JP5997504B2 - 破砕機用スクリーンユニット - Google Patents

破砕機用スクリーンユニット Download PDF

Info

Publication number
JP5997504B2
JP5997504B2 JP2012118453A JP2012118453A JP5997504B2 JP 5997504 B2 JP5997504 B2 JP 5997504B2 JP 2012118453 A JP2012118453 A JP 2012118453A JP 2012118453 A JP2012118453 A JP 2012118453A JP 5997504 B2 JP5997504 B2 JP 5997504B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
frame
peripheral surface
housing
bar
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012118453A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013244433A (ja
Inventor
勝彦 西田
勝彦 西田
賢治 三京
賢治 三京
Original Assignee
勝彦 西田
勝彦 西田
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 勝彦 西田, 勝彦 西田 filed Critical 勝彦 西田
Priority to JP2012118453A priority Critical patent/JP5997504B2/ja
Publication of JP2013244433A publication Critical patent/JP2013244433A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5997504B2 publication Critical patent/JP5997504B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Crushing And Pulverization Processes (AREA)
  • Disintegrating Or Milling (AREA)

Description

本発明は、破砕機用スクリーンユニット、更に詳しくは対象物を破砕する破砕機に着脱自在に取り付けられて使用され、破砕された対象物を所定の粒度の破砕片に篩い分けるためのスクリーンユニットに関するものである。
特許文献1や特許文献2に示されるように、従来の破砕機は、対象物を粉砕した破砕片を所定の粒度に篩い分けるためのスクリーンが着脱自在に取り付けられる構成とされている。対象物としては、産業廃棄物である各種の金属製製品や電子部品を実装した回路基板が含まれ、いろんな大きさに分別するために、その大きさに応じた複数の開口を有する複数種類のスクリーンが用意され、必要に応じてスクリーンの使い分けが求められる。
また、この種のスクリーンの内周面は各開口の周縁に刃先縁を形成しており、破砕機に備えられたローターの周面に位置する回転刃と共同して、対象物を破断する機能が求められているため、スクリーン自体がすぐに摩耗してしまうことがある。このため、スクリーンは度々交換しなくてはならないのが現状である。
しかしながら、上の文献に見られるように、スクリーンは、破砕機へ着脱自在に取り付けるための機構を備えたフレームと分離不可分に一体化されているため、スクリーンの交換時には、本来的に摩耗されることがないフレームも同時に破棄されることになり、交換部品の部品単価が高くなり、操業コストが上昇するという問題がある。このことが原因となり,操業コストを抑えるように交換時期を遅らせれば、破砕能力が低下するという問題が生じる。
特開2011−088092号公報 特開2010−234565号公報
本発明は、上記の問題点を解消するためになされたものであり、その目的とするところは、スクリーンの交換を低コストで実現し、高い破砕効率を維持することが可能な破砕機用スクリーンユニットを提供することである。
この目的のため、本発明のスクリーンユニットは、粒度の変更や摩耗のために交換が求められるスクリーンを、破砕機への着脱機能を有するフレームと別部品として用意し、スクリーンがこのフレームへ着脱自在に取り付けられた状況下で予想される不都合であるスクリーンとフレームとの間の運用時のずれを抑制することを技術的課題とするものである。
本発明に係る破砕機用スクリーンユニットは、対象物を破砕する破砕機に着脱自在に取り付けられて使用され、破砕された対象物を所定の粒度の破砕片に篩い分けるために使用される。
破砕機は、対象物が投入されるハウジング12と、ハウジングに固定された固定刃13と、ハウジング内で回転するローター14と、ローターの外周に保持された回転刃15と、ローターをその軸の周りに回転させるモーター19とを備え、ローターの回転によって固定刃15と回転刃13との剪断作用によって対象物Tを破砕片Fに破砕するように構成される。スクリーンユニット20は、ハウジングへ着脱自在に結合されるフレーム30と、回転刃15の回転軌跡の一部に沿って湾曲する弧状のスクリーン40とで構成される。このスクリーン40は破砕片をハウジング12外へ放出するための所定の開口径を有する複数の排出孔42を有し、スクリーン40の内周面の周方向に沿った少なくとも一部が回転刃15に摺接するように形成される。このスクリーンユニット20は、スクリーン40をフレーム30へ着脱自在に結合するための着脱手段を備えることに加えて、ローターの回転方向に沿ってスクリーン40がフレーム30に相対的に変位するのを抑制するずれ抑制手段を備えている。
好ましくは、ずれ抑制手段が、スクリーン40の外周面に突出するストッパ突起48と、このストッパ突起を収容するためにフレーム30の内周面に形成した凹状のキャッチ凹所38とで構成される。この場合、ローター14の回転刃15に対向するスクリーン40の内周面にずれ抑制手段のための特別な加工が不要で、ローター14の回転に影響を与えることなく、ずれ抑制手段を形成することができる。
さらに好ましくは、スクリーン40の周方向に沿って、複数のストッパ突起48とキャッチ凹所38とがそれぞれスクリーン40とフレーム30に設けられる。スクリーン40の周方向に沿って複数箇所でずれ抑制手段が設けられることで、周方向に沿ってローター14から大きな力が作用するスクリーン40がフレーム30に対して大きく変位することが防止できる。
スクリーン40をフレーム30へ取り付ける着脱手段は、ストッパ突起48に形成されてその先端面に露出するねじ穴49と、フレーム30の外周面からねじ穴49に挿入されるボルト29が貫通するようにフレームに設けた貫通孔39とで構成されることが好ましい。この場合、ストッパ突起48がずれ抑制手段と着脱手段とを兼用することができ、少ない部品点数でスクリーンユニットが実現できる。
スクリーンユニット20の好ましい実施形態では、スクリーンの内周面の周方向に沿って、ストッパ突起48とこれを収めるキャッチ凹所38との間に所定のクリアランスが設けられる。このクリアランスが存在するため、重量が嵩むスクリーンであっても、フレームへの脱着が容易となり、交換に要する作業時間が短くてすむ。また、ローター14からスクリーン40へ過大な力が作用して、スクリーンをフレームに固定しているボルトが万一破損するようなことがあっても、スクリーン40はこのクリアランスの分だけフレーム30に対してわずかに変位するが、それ以上の変位が防止され、スクリーンをフレームへ確実に保持することができ、破砕機のハウジング内部に巻き込まれることがない。
スクリーン40は周方向よりも周方向と直交する方向に長い長方形状とされる。これに対応して、フレーム30は周方向の前端面と後端面とにそれぞれ接する前バー32と後バー33、及び前バーと後バーを結合するクロスバー34とを備えることが好ましい。この場合、クロスバー34はスクリーンの長手方向の両端でスクリーン40の外周面に沿った弧状に形成され、クロスバー34の内面にキャッチ凹所38が形成される。
好ましい実施形態においては、スクリーン40の前端面がスクリーンの内周面と略直角をなす当接面41とされ、フレーム30の前バー32は、スクリーン前端の内周面に連続する案内面52と、この案内面と略直角をなすストッパ面51とを有し、スクリーン前端の当接面41が前バー32のストッパ面51に係合する。このため、当接面41とストッパ面51との当接によっても、スクリーンとフレームとの間の位置ずれを防止することが可能となる。
スクリーン40の後端面はスクリーンの内周面と鋭角な角度をなす逃げ面44とされることが好ましい。これに関連して、後バー33は、ハウジングの一部に当接する取付面53とこの取付面から前方に向けて斜め下方に延出する傾斜接合面54を有し、スクリーン40後端の逃げ面44が傾斜接合面54に面接触するように構成される。このような逃げ面を有するため、スクリーンをフレームに取り付ける際の位置合わせが容易となり、スクリーンの交換が迅速に行える。
好ましくは、スクリーン40の周方向に沿った前端部の曲率半径R3が後端部の曲率半径R1よりも小さくされる。これにより、ローターの回転刃がスクリーン後端より前端に進む際に回転刃15がスクリーン40の内周面に接する圧力が強くでき、スクリーン40の排出孔42の開口縁の刃先と回転刃15との間に作用する剪断力を次第に増大させて、破砕効率を高めることができる。
更に、好ましくは、スクリーン40の周方向に沿った中間部の曲率半径R2が、前端部の曲率半径R3よりも小さくすることができる。この場合は、回転刃がスクリーンの後端から前端に進む間に、剪断力を小―大―中と連続的に変化させることができて、破砕効率をより一層高めることができる。
好ましい実施形態においては、スクリーンユニット20を破砕機のハウジング12へ着脱自在に取り付けるために、各クロスバー34の周方向の一端に、破砕機のハウジング側に備えられたピン16が挿入される軸孔36が形成され、前バー32の両端に、ハウジングに備えられたロック片17に取り外可能に係合するフック37が形成される。
別の着脱手段として、ストッパ突起48に形成されてスクリーンの内周面に露出するねじ穴と、スクリーンの内周面からストッパ突起を貫通してキャッチ凹所へ挿入されるボルトを利用することも可能である。
更に他の着脱手段としては、ストッパ突起とキャッチ凹所に代えて、スクリーンの内周面に露出する座繰り孔55と、座繰り孔から挿入される皿ボルトにねじ結合するようにフレームに形成されたねじ穴59を使用することができる。この場合は、スクリーンの加工を簡単にすることが可能となる。
本発明のスクリーンユニットでは、破砕機へ取り付けられるフレームにスクリーンが着脱自在であるため、スクリーンの交換が容易となる。更に、スクリーンがフレームに対してローターの回転方向に沿って変位することが抑制されるため、スクリーンを破砕機のローターに対して正しい位置に保持でき、ローターからの過剰な力がスクリーンに作用することが低減され、スクリーンをフレームへ着脱自在として交換容易性を高めながらも、スクリーン本来の破砕機能を損なうことがないという利点がある。
本発明のスクリーンユニットが取り付けられた破砕機を示す概略図。 本発明の一実施形態にかかるスクリーンユニットを示す斜視図。 同上のスクリーンユニットを下方から見たときの斜視図。 同上のスクリーンユニットの分解斜視図。 同上のスクリーンユニットの前端部を示す一部分解斜視図。 同上のスクリーンユニットの後端部を示す一部分解斜視図 同上のスクリーンの底面図。 同上のスクリーンの正面図。 同上のスクリーンの側面図。 同上の実施形態の変更態様でのスクリーンユニット使用するスクリーンの側面図。 同上のスクリーンの底面図。 同上のスクリーンの正面図。 同上のスクリーンユニットに使用されるフレームの部分斜視図。 同上のフレームの一部拡大斜視図。
本発明の一実施形態に係るスクリーンユニット20を、添付図面に基づいて、説明する。スクリーンユニット20が適用される破砕機10は、例えば、金属製品やプリント基板等の産業廃棄物を、ある程度の大きさまでに粉砕した対象物Tを、所定の粒度の破砕片Fとなる迄、破砕を進め、粒度の揃った破砕片Fを取り出すように構成される。スクリーンユニット20は、所定の粒度の破砕片Fを篩い分ける機能に加えて、破砕機能にも貢献するように構成される。
図1に示すように、破砕機10は、内部にローター14を収容するハウジング12と、ベルトコンベア2から搬送される対象物Tをハウジング12へ導くホッパー11、ローター14を回転駆動するモーター19を備える。ローター14は軸の周りで一方向に回転するように構成され、外周面に複数の回転刃15を備える。ハウジング12の内部には、回転刃15の回転軌跡に沿って複数の固定刃13が設置され、回転刃14と固定刃13との剪断作用によって対象物Tが破砕される。
スクリーンユニット20は、ハウジング12へ着脱自在に配置されて、ローター14の下面を覆うもので、一端がハウジング12のピン16へ着脱自在に枢支され、他端がハウジング12のロック片17に着脱自在にラッチされる。
スクリーンユニット20を通過した粒度の揃った破砕片Fは、ハウジング12の下方に設置したコレクタ4を介してダクト6に送られ、ダクト6を流れる強制空気流によって外部に排出される。
図2〜4に示すように、スクリーンユニット20は、ハウジング12へ着脱自在のフレーム30と、フレーム30へ着脱自在のスクリーン40とで構成され、フレーム30にハウジング12への着脱自在の取付手段が形成される。スクリーン40は、ローター14の回転刃15の回転軌跡に近似して湾曲し、均一径の複数の排出孔42が全面に亘って規則正しく配列される。回転刃15に接するスクリーン40の内周面に開口する各排出孔42の周縁は刃先を形成し、回転刃15と共同して対象物Tを破砕する。フレーム30とスクリーン40は、同種または異種の炭素鋼やステンレス鋼で互いに別部品として形成され、排出孔42の径が異なる複数種または同種のスクリーンが共通のフレーム30へ交換可能に装着される。
フレーム30は、図3〜6に示すように、スクリーン40の周方向の前端面と後端面とにそれぞれ接する前バー32と後バー33及び、前後のバー同士を結合するクロスバー34、35とで構成される。後バー33は、スクリーンユニット20をハウジング12に取り付けた際に、ローター14の回転方向の後側に位置するように設定され、ローター14の回転刃15は、後バー33側からスクリーン40の内周面を経て前バー32に進むことになる。クロスバー34、35は、スクリーン40の長手方向の両端及び中央でスクリーン40の外周面に沿った弧状に形成され、それぞれの周方向の中間部で補強バー31によって互いに結合される。両端のクロスバー34の周方向の後端にハウジング12のピン16が挿入される軸孔36が形成される。前バー32の長手方向両端には、ハウジング12のロック片17へラッチ結合されるフック37が形成され、軸孔36とフック37とで、スクリーンユニット20のハウジング12への取付手段を構成する。各クロスバー34、35の内周面には、周方向に沿って所定の間隔で並ぶ複数のキャッチ凹所38が形成され、キャッチ凹所38に対応する位置にそれぞれ貫通孔39が形成される。
図4に示すように、スクリーン40の外周面の長手方向の両端及び中間部には、クロスバー34、35のキャッチ凹所38に嵌め込まれるストッパ突起48が設けられている。各ストッパ突起48は金属製で溶接によりスクリーン40に固定され、ねじ穴49を備える。スクリーン40はフレーム30に対してボルト29を使用して着脱自在に結合され、ボルト29はクロスバー34、35の貫通孔39からストッパ突起48のねじ穴49に締め付けられる。
図9で特に示すように、スクリーン40の前端面は内周面と略直角な当接面41とされ、フレーム30の前バー32の背面に形成したストッパ面51に当接する。前バー32の内周面の前端は、スクリーン40の内周面と連続する案内面52とされ、ローター14の回転刃15がスクリーン40の内周面及びこの案内面52に沿って移動するようになっている。クロスバー34の前端は、前バー32のストッパ面51と案内面52とにそれぞれ連続するストッパ面61と案内面62が形成され、スクリーン40の前端の当接面41はクロスバー34のストッパ面61に当接する。
図6で特に示すように、フレーム30の後バー33は、破砕機のハウジングの一部に当接する取付面53と、この取付面53から前方へ斜め下方に延出する傾斜接合面54とを有する。スクリーン40の後端面は、内周面と鋭角な角度、例えば40度の角度をなす逃げ面44が形成され、後バー33の傾斜接合面54に逃げ面44が面接触する。クロスバー34の後端は、後バー33の取付面53と傾斜接合面54とにそれぞれ連続する取付面63と傾斜接合面64が形成され、スクリーン40後端の逃げ面44がクロスバー34後端の傾斜接合面64に接合する。
ストッパ突起48とキャッチ凹所38との間には、スクリーン40の周方向に沿って所定のクリアランスが設けられている。この結果、スクリーン40の交換時、フレーム30との干渉を少なくでき、スクリーン40の脱着作業が容易に行える。
ストッパ突起48とキャッチ凹所38との間に若干のクリアランスが存在するものの、破砕機の稼働中にローター14の回転に伴って、過大な応力がスクリーン40に作用して、ボルト29を破損させるようなことがあったとしても、ストッパ突起48がキャッチ凹所38内にとどまるため、スクリーン40がフレーム30から周方向に沿って大きく外れて破砕機のハウジング12内に巻き込まれることがない。このため、破砕機のハウジング12やローター14や固定刃13に損傷を与えることが未然に防止できる。
スクリーン40の内周面の曲率は周方向に沿って変化するように設計されており、図9に示すように、周方向の後端領域での曲率半径R1より、周方向の中間領域での曲率半径R2と周方向の前端領域での曲率半径R3が小さく、且つ、中間領域での曲率半径R2が前端領域での曲率半径R3よりも小さく設定されている(R1>R3>R2)。これにより、各領域でローター14の回転刃15から受ける力が変化し、後端領域では回転刃15とスクリーン40内周面との間での破砕対象物Tの取り込み効率を向上させ、中間領域では剪断力を大きく作用させて破砕効率を上げ、前端領域では回転刃15とスクリーン40との間のあたりを和らげて、破砕対象物の詰まりを少なくすることができる。
上述の実施形態では、スクリーン40外周面に形成したストッパ突起48を、フレームに形成したキャッチ凹所38に嵌合させて、フレーム40の外周面からボルト29をストッパ突起48にねじ締めすることで、スクリーン40をフレーム30へ着脱自在に結合した例を示したが、本発明は必ずしもこれのみに限定されるものではない。例えば、スクリーン40の内周面側からボルトをストッパ突起48を貫通させてフレーム30にねじ締めすることで、スクリーン40をフレーム30へ着脱自在に結合するように構成することも可能である。
更には、図10〜14の変更態様に示すように、スクリーン40の周方向の両端部と中間部にそれぞれ座繰り孔55を形成し、スクリーン40の内周面側からボルトをフレーム30のクロスバー34、35に設けたねじ穴59に締め付けることで、スクリーン40をフレームに着脱自在に結合するように構成することも可能である。この場合は、スクリーン40の前端の当接面41がフレーム30の前バー32のストッパ面51及びクロスバー34のストッパ面61に当接することで、フレームに対してスクリーンを位置決めして、スクリーン40の周方向に沿った位置ずれを防止するためのずれ防止手段が実現される。上のいずれの変更態様でも、その他の構成は上記の実施形態と同様である。この変更態様においては、スクリーン40の後端は、上述の実施形態と同様の逃げ面44が形成され、この逃げ面44が後バー33の傾斜接合面54及びクロスバー34の傾斜接合面64に接合することで、スクリーンのフレームへの脱着を容易にしている。
尚、上述の実施形態及び変更態様では、破砕機へスクリーンユニットを着脱自在に取り付けるための手段として、ハウジングに備えられたピンとロック片に結合するために、フレームに軸孔やフックを形成した一例を示しているが、本発明のスクリーンユニットはこの特定の結合方式に限定されるものではなく、破砕機の仕様に応じた各種の結合方式が採用できることは勿論であり、各種の結合方式に準じた構造をフレームに適用することは、本発明の範疇である。また、破砕機の仕様に応じて、スクリーンユニットを一つの破砕機に対して複数体取り付けて使用することも可能であり、この場合も、任意の結合方式をフレームに適用することも、本発明の範疇である。更には、単一のフレームに複数のスクリーンを収容することも本発明の範疇である。
10 破砕機
12 ハウジング
13 固定刃
14 ローター
15 回転刃
19 モーター
20 スクリーンユニット
29 ボルト
30 フレーム
32 前バー
33 後バー
34 クロスバー
35 クロスバー
36 軸孔
37 フック
38 キャッチ凹所
39 貫通孔
40 スクリーン
41 当接面
42 排出孔
48 ストッパ突起
49 ねじ穴
51 ストッパ面
52 案内面
54 傾斜接合面
55 座繰り孔
59 ねじ穴

Claims (6)

  1. 対象物を破砕する破砕機に着脱自在に取り付けられて使用され、破砕された対象物を所定の粒度の破砕片に篩い分けるためのスクリーンユニットであって、
    上記破砕機は、上記対象物が投入されるハウジングと、ハウジング内で回転駆動されるローターと、ローターの外周に保持された回転刃とを備え、ローターの回転によって回転刃で対象物を破砕片に破砕するように構成され、
    上記スクリーンユニットは、ハウジングへ着脱自在に結合されるフレームと、回転刃の回転軌跡の一部に沿って湾曲する弧状のスクリーンとで構成され、上記スクリーンは上記の破砕片をハウジング外へ放出するための所定の開口径を有する複数の排出孔を有し、上記スクリーンの内周面の周方向に沿って上記回転刃が移動するように形成され、
    上記スクリーンユニットは、上記のスクリーンを上記フレームへ着脱自在に結合するための着脱手段と、上記ローターの回転方向に沿って上記スクリーンがフレームに対して変位するのを抑制するずれ抑制手段を備え、
    上記のずれ抑制手段は、上記スクリーンの外周面に突出するストッパ突起と、このストッパ突起を収容するために上記フレームの内周面に形成した凹状のキャッチ凹所とで構成され、
    上記の着脱手段は、上記ストッパ突起に形成されてその先端面に露出するねじ穴と、上記のフレームの外周面から上記のねじ穴に挿入されるボルトが貫通するようにフレームに設けた貫通孔とで構成されたことを特徴とする破砕機用スクリーンユニット。
  2. 上記フレームは上記スクリーンの周方向の前端面と後端面とにそれぞれ接する前バーと後バーと、
    上記の前バーと後バーとを結合するクロスバーとを備え、
    上記クロスバーは上記スクリーンの長手方向の両端で上記スクリーンの外周面に沿った弧状に形成され、
    上記クロスバーの内面に上記のキャッチ凹所が形成されたことを特徴とする請求項に記載の破砕機用スクリーンユニット。
  3. 対象物を破砕する破砕機に着脱自在に取り付けられて使用され、破砕された対象物を所定の粒度の破砕片に篩い分けるためのスクリーンユニットであって、
    上記破砕機は、上記対象物が投入されるハウジングと、ハウジング内で回転駆動されるローターと、ローターの外周に保持された回転刃とを備え、ローターの回転によって回転刃で対象物を破砕片に破砕するように構成され、
    上記スクリーンユニットは、ハウジングへ着脱自在に結合されるフレームと、回転刃の回転軌跡の一部に沿って湾曲する弧状のスクリーンとで構成され、上記スクリーンは上記の破砕片をハウジング外へ放出するための所定の開口径を有する複数の排出孔を有し、上記スクリーンの内周面の周方向に沿って上記回転刃が移動するように形成され、
    上記スクリーンユニットは、上記のスクリーンを上記フレームへ着脱自在に結合するための着脱手段と、上記ローターの回転方向に沿って上記スクリーンがフレームに対して変位するのを抑制するずれ抑制手段を備え、
    上記のずれ抑制手段は、上記スクリーンの外周面に突出するストッパ突起と、このストッパ突起を収容するために上記フレームの内周面に形成した凹状のキャッチ凹所とで構成され、
    上記フレームは上記スクリーンの周方向の前端面と後端面とにそれぞれ接する前バーと後バーと、
    上記の前バーと後バーとを結合するクロスバーとを備え、
    上記クロスバーは上記スクリーンの長手方向の両端で上記スクリーンの外周面に沿った弧状に形成され、
    上記クロスバーの内面に上記のキャッチ凹所が形成され、
    上記のスクリーンの前端面はスクリーンの内周面と略直角をなす当接面とされ、
    上記の前バーは、スクリーン前端の内周面に連続する案内面と、この案内面と略直角をなすストッパ面とを有し、
    上記スクリーン前端の当接面が上記前バーのストッパ面に係合することを特徴とする破砕機用スクリーンユニット。
  4. 対象物を破砕する破砕機に着脱自在に取り付けられて使用され、破砕された対象物を所定の粒度の破砕片に篩い分けるためのスクリーンユニットであって、
    上記破砕機は、上記対象物が投入されるハウジングと、ハウジング内で回転駆動されるローターと、ローターの外周に保持された回転刃とを備え、ローターの回転によって回転刃で対象物を破砕片に破砕するように構成され、
    上記スクリーンユニットは、ハウジングへ着脱自在に結合されるフレームと、回転刃の回転軌跡の一部に沿って湾曲する弧状のスクリーンとで構成され、上記スクリーンは上記の破砕片をハウジング外へ放出するための所定の開口径を有する複数の排出孔を有し、上記スクリーンの内周面の周方向に沿って上記回転刃が移動するように形成され、
    上記スクリーンユニットは、上記のスクリーンを上記フレームへ着脱自在に結合するための着脱手段と、上記ローターの回転方向に沿って上記スクリーンがフレームに対して変位するのを抑制するずれ抑制手段を備え、
    上記のずれ抑制手段は、上記スクリーンの外周面に突出するストッパ突起と、このストッパ突起を収容するために上記フレームの内周面に形成した凹状のキャッチ凹所とで構成され、
    上記フレームは上記スクリーンの周方向の前端面と後端面とにそれぞれ接する前バーと後バーと、
    上記の前バーと後バーとを結合するクロスバーとを備え、
    上記クロスバーは上記スクリーンの長手方向の両端で上記スクリーンの外周面に沿った弧状に形成され、
    上記クロスバーの内面に上記のキャッチ凹所が形成され、
    上記のスクリーンの後端面はスクリーンの内周面と鋭角な角度をなす逃げ面とされ、
    上記の後バーは、上記ハウジングの一部に当接する取付面とこの取付面から前方に向けて斜め下方に延出する傾斜接合面を有し、上記のスクリーン後端の逃げ面が上記の傾斜接合面に面接触するように構成されたことを特徴とする破砕機用スクリーンユニット。
  5. 対象物を破砕する破砕機に着脱自在に取り付けられて使用され、破砕された対象物を所定の粒度の破砕片に篩い分けるためのスクリーンユニットであって、
    上記破砕機は、上記対象物が投入されるハウジングと、ハウジング内で回転駆動されるローターと、ローターの外周に保持された回転刃とを備え、ローターの回転によって回転刃で対象物を破砕片に破砕するように構成され、
    上記スクリーンユニットは、ハウジングへ着脱自在に結合されるフレームと、回転刃の回転軌跡の一部に沿って湾曲する弧状のスクリーンとで構成され、上記スクリーンは上記の破砕片をハウジング外へ放出するための所定の開口径を有する複数の排出孔を有し、上記スクリーンの内周面の周方向に沿って上記回転刃が移動するように形成され、
    上記スクリーンユニットは、上記のスクリーンを上記フレームへ着脱自在に結合するための着脱手段と、上記ローターの回転方向に沿って上記スクリーンがフレームに対して変位するのを抑制するずれ抑制手段を備え、
    上記フレームは上記スクリーンの周方向の前端面と後端面とにそれぞれ接する前バーと後バーと、
    上記の前バーと後バーとを結合するクロスバーとを備え、
    上記クロスバーは上記スクリーンの長手方向の両端で上記スクリーンの外周面に沿った弧状に形成され、
    上記のスクリーンの前端面はスクリーンの内周面と略直角をなす当接面とされ、
    上記の前バーは、スクリーン前端の内周面に連続する案内面と、この案内面と略直角をなすストッパ面とを有し、上記ストッパ面が上記スクリーン前端の当接面に当接して上記スクリーンの周方向へのずれを防止するずれ防止手段を構成したことを特徴とする破砕機用スクリーンユニット。
  6. 上記のスクリーンの後端面はスクリーンの内周面と鋭角な角度をなす逃げ面とされ、
    上記の後バーは、上記ハウジングの一部に当接する取付面とこの取付面から前方に向けて斜め下方に延出する傾斜接合面を有し、上記のスクリーン後端の逃げ面が上記の傾斜接合面54に面接触するように構成されたことを特徴とする請求項に記載の破砕機用スクリーンユニット。
JP2012118453A 2012-05-24 2012-05-24 破砕機用スクリーンユニット Active JP5997504B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012118453A JP5997504B2 (ja) 2012-05-24 2012-05-24 破砕機用スクリーンユニット

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012118453A JP5997504B2 (ja) 2012-05-24 2012-05-24 破砕機用スクリーンユニット

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013244433A JP2013244433A (ja) 2013-12-09
JP5997504B2 true JP5997504B2 (ja) 2016-09-28

Family

ID=49844638

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012118453A Active JP5997504B2 (ja) 2012-05-24 2012-05-24 破砕機用スクリーンユニット

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5997504B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6391271B2 (ja) * 2014-03-31 2018-09-19 富士鋼業株式会社 破砕機
JP6898124B2 (ja) * 2017-03-28 2021-07-07 株式会社栗本鐵工所 乾式分級機
CN108203890A (zh) * 2017-12-21 2018-06-26 黄蒋元 筛浆机
CN108940490B (zh) * 2018-07-26 2021-03-19 瑞丽市浩源建筑有限公司 一种建筑施工用筛选研磨搅拌机

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5564849A (en) * 1978-11-07 1980-05-15 Kubota Ltd Crushing sorter of dust
JP2001219090A (ja) * 2000-02-14 2001-08-14 Nippon Spindle Mfg Co Ltd 粗大物破砕装置
JP2004167301A (ja) * 2002-11-18 2004-06-17 Tadano Ltd 破砕機
JP4102651B2 (ja) * 2002-11-20 2008-06-18 日立建機株式会社 木材破砕機
JP2004290865A (ja) * 2003-03-27 2004-10-21 Daido Machinery Ltd 衝撃式造粒機
JP5749899B2 (ja) * 2010-05-31 2015-07-15 遠藤工業株式会社 ハンマー粉砕装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013244433A (ja) 2013-12-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5997504B2 (ja) 破砕機用スクリーンユニット
EP1186345B1 (en) Replaceable raker assembly for processing tool of waste processing machine
US4915310A (en) Replaceable end cap assembly for the spider arm of a hammermill
US7121485B2 (en) Multi-functional tool assembly for processing tool of waste processing machine
EP3238826B1 (en) Granulator
US7384011B1 (en) Multi-functional tool assembly for processing tool of waste processing machine
JP6156888B2 (ja) 水中造粒装置用カッターヘッド
CA2340841A1 (en) Crushing device
US20100078511A1 (en) Star feeder with comminuting insert
JP2004532718A5 (ja)
KR100883702B1 (ko) 폐비닐 분쇄기
JP2007268396A (ja) ジョークラッシャ
JP2016077979A (ja) 剪断式破砕機及びその回転刃
JP2007313473A (ja) 破砕機
JP2004066226A (ja) 二軸剪断式破砕機の回転刃
JP4499010B2 (ja) 衝撃式破砕機の打撃板固定装置。
JP5028672B2 (ja) 古紙裁断用ロータ
JP2011050879A (ja) 破砕機
JP4906593B2 (ja) 古紙裁断用ロータのスクリーンプレート
JP2008142652A (ja) 破砕処理装置および搬送装置
KR200284142Y1 (ko) 분쇄용 커터
JP6139307B2 (ja) 破砕機
JP4010163B2 (ja) 破砕機用刃物
JP4855831B2 (ja) 破砕機のチークプレート取り付け装置
JP4934881B2 (ja) 古紙裁断用ロータ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150514

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20160329

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160418

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160823

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160826

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5997504

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250