JP5993283B2 - 縫製装置 - Google Patents
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このような縫製装置においては、被縫製物を位置決め保持するために、布送り外枠には被縫製物の縫製箇所に対応した溝や穴などの開口が形成された布保持枠が固定される。そして、被縫製物は、布保持枠に形成された開口の内壁面や、当該開口の内縁部に形成された位置決め用段部などの内壁面に被縫製物の外周端縁が当接することによって位置決めされることが一般的に行われる。このように位置決めされた被縫製物は、被縫製物の外周端縁から一定幅の縫い代を持たせて縫製されることが少なくなく、従って被縫製物の外周端縁を基準とした所定位置を針落ち目標位置として縫製することはよく行われる。
同問題を解決するため特許文献2には、縫製工程の前工程として外形認識装置によって被縫製物の外形認識を行い、縫製物本体に固定された被縫製物は、被縫製物の外周端縁測方部に設けられた照明装置により縫製物本体に対して被縫製物の外周端縁が強調され、CCDカメラによりこの被縫製物の外周端縁を感知し、外形認識装置から電子ミシンへと縫製物を移載し、検出された被縫製物の外形形状を元に被縫製物の外周端縁から一定幅の縫い代位置を縫製する縫製装置が記載されている。
なぜなら、図13に例示するように、縫製物本体19上の被縫製物21の外周縁部を所定の幅で布保持枠9xによって保持し、被縫製物21の布厚に応じて開口20xの内縁部に形成された位置決め段部の内壁面23に被縫製物21の外周端縁が当接した状態や、作業者が縫製物をセットする際に位置ずれさせてしまった状態においては、被縫製物21の外周端縁の一部もしくは全部が布保持枠9xの下側に隠れてしまうため、カメラによって被縫製物21の外周端縁を認識することはできない。
さらに、図14に例示するように縫製物本体19上の被縫製物21の外周端縁は、布保持枠9yに形成された開口20yの内壁面22に当接した状態、もしくは被縫製物21の裁断時の個々の大きさのばらつきや皮革や織物などの可とう性材料の寸法変化により、被縫製物21の外周端縁が内壁面22と当接せず、若干の隙間を持った状態である場合がある。この場合、被縫製物21の外周端縁に内壁面22が近接しすぎているため、照明装置により縫製物本体に対して被縫製物21の外周端縁の陰影を強調することが困難であり、カメラによって被縫製物21の外周端縁を正確に認識することができない。
前記被縫製物の縫製領域を針落ち可能に露出させる縫製用開口部が形成された布保持枠を有し、当該布保持枠を介して前記被縫製物を水平面内で移動させる布送り部と、
前記布保持枠に位置決めされた前記被縫製物の端位置を、対物検知手段を用いて認識する形状認識部と、
前記形状認識部で認識された前記端位置を基準に縫製位置を決定し、当該縫製位置で縫製作業を行わせるように、前記ミシン本体と前記布送り部を制御するミシン制御部とを備える縫製装置において、
前記布保持枠は、
前記被縫製物の端面に当接する複数の当接部と、
前記布保持枠を切欠いて前記縫製用開口部に連続して形成され、被縫製物の端部の一部を露出させる複数のエッジ検出用開口部とを有し、前記形状認識部は、前記対物検知手段により前記エッジ検出用開口部で露出する前記被縫製物の端位置を検出し、当該検出した端位置に基づいて前記被縫製物の端位置を認識することを特徴とする縫製装置である。
さらに、ミシン制御部は形状認識部で認識された端位置を基準にして縫製位置を決定するから、同発明によれば、被縫製物の端位置を基準とした縫製位置での被縫製物の縫製を精度よく安定的に行うことができる。
図1から図3によって示すように本実施形態の縫製装置1は、ミシン本体2と、布送り部3と、形状認識部4と、ミシン制御部5と、縫製パターンデータベース51と、表示装置52とを備えて構成される。
ミシン本体2は、縫い針の動作等を行うミシンアーム部2aと、釜の動作等を行うミシンベッド部2bと、ミシンテーブル2cとを備え、被縫製物を縫製する。
形状認識部4は、カメラ41と、照明装置42と、画像認識制御部43と、設定入力部44と、設定保存データベース45とを備える。画像認識制御部43はカメラ41及び照明装置42を制御して画像情報を取得し、取得した画像のエッジ抽出処理など画像処理を行って被縫製物の形状認識を行う。
画像認識制御部43、ミシン制御部5、設定入力部44、設定保存データベース45及び縫製パターンデータベース51は、情報処理装置、情報入力装置及び情報記憶装置により構成される情報処理システムであって、画像認識制御部43とミシン制御部5とが同一又は別々のICチップで動作するとか、設定保存データベース45と縫製パターンデータベース51とが同一又は別々のハードディスク又はICチップに構築されるとか、ミシン本体2の筐体内に又は外部装置として構成されるかなどのハードウエア構成は問わない。
表示装置52は、画像表示のほか任意に音声表示を行う。
布保持枠9には、被縫製物の縫製領域を針落ち可能に露出させる縫製用開口部20が形成されている。また、布送り部3は布保持枠を介して被縫製物を水平面内で移動させる。
これに対応する図5に示す布保持枠9aにあっては、縫製用開口部20aが被縫製物21のポケット口となる上辺を除く4辺に沿った一定幅の外周端縁部を上方に露出させる溝状に形成されている。被縫製物21は、布送り下板7と布送り外枠8に挟持されたジーンズ生地などの縫製物本体上に載っており、縫製用開口部20aに囲まれる内側部分において布保持枠9aの裏面で浮き上がらないように押さえられる。
縫製用開口部20aの外側内壁面は、上記4辺のそれぞれ添って形成されており、被縫製物21の外周端縁に当接して布保持枠9aに対し被縫製物21のX−Y面方向位置を決める当接部22を構成する。但し、被縫製物21の5つの角部に対応してエッジ検出用開口部24a、24bが形成されている。そのうち2つのエッジ検出用開口部24b,24bは、縫製用開口部20aの上側に形成され、被縫製物21の上辺側の2つの角部に対応する。また、残りの3つのエッジ検出用開口部24a,24a,24aは、被縫製物21の下辺側の3つの角部に対応して形成されている。
すなわち、エッジ検出用開口部24a,24bは、布保持枠9aの所定位置を切欠いて、縫製用開口部20aに連続して一体的に形成され、被縫製物の端部の一部を露出させている。特に、被縫製物の端部の一部として、角部を露出させると好ましい。
すなわち、図6に示す布保持枠9bにおいては、位置決め用段部の内壁面が被縫製物21の外周端縁に当接して布保持枠9bに対し被縫製物21のX−Y面方向位置を決める当接部23を構成する。その他の点について布保持枠9bは、図5の布保持枠9aと同様である。図6において被縫製物21は、布保持枠9bの縫製用開口部20bに囲まれる内側部分及び当接部23前方の一定幅の外周端縁部において布保持枠9bの裏面で浮き上がらないように押さえられる。
以上の構成の布保持枠9aを適用して縫製装置1を用いて縫製を行う際、作業者は布保持枠9aの縫製用開口部20aに被縫製物21をセットする(図9,ステップS3)。このとき、被縫製物21は布保持枠9aに設けられた縫製用開口部20aの内壁面で構成された当接部22によって位置規制され、布保持枠9aに対して正しく位置決めされる。しかし、被縫製物21の裁断時の個々の大きさのばらつきや皮革や織物などの可とう性材料の寸法変化などで、布保持枠9aに設けられた当接部22と被縫製物21の外周端縁とが当接せず、若干の隙間があったとしても構わない。
次に形状認識部4の画像認識制御部43は、カメラ41により撮像された被縫製物21の画像データにエッジ抽出処理をする。このときエッジ抽出処理をする箇所は、エッジ検出用開口部24a,24b内に撮影された被縫製物21の外周端縁のみに対して行う。この場合、被縫製物21の外周端縁全周のエッジ抽出処理する場合に比べ、エッジ抽出処理に掛かる演算処理時間は大幅に短縮される。このエッジ抽出処理によって抽出された被縫製物21の外周端縁は、図7に示す太い実線25で表示された箇所である。
すなわち、形状認識部4は、布保持枠9に位置決めされた被縫製物21の端位置を、カメラ41(対物検知手段)により、エッジ検出用開口部で露出する被縫製物21の端位置を検出し、検出した端位置に基づいて被縫製物21の端位置を認識している。
この場合、当接部23の前方に位置する所定の幅の被縫製物21の外周端縁部は布保持枠9bの下側に位置する。そのためこの部分はエッジ抽出することができないが、図5に示した布保持枠9aと同様にエッジ検出用開口部24a,24b内の範囲のみ、エッジ抽出処理を行う。
このエッジ抽出処理によって抽出された被縫製物21の外周端縁も、図7に示す太い実線25で表示された箇所となる。
以上のように形状認識部4は、カメラ41によりエッジ検出用開口部24a,24bで露出する被縫製物21の外周端縁位置を検出する(図9,ステップS5)。
また、エッジ抽出箇所を区切るウィンドウの内側に布保持枠9(9a,9b)が入らないように設定する。布保持枠9(9a,9b)の境界部を被縫製物21の外周端縁と誤って判定しないためである。これによってエッジ検出用開口部24a,24b内にウィンドウで区切った範囲の画像データのみをエッジ抽出処理することになる。
図5に示した布保持枠9aを適用する場合にあっては、当接部22に対応する外周端縁位置、図6に示した布保持枠9bを適用する場合にあっては、当接部23に対応する外周端縁位置は、エッジ抽出処理では取得せず、図7に示すようにエッジ抽出により検出された外周端縁位置である太い実線25から直線補間処理によって認識する(図9,ステップS6)。このような非エッジ抽出箇所の補間処理方法は、予め作業者の操作により設定される。すなわち、作業者の操作により設定入力部44から画像認識制御部43に入力され、設定保存データベース45に保存される(図9,ステップS2)。その設定は画像認識制御部43によって複数の当接部22,22,22,22又は23,23,23,23の各々において補完を直線補間で行うか又はスプライン補間で行うかを選択設定可能にされている。ここでは、作業者はすべて直線補間を選択する。
画像認識制御部43は、こうして得られた直線補間処理部分である二点鎖線26(図7)と太い実線25(図7)とを合わせて被縫製物21の外周端縁位置として確定させて、被縫製物21の外周端縁位置の認識処理を完了する(図9,ステップS7)。
すなわち、形状認識部4は、それを構成する画像認識制御部43によって、当接部に対応する端位置を、当接部の両隣のエッジ検出用開口部で検出された端位置に基づき補完しており、その補完を直線補間で行うか又はスプライン補間で行うかを選択設定可能である。
画像認識制御部43は、以上により認識した被縫製物21の外周端縁位置のデータをミシン制御部5に送信する。
すなわち、ミシン制御部5は、縫製位置を指定する縫製パターンデータを、形状認識部4で認識した端位置に基づき作成する。
縫製パターンデータは、外周端縁位置のデータと、被縫製物21のポケット口となる上辺を除く4辺に沿って外周端縁位置から一定距離の内側を縫製するとのコマンド(縫製パターンデータの形式でないもの)とに基づき作成してもよい。そのコマンドは、作業者が表示装置52に表示された座標画面上で特定するように逐一入力することでもよい。
そのためには例えば、ミシン制御部5は、布送り部3の制御に係り縫製位置を定義するための二次元座標X−Y上において標準縫製パターンデータにより指定される縫製位置により特定される縫製経路形状を拡大・縮小、回転移動又は平行移動する態様で座標変換することで、標準縫製パターンデータを形状認識部4で認識した外周端縁位置に適合するように補正する。
すなわち、ミシン制御部5の制御によりミシン本体2が縫製動作しつつ、縫製パターンデータにより指定される縫製位置が順次針落ち位置を通過するように布送り部3が被縫製物21を水平面X―Y内で動作させ、被縫製物21の外周端縁から一定幅の位置を正確に縫製する(図9,ステップS9)。上述したように被縫製物21は布保持枠9(9a,9b)に保持されているため、縫製時に被縫製物の浮き上がりが防止され、綺麗な縫い目が形成される。
言い換えると、ミシン制御部5は、形状認識部4で認識された端位置を基準に縫製位置を決定し、当該縫製位置で縫製作業を行わせるように、ミシン本体2と布送り部3を制御している。
また、本実施形態では、ポケット生地(被縫製物)を、ジーンズ生地(縫製物本体)上の所定位置に載置した後、布保持枠9aを下降させて、ポケット生地とジーンズ生地を押圧している。この状態で、ポケット生地をジーンズ生地に縫い付けつけるものに適用されている。
これに対して、本願発明は、生地(縫製物本体)にマークやラベル(被縫製物)を縫い付ける場合、そのマークやラべルの外形形状より若干小さな切抜き部を布保持枠に形成し、さらに、その布保持枠に被縫製物の端部の一部を露出させる複数のエッジ検出用開口部を形成したものにも適用できる。この場合の作業手順は、生地を布保持枠で押圧した後、マークやラベル(被縫製物)を切り抜き部に装着・位置決めさせ、次に被縫製物の端位置を認識させ、ポケット生地をジーンズ生地に縫い付けつける。
次に他の実施形態として、被縫製物が図10に示すロゴマーク31である場合につき説明する。縫製装置1及びその処理内容は上述の内容とほぼ同様であるが、ロゴマーク31は曲線外形を有し、そのためにスプライン補間を選択設定する点で異なる。以下詳細に説明する。
上述した被縫製物(ポケット生地)21の場合と同様に照明装置42により布保持枠9cの縫製用開口部30に位置決めされた被縫製物31を照らし、カメラ41により被縫製物31の外周端縁を撮像する(図9,ステップS4)。このとき、布保持枠9cに設けられたエッジ検出用開口部33a,33b,33c内には、被縫製物31の外周端縁の前方に十分な空間が設けられているため、照明装置42によりエッジ検出用開口部33a,33b,33c内で露出する被縫製物31の外周端縁の陰影がはっきりとする。
次に形状認識部4の画像認識制御部43は、カメラ41により撮像された被縫製物31の画像データにエッジ抽出処理をする(図9,ステップS5)。このときエッジ抽出処理をする箇所は、エッジ検出用開口部33a,33b,33c内に撮影された被縫製物31の外周端縁のみに対して行う。この場合、被縫製物31の外周端縁全周のエッジ抽出処理する場合に比べ、エッジ抽出処理に掛かる演算処理時間は大幅に短縮される。このエッジ抽出処理によって抽出された被縫製物31の外周端縁は、図12に示す太い実線34で表示された箇所である。
同一半径で表される曲線部は、少なくとも各曲線部の両端部及び中間点付近にエッジ検出用開口部33cを設ける。また図示しないが同一半径で表される曲線部が短い場合も、直線部と同様に曲線部全体をエッジ検出用開口部で露出させることが望ましい。曲線部の途中にエッジ検出用開口部33cを中間点付近以外にも1〜数箇所設けても良い。また図示しないが複数の半径もしくは徐々に半径が変化するような曲線部は、曲線部の両端部にエッジ検出用開口部を設けるだけでなく、その途中に数箇所のエッジ検出用開口部を設ける。複数の半径もしくは徐々に半径が変化するような曲線部が短い場合も、上記と同様に曲線部全体をエッジ検出用開口部で露出させることが望ましい。
画像認識制御部43は、こうして得られた直線補間処理部分である二点鎖線35(図12)と、スプライン補間処理部分である二点鎖線36(図12)と、太い実線34(図12)とを合わせて被縫製物31の外周端縁位置として確定させて、被縫製物31の外周端縁位置の認識処理を完了する(図9,ステップS7)。
その後は、上述した被縫製物(ポケット生地)21の場合と同様に、被縫製物(ロゴマーク)31につき縫製パターンデータの作成(図9,ステップS8)、縫製(図9,ステップS9)を行う。
2 ミシン本体
3 布送り部
4 形状認識部
5 ミシン制御部
7 下板
8 外枠
9 布保持枠
9a 布保持枠
9b 布保持枠
10 土台
11 アーム
20 縫製用開口部
20a 縫製用開口部
20b 縫製用開口部
21 被縫製物(ポケット生地)
22 当接部
23 当接部
24a,24b エッジ検出用開口部
30 縫製用開口部
31 被縫製物(ロゴマーク)
32a,32c 当接部
33a,33b,33cエッジ検出用開口部
41 カメラ
42 照明装置
Claims (7)
- 被縫製物を縫製するミシン本体と、
前記被縫製物の縫製領域を針落ち可能に露出させる縫製用開口部が形成された布保持枠を有し、当該布保持枠を介して前記被縫製物を水平面内で移動させる布送り部と、
前記布保持枠に位置決めされた前記被縫製物の端位置を、対物検知手段を用いて認識する形状認識部と、
前記形状認識部で認識された前記端位置を基準に縫製位置を決定し、当該縫製位置で縫製作業を行わせるように、前記ミシン本体と前記布送り部を制御するミシン制御部とを備える縫製装置において、
前記布保持枠は、
前記被縫製物の端面に当接する複数の当接部と、
前記布保持枠を切欠いて前記縫製用開口部に連続して形成され、被縫製物の端部の一部を露出させる複数のエッジ検出用開口部とを有し、前記形状認識部は、前記対物検知手段により前記エッジ検出用開口部で露出する前記被縫製物の端位置を検出し、当該検出した端位置に基づいて前記被縫製物の端位置を認識することを特徴とする縫製装置。 - 前記形状認識部は、前記当接部に対応する端位置を、当該当接部の両隣の前記エッジ検出用開口部で検出された端位置に基づき補完することで認識することを特徴とする請求項1に記載の縫製装置。
- 前記形状認識部は、前記複数の当接部の各々において前記補完を直線補間で行うか又はスプライン補間で行うかを選択設定可能に構成されていることを特徴とする請求項2に記載の縫製装置。
- 前記ミシン制御部は、前記縫製位置を指定する縫製パターンデータを、前記形状認識部で認識した端位置に基づき作成することを特徴とする請求項1から請求項3のうちいずれか一に記載の縫製装置。
- 前記ミシン制御部は、設計上の前記被縫製物の端位置に適合して予め作成された標準縫製パターンデータを、前記形状認識部で認識した端位置に適合するように補正することで前記縫製パターンデータを作成することを特徴とする請求項4に記載の縫製装置。
- 前記ミシン制御部は、前記布送り部の制御に係り縫製位置を定義するための二次元座標上において前記標準縫製パターンデータにより指定される縫製位置により特定される縫製経路形状を拡大・縮小、回転移動又は平行移動する態様で座標変換することで、前記標準縫製パターンデータを前記形状認識部で認識した端位置に適合するように補正することを特徴とする請求項5に記載の縫製装置。
- 設計上の前記被縫製物の端位置に対する前記形状認識部で認識した端位置のずれ量を算出し、当該ずれ量が所定の閾値を超えている場合に被縫製物の位置ずれを表示出力することを特徴とする請求項1から請求項6のうちいずれか一に記載の縫製装置。
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