JP2003096996A - 雨水分岐装置 - Google Patents

雨水分岐装置

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JP2003096996A JP2001292529A JP2001292529A JP2003096996A JP 2003096996 A JP2003096996 A JP 2003096996A JP 2001292529 A JP2001292529 A JP 2001292529A JP 2001292529 A JP2001292529 A JP 2001292529A JP 2003096996 A JP2003096996 A JP 2003096996A
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cylinder
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JP2001292529A
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Takeshi Takagi
健 高木
Hiroshi Mizukoshi
宏 水越
Masahiro Tokida
昌広 常田
Chikayoshi Endo
慎良 遠藤
Yoshiaki Araki
吉明 荒木
Nobuhiko Kanekuni
伸彦 兼国
Hidemi Hiromoto
秀美 広本
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Toto Ltd
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Toto Ltd
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 竪樋から雨水の一部を取水する装置におい
て、構造が複雑になることなく、落ち葉や汚れ等を雨水
から取り除くことが可能で、しかもフィルタの洗浄を容
易に行うことができるように構成された雨水分岐装置を
提供する。 【解決手段】 竪樋の中間部に取り付けられて雨水の一
部を取水する雨水分岐装置1であって、竪樋に対して上
下に移動可能な竪樋連結管2と、メッシュフィルターを
筒体とフィルター押さえとの間に挟み込んで固定した内
筒4と、前記内筒の外側に形成され周壁に取水管を有す
る外筒5と、前記内筒をガイドするための内筒ガイド6
が接着された下側竪樋連結管7とを有し、前記竪樋連結
管の通水路部は前記内筒に挿入されるとともに、前記内
筒及び外筒の上端部が前記竪樋連結管と係止され、前記
内筒の下端部が前記内筒ガイドに係止され、前記外筒が
前記下側竪樋連結管に接着され、前記内筒と外筒及び前
記下側竪樋連結管とで貯留部7aを形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、竪樋の中間部に装
着して竪樋を流れる雨水の一部を取水するための雨水分
岐装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、登実3025055に記載されて
いるフィルタ装置においては、雨水の流れと並行にフィ
ルターを設けたものもあるが、構成が複雑である。ま
た、フィルターの洗浄においては、内側からしか洗浄で
きないため、外側面に付着したスライム状の汚れが洗浄
できなかった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明におい
ては竪樋から雨水の一部を取水する装置において、構造
が複雑になることなく、落ち葉や汚れ等を雨水から取り
除くことが可能で、しかもフィルタの洗浄を容易に行う
ことができるように構成された雨水分岐装置を提供する
ことを目的とする。さらには、雨の降り始めの初期雨水
を取り除き、その後の雨水を確実に採取可能な雨水分岐
装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段および作用・効果】上記課
題を解決するためになされた請求項1記載の発明は、竪
樋の中間部に取り付けられ、竪樋を流れる雨水の一部を
取水する雨水分岐装置であって、竪樋に対して上下に移
動可能な竪樋連結管と、メッシュフィルターを筒体とフ
ィルター押さえとの間に挟み込んで固定した内筒と、前
記内筒の外側に形成され周壁に取水管を有する外筒と、
前記内筒をガイドするための内筒ガイドが接着された下
側竪樋連結管とを有し、前記竪樋連結管の通水路部は前
記内筒に挿入されるとともに、前記内筒及び外筒の上端
部が前記竪樋連結管と係止され、前記内筒の下端部が前
記内筒ガイドに係止され、前記外筒が前記下側竪樋連結
管に接着され、前記内筒と外筒及び前記下側竪樋連結管
とで貯留部を形成していることを特徴とする。本発明
は、竪樋連結管が竪樋に対して上下に移動可能な構成と
なっているため、竪樋への取り付けやメッシュフィルタ
ーの洗浄等における施工性、メンテナンス性が向上す
る。特に、竪樋連結管を上に移動させると、内筒を下側
竪樋連結管の内筒ガイドから取り外すことが可能であ
り、メッシュフィルターの洗浄を容易に行なう事が可能
である。なお、メッシュフィルターを除く部材をPVC
でつくられた部品を組み合わせることにより構成すれ
ば、構造が複雑になることなく、非常に安価である。
【0005】請求項2記載の発明は、内筒はメッシュフ
ィルターを固定するためのリブを有することを特徴とす
る。本発明は、メッシュフィルターを固定するためのリ
ブを有するため、筒体の強度を保ちつつ、メッシュフィ
ルター洗浄等でメッシュフィルターが内筒からはがれる
のを防ぐことができる。
【0006】請求項3記載の発明は、メッシュフィルタ
ーは筒体の内側に固定されていることを特徴とする。本
発明において、メッシュフィルターが筒体の内側に固定
されているため、筒体に沿って流れてきた雨水がメッシ
ュフィルターに沿って流れやすいため採取しやすい。
【0007】請求項4記載の発明は、メッシュフィルタ
ーは筒体の外側に固定され、筒体に沿って流れてきた雨
水をメッシュフィルターに沿って流れるよう偏向させる
偏向部を有することを特徴とする。
【0008】本発明において、メッシュフィルターは筒
体の外側に固定するためメッシュフィルターを筒体に接
着する等の加工が容易となり、しかも、筒体に沿って流
れてきた雨水をメッシュフィルターに沿って流れるよう
偏向させる偏向部を有するため雨水採取も容易となる。
【0009】請求項5記載の発明は、取水管は内筒の筒
体に固定されているメッシュフィルター下端よりも下流
でしかも外筒の長さのほぼ真ん中に設置させていること
を特徴とする。
【0010】本発明においては取水管がメッシュフィル
ターの下端より下側にありしかも外筒の長さのほぼ真ん
中にあるため、貯留部が大きいため初流雨水が貯めやす
くしかもメッシュフィルターを通して容易に逆流するこ
とがない。
【0011】請求項6記載の発明は、メッシュフィルタ
ーの内側に前記貯留部が満水となると筒体の内側に傾斜
し、メッシュフィルターに沿って流れる雨水をせき止め
採取するための採取板を有することを特徴とする。
【0012】本発明においては、初期雨水を採取しない
ため貯留部が満水となるまでは、取水率が低く、貯留部
が満水となると採取板を開き雨水の流れをせき止めるこ
とにより通常の雨水をできるだけ多く採取する。
【0013】請求項7記載の発明は、内筒ガイドにはメ
ッシュフィルターを通過し採取され貯留部に溜まった雨
水の一部を排水するための小孔が複数あけられているこ
とを特徴とする。
【0014】本発明においては、貯留部に小孔が設けら
れているため、雨の降り始めに採取された雨水が貯留部
に溜まり、その一部は徐々に排水され貯留部が満水とな
るまでにはかなりの雨水が排水されるため貯留部を大き
くすることなく初期雨水を確実に取り除くことができ
る。
【0015】請求項8記載の発明は、竪樋連結管の通水
路部の下端は、通水方向に対して拡大していることを特
徴とする。
【0016】本発明は、通水路部の下端が通水方向に対
して拡大していることにより、竪樋の内壁に沿って流れ
てきた雨水が通水路内壁に沿って流れ、通水路下端が拡
大していることにより内筒の内壁向かう流れを形成する
ため雨量によらず、メッシュフィルターに沿う流れをつ
くることができ、取水率が向上する。
【0017】請求項9記載の発明は、前記内筒はフィル
タ押さえを上流側に有し、一定の雨量以上で雨水の取水
が可能となることを特徴とする。
【0018】一定以上の雨量でない場合はメッシュフィ
ルターの上流側に設けられたフィルター押さえにより竪
樋連結管の通水路部の内壁に沿って流れてきた雨水が偏
向されメッシュフィルターに沿って流れないため取水で
きなくなるので、比較的雨量の少ない場合の多い雨の降
り始め時の屋根等に溜まっているゴミや塵等を含む初流
雨水を除去しやすい構成となっている。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例である雨水分岐
装置の概略構成図を図1に、中央でカットした斜視図を
図2に示す。図1、図2において、1は雨水分岐装置
で、2は竪樋連結管、3は竪樋連結管に接着された筒押
さえ、4は竪樋を流れる雨水の一部取水する内筒、5は
内筒の外側に形成されている外筒、6は内筒4をガイド
する内筒ガイド、7は内筒ガイド6が接着されて、内筒
4、外筒5が係止される下側竪樋連結管である。竪樋連
結管2は竪樋を流れる雨水を内筒4に導くための通水路
部2aと外筒ガイト部2bから構成されており、通水路
部2aは竪樋の内壁面に沿って流れてきた雨水を内筒4
の内壁面に導くための流れが剥離しないようなめらかな
形状変化となっている。
【0020】筒押さえ3は、中央に竪樋連結管2の通水
路部2aが組み込まれる穴が設けられ、その外側に内筒
4及び外筒5を係止するための溝がきられ、外周面が外
筒ガイド部2bの内側におさまる形状とし、竪樋連結管
2に接着固定されている。
【0021】内筒4はメッシュフィルター4a、フィル
ター押さえ4b、4b、筒体4cから構成されてい
る。図3及び図4は筒体4cの内側にメッシュフィルタ
ー4aを固定したものでそれぞれ内筒4を外側から見た
斜視図、中央でカットした斜視図を示す。内筒4は一部
のリブ4dを残して切り欠かれた筒体4cの内壁面に沿
ってメッシュフィルター4aが挿入され、その上端、下
端がフィルター押さえ4b、4bにより筒体4cと
の間にはさみこまれ、フィルター押さえ4b、4b
と筒体4cが接着固定されている。本実施例では筒体4
cは材質が硬質塩ビであり、通常の竪樋の内径に近い内
径Φ56のものとしている。
【0022】筒体4cを通常の竪樋に近い内径を有する
ものとすることで竪樋の雨水排出能力を損なうことがな
いため、大雨でも雨樋から雨水があふれ出すことがな
い。また、メッシュフィルター4aは#40とし、屋根
に溜まった塵やゴミ、砂のうち比較的粒径の大きいもの
は取り除けるように構成されている。
【0023】さらにメッシュフィルター4aは雨水の流
れに対して並行に装着されているため、屋根に溜まった
塵やゴミ、砂によりメッシュフィルター4aが目詰りす
ることも少ない。また、メッシュフィルター4aは一部
リブ4dを有する筒体4cとフィルター押さえ4b
4bにはさみこまれて、筒体4cとフィルター押さえ
4b、4bが接着されているため、清掃等で内側、
外側からたわし等でこすられてもメッシュフィルター4
aが筒体4cの内壁面から剥がれたり壊れないようにな
っている。
【0024】下側のメッシュ押さえ4bはメッシュフ
ィルター4aに沿って流れてきた雨水を偏向させメッシ
ュフィルター4aの外側に導くことができるよう筒体4
cの内壁より3.5から5mm小さい内径を有する円管
である。上側のメッシュフィルター4bは竪樋連結管
2の通水路部2aの内壁に沿って流れてきた雨水がメッ
シュフィルター4aに沿って流れるのを妨げないよう筒
体4cの内壁より1から1.5mm小さい内径を有する
円管である。
【0025】外筒5には取水した雨水をタンク(図示せ
ず)等に導くための取水管5aが周壁に設けられ、下側
竪樋連結管7には、内筒4をガイドする内筒ガイド6が
接着されている。また、内筒4は内筒ガイド6で係止さ
れ、外筒5は下側竪樋連結管7と接着固定されており、
内筒4、外筒5、内筒ガイド6、下側竪樋連結管7で貯
留部7aが形成されている。
【0026】また、内筒4はメッシュフィルター4aの
洗浄のため内筒ガイド6から外すことがあり、その部分
を接着固定することはできない。しかしながら貯留部7
aに溜まった雨水は、内筒ガイド6と内筒4の下端面の
小さい面でしかシールされていないため、雨量が多い場
合でなければなかなか貯留部7aには溜まらず取水しに
くい。。そこで、内筒ガイド6の周壁6aを高くしシー
ルしやすくしている。本実施例において取水管サイズは
13Aとした。
【0027】次に、図5は雨水分岐装置1を竪樋に設置
した場合の図である。8は竪樋、9は竪樋を連結するた
めの継手、10は竪樋を家屋等に固定するための固定金
具である。雨水分岐装置1をはさんで竪樋8が連通して
いる。雨水分岐装置1の竪樋連結管2が竪樋8に沿って
上下移動可能で竪樋8からの取り外しや竪樋8への取り
付けが容易にできるよう、竪樋8は竪樋連結管2の中に
30mm程度差し込まれた状態で設置されている。
【0028】以上のような構成、設置での雨水の取水方
法について説明する。竪樋8の内壁に沿って流れてきた
雨水は雨水分岐装置1の竪樋連結管2に入り、通水路部
2aの縮径においても剥離することなく内壁に沿って流
れる。通水路部2aの下端で内壁から離れた流れは内筒
4の上側フィルター押さえ4bで流れを偏向されるこ
となく上側フィルター押さえ4bの内壁に沿って流
れ、メッシュフィルター4aに至る。メッシュフィルタ
ー4aに達した流れはメッシュフィルター4aに沿って
流れ、下側フィルター押さえ4bの上端に当たって、
メッシュフィルター4aの内側から外側に偏向される流
れとそのまま竪樋8に流下していく流れとなる。メッシ
ュフィルター4aの外側に達した流れは、外筒5、内筒
ガイド6及び下側竪樋連結管7で形成される貯留部7a
に至り、取水管5aを通ってタンク(図示せず)に供給
される。
【0029】図6、図7は内筒4の別の一実施例であ
り、メッシュフィルター4aは筒体4cの外側にフィル
ター押さえ4b、4bで接着固定され、筒体4cの
内壁面から外壁面にかけてテーパ状にカットされた偏向
部4eが設けられている。本実施例においては、メッシ
ュフィルター4aを外側から接着するため、加工が容易
であり、偏向部4eでメッシュフィルター4aに沿った
流れをつくるため、雨水の採取率を下げることなく加工
性を向上させることができる。内筒4の内壁面に沿って
流れる雨水は偏向部4eでメッシュフィルター4aに沿
った流れに変えられる。メッシュフィルター4aに沿っ
て流れ落ちる雨水は筒体4cのリブ4dを残して切りか
かれた下端面4fでメッシュフィルター4aの内側から
外側に向かう流れとそのまま流下する流れとに分かれ、
メッシュフィルター4aの外側に流れる雨水が取水され
る。
【0030】図8は初期雨水を採取しないための構成と
した雨水分岐装置の概略構成図である。筒体4cの内側
にメッシュフィルター4aを固定した内筒4を用い、初
期雨水を採取しないようにメッシュフィルター4aを通
過した雨水を一旦貯水するための貯留部7aを長さ方向
に延ばし拡大するとともに、内筒ガイド6aに小孔6b
を設け、さらには取水管5aを外筒5の長さのほぼ真ん
中の位置に設置することで、一旦貯留した雨水がすぐ取
水管5aと通して貯水タンク(図示せず)に流れないよ
うにされている。上記構成において、竪樋連結管の内壁
に沿って流れてきた雨水はそのままメッシュフィルタ4
aに沿って流れ、下側フィルター押さえ4bで一部が
メッシュフィルタ4aの外側に向かう流れとなり、貯留
部7aに徐徐に溜まってくる。溜まった雨水は小孔6b
から排出されるため初期雨水はなかなか溜まることな
く、雨水が連続的に降り続くことにより徐徐に溜まり、
貯留部7aの水面が高くなり取水管5aから貯水タンク
に供給される。この構成において、メッシュフィルター
4aのメッシュサイズや貯留部7aの長さ、小孔6bの
径を調整することにより初期雨水と通常雨水のバランス
を調整することができる。
【0031】図9、図10は、内筒の別の一実施例であ
る、メッシュフィルター4aを筒体4cの外側にフィル
ター押さえ4b、4bで接着固定され、筒体4cの
内壁面から外壁面にかけてテーパ状にカットされた偏向
部4eが設けられている。さらにメッシュフィルター4
aの下端には採取板4gが設けられ採取板4gには下端
にフロート4hが組み付けられている。この構成におい
て、貯留部7aに一部のメッシュフィルター4aを通過
した雨水が貯留され、貯留部7aの水面が徐徐に上がっ
てくるとフロート4hが浮きことにより採取板4gが内
側に傾斜する。初期雨水は小孔6bから排出され、貯留
部7aが満水になると、採取板4gによりメッシュフィ
ルター4aに沿って流れる雨水をせき止めその多くを採
取できるようになっているため、通常雨水の採取率が向
上するようになっている。
【0032】図11は竪樋連結管2の通水路部2aの下
端を拡大したものを示している。さらに図6においては
上側フィルター押さえ4bの内径を下側フィルター押
さえ4bと同じくしている。このように構成すること
により、雨量が少ない場合の流れは通水路部2a内壁に
沿って流れ上側フィルター押さえ4bの上端に当たっ
て流れが内側に偏向させ、メッシュフィルター4aに沿
った流れとはならない。また、雨量が多いい場合の流れ
は通水路部2aの内壁を流れているとき内壁から剥離
し、上側フィルター押さえ4bの内壁に沿って流れメ
ッシュフィルター4aに沿った流れとなり、一部がメッ
シュフィルター4aの内側から外側に偏向させ取水され
る。このことで、比較的雨量の少ない雨の降り始めにお
いては、雨水を取水することなく、一定の雨量以上にな
って取水するためゴミや塵や砂等を含んだ雨水を取水し
なくて済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である雨水分岐装置の概略
構成図である。
【図2】 雨水分岐装置の中央をカットした斜視図であ
る。
【図3】 筒体の内側にメッシュフィルターを固定した
内筒の外側から見た斜視図である。
【図4】 筒体の内側にメッシュフィルターを固定した
内筒の中央をカットした斜視図である。
【図5】 雨樋にセットした構成図である。
【図6】 筒体の外側にメッシュフィルターを固定した
内筒の外側から見た斜視図である。
【図7】 筒体の外側にメッシュフィルターを固定した
内筒の中央をカットした斜視図である。
【図8】 初期雨水を採取しないための構成とした雨水
分岐装置の概略構成図である。
【図9】 筒体の外側にメッシュフィルターを固定さ
れ、採取板が内筒の内側に傾斜した時の図である。
【図10】 筒体の外側にメッシュフィルターを固定さ
れ、採取板が内筒の内側に傾斜した時の拡大図である。
【図11】 竪樋接続管の通水路部を拡大し、雨量によ
り取水率をかえる場合の構成図である。
【符号の説明】
1…雨水分岐装置、2…竪樋連結管、2a…通水路部、
2b…外筒ガイド部、3…筒押さえ、4…内筒、4a…
メッシュフィルター、4b…上側フィルター押さえ、
4b…下側フィルター押さえ、4c…筒体、4d…リ
ブ、4e…偏向部 4f…メッシュフィルタ、下端面4g…採取板、4h…
フロート 5…外筒、5a…取水管、6…内筒ガイド、6a…内筒
ガイド周壁、6b…小孔 7…下側竪樋連結管、7a…貯留部、8…竪樋、9…継
手、10…固定金具
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 常田 昌広 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 遠藤 慎良 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 荒木 吉明 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 兼国 伸彦 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内 (72)発明者 広本 秀美 福岡県北九州市小倉北区中島2丁目1番1 号 東陶機器株式会社内

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 竪樋の中間部に取り付けられ、竪樋を流
    れる雨水の一部を取水する雨水分岐装置であって、竪樋
    に対して上下に移動可能な竪樋連結管と、メッシュフィ
    ルターを筒体とフィルター押さえとの間に挟み込んで固
    定した内筒と、前記内筒の外側に形成され周壁に取水管
    を有する外筒と、前記内筒をガイドするための内筒ガイ
    ドが接着された下側竪樋連結管とを有し、前記竪樋連結
    管の通水路部は前記内筒に挿入されるとともに、前記内
    筒及び外筒の上端部が前記竪樋連結管と係止され、前記
    内筒の下端部が前記内筒ガイドに係止され、前記外筒が
    前記下側竪樋連結管に接着され、前記内筒と外筒及び前
    記下側竪樋連結管とで貯留部を形成していることを特徴
    とする雨水分岐装置。
  2. 【請求項2】 前記内筒はメッシュフィルターを固定す
    るためのリブを有することを特徴とする請求項1記載の
    雨水分岐装置。
  3. 【請求項3】 前記メッシュフィルターは筒体の内側に
    固定されていることを特徴とする請求項1または2記載
    の雨水分岐装置。
  4. 【請求項4】 前記メッシュフィルターは筒体の外側に
    固定され、筒体に沿って流れてきた雨水をメッシュフィ
    ルターに沿って流れるよう偏向させる偏向部を有するこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の雨水分岐装置。
  5. 【請求項5】 前記取水管は内筒の筒体に固定されてい
    るメッシュフィルター下端よりも下流でしかも外筒の長
    さのほぼ真ん中に設置させていることを特徴とする請求
    項1乃至4記載の雨水分岐装置。
  6. 【請求項6】 前記メッシュフィルターの内側に前記貯
    留部が満水となると筒体の内側に傾斜し、メッシュフィ
    ルターに沿って流れる雨水をせき止め採取するための採
    取板を有することを特徴とする請求項4又は5記載の雨
    水分岐装置。
  7. 【請求項7】 前記内筒ガイドにはメッシュフィルター
    を通過し採取され貯留部に溜まった雨水の一部を排水す
    るための小孔が複数あけられていることを特徴とする請
    求項1乃至6記載の雨水分岐装置。
  8. 【請求項8】 前記竪樋連結管の通水路部の下端は、通
    水方向に対して拡大していることを特徴とする請求項1
    乃至7何れか記載の雨水分岐装置。
  9. 【請求項9】 前記内筒はフィルタ押さえを上流側に有
    し、一定の雨量以上で雨水の取水が可能となることを特
    徴とする請求項1乃至8何れか記載の雨水分岐装置。
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