JP5998872B2 - 圧電発振器 - Google Patents
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Description
そして、前記断熱部材は、板状部と、1つ又は複数の脚部とを有し、前記板状部の第1の面側に前記ヒーター回路チップが位置し、前記板状部の前記第1の面と反対の面側に前記1つ又は複数の脚部が位置し、前記断熱部材の前記第1の面に平行な断面の面積は、前記板状部における値よりも、前記1つの脚部における値、又は、前記複数の脚部における値の合計値の方が小さい。
この態様によれば、圧電発振器が、ヒーター回路チップが断熱部材に固定されており、断熱部材が板状部と脚部とを有し、断熱部材の断面の面積は、板状部における値よりも、脚部における値の方が小さいものとしている。これにより、ヒーターの裏面から基板に伝わる熱を低減することができる。
これによれば、断熱部材が脚部を有することによって形成された空間に電子部品を配置できるので、スペース効率を向上することができる。また、電子部品がヒーター回路チップからの熱に直接さらされることを抑制することができる。
これによれば、断熱部材が金属層を有するので、ヒーター回路チップからの赤外線が基板に到達して熱が外部に漏れることを抑制することができる。
これによれば、ヒーター回路チップから脚部までの熱伝導経路を長くして、断熱部材による断熱効果を向上することができる。
これによれば、4つの脚部によって板状部を安定的に支持することができる。
これによれば、脚部のうち、強度の向上が必要な部分の断面を大きくし、他の部分の断面を小さくすることにより、強度の向上と熱伝導の抑制とを実現することができる。
これによれば、脚部のうち、強度の向上が必要な部分の断面を大きくし、他の部分の断面を小さくすることにより、強度の向上と熱伝導の抑制とを実現することができる。
これによれば、圧電振動子が片持ちで支持されているので、圧電振動子を支持する部材からの応力を低減することができる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る圧電発振器を示す図である。図1(A)は真空封止キャップの一部を切除した状態を示す平面図であり、図1(B)は図1(A)のIB−IB線における断面図である。
図2は、本発明の第2の実施形態に係る圧電発振器を示す図である。図2(A)は真空封止キャップの一部を切除した状態を示す平面図であり、図2(B)は図2(A)のIIB−IIB線における断面図である。
他の点ついては第1の実施形態と同様である。
図3は、本発明の実施形態に係る圧電発振器の板状部に関する変形例を示す一部断面図である。上述の圧電発振器10においては、熱伝導の他に、赤外線の放射(輻射熱)によっても、ヒーター回路チップ40の熱が圧電発振器10の外部に漏れる。そこで、断熱部材50の板状部51は、以下のように、赤外線を反射する金属層54を有していてもよい。
図4は、本発明の実施形態に係る圧電発振器の脚部に関する変形例を示す側面図である。本発明においては、断熱部材50に含まれる複数の脚部52の各々が角柱の形状である場合に限定されず、円柱の形状であってもよいし、以下に述べるように他の形状であってもよい。
図5は、本発明の実施形態に係る圧電発振器の断熱部材を製造する方法の1つの例を示す斜視図である。断熱部材50は、切削加工によって製造されることができる。まず、図5(A)に示されるように、断熱部材の材料59を直方体状に切り出す。次に、図5(B)に示されるように、材料59の第1の面53と反対の面側の中央部分を、回転鋸100を用いて矢印VBで示される方向に切削する。このとき、第1の面53側まで切断しないように、切り込み深さを調整する。次に、図5(C)に示されるように、第1の面53と反対の面側の中央部分を、回転鋸100を用いて矢印VCで示される方向に切削する。矢印VBの方向と、矢印VCの方向とは、ほぼ直交している。以上の工程により、複数の脚部52を有する断熱部材50を製造することができる。
Claims (10)
- 断熱部材と、
前記断熱部材に固定されたヒーター回路チップと、
前記ヒーター回路チップに支持された圧電振動子と、
を有する圧電発振器であって、
前記断熱部材は、板状部と、少なくとも一つの脚部とを有し、
前記板状部の第1の面側に前記ヒーター回路チップが位置し、
前記板状部の前記第1の面と反対の面側に前記少なくとも一つの脚部が位置し、
前記少なくとも一つの脚部の前記第1の面に平行な断面積は、前記板状部の前記第1の面に平行な断面積よりも小さい、圧電発振器。 - 基板及び電子部品をさらに有し、
前記基板に、前記少なくとも一つの脚部が固定されており、
前記基板と前記板状部との間に、前記電子部品が配置されている、
請求項1記載の圧電発振器。 - 前記板状部は、金属層と、前記金属層より熱伝導率が小さい断熱層とを有する、
請求項1又は請求項2記載の圧電発振器。 - 前記ヒーター回路チップと、前記少なくとも一つの脚部とは、前記第1の面に対する平面視で互いに重ならない位置に有する、
請求項1乃至請求項3のいずれか一項記載の圧電発振器。 - 前記断熱部材は、少なくとも第1〜第4の前記脚部を有し、
前記板状部の前記第1の面と反対の面側における第1〜第4の端部に、それぞれ前記第1〜第4の前記脚部が位置する、
請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の圧電発振器。 - 前記第1〜第4の前記脚部は、それぞれが少なくとも一部に角錐又は円錐の形状を有する、
請求項5記載の圧電発振器。 - 前記第1〜第4の前記脚部は、それぞれが少なくとも一部に角錐台又は円錐台の形状を有する、
請求項5記載の圧電発振器。 - 前記脚部が門型であることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の圧電発振器。
- 前記脚部が鼎型であることを特徴とする、請求項1乃至請求項4のいずれか一項記載の圧電発振器。
- 前記圧電振動子は、第1の端部と、第1の端部と反対側の第2の端部と、を有し、
前記ヒーター回路チップは、前記圧電振動子の前記第1の端部を支持する、
請求項1乃至請求項9のいずれか一項記載の圧電発振器。
Priority Applications (1)
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JP2012257157A JP5998872B2 (ja) | 2012-11-26 | 2012-11-26 | 圧電発振器 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2012257157A JP5998872B2 (ja) | 2012-11-26 | 2012-11-26 | 圧電発振器 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2014107604A JP2014107604A (ja) | 2014-06-09 |
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Family Applications (1)
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JP2012257157A Active JP5998872B2 (ja) | 2012-11-26 | 2012-11-26 | 圧電発振器 |
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- 2012-11-26 JP JP2012257157A patent/JP5998872B2/ja active Active
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