JP5999083B2 - 熱交換装置および熱交換装置を生産する方法 - Google Patents
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Description
空調室内機10は、空調機100の一部を構成する装置である。空調機100は、空調室内機10と、空調室外機50と、空調室内機10および空調室外機50を接続する冷媒配管40と、を有する。冷媒配管40は、空調室内機10に収容された室内熱交換器20や、空調室外機50に収容された、図示しない圧縮機、室外熱交換器、膨張弁等を接続し、冷媒回路を構成する。空調機100は、冷媒回路内で冷媒を循環させることで、空調室内機10の設置された空間の冷暖房を行う。
空調室内機10について説明する。なお、以下では、位置関係等を説明するために、「前(正面)」、「後(背面)」の表現を用いる場合があるが、ここでは、特に断りのない限り、後述するケーシング11の前面パネル11a(図1参照)側を前(正面)とする。
室内熱交換器20では、ファンにより吸入口12から取り込まれた空気と、伝熱管21を流れる冷媒との熱交換が行われる。
液冷媒配管41は、第1伝熱管21aにロウ付けされる配管の一例である。
ガス冷媒配管42は、第1伝熱管21aにロウ付けされる配管の一例である。
接続配管30は、伝熱管21同士を接続する配管である。接続配管30の外径は5mmである。接続配管30には、図5に示すようなU字形状のU字形状接続配管31と、図6に示すような、分岐部を有する分岐接続配管32と、が含まれる。
(3−1)
上記実施形態に係る空調室内機10は、複数の伝熱管21を有する室内熱交換器20と、伝熱管21と固定される複数の配管(U字形状接続配管31、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42)と、を備える。U字形状接続配管31、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42は、伝熱管21の端部に形成された挿入部22に挿入され、ロウ付けにより伝熱管21と固定される。伝熱管21は、手作業により分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42がロウ付けされる第1伝熱管21aと、機械によりU字形状接続配管31がロウ付けされる第2伝熱管21bと、を有する。第1伝熱管21aに形成された第1挿入部22aの長さL1は、第2伝熱管21bに形成された第2挿入部22bの長さL2よりも長い。
上記実施形態に係る空調室内機10では、第1伝熱管21aは、室内熱交換器20を流れる冷媒の、室内熱交換器20への入口となる、又は、室内熱交換器20からの出口となる、液冷媒配管41が接続される伝熱管21と、ガス冷媒配管42が接続される伝熱管21と、を含む。
上記実施形態に係る空調室内機10では、第1伝熱管21aにロウ付けされる分岐接続配管32は、分岐部を有する。また、第1伝熱管21aにロウ付けされるガス冷媒配管42は、分岐部を有する。
上記実施形態に係る空調室内機10では、第2伝熱管21bにロウ付けされる配管は、第2伝熱管21b同士を接続する、U字形状のU字形状接続配管31である。
上記実施形態に係る空調室内機10では、伝熱管21にロウ付けされるU字形状接続配管31、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42の、挿入部22に挿入される部分の外径は5mmである。
以下に、上記実施形態の変形例を示す。なお、各変形例の構成の一部又は全部は、互いに矛盾しない範囲で、他の変形例の構成の一部又は全部と組み合わされてもよい。
上記実施形態では、空調室内機10を熱交換装置の一例として挙げたが、これに限定されるものではない。本発明の構成は、複数の伝熱管を有する熱交換器と、熱交手作業により伝熱管にロウ付けされる配管と、機械により伝熱管にロウ付けされる配管と、を含むものに適用できる。例えば、上記実施形態における空調室外機50の熱交換器の伝熱管に、手作業により配管がロウ付けされる伝熱管と、機械により配管がロウ付けされる伝熱管とがある場合には、手作業により配管がロウ付けされる伝熱管に形成される挿入部の長さを、機械により配管がロウ付けされる伝熱管に形成される挿入部の長さより長く形成することで、上記実施形態と同様の効果が得られる。
上記実施形態では、U字形状接続配管31、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42の、伝熱管21の挿入部22に挿入される部分の外径を5mmとしたが、外径は5mmに限られるものではない。配管31,32,41,42の伝熱管21の挿入部22に挿入される部分の外径は、5mmより大きくても、5mmより小さくてもよい。ただし、外径が細いほど、手作業によるロウ付け時のロウ材の量の調整が困難になりやすいことから、配管31,32,41,42の伝熱管21の挿入部22に挿入される部分の外径が5mm以下の場合に、特に大きな効果が得られやすい。
上記実施形態では、分岐接続配管32、液冷媒配管41、およびガス冷媒配管42が第1伝熱管21aとロウ付けされ、U字形状接続配管31が第2伝熱管21bとロウ付けされるが、これに限定されるものではない。
上記実施形態では、分岐接続配管32は、1箇所のみ分岐部を有するが、これに限定されるものではなく、複数の分岐部を有してもよい。また、ガス冷媒配管42も1箇所のみ分岐部を有するが、これに限定されるものではなく、複数の分岐部を有してもよいし、分岐部を有していなくてもよい。また、上記実施形態では、液冷媒配管41は分岐部を有していないが、これに限定されるものではなく、複数に分岐する分岐部を、1又は複数有してもよい。
上記実施形態では、ガス冷媒配管42は分岐部で三方に分岐し、分岐接続配管32は分岐部で二方に分岐しているが、ガス冷媒配管42および分岐接続配管32の分岐部における分岐数はこれに限定されるものではない。ガス冷媒配管42および分岐接続配管32は、必要に応じた数に分岐していればよい。
20 室内熱交換器(熱交換器)
21 伝熱管
21a 第1伝熱管
21b 第2伝熱管
22 挿入部
22a 第1挿入部(第1伝熱管に形成された挿入部)
22b 第2挿入部(第2伝熱管に形成された挿入部)
31 U字形状接続配管(機械によりロウ付けされる配管)
32 分岐接続配管(手作業によりロウ付けされる配管)
41 液冷媒配管(手作業によりロウ付けされる配管)
42 ガス冷媒配管(手作業によりロウ付けされる配管)
L1 第1挿入部の長さ(第1伝熱管に形成された挿入部の長さ)
L2 第2挿入部の長さ(第2伝熱管に形成された挿入部の長さ)
Claims (7)
- 複数の伝熱管(21)を有する熱交換器(20)と、
前記伝熱管の端部に形成された拡管部(22)に挿入され、前記拡管部においてロウ付けにより前記伝熱管と固定される複数の配管(31,32,41,42)と、
を備え、
前記伝熱管は、第1伝熱管(21a)と、第2伝熱管(21b)と、を有し、
前記第1伝熱管に形成された前記拡管部(22a)の長さ(L1)は、前記第2伝熱管に形成された前記拡管部(22b)の長さ(L2)よりも長い、
熱交換装置(10)。 - 前記第1伝熱管は、前記熱交換器を流れる流体の、前記熱交換器への入口となる伝熱管および前記熱交換器からの出口となる伝熱管の少なくとも一方である、
請求項1に記載の熱交換装置。 - 前記第1伝熱管にロウ付けされる前記配管(32,42)は、少なくとも1箇所の分岐部を有する配管である、
請求項1又は2に記載の熱交換装置。 - 前記第2伝熱管にロウ付けされる前記配管(31)は、前記第2伝熱管同士を接続する配管である、
請求項1から3のいずれか1項に記載の熱交換装置。 - 前記第2伝熱管にロウ付けされる前記配管は、前記第2伝熱管同士を接続するU字形状の配管である、
請求項4に記載の熱交換装置。 - 前記配管の、前記拡管部に挿入される部分の外径は5mm以下である、
請求項1から5のいずれか1項に記載の熱交換装置。 - 請求項1から6のいずれか1項に記載の熱交換装置を生産する方法であって、
前記配管を手作業により前記第1伝熱管にロウ付けする工程と、
前記配管を機械により前記第2伝熱管にロウ付けする工程と、
を含む方法。
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