JP5991655B2 - 印刷物発行装置 - Google Patents

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Description

本発明は、印刷用紙に印刷を施して発行する印刷物発行装置に関する。
例えば有料道路や有料駐車場等の有料施設の料金所に設けられた料金自動収受機には、利用者の領収書発行ボタンの押下によって印刷用紙に印刷を施し、領収書として発行する印刷物発行装置が搭載されている(例えば特許文献1参照)。
このような印刷物発行装置では、まず、印字ヘッド及びプラテンローラからなる印刷部が印刷用紙に印刷を施しながら送り出す。印刷後の印刷用紙は、一対のローラからなる搬送ローラ部によって用紙排出口に向かって搬送されるとともに、印刷部と搬送ローラ部との間に配置されたカッター等の切断部によって印刷用紙が所定の長さに切断される。これにより、利用者が印刷後の印刷用紙である領収書を用紙排出口から受け取ることができるようになっている。
ここで、料金自動収受機の利用者が領収書発行ボタンを押下するものの、発行される領収書を受け取ることなく去ってしまった場合、即ち、不渡し領収書が発生した場合には、当該領収書を後の利用者が誤って受け取ってしまうおそれがある。これを回避するために、不渡し領収書が発生した際には有料施設の管理者が当該不渡し領収書を回収しなければならない。
これに対して例えば特許文献2には、用紙排出口に残存した印刷用紙を回収する機構を備えた印刷物発行装置が開示されている。この印刷物発行装置では、印刷用紙の不渡しが検知された際に搬送ローラ部が逆回転し、当該印刷用紙を回収箱に導くことで該印刷用紙を回収することができるようになっている。
特開2009−157920号公報 特開平8−268638号公報
しかしながら上記特許文献2に記載の印刷物発行装置では、印刷用紙を発行する際と回収する際の送り出し方向とが真逆になるため、回収時に印刷用紙が誤って印刷用紙の発行時の経路に導かれてしまうおそれがある。これにより、紙詰まり等の不具合が発生し、印刷用紙を確実に回収することができないという問題があった。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであって、印刷用紙を確実に回収することができる印刷物発行装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は以下の手段を提供している。
即ち、本発明に係る印刷物発行装置は、印刷用紙に印刷を施し、該印刷用紙を送り出す印刷部と、該印刷部によって送り出された前記印刷用紙を排出口に向かって送り出す搬送ローラ部と、水平方向に延びる前記印刷用紙の搬送経路上の該印刷用紙を切断する切断部と、前記切断部よりも前記搬送経路の下流側に設けられ、該搬送経路上の前記印刷用紙を該搬送経路に交差する方向に向かって押し込むことで、該搬送経路から前記印刷用紙を除去する用紙除去手段と、該用紙除去手段による前記印刷用紙の押し込み方向に設けられ、前記印刷用紙を収容可能とされた回収部と、前記搬送ローラ部から送り出される前記印刷用紙を前記排出口に案内するガイド部と、を備え、該ガイド部は、前記搬送経路の上方側に位置して該搬送経路に平行に延びるとともに前記ガイド部の内外を連通する第一孔部が形成された上側ガイド板、前記搬送経路の下方側に位置して該搬送経路に平行に延びるとともに前記ガイド部の内外を連通する第二孔部が形成された下側ガイド板、及び、該下側ガイド板における前記搬送経路側を向く面が面一となるように前記孔部を閉塞する蓋部材を有し、前記用紙除去手段は、前記搬送経路を上下に横切るように前記第一孔部及び第二孔部を通過する移動経路を、下端部が前記上側ガイド板における前記搬送経路側を向く面と面一となる第一位置と、前記下端部が下側ガイド板の下方に位置する第二位置との間で移動可能な用紙回収板を有することを特徴とする。
また、本発明に係る印刷物発行装置は、印刷用紙に印刷を施し、該印刷用紙を送り出す印刷部と、該印刷部によって送り出された前記印刷用紙を排出口に向かって送り出す搬送ローラ部と、前記印刷用紙の搬送経路上の該印刷用紙を切断する切断部と、前記切断部よりも前記搬送経路の下流側に設けられ、該搬送経路上の前記印刷用紙を該搬送経路に交差する方向に向かって押し込むことで、該搬送経路から前記印刷用紙を除去する用紙除去手段と、該用紙除去手段による前記印刷用紙の押し込み方向に設けられ、前記印刷用紙を収容可能とされた回収部と、前記用紙除去手段によって押し込まれた前記印刷用紙を、該用紙除去手段とともに挟持しながら前記押し込み方向に搬送する回収ローラ部をさらに備えることを特徴とする。
上記印刷物発行装置において、前記回収ローラ部は、前記用紙除去手段によって押し込まれた前記印刷用紙を、該用紙除去手段とともに挟持しながら下方に向かって送り出すように回転駆動される回転ローラを備えていてもよい
また、本発明に係る印刷物発行装置は、印刷用紙に印刷を施し、該印刷用紙を送り出す印刷部と、該印刷部によって送り出された前記印刷用紙を排出口に向かって送り出す搬送ローラ部と、水平方向に延びる前記印刷用紙の搬送経路上の該印刷用紙を切断する切断部と、前記切断部よりも前記搬送経路の下流側に設けられ、該搬送経路上の前記印刷用紙を該搬送経路に交差する方向に向かって押し込むことで、該搬送経路から前記印刷用紙を除去する用紙除去手段と、該用紙除去手段による前記印刷用紙の押し込み方向に設けられ、前記印刷用紙を収容可能とされた回収部と、前記搬送ローラ部から送り出される前記印刷用紙を前記排出口に案内するガイド部と、を備え、該ガイド部は、前記搬送経路の上方側に位置して該搬送経路に平行に延びるとともに前記ガイド部の内外を連通する第一孔部が形成された上側ガイド板、前記搬送経路の下方側に位置して該搬送経路に平行に延びるとともに前記ガイド部の内外を連通する第二孔部が形成された下側ガイド板を有し、前記用紙除去手段は、前記搬送経路を上下に横切るように前記第一孔部及び第二孔部を通過する移動経路を、下端部が前記上側ガイド板における前記搬送経路側を向く面と面一となって前記第一孔部を閉塞する第一位置と、前記下端部が下側ガイド板の下方に位置する第二位置との間で移動可能な用紙回収板を有してもよい。
本発明に係る印刷物発行装置によれば、用紙除去手段が印刷用紙を搬送経路に交差する方向に押し込むことで、搬送経路上、即ち、排出口から印刷用紙が除去される。これにより、印刷用紙を確実に回収することができる。
本発明の第一実施形態に係る印刷物発行装置の概略構成を示す模式側面図である。 図1における要部拡大図である。 本発明の第一実施形態に係る印刷物発行装置の機能ブロック図である。 本発明の第一実施形態に係る制御装置の処理のフローチャートである。 本発明の第一実施形態に係る印刷物発行装置による印刷用紙の回収動作を説明する図である。 本発明の第二実施形態に係る印刷物発行装置の要部拡大図である。 本発明の第二実施形態に係る印刷物発行装置による印刷用紙の回収動作を説明する図である。 本発明の第三実施形態に係る印刷物発行装置の要部拡大図である。 本発明の第三実施形態に係る印刷物発行装置による印刷用紙の回収動作を説明する図である。 本発明の第四実施形態に係る印刷物発行装置の要部拡大図である。 本発明の第四実施形態に係る印刷物発行装置による印刷用紙の回収動作を説明する図である。 本発明の第五実施形態に係る印刷物発行装置の要部拡大図である。 本発明の第五実施形態に係る印刷物発行装置による印刷用紙の回収動作を説明する図である。
以下、本発明の第一実施形態について、図1から図5を参照して詳細に説明する。
図1に示す印刷物発行装置100は、例えば有料道路や有料駐車場等の有料施設の料金所に設けられた料金自動収受機等に搭載されており、利用者の要求に応じて印刷用紙Pに印刷(印字)を施して領収書として発行する装置である。
図1に示すように、印刷物発行装置100は、印刷用紙供給部10、印刷部20、搬送ローラ部30、切断部50、第一ガイド部60、第二ガイド部70、用紙除去手段40、回収部55、抜き取り検知センサ81及び制御装置90(図3参照)を備えている。
図1に示すように、印刷用紙供給部10は、印刷用紙Pを供給するものであって、印刷用紙Pを幾重にも巻き掛けることにより構成されたロール状をなすロール紙11と、該ロール紙11を回転可能に支持する軸部12とを備えている。そして、ロール紙11が軸部12回りに回転することにより、該ロール紙11の一部を印刷用紙Pとして下流側に向かって繰り出し可能とされている。なお、軸部12は必ずしも設ける必要はなく、ロール紙11を回転させながら印刷用紙Pを繰り出し可能であれば他の構成であってもよい。
印刷部20は、印刷用紙供給部10から繰り出された印刷用紙Pに印刷を施しながら送り出す役割を有している。この印刷部20は、印刷用紙Pに印刷するサーマルヘッド等の印字ヘッド21と、該印字ヘッド21との間で印刷用紙Pを挟持しながら回転することで該印刷用紙Pを送り出すプラテンローラ22とを有している。これら印字ヘッド21及びプラテンローラ22は、図3に示す印刷処理部91からの信号に応じて印刷用紙Pへの印刷及び該印刷用紙Pの送り出しを行うようになっている。
本実施形態では、印刷用紙Pは、プラテンローラ22によって、水平面に平行に延びる搬送経路R1に沿って下流側に送り出される。
搬送ローラ部30は、印刷部20から送り出されて搬送経路R1に沿って進行する印刷用紙Pを、さらに下流側へと向かって搬送する役割を有している。この搬送ローラ部30は、互いに平行な軸線回りに回転可能とされた一対のローラから構成されている。本実施形態の搬送ローラ部30は、回転駆動可能とされた駆動ローラ31と、該駆動ローラ31との間で印刷用紙Pを挟持可能とされ駆動ローラ31に従動して回転する従動ローラ32とから構成されている。
駆動ローラ31と従動ローラ32とは、これらの外周面同士の間に印刷用紙Pを挟持することができるように配置されている。なお、これら駆動ローラ31と従動ローラ32との外周面同士が最も近接する箇所、または互いに当接する箇所が、搬送ローラ部30による印刷用紙Pの挟持箇所となる。
また、本実施形態では、駆動ローラ31と従動ローラ32との軸線は、互いに鉛直方向に離間して配置されており、これによって、搬送ローラ部30は印刷用紙Pを搬送経路R1に沿ってさらに下流側へと送り出す。即ち、本実施形態では、印刷部20と搬送ローラ部30との送り出し方向は同一方向とされており、それぞれ搬送経路R1上に印刷用紙Pを送り出すように構成されている。
また、搬送ローラ部30は正回転可能とされている。本実施形態においては駆動ローラ31が正回転駆動可能とされており、該駆動ローラ31が正回転する際には従動ローラ32も正回転し、これによって搬送ローラ部30としての正回転が行われる。
なお、搬送ローラ部30の駆動、即ち、駆動ローラ31の駆動は、図3に示す搬送ローラ駆動部92からの信号によって行われる。
図1に示すように、切断部50は、印刷用紙Pを所定の寸法に切断する役割を有しており、印刷部20と搬送ローラ部30との間の搬送経路R1の上方に配置されている。これにより、切断部50は、搬送経路R1に沿って進行する印刷用紙Pに該搬送経路R1の上方からカッターを接触させることによって、該印刷用紙Pを所定の寸法に切断する。なお、切断部50としては、例えばロータリーカッター等を採用してもよい。
このような切断部50は、図3に示す切断駆動部93からの信号によって駆動されるように構成されている。
図1及び図2に示すように、第一ガイド部60は、印刷部20と搬送ローラ部30との間に位置する搬送経路R1における切断部50の下流側に設けられており、印刷部20から送り出されて搬送経路R1を進行する印刷用紙Pを該搬送経路R1に沿って搬送ローラ部30へと案内する役割を有している。
第二ガイド部70(ガイド部)は、搬送ローラ部30の下流側に配置されており、該搬送ローラ部30から送り出された印刷用紙Pを搬送経路R1の最下流側に位置する排出口95に案内する役割を有している。
この第二ガイド部70は、搬送経路R1の上方側に位置して該搬送経路R1に平行に延びる上側ガイド板71と、搬送経路R1の下方側に位置して該搬送経路R1に平行に延びる下側ガイド板72とを有している。即ち、これら上側ガイド板71と下側ガイド板72とは互いに平行をなしており、その内面、即ち、搬送経路R1側を向く面(印刷用紙P側を向く面)が互いに対向するように配置されている。
また、上側ガイド板71には、第二ガイド部70の内外を連通する第一孔部71aが形成されている。この第一孔部71aは鉛直方向に上側ガイド板71を貫通するように形成されている。
さらに、下側ガイド板72には、上側ガイド板71同様、第二ガイド部70の内外を連通する第二孔部72aが形成されている。この第二孔部72aは鉛直方向に下側ガイド板72を貫通するように形成されている。
これら第一孔部71a及び第二孔部72aは互いに同一鉛直軸線上に位置しており、第二孔部72aの直上に第一孔部71aが形成されている。
そして、本実施形態の第二ガイド部70は、下側ガイド板72の第二孔部72aを開閉可能な蓋部材75を有している。この蓋部材75は、例えば下側ガイド板72の下側かつ上流側の位置に回転可能に支持されている。これによって蓋部材75は、第二孔部72aを閉塞する閉塞位置と第二孔部72aを開放する開放位置との間で回動するようになっている。また、蓋部材75が閉塞位置にある状態においては、該蓋部材75における搬送経路R1側を向く面(印刷用紙P側を向く面)が下側ガイド板72の内面(搬送経路R1側を向く面、即ち、印刷用紙P側を向く面)と面一となるように構成されている。
このような蓋部材75は、図示しないバネ部材等の付勢手段によって開放位置から閉塞位置に向かって付勢されている。したがって、蓋部材75に外力が及ばない状態では、該蓋部材75は閉塞位置に位置している。
次に用紙除去手段40について説明する。この用紙除去手段40は、搬送経路R1上の印刷用紙Pを該搬送経路R1に交差する方向に向かって押し込む役割を有している。この用紙除去手段40は、切断部50の下流側、本実施形態では搬送ローラ部30と排出口95との間に設けられている。
本実施形態の用紙除去手段40は、用紙回収板41を有している。この用紙回収板41は、搬送経路R1に直交し、かつ、該搬送経路R1上の印刷用紙Pの延在方向に直交する方向、即ち、搬送ローラ部30における駆動ローラ31及び従動ローラ32の軸線に直交する断面における搬送経路R1に直交する方向を移動経路R2として移動可能に構成されている。
本実施形態では、用紙回収板41は当該移動経路R2に沿って直線上に延在する板状をなしている。また、用紙回収板41の移動経路R2上に、第二ガイド部70の第一孔部71a及び第二孔部72aがそれぞれ位置している。即ち、用紙回収板41の移動経路R2は第一孔部71a及び第二孔部72a内を通過するように設定されている。
このような用紙回収板41は、図2に示すようにその下端部が第二ガイド部70の上側ガイド板71の内面、即ち、上側ガイド板71における搬送経路R1側を向く面(印刷用紙P側を向く面)と面一となる第一位置と、図5に示すように、その下端部が第二ガイド部70の下方に位置する第二位置との間で移動経路R2に沿って移動可能とされている。
この用紙回収板41の移動は、図3に示す押し込み駆動部94によって行われる。これによって、用紙回収板41は、第一位置にある状態において上方から下方に向かって搬送経路R1を通過するように、即ち、搬送経路R1を横切るように、第二位置まで移動可能とされている。この用紙回収板41の第一位置から第二位置に向かう方向を以下では押し込み方向と称する。なお、この押し込み方向は、上方から下方に向かう方向のみならず、少なくとも搬送経路R1に対して交差する方向ならばいかなる方向であってもよい。
図1及び図2に示すように、回収部55は、印刷用紙Pを収容可能な形状をなしており、その開口部を上方に向けるようにして、用紙回収板41の移動経路R2の押し込み方向側に配置されている。これによって、移動経路R2の下方延長線状に回収部55の開口部が位置することになる。
図1及び図2に示すように、抜き取り検知センサ81は、印刷用紙Pが排出口95に到達した後、該印刷用紙Pが利用者によって抜き取られたか否かを検知する役割を有している。
本実施形態の抜き取り検知センサ81としては、搬送ローラ部30と排出口95との間の搬送経路R1の上方に設けられたレーザセンサを採用している。即ち、抜き取り検知センサ81は、搬送経路R1上に印刷用紙Pが存在する際には、レーザが遮断されることによりオン信号を出力する一方、該搬送経路R1上に印刷用紙Pが存在しない際には、レーザが遮断されないことによりオフ信号を出力する。これによって、抜き取り検知センサ81の出力がオン信号からオフ信号に変わることで、印刷用紙Pが利用者によって抜き取られたことを検知することができる。
なお、例えば抜き取り検知センサ81として、第一搬送路R1の上方に配置された発光器と第一搬送路R1の下方に配置された受光器とを設けた構成を採用してもよい。この場合、抜き取り検知センサ81は、発光器からの光を受光器が受光することで、オフ信号を出力する一方、発光器からの光を受光器が受光不可となることによりオン信号を出力する。
図3に示すように、制御装置90は、印刷処理部91、搬送ローラ駆動部92、切断駆動部93及び押し込み駆動部94に接続されており、これらを制御可能に構成されている。即ち、この制御装置90は、発行指令、回収指令の入力に基づいてこれら印刷処理部91、搬送ローラ駆動部92、切断駆動部93及び押し込み駆動部94を制御するように構成されている。
印刷処理部91は、制御装置90からの信号に基づいて、印刷部20に印字ヘッド21による印刷用紙Pへの印刷及びプラテンローラ22による印刷用紙Pの送り出しを行わせる。
また、搬送ローラ駆動部92は、制御装置90からの信号に基づいて該搬送ローラ部30の正回転駆動させる。特に、本実施形態の搬送ローラ駆動部92は、駆動ローラ31を正回転駆動させるように構成されている。
さらに、切断駆動部93は、切断部50の駆動を制御しており、制御装置90からの信号に基づいて所定のタイミングで切断部50を駆動させる。切断部50はこの駆動によって印刷用紙Pを切断する。
また、押し込み駆動部94は、用紙除去手段40を駆動させるものであって、本実施形態では用紙回収板41の駆動を制御している。この押し込み駆動部94は、制御装置90からの信号に基づいて用紙回収板41を第一位置から第二位置に移動させる。
次に、上記構成の印刷物発行装置100による領収書(印刷済みの印刷用紙P)の発行動作について説明する。
利用者が図示しない領収書発行ボタンを押すと、これに基づいて領収書の発行指令が制御装置90に入力される。すると、制御装置90は、印刷処理部91に対して信号を出力し、この指令に基づいて印刷処理部91が印刷部20を駆動する。これにより、印刷部20は、印刷用紙Pに対して印字ヘッド21による印刷を施しながら、プラテンローラ22を駆動させることにより印刷用紙Pを送り出す。また、制御装置90は搬送ローラ駆動部92に信号を出力し、これによって該搬送ローラ部30が正回転させられる。
このように印刷部20から送り出された印刷用紙Pは、第一ガイド部60に案内されながら搬送経路R1に沿って進行する。そして、印刷用紙Pは搬送ローラ部30に挟持されることによってさらに下流側へと向かって搬送経路R1に沿って進行する。この際、印刷用紙Pの前端が抜き取り検知センサ81の検知位置に到達することで該抜き取り検知センサ81がオンとなる。
また、制御装置90は、所定のタイミングで切断駆動部93に信号を送出し、これにより切断駆動部93がカッターを駆動させ、印刷用紙Pを所定の寸法に切断する。このように所定の寸法とされた印刷用紙Pが、排出口95に到達することで領収書の発行が完了し、該排出口95から利用者が領収書を受け取り可能となる。
なお、この際、印刷用紙Pは、搬送ローラ部30により挟持された状態で該搬送ローラ部30により不渡し検知センサ82の検知位置から外れない位置まで送り出されることが好ましい。これによって、印刷用紙Pは搬送ローラ部30により保持されるため、例えば印刷用紙Pの自然落下や風等による紛失を回避することができる。
ここで、上記のように領収書を発行した際であっても、利用者が領収書を受け取らずに去ってしまう場合もあり得る。このような場合には、印刷物発行装置100が回収動作を行うことで領収書を回収する。以下、この回収動作について図4に示すフローチャートを参照して説明する。
回収動作は、回収指令が制御装置90に入力されることで開始される(ステップS1)。この回収指令は、例えば図示しない回収ボタンを押下することで制御装置90に入力される。
また、この他、例えば印刷用紙Pが搬送経路R1に残存することで抜き取り検知センサ81のオン状態が継続され、かつ、例えば印刷物発行装置100外部に設けられた車両発進検知器により利用者が搭乗する車両が発進したことを条件として、回収指令が制御装置90に入力される構成であってもよい。
また、抜き取り検知センサ81のオン状態の継続時間が、所定時間を超えた際に回収指令が制御装置90に入力される構成であってもよい。
続いて回収指令の入力に基づいて制御装置90が押し込み駆動部94に信号を送り、これに基づいて押し込み駆動部94が用紙除去手段40を駆動させる。(ステップS2)。これによって、用紙除去手段40の用紙回収板41が第一位置から第二位置に向かって移動経路R2に沿って移動される。
即ち、本実施形態では、用紙回収板41が第一位置から下方に向かって移動し、搬送経路R1と交差するように該搬送経路R1を通過すると、用紙回収板41の下端が蓋部材75に当接する。そして、さらに用紙回収板41が下方に向かって移動すると、蓋部材75が付勢力に抗して閉塞位置から開放位置に回動することで、第二孔部72aが連通状態となる。これによって用紙回収板41がさらに下方へと向かって移動可能となり、最終的に図5に示す第二位置に位置することになる。
このような用紙回収板41の移動によって、搬送経路R1上に位置する印刷用紙Pが用紙回収板41の押し込み方向(下方向)に移動される。即ち、印刷用紙Pは、用紙回収板41の下端に接触することで該下端の移動とともに第二孔部72aを通過して第二ガイド部70の下方へと向かって運び込まれる。これによって、印刷用紙Pが搬送経路R1上から除去される。そして、用紙回収板41が第二位置に位置した時点で、印刷用紙Pが用紙回収板41から外れることにより、用紙回収板41の押し込み方向に配置された回収部55に印刷用紙Pが収容され、印刷物発行装置100による領収書の回収動作が完了する。
以上のような印刷物発行装置100によれば、印刷用紙Pの不渡しが発生した際には、用紙除去手段40が印刷用紙Pを搬送経路に交差する方向に押し込むことで、搬送経路R1上、即ち、排出口95から印刷用紙Pが除去される。また、このように除去された印刷用紙Pは押し込み手段による押し込み方向に設けられた回収部55に収容される。
このように本実施形態の印刷物発行装置100は、用紙除去手段40によって搬送経路R1上の印刷用紙Pを強制的に該搬送経路R1から除去する構成を採用しているため、印刷用紙Pを確実に回収することができる。したがって、紙詰まり等を発生させることなく、安定的かつ円滑に印刷用紙Pを回収することができる。
また、本実施形態では、用紙除去手段40として搬送経路R1の上方から下方に向かって該搬送経路R1を通過するように移動する用紙回収板41を採用しているため、当該用紙回収板41が搬送経路R1を通過する際に、該用紙回収板41が搬送経路R1上の印刷用紙Pを該搬送経路R1上から除去して回収部55へと導くことができる。したがって、印刷用紙Pをより一層確実に回収することができる。
さらに、搬送ローラ部30と排出口95との間に第二ガイド部70が設けられているため、搬送ローラから送り出される印刷用紙Pを排出口95に確実に導くことができる。また、この第二ガイド部70は、用紙回収板41の移動経路R2上に第一孔部71a及び第二孔部72aを有しているため、これら第一孔部71a及び第二孔部72aを用紙回収板41が通過することにより、用紙回収板41の移動を妨げることはない。
したがって、印刷用紙Pの発行時には該印刷用紙Pを領収書として円滑に発行することができる一方、回収時においては、印刷用紙Pを確実に回収することが可能となる。
第二ガイド部70の第二孔部72aを閉塞、開放可能な蓋部材75を設けたため、印刷用紙Pが搬送ローラ部30から送り出される際には、第二孔部72aが閉塞状態とされて下側ガイド板72における印刷用紙P側を向く面が面一となるため、印刷用紙Pが下側ガイド板72に引っ掛かってしまうことはない。したがって、印刷用紙Pを円滑かつ安定的に排出口95に導くことができる。
一方、印刷用紙Pを回収する際には、用紙回収板41が移動して蓋部材75に当接することで該蓋部材75が開放状態となるため、用紙回収板41の移動を妨げることはない。したがって、円滑に印刷用紙Pを回収することが可能となる。
次に本発明の第二実施形態について図6及び図7を参照して説明する。この第二実施形態では第一実施形態と同様の構成要素には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
第二実施形態の印刷物発行装置101は、用紙除去手段40が湾曲形状をなす用紙回収板42を有する点で第一実施形態と相違する。
即ち、第二実施形態の用紙回収板42は、図6に示すように、円弧状に沿って湾曲するように延在する形状をなしている。また、これに伴って用紙回収板42の移動経路R3は当該用紙回収板42の円弧状に沿って延在しており、即ち、移動経路R3も用紙回収板42同様湾曲している。本実施形態では、搬送経路R1上を中心とする円弧に沿って用紙回収板42及びその移動経路R3が延在している。なお、当該円弧は、搬送経路R1の上流側に凸となっていてもよいし、下流側に凸となっていてもよい。
これによって、用紙回収板42は、搬送経路R1の上方側、即ち、上側ガイド板71の上方側の第一位置から、搬送経路R1の下方側、即ち、下側ガイド板72の下方側の第二位置に向かって円弧状の軌跡を描きながら移動する。
このような第二実施形態の印刷物発行装置101も、第一実施形態同様、制御装置90からの信号によって用紙回収板42が第一位置から第二位置に向かって移動する。この際、図7に示すように、用紙回収板42が円弧状の軌跡を描く動作とともに搬送経路R1上の印刷用紙Pを第二位置へと向かって、即ち、押し込み方向へと向かって移動させる。これによって搬送経路R1から印刷用紙Pが除去され、該印刷用紙Pが回収部55に回収される。したがって、第一実施形態同様、印刷用紙Pを搬送経路R1から確実に除去することができる。
ここで、上記第一実施形態の場合、用紙回収板41によって印刷用紙Pを確実に回収するためには、用紙回収板41の移動時のストロークを可能な限り大きくすることが好ましく、例えば印刷用紙Pの搬送方向の寸法の2分の1程度のストロークが必要となる。したがって、例えば第一実施形態のように、搬送経路R1に直交する移動経路R2とした場合、上記ストロークを大きく確保しようとすると印刷物発行装置101自体の寸法が用紙回収板41の移動方向に大きくなってしまう。
これに対して、本実施形態のように、用紙回収板42の移動経路R3を円弧状とし、さらに、用紙回収板42を湾曲した形状とすることによって、用紙回収板42のストロークが一方向に過度に大きくなってしまうことを回避することができる。即ち、用紙回収板42を円弧状とすることによって、任意の一方向に延在する形状とする場合に比べて用紙回収板42の延在寸法を大きく確保しながら一方向に過度に大きくなってしまうことを回避できる。これによって、印刷物発行装置101のコンパクト化を図ることが可能となる。
次に本発明の第三実施形態について図8及び図9を参照して説明する。この第三実施形態では第一実施形態と同様の構成要素には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
第三実施形態の印刷物発行装置102は、用紙除去手段40としてシャッター部43を採用しており、さらに、回収ローラ部45を備える点で第一実施形態と相違する。
即ち、本実施形態では、図8に示すように、用紙除去手段40は、印刷物発行装置102の排出口95を開閉可能なシャッター部43とされている。このシャッター部43は、第一実施形態の用紙回収板41同様、上方から下方に向かって移動可能とされており、第二ガイド部70の上側、即ち、搬送経路R1の上側に位置する第一位置と、排出口95を閉塞するともに下端部が第二ガイド部70の下側ガイド板72の下方に位置する第二位置との間で移動可能とされている。したがって、シャッター部43の移動経路R4は、鉛直方向に沿って延在しており、これによって該移動経路R4は印刷用紙Pの搬送経路に直交している。なお、シャッター部43の押し込み方向は上方から下方に向かう方向、即ち、鉛直下向き方向となる。
回収ローラ部45は、シャッター部43の押し込み方向に設けられた回転ローラ46を備えており、本実施形態では、下側ガイド板72の下方における第二位置に位置するシャッター部43の上流側を向く面と当接可能な位置に配置されている。この回転ローラ46は、例えば押し込み駆動部94によって、シャッター部43の駆動とともに軸線回りに回転駆動される。なお、回転ローラ46の軸線は、搬送ローラ部30における駆動ローラ31及び従動ローラ32の軸線と平行をなしている。このような回転ローラ46を有する回収ローラ部45は、第二位置のシャッター部43との間で印刷用紙Pを挟持した状態で、該印刷用紙Pをさらに押し込み方向へと向かって、即ち、下方へと向かって送り出すように回転駆動される。
このような第三実施形態の印刷物発行装置102においては、回収指令が入力された制御装置90からの信号によってシャッター部43が第一位置から第二位置に向かって移動する。この際、図9に示すように、シャッター部43が搬送経路R1を横切るように通過し、シャッター部43の下端が搬送経路R1上の印刷用紙Pを押し込み方向へ向かって、即ち、下方へと向かって移動させる。
そして、シャッター部43とともに押し込み方向に移動した印刷用紙Pは、第二ガイド部70の下方において該シャッター部43と回収ローラ部45の回転ローラ46とによって挟持され、該回転ローラ46の回転駆動によってさらに押し込み方向へと移動される。これによって、印刷用紙Pが回収部55へと導かれ、印刷用紙Pの回収動作が完了する。
以上のような第三実施形態の印刷物発行装置102によれば、シャッター部43の移動によって印刷用紙Pを押し込むことで、該印刷用紙Pを回収することができる。即ち、排出口95を開閉するシャッター部43が印刷用紙Pの搬送経路R1からの除去を兼ねることにより、部品点数の増大を抑えながら、印刷用紙Pを確実に回収することが可能となる。
また、シャッター部43によって押し込まれた印刷用紙Pを、該押し込み方向に搬送する回収ローラ部45を備えているため、用紙除去手段40から印刷用紙Pを取り除きながら回収部55へと確実に導くことができる。したがって、シャッター部43に印刷用紙Pが残ってしまうことを回避することができ、回収不良を防止することが可能となる。
次に本発明の第四実施形態について図10及び図11を参照して説明する。この第四実施形態では第一実施形態と同様の構成要素には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
第四実施形態の印刷物発行装置103は、第一実施形態の構成要素に加えて回収ローラ部45を有する点で第一実施形態とは相違する。
即ち、本実施形態の印刷物発行装置103は、用紙回収板41の押し込み方向側に一対の回転ローラ46を有する回収ローラ部45が設けられている。これら一対の回転ローラ46は、第二位置の用紙回収板41の上流側の面との間、及び下流側の面との間でそれぞれ印刷用紙Pを挟持できるように配置されている。また、これら回転ローラ46は、例えば押し込み駆動部94によって用紙回収板41の移動とともに回転駆動されるように構成されている。本実施形態の各回転ローラ46は、用紙回収板41との間で印刷用紙Pを挟持した状態で、該用紙回収板41を押し込み方向へと向かって、即ち、下方へと向かって送り出すように回転駆動される。
このような第四実施形態の印刷物発行装置103においては、用紙回収板41の第一位置から第二位置への移動によって該用紙回収板41とともに印刷用紙Pが押し込み方向に移動した後、該印刷用紙Pが一対の回転ローラ46と用紙回収板41との間で挟持される。この際、一対の回転ローラ46が回転されることで、用紙回収板41から外れてさらに押し込み方向へと向かって移動される。これによって、用紙回収板41に印刷用紙Pが残ってしまうことを回避することができ、回収不良を防止することが可能となる。
次に本発明の第五実施形態について図12及び図13を参照して説明する。この第四実施形態では第一実施形態と同様の構成要素には同様の符号を付して詳細な説明を省略する。
第五実施形態の印刷物発行装置104は、用紙除去手段40として、エアを噴出可能なノズル部44を採用している点で第一実施形態と相違する。
即ち、本実施形態のノズル部44は、例えば図示しない圧縮空気源に接続されて高圧のエアを噴出可能なノズル部44であって、上側ガイド板71の第一孔部71aから第二ガイド部70の内側に向かって、即ち、搬送経路R1に向かってエアを噴出可能に配置されている。このようなノズル部44は、押し込み駆動部94によって、例えば通常は閉塞状態のノズルと圧縮空気源との連通路が開放状態とされることにより、搬送経路R1に対して下方に向かってエアを噴出する。
このような第五実施形態の印刷物発行装置104によれば、回収指令が入力された制御装置90からの信号によって搬送経路R1上の印刷用紙Pに対して上方から下方に向かってエアが噴出される。これにより、印刷用紙Pは、下方に向かって押し込まれ、下側ガイド板72の第二孔部72aを通過して回収部55へと導かれる。したがって、他の実施形態同様、印刷用紙Pを確実に回収することが可能となる。
なお、本実施形態では、ノズル部44のエアの噴出によって印刷用紙Pを押し込む構成としたが、例えばノズル部44によってエアを吸引することによって印刷用紙Pを回収部55側へと向かって押し込む構成であってもよい。この場合、例えばノズル部44を下側ガイド板72の第二孔部72aの下方に設けることによって容易に実現することができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明はこれに限定されることなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、用紙除去手段40は、搬送経路R1上の印刷用紙Pに外力を作用させることで該搬送経路R1上から強制的に除去することが可能ならば、他の構成のものを採用してもよい。
また、第二実施形態のように円弧状に延在する用紙回収板41を用いた場合であっても、回収ローラ部45を設けてもよい。これによっても、用紙回収板41に印刷用紙Pが残存してしまうことを防止できる。
さらに、搬送ローラ部30は、駆動ローラ31と従動ローラ32とを用いた例について説明したが、駆動ローラ31と従動ローラ32との配置関係は逆であってもよく、さらに、両方のローラが駆動ローラ31であってもよい。
また、本実施形態では、用紙除去手段40を搬送ローラ部30よりも下流側に配置したが、上流側に配置してもよい。これによっても、搬送経路R1から印刷用紙Pを除去することができる。
10 印刷用紙供給部
11 ロール紙
12 軸部
20 印刷部
21 印字ヘッド
22 プラテンローラ
30 搬送ローラ部
31 駆動ローラ
32 従動ローラ
40 用紙除去手段
41 用紙回収板
42 用紙回収板
43 シャッター部
44 ノズル部
45 回収ローラ部
46 回転ローラ
50 切断部
55 回収部
60 第一ガイド部
70 第二ガイド部(ガイド部)
71 上側ガイド板
71a 第一孔部
72 下側ガイド板
72a 第二孔部
75 蓋部材
81 抜き取り検知センサ
90 制御装置
91 印刷処理部
92 搬送ローラ駆動部
93 切断駆動部
94 押し込み駆動部
95 排出口
100 印刷物発行装置
101 印刷物発行装置
102 印刷物発行装置
103 印刷物発行装置
104 印刷物発行装置
P 印刷用紙
R1 搬送経路
R2 移動経路
R3 移動経路
R4 移動経路

Claims (4)

  1. 印刷用紙に印刷を施し、該印刷用紙を送り出す印刷部と、
    該印刷部によって送り出された前記印刷用紙を排出口に向かって送り出す搬送ローラ部と、
    水平方向に延びる前記印刷用紙の搬送経路上の該印刷用紙を切断する切断部と、
    前記切断部よりも前記搬送経路の下流側に設けられ、該搬送経路上の前記印刷用紙を該搬送経路に交差する方向に向かって押し込むことで、該搬送経路から前記印刷用紙を除去する用紙除去手段と、
    用紙除去手段による前記印刷用紙の押し込み方向に設けられ、前記印刷用紙を収容可能とされた回収部と、
    前記搬送ローラ部から送り出される前記印刷用紙を前記排出口に案内するガイド部と、を備え、
    該ガイド部は、
    前記搬送経路の上方側に位置して該搬送経路に平行に延びるとともに前記ガイド部の内外を連通する第一孔部が形成された上側ガイド板、前記搬送経路の下方側に位置して該搬送経路に平行に延びるとともに前記ガイド部の内外を連通する第二孔部が形成された下側ガイド板、及び、該下側ガイド板における前記搬送経路側を向く面が面一となるように前記孔部を閉塞する蓋部材を有し、
    前記用紙除去手段は、
    前記搬送経路を上下に横切るように前記第一孔部及び第二孔部を通過する移動経路を、下端部が前記上側ガイド板における前記搬送経路側を向く面と面一となる第一位置と、前記下端部が下側ガイド板の下方に位置する第二位置との間で移動可能な用紙回収板を有することを特徴とする印刷物発行装置。
  2. 印刷用紙に印刷を施し、該印刷用紙を送り出す印刷部と、
    該印刷部によって送り出された前記印刷用紙を排出口に向かって送り出す搬送ローラ部と、
    前記印刷用紙の搬送経路上の該印刷用紙を切断する切断部と、
    前記切断部よりも前記搬送経路の下流側に設けられ、該搬送経路上の前記印刷用紙を該搬送経路に交差する方向に向かって押し込むことで、該搬送経路から前記印刷用紙を除去する用紙除去手段と、
    用紙除去手段による前記印刷用紙の押し込み方向に設けられ、前記印刷用紙を収容可能とされた回収部と、
    前記用紙除去手段によって押し込まれた前記印刷用紙を、該用紙除去手段とともに挟持しながら前記押し込み方向に搬送する回収ローラ部をさらに備えることを特徴とする印刷物発行装置。
  3. 前記回収ローラ部は、前記用紙除去手段によって押し込まれた前記印刷用紙を、該用紙除去手段とともに挟持しながら下方に向かって送り出すように回転駆動される回転ローラを備えることを特徴とする請求項2に記載の印刷物発行装置。
  4. 印刷用紙に印刷を施し、該印刷用紙を送り出す印刷部と、
    該印刷部によって送り出された前記印刷用紙を排出口に向かって送り出す搬送ローラ部と、
    水平方向に延びる前記印刷用紙の搬送経路上の該印刷用紙を切断する切断部と、
    前記切断部よりも前記搬送経路の下流側に設けられ、該搬送経路上の前記印刷用紙を該搬送経路に交差する方向に向かって押し込むことで、該搬送経路から前記印刷用紙を除去する用紙除去手段と、
    用紙除去手段による前記印刷用紙の押し込み方向に設けられ、前記印刷用紙を収容可能とされた回収部と、
    前記搬送ローラ部から送り出される前記印刷用紙を前記排出口に案内するガイド部と、を備え、
    該ガイド部は、
    前記搬送経路の上方側に位置して該搬送経路に平行に延びるとともに前記ガイド部の内外を連通する第一孔部が形成された上側ガイド板、前記搬送経路の下方側に位置して該搬送経路に平行に延びるとともに前記ガイド部の内外を連通する第二孔部が形成された下側ガイド板を有し、
    前記用紙除去手段は、
    前記搬送経路を上下に横切るように前記第一孔部及び第二孔部を通過する移動経路を、下端部が前記上側ガイド板における前記搬送経路側を向く面と面一となって前記第一孔部を閉塞する第一位置と、前記下端部が下側ガイド板の下方に位置する第二位置との間で移動可能な用紙回収板を有することを特徴とする印刷物発行装置。
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