JP2019023387A - 間接排水用継手 - Google Patents

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Abstract

【課題】内部を流通する排水が外部へと飛散することが抑制された間接排水用継手を提供する。【解決手段】間接排水用継手1は、内側継手部30と外側継手部10とを備え、内側継手部30の上流側の端部には、上流側排水管端部71aが接続される流入側接続部31が形成されており、内側継手部30の外周部には、内側継手部30の内側内部空間43と内側継手部30の外部とを連通するスリット42が設けられており、また外側継手部10の下流側の端部には、下流側排水管端部73aが接続される流出側接続部11が形成されており、かつ外側継手部10の外周部には、外側継手部10の外側内部空間12と外側継手部10の外部とを連通する外側通水部13が設けられており、さらに、少なくとも内側継手部30の下端は、前記外側継手部10における外側通水部13の下端よりも下流側に位置している。【選択図】図3

Description

本発明は、排水経路部上において間接排水を可能とする間接排水用継手に関する。
従来、例えば給湯器等の機器のドレン排水を排出する排水経路に採用されるものであって、下流側の排水管から排水が逆流して機器に故障等の悪影響を与えてしまうことを防止する間接排水構造は既によく知られている(例えば特許文献1参照)。
特開2016−211166号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示されている間接排水用継手にあっては、流入部に流入した排水が流水筒部の下端にあたる流出口から流出する際に、開口部を介して外部へ飛散してしまう問題があった。
そこで本発明は、内部を流通する排水が外部へ飛散することを抑制することができる間接排水用継手を提供することを目的とする。
本発明は、上流側に配された上流側排水管の下流端に形成され、上流から流れてくる排水が流出する上流側排水管端部と、前記上流側排水管の下流側に配された下流側排水管の上流端に形成され、上流から流れてくる排水が流入する下流側排水管端部と、を含み、前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とが上下方向で対向している排水経路部上において前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とを連結する間接排水用継手であって、入れ子状に組み付けられた外側継手部と内側継手部とを具備し、前記内側継手部の上流側の端部には、前記上流側排水管端部が接続される流入側接続部が形成されており、かつ当該内側継手部の外周壁部には、当該内側継手部の内部空間と当該内側継手部の外部とを連通する内側通水部が設けられており、また前記外側継手部の下流側の端部には、前記下流側排水管端部が接続される流出側接続部が形成されており、かつ当該外側継手部の外周壁部には、当該外側継手部の内部空間と当該外側継手部の外部とを連通する外側通水部が設けられており、さらに、少なくとも前記内側継手部の下端は、前記外側継手部における前記外側通水部の下端よりも下流側に位置していることを特徴とする間接排水用継手である。
かかる構成にあって、前記内側継手部内に流入した排水は、当該内側継手部を伝って外側継手部側に流出するところ、当該内側継手部から滴り落ちる位置が前記外側通水部の下端よりも下流側となるため、排水が前記外側通水部から外部へ飛散してしまうことを抑制することができる。
なお、排水としては、上流側に配された機器から排出されるドレン排水や、上流側に配された雨樋から排出される雨水等が含まれる。
上記構成にあって、前記内側継手部に設けられている前記内側通水部が、前記内側継手部の側周壁部に形成された単数又は複数の貫通孔を含む構成が提案される。
また、前記内側継手部に設けられている前記内側通水部が、当該内側継手部の軸線周りに沿って当該内側継手部の側周壁部に螺旋状に形成された単数又は複数のスリットを含む構成が提案される。
さらに、前記内側継手部に設けられている前記内側通水部が、前記内側継手部の軸線に沿って当該内側継手部の側周壁部に形成された単数又は複数の縦長のスリットを含む構成が提案される。
上記のような構成とすることにより、スリットから排水が流出する際に当該スリットに水の膜が形成されることになるため、表面張力の作用によって当該スリットから排水が外部に向けて飛散しにくくなる利点がある。
また、前記内側継手部の下端部には、前記内側通水部よりも下流側に向かって延出された長尺状の伝達部が設けられている構成が提案される。
このような構成とすることにより、排水が伝達部を伝って下方へ流下するため、飛散範囲が縮小される利点がある。
また、本発明は、上流側に配された上流側排水管の下流端に形成され、上流から流れてくる排水が流出する上流側排水管端部と、前記上流側排水管の下流側に配された下流側排水管の上流端に形成され、上流から流れてくる排水が流入する下流側排水管端部と、を含み、前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とが上下方向で対向している排水経路部上において前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とを連結する間接排水用継手であって、入れ子状に組み付けられた外側継手部と内側継手部とを具備し、前記内側継手部の上流側の端部には、前記上流側排水管端部が接続される流入側接続部が形成されており、かつ当該内側継手部の外周壁部には、当該内側継手部の内部空間と当該内側継手部の外部とを連通する内側通水部が設けられており、また前記外側継手部の下流側の端部には、前記下流側排水管端部が接続される流出側接続部が形成されており、かつ当該外側継手部の外周壁部には、当該外側継手部の内部空間と当該外側継手部の外部とを連通する外側通水部が設けられており、前記内側継手部は底部を有した有底部材からなり、当該内側継手部の側周壁部のみに前記内側通水部が設けられていることを特徴とする間接排水用継手である。
かかる構成とすることにより、前記内側継手部内を流下した排水は、一旦、前記底部で受け止められてから前記内側通水部を介して前記外側継手部内に流出することになるため、前記内側継手部から流出する際の飛散範囲が縮小される利点がある。加えて、外側継手部と内側継手部の両方に通水部が設けられることにより、作業者が当該間接排水用継手の外部から観察した際に、前記上流側排水管端部が間接的に配管されていることが容易に確認可能である。また、内側継手部を有底部材で構成したため、下流からの逆流水(汚水)が内側継手部内に浸入してしまうことを防止することができると共に、この逆流水を外側通水部に向けて案内しやすいという利点がある。
また、前記内側継手部は底部を有した有底部材からなり、前記底部における外側最下面は、下流側に向かって突出した先尖形状をなしている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記内側継手部の内側通水部から流出して当該内側継手部の外周面を伝って流下する排水は、先尖形状の部分から滴り落ちるように流下することになるため、内側継手部から流出する際の飛散範囲が縮小される利点がある。
さらに、前記内側継手部は底部を有した有底部材からなり、前記底部における内側底面は、上流側に向かって突出した先尖形状をなしている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、流下する排水が前記底部に衝突した際の衝撃を緩和させることが可能となり、前記内側継手部から流出する際の飛散範囲が縮小される利点がある。
そして、前記内側継手部は、下流側に向かって外径が縮径する先細り形状をなしており、下流側に向かうほど前記外側継手部の内周面との離間距離が大きくなっている構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記内側継手部から排出された排水が前記外側継手部の外側通水部に到達しにくくなるため、前記外側通水部を介して排水が外部へ飛散してしまうことを抑制することができる。
またさらに、前記内側継手部が、前記流入側接続部が形成された接続部材と、前記内側通水部が形成された通水部材と、を互いに別部材として具備し、前記通水部材は、前記接続部材に対して当該内側継手部の軸線周りに沿って回動自在であり、かつ前記通水部材は、前記外側継手部の外部から前記外側通水部を介して、当該内側継手部内を流れる排水を特定の方向のみから視認可能とする形状を有している構成が提案される。
かかる構成とすることにより、前記内側継手部を配置する際に、排水の流下態様を外部から確認できる向きとすべく、接続部材に対する通水部材の向きを容易に調整することができる。そしてこのように、前記外側通水部を介して排水の流下態様が外部から視認可能となることにより、前記上流側排水管が間接的に配管されていることが容易に確認可能となる。
また、本発明は、上流側に配された上流側排水管の下流端に形成され、上流から流れてくる排水が流出する上流側排水管端部と、前記上流側排水管の下流側に配された下流側排水管の上流端に形成され、上流から流れてくる排水が流入する下流側排水管端部と、を含み、前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とが上下方向で対向している排水経路部上において前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とを連結する間接排水用継手であって、入れ子状に組み付けられた外側継手部と内側継手部とを具備し、前記内側継手部の上流側の端部には、前記上流側排水管端部が接続される流入側接続部が形成されており、かつ当該内側継手部の外周壁部には、当該内側継手部の内部空間と当該内側継手部の外部とを連通する内側通水部が設けられており、また前記外側継手部の下流側の端部には、前記下流側排水管端部が接続される流出側接続部が形成されており、かつ当該外側継手部の外周壁部には、当該外側継手部の内部空間と当該外側継手部の外部とを連通する外側通水部が設けられており、前記内側継手部が、前記流入側接続部が形成された接続部材と、前記内側通水部が形成された通水部材と、を互いに別部材として具備し、前記通水部材は、前記接続部材に対して当該内側継手部の軸線周りに沿って回動自在であり、かつ前記通水部材は、前記外側継手部の外部から前記外側通水部を介して、当該内側継手部内を流れる排水を特定の方向のみから視認可能とする形状を有していることを特徴とする間接排水用継手である。
かかる構成にあっても、前記内側継手部を配置する際に、排水の流下態様を外部から確認できる向きとすべく、接続部材に対する通水部材の向きを容易に調整することができる。そしてこのように、前記外側通水部を介して排水の流下態様が外部から視認可能となることにより、前記上流側排水管が間接的に配管されていることが容易に確認可能となる。
本発明の間接排水用継手は、内部を流通する排水が外部へ飛散しにくい効果がある。
実施例1に係る間接排水用継手の使用状態を示す説明図である。 実施例1に係る間接排水用継手の外観斜視図である。 実施例1に係る間接排水用継手を示し、(a)は正面図であり、(b)は縦断面図である。 実施例1に係る間接排水用継手を示し、(a)は側面図であり、(b)は縦断面図である。 弁体の動作概要を示す説明図であり、(a)は流体逆流阻止状態を示し、(b)は通過状態を示す。 内径縮径部と突条部とが係合した状態の間接排水用継手を示し、(a)は側面図であり、(b)は縦断面図である。 間接排水用継手を接続する工程を示す説明図である。 間接排水用継手を接続する工程を示す説明図である。 通水部材と接続部材とを離脱した状態を示す縦断面図である。 実施例2に係る間接排水用継手を示す縦断面図である。 実施例3に係る間接排水用継手を示す縦断面図である。 (a)は実施例4に係る内側継手部の縦断面図であり、(b)は実施例5に係る内側継手部の縦断面図であり、(c)は実施例6に係る内側継手部の縦断面図である。 (a)は実施例7に係る内側継手部の縦断面図であり、(b)は実施例8に係る内側継手部の縦断面図であり、(c)は実施例9に係る内側継手部の縦断面図であり、(d)は(c)の底面図である。 実施例10に係る内側継手部を示し、(a)は正面図であり、(b)は縦断面図である。 実施例10に係る間接排水用継手を示し、(a)は正面図であり、(b)は縦断面図である。
本発明の間接排水用継手が、給湯器のドレン排水を排出する排水経路部上に使用された実施例を詳細に説明する。なお、本発明は、下記に示す実施例に限定されることはなく、適宜設計変更が可能である。
〔実施例1〕
図1に示すように、間接排水用継手1は、上流側に配された給湯器70と、下流側に配された排水本管75との間に配置されて使用される。具体的に間接排水用継手1には、給湯器70のドレン排水を排出する上流側排水管であるドレン管部71が接続されていると共に、排水本管75に接続されたます74に連通する下流側排水管である排水管部73が接続されている。そして、間接排水用継手1は、上流から流れてくるドレン排水を、排水本管75に向けて間接排水する機能を有する。
以下、間接排水用継手1の構成について説明する。
図2〜図4等に示すように、間接排水用継手1は、軸線方向を上下方向とした筒状の外側継手部10と、外側継手部10の内側に挿入されて入れ子状に組み付けられた筒状の内側継手部30と、を備えている。
まず、外側継手部10について説明する。
図2〜図4に示すように、外側継手部10における下流側の端部(下端部)には、排水管部73の上流端に形成された下流側排水管端部73aが接続される直管形状の流出側接続部11が形成されている。
また、外側継手部10は、上側に配された円筒形状の通水部材15と、下側に配されて流出側接続部11を含む筒形状の接続部材16とを具備している。ここで、通水部材15と接続部材16は、互いに別部材であり、公知のバヨネット機構17によって軸方向(上下方向)に着脱自在となるように接続されている。
また、通水部材15の外周壁部のうち側周面を有する側周壁部には、当該外側継手部10の内部空間(外側内部空間)12と当該外側継手部10の外部とを連通させる複数の貫通孔からなる外側通水部13が設けられている。なお、前記複数の貫通孔は、縦横に整列して配置されており、外側通水部13の下端は、最下位置にある貫通孔の位置に対応する。
また、図3b,図4bに示すように、通水部材15における上端開口部には、内径が縮径した内径縮径部18が形成されている。なお、内径縮径部18が有するストッパー機能については後述する。
一方、図3b,図4bに示すように、通水部材15の下端には、トラップ手段としての逆止弁20が脱着可能に取り付けられている。逆止弁20は、間接排水用継手1内において、下流方向へドレン排水を流すことを許容し、かつ排水が上流方向へ逆流することを防止する機能を有している。
詳述すると、逆止弁20は、ドレン排水が内部を流通可能であって、下側に向かう程縮径した弾性変形可能な弁構造を有している。そして、下端部に形成された排出口22(図5参照)は、通常時において対向する一対の平板状の口縁部23,23が互いに密着することで閉鎖された状態となっている。
次に、内側継手部30について説明する。
図2,図3a,図4aに示すように、内側継手部30における上流側の端部(上端部)には、ドレン管部71の下流端に形成された上流側排水管端部71aが接続される流入側接続部31が雌ネジ状に形成されている。なお、図7aに示すように、ドレン管部71の上流側排水管端部71aは、内側継手部30の流入側接続部31に螺着可能な雄ネジ形状を有しており、上流側排水管端部71aと流入側接続部31とが螺着することによって相互が固定される。
また、図2等に示すように、内側継手部30の外周面には、外形が六角柱形状を有する被係合部32が形成されている。これにより、上流側排水用管端部71aに流入側接続部31を螺着する作業を六角レンチ等の一般的な工具を被係合部32に係合させて容易かつ迅速に行うことができる。
また、内側継手部30において被係合部32よりも下側の部位には、外側継手部10の内径縮径部18内に挿通された円筒形状の摺動筒部35が形成されている。さらに、摺動筒部35の下端には、外側継手部10の内径縮径部18内を通過不能な外径を有する径大部36が形成されている。
加えて、摺動筒部35の上端部における外周面には、突条部37が周状に形成されている。具体的に突条部37は、外側継手部10の内径縮径部18に係合可能となるように内径縮径部18の内径よりもわずかに大きな外径を有している。
次に、内側継手部30に対する外側継手部10の動作態様について説明する。
外側継手部10と内側継手部30は、上述のように入れ子状に組み付けられてなるため、外側継手部10と内側継手部30とは互いに上下方向に摺動自在となっている。ここで、内側継手部30を基準とした場合の外側継手部10の摺動範囲は以下の通りとなる。
すなわち、図6a,図6bに示すように外側継手部10が上限に位置した際には、外側継手部10の内径縮径部18と内側継手部30の突条部37とが係合して互いに移動不能な状態となる。このように、内径縮径部18がストッパーとして機能しているとき、間接排水用継手1において流出側接続部11と流入側接続部31との離間距離が最小となる。なお、外側継手部10の内径縮径部18と、内側継手部30の突条部37とによって係合手段が構成される。
一方、図3に示すように、外側継手部10が下限に位置した際には、外側継手部10の内径縮径部18と内側継手部30の径大部36とが係合した状態となる。このとき、間接排水用継手1において流出側接続部11と流入側接続部31との離間距離が最大となる。
次に、間接排水用継手1を排水経路部X上に接続する方法の一例を図7,図8に従って説明する。
図7(a)に示すように、互いに上下方向で対向しているドレン管部71と排水管部73との間の排水経路部X上において、まず排水管部73の芯をずらして、ドレン管部71の下方に間接排水用継手1が介在しうるだけの空間を確保する。この場合、ドレン管部71側を撓ませて間接排水用継手1を接続できるだけの空間を確保しても構わない。
次いで、図7(b)に示すように、ドレン管部71の上流側排水管端部71aに間接排水用継手1の流入側接続部31を螺着する。このとき、間接排水用継手1の内側継手部30には被係合部32が形成されているため、六角レンチ等の一般的な工具を用いて容易かつ迅速に作業を行うことができる。なお、このとき間接排水用継手1は、外側継手部10の内径縮径部18と内側継手部30の突条部37とが係合した状態とされている。すなわち、流出側接続部11と流入側接続部31との離間距離が最小となっている。
その後、図8(a)に示すように、排水管部73の芯を元の位置に戻す。この状態で排水管部73の下流側排水管端部73aは、間接排水用継手1の流出側接続部11の直下に位置している。
そして図8(b)に示すように、外側継手部10の内径縮径部18と内側継手部30の突条部37との係合を解除するように外側継手部10を下方向に引っ張ることで、流出側接続部11と排水管部73の下流側排水管端部73aとが接続され、配管を接続する作業が完了する。これにより、排水経路部X上に間接排水用継手1が接続されてなる配管接続構造が構築される。
このように、間接排水用継手1は、ドレン管部71と排水管部73との間に無理やり嵌め込むのではなく、外側継手部10と内側継手部30とを上下に摺動することによってドレン管部71と排水管部73とに順序良く接続することができる。
なお、図1に示すような施工が完了した状態において、ドレン排水が流れない通常時は、図5(a)に示すように、逆止弁20の口縁部23,23が互いに密着して排出口22が閉鎖された流体逆流阻止状態αとなる。かかる状態では、排水本管75内の流体(排水やガス)は、逆止弁20よりも上流側へ流出することが阻止されている。したがって、当該流体が給湯器70内に漏出してしまって機器が損傷する、といったことがない。
一方、給湯器70からドレン排水が流出し、逆止弁20内に所定量のドレン排水が蓄積されると、当該ドレン排水の重量によって逆止弁20が弾性変形して図5(b)に示すような口縁部23,23が互いに離開した形状となり、排出口22が開口した通過状態βとなる。かかる状態では、逆止弁20内のドレン排水が適切に下流側へ排出される。また、間接排水用継手1は、内側継手部30が上側に配置され、かつ外側継手部10が下側に配置されている構成であって、ドレン排水が内径の小さい内側継手部30から内径の大きい外側継手部10へ向かって流動する構成であるため、ドレン排水が間接排水用継手1内で滞留してしまうことなく円滑に排水される。なお、逆止弁20内に蓄積したドレン排水が適切に排出されると、当該逆止弁20は元の形状に復帰して再び流体逆流阻止状態αとなる。
なお、仮に排水管部73から排水が間接排水用継手1へ逆流したとしても、かかる逆流水は、外側内部空間12から外側通水部13を経て外部へ流出可能であるため、間接排水構造が適切に構築されている。
なお、上述の配管接続工程において、上流側排水管端部71aや下流側排水管端部73aに予め接着剤等を塗布しておいてもよい。特に上流側排水管端部71aと上流側接続部31とは螺着によって接続されるため、シールテープを用いて螺着部分からの漏水を防止することもできる。
また、間接排水用継手1の接続方法は上記の内容に限定されず、例えば先に下流側排水管端部73aと流出側接続部11とを接続した後、上流側排水管端部71aと上流側接続部31とを接続するようにしても構わない。
また、図9に示すように、間接排水用継手1は、配管接続された状態のままでバヨネット機構17を解除して通水部材15と接続部材16とを上下に分割することができる。したがって、通水部材15と接続部材16との隙間から逆止弁20を交換してメンテナンス作業を行うことができる。
また、外側継手部10や内側継手部30は成形の容易さから合成樹脂製であることが望ましいがこれに限定されない。
また、通水部材15と接続部材16とを接続する構成は、バヨネット機構に代えて、他の構成が採用されても勿論よい。
また、逆止弁20は、上記した構成に限定されることはなく、例えばフロート(浮き部材)を用いた構成でもよい。また、逆止弁20は、必須のものではない。
また、通水部13の形状は、上記した形状以外の構成であってもよい。ただし、過剰に大きな貫通孔で構成すると、外部から虫等が進入して間接排水用継手1の機能を阻害する可能性があるため、適正な寸法の貫通孔であることが望ましい。
また、被係合部32は六角柱形状である必要はなく、他の形状であってもよい。また、例えばスクリュードライバー等を差し込むことのできる孔を設け、当該孔にスクリュードライバー等を差し込んで内側継手部30を軸周りに回動させる構成であってもよい。なお、上流側排水管端部71aが雄ネジ形状ではなく直管形状である場合には、流入側接続部31の形状をこれに対応させた形状とすればよい。
次に、本発明の要部について説明する。具体的には、内側継手部30について詳述する。
図3b等に示すように、内側継手部30の径大部36より下側の部位は、先端(下端)に底部41を有する有底筒形状を有しており、かつ、下流側(下側)に向かって外径が縮径する先細り形状をなしている。
また、底部41の内周面となる内側底面41aは、上流側(上側)に向かって突出した先尖形状をなしている。一方、底部41の外周面となる外側最下面41bは、下流側(下側)に向かって突出した先尖形状をなしている。
さらに、内側継手部30の径大部36より下側の外周壁部のうち、底部41を除く部位となる側周壁部には、上下方向に縦長とされたスリット42が当該内側継手部30の軸線周りに複数並設されている。このように、スリット42が形成されることにより、内側継手部30の内側内部空間43と外部にあたる外側内部空間12とが連通している。なお、スリット42により、本発明に係る内側通水部が構成されている。
さらに、本実施例における間接排水用継手1にあっては、図1に示すような施工が完了した状態で、内側継手部30の最下端にあたる底部41の外側最下面41bが、外側継手部10における外側通水部13よりも下流側(下側)に位置している。
上記構成により、ドレン管部71から内側継手部30内に排出されたドレン排水は、外側通水部13よりも下流側に配置された底部41の外側最下面41bから滴り落ちることになるため、ドレン排水が外側継手部10の外側通水部13を介して外部へ飛散してしまう、ことが抑制される。
また、上述のように内側継手部30は先細り形状をなしており、下流側に向かうほど外側継手部10の内周面と内側継手部30との離間距離が大きくなっているため、ドレン排水が外部へ飛散することがより一層抑制されている。
加えて、内側継手部30内に流入したドレン排水は、一旦、底部41に受け止められてからスリット42を通して外側内部空間12に流出するため、ドレン排水の飛散範囲が縮小されている。
また、内側継手部30の底部41における内側底面41aが先尖形状をなしているため、流下するドレン排水が底部41に衝突した際の衝撃を緩和してドレン排水の飛散範囲がより一層縮小されている。
さらに、内側継手部30の底部41における外側最下面41bが先尖形状をなしているため、ドレン排水が当該外側最下面41bを伝って滴り落ちるように流下することになり、ドレン排水の外部への飛散が大幅に抑制される。
〔実施例2〕
実施例2に係る間接排水用継手2を図10に従って説明する。なお、実施例1と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
間接排水用継手2の内側継手部52の径大部36より下側の部位は、先端に底部45を有する有底筒形状を有しており、下流側(下側)に向かって外径が縮径する先細り形状をなしている。また、底部45における内側底面45aは、上流側に向かって突出した先尖形状をなしている。
また、底部45の外側下端部45bは、略鉛直方向に沿って上向きに凹陥された凹形状とされている。なお、外側下端部45bは、外側継手部10における外側通水部13の下端よりも下流側(下側)に位置している。
また、内側継手部52の径大部36より下側の側周壁部には、当該内側継手部52の軸線周りに沿って螺旋状に形成されたスリット46が複数設けられている。なお、スリット46の形状は、湾曲形状とされている。また、スリット46は単数であってもよい。
かかる間接排水用継手2にあっては、ドレン管部71から内側継手部52内に流入したドレン排水が、底部45の外側下端部45bから滴り落ちて流下するため外部へ飛散してしまうことが抑制される。
さらに、内側継手部52が先細り形状をなしており、下流側に向かうほど外側継手部10の内周面との離間距離が大きくなっているため、ドレン排水が外部へ飛散することがより一層抑制されている。
加えて、ドレン排水が一旦底部45で受け止められてからスリット46を通して外側内部空間12に流出するため、ドレン排水の飛散範囲が縮小されている。
また、底部45における内側底面45aが先尖形状をなしているため、ドレン排水が底部45に衝突した際の衝撃を緩和してドレン排水の飛散範囲をより一層縮小している。
〔実施例3〕
実施例3に係る間接排水用継手3を図11に従って説明する。なお、実施例1,2と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
図11に示すように、内側継手部53の側周壁部において当該内側継手部53の軸線周りに沿って螺旋状に複数形成されたスリット47の形状は、ストレート形状とされている。また、スリット47は、単数であってもよい。
〔実施例4〕
実施例4に係る内側継手部54を図12aに従って説明する。なお、実施例1〜3と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
図12aに示すように、内側継手部54は、側周壁部に複数設けられた貫通孔62と、下端に形成された貫通孔61と、を有している。
〔実施例5〕
実施例5に係る内側継手部55を図12bに従って説明する。なお、実施例1〜4と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
図12bに示すように、内側継手部55の側周壁部には、当該内側継手部55の軸線方向に沿って形成された縦長のスリット63が複数設けられている。かかるスリット63は下端が開放された形状を有しており、内側継手部55の下端には、スリット63と連通する貫通孔61が形成されている。
〔実施例6〕
実施例6に係る内側継手部56を図12cに従って説明する。なお、実施例1〜5と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
図12cに示すように、内側継手部56の側周壁部には、当該内側継手部56の軸線周りに沿って形成された複数のスリット64が設けられている。また、内側継手部56の下端には貫通孔61が形成されている。
〔実施例7〕
実施例7に係る内側継手部57を図13aに従って説明する。なお、実施例1〜6と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
図13aに示すように、内側継手部57の側周壁部には、螺旋状に形成された単一のスリット65が設けられている。また、内側継手部57の下端には底孔部61が形成されている。
〔実施例8〕
実施例8に係る内側継手部58を図13bに従って説明する。なお、実施例1〜7と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
図13bに示すように、内側継手部58の外周壁部には、螺旋状に形成された単一のスリット66のみが設けられている。
〔実施例9〕
実施例9に係る内側継手部59を図13c,図13dに従って説明する。なお、実施例1〜8と同様の構成を有するものは同じ符号を付し、説明を省略する。
図13c,図13dに示すように、内側継手部59内には、複数のブリッジ67,67,67が横断状に架け渡されており、さらに各ブリッジ67が交差する部位から下流側(下側)に向かって長尺状の伝達部68が延出されている。
〔実施例10〕
本実施例の間接排水用継手4は、図14,図15に示すように、外側継手部80と内側継手部90を備えている。
そして、外側継手部80の側周部には、窓状の外側通水部82が設けられている。一方、内側継手部90は、円筒形状で流入側接続部31が形成された接続部材91と、円筒形状であって内側通水部95が形成された通水部材92とを、互いに別部材として具備している。なお、接続部材91及び通水部材92は、当該内側継手部90の軸線周りに回動自在に脱着可能となっている。
さらに、内側継手部90の下端部は、当該内側継手部90の軸線に対して斜めに切断されてなり、当該切断されてなる部位が内側通水部95とされている。このように、内側通水部95が内側継手部90の軸線に対して斜めに切断されているため、外側通水部82と内側通水部95とが対向した位置に内側継手部90を配置すると、外側から内部空間が確認できる。これと共に、内部からの排水については、通水部材92の壁面を伝って下流へ排出されることになるため、より一層、排水飛散が抑制されることとなる。
かかる間接排水用継手4にあっては、図15に示すように、外側通水部82に内側通水部95の開口面を対向させることで、外部から外側通水部82を介して内側通水部95を流下する排水を視認可能とすることができる。
例えば、下流側排水管端部73aと流出側接続部11とを接続する工程(図8参照)において、窓状の外側通水部82が所望の方向を向くように外側継手部80を接続した後、内側通水部95が外側通水部82に対向する向きとなるように内側継手部90の通水部材92を軸周りに回動させる。これにより、内側通水部95を流下する排水を、外側通水部82を通して外部から視認可能とすることができる。そしてこのように、外側通水部82を介して排水の流下態様が外部から視認可能となることにより、ドレン管部71が間接的に配管されていることが容易に確認可能となる。ここで、接続部材91と通水部材92とは別部材によって構成されているため、内側継手部90をドレン管部71に接続し、外側継手部80を排水管部73に接続した後に、仮に、外側継手部80の外側通水部82と内側継手部90の内側通水部95とが適正な位置(対向位置)からずれてしまっている場合は、通水部材92を内側継手部90の軸線周りに回動させて調整することにより、適正な位置(対向位置)に修正することが可能である。
本実施例における間接排水用継手4にあっても、内側継手部90の下端である内側通水部95の下端が、外側通水部82の下端よりも下流側(下側)に位置させることで、排水が外部に飛散することを抑制することができる。特に、本実施例の内側通水部95は、下流側に向かうに従い外側通水部82から遠ざかる形状となっており、ドレン排水の飛散がより効果的に抑制されている。
なお、上記実施例において、各部の寸法形状は適宜自由に選択可能である。
また、トラップ手段としての逆止弁20が取り付けられた構成に代えて、進入物としての虫や臭気が上流に向かって進入することを阻止する器具(トラップ手段)が使用された構成であってもよい。
また、間接排水用継手1は、上述した使用形態に代えて、雨樋を流れる雨水を排出する経路に使用されてもよい。例えば、間接排水用継手1の流入側接続部31に、上流側に配された雨樋の下端部が接続され、流出側接続部11に、下流側に配された雨水本管に連通した排水管部が接続される構成が提案される。かかる構成の間接排水用継手1は、上流から流れてくる雨水を、雨水本管に向けて間接排水する機能を有する。
1〜4 間接排水用継手
10,80 外側継手部
11 流出側接続部
13,82 外側通水部
30,52〜58,90 内側継手部
31 流入側接続部
41,45 底部
41a,45a 内側底面
41b 外側最下面
42,46,63〜66 スリット
61,62 貫通孔(内側通水部)
68 伝達部
71 ドレン管部(上流側排水管)
71a 上流側排水管端部
73 排水管部(下流側排水管)
73a 下流側排水管端部
75 排水本管
95 内側通水部

Claims (7)

  1. 上流側に配された上流側排水管の下流端に形成され、上流から流れてくる排水が流出する上流側排水管端部と、前記上流側排水管の下流側に配された下流側排水管の上流端に形成され、上流から流れてくる排水が流入する下流側排水管端部と、を含み、前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とが上下方向で対向している排水経路部上において前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とを連結する間接排水用継手であって、
    入れ子状に組み付けられた外側継手部と内側継手部とを具備し、
    前記内側継手部の上流側の端部には、前記上流側排水管端部が接続される流入側接続部が形成されており、かつ当該内側継手部の外周壁部には、当該内側継手部の内部空間と当該内側継手部の外部とを連通する内側通水部が設けられており、
    また前記外側継手部の下流側の端部には、前記下流側排水管端部が接続される流出側接続部が形成されており、かつ当該外側継手部の外周壁部には、当該外側継手部の内部空間と当該外側継手部の外部とを連通する外側通水部が設けられており、
    さらに、少なくとも前記内側継手部の下端は、前記外側継手部における前記外側通水部の下端よりも下流側に位置している
    ことを特徴とする間接排水用継手。
  2. 上流側に配された上流側排水管の下流端に形成され、上流から流れてくる排水が流出する上流側排水管端部と、前記上流側排水管の下流側に配された下流側排水管の上流端に形成され、上流から流れてくる排水が流入する下流側排水管端部と、を含み、前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とが上下方向で対向している排水経路部上において前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とを連結する間接排水用継手であって、
    入れ子状に組み付けられた外側継手部と内側継手部とを具備し、
    前記内側継手部の上流側の端部には、前記上流側排水管端部が接続される流入側接続部が形成されており、かつ当該内側継手部の外周壁部には、当該内側継手部の内部空間と当該内側継手部の外部とを連通する内側通水部が設けられており、
    また前記外側継手部の下流側の端部には、前記下流側排水管端部が接続される流出側接続部が形成されており、かつ当該外側継手部の外周壁部には、当該外側継手部の内部空間と当該外側継手部の外部とを連通する外側通水部が設けられており、
    前記内側継手部は底部を有した有底部材からなり、当該内側継手部の側周壁部のみに前記内側通水部が設けられている
    ことを特徴とする間接排水用継手。
  3. 前記内側継手部は底部を有した有底部材からなり、前記底部における外側最下面は、下流側に向かって突出した先尖形状をなしている
    請求項1又は請求項2に記載の間接排水用継手。
  4. 前記内側継手部は底部を有した有底部材からなり、前記底部における内側底面は、上流側に向かって突出した先尖形状をなしている
    請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の間接排水用継手。
  5. 前記内側継手部は、下流側に向かって外径が縮径する先細り形状をなしており、下流側に向かうほど前記外側継手部の内周面との離間距離が大きくなっている
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の間接排水用継手。
  6. 前記内側継手部が、前記流入側接続部が形成された接続部材と、前記内側通水部が形成された通水部材と、を互いに別部材として具備し、
    前記通水部材は、前記接続部材に対して当該内側継手部の軸線周りに沿って回動自在であり、かつ前記通水部材は、前記外側継手部の外部から前記外側通水部を介して、当該内側継手部内を流れる排水を特定の方向のみから視認可能とする形状を有している
    請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の間接排水用継手。
  7. 上流側に配された上流側排水管の下流端に形成され、上流から流れてくる排水が流出する上流側排水管端部と、前記上流側排水管の下流側に配された下流側排水管の上流端に形成され、上流から流れてくる排水が流入する下流側排水管端部と、を含み、前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とが上下方向で対向している排水経路部上において前記上流側排水管端部と前記下流側排水管端部とを連結する間接排水用継手であって、
    入れ子状に組み付けられた外側継手部と内側継手部とを具備し、
    前記内側継手部の上流側の端部には、前記上流側排水管端部が接続される流入側接続部が形成されており、かつ当該内側継手部の外周壁部には、当該内側継手部の内部空間と当該内側継手部の外部とを連通する内側通水部が設けられており、
    また前記外側継手部の下流側の端部には、前記下流側排水管端部が接続される流出側接続部が形成されており、かつ当該外側継手部の外周壁部には、当該外側継手部の内部空間と当該外側継手部の外部とを連通する外側通水部が設けられており、
    前記内側継手部が、前記流入側接続部が形成された接続部材と、前記内側通水部が形成された通水部材と、を互いに別部材として具備し、
    前記通水部材は、前記接続部材に対して当該内側継手部の軸線周りに沿って回動自在であり、かつ前記通水部材は、前記外側継手部の外部から前記外側通水部を介して、当該内側継手部内を流れる排水を特定の方向のみから視認可能とする形状を有している
    ことを特徴とする間接排水用継手。
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