JP5999986B2 - 輸送用低温コンテナ - Google Patents

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Description

本発明は輸送用低温コンテナに係り、特に航空機に搭載して氷点下以下に保つのに好適な輸送用低温コンテナに関する。
従来の保冷コンテナの例が、特許文献1に記載されている。この公報に記載の保冷コンテナは、満杯に積み込まれた積荷を無電源で保冷可能とするために、コンテナ本体の側面壁及び背面壁から内側に一定間隔をおいた位置に、多数の通気孔を有する仕切り板を高さ方向に沿って立設している。そして、仕切り板の内側に積荷を積み込んで、側面壁及び背面壁と仕切り板との間に冷気の側方流通路と背面流通路を形成している。これら流通路の部分で、ドライアイスから放出される冷気と積荷から放出される暖気とで対流を生じさせる。
従来の保冷装置の他の例が、特許文献2に記載されている。この公報に記載の保冷箱では、ドライアイスが減少しても冷却媒体に偏りが生じないように、保冷箱が開閉可能な天蓋部を有している。そして保冷箱は、上面が開口した収納部が形成されているドライアイス収納中蓋を有しており、収納部の底面部が、冷気を透過可能な透熱性材料と、透熱性材料をたわませないようにするための形状保持材料とを有している。
また、航空機等に搭載するための輸送用低温コンテナの例が、特許文献3に記載されている。この公報に記載のエアカーゴコンテナは、モジュール型の冷却ユニットをコンテナ内に有しており、このユニットに対応して制御ユニットが付設されている。冷却ユニットは、ドライアイスを収納するアイスボックスを含み、アイスボックス周りの空気をアイスボックス内のドライアイスが冷却し、冷却された空気はファンにより、コンテナ内に送られている。なお、パレット構造の容器の例が特許文献4に記載されている。
特開2000−241056号公報 特開2010−216071号公報 特表2003−522687号公報 特開平9−272588号公報
上記従来のコンテナ及び保冷箱においては、輸送用をも考慮してドライアイスが使用される。ドライアイスを使用した場合、保冷対象物品は−20℃以下にすることが可能であるが、−20℃以下を長時間にわたり保持するためには、更なる工夫が求められている。
例えば、上記特許文献1に記載のものは、無電源で大容量の品物を保冷できるが、航空輸送により海外等の遠隔地まで運ぶことまでは考慮されていない。また、上記特許文献2に記載のものも、可搬式とする場合には有効と考えられるが面ファスナー等の使用により侵入熱の遮断が不十分となるおそれがある。
また、航空輸送のための特許文献3に記載のコンテナは、装置が大掛かりであるばかりでなく、保冷温度をさらに低下させる場合には、更なる設備が必要になるものと考えられる。
本発明は、このような従来技術の不具合に鑑みなされたものであり、特に、上記特許文献3に記載のようなコンテナ内で使用する中容量の輸送用低温コンテナを実現するためになされたものであり、その目的は、−20℃以下の低温をドライアイスだけで長時間(例えば72時間以上)維持可能な中容量の輸送用低温コンテナを実現することにある。
上記目的を達成する本発明の特徴は、左右の両側面パネル部、後面パネル部および底面パネル部を気密に接合した筐体パネルに、前面パネルと天面パネルを取付けて構成した直方体状の密閉容器を有する輸送用低温コンテナにおいて、前記各側面パネル部の高さ方向複数個所に、各側面パネル部と対向して高さ方向に重なって配置される複数の第1の保冷剤保持容器を係止する係止金具を設けるとともに、前記前面パネルと前記後面パネル部に対向して高さ方向に重なって配置される複数の第2の保冷剤保持容器を係止するガイドレールを各側面パネル部の前方端付近と後方端付近に平行に設け、さらに第1および第2の保冷剤保持容器の上部に配置される第3の保冷剤保持容器を設け、前記第1、第2、第3の保冷剤保持容器に収容される保冷剤はペレット状のドライアイスであり、前記第1、第2の保冷剤保持容器の前面並びに前記第3の保冷剤保持容器の下面にはドライアイスを通さないパンチングプレートが取り付けられ、前記筐体パネル、天面パネルおよび前面パネルは、アルミ板間に複数の真空断熱材を積層して構成され、前記前面パネルと天面パネルは、筐体パネルに取り外し可能に取り付けられ、取り付け時には、筐体パネルとの金属接触並びに内外気双方に接する金属部材の配置を防止すると共に、外部へのガスの漏洩と熱伝導を防止するように高分子のポリエチレンプレートとシール手段を介して前記筐体パネルに接触することにある。
また好ましくは、前記筐体パネルの底面にフォークリフトのフォークが挿入可能なパレットを一体的に設けることである。
さらに、上記コンテナは航空機に搭載可能であることが望ましい。
本発明によれば、エアカーゴコンテナ内に収容できる輸送用低温コンテナにおいて、コンテナの側面の高さ方向複数位置にドライアイス保持手段を設けたので、−20℃以下の低温をドライアイスだけで長時間(例えば72時間以上)維持可能である。また、真空断熱材を輸送用コンテナの壁面に内蔵させ、その壁面に近接してドライアイスを配置したので、断熱性が向上し−20℃以下の低温をドライアイスだけで長時間維持可能となった。
本発明に係る輸送用低温コンテナの一実施例の斜視図である。 図1に示した輸送用低温コンテナの筐体パネル部の斜視図である。 図2に示した筐体パネルの内壁に保持される保冷剤保持容器の斜視図である。 図1に示した輸送用低温コンテナの主要部の正面図及び側面断面図である。 図1に示した輸送用低温コンテナが備える天面パネルの正面図及び側面図である。 図4のD部及び図5のE部の詳細断面図である。
以下本発明に係る輸送用低温コンテナの一実施例を、図面を用いて説明する。図1は、輸送用低温コンテナ100の斜視図である。図2は、図1に示した輸送用低温コンテナ100から前面パネル220及び天面パネル210を取り去った斜視図(同図(a))および筐体パネル240が備える左右側面パネル部に取り付けるガイドレール41(同図(b)と係止金具42(同図(c))の斜視図である。
輸送用低温コンテナ100は直方体の容器であり、前面パネル220と天面パネル210が取り外し可能に構成されている。輸送用低温コンテナ100の外径寸法は、幅方向長さWが、W=1100mm、高さHが、H=1100mm、奥行き方向長さLが、L=700mm程度であり、航空輸送用のコンテナとして使用されているエンバイロテイナー社のENVIROTAINER(国際商標登録)・コンテナRKNに2個並置搭載可能になっている。
図1に戻り、輸送用低温コンテナ100の底面には、フォークリフトまたはハンドリフトを用いて四方からこの輸送用低温コンテナ100を移動可能なように、フォークリフトのフォークが挿入されるパレット233が固定して設けられている。また、前面パネル220を、筐体パネル240の左右側面パネル部242、243に取り付け/取り外しするために、前面パネル220の左右両側面部であって高さ方向複数個所に留め金235aが、筐体パネル240の左右側面パネル部242、243の前側端部に留め金235bが、留め金235aと係止できる位置であって高さ方向複数個所に設けられている。同様に、天面パネル210の左右両側面部であって、奥行き方向(前後方向)複数個所に留め金234aが、筐体パネル240の左右側面パネル部242、243の上端部であって留め金234aと係止できる位置に留め金234bが前後方向に複数設けられている。詳細を後述するように、留め金234(234a,234b)、235(235a、235b)は、前面パネル220及び天面パネル210と筐体パネル240とを密封して輸送用低温コンテナ100とするのに使用される。
図2に示すように、筐体パネル240は4枚のパネル部、後面パネル部241、右側面パネル部242、左側面パネル部243、底面パネル部244を有しており、これら各パネル部241〜244の接続部は溶接されて気密性が保たれている。筐体パネル240等のパネルの詳細は、後述する。
底面パネル部244とパレット233はポリエチレンプレートを介して一体に形成されており、パレット233の前側は、前面パネル220の厚さ分だけ延びている。パレット233は、平行に配置された2枚の矩形板からなるパレット天板233aおよびパレット底板233bと、これらパレット天板233a、パレット底板233b間であって角部及び各辺の中間部に配置されてフォークの挿入スペースを確保するための複数のパレットスペーサ233cとを有している。
左右側面パネル部242、243の内面側には、詳細を後述する保冷剤保持容器50、60を、左右側面パネル部242、243に保持するための保持具が溶接で取り付けられている。保持具は、前面パネル220及び後面パネル部241に近接配置される保冷剤保持容器60に対しては、2本の平行に配置したガイドレール41(41a、41)であり、このガイドレール41は、左右側面パネル部242、243の前方端及び後方端に互いに僅かな間隔を置いて、垂直に配置されている。左右側面パネル部242、243に近接配置される保冷剤容器50についての保持具は、折り曲げて段差の付いた板で形成された係止金具42であり、左右側面パネル部242、243の高さ方向に複数個所(図2(a)では3箇所)ほぼ等ピッチで配置されている。この係止金具42は、左右側面パネル部242、243の前後方向中間部の1ないし複数個所に設けられており、上側が左右側面パネル部242、243と僅かに隙間を形成して取り付けられている。
図3に、保冷剤保持容器50、60を斜視図で示す。図3(a)は、左右側面パネル部242、243に設けた係止金具42に取り付ける保冷剤保持容器50を左右側面パネル部242、243への取り付け側を前面側にして示した図である。保冷剤保持容器50は、アルミ板54を扁平な箱形に折り曲げた形状であり、左右側面パネル部242、243に取り付けたときの前後方向の長さが、輸送用低温コンテナ100の内容積部の長さ程度の横長形状に形成されている。
この保冷剤保持容器50の底面及び側面(輸送用低温容器100の前面及び後面に対応する面)は表面に加工が施されていない平板であるが、前面 (左右側面パネル部242、243の反対面)では、表面に多数の円形の昇華用穴51が規則的に形成されている。なお、昇華用穴51は円形に限らないが、加工の容易さから本実施例では円形としている。
保冷剤保持容器50の背面側の断面形状を図3(c)に示す。この図3(c)は、図3(a)のC−C断面図である。保冷剤保持容器50の上下方向の中間部に、係止金具42と係合するための係止金具52が形成されている。なお、本実施例では、係止金具52としたが、帯状部材をこの保冷剤保持容器50の背面と僅かな隙間を形成するように取り付けてもよい。
保冷剤保持容器50には、この輸送用低温コンテナ100内の空間を−20℃以下に保つために、保冷剤が収容される。保冷剤には主として、ドライアイスが用いられる。ドライアイスは、ペレット状をしたものが使用しやすいので多用される。ドライアイスは昇華により輸送用低温コンテナ100内を冷却する。
ドライアイスの昇華を助長するために、この保冷用保持容器50には上述したように多数の昇華用穴51が形成されているが、ドライアイスの昇華の進行とともにドライアイスの大きさが減少し、この昇華用穴51から被冷却体側へこぼれ落ちるおそれがある。そこで、保冷剤保持容器50の前面側には、COガスを通すがドライアイスを通さないパンチングプレート56が取り付けられている。
保冷剤保持容器50の上面は開口面になっており、ペレット状のドライアイスをこの容器50内に充填する保冷剤供給用穴55が形成されている。なお、上面の複数個所には、保冷剤保持容器50の取り扱い性ならびに強度向上のために、取っ手53が取り付けられている。
前面パネル220及び後面パネル部241に近接して配置される保冷剤保持容器60も、保冷剤保持容器50とほぼ同様の構成となっている。すなわち、アルミ板64を折り曲げて上部に保冷剤供給用穴65が形成された箱を形成し、保冷剤保持容器60の前面側に多数の昇華用穴61を規則的に形成する。また、保冷剤保持容器60の取り扱い性の向上と変形を防止するために、取っ手63が上面の複数個所に設けられている。さらに、図示はしないが、保冷剤保持容器60の内部であって前面側にはパンチングプレートが配置されている。
ただし、左右側面パネル部242、243に設けたガイドレール41に取り付けるため、保冷剤保持容器60の両側面の高さ方向中間部には、係止用突起62が設けられている。この突起62を、2本のガイドレール41a,41b間に挟むことにより、保冷剤保持容器60が左右両側面パネル部242、243に保持される。
このように形成した保冷剤保持容器50、60を、輸送用低温コンテナ100内に取り付けた様子を、図4に前面パネル220及び天面パネル210を取り去って示す。図4(a)は、輸送用低温コンテナ100の正面図であり、図4(b)は輸送用低温コンテナ100の右側面図で右側面パネル部242も取り去って示した図である。
左右両側面パネル部242、243に、上下方向3段に保冷剤保持容器50、60が取り付けられている。保冷剤保持容器50、60で囲まれた空間に、3段に被冷却体80が収容されている。被冷却体80の上方には、保冷剤保持容器70が配置されている。この保冷剤保持容器80の下面は、保冷剤保持容器50、60の前面部のように、昇華用穴が規則的に多数形成されており、その内面にはパンチングプレート76が配置されている。
図5に、図4に示した筐体パネル240と組み合わせて、輸送用低温コンテナを構成する天面パネル210を正面図及び側面図で示す。なお、前面パネル220もほぼ同様の構成であるが、上辺のシール部材の構成だけがこの天面パネル210と相違する。天面パネル210は、筐体パネル240の上端面と接する部分に全面的にシール手段211が設けられている。このシール手段211により、外部からの熱侵入と外部への昇華したCO2ガスの漏洩を防止している。
天面パネル210と筐体パネル240のシール面の詳細を、図6を用いて説明する。図6(a)は図4(b)のD部詳細断面図であり、図6(b)は図5(a)のE部詳細断面図である。筐体パネル240を構成する各パネル部241〜244は、厚さt、t=2mm程度の2枚のアルミ板からなる筐体壁241a、241bを、30〜50mm間隔で平行に配置して形成されており、筐体壁241a、241b間には、複数の(図では2個)の真空断熱材241cが積層配置されている。
真空断熱材32としては、アルミ箔等が蒸着されたプラスチック膜間に、ガラスウールが収納されたもの等を用いる。真空断熱材241cの周囲は、高分子のポリエチレンプレート241eが充填されており、熱伝導防止材として使用される。筐体壁241aと筐体壁241bを係止するために、ポリエチレンプレート241e側には止めねじ部材241dが埋め込まれており、この止めねじ部材241dに止めねじ241fがねじ込まれる。なお、左右の止めねじ241fの位置が同一位置とならないように、ねじ取付けピッチ等を変化させている。
上面に配置する天面パネル210も、厚さt、t=2mm程度のアルミ板210aを折り曲げて箱型に形成し、その箱型に平板のアルミ板210bを図示しない止めねじ等で係止する構造としている。その際、外部からの熱侵入を防ぐために、2枚のアルミ板210a,210bが直接接触しないように、高分子のポリエチレンプレート210dを介して係止している。高分子のポリエチレンプレート210dの内側には、部材210eを配置して位置決めしている。また、高分子のポリエチレンプレート210dの筐体パネル240との接触面側には、ゴム等のシール部材211が取り付けられている。2枚のアルミ板210a、210bで密封容器となった天面パネル210の内部には、複数個の真空断熱材210cが積層されて配置されている。この真空断熱材210cは、筐体パネル240に使用したものと同様のものである。
本実施例によれば、筐体パネル及び天面パネル、前面パネルの内部に真空断熱材を複数個積層配置したので、フォークリフト作業中などでやわらかいアルミ板を外壁とする筐体パネルや天面パネル、前面パネルに変形が生じても、内部に設けた真空断熱材のいずれかは無傷となる可能性が高くなるので冗長性が増し、断熱効果の信頼性が向上する。また、天面パネルと筐体パネル及び前面パネルと筐体パネルの接触面にシール手段を設け、筐体壁間の金属接触を防止したので、外部からの熱の侵入と外部への昇華したCOガスの漏洩を防止できる。
また本実施例によれば、保冷剤保持手段を上下方向に複数個に分割配置する構造を採用しているので、昇華により生じた空気より重いCO2ガスが下部だけに滞留せず、筐体の中間部にも滞留するようになるので、長時間にわたり輸送用低温コンテナの内部温度を均一化でき、したがって、内部温度も低下したまま保持できる。これにより、コンテナへの積み込み場所から航空機への搭載、航空機での飛行、航空機からの取出しから需要元までの輸送等の周囲環境が異なる状況での使用においても、長時間にわたり安定した低温を確保できる。
さらに本実施例によれば、保冷剤保持容器を複数個に分割しているので、ドライアイスの充填時の作業を迅速にできる。また、左右両側面パネル部への取り付けが、ガイドレールへの突起の挿入と係止金具の引っ掛けだけなので、下方に位置するものから順に係止金具やガイドレールに差し込むだけで済み、取り付け作業が容易になる。それとともに、被冷却体の搭載及びコンテナ内の保持の邪魔にならず、短時間での作業が要求される低温環境維持を達成できる。また、被冷却体を取り出すことなく保冷剤保持容器の取り出し/取り付けも可能である。
さらにまた、本実施例では、フォークリフトまたはハンドリフトでそのままハンドリング可能な中型のコンテナとして、内容積約0.55m、最大積載加重170kg程度を達成でき、航空貨物輸送専用コンテナ内に2台並列配置できるので、輸送効率が向上する。
41、41a、41b…ガイドレール、42…係止金具、50…保冷剤保持容器(側面用)、51…昇華用穴、52…係止金具、53…取っ手、54…アルミ板、55…保冷剤供給用穴、56…パンチングプレート、60…保冷剤保持容器(前後面用)、61…昇華用穴、62…係止用突起、63…取っ手、64…アルミ板、65…保冷剤供給用穴、70…保冷剤保持容器、76…パンチングプレート、80…被冷却体、100…輸送用低温コンテナ、210…天面パネル、210a、210b…板、210c…真空断熱材、210d…ポリエチレンプレート、210e…部材、211…シール手段、220…前面パネル、233…パレット、233a…パレット天板、233b…パレット底板、233c…パレットスペーサ、234、234a、234b…留め金、235、235a、235b…留め金、240…筐体パネル、241…後面パネル部、241a、241b…筐体壁、241c…真空断熱材、241d…止めねじ部材、241e…ポリエチレンプレート、241f…止めねじ、242…右側面パネル部、243…左側面パネル部、244…底面パネル部。

Claims (3)

  1. 左右の両側面パネル部、後面パネル部および底面パネル部を気密に接合した筐体パネルに、前面パネルと天面パネルを取付けて構成した直方体状の密閉容器を有する輸送用低温コンテナにおいて、
    前記各側面パネル部の高さ方向複数個所に、各側面パネル部と対向して高さ方向に重なって配置される複数の第1の保冷剤保持容器を係止する係止金具を設けるとともに、前記前面パネルと前記後面パネル部に対向して高さ方向に重なって配置される複数の第2の保冷剤保持容器を係止するガイドレールを各側面パネル部の前方端付近と後方端付近に平行に設け、さらに第1および第2の保冷剤保持容器の上部に配置される第3の保冷剤保持容器を設け、
    前記第1、第2、第3の保冷剤保持容器に収容される保冷剤はペレット状のドライアイスであり、前記第1、第2の保冷剤保持容器の前面並びに前記第3の保冷剤保持容器の下面にはドライアイスを通さないパンチングプレートが取り付けられ、
    前記筐体パネル、天面パネルおよび前面パネルは、アルミ板間に複数の真空断熱材を積層して構成され、
    前記前面パネルと天面パネルは、筐体パネルに取り外し可能に取り付けられ、取り付け時には、筐体パネルとの金属接触並びに内外気双方に接する金属部材の配置を防止すると共に、外部へのガスの漏洩と熱伝導を防止するように高分子のポリエチレンプレートとシール手段を介して前記筐体パネルに接触することを特徴とする輸送用低温コンテナ。
  2. 前記筐体パネルの底面にフォークリフトのフォークが挿入可能なパレットを一体的に設けたことを特徴とする請求項1に記載の輸送用低温コンテナ。
  3. 航空機に搭載可能としたことを特徴とする請求項1または2に記載の輸送用低温コンテナ。
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