JP6000503B1 - ネットワークシステム、タイムマスタ局、及びタイムスレーブ局 - Google Patents

ネットワークシステム、タイムマスタ局、及びタイムスレーブ局 Download PDF

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Abstract

ネットワークシステム100は、協調動作タイミング信号を協調動作周期で出力する同期マスタ装置1と、ネットワークに接続されるタイムマスタ局2と、ネットワークに接続されるタイムスレーブ局3とを備える。タイムマスタ局は、時刻をカウントするマスタクロック21と、協調動作タイミング信号とマスタクロックでカウントされた時刻とに基づいて、マスタ協調動作時刻情報を生成するマスタ生成部23とを有する。タイムスレーブ局は、時刻をカウントするスレーブクロック31と、マスタ協調動作時刻情報とスレーブクロックでカウントされた時刻とに基づいて、スレーブ協調動作時刻情報を生成するスレーブ生成部33とを有する。

Description

本発明は、タイムマスタ局と複数のタイムスレーブ局とを有するネットワークシステム、タイムマスタ局、及びタイムスレーブ局に関する。
ネットワークに接続されたタイムマスタ局及び複数のタイムスレーブ局はそれぞれクロックを有し、クロックによってカウントされる時刻を同期させる必要がある。そのため、特許文献1から特許文献5に開示されているような、時刻を同期させるための技術が案出されている。タイムマスタ局及びタイムスレーブ局を含むネットワークシステムの各ユニットを同期させる場合、協調動作の開始を示す協調動作指示情報のみならず、協調動作の時刻を示す協調動作時刻情報が各ユニットに提供されることにより、ネットワークシステムの信頼性の向上を図ることができる。また、同期ジッタに起因して、タイムマスタ局のクロックがカウントする時刻とタイムスレーブ局のクロックがカウントする時刻との同期誤差が発生しても、正しい協調動作時刻情報を提供して、ネットワークシステムの信頼性を向上できる技術が要望される。
国際公開第2012/108387号 特開2003−271208号公報 特開2010−057128号公報 特開2007−184687号公報 特開2009−157913号公報
ネットワークシステムの信頼性を向上するためには、以下の課題を解決する必要がある。なお、ネットワークシステムの信頼性とは、同期対象機器及び外部機器を含む同期ネットワークシステムにおける協調動作の信頼性であり、同期ネットワークシステムの協調動作の継続性を意味する。
課題1として、タイムマスタ局がカウントする時刻とタイムスレーブ局がカウントする時刻との進み又は遅れである時刻同期誤差を考慮した協調動作時刻情報伝達手段の整備が挙げられる。従来技術においては、協調動作時刻情報を伝達する手段について考慮されていなかった。タイムマスタ局とタイムスレーブ局との間のクロックの補正が高精度で行われており、協調動作時刻情報の伝達が、一定間隔で協調動作を行う協調動作周期を跨ぐことがない場合には、タイムスレーブ局はタイムマスタ局から伝達された情報に基づいて協調動作時刻を認識すればよい。しかし、実際の同期ネットワークシステムにおいては、同期タイミングの揺らぎである同期ジッタにより、タイムスレーブ局がカウントする時刻は、タイムマスタ局がカウントする時刻に対して進み又は遅れの関係になる可能性がある。協調動作時刻を伝達する際は、タイムスレーブ局は、タイムスレーブ局がカウントする時刻がタイムマスタ局がカウントする時刻より進んでいるのか遅れているのかを考慮して協調動作時刻の認識を行う必要がある。
なお、同期ジッタの要因として、(1)同期マスタ装置、タイムマスタ局、タイムスレーブ局それぞれで使用される発振素子の周波数偏差によるクロックカウンタ動作速度の違い、(2)同期マスタ装置(外部機器)からタイムマスタ局へ同期信号が外部経路を伝搬する際に発生する同期信号入力タイミングの揺らぎ、(3)タイムマスタ局からタイムスレーブ局へ同期フレーム及び伝搬遅延計測フレームがネットワーク経路を伝搬する際に発生するフレーム到着タイミングの揺らぎ、などが挙げられる。
課題2として、ノイズ等の影響を考慮した協調動作時刻情報又は協調動作指示情報伝達手段の整備が挙げられる。従来技術においては、ネットワーク内の伝達経路において発生するノイズ等の影響を考慮した協調動作時刻情報又は協調動作指示情報の伝達手段が未整備であった。このため、協調動作時刻情報又は協調動作指示情報が伝達されなかった場合に協調動作を行うことができず、協調動作の継続性を含む同期ネットワークシステムの信頼性に問題があった。
課題3として、同期ネットワークシステムの設計複雑化回避が挙げられる。前述の課題1及び課題2を解決するにあたり、同期ネットワークシステムの設計が複雑化しないような仕組みが必要となる。同期ネットワークシステムの設計の複雑化とは、システム運用に必要な設定又は情報の多様化、及びフレームの送受信タイミングのような情報の伝達タイミングの制約の発生を含む。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、タイムマスタ局と複数のタイムスレーブ局とを有するネットワークシステムにおいて信頼性を向上することができるネットワークシステムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、協調動作タイミング信号を協調動作周期で出力する同期マスタ装置と、ネットワークに接続されるタイムマスタ局と、ネットワークに接続されるタイムスレーブ局と、を備え、タイムマスタ局は、時刻をカウントするマスタクロックと、同期マスタ装置から出力された協調動作タイミング信号が入力されるマスタ入力部と、マスタ入力部に入力された協調動作タイミング信号とマスタクロックでカウントされた時刻とに基づいて、複数の外部機器を協調動作させるための基準となる時刻を示すスレーブ協調動作時刻情報を生成するための情報であるマスタ協調動作時刻情報を生成するマスタ生成部と、マスタ生成部で生成されたマスタ協調動作時刻情報を送信するマスタ送信部と、を有し、タイムスレーブ局は、時刻をカウントするスレーブクロックと、マスタ送信部から送信されたマスタ協調動作時刻情報を受信するスレーブ受信部と、スレーブ受信部で受信されたマスタ協調動作時刻情報とスレーブクロックでカウントされた時刻と協調動作周期とに基づいて、スレーブ協調動作時刻情報を生成するスレーブ生成部と、スレーブ生成部で生成されたスレーブ協調動作時刻情報に基づいて、外部機器に同期指令信号を出力するスレーブ出力部と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、タイムマスタ局と複数のタイムスレーブ局とを有するネットワークシステムにおいて信頼性を向上することができる、という効果を奏する。
実施の形態1に係るネットワークシステムを示す図 実施の形態1に係るタイムマスタ局及びタイムスレーブ局を示すブロック図 実施の形態1に係るネットワークシステムの動作を示すフローチャート 実施の形態1に係るネットワークシステムの動作を示すフローチャート 実施の形態1に係るタイムスレーブ局の動作を示す図 実施の形態1に係るネットワークシステムの動作を示す模式図 実施の形態1に係るネットワークシステムの動作を示す模式図
以下に、本発明の実施の形態に係る制御システムを図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態1.
図1は、実施の形態1に係るネットワークシステム100を示す図である。図1に示すように、ネットワークシステム100は、協調動作タイミング信号TSを協調動作周期CYで出力する同期マスタ装置1と、ネットワーク200に接続されるタイムマスタ局2と、ネットワーク200に接続される複数のタイムスレーブ局3(3a,3b,…,3N)と、を備えている。複数のタイムスレーブ局3のそれぞれに外部機器4(4b,4b,…,4N)が接続される。ネットワーク200に接続される複数のユニットのうち1つのユニットがタイムマスタ局2に指定され、他のユニットがタイムスレーブ局3に指定される。ユニットは、プログラマブルコントローラを含む。タイムマスタ局2及びタイムスレーブ局3はそれぞれ、CPU(Central Processing Unit)のようなマイクロプロセッサと、ROM(Read Only Memory)又はRAM(Random Access Memory)のようなメモリとを有する。
図2は、タイムマスタ局2及びタイムスレーブ局3を示すブロック図である。図2に示すように、タイムマスタ局2は、時刻MCをカウントするマスタクロック21と、同期マスタ装置1から出力された協調動作タイミング信号TSが入力されるマスタ入力部22と、マスタ入力部22に入力された協調動作タイミング信号TSとマスタクロック21でカウントされた時刻MCとに基づいて、スレーブ協調動作時刻情報SDを生成するための情報であるマスタ協調動作時刻情報MDを生成するマスタ生成部23と、マスタ生成部23で生成されたマスタ協調動作時刻情報MDを送信するマスタ送信部24と、マスタ受信部25と、を有する。
タイムスレーブ局3は、時刻SCをカウントするスレーブクロック31と、マスタ送信部24から送信されたマスタ協調動作時刻情報MDを受信するスレーブ受信部32と、スレーブ受信部32で受信されたマスタ協調動作時刻情報MDとスレーブクロック31でカウントされた時刻SCとに基づいて、複数の外部機器4を協調動作させるための同期指令信号SSを出力する基準となる時刻を示すスレーブ協調動作時刻情報SDを生成するスレーブ生成部33と、スレーブ生成部33で生成されたスレーブ協調動作時刻情報SDに基づいて、外部機器4に同期指令信号SSを出力するスレーブ出力部34と、スレーブ送信部35と、を有する。
マスタクロック21でカウントされる時刻MC及び複数のスレーブクロック31でカウントされる時刻SCは、同期対象のアプリケーションに許容される誤差を含む精度で同期している。
同期マスタ装置1は、複数の外部機器4を協調動作させるための協調動作タイミング信号TSをタイムマスタ局2に出力する。同期マスタ装置1は、協調動作周期CYで協調動作タイミング信号TSを出力する。協調動作周期CYは、複数の外部機器4に協調動作を実行させる周期である。協調動作周期CYは、例えば5秒である。同期マスタ装置1から協調動作タイミング信号TSが出力されるタイミングと目標タイミングとの誤差は小さく、同期マスタ装置1は高い精度で協調動作周期CY毎に協調動作タイミング信号TSを出力することができる。
マスタ生成部23は、同期マスタ装置1からの協調動作タイミング信号TSに基づいて、複数の外部機器4を協調動作させるための時刻MTを示すマスタ協調動作時刻情報MDを生成する。マスタ協調動作時刻情報MDが示す時刻MTは、複数の外部機器4を協調動作させるための基準となる時刻である。
また、マスタ生成部23は、マスタクロック21でカウントされた時刻MCに基づいて、マスタ協調動作時刻情報MDを生成することができる。マスタ生成部23は、協調動作周期CYでマスタ協調動作時刻情報MDを生成することができる。また、マスタ生成部23は、マスタ入力部22に協調動作タイミング信号TSが入力されていないと判定したとき、予め決められている協調動作周期CYと、マスタクロック21でカウントされた時刻MCとに基づいて、マスタ協調動作時刻情報MDを生成することができる。
マスタ生成部23で生成されたマスタ協調動作時刻情報MDは、マスタ送信部24により、複数のタイムスレーブ局3のそれぞれに送信される。マスタ送信部24は、マスタ生成部23で生成されたマスタ協調動作時刻情報MDを、複数のタイムスレーブ局3に協調動作周期CYでブロードキャスト送信又はマルチキャスト送信する。
また、マスタ送信部24は、同一のマスタ協調動作時刻情報MDを予め決められた回数だけ連続送信することができる。
スレーブ生成部33は、タイムマスタ局2からのマスタ協調動作時刻情報MDに基づいて、タイムスレーブ局3と接続されている外部機器4を協調動作させるための時刻STを示すスレーブ協調動作時刻情報SDを生成する。スレーブ協調動作時刻情報SDが示す時刻STは、タイムスレーブ局3に接続されている外部機器4を協調動作させるために個別に指令される時刻である。例えば、タイムスレーブ局3aは、タイムスレーブ局3aと接続されている外部機器4aを協調動作させるためのスレーブ協調動作時刻情報SDaを生成し、タイムスレーブ局3Nは、タイムスレーブ局3Nと接続されている外部機器4Nを協調動作させるためのスレーブ協調動作時刻情報SDNを生成する。スレーブ生成部33は、スレーブクロック31でカウントされた時刻SCと協調動作周期CYとに基づいて、スレーブ協調動作時刻情報SDを生成する。スレーブ出力部34は、スレーブ生成部33で生成されたスレーブ協調動作時刻情報SDに基づいて、タイムスレーブ局3に接続されている外部機器4に同期指令信号SSを出力する。例えば、タイムスレーブ局3aは、スレーブ協調動作時刻情報SDaに基づいて、外部機器4aに同期指令信号SSaを出力し、タイムスレーブ局3Nは、スレーブ協調動作時刻情報SDNに基づいて、外部機器4Nに同期指令信号SSNを出力する。
スレーブ生成部33は、スレーブ受信部32で受信されたマスタ協調動作時刻情報MDと協調動作周期CYと次回のスレーブ協調動作時刻ST1とに基づいて、スレーブクロック31でカウントされる時刻SCがマスタクロック21でカウントされた時刻MCに対して進んでいるか否かを判定し、判定結果に基づいて、スレーブ協調動作時刻情報SDを生成することができる。
また、スレーブ生成部33は、スレーブ受信部32にマスタ協調動作時刻情報MDが受信されていないと判定したとき、予め決められている協調動作周期CYとスレーブクロック31でカウントされた時刻SCとに基づいて、スレーブ協調動作時刻情報SDを生成することができる。
また、スレーブ生成部33は、特定の協調動作周期CY内にマスタ協調動作時刻情報MDが受信されたか否かを判定し、判定結果に基づいて、スレーブ協調動作時刻情報SDを補正することができる。
また、スレーブ受信部32は、同一のマスタ協調動作時刻情報MDを複数回数受信することができる。また、スレーブ受信部32は、いかなるタイミングにおいても、マスタ協調動作時刻情報MDを受信することができる。
一例として、任意のサンプリング周波数カウンタからのパルス信号に同期して複数のセンサからの入力を取込む場合、外部機器4がセンサに相当する。協調動作周期CYは、複数のセンサに協調動作を実行させる周期であり、サンプリング周期に相当する。協調動作タイミング信号TSは、任意のサンプリング周期で出力されているパルス信号に相当する。マスタ協調動作時刻情報MD及びスレーブ協調動作時刻情報SDは、複数のセンサへの入力取込み指示信号を出力する基準となるタイミングを示す。
次に、ネットワークシステム100の動作について、図3及び図4のフローチャートと、図5から図7の模式図を参照して説明する。
以下の説明においては、マスタクロック21でカウントされる時刻MCを適宜、マスタ時刻MCと称し、スレーブクロック31でカウントされる時刻SCを適宜、スレーブ時刻SCと称する。また、マスタ生成部23によって生成されるマスタ協調動作時刻情報MDが示す時刻MTを適宜、マスタ協調動作時刻MTと称し、スレーブ生成部33によって生成されるスレーブ協調動作時刻情報SDが示す時刻STを適宜、スレーブ協調動作時刻STと称する。
まず、図3を参照して、タイムマスタ局2の動作について説明する。マスタクロック21は、マスタ時刻MCをカウントする(ステップS10)。マスタ時刻MCのカウントが開始された後、タイムマスタ局2は、協調動作が開始されたか否かを判定する(ステップS20)。同期マスタ装置1からの協調動作タイミング信号TSがマスタ入力部22に入力されたとき、協調動作が開始される。ステップS20において、協調動作が開始されていないと判定されたとき(ステップS20:No)、協調動作の開始(ステップS20:Yes)を待つ。
ステップS20において、協調動作タイミング信号TSが入力され、協調動作が開始されたと判定されたとき(ステップS20:Yes)、マスタ生成部23は、入力された協調動作タイミング信号TSとマスタ時刻MCとに基づいて、マスタ協調動作時刻情報MDを生成する。マスタ生成部23は、マスタ入力部22に協調動作タイミング信号TSが入力された時点でカウントされたマスタ時刻MCを、前回のマスタ協調動作時刻MT0とする。マスタ生成部23は、協調動作タイミング信号TSが入力された時点でカウントされたマスタ時刻MCを記録し、記録されたマスタ時刻MCをマスタ協調動作時刻情報MDとしてフレームに埋め込む(ステップS30)。
協調動作タイミング信号TSは、協調動作周期CYでマスタ入力部22に入力されており、マスタ協調動作時刻情報MDは、協調動作周期CYで生成される。マスタ生成部23は、前回のマスタ協調動作時刻MT0及び次回のマスタ協調動作時刻MT1を認識する(ステップS40)。次回のマスタ協調動作時刻MT1とは、前回のマスタ協調動作時刻MT0から1協調動作周期CYが経過した後の時刻である。例えば、12時00分00秒に協調動作タイミング信号TSが入力され、協調動作周期CYが5秒の場合、マスタ協調動作時刻情報フレームには「12時00分00秒」が埋め込まれ、次回のマスタ協調動作時刻MT1は「12時00分05秒」であると認識される。
マスタ生成部23は、次の協調動作タイミング信号TSがマスタ入力部22に入力されたか否かを判定する(ステップS50)。同期マスタ装置1からタイムマスタ局2に協調動作タイミング信号TSが協調動作周期CYで正常に送信されている場合、先の協調動作タイミング信号TSがマスタ入力部22に入力された時点から1協調動作周期CY(5秒)経過後に、次の協調動作タイミング信号TSがマスタ入力部22に入力されることとなる。
ステップS50において、協調動作タイミング信号TSの入力がないと判定されたとき(ステップS50:No)、マスタ生成部23は、マスタ時刻MCが次回のマスタ協調動作時刻MT1を過ぎたか否かを判定する(ステップS60)。
ステップS60において、マスタ時刻MCが次回のマスタ協調動作時刻MT1を過ぎたと判定された場合(ステップS60:Yes)、マスタ生成部23は、協調動作周期CYが変更されたと認識する(ステップS70)。マスタ生成部23は、ステップS30の処理に移行する。
ステップS60において、マスタ時刻MCが次回のマスタ協調動作時刻MT1を過ぎていないと判定された場合(ステップS60:No)、マスタ生成部23は、ステップS50の処理に移行する。
ステップS50において、協調動作タイミング信号TSの入力があると判定されたとき(ステップS50:Yes)、マスタ生成部23は、協調動作周期CYの変更二重発生防止期間であるか否かを判定する(ステップS80)。
協調動作周期CYの変更二重発生防止期間とは、任意の期間中に、協調動作周期CYが変更された直後に、ステップS50において協調動作周期CYが再度変更されたと誤認識されることを防止する期間である。ステップS60とステップS50との発生タイミングのズレは、同期マスタ装置1とタイムマスタ局2との同期精度に依存する。同期マスタ装置1とタイムマスタ局2との同期精度に基づいて、協調動作周期CYの変更二重発生防止期間が設定される。
ステップS80において、変更二重発生防止期間であると判定された場合(ステップS80:Yes)、マスタ生成部23は、ステップS30の処理に戻り、変更二重発生防止期間でないと判定された場合(ステップS80:No)、マスタ生成部23は、ステップS70の処理に移行する。
また、マスタ送信部24は、ステップS30において生成されたマスタ協調動作時刻情報MDをタイムスレーブ局3に送信する(ステップS90)。
マスタ送信部24は、マスタ協調動作時刻情報MDを含むフレームを任意のタイミングでタイムスレーブ局3に送信することができる。
次に、図4を参照して、タイムスレーブ局3の動作について説明する。図4のステップS100からステップS130は、協調動作が開始される前のタイムスレーブ局3の動作を示す。ステップS210からステップS290は、協調動作開始後のタイムスレーブ局3の動作を示す。図4を用いる説明においては、次回のスレーブ協調動作時刻ST1を適宜、次回のスレーブ協調動作時刻STNとし、次々回のスレーブ協調動作時刻ST2を適宜、次々回のスレーブ協調動作時刻STN+1とする。
スレーブクロック31は、スレーブ時刻SCをカウントする(ステップS100)。スレーブ時刻SCは、マスタ時刻MCと同期している。スレーブ時刻SCがカウントされている状態で、スレーブ生成部33は、スレーブ受信部32がマスタ協調動作時刻情報MDを受信したか否かを判定する(ステップS110)。ステップS110において、マスタ協調動作時刻情報MDを受信していないと判定したとき(ステップS110:No)、スレーブ生成部33は、ステップS210の処理に移行する。
ステップS110において、マスタ協調動作時刻情報MDを受信したと判定したとき(ステップS110:Yes)、スレーブ生成部33は、スレーブ受信部32で受信されたマスタ協調動作時刻情報MDと協調動作周期CYとに基づいて、スレーブ協調動作時刻情報SDを生成する。
スレーブ生成部33は、次回のスレーブ協調動作時刻STNを、前回のマスタ協調動作時刻MT0から1協調動作周期CYが経過した後の時刻にセットする(ステップS120)。例えば、前回のマスタ協調動作時刻MT0が「12時00分00秒」であり、協調動作周期CYが5秒の場合、次回のスレーブ協調動作時刻STNは「12時00分05秒」にセットされる。
また、スレーブ生成部33は、次々回のスレーブ協調動作時刻STN+1を、前回のマスタ協調動作時刻MT0から2協調動作周期CYが経過した後の時刻にセットする(ステップS130)。例えば、前回のマスタ協調動作時刻MT0が「12時00分00秒」であり、1協調動作周期CYが5秒で、2協調動作周期CYが10秒の場合、次々回のスレーブ協調動作時刻STN+1は「12時00分10秒」にセットされる。
すなわち、協調動作開始前においては、タイムスレーブ局3は、タイムマスタ局2からマスタ協調動作時刻情報MDを受信する度に、次回のスレーブ協調動作時刻STNを「前回のマスタ協調動作時刻MT0+1協調動作周期経過後」にセットし、次々回のスレーブ協調動作時刻STN+1を「前回のマスタ協調動作時刻MT0+2協調動作周期経過後」にセットする。
次に、協調動作開始後のタイムスレーブ局3の動作について説明する。スレーブクロック31は、スレーブ時刻SCをカウントする。スレーブ時刻SCは、マスタ時刻MCと同期している。スレーブ時刻SCがカウントされている状態で、タイムスレーブ局3は、協調動作が開始されたか否かを判定する(ステップS210)。
ステップS210において、協調動作が開始されていないと判定されたとき(ステップS210:No)、ステップS110の処理に移行する。ステップS210において、協調動作が開始されたと判定されたとき(ステップS210:Yes)、スレーブ生成部33は、スレーブ受信部32にマスタ協調動作時刻情報MDが受信されたか否かを判定する(ステップS220)。ステップS220において、マスタ協調動作時刻情報MDが受信されたと判定された場合(ステップS220:Yes)、スレーブ生成部33は、受信したマスタ協調動作時刻情報MDが次回の協調動作周期CY内に受信されるべきマスタ協調動作時刻情報MDか否かを判定する(ステップS230)。ステップS230の処理により、スレーブ時刻SCとマスタ時刻MCとの進み又は遅れが考慮され、スレーブ協調動作時刻情報SDが適切に生成される。
スレーブ生成部33は、以下の条件式(1)が満たされる場合、受信したマスタ協調動作時刻情報MDは次回の協調動作周期CY内に受信されるべきマスタ協調動作時刻情報MDであると判定する。
[受信したマスタ協調動作時刻]≦[次回のスレーブ協調動作時刻−(1協調動作周期÷2)] …(1)
なお、条件式(1)は、マスタ時刻MCとスレーブ時刻SCとが、1協調動作周期CYの半分未満の誤差で同期していることを前提とする。
ステップS230において、例えばマスタ時刻MCに対してスレーブ時刻SCが遅れ、受信したマスタ協調動作時刻情報MDが次回の協調動作周期CY内に受信されるべきマスタ協調動作時刻情報MDであると判定された場合(ステップS230:Yes)、スレーブ生成部33は、次々回のスレーブ協調動作時刻STN+1を、マスタ協調動作時刻MTから1協調動作周期CYが経過した後の時刻にセットする(ステップS240)。
ステップS230において、受信したマスタ協調動作時刻情報MDが次回の協調動作周期CY内に受信されるべきマスタ協調動作時刻情報MDでないと判定された場合(ステップS230:No)、スレーブ生成部33は、次々回のスレーブ協調動作時刻STN+1を、マスタ協調動作時刻MTから2協調動作周期CYが経過した後の時刻にセットする(ステップS250)。
次に、スレーブ生成部33は、スレーブ時刻SCが次回のスレーブ協調動作時刻STNを過ぎたか否かを判定する(ステップS260)。ステップS260において、スレーブ時刻SCが次回のスレーブ協調動作時刻STNを過ぎたと判定された場合(ステップS260:Yes)、スレーブ生成部33は、スレーブ出力部34から同期指令信号SSを出力させる(ステップS270)。
ステップS260において、スレーブ時刻SCが次回のマスタ協調動作時刻STNを過ぎていないと判定された場合(ステップS260:No)、ステップS210の処理が実行される。
スレーブ生成部33は、次々回のスレーブ協調動作時刻STN+1を次回のスレーブ協調動作時刻STNにセットする(ステップS280)。
また、スレーブ生成部33は、次々回のスレーブ協調動作時刻STN+1を次回のスレーブ協調動作時刻STNから1協調動作周期CYが経過した後の時刻にセットする(ステップS290)。以下、ステップS220からステップS290の処理が継続される。
図5は、タイムスレーブ局3から出力される同期指令信号SSの一例を示す模式図である。図5に示すように、協調動作開始前においては、同期指令信号SSは出力されず、協調動作開始後に同期指令信号SSが出力される。
図6は、スレーブ時刻SCとマスタ時刻MCとの同期誤差が小さい場合におけるマスタ協調動作時刻情報MDと協調動作周期CYとの関係を示す模式図であり、図7は、スレーブ時刻SCがマスタ時刻MCよりも遅れている場合におけるマスタ協調動作時刻情報MDと協調動作周期CYとの関係を示す模式図である。以下の説明においては、現在の協調動作周期CYを適宜、現在の協調動作周期Nと称し、次回の協調動作周期CYを適宜、次回の協調動作周期N+1と称し、次々回の協調動作周期CYを適宜、次々回の協調動作周期N+2と称する。
図6に示すように、前回のマスタ協調動作時刻MT0と次回のマスタ協調動作時刻MT1との間の1回の協調動作周期CYにおいて、タイムマスタ局2から複数のマスタ協調動作時刻情報MDが連続送信される。1回の協調動作周期CYにおいて連続送信されるマスタ協調動作時刻情報MDは、同一のマスタ協調動作時刻情報MDである。スレーブ時刻SCとマスタ時刻MCとの同期誤差が小さい場合、タイムマスタ局2における協調動作周期CYとタイムスレーブ局3における協調動作周期CYとの開始時刻誤差又は終了時刻誤差は小さい。したがって、図6に示すように、タイムマスタ局2における現在の協調動作周期Nにおいて連続送信されたマスタ協調動作時刻情報MDは、タイムスレーブ局3における現在の協調動作周期N内にスレーブ受信部32に受信される。同様に、タイムマスタ局2における次回の協調動作周期N+1において連続送信されたマスタ協調動作時刻情報MDは、タイムスレーブ局3における次回の協調動作周期N+1内にスレーブ受信部32に受信される。次々回の協調動作周期N+2及び次々々回の協調動作周期N+3についても同様である。
ノイズの影響によりタイムマスタ局2から送信されたマスタ協調動作時刻情報MDをタイムスレーブ局3が受信し難い状況が発生しても、同一のマスタ協調動作時刻情報MDが連続送信されることにより、連続送信される複数のマスタ協調動作時刻情報MDのうち、少なくとも一つのマスタ協調動作時刻情報MDがタイムスレーブ局3に受信される可能性が高くなる。なお、「同一のマスタ協調動作時刻情報MDを含んだフレーム」とは、マスタ協調動作時刻情報MD以外の情報が異なるフレームであっても、マスタ協調動作時刻情報MDが同一であれば、同一のフレームであるとみなす。
図7に示すように、スレーブ時刻SCがマスタ時刻MCよりも遅れている場合、タイムスレーブ局3における現在の協調動作周期Nにおいて、スレーブ受信部32は、タイムマスタ局2における現在の協調動作周期Nにおいて送信されたマスタ協調動作時刻情報MDのみならず、タイムマスタ局2における次回の協調動作周期N+1において送信されたマスタ協調動作時刻情報MDを受信してしまう可能性がある。つまり、スレーブ受信部32は、次回の協調動作周期N+1において受信すべきマスタ協調動作時刻情報MDを、現在の協調動作周期Nにおいて受信してしまう可能性がある。スレーブ受信部32が次回の協調動作周期N+1において受信すべきマスタ協調動作時刻情報MDを現在の協調動作周期Nにおいて受信してしまい、スレーブ受信部32に受信されたマスタ協調動作時刻情報MDに基づいて、スレーブ生成部33が次回のスレーブ協調動作時刻ST1を算出すると、マスタ協調動作時刻MTとスレーブ協調動作時刻STとは同期できなくなる。
ステップS230で説明したように、マスタ協調動作時刻情報MDと協調動作周期CYとに基づいてスレーブ時刻SCがマスタ時刻MCに対して遅れているか否かが判定され、ステップS240及びステップS250で説明したように、遅れていると判定された場合、次々回のスレーブ協調動作時刻ST2(STN+1)が受信したマスタ協調動作時刻MTから1協調動作周期CYが経過した後の時刻にセットされ、遅れていないと判定された場合、次々回のスレーブ協調動作時刻ST2(STN+1)が受信したマスタ協調動作時刻MTから2協調動作周期CYが経過した後の時刻にセットされる。スレーブ受信部32は、協調動作周期CY内のいかなるタイミングにおいて何度でもマスタ協調動作時刻情報MDを受信でき、スレーブ生成部33は、マスタ協調動作時刻情報MDを受信する度に次々回のスレーブ協調動作時刻ST2を更新する。このように、タイムスレーブ局3は、スレーブ協調動作時刻情報SDが示すスレーブ協調動作時刻STを正しいタイミングに調整する機能を有するので、ネットワークシステム100の信頼性が向上する。
協調動作開始後は、マスタ協調動作時刻情報MDを含むフレームがタイムスレーブ局3に受信される度に、ステップS230で説明した条件に基づいて、次々回のスレーブ協調動作時刻ST2の値が更新される。ステップS230では、タイムマスタ局2のマスタ協調動作時刻情報MDに基づいて、次回の協調動作周期N+1内に受信するはずであったマスタ協調動作時刻MDを含むフレームを、現在の協調動作周期期N内に受信したか否かが確認され、該当する場合は、次々回のスレーブ協調動作時刻ST2の更新値が決定される。例えば、図7に示すように、スレーブ時刻SCがマスタ時刻MCよりも遅れている場合、タイムスレーブ局3は、協調動作周期N−1中にタイムマスタ局2が協調動作周期Nに到達した際の時刻情報が含まれたマスタ協調動作時刻MDを含むフレームを受信する場合がある。この場合、タイムスレーブ局3がタイムマスタ局2のマスタ協調動作時刻MDに基づいて、次回のスレーブ協調動作時刻ST1を算出すると、タイムスレーブ局3のクロック時刻SC協調動作時刻に到達する前に、タイムマスタ局2が協調動作周期N+1に到達した際の時刻情報が含まれたマスタ協調動作時刻MDを含むフレームを受信することとなり、この繰り返しにより、タイムスレーブ3は、いつまでもクロックカウンタ値が協調動作時刻に到達することができず、協調動作タイミング信号を出力することができない。
これを回避するために、次回のスレーブ協調動作時刻ST1ではなく、次々回のスレーブ協調動作時刻ST2を更新する。なお、ステップS230において、タイムマスタ局2のマスタ時刻MCが進んでいるのか遅れているのかを判別し、次々回のスレーブ協調動作時刻ST2を適切な値に更新する。上述のように、ステップS230におけるフレームの判別は、(1)式に基づいてカウンタ値を比較することで実現可能である。
また、ステップS260及びステップS270で説明したように、タイムスレーブ局3は、同期指令信号SSを出力する機能を有する。また、ステップS280及びステップS290で説明したように、次々回のスレーブ協調動作時刻ST2(STN+1)がセットされ、マスタ協調動作時刻情報MDがスレーブ受信部32に受信されない状況が発生しても、タイムスレーブ局3は、スレーブ協調動作時刻情報SDを自動生成する。これにより、ネットワークシステム100の信頼性が向上する。
以上のように、複数の外部機器4の協調動作の基準となるマスタ協調動作時刻MTを示すマスタ協調動作時刻情報MDがタイムマスタ局2で生成され、タイムスレーブ局3はスレーブ受信部32で受信されたマスタ協調動作時刻情報MDとスレーブクロック31でカウントされたスレーブ時刻SCとに基づいて、接続されている外部機器4を協調動作させるためのスレーブ協調動作時刻STを示すスレーブ協調動作時刻情報SDを生成する。タイムマスタ局2及びタイムスレーブ局3を含むネットワークシステム100の各ユニットが、協調動作の基準となる時刻を示す協調動作時刻情報を提供することにより、ネットワークシステム100の信頼性の向上を図ることができる。
また、同期ジッタに起因して、マスタクロック21でカウントされるマスタ時刻MCと、スレーブクロック31でカウントされるスレーブ時刻SCとの間に進み遅れの関係が生じても、ネットワークシステム100の各ユニットに正しい協調動作時刻が提供される。そのため、ネットワークシステム100の信頼性が向上する。
スレーブ生成部33は、特定の協調動作周期CY内に受信されるべきマスタ協調動作時刻情報MDが特定の協調動作周期CY内に受信されたか否かを判定し、判定結果に基づいて、スレーブ協調動作時刻情報SDを補正する。受信されるべきマスタ協調動作時刻情報MDが特定の協調動作周期CY内に受信され、スレーブ時刻SCがマスタ時刻MCに対して遅れていると判定された場合、次々回のスレーブ協調動作時刻ST2は、スレーブ受信部32に受信されたマスタ協調動作時刻MTから1協調動作周期CYだけ経過した後の時刻にセットされ、受信されるべきマスタ協調動作時刻情報MDが特定の協調動作周期CY内に受信されず、スレーブ時刻SCがマスタ時刻MCに対して遅れていないと判定された場合、次々回のスレーブ協調動作時刻ST2は、スレーブ受信部32に受信されたマスタ協調動作時刻MTから2協調動作周期CYだけ経過した後の時刻にセットされる。タイムスレーブ局3は、マスタスレーブ局2との時刻の進み又は遅れを考慮して、スレーブ協調動作時刻情報SDが示すスレーブ協調動作時刻STを正しいタイミングに調整するタイミング調整機能を有するので、ネットワークシステム100の信頼性が向上する。また、進み遅れが考慮されることにより、タイムマスタ局2がマスタ協調動作時刻情報MDを送信するタイミングの制約が緩和されるので、ネットワークシステム100の設計が簡易化される。
マスタ生成部23は、マスタ入力部22に同期マスタ装置1からの協調動作タイミング信号TSが入力されていないと判定したとき、予め決められている協調動作周期CYとマスタクロック21でカウントされたマスタ時刻MCとに基づいて、マスタ協調動作時刻情報MDを生成する協調動作時刻情報自動生成機能を有する。そのため、例えばノイズに起因して、同期マスタ装置1からの協調動作タイミング信号TSが喪失し、タイムマスタ局2に協調動作タイミング信号TSが送信されない状況が発生しても、マスタ生成部23がマスタ協調動作時刻情報MDを自動生成することにより、タイムスレーブ局3にマスタ協調動作時刻情報MDを通知して、協調動作を継続することができる。したがって、ネットワークシステム100の信頼性が向上する。
マスタ送信部24は、同一のマスタ協調動作時刻情報MDを予め決められた回数だけ連続送信する協調動作時刻情報連送機能を有する。例えばノイズに起因して、タイムマスタ局2からタイムスレーブ局3に送信されるマスタ協調動作時刻情報MDが喪失し易い環境になっても、同一のマスタ協調動作時刻情報MDが予め決められた回数だけ連続送信されるので、タイムスレーブ局3にマスタ協調動作時刻情報MDが供給される確率が向上し、協調動作を継続することができる。
スレーブ受信部32は、同一のマスタ協調動作時刻情報MDを複数回数受信することができるので、マスタ送信部24とスレーブ受信部32との通信の信頼性が向上する。また、同一のマスタ協調動作時刻情報MDを複数回数受信することにより、タイムマスタ局2がマスタ協調動作時刻情報MDを送信するタイミングの制約が緩和されるので、ネットワークシステム100の設計が簡易化される。
スレーブ受信部32が協調動作周期CY内のいかなるタイミングにおいて何度でもマスタ協調動作時刻情報MDを含むフレームを受信できる連続受信許容機能を有することにより、システム設計の複雑化が回避可能となる。また、マスタ協調動作時刻情報MDを含むフレームを受信する度に次々回のスレーブ協調動作時刻ST2が正しいタイミングに調整されることで、間接的に次回のスレーブ協調動作時刻ST1(スレーブ協調動作時刻情報SD)が正しいタイミングに更新される。
タイムスレーブ局3がスレーブ協調動作時刻情報SDを正しいタイミングに調整するタイミング調整機能と、マスタ生成部23がマスタ協調動作時刻情報MDを生成する協調動作時刻情報自動生成機能と、タイムマスタ局2が同一のマスタ協調動作時刻情報MDを予め決められた回数だけ連続送信する協調動作時刻情報連送機能と、タイムスレーブ局3が協調動作周期CY内のいかなるタイミングにおいて何度でもマスタ協調動作時刻情報MDを受信する連続受信許容機能との組み合わせにより、ネットワークシステム100の信頼性が向上する。
スレーブ生成部33は、スレーブ受信部32にマスタ協調動作時刻情報MDが受信されていないと判定したとき、予め決められている協調動作周期CYとスレーブクロック31でカウントされたスレーブ時刻SCとに基づいて、スレーブ協調動作時刻情報SDを生成する協調動作時刻情報自動生成機能を有する。そのため、例えばノイズに起因して、タイムマスタ局2からのマスタ協調動作時刻情報MDが喪失し、タイムスレーブ局3にマスタ協調動作時刻情報MDが送信されない状況が発生しても、スレーブ生成部33がスレーブ協調動作時刻情報SDを自動生成することにより、外部機器4に同期指令信号SSを通知して、協調動作を継続することができる。したがって、ネットワークシステム100の信頼性が向上する。
ステップS240及びステップS250において、次々回のスレーブ協調動作時刻ST2(STN+1)が補正されることにより、スレーブ時刻SCが次回のスレーブ協調動作時刻ST1に到達する前に次回のマスタ協調動作時刻MT1を示すマスタ協調動作時刻情報MDがスレーブ受信部32に受信されても、ネットワークシステム100の信頼性の低下が抑制される。
以上のように、実施の形態1によれば、タイムマスタ局2がカウントするマスタ時刻MCとタイムスレーブ局3がカウントするスレーブ時刻SCとの進み又は遅れを示す時刻同期誤差があるネットワークシステム100において、同期ネットワークシステム設計を複雑化することなく、正しい協調動作時刻情報の伝達が可能となり、協調動作が可能となる。
また、タイムマスタ局2の協調動作時刻情報自動生成機能と、タイムマスタ局2の協調動作時刻情報連送機能と、タイムスレーブ局3のスレーブ協調動作時刻情報自動生成機能との組み合わせにより、ノイズにより協調動作時刻フレームが喪失する環境下においても、接続される機器に対して継続して協調動作タイミングを提供することが可能となる。
また、前述の課題1と課題2を解決するにあたり、同期ネットワークシステムの設計が複雑化せず、同期ネットワークシステムの設計複雑化が回避可能となる。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 同期マスタ装置、2 タイムマスタ局、3 タイムスレーブ局、4 外部機器、21 マスタクロック、22 マスタ入力部、23 マスタ生成部、24 マスタ送信部、25 マスタ受信部、31 スレーブクロック、32 スレーブ受信部、33 スレーブ生成部、34 スレーブ出力部、35 スレーブ送信部、100 ネットワークシステム、200 ネットワーク。

Claims (9)

  1. 協調動作タイミング信号を協調動作周期で出力する同期マスタ装置と、
    ネットワークに接続されるタイムマスタ局と、
    前記ネットワークに接続されるタイムスレーブ局と、
    を備え、
    前記タイムマスタ局は、
    カウンタ値をカウントするマスタクロックと、
    前記同期マスタ装置から出力された前記協調動作タイミング信号が入力されるマスタ入力部と、
    前記マスタ入力部に入力された前記協調動作タイミング信号と前記マスタクロックでカウントされたカウンタ値とに基づいて、複数の外部機器を協調動作させるための基準となるカウンタ値を示すスレーブ協調動作時刻情報を生成するための情報であるマスタ協調動作時刻情報を生成するマスタ生成部と、
    前記マスタ生成部で生成された前記マスタ協調動作時刻情報を送信するマスタ送信部と、を有し、
    前記タイムスレーブ局は、
    カウンタ値をカウントするスレーブクロックと、
    前記マスタ送信部から送信された前記マスタ協調動作時刻情報を受信するスレーブ受信部と、
    前記スレーブ受信部で受信された前記マスタ協調動作時刻情報と前記スレーブクロックでカウントされたカウンタ値と前記協調動作周期とに基づいて、前記スレーブ協調動作時刻情報を生成するスレーブ生成部と、
    前記スレーブ生成部で生成された前記スレーブ協調動作時刻情報に基づいて、前記外部機器に同期指令信号を出力するスレーブ出力部と、を有する
    ことを特徴とするネットワークシステム。
  2. 前記スレーブ生成部は、前記スレーブ受信部で受信された前記マスタ協調動作時刻情報と前記協調動作周期とに基づいて、前記スレーブクロックでカウントされるカウンタ値が前記マスタクロックでカウントされたカウンタ値に対して進んでいるか否かを判定し、前記判定結果に基づいて、前記スレーブ協調動作時刻情報を生成することを特徴とする請求項1に記載のネットワークシステム。
  3. 前記マスタ生成部は、前記マスタ入力部に前記協調動作タイミング信号が入力されていないと判定したとき、前記協調動作周期と前記マスタクロックでカウントされたカウンタ値とに基づいて、前記マスタ協調動作時刻情報を生成することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のネットワークシステム。
  4. 前記マスタ送信部は、同一の前記マスタ協調動作時刻情報を予め決められた回数だけ連続送信することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のネットワークシステム。
  5. 前記スレーブ受信部は、同一の前記マスタ協調動作時刻情報を複数回数受信することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のネットワークシステム。
  6. 前記スレーブ生成部は、前記スレーブ受信部に前記マスタ協調動作時刻情報が受信されていないと判定したとき、前記協調動作周期と前記スレーブクロックでカウントされたカウンタ値とに基づいて、前記スレーブ協調動作時刻情報を生成することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のネットワークシステム。
  7. カウンタ値をカウントするマスタクロックと、
    協調動作周期で出力される協調動作タイミング信号が入力されるマスタ入力部と、
    前記マスタ入力部に入力された前記協調動作タイミング信号と前記マスタクロックでカウントされたカウンタ値とに基づいて、複数の外部機器を協調動作させるための基準となるカウンタ値を示すマスタ協調動作時刻情報を生成するマスタ生成部と、
    前記マスタ生成部で生成された前記マスタ協調動作時刻情報をタイムスレーブ局に送信するマスタ送信部と、を有し、
    前記マスタ生成部は、前記マスタ入力部に前記協調動作タイミング信号が入力されていないと判定したとき、前記協調動作周期と前記マスタクロックでカウントされたカウンタ値とに基づいて、前記マスタ協調動作時刻情報を生成することを特徴とするタイムマスタ局。
  8. 前記マスタ送信部は、同一の前記マスタ協調動作時刻情報を予め決められた回数だけ連続送信することを特徴とする請求項7に記載のタイムマスタ局。
  9. カウンタ値をカウントするスレーブクロックと、
    タイムマスタ局から協調動作周期で送信されるマスタ協調動作時刻情報を受信するスレーブ受信部と、
    前記スレーブ受信部で受信された前記マスタ協調動作時刻情報と前記スレーブクロックでカウントされたカウンタ値とに基づいて、複数の外部機器を協調動作させるための基準となるカウンタ値を示すスレーブ協調動作時刻情報を生成するスレーブ生成部と、
    前記スレーブ生成部で生成された前記スレーブ協調動作時刻情報に基づいて、前記外部機器に前記同期指令信号を出力するスレーブ出力部と、を有し、
    前記スレーブ生成部は、前記スレーブ受信部に前記マスタ協調動作時刻情報が受信されていないと判定したとき、前記協調動作周期と前記スレーブクロックでカウントされたカウンタ値とに基づいて、前記スレーブ協調動作時刻情報を生成することを特徴とするタイムスレーブ局。
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