JP5997755B2 - 汚泥処理方法及び炭化物の利用方法 - Google Patents
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Description
また、下水処理汚泥や家庭用生ゴミ等の有機性廃棄物を好気性発酵処理する方法において、かかる有機性廃棄物を好気性微生物により発酵分解し、この分解物である堆肥を炭化処理することが行われている。このような有機性廃棄物の処理方法には、好気性微生物による有機性廃棄物の発酵分解の際にアンモニアガスが発生することから、かかる二酸化硫黄ガスに対する脱硫対策も要請されている。また、この堆肥を炭化処理する際に二酸化硫黄ガスが発生することから、かかる二酸化硫黄ガスに対する脱硫対策も要請されている。さらに、近年では、環境問題の観点から、このような有機性廃棄物の処理方法における省エネルギー化が強く要請されている。
さらに、下水汚泥のような廃棄物の処理においては、廃棄物の発生量を削減するため、様々な努力がなされている。これを解決する手段の一つとして、例えば、下水汚泥を乾燥させ、ついで、炭化・賦活処理して活性炭化物を製造する方法及び装置が開発されている。現在、この活性炭化物の有効利用先の拡大が急務であるが、様々な制約から、特に、同じ下水処理場内での有効利用が望まれている。
本発明は、これらの不都合に鑑みてなされたものであり、廃棄物のリサイクル等の環境問題に対応しつつ、処理汚泥の脱水性の向上、汚泥処理工程における臭気発生の抑制、脱水汚泥の搬送性の向上を十分に満足することができる汚泥処理方法の提供を目的とするものである。
本発明は、これらの不都合に鑑みてなされたものであり、臭気対策及び脱硫対策に十分対応しつつ、さらには省エネルギー化をも達成することができる有機性廃棄物の処理方法の提供を目的とするものである。
本発明は、これらの不都合に鑑みてなされたものであり、本発明の目的は、下水汚泥等の廃棄物を乾燥・炭化処理することにより炭化物とし、この炭化物を、ある種の制御目標値を持って粉砕処理及び液相活性化処理することで、例えば、同じ下水処理場内で、汚泥の沈降促進剤や微生物付着担体、COD等の吸着除去剤、脱臭剤、脱水助剤等として有効に利用することができる方法を提供することにある。本発明の技術は、公共下水道のみならず、浄化槽や農村集落排水、民間排水処理等、様々な排水処理設備で利用することができる。
上記課題を解決するためになされた発明は、 汚泥に炭化物を添加し、混合汚泥を得る添加工程と、 この混合汚泥を沈降分離し、濃縮汚泥を得る濃縮工程と、 この濃縮工程を脱水し、脱水汚泥を得る脱水工程とを有する汚泥処理方法であって、 上記添加工程における炭化物として、平均粒径が0.5μm以上100μm以下である炭化粒子を用いることを特徴とする。
(A)この炭化粒子が濃縮工程後の汚泥の含水率を低下させ、汚泥の凝集性を高め、脱水性を向上することができる。
(B)この炭化粒子が臭気発生の原因物質に対して高い吸着効果を発揮し、かかる原因物質を炭化粒子と共に吸着除去し、汚泥処理工程における臭気発生を効果的かつ十分に抑制することができる。
(C)この炭化粒子が濃縮工程における汚泥沈降速度を向上させ、汚泥の分離効率を向上させることができる。
(D)この炭化粒子が脱水汚泥の粘度を低下させ、例えば供給管や供給ポンプ等による汚泥の搬送性を向上することができる。
上記課題を解決するためになされた発明は、 好気性微生物を用いて有機性廃棄物を発酵分解し、堆肥を得る堆肥工程と、 この堆肥の少なくとも一部を乾燥及び炭化し、炭化物を得る炭化工程と、 を有する有機性廃棄物の処理方法であって、 上記堆肥工程で発生するアンモニアガスと、上記炭化工程で発生する二酸化硫黄ガスとを混合するガス混合工程とをさらに有することを特徴とする。
上記の目的を達成するために、本発明の排水処理設備での炭化物の利用方法は、廃棄物を炭化処理して製造した炭化物を平均粒径100μm以下に微粉砕し、ついで、減圧処理して、微粉砕処理及び減圧処理した炭化物を水と混合し、重力沈殿濃縮装置に投入して沈殿濃縮したスラリー液として装置下部より回収して排水処理装置に投入するように構成されている。また、本発明の方法は、湿潤有機性廃棄物の乾燥・炭化処理で製造した炭化物を平均粒径100μm以下に微粉砕し、ついで、減圧処理して、微粉砕処理及び減圧処理した炭化物を水と混合し、重力沈殿濃縮装置に投入して固形物濃度を30〜50%に沈殿濃縮したスラリー液として装置下部より回収して、これを貯留・搬送して排水処理装置に投球することを特徴としている。
(A)微粉砕炭化物を水と混合した後に、混合液を減圧して炭化物細孔内の空気を脱気する方法では、炭化物からの減圧脱気の前に、大気圧下の毛細管現象により水が細孔内に浸透して、減圧下での脱気が十分機能しない課題があった。一方、本発明による微粉砕炭化粒子を水と混合する前に減圧処理する方法では、炭化物細孔内の空気を廃棄した後に水と混合されるため、細孔内での空気から水への置換率を向上することができる。
(B)炭化物の脱気効果が高いために、より小粒径の炭化物でも水中での沈降速度を高めることができ、その結果、炭化物の表面積を大幅に増大することができて、炭化物と液との接触面積を飛躍的に広げて、液相での吸着や凝集の活性を高めることができる。
(C)微粉砕炭化物は気相では飛散し易い一方で、液相では沈殿分離し易いため貯留や搬送上に課題があるが、本発明の方法では、気相では微粉砕炭化物の容器内を減圧下に維持できるため、粉じんの漏洩や粉じん爆発のリスクを抑制できる。一方、液相では炭化物の沈殿分離を防止して、排水処理装置への供給を液状(スラリー)で安定して取り扱える。
以上説明したように、本発明の汚泥処理方法は、添加工程における炭化物として、平均粒径が上記範囲の如く微少である炭化粒子を用い、この炭化粒子を濃縮工程前の汚泥に添加することで、従来の課題とされていた処理汚泥の脱水性の向上、汚泥処理工程における臭気発生の抑制、汚泥の分離効率の向上、脱水汚泥の搬送性の向上を十分に解決することができる。
また、以上説明したように、本発明の有機性廃棄物の処理方法は、堆肥工程で発生するアンモニアガスと炭化工程で発生する二酸化硫黄ガスとを、脱硫装置等の特段の装置を要することなく容易に混合させ、中和させることができることから、従来の課題とされていた臭気対策、脱硫対策及び省エネルギー化を全て解決することができる。
さらに、本発明は上記のように構成されているので、次のような効果を奏する。
(1)活性炭化物を平均粒径100μm以下に微粉砕し、これを減圧処理した後に水と混合し、重力沈殿濃縮装置に投入して固形物濃度を30〜50%に沈殿濃縮したスラリー液として装置下部より回収して、これを貯留・搬送して排水処理装置に投入するので、炭化物を排水処理装置から回収することが容易である。また、粒径の小さい炭化物が浮遊して上澄水が黒く濁ることはなく、清浄な処理水が得られる。さらに、気泡が原因となって最終沈殿池で汚泥の一部がスカムのように浮上することもない。
(3)炭化物を、排水処理設備内で、汚泥の沈降促進剤や微生物付着担体、COD等の吸着除去剤、脱臭剤、脱水助剤等として液状で利用できるため、公共下水道のみならず、浄化槽や農村集落排水、民間排水処理など、様々な排水処理設備に安全で簡易な貯留と搬送手段で利用することができる。以上説明したように、本発明の炭化物利用方法は、添加工程における炭化物として、平均粒径が上記範囲の如く微少である炭化粒子を用い、この炭化粒子を気槽での減圧処理と液相での大気圧下での炭化物細孔内への水置換処理と、重力沈降濃縮工程による炭化物の高濃度スラリー化により、従来の課題とされていた炭化物の利用率(歩留)と液相吸着表面積の向上を十分に解決することができる。
以下、適宜図面を参照しつつ本発明の実施の形態を詳説する。
図1の汚泥処理方法は、添加工程STP1、濃縮工程STP2、脱水工程STP3、炭化工程STP4、粉砕工程STP5及びスラリー化工程STP6をこの順で有する。具体的には、当該汚泥処理方法は、汚泥P1及び炭化物Q1を混合し、濃縮、脱水することで脱水汚泥を得た後、この脱水汚泥の少なくとも一部を炭化処理し、粉砕した後にスラリー化して得られた炭化物Q1を、再び汚泥P1と混合するという一連の工程を有するものである。
添加工程STP1(炭化物混合工程)は、汚泥P1に炭化物Q1を添加し、混合汚泥を得る工程である。具体的には、添加工程STP1(炭化物混合工程)は、汚泥貯留槽1に貯留される汚泥P1と、後述のスラリー貯留槽7でスラリー化された炭化物Q1とを、汚泥混合槽2で混合し、混合汚泥を得る工程である。
濃縮工程STP2は、添加工程STP1で得られた混合汚泥を沈降分離し、濃縮汚泥を得る工程である。具体的には、濃縮工程STP2は、汚泥混合槽2から供給される汚泥P1と炭化物Q1とを混合した混合汚泥を、汚泥濃縮槽3内で沈降分離させ、濃縮汚泥を得る工程である。
脱水工程STP3は、濃縮工程STP2で得られた濃縮汚泥を脱水し、脱水汚泥を得る工程である。具体的には、脱水工程STP3は、汚泥濃縮槽3から供給される濃縮汚泥を、脱水装置4を用いて脱水し、脱水汚泥を得る工程である。
炭化工程STP4は、STP3で得られた脱水汚泥の少なくとも一部を乾燥及び炭化して炭化汚泥を得る工程である。具体的には、炭化処理工程STP4は、脱水装置4から供給される脱水汚泥の一部を、炭化炉5を用いて乾燥及び炭化して炭化汚泥を得る工程である。
粉砕工程STP5は、炭化工程STP4で得られた炭化汚泥を粉砕し、平均粒径が微小である炭化粒子を得る工程である。具体的には、粉砕工程STP5は、炭化炉5から供給される炭化汚泥を、粉砕装置6を用いて粉砕し、平均粒径が後述する範囲の如く微小である炭化粒子を得る工程である。
スラリー化工程STP6は、炭化物を水に懸濁して炭化物スラリーを得る工程である。具体的には、スラリー化工程STP6は、粉砕装置6で得られた炭化粒子を、スラリー化装置7を用いて水に懸濁し、炭化物スラリーを得る工程である。
次に、図1及び図2を参照しつつ、当該汚泥処理方法における一連の工程について、作用効果を中心に説明する。
以下、実施例に基づき本発明を詳述するが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるものではない。
下水処理汚泥を濃縮、脱水し、得られた脱水汚泥を、炭化炉を用いて炭化し、平均粒径が約3000μmの炭化粒子を得た。かかる炭化粒子を平均粒径が75μm以下となるよう粉砕した。
上記の如く平均粒径が75μm以下である炭化粒子を下水処理汚泥に添加し、この炭化粒子と汚泥との混合物を、濾布を用いた濾過装置により濾過し、濾加速度を測定した。その結果、濾過速度は、20ml/5minであった。
上記の如く平均粒径が75μm以下である炭化粒子を下水処理汚泥に添加し、この炭化粒子と汚泥との混合物について、混合後1時間後の臭気の値を臭気測定装置(OMX−SR、 Handheld Odor Meter、神栄テクノロジー株式会社製)を用いて測定した。その結果、臭気の値は、60であった。
<炭化粒子の製造>
実施例と同様の手段により得られた炭化粒子を、平均粒径が300μm〜700μmとなるよう粉砕した。
上記の如く平均粒径が300μm〜700μmである炭化粒子を下水処理汚泥に添加し、実施例と同様の手段により濾過速度を測定した。その結果、濾過速度は、15ml/5minであった。
上記の如く平均粒径300μm〜700μmである炭化粒子を下水処理汚泥に添加し、この炭化粒子と汚泥との混合物について、混合後1時間後の臭気の値を実施例と同様の手段により測定した。その結果、臭気の値は、120であった。
<炭化粒子の製造>
実施例と同様の手段により、平均粒径が約3000μmの炭化粒子を得た。
上記の如く平均粒径が約3000μmである炭化粒子を下水処理汚泥に添加し、実施例と同様の手段により濾過速度を測定した。その結果、濾過速度は、13ml/5minであった。
上記の如く平均粒径が約3000μmである炭化粒子を下水処理汚泥に添加し、この炭化粒子と汚泥との混合物について、混合後1時間後の臭気の値を実施例と同様の手段により測定した。その結果、臭気の値は370であった。
図3の有機性廃棄物の処理方法は、堆肥工程STP11、炭化工程STP12、ガス混合工程STP13及び回収工程STP14を有する。詳細には、当該有機性廃棄物の処理方法は、好気性微生物を用いて有機性廃棄物P2を発酵分解する際に発生するアンモニアガスと、有機性廃棄物P2を発酵分解して得られる堆肥を乾燥及び炭化する際に発生する二酸化硫黄ガスとを混合させると共に、かかるガスの混合の際におけるアンモニアガス、二酸化硫黄ガスまたはこれらの反応物と、上記堆肥を乾燥及び炭化して得られる炭化物Q2とをさらに接触させて吸着炭化物R2を得て、この吸着炭化物R2や反応物等を回収し再度炭化等するという一連の工程を有するものである。
堆肥工程STP11は、好気性微生物を用いて有機性廃棄物P2を発酵分解し、堆肥を得る工程である。具体的には、堆肥工程STP11は、堆肥装置11を用いて、好気性微生物の発酵作用により有機性廃棄物P2を発酵分解し、発酵分解物である堆肥を得る工程である。なお、かかる堆肥工程STP11において、アンモニアガスが発生する。
炭化工程STP12は、堆肥工程STP11で得られた堆肥の少なくとも一部を乾燥及び炭化し、炭化物Q2を得る工程である。具体的には、炭化工程STP12は、堆肥装置11から搬送される堆肥の少なくとも一部を、炭化炉12を用いて乾燥及び炭化して炭化物Q2を得る工程である。なお、かかる炭化工程STP12において、二酸化硫黄ガスが発生する。
ガス混合工程STP13は、堆肥工程STP11で発生するアンモニアガスと、炭化工程STP12で発生する二酸化硫黄ガスとを混合する工程である。具体的には、ガス混合工程STP13は、堆肥装置11から発生するアンモニアガスと、炭化炉12から発生する二酸化硫黄ガスとを、酸素や水蒸気等の存在下で、例えば各ガス排出経路の合流点近傍等において混合し、気相反応させる工程である。なお、このガス混合工程STP13においては、未反応のアンモニアガスや二酸化硫黄ガス、上述の気相反応による反応物である硫酸アンモニウム等が存在する。
回収工程STP14は、ガス混合工程STP13における混合後のアンモニアガス、二酸化硫黄ガスまたはこれらの反応物と、上記炭化工程STP12で得られる炭化物Q2を粉砕した微粉粒子状炭化物とを接触させて、得られた吸着炭化物R2や上記反応物を回収する工程である。具体的には、回収工程STP14は、ガス混合工程STP13における混合後のアンモニアガス、二酸化硫黄ガスまたはこれらの反応物に対し、炭化物供給装置15を用いて微粉粒子状炭化物を供給し、得られた吸着炭化物R2や上記反応物を、フィルタ16を用い、これらのガスと分離して回収する工程である。なお、回収工程STP14においても、ガス混合工程STP13と同様に、未反応のアンモニアガスや二酸化硫黄ガス、上述の気相反応による反応物である硫酸アンモニウム等が存在する。
次に、図3及び図4を参照しつつ、当該有機性廃棄物の処理方法における一連の工程について、作用効果を中心に詳説する。
以下、第二実施例に基づき本発明を詳述するが、この第二実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるものではない。
鶏糞をコンポストで発酵させ分解することで堆肥を得た。かかる堆肥を、炭化炉を用いて乾燥及び炭化し、その後、粉砕して微粉粒子状炭化物を得た。
鶏糞をドラム缶内で発酵させアンモニアガスを発生させ、かかるアンモニアガスを回収した。
上述の炭化炉を用いた堆肥の炭化処理において発生した二酸化硫黄ガスを回収した。
まず、上記アンモニアガスの臭気の値と、二酸化硫黄ガスの臭気の値とをそれぞれ測定した。次に、上記アンモニアガスと二酸化硫黄ガスとを、それぞれ19m3/分のガス量で混合させ、かかる混合ガスの臭気の値を測定した。同時に、かかるアンモニアガス及び二酸化硫黄ガスの混合ガスに対し、上記微粉粒子状炭化物を噴霧し、噴霧直後のガスの臭気の値を測定した。なお、かかる臭気の値は、臭気測定装置(神栄テクノロジー株式会社製、商品名「OMX-SR、Handheld Odor Meter」)を用いて測定した。これらの臭気の値の測定結果を表1に示した。
上記実施例の場合と同様の手段によりアンモニアガス及び二酸化硫黄ガスを回収し、かかるアンモニアガスの臭気の値と二酸化硫黄ガスの臭気の値とを、それぞれ実施例と同様の臭気測定器を用いて測定した。この比較例における臭気の値の測定結果を表1に示した。
図5の排水処理方法は、添加工程STP21、水処理工程STP22、脱水工程STP23、炭化工程STP24、粉砕工程STP25、減圧工程STP26及び重力沈降工程STP27をこの順で有する。具体的には、当該排水処理方法は、汚水P3及び濃縮炭化物スラリーQ3を混合し、水処理、脱水することで脱水汚泥を得た後、この脱水汚泥の少なくとも一部を炭化処理し、粉砕後に減圧処理してスラリー化して重力沈降工程で得られた濃縮炭化物スラリーQ3を、汚水P3と混合するという一連の工程を有するものである。
添加工程STP21は、汚水P3に濃縮炭化物スラリーQ3を添加し、炭化物の混合汚水を得る工程である。具体的には、添加工程STP21は、汚水貯留槽1に貯留される汚水P3と、後述の重力沈殿濃縮装置28の下部から回収された濃縮炭化物スラリーQ3とを、汚水混合槽22で混合し、混合汚水を得る工程である。
水処理工程STP22は、添加工程STP21で得られた混合汚水を生物反応あるいは凝集沈殿反応により汚水を処理する工程である。具体的には、水処理工程STP22は、汚水混合槽22から供給される汚水P3と濃縮炭化物スラリーQ3とを混合した混合汚水を、水処理反応槽23内で浄化した結果発生した汚泥を沈降分離させ、浄化した処理水と水処理汚泥を分離する処理を含む工程である。
脱水工程STP23は、水処理工程STP22で得られた水処理汚泥を脱水し、脱水汚泥を得る工程である。具体的には、脱水工程STP23は、水処理反応槽23から供給される水処理汚泥を、脱水装置24を用いて脱水し、脱水汚泥を得る工程である。
炭化工程STP24は、脱水工程STP23で得られた脱水汚泥の少なくとも一部を乾燥及び炭化して炭化汚泥を得る工程である。具体的には、炭化工程STP24は、脱水装置24から供給される脱水汚泥の一部を、炭化炉25を用いて乾燥及び炭化して炭化汚泥を得る工程である。
粉砕工程STP25は、炭化工程STP24で得られた炭化汚泥を粉砕し、平均粒径が微小である炭化粒子を得る工程である。具体的には、粉砕工程STP25は、炭化炉25から供給される脱水汚泥を、粉砕装置26を用いて粉砕し、平均粒径が後述する範囲の如く微小である炭化粒子を得る工程である。
減圧工程STP26は、粉砕炭化物の容器内を真空装置で容器内の空気を排気して炭化物を減圧処理して、炭化物細孔内の空気を希薄化する工程である。具体的には、減圧工程STP26は、粉砕装置26で得られた炭化粒子を、炭化物減圧装置7を用いて減圧処理する工程である。
重力沈降工程STP27は、減圧下で炭化物と水を混合して得られた炭化物スラリーを重力沈降により30〜50%の固形物濃度にまで濃縮して、濃縮炭化物スラリーQ3を製造し、これを添加工程STP21へ供給する工程である。
次に、図5及び図6を参照しつつ、当該水処理方法における一連の工程について、作用効果を中心に詳説する。
以下、第三実施例に基づき本発明を詳述するが、この第三実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるものではない。
下水処理汚泥を濃縮、脱水し、得られた脱水汚泥を、炭化炉を用いて炭化し、平均粒径が約3000μmの炭化粒子を得た。かかる炭化粒子を、平均粒径が75μm以下となるよう粉砕した。
メチレンブルーにより透視度1cmまで着色した1リッターの試料に、上記の如く平均粒径が75μm以下の固形物濃度40%の濃縮炭化物スラリー10gを添加すると、透視度が7cmまで向上した。
メチレンブルーにより透視度1cmまで着色した1リッターの試料に、上記の如く平均粒径が75μm以下の固形物濃度40%の減圧脱気処理した濃縮炭化物スラリー10gを添加すると、透視度が7cmまで向上した。
<炭化粒子の製造>
実施例と同様の手段により得られた炭化粒子を、平均粒径が300μm〜700μmとなるよう粉砕した。
メチレンブルーにより透視度1cmまで着色した1リッターの試料に、上記の如く平均粒径が300μm〜700μm以下の固形物濃度40%の濃縮炭化物スラリー10gを添加すると、透視度が2cmまで向上した。
メチレンブルーにより透視度1cmまで着色した1リッターの試料に、上記の如く平均粒径が300μm〜700μm以下の固形物濃度40%の減圧脱気処理した濃縮炭化物スラリー10gを添加すると、透視度が5cmまで向上した。
<炭化粒子の製造>
実施例と同様の手段により、平均粒径が約3000μmの炭化粒子を得た。
メチレンブルーにより透視度1cmまで着色した1リッターの試料に、上記の如く平均粒径が3000μmの固形物濃度40%の濃縮炭化物スラリー10gを添加すると、透視度が1cmと添加前と差がなかった。
メチレンブルーにより透視度1cmまで着色した1リッターの試料に、上記の如く平均粒径が3000μmの固形物濃度40%の減圧脱気処理した濃縮炭化物スラリー10gを添加すると、透視度が2cmまで向上した。
3…汚泥濃縮槽、4…脱水装置、
5…炭化炉、6…粉砕装置、
7…スラリー化装置、
P1…汚泥、Q1…炭化物、
STP1…添加工程、STP2…濃縮工程、
STP3…脱水工程、STP4…炭化工程、
STP5…粉砕工程、STP6…スラリー化工程、
11…堆肥装置、12…炭化炉、
13…熱交換装置、14…粉砕装置、
15…炭化物供給装置、16…フィルタ、
17…濃度調整装置、P2…有機性廃棄物、
Q2…炭化物、R2…吸着炭化物、
STP11…堆肥工程、STP12…炭化工程、
STP13…ガス混合工程、STP14…回収工程、
21…汚水貯留槽、22…汚水混合槽、
23…水処理反応槽、24…脱水装置、
25…炭化炉、26…粉砕装置、
27…炭化物減圧装置、28…重力沈殿濃縮槽、
P3…汚水、Q3…濃縮炭化物スラリー、
STP21…添加工程、STP22…水処理工程、
STP23…脱水工程、STP24…炭化工程、
STP25…粉砕工程、STP26…減圧工程、
TPP27…重力沈降工程。
Claims (7)
- 廃棄物を炭化処理して製造した炭化物を平均粒径100μm以下に微粉砕処理し、ついで、減圧処理して、微粉砕処理及び減圧処理した炭化物を水と混合し、重力沈殿濃縮槽に投入した濃縮炭化物スラリー液として利用する炭化物の利用方法であって、
上記減圧処理において、水エジェクターの吸引ラインと微粉砕炭容器とを連結する方法で微粉砕炭を減圧処理すると同時に、減圧処理した微粉砕炭を混合して、水エジェクターの吐出ラインを重力沈殿濃縮槽に連結し、重力沈殿濃縮槽の上澄み液を水エジェクターへの供給水として循環利用し、
上記水エジェクターの循環水のラインに酸やアルカリのPH調整液を注入することを特徴とする炭化物の利用方法。 - 廃棄物を炭化処理して製造した炭化物を平均粒径100μm以下に微粉砕処理し、ついで、減圧処理して、微粉砕処理及び減圧処理した炭化物を水と混合し、重力沈殿濃縮槽に投入した濃縮炭化物スラリー液として利用する炭化物の利用方法であって、
上記減圧処理において、水エジェクターの吸引ラインと微粉砕炭容器とを連結する方法で微粉砕炭を減圧処理すると同時に、減圧処理した微粉砕炭を混合して、水エジェクターの吐出ラインを重力沈殿濃縮槽に連結し、重力沈殿濃縮槽の上澄み液を水エジェクターへの供給水として循環利用し、
上記重力沈殿濃縮槽からの炭化物スラリーの固形物濃度を30〜50%にして、重力沈殿濃縮槽下部から炭化物スラリーを排出することを特徴とする炭化物の利用方法。 - 上記請求項1の重力沈殿濃縮槽からの炭化物スラリーの固形物濃度を30〜50%にして、重力沈殿濃縮槽下部から炭化物スラリーを排出することを特徴とする炭化物の利用方法。
- 炭化物を水に懸濁して汚泥に添加し、混合汚泥を得る添加工程と、
この混合汚泥を沈降分離し、濃縮汚泥を得る濃縮工程と、
この濃縮汚泥を脱水し、脱水汚泥を得る脱水工程と、
を備えた汚泥処理方法であって、
上記添加工程における炭化物として、平均粒径が0.5μm以上100μm以下である炭化粒子を用い、当該炭化物の添加量が添加前汚泥の固有物量に対して0.5質量%以上5質量%以下であることを特徴とする汚泥処理方法。 - 上記炭化物を水に懸濁して炭化物スラリーを得るスラリー化工程をさらに備え、上記添加工程において、汚泥に炭化物スラリーを添加することを特徴とする請求項4に記載の汚泥処理方法。
- 上記脱水汚泥の少なくとも一部を乾燥及び炭化して炭化汚泥を得る炭化工程と、
この炭化汚泥を粉砕し、平均粒径が0.5μm以上100μm以下である炭化粒子を得る粉砕工程と、をさらに備え、
この炭化粒子を上記炭化物として上記水に懸濁して上記汚泥に添加することを特徴とする請求項4または5に記載の汚泥処理方法。 - 上記炭化工程において、炭化汚泥に対する賦活処理をさらに行うことを特徴とする請求項6に記載の汚泥処理方法。
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