JP6001021B2 - ビニルハウス用谷樋 - Google Patents

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Description

本発明は、合成樹脂フィルムで覆われるビニルハウスであり、隣接するビニルハウスの谷部長手方向に沿って配設されるビニルハウス用谷樋に関する。
従来、農業用のビニルハウスとして、合成樹脂フィルムで覆われるビニルハウスを並設した連棟タイプのものがあり、これらはビニルハウスの屋根面谷部に水が溜まらないように、隣接するビニルハウス間の谷部長手方向に沿ってビニルハウス用谷樋が設けられている(例えば、特許文献1参照。)。このビニルハウス用谷樋は、一般的にスチール製である。
特開2005−253417号公報
ところで、近年用いられているビニルハウス用の合成樹脂フィルムは、耐候性が著しく向上して数年の使用には耐えられるようになっているにも関わらず、スチール製の谷樋を用いた場合に、いわゆる「フィルム焼け」と称されるフィルム劣化が報告されている。フィルム焼けが生じると、短期間(例えば2年程度)で破損したり、谷樋にくっついてしまい、引き剥がせなくなったりするのである。
そこで、本発明においては、ビニルハウスを覆う合成樹脂フィルムの劣化を防止することが可能なビニルハウス用谷樋を提供することを目的とする。
本発明のビニルハウス用谷樋は、合成樹脂フィルムで覆われるビニルハウスであり、隣接するビニルハウスの谷部長手方向に沿って配設され、合成樹脂フィルムが止着されるビニルハウス用谷樋であって、表面が凹凸加工された金属板により形成されたことを特徴とする。
本発明のビニルハウス用谷樋によれば、合成樹脂フィルムと接触する面が凹凸加工された金属板の表面であるため、太陽光が鏡面反射することなく、乱反射するようになり、光反射率が低減するので、フィルム焼けの発生を防止することが可能となる。また、この凹凸により合成樹脂フィルムとビニルハウス用谷樋との接触面に微小な隙間が形成され、この微小な隙間に空気が入るようになるため、結露により発生した水や雨水等の水分が乾きやすくなり、合成樹脂フィルムのべた付きを防止することが可能となり、合成樹脂フィルムがビニルハウス用谷樋にくっついてしまうのを防止することができる。
表面が凹凸加工された金属板により形成されたビニルハウス用谷樋によれば、フィルム焼けの発生を防止することができるとともに、合成樹脂フィルムのべた付きを防止して、ビニルハウス用谷樋にくっついてしまうのを防止することができるため、合成樹脂フィルムの劣化を防止することが可能となる。
本発明の実施の形態における谷樋をビニルハウスに配設した状態を示す説明図である。 図1の谷樋の正面図である。 図1の谷樋表面の凹凸を示す拡大図である。 図2のA部拡大図である。
図1は本発明の実施の形態における谷樋をビニルハウスに配設した状態を示す説明図、図2は図1の谷樋の正面図、図3は図1の谷樋表面の凹凸を示す拡大図である。
図1に示すように、本発明の実施の形態における谷樋1は、連棟型ビニルハウス2の隣接するビニルハウス2a,2b間に形成された谷部3に配設される。ビニルハウス2a,2bは合成樹脂フィルムとしてのビニルシートSで覆われている。谷樋1は、図1に示すハウス構築用のパイプ材4,5のうち、屋根形成用のパイプ材4に図示しない汎用留め具によって連結固定される。
谷樋1は、図2に示すように、底壁10と左右側壁11とから構成されており、底壁10の左右縁から左右側壁11を漸次拡開させながら上方へ伸延させた樋形状が形成されている。谷樋1は、表面が凹凸加工された金属板を、図2に示す形状に曲げ加工することにより形成されている。本実施形態においては、金属板として、アルミニウム・亜鉛合金めっき鋼板を用いている。
また、谷樋1の表面は、図3に示すように、金属板を裏面から押し上げて表面に凸ませる(もしくは表面から押し下げて表面を凹ませる)ことにより凹凸を形成している。なお、図3において、黒地部分が凸部1aを、白地部分が凹部1bをそれぞれ表している。凹凸の柄は、図3に示すような不規則的な模様の他、メロン模様、蛇模様、縞模様、錦模様や木目模様等の様々な模様を用いることが可能である。
側壁11は、底壁10から略45度の角度で上方へ伸延した下側壁11aと、この下側壁11aに対して略20度引き起こすように折曲させて伸延させた中途壁11bと、この中途壁11bから下側壁11aと略平行に伸延させた上部壁11cとからなる。また、上部壁11cの上部位置には、断面視蟻溝形状のシート定着用溝12が側壁11と連続して一体的に形成されている。
シート定着用溝12は、ビニルハウス2a,2bを構築する際に、ビニルシートをハウス構築用パイプに定着するときに用いるレール状の一般的なシート留材と同様な形状であり、溝底をなすシート受面13と、このシート受面13よりも狭く形成された溝開口部14とを有する。屋根形成用のシートSは、シート定着用溝12内に、弾性を有するクランプ材Cにより狭圧して定着される。
上記構成の谷樋1では、ビニルシートSと接触する面が凹凸加工された金属板の表面であるため、太陽光が鏡面反射することなく、乱反射するようになる。これにより、谷樋1表面の光反射率が低減するので、フィルム焼けの発生が防止され、ビニルシートSの劣化が防止される。
また、図4に示すように、谷樋1の凸部1aおよび凸部1bにより形成される凹凸によって、ビニルシートSと谷樋1との接触面に微小な隙間1cが形成され、この微小な隙間1cに空気が入るようになる。これにより、結露により発生した水や雨水等の水分が乾きやすくなり、ビニルシートSのべた付きが防止され、ビニルシートSが谷樋1にくっついてしまうことが防止され、ビニルシートSの劣化が防止される。
なお、本実施形態における谷樋1においては、金属板の厚さは、凹凸まで含めて0.3〜0.8mmとしている。また、凹凸の高さの差は0.1mm以上、より好ましくは0.2mm以上、0.7mm以下である。また、凸部1aおよび凹部1bのそれぞれの幅X,Y(図4参照。)は、1mm〜10mm程度である。これらの範囲にあれば、ビニルシートSと谷樋1との接触面に充分な隙間1cが形成され、ビニルシートSのべた付きを最も効果的に防止することができる。
本発明のビニルハウス用谷樋は、隣接するビニルハウスの谷部長手方向に沿って配設されるビニルハウス用谷樋として有用であり、特に、ビニルハウスを覆う合成樹脂フィルムの劣化を防止することが可能なビニルハウス用谷樋として好適である。
1 谷樋
1a 凸部
1b 凹部
1c 隙間
2 連棟型ビニルハウス
2a,2b ビニルハウス
3 谷部
4,5 パイプ材
10 底壁
11 側壁
11a 下側壁
11b 中途壁
11c 上部壁
12 シート定着用溝
13 シート受面
14 溝開口部
S シート
C クランプ材

Claims (2)

  1. 合成樹脂フィルムで覆われるビニルハウスであり、隣接するビニルハウスの谷部長手方向に沿って配設され、前記合成樹脂フィルムが止着されるビニルハウス用谷樋であって、
    表面が不規則な模様の柄に凹凸加工された金属板により形成されたビニルハウス用谷樋。
  2. 前記凹凸の高さの差が0.1mm以上である請求項1記載のビニルハウス用谷樋。
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