JP5999083B2 - 熱交換装置および熱交換装置を生産する方法 - Google Patents

熱交換装置および熱交換装置を生産する方法 Download PDF

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Description

本発明は、熱交換装置に関する。より具体的には、本発明は、複数の伝熱管を有する熱交換器と、伝熱管にロウ付けにより固定される配管と、を備えた熱交換装置に関する。
従来、熱交換器の伝熱管と配管とを連結するための構成として、伝熱管の端部に配管の挿入部を形成し、挿入部に配管を挿入してロウ付けにより固定する構成が知られている(例えば、特許文献1(特開2010−117115号公報))。
このような構成を用いて細径の伝熱管と細径の配管とを連結する場合、ロウ付けに用いられるロウ材の量の適正範囲(伝熱管と配管とを固定するために最低限必要なロウ材の許容最小量と、ロウ付け時に、伝熱管や、伝熱管にロウ付けされる配管を閉塞することがないロウ材の許容最大量との間の範囲)が狭くなりやすい。そのため、手作業でロウ付けを行う際には、作業員は、極めて慎重にロウ材の量の調整を行う必要があり、作業効率が低下しやすい。
このような問題に対し、ロウ材の量の適正範囲を広げるためには、伝熱管の挿入部の長さを長くするという対応が考えられる。しかし、この場合には、ロウ材の量の管理が容易な機械によるロウ付け部分で、不必要にロウ材が使用されるという問題がある。
本発明の課題は、伝熱管に配管がロウ付けで固定される熱交換器を備えた熱交換装置であって、手作業によるロウ付け時に作業員がロウ材の量を適正範囲に容易に調整可能で、機械によるロウ付け時に不必要なロウ材の使用を抑制できる熱交換装置を提供することにある。
本発明の第1観点に係る熱交換装置は、複数の伝熱管を有する熱交換器と、伝熱管と固定される複数の配管と、を備える。配管は、伝熱管の端部に形成された拡管部に挿入され、拡管部においてロウ付けにより伝熱管と固定される。伝熱管は、第1伝熱管と、第2伝熱管と、を有する。第1伝熱管に形成された拡管部の長さは、第2伝熱管に形成された拡管部の長さよりも長い。
ここでは、第1伝熱管の挿入部(拡管部)の長さが、第2伝熱管の挿入部(拡管部)の長さと比較して長く形成される。そのため、第1伝熱管の挿入部において、ロウ付けに使用するロウ材の量の適正範囲を広く取ることができる。その結果、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。一方、第2伝熱管では、挿入部の長さが比較的短く形成されるため、ロウ付けに用いられるロウ材の量を抑制できる。
本発明の第2観点に係る熱交換装置は、第1観点に係る熱交換装置であって、第1伝熱管は、熱交換器を流れる流体の、熱交換器への入口となる伝熱管および熱交換器からの出口となる伝熱管の少なくとも一方である。
ここでは、機械により配管をロウ付けすることが困難である場合が多い、熱交換器への入口又は出口となる伝熱管において、挿入部の長さが比較的長く形成される。そのため、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。
本発明の第3観点に係る熱交換装置は、第1観点又は第2観点に係る熱交換装置であって、第1伝熱管にロウ付けされる配管は、少なくとも1箇所の分岐部を有する。
分岐部を有する配管は、機械により伝熱管にロウ付けすることが困難である場合が多い。ここでは、分岐部を有する配管がロウ付けされる伝熱管において、挿入部の長さが比較的長く形成される。そのため、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。
本発明の第4観点に係る熱交換装置は、第1観点から第3観点のいずれかに係る熱交換装置であって、第2伝熱管にロウ付けされる配管は、第2伝熱管同士を接続する配管である。
ここでは、機械によるロウ付けが比較的容易な、伝熱管同士を接続する配管が機械によりロウ付けされることで、ロウ付けを効率化することが可能である。そして、伝熱管同士を接続する配管を機械により伝熱管にロウ付けすることで、これらの配管を手作業で伝熱管にロウ付けするよりも、ロウ付けに使用されるロウ材の量を抑制できる。
本発明の第5観点に係る熱交換装置は、第4観点に係る熱交換装置であって、第2伝熱管にロウ付けされる配管は、第2伝熱管同士を接続するU字形状の配管である。
ここでは、機械によるロウ付けが容易な、伝熱管同士を接続するU字形状の配管が機械によりロウ付けされることで、ロウ付けを効率化することが可能である。そして、伝熱管同士を接続するU字形状の配管を機械によりロウ付けすることで、これらの配管を手作業で伝熱管にロウ付けするよりも、ロウ付けに使用されるロウ材の量を抑制できる。
本発明の第6観点に係る熱交換装置は、第1観点から第5観点のいずれかに係る熱交換装置であって、伝熱管にロウ付けされる配管の、拡管部に挿入される部分の外径は5mm以下である。
ここでは、配管の、挿入部に挿入される部分の外径が5mm以下と細く、手作業によるロウ材の量の調整が困難になりやすい場合に、手作業により配管がロウ付けされる第1伝熱管の挿入部の長さが比較的長く形成される。そのため、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。
本発明の他の観点に係る熱交換装置、第1伝熱管には、手作業により配管がロウ付けされる。第2伝熱管には、機械により配管がロウ付けされる。
ここでは、手作業により配管がロウ付けされる第1伝熱管の挿入部の長さが、機械により配管がロウ付けされる第2伝熱管の挿入部の長さと比較して長く形成される。そのため、第1伝熱管の挿入部において、ロウ付けに使用するロウ材の量の適正範囲を広く取ることができる。その結果、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。一方、ロウ材の量を調整することが容易な、機械により配管がロウ付けされる第2伝熱管では、挿入部の長さが比較的短く形成されるため、ロウ付けに用いられるロウ材の量を抑制できる。
本発明の第7観点に係る熱交換装置を生産する方法は、第1観点から第6観点のいずれかに係る熱交換装置を生産する方法であって、配管を手作業により第1伝熱管にロウ付けする工程と、配管を機械により第2伝熱管にロウ付けする工程と、を含む。
本発明の第1観点に係る熱交換装置では、第1伝熱管の挿入部(拡管部)の長さが、第2伝熱管の挿入部(拡管部)の長さと比較して長く形成される。そのため、第1伝熱管の挿入部において、ロウ付けに使用するロウ材の量の適正範囲を広く取ることができる。その結果、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。一方、第2伝熱管では、挿入部の長さが比較的短く形成されるため、ロウ付けに用いられるロウ材の量を抑制できる。
本発明の第2観点および第3観点に係る熱交換装置では、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。
本発明の第4観点および第5観点に係る熱交換装置では、ロウ付けの効率化が可能であり、ロウ付けに使用されるロウ材の量を抑制できる。
本発明の第6観点に係る熱交換装置では、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。
本発明の他の観点に係る熱交換装置では、手作業により配管がロウ付けされる第1伝熱管の挿入部の長さが、機械により配管がロウ付けされる第2伝熱管の挿入部の長さと比較して長く形成される。そのため、第1伝熱管の挿入部において、ロウ付けに使用するロウ材の量の適正範囲を広く取ることができる。その結果、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。一方、ロウ材の量を調整することが容易な、機械により配管がロウ付けされる第2伝熱管では、挿入部の長さが比較的短く形成されるため、ロウ付けに用いられるロウ材の量を抑制できる。
本発明の一実施形態に係る空調室内機を有する空調機の外観図である。 図1の空調室内機のケーシングを取り外した状態で、室内熱交換器への配管接続状況を、空調室内機の正面側から見た図である。 図1の空調室内機のケーシングを取り外した状態で、室内熱交換器への配管接続状況を、空調室内機の側面側から見た図である。 図1の空調室内機の室内熱交換器の挿入部の拡大図である。(a)は、第1伝熱管の第1挿入部の拡大図である。(b)は、第2伝熱管の第2挿入部の拡大図である。 図1の空調室内機の室内熱交換器の第2伝熱管にロウ付けされるU字形状接続配管の例である。(a)は、曲がり部が曲線だけで構成されたU字形状接続配管の例である。(b)は、曲がり部の一部に直線的に延びる部分を含むU字形状接続配管の例である。 図1の空調室内機の室内熱交換器の第1伝熱管にロウ付けされる分岐接続配管の例である。 図3の室内熱交換器の、図3のように逆V字形状に成形される前の状態を示している。
以下、図面を参照しながら、本発明の熱交換装置の一実施形態に係る空調室内機10について説明する。なお、以下の実施形態は、本発明の具体例であって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。以下の実施形態は、本発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
(1)空調機の全体構成
空調室内機10は、空調機100の一部を構成する装置である。空調機100は、空調室内機10と、空調室外機50と、空調室内機10および空調室外機50を接続する冷媒配管40と、を有する。冷媒配管40は、空調室内機10に収容された室内熱交換器20や、空調室外機50に収容された、図示しない圧縮機、室外熱交換器、膨張弁等を接続し、冷媒回路を構成する。空調機100は、冷媒回路内で冷媒を循環させることで、空調室内機10の設置された空間の冷暖房を行う。
なお、ここでは、空調機100は冷暖房を実施可能であるが、これに限定されるものではなく、冷房専用、又は、暖房専用の空調機であってもよい。
(2)空調室内機の詳細構成
空調室内機10について説明する。なお、以下では、位置関係等を説明するために、「前(正面)」、「後(背面)」の表現を用いる場合があるが、ここでは、特に断りのない限り、後述するケーシング11の前面パネル11a(図1参照)側を前(正面)とする。
空調室内機10は、壁掛けタイプであり、空調室内機10の設置される空間の壁に取り付けられる。空調室内機10は、ケーシング11(図1参照)と、室内熱交換器20(図2参照)と、液冷媒配管41およびガス冷媒配管42(図2参照)と、図示しないファンおよびフィルタを主に有する。ケーシング11の内部には、室内熱交換器20、ファンおよびフィルタが収容される。液冷媒配管41およびガス冷媒配管42は、冷媒配管40の一部を構成する。
室内熱交換器20は、複数の伝熱管21を有する(図2参照)。伝熱管21には、室内熱交換器20内を冷媒が流れるように、伝熱管21同士を接続する接続配管30や、液冷媒配管41およびガス冷媒配管42が接続されている。
図示されないファンが駆動されると、ケーシング11の上部に形成された吸入口12から、空調機100の空調対象空間の空気が取り込まれる。ファンにより吸入口12から取り込まれた空気は、図示されないフィルタを通過して、室内熱交換器20へと供給される。空気がフィルタを通過する際に、空気に含まれる塵埃が除去される。室内熱交換器20へと供給された空気は、室内熱交換器20の伝熱管21が挿通された複数のフィン23(図4参照)を通過する際に、伝熱管21を流れる冷媒との間で熱交換を行う。室内熱交換器20のフィン23を通過した空気は、ケーシング11の下部に形成された吹出口13から空調対象空間へと吹き出す。
以下に、特に室内熱交換器20と、室内熱交換器20の伝熱管21に接続される液冷媒配管41、ガス冷媒配管42および接続配管30について説明する。
(2−1)室内熱交換器
室内熱交換器20では、ファンにより吸入口12から取り込まれた空気と、伝熱管21を流れる冷媒との熱交換が行われる。
室内熱交換器20は、空調室内機10の正面側に位置する第1熱交換部20aと背面側に位置する第2熱交換部20bとが、側面視において逆V字形状に連結して配置されている(図3参照)。室内熱交換器20は、図示しないファンの前方、上方および後方を取り囲むように取り付けられている。第2熱交換部20bは、上端が前方へ向けて傾斜すると共に、ファンの上方から後部上方を覆うように配置されている。第1熱交換部20aは、上端が後方へ向けて傾斜するとともに、ファンの上方および前方を覆うように配置されている。
室内熱交換器20は、複数の伝熱管21(図2参照)と、伝熱管が挿通された複数のフィン23(図4参照)を有する。伝熱管21は、外径5mmの管である。各伝熱管21は、水平方向に直線状に延び、両端に配管を挿入するための挿入部22を有する。挿入部22には、接続配管30、液冷媒配管41、又はガス冷媒配管42が挿入され、ロウ付けにより、伝熱管21と、接続配管30、液冷媒配管41、又はガス冷媒配管42とが固定される。
伝熱管21は、作業員の手作業により接続配管30、液冷媒配管41、又はガス冷媒配管42がロウ付けされる第1伝熱管21aと、機械により接続配管30がロウ付けされる第2伝熱管21bとを有する。なお、ここでは、図2における右側に配置される挿入部22に着目して、伝熱管21を、第1伝熱管21aと第2伝熱管21bとに区別している。
第1伝熱管21aの挿入部22を第1挿入部22aと呼ぶ。第2伝熱管21bの挿入部22を第2挿入部22bと呼ぶ。第1挿入部22aと、第2挿入部22bとは、図4のように長さが異なる。具体的には、第1伝熱管21aに形成された第1挿入部22aの長さL1は、第2伝熱管21bに形成された第2挿入部22bの長さL2よりも長い。例えば、長さL1は8mmであるのに対し、長さL2は4mmである。
なお、第1伝熱管21aおよび第2伝熱管21bは、第1挿入部22aおよび第2挿入部22bが形成される前の状態では、同一仕様の管である。伝熱管21に接続配管30、液冷媒配管41、又はガス冷媒配管42を挿入することが可能になるように、伝熱管21を拡管する際に、拡管するための工具(フレアポンチ)を挿入する長さを調整することで、伝熱管21に、第1伝熱管21aと第2伝熱管21bとが設けられる。
接続配管30、液冷媒配管41、又はガス冷媒配管42は、伝熱管21の挿入部22と、ある最低長さ以上(例えば、4mm)ロウ付けされることで、最低限必要な強度で伝熱管21と固定される。接続配管30、液冷媒配管41、又はガス冷媒配管42と、挿入部22とを、この最低長さだけロウ付けするために必要なロウ材の量が、伝熱管21と、接続配管30、液冷媒配管41、又はガス冷媒配管42とを、ロウ付けするために最低限必要なロウ材の許容最小量である。一方、接続配管30、液冷媒配管41、又はガス冷媒配管42を、挿入部22の全体にわたってロウ付けするために必要なロウ材の量(挿入部22の長さ分だけロウ付けするために必要なロウ材の量)と、フィレット成形に必要なロウ材の量と、の合計が、接続配管30、液冷媒配管41、又はガス冷媒配管42と、伝熱管21と、をロウ付けする際のロウ材の最大許容量である。ロウ付け時に、ロウ材の最大許容量を超えてロウ材が供給された場合には、伝熱管21や、伝熱管21にロウ付けされる接続配管30、液冷媒配管41、又はガス冷媒配管42が、ロウ材により閉塞される等の問題が発生する可能性がある。
ここでは、上記のように、第1挿入部22aの長さL1が、第2挿入部22bの長さL2よりも長い。そのため、手作業により接続配管30、液冷媒配管41、又はガス冷媒配管42を第1伝熱管21aにロウ付けする場合のロウ材の量の適正範囲を、機械により接続配管30を第1伝熱管21bにロウ付けする場合のロウ材の量の適正範囲に比べ、広くすることができる。なお、ロウ材の量の適正範囲とは、ロウ付けするために最低限必要なロウ材の許容最小量と、ロウ付け時に、伝熱管21や、伝熱管21にロウ付けされる配管30,41,42を閉塞することがないロウ材の許容最大量との間の範囲である。
(2−2)液冷媒配管
液冷媒配管41は、第1伝熱管21aにロウ付けされる配管の一例である。
液冷媒配管41は、冷媒配管40の一部を構成する配管である。液冷媒配管41には、空調機100の冷房運転時に、空調室外機50から室内熱交換器20に向かって液冷媒が流れる。また、液冷媒配管41には、空調機100の暖房運転時に、室内熱交換器20から空調室外機50に向かって液冷媒が流れる。液冷媒配管41の接続される第1伝熱管21aは、室内熱交換器20を流れる冷媒の、室内熱交換器20への入口又は出口となる伝熱管21である。
液冷媒配管41は、室内熱交換器20の下方で水平方向(図2では左方向から右方向)に延び、室内熱交換器20の図2における右端付近で方向を変え、上方に延びる。液冷媒配管41は、室内熱交換器20の上端付近で再度方向を変え、最終的に室内熱交換器20の第1伝熱管21aの第1挿入部22aに挿入されている。液冷媒配管41は、作業員により、手作業で、第1伝熱管21aの第1挿入部22aに挿入され、ロウ付けにより第1伝熱管21aと固定される。液冷媒配管41の、第1伝熱管21aの第1挿入部22aに挿入される部分の外径は、5mmである。
(2−3)ガス冷媒配管
ガス冷媒配管42は、第1伝熱管21aにロウ付けされる配管の一例である。
ガス冷媒配管42は、冷媒配管40の一部を構成する配管である。ガス冷媒配管42には、空調機100の冷房運転時に、室内熱交換器20から空調室外機50に向かってガス冷媒が流れる。また、ガス冷媒配管42には、空調機100の暖房運転時に、空調室外機50から室内熱交換器20に向かってガス冷媒が流れる。ガス冷媒配管42の接続される第1伝熱管21aは、室内熱交換器20を流れる冷媒の、室内熱交換器20への入口又は出口となる伝熱管21である。
ガス冷媒配管42は、室内熱交換器20の下方で水平方向(図2では左方向から右方向)に延び、室内熱交換器20の図2における右端付近で方向を変え、上方に延びる。液冷媒配管41は、室内熱交換器20の上端付近で再度方向を変え、三方に分岐し、最終的に室内熱交換器20の第1伝熱管21aの第1挿入部22aに挿入されている。ガス冷媒配管42は、作業員により、手作業で、第1伝熱管21aの第1挿入部22aに挿入され、ロウ付けにより第1伝熱管21aと固定される。ガス冷媒配管42の、第1伝熱管21aの第1挿入部22aに挿入される部分の外径は、5mmである。
(2−4)接続配管
接続配管30は、伝熱管21同士を接続する配管である。接続配管30の外径は5mmである。接続配管30には、図5に示すようなU字形状のU字形状接続配管31と、図6に示すような、分岐部を有する分岐接続配管32と、が含まれる。
U字形状接続配管31は、第2伝熱管21bにロウ付けされる配管の一例である。U字形状接続配管31は、第2伝熱管21b同士を接続する配管である。U字形状接続配管31は、曲がり部が曲線だけで構成された図5(a)のような形状の配管だけではなく、曲がり部の一部に直線的に延びる部分を含む図5(b)のような形状の配管も含む。
U字形状接続配管31は、機械によりロウ付けされる。具体的には、図3のように逆V字形状に折り曲げる加工が行われる前の、図7のような直線状の室内熱交換器20が、ガスバーナが内部に配置された炉内を移送される際に、U字形状接続配管31が機械により第2伝熱管21bにロウ付けされる。機械によるロウ付けでは、ロウ材の量を一定量に調整することが容易である。
分岐接続配管32は、第1伝熱管21aにロウ付けされる配管の一例である。分岐接続配管32は、第1伝熱管21a同士を接続する配管である。分岐接続配管32は、二方に分岐する(分岐部から三方に延びる)配管である。
分岐接続配管32は、作業員により、手作業で、第1伝熱管21aの第1挿入部22aに挿入され、ロウ付けにより第1伝熱管21aと固定される。
(3)特徴
(3−1)
上記実施形態に係る空調室内機10は、複数の伝熱管21を有する室内熱交換器20と、伝熱管21と固定される複数の配管(U字形状接続配管31、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42)と、を備える。U字形状接続配管31、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42は、伝熱管21の端部に形成された挿入部22に挿入され、ロウ付けにより伝熱管21と固定される。伝熱管21は、手作業により分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42がロウ付けされる第1伝熱管21aと、機械によりU字形状接続配管31がロウ付けされる第2伝熱管21bと、を有する。第1伝熱管21aに形成された第1挿入部22aの長さL1は、第2伝熱管21bに形成された第2挿入部22bの長さL2よりも長い。
ここでは、手作業により分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42がロウ付けされる第1伝熱管21aの第1挿入部22aの長さL1が、機械によりU字形状接続配管31がロウ付けされる第2伝熱管21bの第2挿入部22bの長さL2と比較して長く形成される。そのため、第1伝熱管21aの第1挿入部22aにおいて、ロウ付けに使用するロウ材の量の適正範囲を広く取ることができる。その結果、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。一方、ロウ材の量を調整することが容易な、機械によりU字形状接続配管31がロウ付けされる第2伝熱管21bでは、第2挿入部22bの長さが比較的短く形成されるため、ロウ付けに用いられるロウ材の量を抑制できる。
(3−2)
上記実施形態に係る空調室内機10では、第1伝熱管21aは、室内熱交換器20を流れる冷媒の、室内熱交換器20への入口となる、又は、室内熱交換器20からの出口となる、液冷媒配管41が接続される伝熱管21と、ガス冷媒配管42が接続される伝熱管21と、を含む。
液冷媒配管41およびガス冷媒配管42は、配管長が長く、形状も複雑であり、機械により伝熱管21にロウ付けして固定することが困難である。ここでは、液冷媒配管41およびガス冷媒配管42が接続される、室内熱交換器20への冷媒の入口又は出口となる伝熱管21が、挿入部22の長さが比較的長い第1伝熱管21aとなっているため、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。
(3−3)
上記実施形態に係る空調室内機10では、第1伝熱管21aにロウ付けされる分岐接続配管32は、分岐部を有する。また、第1伝熱管21aにロウ付けされるガス冷媒配管42は、分岐部を有する。
分岐部を有する、分岐接続配管32およびガス冷媒配管42は、形状が複雑であり、機械により伝熱管21にロウ付けして固定することが困難である。ここでは、分岐接続配管32およびガス冷媒配管42が接続される伝熱管21が、挿入部22の長さが比較的長い第1伝熱管21aとなっているため、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。
(3−4)
上記実施形態に係る空調室内機10では、第2伝熱管21bにロウ付けされる配管は、第2伝熱管21b同士を接続する、U字形状のU字形状接続配管31である。
ここでは、比較的配管長が短くなりやすく、機械によるロウ付けが比較的容易な、伝熱管21同士を接続するU字形状接続配管31が機械によりロウ付けされることで、ロウ付けを効率化することが可能である。特に、ここでは、構造も簡単で、機械によるロウ付けが容易な、U字形状のU字形状接続配管31が機械によりロウ付けされることで、ロウ付けを効率化することが可能である。そして、伝熱管21を接続するU字形状接続配管31を、機械により伝熱管21にロウ付けすることで、U字形状接続配管31を手作業で伝熱管にロウ付けするよりも、ロウ付けに使用されるロウ材の量を抑制できる。
(3−5)
上記実施形態に係る空調室内機10では、伝熱管21にロウ付けされるU字形状接続配管31、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42の、挿入部22に挿入される部分の外径は5mmである。
ここでは、U字形状接続配管31、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42の、挿入部22に挿入される部分の外径が5mmと細いため、外径が5mmより太い場合に比べ、手作業でロウ付けする際のロウ材の量の調整が困難になりやすい。しかし、ここでは、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42が手作業によりロウ付けされる第1伝熱管21aについては、第1挿入部22aの長さが比較的長く形成される。そのため、手作業でロウ付けを行う際に、作業員がロウ材の量を適正範囲に調整することが容易である。
(4)変形例
以下に、上記実施形態の変形例を示す。なお、各変形例の構成の一部又は全部は、互いに矛盾しない範囲で、他の変形例の構成の一部又は全部と組み合わされてもよい。
(4−1)変形例A
上記実施形態では、空調室内機10を熱交換装置の一例として挙げたが、これに限定されるものではない。本発明の構成は、複数の伝熱管を有する熱交換器と、熱交手作業により伝熱管にロウ付けされる配管と、機械により伝熱管にロウ付けされる配管と、を含むものに適用できる。例えば、上記実施形態における空調室外機50の熱交換器の伝熱管に、手作業により配管がロウ付けされる伝熱管と、機械により配管がロウ付けされる伝熱管とがある場合には、手作業により配管がロウ付けされる伝熱管に形成される挿入部の長さを、機械により配管がロウ付けされる伝熱管に形成される挿入部の長さより長く形成することで、上記実施形態と同様の効果が得られる。
(4−2)変形例B
上記実施形態では、U字形状接続配管31、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42の、伝熱管21の挿入部22に挿入される部分の外径を5mmとしたが、外径は5mmに限られるものではない。配管31,32,41,42の伝熱管21の挿入部22に挿入される部分の外径は、5mmより大きくても、5mmより小さくてもよい。ただし、外径が細いほど、手作業によるロウ付け時のロウ材の量の調整が困難になりやすいことから、配管31,32,41,42の伝熱管21の挿入部22に挿入される部分の外径が5mm以下の場合に、特に大きな効果が得られやすい。
(4−3)変形例C
上記実施形態では、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42が第1伝熱管21aとロウ付けされ、U字形状接続配管31が第2伝熱管21bとロウ付けされるが、これに限定されるものではない。
例えば、一般的には、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42は、手作業でロウ付けされる場合が多いが、可能であれば、その一部が機械でロウ付けされてもよい。この場合には、機械により液冷媒配管41、ガス冷媒配管42、又は分岐接続配管32がロウ付けされる伝熱管21を、第2伝熱管21bとすることが望ましい。
また、U字形状接続配管31は、一般的には機械によりロウ付けをした方が効率のよい場合が多いが、一部のU字形状接続配管31について、機械でロウ付けすることが困難な事情がある場合等には、手作業でロウ付けされてもよい。この場合には、手作業によりU字形状接続配管31がロウ付けされる伝熱管21を第1伝熱管21aとすることが望ましい。
(4−4)変形例D
上記実施形態では、分岐接続配管32は、1箇所のみ分岐部を有するが、これに限定されるものではなく、複数の分岐部を有してもよい。また、ガス冷媒配管42も1箇所のみ分岐部を有するが、これに限定されるものではなく、複数の分岐部を有してもよいし、分岐部を有していなくてもよい。また、上記実施形態では、液冷媒配管41は分岐部を有していないが、これに限定されるものではなく、複数に分岐する分岐部を、1又は複数有してもよい。
(4−5)変形例E
上記実施形態では、ガス冷媒配管42は分岐部で三方に分岐し、分岐接続配管32は分岐部で二方に分岐しているが、ガス冷媒配管42および分岐接続配管32の分岐部における分岐数はこれに限定されるものではない。ガス冷媒配管42および分岐接続配管32は、必要に応じた数に分岐していればよい。
本発明は、伝熱管に配管がロウ付けで固定される熱交換器と、手作業により伝熱管にロウ付けされる配管と、機械により伝熱管にロウ付けされる配管と、を備えた熱交換装置に適用可能であり、手作業によるロウ付け時に作業員がロウ材の量を適正範囲に容易に調整でき、機械によるロウ付け時に不必要なロウ材の使用を抑制できるため、有用である。
10 空調室内機(熱交換装置)
20 室内熱交換器(熱交換器)
21 伝熱管
21a 第1伝熱管
21b 第2伝熱管
22 挿入部
22a 第1挿入部(第1伝熱管に形成された挿入部)
22b 第2挿入部(第2伝熱管に形成された挿入部)
31 U字形状接続配管(機械によりロウ付けされる配管)
32 分岐接続配管(手作業によりロウ付けされる配管)
41 液冷媒配管(手作業によりロウ付けされる配管)
42 ガス冷媒配管(手作業によりロウ付けされる配管)
L1 第1挿入部の長さ(第1伝熱管に形成された挿入部の長さ)
L2 第2挿入部の長さ(第2伝熱管に形成された挿入部の長さ)
特開2010−117115号公報

Claims (7)

  1. 複数の伝熱管(21)を有する熱交換器(20)と、
    前記伝熱管の端部に形成された拡管部(22)に挿入され、前記拡管部においてロウ付けにより前記伝熱管と固定される複数の配管(31,32,41,42)と、
    を備え、
    前記伝熱管は、第1伝熱管(21a)と、第2伝熱管(21b)と、を有し、
    前記第1伝熱管に形成された前記拡管部(22a)の長さ(L1)は、前記第2伝熱管に形成された前記拡管部(22b)の長さ(L2)よりも長い、
    熱交換装置(10)。
  2. 前記第1伝熱管は、前記熱交換器を流れる流体の、前記熱交換器への入口となる伝熱管および前記熱交換器からの出口となる伝熱管の少なくとも一方である、
    請求項1に記載の熱交換装置。
  3. 前記第1伝熱管にロウ付けされる前記配管(32,42)は、少なくとも1箇所の分岐部を有する配管である、
    請求項1又は2に記載の熱交換装置。
  4. 前記第2伝熱管にロウ付けされる前記配管(31)は、前記第2伝熱管同士を接続する配管である、
    請求項1から3のいずれか1項に記載の熱交換装置。
  5. 前記第2伝熱管にロウ付けされる前記配管は、前記第2伝熱管同士を接続するU字形状の配管である、
    請求項4に記載の熱交換装置。
  6. 前記配管の、前記拡管部に挿入される部分の外径は5mm以下である、
    請求項1から5のいずれか1項に記載の熱交換装置。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の熱交換装置を生産する方法であって、
    前記配管を手作業により前記第1伝熱管にロウ付けする工程と、
    前記配管を機械により前記第2伝熱管にロウ付けする工程と、
    を含む方法。
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