り外された、ますにおいて、ますに汚水配管を接続した状態を示す平面図である。 第2実施形態に係る、蓋が取り外された、ますの正面断面図である。 第3実施形態に係る、ますの正面部分断面図の一部拡大図である。 第4実施形態に係る、蓋が取り外された、ますの平面図である。
以下、本発明の一実施形態に係るますを図面に基づいて説明する。ここで説明される実施形態は、当然ながら特に本発明を限定することを意図したものではない。また、各図は説明の便宜上、適宜に模式的に描かれており、各図における寸法関係(長さ、幅、厚さ等)は必ずしも実際の寸法関係を反映するものではない。また、同じ作用を奏する部材・部位には同じ符号を付し、重複する説明は省略または適宜簡略化する。
<第1実施形態>
以下、第1実施形態に係る、ますを説明する。ここで、図1は、本実施形態に係る、ます1Aの斜視図である。図2は、本実施形態に係る、ます1Aの平面図である。図3は、図2のIII−III断面における部分断面図である。図4は、図2のIV−IV断面における部分断面図である。図5は、蓋50が取り外されたます1Aの平面図である。図6は、図5のVI−VI断面におけるます1Aの部分断面図である。図7は、図5のVII−VII断面におけるます1Aの部分断面図である。
図1から図4は、それぞれ蓋50が第2流出管41の流出口40から取り付けられた状態を示している。これに対して、図5から図7は、それぞれ蓋50が第2流出管41の流出口40から取り外された状態を示している。ここで、図5、図6、図7は、それぞれ図2、図3、図4にそれぞれ対応している。
《ます1A》
ます1Aは、図1、図2、図3および図4に示すように、ます本体10と、蓋50と、を備えている。ます本体10は、筒状の胴体部11と、流入側インバート21と、第1流出側インバート31と、第2流出管41と、を備えている。流入側インバート21と第1流出側インバート31とは、それぞれ胴体部11の側部14に設けられている。流入側インバート21に設けられた流入端20と第1流出側インバート31に設けられた流出端30とは、胴体部11内に配置されている。そして、第2流出管41は、胴体部11の下部に接続されている。また、胴体部11内には、第2流出管41に繋がる第2流出口40(以下、適宜、第2流出口40、第2流出管41の流出口40、或いは、単に流出口40という。)が設けられている。この第2流出口40には、流入端20と流出端30とが繋がっている。ここで、図5に示すように、第2流出口40における、流入端20の幅方向の中心P1と流出端30の幅方向の中心P2とを繋ぐ第2流出口40の開口距離D2は、第1流出側インバート31における流出端30の幅D1よりも長い。また、蓋50は、図4に示すように、胴体部11内で第2流出口40に取り付けられ、第2流出口40を閉塞する。
図2から図4に示すように、蓋50が胴体部11内で流出口40に取り付けられ、流出口40が閉塞された状態では、流入側インバート21からます本体10内(つまり、胴体部11内)に流入した排水は、第1流出側インバート31へ流出する。
これに対して、蓋50が流出口40から取り外され、流出口40が開放された状態では、図5から図7に示すように、流出口40は、流入側インバート21の流入端20と第1流出側インバート31の流出端30との間で上向きに開口している。そして、流入側インバート21の流入端20における幅方向の中心P1と第1流出側インバート31の流出端30における幅方向の中心P2とを繋ぐ方向における流出口40の開口距離D2は、第1流出側インバート31における流出端30の幅D1よりも長い。このため、流入側インバート21からます本体10内(つまり、胴体部11内)に流入した排水は、流出口40へスムーズに流れ込む。
以下、かかる第1実施形態に係るます1Aについてより詳しく説明する。ここでは、ます本体10について、胴体部11、流入側インバート21、第1流出側インバート31および第2流出管41を順に説明し、その後、蓋50を説明する。
《ます本体10》
ここではまず、図5から図7を参照しつつ、胴体部11に設けられた第2流出口40から蓋50が取り外されたます本体10を説明する。
《胴体部11》
胴体部11は、図5から図7に示すように、ます本体10の胴体を成す中心的な部位である。胴体部11の上部15は所要の容量を有する略円筒形状の筒体である。胴体部11の上端開口15aは点検口として上向きに大きく開口している。上端開口15aからは、ます本体10の内部が覗き込めるようになっている。かかる上端開口15aは、図示は省略するが、ます1Aが埋設された後は、例えば、マンホールが取り付けられる。
胴体部11の中間部16は、図7に示すように、胴体部11の上部15から下方に連続しており、上部15から徐々に絞られている。本実施形態では、図6に示すように、胴体部11の中間部16は、胴体部11の中心軸L1に直交する一の直径(例えば、L2)に沿って、下方に向かうほど中心に近づくように両側から絞られている。当該絞られた部位は、後述する流下部16aとして機能する。また、胴体部11の中間部16の下には、胴体部11の下部17が胴体部11の中心軸L1に沿って略円筒状に伸びている。なお、本実施形態では、胴体部11の上部15および下部17は略円筒形状であるが、その形状は特に限定されず、例えば、横断面が四角形の筒形状であってもよい。
《流入側インバート21》
流入側インバート21は、胴体部11の側部14に設けられている。本実施形態では、流入側インバート21は、図6に示すように、略円筒状の流入管によって構成されている。流入側インバート21としての流入管は、胴体部11の中間部16および下部17との境界よりも下側に設定された、胴体部11の一の直径方向L2に沿って、胴体部11の側部14を貫通している。胴体部11の内部に設けられた流入側インバート21の一端(流入端20)は、胴体部11の下部17に設けられた流出口40の縁に連続している。また、胴体部11の外部に設けられた流入側インバート21の他端には、排水をます本体10に流入させる流入管(図示省略)を差し込む受口22が設けられている。また、胴体部11の内部において、流入側インバート21の流入端20の上側は、半円弧状に切欠けられている。
なお、図3に示すように、流入側インバート21の流入端20には、後述する蓋50の中間インバート52の一端52aが載せられる。この際、流入側インバート21の流入端20には、中間インバート52の一端52aを受ける窪んだ段差が設けられている。かかる流入端20の段差は、中間インバート52の一端52aの肉厚分窪んでいる。これにより、流入側インバート21と蓋50の中間インバート52とが凡そ同じレベルで接続されている。これにより、流入側インバート21から中間インバート52へスムーズに排水が流れる。また、蓋50が取り外された状態では、図6に示すように、かかる流入側インバート21の流入端20は、流出口40に連続している。このため、蓋50が取り外された状態では、流入側インバート21の流入端20から流出口40へ排水が流れ込む。
《第1流出側インバート31》
次に、第1流出側インバート31は、胴体部11の側部14に設けられている。本実施形態では、第1流出側インバート31は、図6に示すように、略円筒状の流出管(第1流出管)によって構成されている。本実施形態では、第1流出側インバート31としての第1流入管は、流入側インバート21が設けられた胴体部11の一の直径方向L2と平行で、かつ、直径L2よりも少し下に設けられた他の直径方向L3に沿って、胴体部11の側部14を貫通している。胴体部11の内部に配設された第1流出側インバート31の一端(流出端30)は、胴体部11の下部17に設けられた流出口40の縁に連続している。また、胴体部11の外部に設けられた第1流出側インバート31の他端には、排水をます本体10から外部に流出させる配管(図示省略)を差し込む受口32が設けられている。また、胴体部11の内部において、第1流出側インバート31の一端30の上側は、半円弧状に切欠けられている。このため、第1流出側インバート31の一端30は溝状であり、流出口40に連続している。ここで、本実施形態では、流入側インバート21に設けられた流入端20と第1流出側インバート31に設けられた流出端30とは、流出口40を挟んで、胴体部11内で互いに対向している。
なお、図3に示すように、蓋50が流出口40に取り付けられた状態では、蓋50に設けられた中間インバート52の流出側の端部52bが、第1流出側インバート31の流出端30の上に載せられる。この際、流入側インバート21の流入端20に比べて、第1流出側インバート31の流出端30は、中間インバート52の肉厚よりも低い位置に設けられている。このため、中間インバート52の流入側インバート21側の端部52aは、第1流出側インバート31側の端部52bよりも同じか高く配置される。このため、排水は、流入側インバート21から中間インバート52を通じて第1流出側インバート31へ流れ出る。
《流下部16a》
また、胴体部11の中間部16に設けられた流下部16aは、流入側インバート21が設けられた直径方向L2および第1流出側インバート31が設けられた直径方向L3に向けて絞られている。つまり、中間部16において、胴体部11の側部14は、直径方向L2および直径方向L3に直交する両側から下方に向けて絞られたテーパー状の斜面に沿って延びている。そして、当該流下部16aの下端は、円筒状の胴体部11の下部17および胴体部11に貫通して延びた流入側インバート21の流入端20、および、第1流出側インバート31の流出端30に滑らかに連続している。かかる流下部16aによって、胴体部11の上端開口15a(ここでは点検口)に入り込んだ排水が、流下部16aを伝って、流出口40または第1流出側インバート31へ流れるようになっている。なお、本実施形態では、流下部16aは傾斜面であるが、流下部16aは滑らかな曲面としてもよい。
《流出口40》
上述したように胴体部11の中間部16と下部17との部位には、流入側インバート21と第1流出側インバート31が繋がっている。また、流入側インバート21と第1流出側インバート31との間に繋がって流出口40が開口している。胴体部11の下部17は、流出口40を含み、流入側インバート21と第1流出側インバート31よりも下側にさらに連続して延びている。本実施形態では、流出口40は円形であり、胴体部11の下部17は円筒形状に延びている。流入側インバート21と第1流出側インバート31よりも下側に延びた、胴体部11の下端部17aは、第2流出管41に差し込まれる差口となっている。
ここで、流出口40の開口距離D2は、図5に示すように、流入端20の幅方向の中心P1と流出端30の幅方向の中心P2とを繋ぐ流出口40の距離によって規定されている。本実施形態では、流入端20の幅方向の中心P1は、流入端20の流出口40と繋がる縁における流入側インバート21の幅方向の中心として規定される。また、流出端30の幅方向の中心P2は、流出端30の流出口40と繋がる縁における第1流出側インバート31の幅方向の中心として規定される。また、流出端30の幅D1は、ここでは、第1流出側インバート31の中心軸L3と直交した方向における流出端30の幅である。本実施形態では、流出口40の開口距離D2は、流出端30の幅D1よりも長い。
また、本実施形態では、流入側インバート21は円筒状の流入管である。このため、流入端20の幅方向の中心P1が最も深くなっている。このため、排水は、流入端20の幅方向の中心P1上を中心に流れる。そして、排水は、流入端20の幅方向の中心P1に沿った流れが速くなる。このため、ここでは、流出口40の開口距離D2を規定するのに、流入端20の幅方向の中心P1を基準に、流入端20の幅方向と直交する方向(本実施形態では、L2)に沿って、流出口40の開口距離を規定した。なお、流出口40の開口距離D2は、流入端20の幅方向の中心P1を通り、流入端20の幅方向と直交する方向(本実施形態では、L2)における流出口40の開口距離でもある。
本実施形態では、流出口40の開口距離D2は、第1流出側インバート31における流出端30の幅D1よりも長い。このため、蓋50が流出口40から取り外された状態では、流入側インバート21からの排水は、流出口40を飛び越えず、流出口40へスムーズに流れやすい。本実施形態では、流出口40の開口距離D2は、流出端30の幅D1よりも1.2倍程度に長い。このため、蓋50が流出口40から取り外された状態では、よほどの勢いがない限りは、流入側インバート21からの排水は、流出口40を飛び越えず、流出口40へ流れ込む。なお、本実施形態では、流出口40の開口距離D2は、流出端30の幅D1よりも1.2倍程度に長いが、流出口40の開口距離D2は、例えば、流出端30の幅D1よりも1.1倍程度に長くてもよいし、1.25倍程度に長くてもよい。また、流出口40の開口距離D2は、例えば、流出端30の幅D1よりも1.3倍以上(例えば、1.5倍程度)に長くしてもよい。
また、流入端20の幅D3は、ここでは、第1流出側インバート31の中心軸L2と直交した方向における流入端20の幅である。本実施形態では、流出口40の開口距離D2は、流入端20の幅D3よりも長い。
具体的には、本実施形態では、流入端20の幅D3は、流出端30の幅D1と同程度であり、流出口40の開口距離D2は、流入端20の幅D3よりも1.2倍程度に長い。このため、図6に示すように、蓋50が取り外されている状態においては、流入側インバート21からよほどの勢いがある排水が流れてこない限り、流入側インバート21からの排水は流出口40へ流れる。なお、流出口40の開口距離D2は、流入端20の幅D3よりも長ければ、流入側インバート21からの排水は流出口40へ流れやすくなる。かかる観点において、好ましくは、流出口40の開口距離D2は、流入端20の幅D3よりも1.1倍以上であるとよく、より好ましくは流出口40の開口距離D2は、流入端20の幅D3よりも1.2倍以上(例えば、1.25倍程度)、さらに好ましくは1.3倍以上(例えば、1.5倍程度)であるとよい。
《第2流出管41、絞り部45》
次に、第2流出管41は、図6に示すように、横断面が略円形状の円筒管である。第2流出管41の上端部41aは、胴体部11の下端部17aが差し込まれる受口となっている。第2流出管41は、絞り部45を備えている。絞り部45は、第2流出管41の流出方向(本実施形態では下方)に向かうにつれて、第2流出管41の内径が徐々に絞られるテーパー面である。本実施形態では、胴体部11の下端部17aが差し込まれる第2流出管41の上端部41aの最深部から連続して、絞り部45が設けられている。また、絞り部45の下端から連続した第2流出管41の下端部41bには、さらに配管を接続するための受口が設けられている。
なお、かかるます本体10は、例えば、胴体部11、流入側インバート21、第1流出側インバート31、第2流出管41と成る複数の成形品(例えば、塩化ビニル製の成形品)を組み合わせて樹脂(例えば、FRP)を塗り固めて一体化してもよい。この場合、ます本体10の胴体部11は、上部15と中間部16とを成形した第1部材と、胴体部11の下部17を成形した第2部材との2つの成形品で構成してもよい。この場合、胴体部11の上部15と中間部16とを成形した第1部材には、流下部16aを設けておき、胴体部11の下部17と、流入側インバート21と、第1流出側インバート31とを組み合わせる開口を形成しておくとよい。また、胴体部11の下部17を成形した第2部材には、上記第1部材に差し込まれる差口と、流入側インバート21と、第1流出側インバート31とを受ける受部とが設けられているとよい。このように、ます本体10は、複数の成形品を組み合わせて樹脂を塗り固めて一体化することによって、成形が容易になる。
《蓋50》
次に、本実施形態に係る蓋50を説明する。図1から図4に示すように、蓋50は、第2流出管41の流出口40に取り付けられ、流出口40を閉塞する部材である。図8は、蓋50の平面図である。図9は、蓋50の正面図である。図10は、蓋50の側面図である。図9に示すように、蓋50は、中間インバート52と、張り出し部54と、嵌合部56と、把持部58とを備えている。
《嵌合部56》
嵌合部56は、図3および図9に示すように、ます本体10に設けられた流出口40から差し込まれて胴体部11の下部17に嵌め込まれる部位である。ここで、嵌合部56の外径は、第2流出管41の内径と凡そ同じであり、外周面には、シール部材56aが装着されている。嵌合部56の上部には、図9に示すように、中間インバート52が設けられている。
《中間インバート52》
中間インバート52は、図2および図8に示すように、ます本体10内に設けられた流入側インバート21の流出端20と、第1流出側インバート31の流出端30との間の流路を形成する部位である。本実施形態では、中間インバート52は、嵌合部56の上に設けられている。中間インバート52は、一の直線に沿って延びた溝状の部位である。中間インバート52は、流出口40の上に配置され、流入側インバート21の流入端20と、第1流出側インバート31の流出端30とを繋ぐように所要の長さを有している。本実施形態では、嵌合部56を流出口40に差し込み、流出口40を閉塞した状態において、蓋50の中間インバート52は、流入側インバート21と第1流出側インバート31とを繋ぐインバートとして機能する。
また、本実施形態では、図2に示すように、流出口40に嵌合部56を嵌め込み、流入側インバート21と第1流出側インバート31とを繋ぐように中間インバート52を配置する。このとき、中間インバート52は、平面視において流出口40に被さるように配置されている。本実施形態では、上述したように、流出口40の開口距離D2は第1流出側インバート31の流出端30の幅D1よりも長く、また流出口40は円形である。これに対して、蓋50の中間インバート52は、凡そ第1流出側インバート31の流出端30と同じ幅の溝である。このため、中間インバート52を流出口40の上に配置したときに、流出口40は、中間インバート52が配置された領域よりも広く開口している。つまり、平面視において、流出口40のうち中間インバート52が被さった領域の外側には、中間インバート52の両側にそれぞれ隙間S1、S2が形成されている。
本実施形態では、蓋50には、流出口40に嵌る嵌合部56があるため、かかる隙間が存在していても、流出口40を閉塞するという蓋50の機能は阻害されない。しかし、例えば、ます本体10の上端開口16aから何らかの作業を行うときに、作業者がます本体10内に物を落とすと、中間インバート52の両側に形成された隙間S1、S2から流出口40内に当該落下物が落ちるとも限らない。このため、本実施形態では、かかる隙間S1、S2を塞ぐ目的で、蓋50には、中間インバート52の両側から当該隙間S1、S2に向けて張り出した張り出し部54が設けられている。かかる張り出し部54によって、中間インバート52の両側に形成された隙間S1、S2から流出口40内に物が入るのを防止できる。また、かかる張り出し部54によって、中間インバート52の両側に形成された隙間S1、S2に、小動物などが入り込むのを防止することもできる。
《把持部58》
また、本実施形態では、蓋50の把持部58は、中間インバート52のうち嵌合部56の上方に位置する部位に、上方に突出するように設けられている。中間インバート52の幅方向の両側から中間インバート52を横断するように延びた取手である。
なお、本実施形態では、蓋50は、ます本体10と同様に、例えば塩化ビニルやポリプロピレン等の合成樹脂によって成形するとよい。
以上、説明したように、本実施形態に係るます1Aは、図2から図4に示すように、蓋50の嵌合部56が第2流出管41の流出口40内に嵌め込まれ、流出口40が閉塞されている場合には、流入側インバート21から中間インバート52を通じて第1流出側インバート31へ排水が流れる。これに対して、図5から図7に示すように、蓋50を流出口40から取り外すと、蓋50は流入側インバート21から流出口40を通じ第2流出管41へ排水が流れる。このように、ます1Aは、蓋50によって流出口40が閉塞された状態と、蓋50が流出口40から取り外された状態とで、排水の流れが変わる。
特に、このます1Aは、図5から図7に示すように、流出口40は、流入側インバート21の流入端20と第1流出側インバート31の流出端30との間で上向きに開口している。そして、流出口40の開口距離D2は、第1流出側インバート31における流出端30の幅D1よりも長い。このため、蓋50が流出口40から取り外され、流出口40が開放された状態では、流入側インバート21からます本体10内(つまり、胴体部11内)に流入した排水は、流出口40へスムーズに流れ込む。
ところで、かかるます1Aは、流入側インバート21から排水が流れ込む。また、通常時は、蓋50によって流出口40を閉塞し、流入側インバート21から第1流出側インバート31へ排水が流される。第1流出側インバート31は、例えば、汚水配管に繋がれる場合がある。汚水配管は、汚物を含む排水が流れるため、汚物が配管の内部で詰まってしまうことある。このます1Aは、第2流出管41に予め迂回用の配管を接続しておく。そして、第1流出側インバート31に接続された汚水配管が詰まったような場合に、蓋50を流出口40から取り外し、第2流出管41を開放し、排水を第2流出管41へ流すのに用いられる。
本実施形態では、上述したようにます本体10に設けられた第2流出管41の流出口40は、流入側インバート21の流入端20と第1流出側インバート31の流出端30との間で上向きに開口している。そして、流出口40の開口距離D2は、第1流出側インバート31の流出端30の幅D1よりも長い。このため、流入側インバート21より流入された汚水は、流出口40および第2流出管41を介して、ます本体10の外部へスムーズに流れる。つまり、流出口40の開口距離D2は、第1流出側インバート31の流出端30の幅D1と同じであるような場合に比べて、流入側インバート21から流出口40へスムーズに排水が流れる。このように、ます1Aは、特に、蓋50を流出口40から取り外したときに、流入側インバート21から流出口40へスムーズに排水を流すことができる。
《汚水設備100》
次に、本実施形態のます1Aを使用した汚水設備100について簡単に説明する。図11は、第1実施形態に係る汚水設備100の平面図である。図12は、第1実施形態に係る汚水設備100の正面図である。汚水設備100は、主として災害時等における避難場所となるような学校または集会所等の比較的規模が大きい施設等において採用されるものである。しかし、汚水設備100の適用範囲はこれに限定されるものではない。
図11に示すように、本実施形態では、汚水設備100は、敷地X内の地中に埋設されている。汚水設備100は、ます1Aと、流入管70と、通常時流出管72と、異常時流出管74と、貯留槽80と、を備えている。
図13は、蓋50を取り外した状態を示す、ます1Aにおいて、ます1Aに汚水配管を接続した状態を示す平面図である。この汚水配管とは、本実施形態では、流入管70、通常時流出管72および異常時流出管74のことである。図13に示すように、流入管70は、ます1Aの流入側インバート21に接続されている。本実施形態では、流入側インバート21の流入端20と反対側の端部が受口22となり、流入管70の一端が差口となり、流入側インバート21の中に流出管70が差し込まれる。また、通常時流出管72は、ます1Aの第1流出側インバート31に接続されている。本実施形態では、第1流出側インバート31の流出端30と反対側の端部が受口32となり、通常時流出管72が差口となり、第1流出側インバート31に通常時流出管72が差し込まれている。異常時流出管74は、ます1Aの第2流出管41を介して流出口40に接続されている。本実施形態では、第2流出管41の下端41b(図2参照)が受口となり、異常時流出管74の一端が差口となり、第2流出管41に異常時流出管74が差し込まれている。また、図11に示すように、異常時流出管74は、一端部がます1Aの第2流出管41に接続されており、他端部は貯留槽80に接続されている。貯留槽80の大きさや形状等は特に限定されず、例えば、設置される施設の種類または設置スペース等を考慮して、最適な大きさおよび形状等に施工されればよい。また、本実施形態では、図12に示すように、貯留槽80の上面には、鉛直方向に円筒部81が突設されている。
本実施形態では、図11および図12に示すように、異常時流出管74は、エルボ75、77と、直管76、78と、から構成されている。ただし、本実施形態の異常時流出管74の構成はこれに限定されない。エルボ75の一端部は、ます1Aの第2流出管41を介して流出口40に接続されている。エルボ75の他端部は直管76の一端部に接続されている。また、直管76の他端部は、エルボ77の一端部に接続されている。そして、エルボ77の他端部は直管78の一端部に接続されている。直管78の他端部は貯留槽80に接続されている。なお、図示はしていないが、通常時流出管72は、公道Y側に配される公共ます等を介して下水本管に接続されている。
また、図12に示すように、ます1Aの胴体部11の上部15には、点検筒82が接続されている。そして、点検筒82の上部は、内蓋83によって閉塞されている。また、点検筒82および内蓋83を保護するために、点検筒82および内蓋83を覆うように防護蓋84が配置されている。また、防護蓋84は、台座85によって支持されている。台座85は、地中に埋設された略円盤状のものである。台座85によって、防護蓋84に作用した荷重は地盤に均等に分散される。
本実施形態に係る汚水設備100において、通常時、施設等からの汚水は、流入管70を流れる。そして、汚水は、流入側インバート21を介して、ます本体10内に流れ込む。その後、通常時には、ます本体10の流出口40は蓋50によって閉塞されているため、汚水は、蓋50の中間インバート52に流れ、更に、第1流出側インバート31を介して通常時流出管72に流れる。そして、汚水は、図示しない公共ます等を介して図示しない下水本管へと流れる。このとき、中間インバート52によって、流入側インバート21から第1流出側インバート31へ繋がる流路が確保されているため、汚水は、流入側インバート21から第1流出側インバート31に好適に流れる。また、流出口40は蓋50によって閉塞されているため、通常時、汚水は流出口40および第2流出管41には流れない。
ます1Aに接続される通常時流出管72等の汚水配管に異常が発生した場合、作業者は、先ず、防護蓋84および内蓋83を取り外す。そして、作業者は、蓋50の把持部58を引き上げることで、蓋50を流出口40から取り外す。なお、把持部58に手が届かない場合は、例えば、フック等を有する棒等を使用して、そのフックを把持部58に引っ掛けることで蓋50を引き上げてもよい。
蓋50が取り外され、流出口40が開放されると、ます本体10内の汚水は、流出口40および第2流出管41を通って貯留槽80に流出する。このとき、流出口40は、ます本体10の胴体部11の下部17に下向きに設けられているため、流入側インバート21から流入した汚水は、流出口40へと自然落下する。また、図5に示すように、流出口40の開口距離D2は、第1流出側インバート31の流出端30の幅D1よりも長い。このため、汚水は、流入側インバート21から流出口40へスムーズに流れ込み、第2流出部41を通って、貯留槽80に流出される。このように、蓋50が取り外され、流出口40が開放されると、汚水は、流入側インバート21から流出口40へスムーズに流れ込む。また、第1流出側インバート31に汚水が流れるのを抑止することができる。このため、例えば、第1流出側インバート31に接続された通常時流出管72に異常があった場合でも、ます1Aの上流に設けられた施設からの排水を停止することなく、第1流出側インバート31側に接続された通常時流出管72の異常個所の修理や復旧作業を効率よく行うことができる。
なお、上記復旧作業が終了した場合、流出口40に蓋50を取り付けることで流出口40を閉塞する。このことによって、流出口40および第2流出管41への汚水の流出が停止し、流入側インバート21から流入された汚水は、中間インバート52を介して第1流出側インバート31へと流れ込む。
以上のように、本実施形態では、ます1Aは、図1、図2、図3および図4に示すように、ます本体10と、蓋50と、を備えている。ます本体10は、図6に示すように、筒状の胴体部11と、流入側インバート21と、第1流出側インバート31と、第2流出管41と、を備えている。そして、流入側インバート21と第1流出側インバート31とは、それぞれ胴体部11の側部14に設けられている。流入側インバート21に設けられた流入端20と第1流出側インバート31に設けられた流出端30とは、胴体部11内で配置されている。そして、第2流出管41は、胴体部11の下部に接続されている。また、胴体部11内には、第2流出管41に繋がる流出口40が設けられている。流出口40には、流入端20と流出端30とが繋がっている。そして、図5に示すように、流出口40における、流入端20の幅方向の中心P1と流出端30の幅方向の中心P2とを繋ぐ流出口40の開口距離D2は、第1流出側インバート31における流出端30の幅D1よりも長い。また、蓋50は、胴体部11内で流出口40に取り付けられ、流出口40を閉塞する。また、本実施形態では、流出口40の開口距離D2は、流入端20の幅方向の中心P1を通り、流入端20の幅方向と直交する方向における流出口40の開口距離でもある。
本実施形態では、図3に示すように、蓋50が流出口40を閉塞している場合、排水は流入側インバート21から第2流出管41には流れずに、第1流出側インバート31へ流れる。そして、図6に示すように、蓋50が流出口40から取り外されている場合、排水は流入側インバート21から第2流出管41へ流れる。このとき、流出口40には、流入側インバート21の流入端20と第1流出側インバート31の流出端30とが繋がっており、かつ、図5に示すように、流出口40の開口距離D2は、流出端30の幅D1よりも長いため、流入側インバート21より流入された排水は、第1流出側インバート31よりも第2流出管41へと流れ易い。よって、蓋50が流出口40を閉塞している場合、排水を流入側インバート21から第1流出側インバート31へ好適に流すことができ、蓋50が流出口40から取り外されている場合、排水を流入側インバート21から第2流出管41へ好適に流すことができる。
本実施形態によれば、図5に示すように、流入側インバート21の流入端20における幅方向の中心P1と第1流出側インバート31の流出端30における幅方向の中心P2とを繋ぐ流出口40の開口距離D2は、流入側インバート21の流入端20の幅D3よりも長い。このことによって、単位時間あたりにおいて、流入側インバート21から流入できる排水の量よりも、流出口40を介して第2流出管41へ流出できる排水の量の方が多い。そのため、蓋50が流出口40から取り外されている場合、流入側インバート21から流入された排水は、あふれることなく流出口40を介して第2流出管41へと流れる。よって、蓋50が流出口40から取り外されて流出口40が開口している場合、排水を流出口40へ好適に流すことができる。
本実施形態によれば、図6に示すように、第2流出管41は、第2流出管41の流出方向に向かうにつれて徐々に絞られた絞り部45を備えている。そして、絞り部45は、テーパー面である。このことによって、第2流出管41が第2流出管41の流出方向に向かうにつれて徐々に絞られているため、排水に含まれる異物等が第2流出管41の中で引っ掛かりにくくなる。そのため、蓋50が流出口40から取り外されて流出口40が開口している場合、排水が第2流出管41の中を好適に流れる。また、絞り部45がテーパー面であるため、排水が第2流出管の中を滑らかに流れることができる。
本実施形態によれば、図2に示すように、平面視において、流出口40は、中間インバート52が配置された領域よりも広く開口している。そして、蓋50は、流出口40のうち中間インバート52が配置された領域の外側に形成された隙間S1、S2に張り出した張り出し部54を備えている。このことによって、蓋50の嵌合部56が流出口40内に嵌め込まれている状態において、中間インバート52と流出口40との間には隙間S1、S2がある。そのため、作業者がます1Aを点検等する際に、作業者の持ち物等が隙間S1、S2に入り込むことが考えられる。しかし、本実施形態では、中間インバート52には、隙間S1、S2に張り出した張り出し部54が形成されているため、作業者の持ち物等が隙間S1、S2に入り込むことを防止することができる。
本実施形態によれば、図6に示すように、胴体部11の中間部16のうち流下部16aは、胴体部11の中心軸L1に直交する一の直径(例えば、L2)に沿って、その両側が下方に向かうほど中心に近づくように絞られている。このことによって、胴体部11の上端開口15a(ここでは点検口)に入り込んだ排水が、流下部16aを伝って、流出口40または第1流出側インバート31へ流れるようになる。よって、排水は流下部16aに溜まることなく、第1流出側インバート31または流出口40に向かって流れる。
本実施形態によれば、図3に示すように、蓋50は、第2流出管41内に嵌め込まれる嵌合部56と、流入側インバート21と第1流出側インバート31とを繋ぐ中間インバート52と、を備えている。このことによって、蓋50によって流出口40が閉塞されている場合、嵌合部56によって流出口40を介して第2流出管41内に排水が流れることを防止することができる。また、蓋50によって流出口40が閉塞されている場合、中間インバート52によって流入側インバート21と第1流出側インバート31とが繋がれているため、排水は、中間インバート52を介して第1流側インバート31へ好適に流れる。このように、本実施形態では、蓋50によって流出口40が閉塞されている場合、流入側インバート21から流入された排水が流出口40および第2流出管41に流れることを好適に防止すると共に、排水を第1流出側インバート31へ好適に流すことができる。
本実施形態によれば、図10に示すように、中間インバート52のうち、嵌合部56の上方に位置する部位に、上方に突出した把持部58が形成されている。図8に示すように、把持部58は、中間インバート52の幅方向の両側から前記中間インバート52を横断するように延びた取手である。図3に示すように、嵌合部56が第2流出管41内に嵌合されている場合、嵌合部56にかかる圧力等によって上記嵌合を解除しにくいときがある。しかし、本実施形態では、中間インバート52のうち、嵌合部56の上方に位置する部位に把持部58が形成されているため、作業者は、把持部58を持って蓋を持ち上げることで、嵌合部56を第2流出管41内から容易に外すことができる。また、把持部58から、中間インバート52の向きを特定することができる。よって、作業者は、中間インバート52を流入側インバート21と第1流出側インバート31を繋ぐように配置し易くなる。
以上、第1実施形態に係る、ます1Aについて説明した。なお、本発明に係る、ますは、第1実施形態に係る、ます1Aに限らず、他の種々の形態で実施することができる。次に、他の実施形態について簡単に説明する。
<第2実施形態>
第1実施形態では、ます1Aにおける第2流出管41の絞り部45は、第2流出管41の流出方向に向かうにつれて徐々に絞られたテーパー面であった。しかし、第2流出管41の絞り部45はテーパー面でなくてもよい。
次に、第2実施形態について説明する。本実施形態において、第1実施形態と同じ構成の箇所は同じ符号を使用し、その説明は省略する。図14は、第2実施形態に係る、ます1Bにおけるます本体10の正面断面図である。図14に示すように、本実施形態では、第1実施形態と同様に第2流出管41は、絞り部45を備えている。
本実施形態では、絞り部45は、第2流出管41の流出方向に向かうにつれて徐々に絞られたものである。なお、「第2流出管41の流出方向」とは、排水が第2流出管41内を流れる方向のことであり、図14では、上から下へ向かう方向のことである。本実施形態では、絞り部45は、第2流出管41の流出方向に向かうにつれて徐々に絞られた湾曲面である。絞り部45は、第2流出管41の内側に向かって湾曲している。しかし、本実施形態では、絞り部45は、第2流出管41の流出方向に向かうにつれて徐々に絞られたものであればよく、例えば、絞り部45は、第2流出管41の外側に向かって湾曲している湾曲面であってもよい。本実施形態では、胴体部11の下端部17aが差し込まれる第2流出管41の上端部41aの最深部から連続して、絞り部45が設けられている。また、絞り部45の下端から連続した第2流出管41の下端部41bには、さらに配管を接続するための受口が設けられている。
このように、本実施形態では、第2流出管41の絞り部45は、第2流出管41の流出方向に向かうにつれて徐々に絞られる湾曲面であるため、第1実施形態と同様に、排水に含まれる異物等が第2流出管41の中で引っ掛かりにくくなる。そのため、排水が第2流出管41の中を好適に流れる。
<第3実施形態>
第1実施形態および第2実施形態では、ます1A、および、ます1Bにおけるます本体10の流出口40のうち、流入側インバート21と繋がる部位は、鉛直方向に延びていた。しかし、流出口40のうち流入側インバート21と繋がる部位は、鉛直方向に延びていなくてもよい。
次に、第3実施形態について説明する。本実施形態において、第1実施形態および第2実施形態と同じ構成の箇所は同じ符号を使用し、その説明は省略する。図15は、第3実施形態に係るます1Cの正面部分断面図の一部拡大図である。図15に示すように、ます本体10は、ガイド43を備えている。
本実施形態では、ガイド43は、流出口40のうち流入側インバート21の流入端20と繋がる部位のことであり、流入側インバート21の流入端20から第2流出管41の流出方向に向けて徐々に落ち込んだ傾斜面である。ただし、ガイド43は、傾斜面に限定されず、湾曲面であってもよい。また、蓋50が流出口40を閉塞している状態において、中間インバート52は、ガイド43の上に延び、かつ、流入側インバート21と第1流出側インバート31とを繋いでいる。蓋50が流出口40を閉塞しているとき、平面視において、ガイド43は、中間インバート52によって隠れている。
本実施形態では、蓋50によって流出口40が閉塞されている状態において、中間インバート52は、流入側インバート21と第1流出側インバート31とを繋いでいる。この場合、流入側インバート21から流入された排水は、中間インバート52を介して第1流出側インバート31へ流れる。このとき、中間インバート52は、ガイド43の上にまで延びているため、排水は、流入側インバート21からガイド43に導かれて第2流出管41に流れない。一方、蓋50が流出口40から取り外されて流出口40が開口している場合、流入側インバート21から流入された排水は、ガイド43に導かれながら第2流出管41へ流出される。また、ガイド43が傾斜面のため、表面張力が発生し、排水を第2流出管41へ導き易くなる。よって、排水を第2流出管41へ好適に流すことができる。
<第4実施形態>
上記各実施形態では、流入側インバート21と第1流出側インバート31とは、平面視において、その中心軸L2と中心軸L3とが一直線上となるように、ます本体10の胴体部11の側部14に貫通していた。しかし、流入側インバート21と第1流出側インバート31とは、その中心軸L2と中心軸L3とが平面視において一直線上でなくてもよい。
かかる変形例として、第4実施形態を説明する。ここで、図16は、第4実施形態に係る、蓋50が取り外された、ます1Dの平面図である。
本実施形態では、図16に示すように、流入側インバート21は、胴体部11の側部14に貫通している。流入側インバート21は、その中心軸L2が胴体部11の中心軸L1と直交するように、胴体部11の側部14に配置されている。また、第1流出側インバート31は、その中心軸L3が胴体部11の中心軸L1と直交するように、胴体部11の側部14に貫通している。ここで、流入側インバート21の中心軸L2と第1流出側インバート31の中心軸L3とは、平面視において交差している。具体的には、中心軸L3と中心軸L2との交差角は、胴体部11の中心軸L1を中心として135度程度になっている。なお、本実施形態では、中心軸L3と中心軸L2との交差角は、100度から180度までの間(例えば、130度、150度、170度など)であってもよい。また、胴体部11の下部17には、流入側インバート21の流入端20の縁および第1流出側インバート31の流出端30の縁に連続し、上方に向けて開口した第2流出管41の流出口40が設けられている。
ここで、流出口40の開口距離D2は、流入端20の幅方向の中心P1と流出端30の幅方向の中心P2とを繋ぐ距離である。ここでは、流入端20の幅方向の中心P1は、流入端20の流出口40と繋がる縁における流入側インバート21の幅方向の中心として規定される。また、流出端30の幅方向の中心P2は、流出端30の流出口40と繋がる縁における第1流出側インバート31の幅方向の中心として規定される。流出口40の開口距離D2は、図16に示すように、第1流出側インバート31における流出端30の幅D1よりも長い。また、本実施形態では、流出口40の開口距離D2は、流入側インバート21における流入端20の幅D3よりも長い。
このように、本実施形態では、流入側インバート21と第1流出側インバート31とは、その中心軸L2と中心軸L3とが一直線上になっていないが、流出口40の開口距離D2は流出端30の幅D1よりも長い。このため、蓋50が流出口40から取り外された状態では、流入側インバート21からの排水は、流出口40を飛び越えず、流出口40へスムーズに流れやすい。
また、本実施形態では、流入側インバート21は円筒状の流入管である。このため、流入端20の幅方向の中心P1が最も深くなっている。このため、排水は、流入端20の幅方向の中心P1上を中心に流れる。そして、排水は、流入端20の幅方向の中心P1に沿った流れが速くなる。このため、ここでは、流出口40の開口距離は、図16に示すように、流入端20の幅方向の中心P1を基準に、流入端20の幅方向と直交する方向(本実施形態では、L2)に沿った、流出口40の開口距離D4(第2開口距離)によって規定してもよい。
この実施形態では、かかる流出口40の開口距離D4は、流出端30の幅D1よりも長い。ここで、流入側インバート21に沿って流れる排水は、流入側インバート21の流入端20から流入側インバート21の中心軸L2に沿った方向に流れる。このため、流入端20からは、流入端20の幅方向と直交する方向に沿って、第2流出管41の流出口40に流れ出る。
このとき、本実施形態では、流入端20の幅方向の中心P1を基準に、流入端20の幅方向と直交する方向L2に沿った、流出口40の開口距離D4が、流入口40の第2開口距離D4が流出端30の幅D1よりも長い。このため、蓋50が流出口40から取り外された状態では、流入インバート21から流れ込む排水は、流入端20に対向する第2流出管41の流出口40の縁に到達することなく、当該流出口40に流れていく。このため、蓋50が流出口40から取り外された状態では、流入側インバート21からの排水は、流出口40へスムーズに流れる。
本実施形態に係る、ます1Dのその他の構成は、第1実施形態と同様のため、その説明は省略する。以上のような構成のます1Dであっても、上記各実施形態と同様の効果が得られる。
<その他の実施形態>
上記各実施形態では、流入側インバート21は円筒状の流入管であり、第1流出側インバート31は円筒状の流出管であった。しかし、流入側インバート21および第1流出側インバート31は、筒状の管のうち半円弧状に切欠けられた溝状の部位であってもよい。このような構成の流入側インバート21および第1流出側インバート31であっても、上記各実施形態と同様の効果が得られる。
<変形例>
上記各実施形態では、流入側インバート21は、ます本体10の胴体部11の側部14に1つ設けられていた。しかし、流入側インバート21は、ます本体10の胴体部11の側部14に複数設けられていてもよい。例えば、2つの流入側インバート21が胴体部11の側部14に設けられていた場合、一方の流入側インバート21の流入端20における幅方向の中心と第1流出側インバート31の流出端30における幅方向の中心とを繋ぐ第2流出管41の流出口40の開口距離、および、他方の流入側インバート21の流入端20における幅方向の中心と第1流出側インバート31の流出端30における幅方向の中心とを繋ぐ第2流出管41の流出口40の開口距離は、共に第1流出側インバート31における流出端30の幅よりも長ければよい。また、中間インバート52は、一方の流入側インバート21と第1流出側インバート31とを繋ぎ、かつ、他方の流入側インバート21と第1流出側インバート31とを繋ぐものであればよい。
上記各実施形態では、第1流出側インバート31は、ます本体10の胴体部11の側部14に1つ設けられていた。しかし、第1流出側インバート31は、ます本体10の胴体部11の側部14に複数設けられていてもよい。例えば、2つの第1流出側インバート31が胴体部11の側部14に設けられていた場合、流入側インバート21の流入端20における幅方向の中心と一方の第1流出側インバート31の流出端30における幅方向の中心とを繋ぐ第2流出管41の流出口40の開口距離は、一方の第1流出側インバート31における流出端30の幅よりも長く、かつ、流入側インバート21の流入端20における幅方向の中心と他方の第1流出側インバート31の流出端30における幅方向の中心とを繋ぐ方向における第2流出管41の流出口40の開口距離は、他方の第1流出側インバート31における流出端30の幅よりも長ければよい。また、中間インバート52は、流入側インバート21と一方の第1流出側インバート31を繋ぎ、かつ、流入側インバート21と他方の第1流出側インバート31とを繋ぐものであればよい。
1A、1B、1C、1D ます
10 ます本体
11 胴体部
14 側部
15 上部
16 中間部
16a 流下部
17 下部
20 流入端
21 流入側インバート
30 流出端
31 第1流出側インバート
40 流出口(第2流出口)
41 第2流出管
43 ガイド
45 絞り部
50 蓋
52 中間インバート
54 張り出し部
56 嵌合部
58 把持部
100 汚水設備

Claims (10)

  1. ます本体と、
    蓋と、
    を備え、
    前記ます本体は、
    筒状の胴体部と、
    流入側インバートと、
    第1流出側インバートと、
    第2流出管と、
    を備え、
    前記流入側インバートと前記第1流出側インバートとは、それぞれ前記胴体部の側部に設けられ、
    前記流入側インバートに設けられた流入端と前記第1流出側インバートに設けられた流出端とは、前記胴体部内に配置され、
    前記第2流出管は、前記胴体部の下部に接続され、
    前記胴体部内には、前記第2流出管に繋がる第2流出口が設けられており、
    前記第2流出口には、前記流入端と前記流出端とが繋がっており、
    前記第2流出口における、前記流入端の幅方向の中心と前記流出端の幅方向の中心とを繋ぐ前記第2流出口の開口距離は、前記流出端の幅よりも長く、
    前記蓋は、前記胴体部内で前記第2流出口に取り付けられ、前記第2流出口を閉塞する、ます。
  2. 前記流入端の幅方向の中心を通り、前記流入端の幅方向と直交する方向における前記第2流出口の第2開口距離は、前記流出端の幅よりも長い、請求項1に記載された、ます。
  3. ます本体と、
    蓋と、
    を備え、
    前記ます本体は、
    筒状の胴体部と、
    流入側インバートと、
    第1流出側インバートと、
    第2流出管と、
    を備え、
    前記流入側インバートと前記第1流出側インバートとは、それぞれ前記胴体部の側部に設けられ、
    前記流入側インバートに設けられた流入端と前記第1流出側インバートに設けられた流出端とは、前記胴体部内に配置され、
    前記第2流出管は、前記胴体部の下部に接続され、
    前記胴体部内には、前記第2流出管に繋がる第2流出口が設けられており、
    前記第2流出口には、前記流入端と前記流出端とが繋がっており、
    前記流入端の幅方向の中心を通り、前記流入端の幅方向と直交する方向における前記第2流出口の第2開口距離は、前記流出端の幅よりも長く、
    前記蓋は、前記胴体部内で前記第2流出口に取り付けられ、前記第2流出口を閉塞する、ます。
  4. 前記蓋は、前記第2流出管内に嵌め込まれる嵌合部を備えている、請求項1から3までの何れか一つに記載された、ます。
  5. 前記蓋は、前記流入側インバートと前記第1流出側インバートとを繋ぐ中間インバートを備えている、請求項1から4までの何れか一つに記載された、ます。
  6. 前記蓋は、前記流入側インバートと前記第1流出側インバートとを繋ぐ中間インバートを備え、
    前記中間インバートのうち、前記嵌合部の上方に位置する部位に、上方に突出した把持部が形成されている、請求項4に記載された、ます。
  7. 前記把持部は、前記中間インバートの幅方向の両側から前記中間インバートを横断するように延びた取手である、請求項6に記載された、ます。
  8. 前記第2流出管は、前記第2流出管の流出方向に向かうにつれて徐々に絞られた絞り部を備えた、請求項1から7までの何れか一つに記載された、ます。
  9. 前記絞り部は、テーパー面である、請求項8に記載された、ます。
  10. 前記絞り部は、湾曲面である、請求項8に記載された、ます。
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