JP5999488B2 - 端末装置及び案内プログラム - Google Patents

端末装置及び案内プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5999488B2
JP5999488B2 JP2012168415A JP2012168415A JP5999488B2 JP 5999488 B2 JP5999488 B2 JP 5999488B2 JP 2012168415 A JP2012168415 A JP 2012168415A JP 2012168415 A JP2012168415 A JP 2012168415A JP 5999488 B2 JP5999488 B2 JP 5999488B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
guidance
road
current position
physical quantity
tunnel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012168415A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014025886A (ja
Inventor
浩義 枡田
浩義 枡田
洋平 安藤
洋平 安藤
裕介 大橋
裕介 大橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aisin AW Co Ltd
Original Assignee
Aisin AW Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aisin AW Co Ltd filed Critical Aisin AW Co Ltd
Priority to JP2012168415A priority Critical patent/JP5999488B2/ja
Priority to US14/406,246 priority patent/US9347781B2/en
Priority to CN201380027940.3A priority patent/CN104335009B/zh
Priority to EP13825799.3A priority patent/EP2863179B1/en
Priority to PCT/JP2013/057408 priority patent/WO2014020934A1/ja
Publication of JP2014025886A publication Critical patent/JP2014025886A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5999488B2 publication Critical patent/JP5999488B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01CMEASURING DISTANCES, LEVELS OR BEARINGS; SURVEYING; NAVIGATION; GYROSCOPIC INSTRUMENTS; PHOTOGRAMMETRY OR VIDEOGRAMMETRY
    • G01C21/00Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00
    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/28Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network with correlation of data from several navigational instruments
    • G01C21/30Map- or contour-matching
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B29/00Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B29/00Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
    • G09B29/10Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids
    • GPHYSICS
    • G09EDUCATION; CRYPTOGRAPHY; DISPLAY; ADVERTISING; SEALS
    • G09BEDUCATIONAL OR DEMONSTRATION APPLIANCES; APPLIANCES FOR TEACHING, OR COMMUNICATING WITH, THE BLIND, DEAF OR MUTE; MODELS; PLANETARIA; GLOBES; MAPS; DIAGRAMS
    • G09B29/00Maps; Plans; Charts; Diagrams, e.g. route diagram
    • G09B29/10Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids
    • G09B29/106Map spot or coordinate position indicators; Map reading aids using electronic means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Radar, Positioning & Navigation (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Educational Administration (AREA)
  • Mathematical Physics (AREA)
  • Business, Economics & Management (AREA)
  • Educational Technology (AREA)
  • Automation & Control Theory (AREA)
  • Navigation (AREA)
  • Instructional Devices (AREA)

Description

本発明は、端末装置及び案内プログラムに係り、例えば、GPS衛星からの電波を受信して取得した現在位置に対応した案内を行う技術に関する。
現在位置を取得して各種の案内を行うナビゲーション装置が広く普及している。
このナビゲーション装置は、車両専用に組み込まれたナビゲーション装置や、スマートフォン等の各種端末装置に1機能としてナビゲーション機能が組み込まれることで実現されるナビゲーション装置等があり、その形態も種々のものが存在している。
これら各種形態のナビゲーション装置では、現在位置を取得するために、GPS衛星からの電波(以下GPS電波という)を受信するGPS受信装置を備え、受信したGPS電波から現在位置を取得する点で共通している。
しかし、GPS電波だけで現在位置を取得する場合には、例えば、トンネル、ビルの影、架橋の下等のGPS電波を受信できない遮断領域では、現在位置を取得することができなくなるので、車両に組み込まれたナビゲーション装置では、更に、車速センサ、ジャイロセンサ、地磁気センサなどを補助的に利用することで常時現在位置が取得できるようになっている。
例えば、特許文献1記載の技術では、GPSによる測位が不能となった場合に、従来は車速センサと方位センサを用いた推測航法により現在位置を取得するのに対して、方位センサを不要とし、車速センサだけを使用する簡易な構成でトンネル内の現在位置を取得する技術について記載されている。
このように、GPS以外に車速の使用が可能なナビゲーション装置であれば、トンネルの出口が1箇所である場合には、車速と時間とからトンネル内の現在位置を推定することは可能である。
しかし、トンネル内に分岐があり、出口が2箇所以上ある場合には、分岐点以降のどちらの道路を走行しているのかを特定することはできない。
一方、車両とは独立して利用されるスマートフォン等の各種端末により機能実現されたナビゲーション装置の場合、方位だけでなく、車速も利用できないことから、トンネル内では分岐点の有無にかかわらず現在位置を特定することができない。
また車両によっては、端末装置に対して車速を無線や有線で提供する機能を備える場合があるが、係る車両から車速を取得する場合であっても、上記特許文献1と同様に、トンネルの分岐点以降の道路を特定することはできない。
特開平5−312933号公報
本発明は、GPS衛星からの電波を受信できないトンネル等の遮断領域において、移動中の道路が分岐している場合であっても、分岐後に移動している道路の特定を可能にすることを目的とする。
(1)請求項1に記載の発明では、地図データ上における現在位置に対応した案内をユーザに対して行う端末装置であって、地図データを記憶する地図データ記憶手段と、GPS衛星からの電波を受信し、前記地図データ上における、現在位置を取得する現在位置取得手段と、前記地図データに対応して、前記GPS衛星からの受信ができない遮断領域を取得する遮断領域取得手段と、現在位置に対応した案内をする一方、前記遮断領域内の道路上を移動中である場合、当該移動中の道路が分岐している場合に現在位置に対応した案内を停止する、案内手段と、前記遮断領域における、移動距離に換算可能な物理量を推定する物理量推定手段と、前記推定した物理量と、前記GPS衛星からの電波受信状況とに応じて、前記遮断領域における前記分岐後に移動している道路を特定する、移動道路特定手段と、を具備し、前記案内手段は、前記移動道路特定手段によって分岐後に移動している道路を特定した後に、案内の停止を終了し、前記特定した道路の案内を、前記遮断領域において再開する、ことを特徴とする端末装置を提供する。
(2)請求項2に記載の発明では、前記案内手段は、案内の停止中に前記GPS衛星からの電波を受信した場合、案内の停止を終了して、前記取得した現在位置に対応した案内を再開する、ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置を提供する。
(3)請求項3に記載の発明では、前記分岐後の各道路を移動した場合に前記遮断領域外に最も早く脱出する最短道路に対する、脱出までの最短脱出物理量を取得する最短脱出物理量取得手段、を備え、前記移動道路特定手段は、前記推定した物理量が、前記最短脱出物理量を超えており、かつ、前記GPS衛星からの電波を受信できない場合、前記最短道路でない側の道路を前記分岐後に移動している道路として特定する、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端末装置を提供する。
(4)請求項4に記載の発明では、前記案内手段は、案内の停止を終了し、前記特定した道路上の前記推定した物理量に対応する位置を現在位置と推定し、当該推定した現在位置に対応する案内を行う、ことを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の端末装置を提供する。
(5)請求項5に記載の発明では、前記端末装置は、車両に搭載され、前記遮断領域取得手段は、トンネル内を前記遮断領域として取得し、前記物理量推定手段は、前記遮断領域における物理量として、移動距離を推定し、前記最短脱出物理量取得手段は、最短脱出物理量として、前記トンネル出口までの最短脱出距離を取得する、ことを特徴とする請求項3に記載の端末装置を提供する。
(6)請求項6に記載の発明では、前記車両から車速を取得する車速取得手段を備え、前記物理量推定手段は、前記車両から取得する車速と、前記トンネル内での移動時間とから、前記移動距離を推定する、ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置を提供する。
(7)請求項7に記載の発明では、前記端末装置は、車両に搭載され、前記遮断領域取得手段は、トンネル内を前記遮断領域として取得し、前記トンネルに対して予め規定された規定車速を取得する規定車速取得手段と、を備え、前記物理量推定手段は、前記物理量として、前記トンネル内での移動時間を取得し、前記最短脱出物理量取得手段は、最短脱出物理量として、前記取得した規定車速から、前記トンネル出口までの最短脱出時間を取得する、ことを特徴とする請求項3に記載の端末装置を提供する。
(8)請求項8に記載の発明では、渋滞情報を取得する渋滞情報取得手段を備え、前記案内手段は、前記トンネル内における渋滞情報を取得した場合、当該トンネル内での案内の停止を継続する、ことを特徴とする請求項7に記載の端末装置を提供する。
(9)請求項9に記載の発明では、地図データ上における現在位置に対応した案内をユーザに対して行う端末装置用の案内プログラムであって、GPS衛星からの電波を受信し、前記地図データ上における、現在位置を取得する現在位置取得機能と、前記地図データに対応して、前記GPS衛星からの受信ができない遮断領域を取得する遮断領域取得機能と、現在位置に対応した案内をする一方、前記遮断領域内の道路上を移動中である場合、当該移動中の道路が分岐している場合に現在位置に対応した案内を停止する、案内機能と、前記遮断領域における、移動距離に換算可能な物理量を推定する物理量推定機能と、前記推定した物理量と、前記GPS衛星からの電波受信状況とに応じて、前記遮断領域における前記分岐後に移動している道路を特定する、移動道路特定機能と、をコンピュータに実現させ、前記案内機能は、前記移動道路特定機能によって分岐後に移動している道路を特定した後に、案内の停止を終了し、前記特定した道路の案内を、前記遮断領域において再開する、ことを特徴とする端末装置用の案内プログラムを提供する。
(10)請求項10に記載の発明では、前記案内手段は、前記遮断領域内の分岐点に到達した場合に案内を停止する、ことを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1の請求項に記載の端末装置を提供する。
遮断領域における、移動距離に換算可能な物理量Lmを推定することで、方位を特定することなく、推定した物理量Lmと、GPS衛星からの電波受信状況とに応じて、遮断領域における分岐後に移動している道路を特定し、停止した案内を再開することができる。
分岐したトンネル内において、走行中の道路を特定する場合の説明図である。 ナビゲーションシステムのシステム構成図である。 ナビゲーション装置の構成図である。 ナビゲーション処理の内容を表したフローチャートである。 ナビゲーション処理におけるトンネル案内処理の内容を表したフローチャートである。 トンネル内外における案内画面の遷移状態を表した説明図である。
以下、本発明の端末装置及び案内プログラムについて、ナビゲーション装置及びナビゲーションプログラムを例に説明する。
(1)実施形態の概要
本実施形態のナビゲーション装置は、GPS受信装置を備えると共に、遮断領域としてのトンネルデータを含む地図データを備えている。また、車両内に配置されることで、車両から有線又は無線により定期的に車速を取得する。
ナビゲーション装置は、図1に示すように、GPS電波を受信可能であればGPS受信装置で取得した現在位置Nの案内を行う。
車両がトンネルの入り口Iを通過することで、GPS電波を受信できなくなると、トンネル内の分岐点Pまでの間は、車両から取得する車速とGPS電波を受信できなくなってからの時間Tとからトンネル入り口Iからの走行距離Lを算出し、トンネル入り口Iから分岐点Pまでは継続して現在位置Nの案内を行う。
そして分岐点Pを通過した後は、案内を停止し、分岐点Pに現在位置表示を固定して表示、又は別表示(薄い表示や点滅表示等)をすることで現在位置表示を移動させない。
一方、分岐点Pから分岐後の道路Aと道路Bのうち、トンネル出口までの距離が短い方の距離(図1ではLa)を算出する。
そして、分岐点Pからの移動距離がLaを越えてもGPS電波を受信しない場合、分岐点通過後に走行している道路として、トンネル出口までの距離が長い方の道路Bを特定する。
この走行している道路Bを特定することにより、例えば、道路Bを着色表示すれば、ユーザは現在走行している道路を認識することができる。
また、分岐点Pを通過した後は、現在位置Nの表示を分岐点Pから移動させないが、トンネル入り口Iからの移動距離に応じた、道路A上の仮位置Naと、道路B上の仮位置Nbを算出しておくことで、GPS電波を受信した場合に、受信したGPS電波から現在位置を特定する前に、直ちに現在位置Nをトンネル出口OA又はOBに表示することが可能になる。この場合、現在位置Nをトンネル出口OAとトンネル出口OBの何れに表示するかについては、トンネル入り口Iからの移動距離LaでGPS電波を受信すればトンネル出口OAに表示し、移動距離Lbで受信すればトンネル出口OBに表示する。
本実施形態では、分岐後に走行している道路を道路Bに特定できるので、仮位置Naの算出は不要となり、仮位置Nbだけの算出になり、計算処理の負担を軽減することができる。
本実施形態では、道路Bを特定することで、特定した道路B上の仮位置Nbに現在位置を表す現在位置マークNを表示することができる。すなわち、分岐点Pで停止していた案内を、トンネル内において再開するこができる。
(2)実施形態の詳細
図2は、端末装置をナビゲーション装置として用いたナビゲーションシステムのシステム構成を表したものである。
図2に示されるように、ナビゲーションシステムは、ナビゲーション装置1、ネットワーク2,ナビゲーションサーバ3、車内LAN4から構成されている。
ナビゲーション装置1は、スマートフォン、携帯電話、PDA(Personal Digital Assistant)、ノート型パソコン等、本実施形態の端末装置で構成されている。
ネットワーク2は、インターネット等の各種ネットワークであり、ナビゲーション装置1とナビゲーションサーバ3との間で各種通信が行われる。
ナビゲーションサーバ3は、ナビゲーション機能に関連する各種処理を行うとともに、ナビゲーション機能を実現するための案内プログラム、データ、情報を、ネットワーク2を介してナビゲーション装置1に提供する。
ナビゲーション装置1は、インターネット2に無線、有線接続し、ナビゲーションサーバ3から案内プログラムや地図データをダウンロードする。ナビゲーション装置1は、現在位置と目的地をナビゲーションサーバ3に送信することで、目的地までの走行経路の探索要求をし、探索結果である走行経路データを受信することができる。
ナビゲーション装置1は、これらナビゲーション機能を実現するための案内プログラムや地図データ等を、ナビゲーションサーバ3に限らず、ネットワーク2を介して接続可能な各種サーバ(例えば、ショップサーバ)からダウンロードすることも可能である。
また、案内プログラムや地図データについては、ダウンロードして保存する場合のほか、端末装置に予め組み込まれている場合もある。
ナビゲーション装置1は、GPS衛星からの電波を受信することで、絶対位置(緯度、経度)を特定し、さらに地図データ上の現在位置を取得することができる。
また、ナビゲーション装置1は、ダウンロードした案内プログラムによる案内を、歩行中に使用したり、自転車、オートバイ等に配置して使用することも可能であるが、車両内に配置して使用することもできる。
本実施形態では車両に配置して使用する場合について説明する。
また、車両によっては、車速データを無線や通信により提供するように構成されている場合がある。本実施形態の車両は、車内LAN4を介して携帯端末を接続する端子が設けられ、当該端子から車速データが、定期的に(例えば、1秒間に1回)提供されるようになっている。
ナビゲーション装置1は、車両に配置する場合に車内LAN4から提供される車速を取得し、移動距離を算出するようになっている。
図3は、ナビゲーション装置1の構成を表したものである。
ナビゲーション装置1は、制御部11、GPS受信装置12、外部接続インターフェイス(I/F)13、通信制御部14、時計15、プログラム記憶部16、データ記憶部17、操作入力部18、表示部19、音声出力部19、その他を備えている。
制御部11は、CPU、ROM、RAMを備えており、ROMやプログラム記憶部16に保存された各種プログラムに従った各種制御を行う。
例えば、本実施形態のナビゲーション機能を実現する場合、制御部11は、案内プログラムに従い、車両(形態端末)の現在位置を取得し、取得した現在位置に対応する案内を行ったり、トンネル内で分岐後の走行道路を特定したり、特定した走行道路上の現在位置を案内したりする。
また、制御部11は、ROMに格納された各種基礎プログラムに従い、ネットワーク2に接続して各種サーバからプログラムやデータを受信したり、受信した画像データを表示部19に表示したりする。
GPS受信装置12は、GPS衛星からの電波を受信して装置の絶対位置(緯度、経度)を求めると共に、地図データ上の現在位置を取得する。なお、求めた絶対位置から地図データ上の現在位置を取得する場合の処理は、案内プログラムにしたがって制御部11が行うようにしてもよいが、本実施形態では、GPS受信装置12が行うものとして説明することとする。
外部接続I/F13は、パーソナルコンピュータ等の各種の外部装置に接続するためのインターフェイスで、本実施形態では、車内LAN4に接続される。
通信制御部14は、外部装置と通信接続するためのもので、電話機能を実現する場合の音声通信や、ネットワーク2との接続を制御する。
時計15は、例えば、水晶振動子などを用いて構成されており、時刻を刻んだり、発振によってナビゲーション装置1の各部の動作タイミングを提供したりする。なお、時計15は、制御部11内に組み込まれる場合もある。
プログラム記憶部16は、ナビゲーション装置1(端末装置)の各種機能を実現するためのプログラムが格納される。例えば、携帯電話機能やインターネットによるブラウズ機能、音声認識機能、ナビゲーション機能等の各種機能実現用のプログラムが、予め組み込まれることにより、又はダウンロードすることによりプログラム記憶部16に保存される。
本実施形態では、プログラム記憶部16に案内プログラムが保存され、このプログラムを実行することで後述するナビゲーション処理、トンネル案内処理が行われる。
データ記憶部17は、外部から受信したデータや、ユーザが入力した情報を含め各種データや、本実施形態における地図データが格納される。
地図データには、ナビゲーションにおける地図表示、経路探索、経路案内に必要な各種データとして、地図データ、道路データ、遮断領域としてのトンネル情報、その他のデータが記憶されている。地図データには、ナビゲーション機能に応じて、更に施設等の案内を行うための案内地点データや詳細目的地データが含まれる場合もある。
なお、本実施形態のナビゲーション装置1では経路探索機能や、施設等の案内機能も備えているが、経路探索機能を備えない場合には現在位置と目的地を送信することでナビゲーションサーバ3で探索した走行経路を取得するようにしてもよい。そして、自装置による経路探索により、又は取得した走行経路を使用し、現在位置と走行経路とのマッチングを行いながら、走行経路を案内(音声や画面表示による、直進や右左折の案内や車線変更の案内)が行われるようにしてもよい。
また施設等の案内機能を備えない場合には、現在位置をナビゲーションサーバ3に送信することで、現在位置周辺の施設データを受信して画面表示するようにしてもよい。この場合ナビゲーションサーバ3から受信した走行経路については、制御部11のRAM、又はデータ記憶部17に保存される。
地図データに含まれる道路データは、各道路の位置と種類及び車線数及び各道路間の接続関係等の道路に関するデータで、ノードデータとリンクデータで構成される。この道路データは、経路探索やマップマッチングに使用されると共に、探索した走行経路を地図データ上に重ねて表示したり、取得した現在位置を地図データ(道路データ)上に表示する場合に使用される。
地図データに含まれるトンネル情報としては、地図データを構成する各道路に対応して、トンネルの入り口と出口の情報(道路データのノードデータで指定)、分岐点の有無、入り口から分岐点までの距離、分岐点から各出口までの距離、等が含まれている。
なお、トンネル情報として入り口と出口の情報しか存在しない場合には、制御部11が、トンネルの入り口と出口の情報で指定される各ノード間の距離をリンクデータから算出する。
操作入力部18は、例えば、タッチパネル、タッチスイッチ、キースイッチ等で構成され、ユーザの操作により、データの入力や各種画面に対応した指示等が行われる。なお、特に表示していないが、音声入力機能、電話機能、録音機能、音声認識機能を備える場合には、操作入力部18に音声入力用のマイクが配設される。
表示部19は、液晶表示パネルやプラズマディスプレイ等の各種表示装置で構成され、データ記憶部17に記憶した画像データや、ブラウザ機能による表示画面、本実施形態におけるナビゲーション機能による地図データの表示及び現在位置等が表示され、更に走行経路案内がされる場合には、走行経路も表示される。
音声出力部20は、スピーカを備え、音楽を出力したり、電話機能における通話音声を出力したり、ナビゲーション機能において現在位置や、場合によっては走行経路の案内を行う場合の案内音声を出力する。
以上の通り構成されたナビゲーション装置1による、ナビゲーション処理について図4から図6を参照して説明する。
図4は、本実施形態によるナビゲーション処理の内容を表したフローチャート、図5は、ナビゲーション処理におけるトンネル案内処理の内容を表したフローチャートである。また、図6はトンネル内外における案内画面の遷移状態を表したものである。但し、図6の案内画面では、トンネル案内処理の内容を説明するために道路名A、Bや、距離の表示La、Lb等を表示しているが、これらは実際の画面では表示されない。
なお、図6では、説明の都合上進行方向を左になるように表示しているが、進行方向を画面上側に表示したり、北を上に表示したりすることができるのは通常のナビゲーション機能における地図表示と同様である。
ナビゲーション処理は、操作入力部18の操作により、プログラム記憶部16に格納されている案内プログラムを起動することで制御部11により実行される。
制御部11は、GPS受信装置12でGPS電波を受信することが可能か否かを判断する(ステップ1)。
受信可能であれば(ステップ1;Y)、制御部11は、GPS受信装置12から地図データ上の現在位置を取得してRAMに保存し(ステップ2)、取得した現在位置に対応した案内を行い(ステップ3)リターンする。
この現在位置に対応した案内として、制御部11は、図6(a)に示すように、現在位置に対応する地図データをデータ記憶部17から読み出して、表示部19に表示すると共に、マップマッチングにより現在位置に対応する道路上に、現在位置マークNを表示する。なお、図6に示した地図データは、図1で説明したトンネルを含むデータである。
一方、GPS電波を受信することができない場合(ステップ1;N)、制御部11は、トンネル案内処理を行う(ステップ4)。
図5に示すトンネル案内処理において、制御部11は、トンネル内を走行しているか否かを判断する(ステップ41)。すなわち、制御部11は、GPS電波を受信できなくなる直前にGPS受信装置12から取得した現在位置(RAMに保存されている)の先にトンネルがあるか否かによって判断する。
トンネル内を走行中でなければ(ステップ41;N)、制御部11は、建造物等の影響により一時的にGPS電波を受信できない状態であると判断し、メインルーチンにリターンする。
一方、トンネル内を走行中と判断された場合(ステップ41;Y)、制御部11は、現在位置を推定し、図6(b)に示されるように、表示部19に表示している地図データ上に推定した現在位置を示す現在位置マークNを表示することで案内をする(ステップ42)。
ここで、制御部11は、車両の現在位置として、トンネル入り口Iからの走行距離Lを求め、当該走行距離Lの地点を現在位置と推定し、当該位置に現在位置マークNを表示する。トンネル入り口Iからの走行距離Lについては、車内LAN4から定期的に送信される車速と、トンネルに入ってからの時間とにより算出する。
次いで制御部11は、車両がトンネル内の分岐点Pに到達したか否かを判断する(ステップ43)。すなわち、制御部11は、走行中のトンネル内に存在する分岐点Pまでの距離を地図データから算出し、算出した走行距離Lが分岐点Pまでの距離に到達したか否かにより判断する。
なお、トンネル内に分岐が存在しない場合、制御部11は、ステップ43において分岐点に到達していなと判断する。
車両がトンネル内の分岐点Pに到達していない場合(ステップ43;N)、制御部11は、GPS電波を受信したか否かを判断する(ステップ44)。
これは、GPS電波を受信した場合にはGPS受信装置12から取得する現在位置を優先するためで、受信した場合には(ステップ44;Y)、メインルーチンにリターンする。
一方、GPS電波を受信しない場合(ステップ44;N)、制御部11は、ステップ42に戻り、現在位置の推定と案内を継続する。
これにより、制御部11は、トンネル内に存在する分岐点Pに到達するまでの間、及びトンネル内に分岐点Pが存在しない場合にはトンネルの出口に至るまでの間、現在位置の推定と案内(ステップ42)を継続し、図6(b)に示すように、車両の現在位置マークNが推定した現在位置と共に進行方向に移動することになる。
推定した車両の現在位置がトンネル内の分岐点Pに到達した場合(ステップ43;Y)、制御部11は、分岐後の自車位置が不明であるため、案内を停止する(ステップ45)。
すなわち、制御部11は、分岐点P上からの現在位置マークNの移動を停止する。この場合、推定した現在位置の表示による案内を停止していることを明示するため、通常と異なる表示をする。例えば、図6(c)に示すように点線で表示したり、案内中に比べて薄く表示したり、点滅表示させたりすることで明示する。
一方、制御部11は、るトンネルから遮断領域外に最も早く脱出する最短道路に対する、脱出までの最短脱出物理量として、トンネルの出口までの最短脱出距離Ls(図6の例では=La)を取得する(ステップ46)。
すなわち、制御部11は、現在走行中のトンネルについてのトンネル情報から、分岐点Pから各道路A、Bのトンネル出口OA、OBまでの距離La、Lbを取得し、両者を比較して短い方の距離Laを最短脱出距離Lsとする。
なお、この最短脱出距離Lsの取得は、説明したタイミングである必要はなく、より早い時期、例えば、トンネル内に入った時点で行うようにしてもよい。
また、本実施形態では、トンネル出口までの最短脱出距離Lsの定義として、トンネル内の分岐点Pを起点とする場合について説明したが、トンネル入り口Iを起点としてもよい。
次に、制御部11は、ステップ46で使用した起点(本実施形態では分岐点P)を起点とする移動距離Lmを推定する(ステップ47)。
そして、制御部11は、GPS電波を受信したか否かを判断し(ステップ48)、受信した場合には(ステップ48;Y)、ステップ44と同様にGPS受信装置で取得する現在位置を優先させるべく、メインルーチンにリターンする。
GPS電波を受信していない場合(ステップ48)、制御部11は、推定した移動距離Lmと、最短脱出距離Lsとを比較する(ステップ49)。
推定した移動距離Lmが最短脱出距離Ls以下であれば(ステップ49;N)、道路A、Bの何れも走行している可能性があるため、制御部11は、ステップ47に戻る。
その後、ステップ48でGPS電波を受信した場合(ステップ48;Y)、制御部11は、最短脱出距離Ls側のトンネルから脱出したものと判断しメインルーチンにリターンする。これにより、メインルーチンのステップ4において、図6(d)に示すように、GPS受信装置12で取得した現在位置マークNが道路A側のトンネル出口OAの先に表示される。
なお、それまでGPS電波を受信できていないため、GPS受信装置12において現在位置を取得するまでに時間が掛かる可能性がある。そのため、GPS電波を受信した場合には、直ちにトンネル出口OA直後の位置に現在位置マークNを表示するようにしてもよい。これにより、現在位置マークNの表示遅れを回避することができる。
また、トンネル出口近辺ではGPS電波の受信が悪い可能性も存在するため、トンネル出口を出てから確実にGPS電波を受信することができる距離Lx分を、最短脱出距離Lsに含ませるようにしてもよい。
一方、推定した移動距離Lmが最短脱出距離Lsを越えた場合(ステップ49;N)、制御部11は、最短脱出距離Ls側の道路Aを走行している可能性はないと判断し、最短脱出距離Lsと反対側の道路Bを現在走行中の道路に特定する(ステップ50)。
本実施形態では、この道路Bの特定により、制御部11は、それまでの案内の停止を終了し、車速と時間から現在位置を推定し、現在位置マークNを推定した現在位置に表示することで案内を再開する(ステップ51)。
これにより、図6(e)に示されるように、特定した道路Bにおいて、分岐点Pから移動距離Lm以降の現在位置マークNの表示による案内が再開され、次にGPSを受信するまで(ステップ52;N)、推定した現在位置による案内が継続される。
一方、特定した道路Bを案内中にGPS電波を受信した場合には(ステップ52;Y)、トンネル出口OBから脱出したものと判断し、メインルーチンにリターンする。
なお、本実施形態では、道路Bを特定(ステップ50)した後、道路B上に推定した現在位置を現在位置マークNを表示することで案内するが、道路B上の現在位置の推定と現在位置マークNの地図表示を行わないこと、すなわち、現在位置マークNを分岐点Pに固定したままとすることも可能である。
この場合、現在位置の推定は不要になり、制御部11の負荷を下げることができる。
そして、車両がトンネル、トンネル出口OBを通過してGPS電波を受信した場合には、トンネル出口OAを通過した場合の説明と同様に、GPS受信装置12で取得した現在位置を表示し、現在位置の取得が遅れる場合にはトンネル出口OB直後の位置に現在位置マークNを表示するようにしてもよい。
以上説明したように本実施形態のナビゲーション装置によれば、トンネル内の分岐点Pを通過後に、トンネル出口までの距離が短い方の距離La以上走行してもGPS電波を受信しない場合に、他方の道路Bを走行中の道路として特定することができる。
これにより、ナビゲーション装置で走行中の道路を地図表示や音声によりユーザに案内することができる。
また、道路Bを特定することで、特定した道路B上の仮位置Nb(推定した現在位置)に現在位置マークNを表示することにより、分岐点Pで停止していた案内を、トンネル内において再開するこができる。すなわち、ユーザはトンネル内においても案内を現在位置マークNによる案内を受けることができる。
以上、本発明の端末装置における1実施形態について説明したが、本発明は説明した実施形態に限定されるものではなく、各請求項に記載した範囲において各種の変形を行うことが可能である。
例えば、説明した実施形態では、現在位置に対応した案内として、表示部19に現在位置に対応した地図を表示すると共に、検出した現在位置に対応する地図上に現在位置マークを表示する場合について説明したが、案内の内容についてはナビゲーション機能として従来から行われている他の方法も用いることも可能である。
例えば、音声による進行方向の案内や、自装置やナビゲーションサーバで探索した目的地までの走行経路を取得済みであれば当該走行経路に沿った案内として、地図データ上の走行経路に対応する道路を識別表示(他の所となる色で着色、点滅表示、濃度を変えて表示)するようにしてもよい。
また、音声による案内場合であれば、トンネルに入る直前に分岐点後の走行経路を案内してもよい。この場合走行経路を取得していなければ「トンネル内○○m後に分岐があります。左方向はAA方面、左方向はBB方面です」等の案内をし、走行経路を取得していれば「トンネル内○○m後の分岐を左/右方向です」等の案内をすることができる。
さらに、以上のような詳細な案内だけではなく、取得/推定した現在位置に対応する地図データを表示部19に表示することを案内の内容としてもよい。
また説明した実施形態では、トンネル内を遮断領域として説明したが、必ずしもトンネルに限らず、広くGPS電波を受信できない領域を対象とするようにしてもよい。
例えば、首都高速道路の下等の高架下や、特定の建造物の周辺等を対象してもよい。これらトンネル以外を遮断領域に含める場合には、不明な領域を実際に調査してデータ化したものが使用される。
この場合の遮断領域も、トンネルデータと同様に、道路データとリンクした形式でデータ化する。例えば、道路データのリンク番号や、分岐点を示す交差点データにより遮断領域を指定する。
さらに、説明した実施形態では、ナビゲーション装置1(端末装置)は、車両から車速データを取得する場合について説明したが、車速を出力する構成のない車両や、車両が出力した車速を取得できない端末装置も存在しうる。
このような場合、端末装置は、遮断領域内に入る前(GPS電波が受信できなくなる直前)に取得している現在位置で特定される道路の法定速度を取得するようにしてもよい。速度を取得する他の方法として、遮断領域内の各道路毎に走行する車速を実測したり、プローブカーからの情報として取得することでデータ化した各道路毎の車速を使用するようにしてもよい。
このように、車両から実測値としての車速を取得する場合に比べて、道路毎の法定速度やデータ化した車速を使用する場合は、遮断領域内での移動距離、及び推定する現在位置の制度は低くなるので、最短脱出距離LsにGPS電波を受信することができる距離Lx分を追加した場合と同様に、車速による誤差分Lyを含ませるようにしてもよい。この場合の、誤差分Lyについては、出口までの距離が長くなるほどLyの値を大きくするようにしてもよい。
また説明した実施形態では、移動距離に換算可能な物理量、最短脱出物理量として、移動距離そのものを使用する場合について説明したが、トンネル内での移動時間を使用するようにしてもよい。
この物理量、最短脱出物理量として移動時間を使用する場合、車両から取得する車速や、上述した道路毎の法定速度やデータ化した車速に対応する最短脱出時間Tsを取得しする。但し、道路データで規定されている各道路の距離(リンク長の合計値)から予め算出した最短脱出時間Tsをデータベース化しておき、このデータベースから最短脱出時間Tsを取得するようにしてもよい。
なお、移動距離に換算可能な物理量(移動時間Tm)は時計15により計測するが、最短脱出時間Tsが分岐点Pを基点とした時間であれば、移動時間Tmも分岐点を基点として測定開始した時間を使用する。一方、最短脱出時間Tsがトンネル入り口Iを基点とした時間であれば、移動時間Tmもトンネル入り口Iを基点として測定開始した時間を使用する。
また、この物理量、最短脱出物理量(移動距離、移動時間)を取得する場合に、車両からの車速ではなく、上述した道路毎の法定速度やデータ化した車速を使用する場合、渋滞が発生した場合には大きな誤差を生じることとなり、誤判定の原因になること考えられる。
そこで、VICS(道路交通情報通信システム:登録商標)から提供される渋滞情報を取得する受信装置を備えるようにし、この受信装置で対象となるトンネル内等の遮断領域で渋滞が発生しているとの渋滞情報を取得した場合には、GPS電波を受信するまでトンネル内での案内の停止を継続するようにしてもよい。
1 ナビゲーション装置(端末装置)
2 ネットワーク
3 ナビゲーションサーバ
4 車内LAN
11 制御部
12 GPS受信装置
13 外部接続インターフェイス
14 通信制御装置
15 時計
16 プログラム記憶部
17 データ記憶部
18 操作入力部
19 表示部
20 音声出力部

Claims (10)

  1. 地図データ上における現在位置に対応した案内をユーザに対して行う端末装置であって、
    地図データを記憶する地図データ記憶手段と、
    GPS衛星からの電波を受信し、前記地図データ上における、現在位置を取得する現在位置取得手段と、
    前記地図データに対応して、前記GPS衛星からの受信ができない遮断領域を取得する遮断領域取得手段と、
    現在位置に対応した案内をする一方、前記遮断領域内の道路上を移動中である場合、当該移動中の道路が分岐している場合に現在位置に対応した案内を停止する、案内手段と、
    前記遮断領域における、移動距離に換算可能な物理量を推定する物理量推定手段と、
    前記推定した物理量と、前記GPS衛星からの電波受信状況とに応じて、前記遮断領域における前記分岐後に移動している道路を特定する、移動道路特定手段と、
    を具備し、
    前記案内手段は、前記移動道路特定手段によって分岐後に移動している道路を特定した後に、案内の停止を終了し、前記特定した道路の案内を、前記遮断領域において再開する
    ことを特徴とする端末装置。
  2. 前記案内手段は、案内の停止中に前記GPS衛星からの電波を受信した場合、案内の停止を終了して、前記取得した現在位置に対応した案内を再開する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の端末装置。
  3. 前記分岐後の各道路を移動した場合に前記遮断領域外に最も早く脱出する最短道路に対する、脱出までの最短脱出物理量を取得する最短脱出物理量取得手段、を備え、
    前記移動道路特定手段は、前記推定した物理量が、前記最短脱出物理量を超えており、かつ、前記GPS衛星からの電波を受信できない場合、前記最短道路でない側の道路を前記分岐後に移動している道路として特定する、
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の端末装置。
  4. 前記案内手段は、案内の停止を終了し、前記特定した道路上の前記推定した物理量に対応する位置を現在位置と推定し、当該推定した現在位置に対応する案内を行う、
    ことを特徴とする請求項1、請求項2、又は請求項3に記載の端末装置。
  5. 前記端末装置は、車両に搭載され、
    前記遮断領域取得手段は、トンネル内を前記遮断領域として取得し、
    前記物理量推定手段は、前記遮断領域における物理量として、移動距離を推定し、
    前記最短脱出物理量取得手段は、最短脱出物理量として、前記トンネル出口までの最短脱出距離を取得する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  6. 前記車両から車速を取得する車速取得手段を備え、
    前記物理量推定手段は、前記車両から取得する車速と、前記トンネル内での移動時間とから、前記移動距離を推定する、
    ことを特徴とする請求項5に記載の端末装置。
  7. 前記端末装置は、車両に搭載され、
    前記遮断領域取得手段は、トンネル内を前記遮断領域として取得し、
    前記トンネルに対して予め規定された規定車速を取得する規定車速取得手段と、を備え、
    前記物理量推定手段は、前記物理量として、前記トンネル内での移動時間を取得し、
    前記最短脱出物理量取得手段は、最短脱出物理量として、前記取得した規定車速から、前記トンネル出口までの最短脱出時間を取得する、
    ことを特徴とする請求項3に記載の端末装置。
  8. 渋滞情報を取得する渋滞情報取得手段を備え、
    前記案内手段は、前記トンネル内における渋滞情報を取得した場合、当該トンネル内での案内の停止を継続する、
    ことを特徴とする請求項7に記載の端末装置。
  9. 地図データ上における現在位置に対応した案内をユーザに対して行う端末装置用の案内プログラムであって、
    GPS衛星からの電波を受信し、前記地図データ上における、現在位置を取得する現在位置取得機能と、
    前記地図データに対応して、前記GPS衛星からの受信ができない遮断領域を取得する遮断領域取得機能と、
    現在位置に対応した案内をする一方、前記遮断領域内の道路上を移動中である場合、当該移動中の道路が分岐している場合に現在位置に対応した案内を停止する、案内機能と、
    前記遮断領域における、移動距離に換算可能な物理量を推定する物理量推定機能と、
    前記推定した物理量と、前記GPS衛星からの電波受信状況とに応じて、前記遮断領域における前記分岐後に移動している道路を特定する、移動道路特定機能と、をコンピュータに実現させ
    前記案内機能は、前記移動道路特定機能によって分岐後に移動している道路を特定した後に、案内の停止を終了し、前記特定した道路の案内を、前記遮断領域において再開する
    ことを特徴とする端末装置用の案内プログラム。
  10. 前記案内手段は、前記遮断領域内の分岐点に到達した場合に案内を停止する、ことを特徴とする請求項1から請求項8のうちのいずれか1の請求項に記載の端末装置。
JP2012168415A 2012-07-30 2012-07-30 端末装置及び案内プログラム Expired - Fee Related JP5999488B2 (ja)

Priority Applications (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012168415A JP5999488B2 (ja) 2012-07-30 2012-07-30 端末装置及び案内プログラム
US14/406,246 US9347781B2 (en) 2012-07-30 2013-03-15 Terminal device and guidance program
CN201380027940.3A CN104335009B (zh) 2012-07-30 2013-03-15 终端装置
EP13825799.3A EP2863179B1 (en) 2012-07-30 2013-03-15 Terminal device, and guidance program
PCT/JP2013/057408 WO2014020934A1 (ja) 2012-07-30 2013-03-15 端末装置及び案内プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012168415A JP5999488B2 (ja) 2012-07-30 2012-07-30 端末装置及び案内プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014025886A JP2014025886A (ja) 2014-02-06
JP5999488B2 true JP5999488B2 (ja) 2016-09-28

Family

ID=50027631

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012168415A Expired - Fee Related JP5999488B2 (ja) 2012-07-30 2012-07-30 端末装置及び案内プログラム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US9347781B2 (ja)
EP (1) EP2863179B1 (ja)
JP (1) JP5999488B2 (ja)
CN (1) CN104335009B (ja)
WO (1) WO2014020934A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104677375B (zh) * 2015-03-18 2017-07-28 沈阳美行科技有限公司 一种隧道道路提前引导系统
KR102466735B1 (ko) * 2016-11-26 2022-11-14 팅크웨어(주) 경로 안내를 위한 장치, 방법, 컴퓨터 프로그램 및 컴퓨터 판독 가능한 기록 매체
JP2018091632A (ja) * 2016-11-30 2018-06-14 パナソニックIpマネジメント株式会社 測位装置
JP7127357B2 (ja) * 2018-05-16 2022-08-30 株式会社Jvcケンウッド ナビゲーション装置、制御方法、及びプログラム
WO2019220687A1 (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 株式会社Jvcケンウッド ナビゲーション装置、制御方法、及びプログラム
JP2019200115A (ja) * 2018-05-16 2019-11-21 株式会社Jvcケンウッド ナビゲーション装置、制御方法、及びプログラム
CN109297494B (zh) * 2018-09-13 2020-11-13 山东九商工程机械有限公司 煤矿用深井隧道出井导航系统

Family Cites Families (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH05312933A (ja) 1992-05-13 1993-11-26 Alpine Electron Inc ナビゲーション方式
JP3362976B2 (ja) * 1994-09-13 2003-01-07 アルパイン株式会社 ナビゲーション装置
JP2000161969A (ja) * 1998-11-27 2000-06-16 Fujitsu Ten Ltd ナビゲーションシステム
JP2001272237A (ja) * 2000-03-23 2001-10-05 Sanyo Electric Co Ltd ナビゲーション装置
JP3971236B2 (ja) * 2002-05-07 2007-09-05 富士通テン株式会社 ロケーション装置
JP2006293435A (ja) * 2005-04-05 2006-10-26 Toshiba Corp 移動情報端末
JP4374336B2 (ja) * 2005-10-05 2009-12-02 株式会社ナビタイムジャパン ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび端末装置ならびにナビゲーション端末装置
CN101183007B (zh) * 2007-12-06 2010-09-15 深圳市凯立德计算机系统技术有限公司 一种导航方法、装置及导航设备
CN101344397B (zh) * 2008-08-27 2011-11-02 深圳市凯立德欣软件技术有限公司 一种导航系统及其导航方法
WO2010095193A1 (ja) 2009-02-17 2010-08-26 三菱電機株式会社 地図情報処理装置
JP5208016B2 (ja) * 2009-02-20 2013-06-12 アイシン・エィ・ダブリュ株式会社 合流退出判定装置及び合流退出判定プログラム
JP2011117739A (ja) * 2009-11-30 2011-06-16 Fujitsu Ten Ltd ナビゲーションシステムおよび車載装置
JP5372802B2 (ja) 2010-02-24 2013-12-18 クラリオン株式会社 トンネル内位置推定機能付きナビゲーション装置
JP2012127845A (ja) * 2010-12-16 2012-07-05 Yupiteru Corp 車載用電子機器及びプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
WO2014020934A1 (ja) 2014-02-06
CN104335009B (zh) 2017-03-01
JP2014025886A (ja) 2014-02-06
EP2863179A1 (en) 2015-04-22
EP2863179B1 (en) 2019-05-01
EP2863179A4 (en) 2015-08-19
US20150149075A1 (en) 2015-05-28
US9347781B2 (en) 2016-05-24
CN104335009A (zh) 2015-02-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5999488B2 (ja) 端末装置及び案内プログラム
US10012511B2 (en) Method and apparatus for predicting destinations
US20210088343A1 (en) Methods and Systems for Generating Alternative Routes
JP6047006B2 (ja) 地図表示システム
US10371536B2 (en) Alternative routes
EP3341687B1 (en) Methods and systems for generating routes
US20170016730A1 (en) Reconstructing routes using electronic map data
US20160084666A1 (en) Routing engine
JP2008232836A (ja) ナビゲーションシステム、端末装置および経路探索サーバならびに経路探索方法
JP2012159413A (ja) ナビゲーション装置、及びナビゲーションプログラム
JP2007024700A (ja) 歩行者ナビゲーションシステム、経路探索サーバおよび携帯端末装置
US9638531B2 (en) Map matching methods for mobile devices
JP2007071665A (ja) ナビゲーションシステム
JP5367675B2 (ja) ナビゲーション端末、ナビゲーション方法およびナビゲーションプログラム
US9417072B2 (en) Navigation device having dead reckoning navigation functionality and method thereof
JP2007256020A (ja) ナビゲーション装置、ナビゲーション方法及びナビゲーションプログラム
JP2010276396A (ja) ナビゲーション装置、およびそのルート表示方法
JP6410596B2 (ja) 情報処理装置、プログラム
JP2005331442A (ja) 通信型ナビゲーション装置および推奨経路表示方法
JP2014199186A (ja) 経路案内システム、経路案内方法、及び経路案内プログラム
JP2011232272A (ja) ナビゲーション装置、ネットワークシステム、画面表示方法、および、プログラム
JP2004132904A (ja) ナビゲーションシステム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150313

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160318

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160513

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160805

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160818

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5999488

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees