JP6000000B2 - 冷凍装置 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍装置に関する。
従来の冷凍装置は、制御箱内部に排熱ファンを設け、この排熱ファンを回転させることにより、制御箱内に実装された半導体パワーデバイスをヒートシンクを介して冷却していた。しかし、排熱ファンによる半導体パワーデバイスの冷却は、制御箱を大きくしなければならず、その分だけ装置全体が大きくなってしまった。
そこで、発熱源となる半導体パワーデバイスを、圧縮機の冷媒吐出側に接続されている吐出配管に密接させ、吐出配管内を流れる冷媒と、半導体パワーデバイスとを熱交換させることにより、半導体パワーデバイスが冷却されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2006−42529号公報(段落[0020])
しかしながら、半導体パワーデバイスを吐出配管に密接させるだけでは、半導体パワーデバイスの放熱性能を向上させることができない虞があった。
また、圧縮機の冷媒吐出側に接続されている吐出配管は、圧縮機が駆動している間、脈動が発生しているため、そのまま半導体パワーデバイスを吐出配管に密接させれば、脈動による振動で、半導体パワーデバイスの破損を生じさせる虞があった。
このため、半導体パワーデバイスを吐出配管に密接させた場合、放熱性能が低く、かつ、吐出配管の振動による半導体パワーデバイスの破損を生じさせるという問題点があった。
本発明は、上記のような問題点を解決するためになされたもので、放熱性能を向上させ、かつ、吐出配管の振動による半導体パワーデバイスの破損を防ぐことができる冷凍装置を提供することを目的とするものである。
本発明の冷凍装置は、圧縮機、熱源側熱交換器、膨張手段、及び利用側熱交換器が冷媒配管で接続され、冷媒を循環させる冷媒回路を備えた冷凍装置において、ワイドバンドギャップ半導体によって形成されたパワーデバイスを備え、前記圧縮機を駆動するインバータ装置と、前記冷媒配管のうち、前記圧縮機の吐出側に接続された吐出側冷媒配管に設けられ、当該吐出側冷媒配管の振動を相殺する音響構造が形成されたマフラとを備え、前記マフラは、前記吐出側冷媒配管の断面の径よりも大きい径を有する断面を有し、前記パワーデバイスと対向する位置に設けられ、前記吐出側冷媒配管内の冷媒と、前記パワーデバイスの熱とを熱交換させるものである。
本発明は、マフラを用いることにより、放熱性能を向上させ、かつ、吐出配管の振動による半導体パワーデバイスの破損を防ぐことができるという効果を有する。
本発明の実施の形態1における冷凍装置の冷媒回路1の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1における冷凍装置の冷媒回路2の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるインバータ装置312の構成の一例を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるスイッチング素子60を用いた回路構成例を示す回路図である。 本発明の実施の形態1における筐体3内部でのマフラ200、制御箱50、及び吐出配管44の位置関係を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるマフラ200及びマフラ200の周囲の断面図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて詳細に説明する。
実施の形態1.
本実施の形態1は、マフラ200を用いることにより、制御箱50内に実装された半導体パワーデバイスが冷却されるようにしたものである。
図1は、本発明の実施の形態1における冷凍装置の冷媒回路1の構成の一例を示す図である。
本実施の形態1における冷凍装置は、図1に示す冷媒回路1を用いたものであり、室外ユニット10、圧縮ユニット20、及び室内ユニット30を備えたリモート式冷凍機である。
冷媒回路1は、圧縮機101、油分離器102、熱源側熱交換器103、受液器104、過冷却熱交換器105、膨張弁106、利用側熱交換器107、及びアキュムレータ108が冷媒配管で接続され、冷媒を循環させるものである。
室外ユニット10は、熱源側熱交換器103及び過冷却熱交換器105を備える。
圧縮ユニット20は、圧縮機101、油分離器102、受液器104、及びアキュムレータ108を備える。
室内ユニット30は、膨張弁106及び利用側熱交換器107を備える。
室外ユニット10と、圧縮ユニット20とは、延長配管43により接続されている。
圧縮ユニット20と、室内ユニット30とは、ガス延長配管41及び液延長配管42により接続されている。
なお、熱源側熱交換器103用のファン及び利用側熱交換器107用のファンについての図示は省略する。
また、圧縮ユニット20は、圧縮機101を収納する機械室(図示せず)を備える。
室外ユニット10の主な構成要素について説明する。
熱源側熱交換器103は、凝縮器として機能するものである。
熱源側熱交換器103には、温度センサ302が設けられ、熱源側熱交換器103が設置されることになる空間の周囲温度、すなわち、熱源側熱交換器103が熱交換する空気の温度は、温度センサ302によって検出される。
熱源側熱交換器103と、受液器104とを接続する冷媒配管には、温度センサ301が設けられ、その冷媒配管の温度が検出される。
圧縮ユニット20の主な構成要素について説明する。
圧縮機101は、運転容量を可変することが可能な圧縮機である。圧縮機101は、例えば、図5で後述するように、インバータ装置312により制御されるブラシレス直流モータ313によって駆動される容積式圧縮機から構成されている。
圧縮機101の吐出側には、吐出配管44が接続されている。
吐出配管44には、詳細については後述するマフラ200が設けられている。
制御箱50は、圧縮機101を駆動制御するインバータ装置312を備え、圧縮ユニット20に設けられている。
詳細については後述するが、インバータ装置312は、各種の電子部品を実装した回路基板を備えている。
また、詳細については後述するが、回路基板は、ワイドバンドギャップ半導体を利用した半導体パワーデバイスと、半導体パワーデバイスのゲートドライブ回路等の周辺回路とを実装している。
具体的には、半導体パワーデバイスとして、例えば、スイッチング素子60及び転流ダイオード61がインバータ装置312に設けられている。
また、回路基板は、電解コンデンサ等の電装品を実装している。
なお、「吐出配管44」は、本発明における「吐出側冷媒配管」に相当する。
室内ユニット30の主な構成要素について説明する。
利用側熱交換器107は、蒸発器として機能するものである。
利用側熱交換器107と、膨張弁106とを接続する冷媒配管には、温度センサ304が設けられ、その冷媒配管の温度が検出される。
なお、「膨張弁106」は、本発明における「膨張手段」に相当する。
なお、上記では、温度センサ301〜304について説明したが、設置されるセンサは、特にこれに限定するものではない。例えば、利用側熱交換器107が熱交換する空気の温度を検出するセンサが設けられていてもよい。
また、例えば、圧縮機101の吐出温度を検出する吐出圧センサ等が設けられていてもよい。
なお、冷媒回路1、2においては、四方弁を設けない一例について説明したが、四方弁を設けたものであってもよい。
また、圧縮機101の台数、室外ユニット10の台数、及び室内ユニット30の台数についても特に限定するものではない。
上記で説明したように、リモート式の冷凍機は、圧縮ユニット20と、熱源側熱交換器103を備えた室外ユニット10とを備えたものである。このため、圧縮ユニット20には、熱源側熱交換器103用のファンが設けられていない。よって、圧縮ユニット20内においては、強制的な風の循環が発生しないため、制御箱50の放熱が出来なくなる虞があった。
そこで、制御箱50にヒートシンク51(後述する)を設け、ヒートシンク51の放熱を促進させる放熱用ファンを別途制御箱50内に設けることにより、半導体パワーデバイスで発生した熱による制御箱50内の温度上昇を抑制していた。
しかし、放熱用ファンが制御箱50内に設けられることにより、制御箱50全体が大きくなってしまっていた。
また、圧縮ユニット20は、室内に設けられるため、機械室内にも別途排熱用ファンを設ける必要があった。
また、圧縮機101が駆動している間、半導体パワーデバイスはオン状態であるため、制御箱50内の温度上昇を抑制するために、常に放熱用ファンを回転させていた。
このため、放熱用ファンや排熱用ファンの回転に伴う騒音が微小なりとも発生していた。
このような場合の冷媒回路1において、本実施の形態1における冷凍装置は、図3以降で説明するように、マフラ200を用いて制御箱50と吐出配管44とを熱交換させることにより、半導体パワーデバイスを冷却させるようにした。
図2は、本発明の実施の形態1における冷凍装置の冷媒回路2の構成の一例を示す図である。
冷凍装置は、図2に示す冷媒回路2を用いたものであり、室外ユニット10、圧縮ユニット20、及び室内ユニット30を備えたリモート式冷凍機である。
図1との相違点は、受液器104が、圧縮ユニット20側ではなく、室外ユニット10側に設けられている点である。
このような場合の冷媒回路2においても、本実施の形態1における冷凍装置は、図3以降で説明するように、マフラ200を用いて制御箱50と吐出配管44とを熱交換させることにより、半導体パワーデバイスを冷却させるようにした。
なお、図1、2において、リモート式冷凍機の一例について説明したが、特にこれに限定するものではない。
すなわち、以降で説明するように、本実施の形態1における冷凍装置は、半導体パワーデバイスがワイドバンドギャップ半導体であれば、マフラ200を用いて制御箱50と吐出配管44とを熱交換させることにより、半導体パワーデバイスを冷却させるものである。
上記で概略について説明したインバータ装置312の詳細について図3を用いて説明する。
図3は、本発明の実施の形態1におけるインバータ装置312の構成の一例を示す図である。図3に示すように、インバータ装置312は、コンバータ回路321、インバータ回路322、制御用CPU323、及び温度検知用サーミスタ324から形成されている。
コンバータ回路321は、交流電源311と接続されており、交流電源311から供給された交流を整流して直流に変換するものである。
コンバータ回路321は、例えば、交流リアクトル、ダイオードブリッジ、シャント抵抗、パワースイッチ素子、及び電解コンデンサ等から形成されており(いずれも図示せず)、交流を整流し、整流した直流を平滑化し、平滑化した直流をインバータ回路322に供給するものである。
なお、ここでいう交流電源とは、例えば、商用電源のことである。
インバータ回路322は、コンバータ回路321、制御用CPU323、及びブラシレス直流モータ313と接続されている。
インバータ回路322は、制御用CPU323の指令に応じて、コンバータ回路321から供給された平滑化された直流を、PWM信号に変換してブラシレス直流モータ313に供給し、ブラシレス直流モータ313の駆動を制御するものである。
インバータ回路322は、例えば、スナバコンデンサ(図示せず)、シャント抵抗(図示せず)、及びパワーモジュール400等から形成されている。
パワーモジュール400は、詳細については、図4で後述するが、コンバータ回路321から供給された直流出力をスイッチングすることでPWM信号を生成するものである。
パワーモジュール400は、生成したPWM信号をブラシレス直流モータ313に供給する。
ブラシレス直流モータ313は、供給されたPWM信号により、回転磁界を発生させ、図1、2で示した圧縮機101の駆動を制御するものである。
温度検知用サーミスタ324は、所定の周期で、又は、リアルタイムで、パワーモジュール400の温度を検出し、検出結果を制御用CPU323に供給するものである。
制御用CPU323は、外部からの制御信号と、温度検知用サーミスタ324の検出結果と、PWM信号とに基づいて、図4で後述する制御回路500を制御している。
これにより、パワーモジュール400は、さまざまな条件に基づいて、その条件に適したスイッチング周波数で、パワーモジュール400内部に実装されているスイッチング素子60をスイッチングさせる。
この結果、ブラシレス直流モータ313が、条件に応じた回転速度で回転し、出力トルクを生成する。
これにより、図1、2で示した圧縮機101は、条件に応じて駆動される。
パワーモジュール400は、ワイドバンドギャップ半導体で形成されるものとし、周波数が可変な交流を生成するものである。ワイドバンドギャップ半導体は、窒化ガリウム(GaN)等の窒化物半導体、炭化珪素(SiC)、又はダイヤモンド等のように、バンドギャップが2[eV]よりも大きい半導体のことであり、耐熱性の高い素子である。
例えば、窒化ガリウム(GaN)のバンドギャップは、3.4[eV]であり、炭化珪素(SiC)のバンドギャップは、3.2[eV]である。
また、例えば、窒化ガリウム(GaN)の絶縁破壊電界強度は、3.0[MV/cm]であり、炭化珪素(SiC)の絶縁破壊電界強度は、3.0[MV/cm]である。
また、従来から回路素子の材料として利用されている珪素(Si)は、バンドギャップが1.1[eV]であり、絶縁破壊電界強度が0.3[MV/cm]である。
絶縁破壊電界強度が大きく、バンドギャップ幅が大きいということは、耐圧を維持しつつ、素子を薄くしてオン抵抗を低くすることができることを意味する。オン抵抗を低くすることができれば、電力損失を低減させることができる。電力損失を低減させることができることにより、発熱量が減る。発熱量が減ることにより、モジュールを小型化して熱容量が小さくなったとしても、温度が上昇しにくくなる。
ここでいうバンドギャップとは、物質内部で、電子が存在できないエネルギー領域のことである。また、ここでいう絶縁破壊電界強度とは、半導体や絶縁体において、絶縁破壊を引き起こす最大電界強度である。
すなわち、ワイドバンドギャップ半導体は、従来の珪素で形成される素子と比較して、バンドギャップ幅が約3倍広く、絶縁破壊電界強度が約10倍大きい。このため、耐熱性や耐電圧性が珪素で形成される素子よりも高い。耐熱性が高いということは、高温での動作が可能であることを意味する。
よって、ワイドバンドギャップ半導体を用いることにより、冷却構造を小型化することができる。
また、ワイドバンドギャップ半導体の動作可能温度は、圧縮機101の吐出側に接続された冷媒配管内を流れる冷媒と比較しても、比較的大きな温度差があるため、上記で説明した構成により、マフラ200を介して、ワイドバンドギャップ半導体と、冷媒との熱交換ができるのである。
さらに、窒化ガリウム(GaN)や炭化珪素(SiC)は、珪素(Si)に比べて、電界飽和速度が速い。
具体的には、窒化ガリウム(GaN)の場合、2.7[1×107cm/s]であり、炭化珪素(SiC)の場合、1.0[1×107cm/s]である。
このように、電界飽和速度が速いということは、高周波駆動が可能なことを意味するものである。高周波駆動が可能であるということは、周辺部品を小型化することができるものである。
なお、詳細については図4で後述するが、上記で説明したワイドバンドギャップ半導体によって、スイッチング素子60や転流ダイオード61は形成されている。このようなスイッチング素子60や転流ダイオード61は、上記で説明したように、耐電圧性が高く、許容電流密度も高いため、スイッチング素子60や転流ダイオード61の小型化が可能である。
このため、耐熱性も高いため、ヒートシンクの放熱フィン(図示せず)の小型化や、水冷部(図示せず)の空冷化が可能であるので、パワーモジュール400の一層の小型化が可能になる。
さらに、電力損失が低いことから、スイッチング素子60や転流ダイオード61の高効率化が可能であるため、パワーモジュール400の高効率化が可能になる。
なお、スイッチング素子60や転流ダイオード61の両方がワイドバンドギャップ半導体によって形成されることが望ましいが、いずれか一方の素子がワイドバンドギャップ半導体によって形成されていてもよく、この実施の形態1に記載の効果を得ることができる。
なお、上記で説明したインバータ装置312は、制御基板上に実装されるものであり、その制御基板は制御箱50に収納されるものである。そして、その制御基板の背面側には、ヒートシンクが設けられる。
なお、スイッチング素子60は、いわゆる半導体パワーデバイスである。
また、「パワーモジュール400」は、本発明における「半導体モジュール」に相当する。
次に、上記で説明した構成を前提にして、圧縮機101の駆動を制御するパワーモジュール400の詳細について図4を用いて説明する。
図4は、本発明の実施の形態1におけるスイッチング素子60を用いた回路構成例を示す回路図である。
図4に示すように、パワーモジュール400は、3相PWM(パルス幅変調)インバータよりなる電力変換回路である。
パワーモジュール400は、高圧直流電源線であるP電源線401と低圧直流電源線であるN電源線402との間にそれぞれ配置されたU相出力部510、V相出力部520、及びW相出力部530を備える。
U相出力部510、V相出力部520、及びW相出力部530は、高圧側ユニット62と低圧側ユニット63とをそれぞれ備える。
高圧側ユニット62と、低圧側ユニット63とは同一構成であり、スイッチング素子60と転流ダイオード61とが並列接続された構成である。
まず、各素子のそのものの構成について説明する。
スイッチング素子60及び転流ダイオード61の材料には、上記で説明したように、炭化珪素(SiC)、窒化ガリウム(GaN)、及びダイヤモンド等が採用可能である。
スイッチング損失や電力損失を抑制するには、炭化珪素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)がよい。
炭化珪素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)を採用すると、300(℃)程度まで動作可能となるため、出力を高くするために基板温度が200(℃)程度まで上昇する場合等によい。
また、炭化珪素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)を採用すると、300(℃)程度まで動作可能となるため、圧縮機101の吐出側に設けられた吐出配管44内を流れる冷媒と大きな温度差が生じる。具体的には、炭化珪素(SiC)や窒化ガリウム(GaN)が300(℃)程度まで動作可能であるのに対し、吐出配管44の表面温度は最大で120(℃)程度となる。よって、温度差は最大で180(℃)となる。
すなわち、半導体パワーデバイスが120(℃)以上で動作可能であれば、吐出配管44と熱交換することが可能となる。
また、窒化ガリウム(GaN)を採用すると、高周波での駆動が可能となる。
また、ダイヤモンドは上記の材料の物性値をすべて超えた特性を有しているため、ダイヤモンドを採用すると、パワーモジュール400のさらなる小型化が実現可能であり、電力損失やスイッチング損失をさらに大幅に低減することができる。
次に、各素子の接続構成について説明する。
高圧側ユニット62に含まれるスイッチング素子60のドレイン電極及び高圧側ユニット62に含まれる転流ダイオード61のカソード電極は、P電源線401に接続される。
高圧側ユニット62に含まれるスイッチング素子60のソース電極及び高圧側ユニット62に含まれる転流ダイオード61のアノード電極は、低圧側ユニット63に含まれるスイッチング素子60のドレイン電極と、低圧側ユニット63に含まれる転流ダイオード61のカソード電極との接続点に接続される。
低圧側ユニット63に含まれるスイッチング素子60のソース電極及び低圧側ユニット63に含まれる転流ダイオード61のアノード電極は、N電源線402に接続される。
高圧側ユニット62に含まれるスイッチング素子60のゲート電極及び低圧側ユニット63に含まれるスイッチング素子60のゲート電極は、制御回路(ゲートドライブ回路)500に接続される。
制御回路500がスイッチング素子60のオン/オフ動作を制御することにより、P電源線401及びN電源線402から供給される直流電流は、交流電流に変換される。
スイッチング素子60及び転流ダイオード61の各電極が、直接又はボンディングワイヤを介して、基板(図示せず)上に形成されたメタルパターン或いはパワーモジュール400が格納されるケース(図示せず)内の配線パターン(図示せず)と電気的に接続されることにより、パワーモジュール400は構成される。
U相出力部510の高圧側ユニット62と、U相出力部510の低圧側ユニット63との接続点から、U相交流出力uが出力される。
V相出力部520の高圧側ユニット62と、V相出力部520の低圧側ユニット63との接続点から、V相交流出力vが出力される。
W相出力部530の高圧側ユニット62と、W相出力部530の低圧側ユニット63との接続点から、W相交流出力wが出力される。
U相交流出力u、V相交流出力v、及びW相交流出力wにより、例えば、U相、V相、及びW相の3つの相を持ったブラシレス直流モータ313の各相に位相の異なる交流電流が流れることによって、ブラシレス直流モータ313は回転し、圧縮機101が駆動する。
なお、上記の説明では、パワーモジュール400が3相PWMインバータよりなる電力変換回路である一例を示したが、2相或いは4相以上の交流電流を出力するパワーモジュール400であってもよい。また、パワーモジュール400がスイッチング素子60及び転流ダイオード61を備える一例を示したが、他の素子を含んでいてもよい。
なお、「スイッチング素子60」は、本発明における「パワーデバイス」に相当する。
また、「転流ダイオード61」は、本発明における「ダイオード素子」に相当する。
また、「ブラシレス直流モータ313」は、本発明における「電動機」に相当する。
次に、上記で説明した構成を前提として、マフラ200を用いて半導体パワーデバイスを冷却する構成について、図5、6を用いて説明する。
図5は、本発明の実施の形態1における筐体3内部でのマフラ200、制御箱50、及び吐出配管44の位置関係を示す図である。
制御箱50は、略直方体形状であり、6面の略平面形状の面から形成されるものである。
なお、上記で説明した制御箱50の形状は一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
例えば、筐体3にインバータ装置312を設ける領域が形成されている場合、制御箱50が略直方体形状である必要はない。
要するに、制御箱50は、インバータ装置312を、圧縮機101等と隔離させる領域であればよい。
なお、「制御箱50」は、本発明における「制御部」に相当する。
上記で説明したように、制御箱50は、インバータ装置312を備え、インバータ装置312は、各種の電子部品を実装した回路基板を備えている。この回路基板上にある一部の電子部品やその周囲の各種部品について説明する。
配置関係の詳細については図6で後述するが、マフラ200との熱交換に関連する電子部品やその周囲の各種部品として、例えば、ヒートシンク51、パワーモジュール400、及びスイッチング素子60が制御箱50に設けられている。
ヒートシンク51は、制御箱50と、パワーモジュール400との間に配置され、パワーモジュール400等で発生した熱の放熱を促進させるものである。
ヒートシンク51は、例えば、アルミ製や銅製等の放熱性に優れた複数枚の金属板が所定の間隔でパワーモジュール400に対して垂直に設けられることで形成される。
ヒートシンク51は、具体的には、パワーモジュール400を構成する素子のうち、特に、スイッチング素子60で発生する熱を放熱するものである。
圧縮機101の吐出側には、吐出配管44が接続されている。吐出配管44には、マフラ200が設けられている。
マフラ200は、その外形が吐出配管44の半径よりも大きい所定の半径の略円筒形状で形成され、その外形の内部が空洞状態で形成されており、吐出配管44の振動を抑制するものである。また、マフラ200は、その材質は、例えば、銅製であり、熱伝導率が高いものとなっている。
なお、上記で説明したマフラ200の形状や材質は一例を示すものであり、特にこれに限定するものではない。
また、上記で説明したように、マフラ200は、その外形が所定の半径の略円筒形状で形成されているため、マフラ200は、吐出配管44よりも容積が大きいため、熱を伝達させる伝熱面積は大きくなる。この結果、マフラ200で吐出配管44を覆うことで、効率よい熱交換が可能となる。
マフラ200と、制御箱50との間には、伝熱部材71が設けられている。
伝熱部材71は、吐出配管44内の冷媒と、制御箱50に設けられたスイッチング素子60との熱交換を促進させるものである。
伝熱部材71は、マフラ200と接する面に対しては、マフラ200を部分的に覆う構造とする。具体的には、伝熱部材71は、マフラ200の略円筒形状の外周に沿って、マフラ200の外形と略同一曲率の円弧形状で形成される。
伝熱部材71は、制御箱50と接する面に対しては、制御箱50を部分的に覆う構造とする。具体的には、伝熱部材71は、制御箱50の形状に沿って、制御箱50の表面に接する略平面形状で形成される。
このようにすることで、マフラ200により拡大された伝熱面積を有効利用することができる。
伝熱部材71は、材質としては熱伝導率の高いものを用いればよい。例えば、伝熱部材71は、アルミニウム、SUS、及び銅等の材質のものから形成されればよい。
このようにすることで、マフラ200と制御箱50との熱交換時の熱の伝達効率を向上させる。
なお、制御箱50が略直方体形状以外であっても、伝熱部材71は制御箱50と接する形状とすることにより、マフラ200と制御箱50との熱交換時の熱の伝達効率を向上させる。
マフラ200全体は、断熱材72で覆われる。これにより、マフラ200からの熱の放出を防ぐことができるため、さらに、マフラ200と制御箱50との熱交換時の熱の伝達効率を向上させる。
なお、断熱材72の材質については、特に限定するものではなく、熱伝導率の低いものであればよい。断熱材72の材質は、例えば、繊維系断熱材であれば、グラスウール、ロックウール、セルロースファイバー、炭化コルク、及び羊毛断熱材等が用いられればよい。また、断熱材72の材質は、例えば、発泡系断熱材であれば、ウレタンフォーム、フェノールフォーム、ポリスチレンフォーム、ビーズ法ポリスチレン、発泡ゴム、及び押し出し法ポリスチレン等が用いられればよい。
このようなマフラ200の配置構成により、制御箱50内に設けられたパワーモジュール400の構成要素であるスイッチング素子60と、吐出配管44内を流れる冷媒との熱交換が効率よく行われる。
ここで、マフラ200の上流側には、吐出配管44に配管固定板金82aが設けられ、配管固定板金82aは、吐出配管44の周囲を覆うシリコンゴム83aを介して、板金81aに対してリベット等で固定される。つまり、シリコンゴム83aにより、吐出配管44に対する圧縮機101の振動を抑制させる。
また、マフラ200の下流側には、吐出配管44に配管固定板金82bが設けられ、配管固定板金82bは、吐出配管44の周囲を覆うシリコンゴム83bを介して、板金81bに対してリベット等で固定される。つまり、シリコンゴム83bにより、吐出配管44に対する圧縮機101の振動を抑制させる。
すなわち、マフラ200に対し、上流側の吐出配管44は、配管固定板金82aによって、シリコンゴム83aを介して、筐体3内部に固定される。
また、マフラ200に対し、下流側の吐出配管44は、配管固定板金82bによって、シリコンゴム83bを介して、筐体3内部に固定される。
なお、配管固定板金82a、82bを特に区別しないとき、配管固定板金82と称する。
また、シリコンゴム83a、83bを特に区別しないとき、シリコンゴム83と称する。
また、板金81a、81bを特に区別しないとき、板金81と称する。
なお、板金81は、筐体3の任意の箇所に固定される。
なお、上記の説明では、シリコンゴム83を用いた一例について説明したが、耐熱性があり、振動を吸収する部材であればよく、特に限定するものではない。
なお、「吐出配管44」は、本発明における「吐出側冷媒配管」に相当する。
また、「配管固定板金82a」は、本発明における「第1配管固定部材」に相当する。
また、「配管固定板金82b」は、本発明における「第2配管固定部材」に相当する。
また、「シリコンゴム83a」は、本発明における「上流側振動吸収部材」に相当する。
また、「シリコンゴム83b」は、本発明における「下流側振動吸収部材」に相当する。
図6は、本発明の実施の形態1におけるマフラ200及びマフラ200の周囲の断面図である。
図6に示すように、吐出配管44は、マフラ200で覆われている。マフラ200は、その外形の一部が、伝熱部材71で覆われている。伝熱部材71は、制御箱50と接している。断熱材72は、マフラ200及び伝熱部材71を覆っている。
マフラ200と、伝熱部材71と、ヒートシンク51と、パワーモジュール400とは、互いに対向する位置に設けられている。マフラ200と、パワーモジュール400とは、伝熱部材71及びヒートシンク51を介して、互いに対向する位置に設けられており、パワーモジュール400内にはスイッチング素子60が設けられているため、マフラ200と、スイッチング素子60とは、互いに対向する位置に設けられている。
なお、図示については省略するが、パワーモジュール400内には転流ダイオード61も設けられている。このため、同様に、マフラ200と、転流ダイオード61とは、互いに対向する位置に設けられている。
要約すると以下のようになる。
マフラ200は、伝熱部材71、制御箱50、及びヒートシンク51を介して、スイッチング素子60と対向する位置に設けられている。
マフラ200は、吐出配管44の外周に接して設けられている。
伝熱部材71は、マフラ200の外周と、制御箱50とのそれぞれに接して設けられている。
マフラ200及び伝熱部材71は、断熱材72で覆われている。
つまり、マフラ200は、スイッチング素子60と対向する位置に設けられていればよい。
上記のような配置構成により、マフラ200により、吐出配管44内の圧力脈動は抑制されるため、圧縮機101からの振動は抑制される。これにより、吐出配管44が制御箱50に加える振動は抑制される。このことにより、制御箱50内に設けられている各種の電子部品への振動が抑制されるため、振動に弱い電子部品を保護することが可能となる。
また、マフラ200はどの場所にも配置させることが可能であるため、制御箱50が圧縮ユニット20内のどこに設けられたとしても、吐出配管44の経路を変更させることにより、マフラ200と制御箱50とを熱交換させることが可能となる。
また、マフラ200と制御箱50とを熱交換させることにより、半導体パワーデバイスであるスイッチング素子60を冷却しているため、放熱用ファン及び排熱用ファンが不要となっている。このため、冷凍装置全体を小型化することができ、冷凍装置から発生される騒音を低減することができ、冷凍装置全体のコストを削減することができる。
また、マフラ200と制御箱50とを熱交換させることにより、半導体パワーデバイスである転流ダイオード61を冷却しているため、放熱用ファン及び排熱用ファンが不要となっている。このため、冷凍装置全体を小型化することができ、冷凍装置から発生される騒音を低減することができ、冷凍装置全体のコストを削減することができる。
次に、上記で説明した構成を前提として、本実施の形態1における冷凍装置の動作について説明する。
まず、インバータ装置312は、駆動信号により圧縮機101を回転駆動させている。
圧縮機101の回転駆動により、吐出配管44から約120(℃)に高温圧縮された冷媒が吐出され続けている。
この状態では、パワーモジュール400内にあるスイッチング素子60は約300(℃)に到達している。
そこで、吐出配管44に設けられたマフラ200を介して、吐出配管44内の冷媒と、制御箱50内のスイッチング素子60とが熱交換される。
これにより、スイッチング素子60から発生した熱による制御箱50内の温度上昇を低減させている。
また、吐出配管44に設けられたマフラ200を介して、吐出配管44内の冷媒と、制御箱50内の転流ダイオード61とが熱交換される。
これにより、転流ダイオード61から発生した熱による制御箱50内の温度上昇を低減させている。
また、圧縮機101の駆動により生じた振動は、マフラ200により低減されている。
これにより、吐出配管44の振動によるスイッチング素子60、すなわち、半導体パワーデバイスの破損を防いでいる。
このように、マフラ200が、伝熱部材71及び制御箱50を介して、スイッチング素子60と対向する位置に設けられたことにより、放熱性能を向上させ、かつ、吐出配管の振動による半導体パワーデバイスの破損を防ぐことができる。
以上のように、本実施の形態1において、圧縮機101、熱源側熱交換器103、膨張弁106、及び利用側熱交換器107が冷媒配管で接続され、冷媒を循環させる冷媒回路1を備えた冷凍装置において、ワイドバンドギャップ半導体によって形成されたスイッチング素子60を備え、圧縮機101を駆動するインバータ装置312と、冷媒配管のうち、圧縮機101の吐出側に接続された吐出配管44に設けられ、当該吐出配管44の振動を相殺する音響構造が形成されたマフラ200とを備え、マフラ200は、スイッチング素子60と対向する位置に設けられ、吐出配管44内の冷媒と、パワーデバイスの熱とを熱交換させることにより、放熱性能を向上させ、かつ、吐出配管の振動による半導体パワーデバイスの破損を防ぐことができる。
実施の形態2.
実施の形態2においては、マフラ200から吸熱した冷媒の流用方法について説明する。
なお、実施の形態2において、特に記述しない項目については実施の形態1と同様とし、同一の機能や構成については同一の符号を用いて述べることとする。
また、実施の形態1と同一の機能や構成についての説明は省略する。
冷凍装置は、冬場においては、吐出配管44の高温のガス(ホットガス)、すなわち、吐出ガスを用いて床暖房等に用いる場合がある。冬場は外気が低いため、圧縮機101から吐出される吐出ガスの温度も低くなってしまう虞がある。
しかしながら、実施の形態1で説明したように、圧縮機101が駆動中であれば、炭化珪素等のワイドバンドギャップ半導体によって形成されている半導体パワーデバイスから発生される排熱が、マフラ200との熱交換によって吐出配管44に与えられ続けることになる。
これにより、吐出ガスはより高温の状態となるため、床暖房等に半導体パワーデバイスの排熱を流用することができる。
このように、マフラ200を用いることにより、半導体パワーデバイスの排熱を有効利用することができる。
1、2 冷媒回路、3 筐体、10 室外ユニット、20 圧縮ユニット、30 室内ユニット、41 ガス延長配管、42 液延長配管、43 延長配管、44 吐出配管、50 制御箱、51 ヒートシンク、60 スイッチング素子、61 転流ダイオード、62 高圧側ユニット、63 低圧側ユニット、71 伝熱部材、72 断熱材、81、81a、81b 板金、82、82a、82b 配管固定板金、83、83a、83b シリコンゴム、101 圧縮機、102 油分離器、103 熱源側熱交換器、104 受液器、105 過冷却熱交換器、106 膨張弁、107 利用側熱交換器、108 アキュムレータ、200 マフラ、301、302、303、304 温度センサ、311 交流電源、312 インバータ装置、313 ブラシレス直流モータ、321 コンバータ回路、322 インバータ回路、323 制御用CPU、324 温度検知用サーミスタ、400 パワーモジュール、401 P電源線、402 N電源線、500 制御回路、510 U相出力部、520 V相出力部、530 W相出力部。

Claims (7)

  1. 圧縮機、熱源側熱交換器、膨張手段、及び利用側熱交換器が冷媒配管で接続され、冷媒を循環させる冷媒回路を備えた冷凍装置において、
    ワイドバンドギャップ半導体によって形成されたパワーデバイスを備え、前記圧縮機を駆動するインバータ装置と、
    前記冷媒配管のうち、前記圧縮機の吐出側に接続された吐出側冷媒配管に設けられ、当該吐出側冷媒配管の振動を抑制するマフラと
    を備え、
    前記マフラは、
    前記吐出側冷媒配管の断面の径よりも大きい径を有する断面を有し、
    前記パワーデバイスと対向する位置に設けられ、前記吐出側冷媒配管内の冷媒と、前記パワーデバイスの熱とを熱交換させる
    ことを特徴とする冷凍装置。
  2. 前記マフラと、前記パワーデバイスとの間に設けられ、前記吐出側冷媒配管内の冷媒と、前記パワーデバイスとの間で熱を伝達させる伝熱部材を備えた
    ことを特徴とする請求項1に記載の冷凍装置。
  3. 前記パワーデバイスと、前記伝熱部材との間に設けられ、当該パワーデバイスで生じた熱を放熱させるヒートシンクを備えた
    ことを特徴とする請求項2に記載の冷凍装置。
  4. 前記マフラは、
    前記吐出側冷媒配管の外周に接して設けられ、
    前記伝熱部材は、
    前記マフラの外周と、前記パワーデバイスとの間に設けられ、
    前記マフラ及び前記伝熱部材を覆う断熱材を備えた
    ことを特徴とする請求項3に記載の冷凍装置。
  5. 前記インバータ装置、前記吐出側冷媒配管、及び前記マフラを収納する筐体と、
    前記マフラに対して上流側に位置する前記吐出側冷媒配管を前記筐体内部に固定する第1配管固定部材と、
    前記吐出側冷媒配管と、前記第1配管固定部材との間に設けられ、当該第1配管固定部材の振動を吸収する上流側振動吸収部材と、
    前記マフラに対して下流側に位置する前記吐出側冷媒配管を前記筐体内部に固定する第2配管固定部材と、
    前記吐出側冷媒配管と、前記第2配管固定部材との間に設けられ、当該第2配管固定部材の振動を吸収する下流側振動吸収部材と
    を備えた
    ことを特徴とする請求項4に記載の冷凍装置。
  6. 前記圧縮機は電動機を備え、
    前記インバータ装置は、
    前記電動機の各相に位相の異なる交流信号を流す半導体モジュール
    を備え、
    前記半導体モジュールは、
    スイッチング素子と、
    当該スイッチング素子に並列に設けられたダイオード素子と
    を備え、
    前記パワーデバイスは、
    前記スイッチング素子及び前記ダイオード素子のいずれか一方である
    ことを特徴とする請求項5に記載の冷凍装置。
  7. 前記ワイドバンドギャップ半導体は、
    炭化珪素、窒化ガリウム系材料又はダイヤモンドを用いた素子である
    ことを特徴とする請求項6に記載の冷凍装置。
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