JP2003182918A - 記録紙排出装置およびその制御方法、並びにプリンタ - Google Patents

記録紙排出装置およびその制御方法、並びにプリンタ

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JP2003182918A
JP2003182918A JP2001388554A JP2001388554A JP2003182918A JP 2003182918 A JP2003182918 A JP 2003182918A JP 2001388554 A JP2001388554 A JP 2001388554A JP 2001388554 A JP2001388554 A JP 2001388554A JP 2003182918 A JP2003182918 A JP 2003182918A
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Kazuhiko Yamagishi
和彦 山岸
Atsushi Nishioka
篤 西岡
Hideki Kawakami
秀樹 川上
Yoshihiro Kano
良寛 鹿野
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 多数枚のレシートの印刷が終了するまで、外
部からアクセスできない状態でこれらのレシートを一時
的に保持可能なレシート排出装置を提案する。 【解決手段】 レシート排出装置3では、保持面22
と、これに対峙している受け入れ側レシート案内板35
及び排出側レシート案内板36によって多数枚のレシー
ト12を保持可能な保持部が形成され、この保持部の排
出口39が開閉板40で封鎖され、記録紙を搬送する紙
送りローラ23a、23bと押さえローラ33a、33
bが開放状態において、複数枚の記録紙12が保持部に
送り込まれ、開閉板40の前板部分41で先端が揃えら
れた状態でスタックされる。紙送りローラ軸24に連結
した回転カム機構50、51を回転駆動することによ
り、開閉板40を開け、紙送りローラ23a、23bに
よって記録紙12を排出可能になる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レシートやチケッ
トなどの記録紙を印刷が終了するまで外部からアクセス
できない状態で一時的に保持し、印刷終了後に外部から
取り出し可能にする記録紙排出装置およびその制御方法
に関するものである。また、本発明はかかる記録紙排出
装置を備えたプリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】銀行や各種売店等においては、各種利用
明細書、レシート、チケット等を発行するためのプリン
タが利用されている。この種のプリンタでは、その筐体
内にセットされたロール状に巻かれたテープ状記録紙
が、印字ヘッドを経由する搬送経路に沿って繰り出され
て、その先端から所定長さの部分に所望の情報が印刷さ
れる。テープ状記録紙の先端部分は印刷されながら順次
に搬送され、記録紙排出口から徐々に排出される。印刷
後においては、テープ状記録紙における印刷済みの先端
部分がカッタにより切断される。従って、オペレータあ
るいはプリンタ利用者は、記録紙排出口から所定長さの
記録紙片をレシートやチケット等として取り出すことが
できる。
【0003】この種のプリンタでは、印刷中に記録紙排
出口から記録紙の先端部分が徐々に排出されるので、オ
ペレータなどが印刷中であるにも拘わらず記録紙を引っ
張ってしまい、紙詰まりや、紙送りピッチの乱れに起因
する印刷品位の低下などの問題が起きる可能性がある。
そこで、印刷中には外部から記録紙に触れることができ
ないように、内部に記録紙を一時的に保持可能な記録紙
排出機構をプリンタの記録紙排出口に接続することが提
案されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
記録紙排出機構では、印刷終了毎に1枚ずつ記録紙を取
り出す必要があるので、多数枚のレシートやチケットを
印刷する場合には取り出し操作が煩わしく、記録紙の取
り忘れも起き易いという問題点がある。
【0005】本発明の課題は、かかる点に鑑みて、複数
枚の記録紙も一時的に保持可能な記録紙排出装置および
その制御方法を提案することにある。
【0006】また、本発明の課題は、小型でコンパクト
な複数枚の記録紙も一時的に保持可能な記録紙排出装置
およびその制御方法を提案することにある。
【0007】さらに、本発明の課題は、かかる新しい記
録紙排出装置を備えたプリンタを提案することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本発明の記録紙排出装置は、記録紙を受け入れる
受け入れ口と、前記受け入れ口から受け入れた少なくと
も1枚の記録紙を保持可能な保持部と、前記保持部に保
持されている記録紙を排出する排出口と、前記排出口を
封鎖可能であり、当該排出口を封鎖している閉じ位置で
は前記保持部の記録紙搬送方向の前端面を規定する開閉
板と、前記保持部に保持されている記録紙を搬送する紙
送りローラと、前記紙送りローラに連動して回転し、前
記開閉板を、前記閉じ位置および前記排出口を開放した
開き位置に移動させる回転カム機構と、前記開閉板が開
き位置に移動すると前記保持部に保持されている記録紙
を前記紙送りローラに押し付け可能な把持位置に移動
し、前記開閉板が閉じ位置に移動すると前記保持部に保
持されている記録紙から離れた開放位置に移動する押さ
えローラとを有している。
【0009】本発明では、開閉板によって排出口を封鎖
しておくことにより、保持部に排出される記録紙が印刷
中にオペレータなどによって引っ張られるなどの弊害を
防止できる。また、排出装置内への異物の侵入を許すこ
となく排出装置の故障を防止できる。また、保持部の前
端面が開閉板によって規定されているので、保持部に受
け入れられた記録紙はその先端が開閉板に当たることに
よって先端が自動的に揃えられた状態でストックされ
る。よって、保持部に一時的に保持された記録紙は、先
端が揃えられた状態で排出されるので、多数枚の記録紙
を排出した場合に、オペレータは全ての記録紙を確実に
取り出すことができる。従って、多数枚の記録紙を1枚
ずつ取り出す場合に比べて手間が省けると共に、記録紙
の取り忘れも発生しにくい。
【0010】ここで、前記回転カム機構は、予め定めた
ホームポジションにおいては前記開閉板を前記閉じ位置
に保持し、前記ホームポジションから、時計回りおよび
反時計回りに所定量回転した第1および第2の回転角度
位置までの間においては、前記開閉板を前記閉じ位置か
ら前記開き位置に向けて徐々に移動させ、前記第1およ
び第2の回転角度位置の間においては、前記開閉板を前
記開き位置に保持する構成とすることができる。
【0011】このようにすれば、紙送りローラ1回転の
制御で、開閉板の開閉動作と、紙送りローラと押さえロ
ーラとによる記録紙の把持および開放動作と、紙送りロ
ーラによる記録紙の搬送動作を実現できる。
【0012】前記回転カム機構の位置制御を正確に行う
ためには、前記回転カム機構の回転角度位置の基準とな
るリセット位置を検出するためのカムセンサを配置する
ことが望ましい。
【0013】また、前記保持部に記録紙が保持されてい
るか否かを検出するための記録紙センサを有しているこ
とが望ましい。
【0014】さらに、紙搬送ローラの回転駆動源として
はステップモータを用いることができる。この場合に、
前記カムセンサの出力、前記記録紙センサの出力および
前記ステップモータのステップ数に基づき、前記回転カ
ム機構の回転角度位置を制御する駆動制御手段を有する
構成を採用すれば、正確に回転カム機構の位置制御を行
うことができる。よって、各駆動部分の動作を正確に制
御できる。
【0015】次に、前記回転カム機構は次の構成とする
ことができる。すなわち、前記紙送りローラが固定され
ている紙送りローラ軸に固定された回転カム板と、この
回転カム板の外周カム面に沿って摺動する前記開閉板に
取り付けたカムフォロワとを備えた構成とすることがで
きる。
【0016】前記開閉板は、前記排出口を封鎖するため
の前板部分と、この前板部分を支持している支持板部分
とを有し、この支持板部分の端部を中心として前記前板
部分が上下方向に旋回可能な構成とすることができる。
この場合には、前記支持板部分に前記カムフォロワが取
り付けられ、このカムフォロワの下側に前記回転カム板
が位置している構成を採用できる。
【0017】一方、前記押さえローラを回転自在の状態
で支持している押さえローラ支軸が、昇降可能な状態
で、前記開閉板における前記支持板部分に乗っている構
成を採用することができる。この場合、前記押さえロー
ラ支軸を前記紙送りローラ軸の側に常に付勢している付
勢部材を備えた構成を採用できる。
【0018】次に、前記保持部は、記録紙を保持する保
持面と、この保持面における前記受け入れ口の側の部分
に対峙している受け入れ側記録紙案内板と、前記保持面
における前記排出口の側の部分に対峙している排出側記
録紙案内板とを備えた構成とすることができる。
【0019】ここで、前記受け入れ側記録紙紙案内板
は、前記受け入れ口とは反対側の部分を中心として前記
保持面から離れる方向に旋回可能にすれば、紙詰まりの
場合に、当該受け入れ側記録紙案内板を開けることによ
り、紙詰まりの回復操作を簡単に行うことができる。ま
た、長い記録紙を受け入れる場合に、その先端部分を紙
送りローラと押さえローラの間に把持した状態で、記録
紙の後続部分によって受け入れ側記録紙案内板を押し上
げながらループを形成させることができる。よって、保
持部内に収納可能な短い記録紙のみでなく、長い記録紙
を一時的に保持可能となるので好ましい。
【0020】同様に、前記排出側記録紙案内板も、前記
排出口とは反対側の部分を中心として前記保持面から離
れる方向に旋回可能とすれば、紙詰まり時の回復操作が
簡単になるので望ましい。
【0021】案内板の旋回機構は次のように構成でき
る。前記押さえローラを回転自在に支持している押さえ
ローラ支軸を、前記保持面の上方において、前記受け入
れ口および前記排出口の間に配置し、前記受け入れ側記
録紙案内板および前記排出側記録紙案内板を、前記押さ
えローラ支軸によって旋回可能な状態で支持すればよ
い。
【0022】次に、本発明は、上記構成の記録紙排出装
置の制御方法に関するものであり、本発明の制御方法
は、前記紙送りローラを回転して前記回転カム機構を前
記ホームポジションに位置決めして、前記開閉板を前記
閉じ位置に保持した状態を形成するイニシャライズ工程
と、前記受け入れ口を介して1枚あるいは順次に複数枚
の記録紙を受け入れて、当該記録紙の前端を前記開閉板
に突き当てた状態で前記保持部に積層された状態を形成
する記録紙受け入れ工程と、前記紙送りローラを反時計
回りに回転して、前記回転カム機構を前記ホームポジシ
ョンから前記第2の回転角度位置を経由して前記第1の
回転角度位置まで回転させることにより、前記開閉板を
前記開き位置に向けて移動させ、同時に前記押さえロー
ラにより前記記録紙を徐々に前記紙送りローラの側に押
し付けて前記記録紙を後方に搬送する排出準備工程と、
前記紙送りローラを時計回りに回転して、前記回転カム
機構を前記第2の回転角度位置まで回転させることによ
り、前記記録紙を前方に搬送して、前記排出口を介して
所定量だけ当該記録紙の前端部分を突出させた状態を形
成する排出工程とを含んでいる。
【0023】本発明では、保持部に保持された記録紙を
排出するに当たり、一旦記録紙を後退させながら開閉板
を開けるようにしている。この動作により、開閉板を開
ける動作を円滑に行うことができると共に、開閉板を開
ける際に先端が揃えられた状態の記録紙がばらけてしま
うなどの弊害も防止される。
【0024】ここで、前記イニシャライズ工程は、前記
紙送りローラを反時計回りに回転して、前記回転カム機
構を、当該回転カム機構の回転基準となるリセット位置
まで回転させ、しかる後に、前記紙送りローラを時計回
りに回転して、前記回転カム機構を前記リセット位置を
基準として前記ホームポジションに位置決めする工程を
含むものとすることができる。リセット位置を確認する
ことにより、回転カム機構の位置制御を正確に行うこと
ができる。
【0025】また、一般的には、前記排出工程の後に、
前記記録紙が前記保持部から取り出されるのを予め定め
た待機時間の間だけ待つ受け取り待機工程が含まれる。
【0026】さらに、前記受け取り待機工程において前
記記録紙が排出された場合に、当該記録紙の排出後に、
あるいは前記待機時間の経過後に、前記回転カム機構を
前記リセット位置に位置決めした後に、当該回転カム機
構を前記ホームポジションに位置決めするリセット工程
が含まれる。
【0027】ここにおいて、前記受け取り待機工程にお
いて前記記録紙が排出されない場合に、前記待機時間の
経過後に、前記紙送りローラを反時計回りに回転させて
前記記録紙を前記保持部内に回収すると共に、前記回転
カム機構を前記第1の回転角度位置を経由させて前記ホ
ームポジションに位置決めする記録紙回収工程を含むこ
とが望ましい。
【0028】記録紙の取り忘れなどの場合には、一旦、
記録紙を回収して、装置外装ケースを開けて、記録紙を
取り出させるようにすることができる。
【0029】この場合、前記記録紙回収工程の後に、前
記記録紙が前記保持部から取り出されるのを待機する取
り出し待機工程に移行すればよい。
【0030】また、少なくとも前記取り出し待機工程に
おいて前記記録紙を前記保持部から取り出すことを促す
ためのエラー出力を行うことが望ましい。
【0031】さらに、前記取り出し待機工程において前
記記録紙が取り出された場合に、前記イニシャライズ工
程を実行すればよい。
【0032】次に、本発明は記録紙を印刷終了まで外部
からアクセスできないように一時的に内部に保持可能な
プリンタに関するものであり、本発明のプリンタは、ロ
ール状に巻かれたテープ状記録紙を収納するロール紙ホ
ルダ、このロール紙ホルダから搬送されるテープ状記録
紙に記録を行う印字ヘッド、および前記ロール紙ホルダ
から前記印字ヘッドの印字位置を経由してテープ状記録
紙を搬送する搬送機構とを有するプリンタ本体部と、上
記構成の前記記録紙排出装置とを有し、前記テープ状記
録紙における記録済み先端部分が、前記搬送機構によっ
て前記受け入れ口を介して前記保持部に送り込まれるよ
うになっていることを特徴としている。
【0033】ここで、本発明のプリンタをレシート発行
装置などに適用する場合には、前記保持部に送り込まれ
た前記テープ状記録紙における記録済み先端部分の後端
を切断して、所定長さの記録紙片とする切断部を備えた
構成とすればよい。
【0034】
【発明の実施の形態】以下に、図面を参照して、本発明
を適用した記録紙排出装置を備えたプリンタの実施例を
説明する。
【0035】(プリンタ全体構成)図1は本発明の実施
例に係るレシート発行プリンタを示す概略構成図であ
る。本例のレシート発行プリンタ1は、プリンタ本体部
2と、プリンタ本体部2に取り付けられたレシート排出
装置3と、これらプリンタ本体部2およびレシート排出
装置3を構成している各駆動部分を制御するためのマイ
クロコンピュータを中心に構成された駆動制御装置4を
有している。
【0036】プリンタ本体部2は、装置外装ケース5を
備え、この中には、レシートロール6のホルダ7が形成
されていると共に、ホルダ7から引き出されたテープ状
レシート8に印刷を施す印字ヘッド9と、印字ヘッド9
の下流側に配置されたオートカッタ10が内蔵されてい
る。また、搬送ローラ対11を含む搬送機構を備えてお
り、テープ状レシート8は搬送機構によって印字ヘッド
9による印字位置を経由して搬送されてその表面に所定
の印刷が施された後にオートカッタ10の切断位置を経
由してレシート排出装置3の側に排出される。また、オ
ートカッタ10によって、印刷毎にテープ状レシート8
における先端側の印刷領域の後端位置が切断されて、所
定長さのレシート12が作成されるようになっている。
【0037】レシート排出装置3は、印刷中のテープ状
レシート8が外部からオペレータなどによってアクセス
できないように、テープ状レシート8の先端部分を外部
から遮断するためのものである。また、複数枚のレシー
ト12を一時的にスタック可能であり、スタックした複
数枚のレシート12を装置外装ケース5に形成したレシ
ート発行口13から所定量だけ排出して、オペレータな
どによって受け取り可能にする機能を備えている。さら
には、レシート発行口13から所定量だけ送り出した状
態のレシート12を再び内部に回収する機能を備えてい
る。
【0038】(レシート排出装置)図2はかかる機能を
備えたレシート排出装置3の斜視図であり、図3(a)
ははその一部を省略して示す平面図であり、図3(b)
はそのb−b線で切断した部分の構成図である。また、
図4(a)は図2のレシート排出装置を装置前後方向に
切断した場合の概略断面図であり、(b)はレシート排
出装置の側面図であり、(c)および(d)は回転カム
板の回転角度位置およびカム曲線を示す説明図である。
【0039】これらの図を参照して説明すると、レシー
ト排出装置3は、扁平な直方体形状の装置フレーム21
を備え、この装置フレーム21の長方形の上面がレシー
ト保持面22とされ、この上に複数枚のレシート12を
一時的に積層状態でスタック可能である。レシート保持
面22における前端寄りの部分には、左右一対の開口部
22a、22bが形成されており、ここから、一対の紙
送りローラ23a、23bの外周面が僅かに上方に露出
している。紙送りローラ23a、23bが固定されてい
る紙送りローラ軸24は、レシート保持面22の裏面に
沿って装置幅方向に配置されており、その両端部分が装
置フレーム21の両側板25、26に取り付けた軸受け
27、28によって回転自在の状態で支持されている。
この送りローラ軸24における右側の側板26寄りの外
周面部分には外歯歯車29が形成されており、この外歯
歯車29は装置フレーム21の底板30に取り付けた減
速歯車列31を介して、同じく底板30に取り付けられ
た回転駆動源であるステップモータ32に連結されてい
る。
【0040】紙送りローラ23a、23bの真上には、
それぞれ押さえローラ33A、33Bが対向配置されて
おり、これらのローラ33A、33Bは、装置幅方向に
配置した押さえローラ支軸33によって回転自在の状態
で支持されている。側板25、26はレシート保持面2
2から一定の高さだけ上方に延びており、更に、それら
の上端面における前側寄りの部分は台形状に上方に突出
している。これらの突出部分には上下に長い軸孔25
a、26aが形成されており、これらの軸孔25a、2
6aには、押さえローラ支軸33の両端部分33a、3
3bが上下に摺動可能な状態で差し通されている。
【0041】ここで、側板25、26から横方に突出し
ている押さえローラ支軸33の両端部分33a、33b
と、同じく側板25、26から横方に突出している紙送
りローラ軸24の両端部分24a、24bとの間には、
それぞれ、これらを相互に引き寄せているコイルばね3
4a、34bが架け渡されている。
【0042】次に、押さえローラ支軸33には、受け入
れ側レシート案内板35および排出側レシート案内板3
6が回転自在の状態で取り付けられている。レシート受
け入れ側案内板35は、押さえローラ軸33の位置から
レシート保持面22に対して平行に延びる水平板部分3
5aと、この先端から上方に所定の角度で折れ曲がって
いる傾斜板部分35bと、水平板部分35aの左右両端
から上方に垂直に延びるフランジ部分35c、35dと
を備えている。左右のフランジ部分35c、35dが押
さえローラ軸33によって上下方向に回転自在に支持さ
れている。従って、このレシート受け入れ側案内板36
は押さえローラ軸33を中心として上方に旋回自在であ
る。
【0043】ここで、開閉板40が閉じ位置にあると
き、受け入れ側レシート案内板35の傾斜板部分35b
の両鍔部35cが、装置フレーム21の両側板25、2
6の上端面部分に乗った状態となるように構成されてい
る。この状態では、受け入れ側レシート案内板35とレ
シート保持面22から浮き上がった位置に保持され、レ
シート保持面22との間に所定の隙間が確保される。こ
の隙間が形成されることにより、レシート12の受け入
れ・搬送を容易にしている。
【0044】これに対して、押さえローラ軸33に対し
て装置前側に配置されている排出側レシート案内板36
は、平板部分36aと、この左右の両端縁から上方に垂
直に折れ曲がっているフランジ部分36b、36cとを
備えており、これらフランジ部分36b、36cが押さ
えローラ軸33の両端部分によって回転自在に支持され
ている。従って、この排出側レシート案内板36は、押
さえローラ軸33を中心として上方に開けることができ
る。通常は、その自重によって先端縁がレシート保持面
22に当たっている。
【0045】このように、本例では、保持面22と、こ
れに上側から対峙している受け入れ側レシート案内板3
5および排出側レシート案内板36によってレシート保
持部が構成されている。また、その傾斜板部分35bの
先端縁とレシート保持面22の後端縁の間が、プリンタ
本体部分2からテープ状レシート8を受け入れる受け入
れ口38とされている。さらに、排出側レシート案内板
36とレシート保持面22の前端縁の間がレシート排出
口39になる。
【0046】ここで、レシート排出装置3は、そのレシ
ート保持面22および排出側レシート案内板36により
構成されるレシート排出口39の前方に、装置外装ケー
ス5に形成したレシート発行口13が位置するように配
置されている。そして、レシート排出口39とレシート
発行口13の間には開閉板40が配置されており、これ
らを開閉可能となっている。
【0047】本例の開閉板40は、レシート保持面22
および排出側レシート案内板36の前側に位置する装置
幅方向に延びる前板部分41と、この両端から装置後方
に向けて直角に折れ曲がって延びている左右の支持板部
分42、43から形成されており、各支持板部分42、
43の後端部分が、回動ピン44、45を介して側板2
5、26に対して上下方向に回転自在の状態で取り付け
られている。また、前述した押さえローラ支軸33の両
端部分33a、33bは、左右の支持板部分42、43
に乗った状態にあり、開閉板40が上下に旋回すると、
これに伴って、押さえローラ支軸33が軸孔25a、2
6aに沿って上下にスライドするようになっている。
【0048】この構成の開閉板40は、左右一対の回転
カム機構50、51によって、上下に旋回して、レシー
ト保持面22および排出側レシート案内板36の間のレ
シート排出口39を封鎖している閉じ位置、換言する
と、このレシート排出口39の前方に位置しているレシ
ート発行口13を封鎖している閉じ位置40Aと、レシ
ート排出口39を開放している開き位置、換言すると、
レシート発行口13を開放している開き位置40Bに移
動可能である(図4(b)参照)。回転カム機構50、
51は左右対称な構造であるので、左側の回転カム機構
50についてのみ説明を行う。
【0049】主として図4を参照して説明すると、回転
カム機構50は、紙送りローラ軸24と一体回転するよ
うにその左端部分24aに固定した回転カム板52と、
開閉板40の左側の支持板部分42から側方に突出して
いるカムフォロワとしての摺動ピン53と、回転カム板
52のリセット位置(原点位置)を検出するためのカム
センサ54を備えている。前述のように、摺動ピン53
が取り付けられている支持板部分42の上に押さえロー
ラ支軸33が乗っており、この押さえローラ支軸33は
コイルばね34aによって常に紙送りローラ軸24に引
き寄せられている。従って、回転カム板52の外周カム
面52aに対して常に摺動ピン53が押し付けられてい
るので、回転カム板52の回転運動が、開閉板40の上
下方向の開閉運動に変換される。
【0050】詳細に説明すると、回転カム板52の外周
カム面52aには、円形輪郭のカム面部分52bと、楕
円形輪郭のカム面部分52cが形成されている。楕円形
輪郭のカム面部分52cの長軸が上方に垂直に向いた回
転角度位置が回転カム機構、従って回転カム板52のホ
ームポジションHPとされており、ホームポジションH
Pにおいては摺動ピン53が最も高い位置に持ち上げら
れ、開閉板40がその閉じ位置40Aに保持される。ホ
ームポジションHPから左右にそれぞれ70度回転する
と、摺動ピン53は楕円形輪郭のカム面部分52cに沿
って下降して円形輪郭のカム面部分52bとの境界52
d、52eに至る。この後は、摺動ピン53は一定の高
さ位置に保持される。この摺動ピン53の高さ位置が、
開閉板40の開き位置40Bに対応している。
【0051】本例では、ホームポジションHPから時計
回りに90度回転した位置を第1の回転角度位置52
(1)とし、反時計回りに70度回転した位置を第2の
回転角度位置52(2)とし、ホームポジションHPか
ら反時計回りに100度回転した位置をリセット位置R
Pとしている。このリセット位置RPは、側板25に取
り付けたメカニカルスイッチであるカムセンサ54によ
って検出されるようになっている。
【0052】(制御系)再び図1を参照して説明する
と、本例のレシート発行装置1の制御系は、マイクロコ
ンピュータを中心に構成された駆動制御装置4を備えて
いる。駆動制御装置4では、上位システム60からの指
令に基づき、ドライバ61、62を介してプリンタ本体
部2の搬送ローラ対11、印字ヘッド9を駆動して、レ
シートロール6から引き出されたテープ状レシート8の
表面に所定の印刷を行わせる。印刷終了後には、ドライ
バ63を介してオートカッタ10を駆動して、テープ状
レシート8における先端から所定長さで印刷済みのテー
プ状レシート部分を切断させることにより、1枚のレシ
ート12を作成する。
【0053】また、レシート排出装置3には、レシート
保持面22にレシート12が保持されているか否かを検
出するレシートセンサ64が取り付けられており、この
センサ出力およびカムセンサ54の出力に基づき、ステ
ップモータ32を駆動制御することにより、回転カム機
構50、51による開閉板40の開閉制御、および紙送
りローラ23a、23bによるレシート12の排出、回
収動作を行わせる。
【0054】(レシート発行動作)図5〜図7は、本例
のレシート発行装置1の動作、機能を示す説明図であ
る。図5および図6には、複数枚のレシート12の印刷
が終了するまで、印刷後のレシート12を順次にレシー
ト排出装置3に保持し、所定枚数のレシート12が印刷
された後に、レシート排出装置3から一度にレシート発
行口13を介して排出する動作を示してある。
【0055】上位システム60からレシート発行指令お
よび所定の印刷情報が供給されると、駆動制御装置4は
プリンタ本体部分2の各駆動部分を駆動制御して、レシ
ート発行動作を開始する。この場合、図5(a)に示す
ように、レシート排出装置3の開閉板40はその閉じ位
置40Aに保持されているので、レシート発行口13は
封鎖状態にある。
【0056】レシートロール6から引き出されたテープ
状レシート8は印字ヘッド9によって印刷されながら搬
送され、その先端8aはオートカッタ19の切断位置を
通ってレシート排出装置3の受け入れ口38から、レシ
ート保持面22上に排出される。ここで、テープ状レシ
ート8の先端部分は、レシート保持面22に沿って、そ
の上に押し付けられている受け入れ側レシート案内板3
5および排出側レシート案内板36を押し上げながら前
進する。
【0057】1枚のレシート12の印刷が終了して、搬
送されるテープ状レシート8の先端8aが開閉板40の
内側端面40aに当たった後に、搬送を止めて、オート
カッタ10によりテープ状レシート8を切断して、1枚
のレシート12(1)を作成する。レシート12(1)
はその先端が開閉板40の内側端面40aに当たった状
態で、レシート保持面22と、受け入れ側レシート案内
板35および排出側レシート案内板36との間に保持さ
れる。図5(b)にはこの状態を示してある。
【0058】この後は、図5(c)に示すように、2枚
目のレシート印刷動作を開始する。以後、上記の動作を
繰り返すことにより、図6(a)に示すように、予め指
定された枚数のレシート12(1)〜12(N)(N:
正の整数)がレシート排出装置3におけるレシート保持
面22と、案内板35、36との間にストックされる。
これらのレシート12(1)〜12(N)は、それらの
先端が閉じ位置40Aに保持されている開閉板40の内
側端面40aによって先端が自動的に揃えられた状態で
ストックされる。
【0059】この後は、レシート排出装置3の回転駆動
源であるステップモータ32を駆動して、開閉板40を
その開き位置40Bに移動させる。この結果、レシート
保持面22と案内板36の間(排出口39)が開放さ
れ、装置外装ケース5に形成したレシート発行口13も
開放される。図6(b)にはこの状態を示してある。
【0060】しかる後に、複数枚のレシート12(1)
〜12(N)を一度に、レシート発行口13から装置外
部に向けて排出して、図6(c)に示すように、それら
の先端12aを所定量だけ突出させる。この結果、オペ
レータなどがレシート12を受け取ることができる。
【0061】次に、図7(a)は紙詰まりの回復操作を
示す説明図である。この図に示すように、レシート発行
動作時に紙詰まりが発生した場合には、レシート排出装
置3における受け入れ側レシート案内板35および排出
側レシート案内板36を上方に開けることにより、紙詰
まりの回復操作を簡単に行うことができる。
【0062】なお、本例のレシート排出装置3は、1枚
毎にレシート12を一時的に保持して発行するように動
作させることもできる。また、レシート保持面22の前
後方向の長さよりも長いレシートを発行する場合におい
ても、それを一時的に保持することが可能である。
【0063】図7(b)は長いレシートを発行する場合
における動作を示す説明図である。この場合には、テー
プ状レシート8の先端部分を紙送りローラ23a、23
bと、押さえローラ33A、33Bの間に把持した状態
となるように、回転カム機構50、51を駆動制御し、
この状態で、テープ状レシート8をプリンタ本体部2か
ら受け入れる。この結果、テープ状レシート8は、受け
入れ側レシート案内板35を押し上げてループを描いた
状態で、レシート排出装置3に保持される。
【0064】(レシート排出装置のレシート排出動作)
次に、図8はレシート排出装置3の各部分の動作を示す
タイミングチャートであり、図9は各時点における各部
分の位置を示す動作説明図である。これらの図を参照し
て、本例のレシート排出装置3によるレシート排出動作
を詳細に説明する。
【0065】図8に示すように正常なレシート排出動作
は、基本的に、イニシャライズ工程ST1と、レシート
受け入れ工程ST2と、レシート排出準備・排出工程S
T3と、レシート受け取り待機工程ST4と、リセット
工程ST5を含んでいる。
【0066】イニシャライズ工程ST1では、回転カム
機構50、51の回転カム板52をリセット位置RP
(原点位置)に一旦戻し、そこを基準として回転カム板
52をホームポジションHPに位置決めする。
【0067】すなわち、装置電源のオンによりリセット
命令を表すリセットパスルP1が発生すると、まず、レ
シートセンサ64の出力に基づきレシート排出装置3内
にレシート12が残っていないことを確認した後に、ス
テップモータ32を最大で360度の範囲内で逆回転駆
動することにより紙送りローラ軸24を反時計回りに逆
回転させて、回転カム機構50、51の回転カム板52
のリセット位置RPをカムセンサ54の出力に基づき確
認する。図9(a)は回転カム板52がリセット位置R
Pに到った状態を示してある。
【0068】この後は、ステップモータ32を正回転駆
動することにより紙送りローラ軸24を時計回りに正回
転させて、回転カム機構50、51の回転カム板52を
ホームポジションHPに位置決めする。この後は、ステ
ップモータ32にロック通電を行うことにより、回転カ
ム板52をホームポジションHPに保持する。図9
(b)には回転カム52がホームポジションHPに保持
された状態を示してある。この図から分かるように、回
転カム52がホームポジションHPに位置している状態
では、開閉板40は閉じ位置40Aに保持され、レシー
ト排出装置3の排出口39および装置外装ケース5に形
成されているレシート発行口13が封鎖された状態にあ
る。
【0069】この後にレシート受け入れ工程ST2に移
行する。レシート受け入れ工程ST2では、図5、図6
を参照して説明したように、プリンタ本体部分2におい
て1枚あるいは複数枚のレシート印刷動作が行われて、
レシート排出装置3には1枚あるいは複数枚のレシート
12が一時的に保持された状態(図6(a)参照)が形
成される。
【0070】レシート印刷終了後においては排出命令を
表すパルスP2が発生して、レシート排出準備・排出工
程ST3に移行する。この工程ST3では、保持面22
上に保持されているレシート12をその先端が開閉板4
0の内側端面40aから離れるように一時的に後退させ
ながら、同時に開閉板40を開けるレシート排出準備動
作と、この後に、レシート12を排出口39からレシー
ト発行口13を介して外部に所定量突出させるレシート
排出動作を行う。
【0071】レシート排出準備動作では、テップモータ
32を逆回転駆動して、回転カム板52をホームポジシ
ョンHPから反時計回りに270度逆回転させて、図9
(c)に示すように、ホームポジションHPから時計回
りに90度の第1の回転角度位置52(1)に位置決め
する。
【0072】回転カム板52がホームポジションHPか
ら反時計回りに逆回転を開始すると、開閉板40の側の
摺動ピン53が回転カム板52の楕円形輪郭の外周カム
面52cに沿って下降を開始し、これに伴って開閉板4
0がその閉じ位置40Aから徐々に下降する。回転カム
板52が第1の回転角度位置52(1)に至ると、開閉
板40はその開き位置40Bに到る。また、開閉板40
が下降すると、その両側支持板部分42、43に乗って
いる押さえローラ支軸33も一緒に下降して、保持面2
2上にストックされているレシート12は、その上側か
ら押さえローラ32a、32bによって、下側の紙送り
ローラ23a、23bに押し付けられた把持状態になる
(すなわり、紙送りローラ23a、23bによる搬送可
能状態になる。)。
【0073】この結果、ステップモータ32によって反
時計回りに逆回転駆動される紙送りローラ23a、23
bによってレシート12が所定距離だけ後方に搬送され
る。これにより、レシート12の先端が開閉板40の前
端面に当たって、先端が揃えられた状態にあったレシー
ト12がその状態のまま後退する。
【0074】この後は、レシート排出動作に移行して、
ステップモータ32を正回転駆動して、回転カム板52
を200度時計回りに正回転駆動する。この結果、回転
カム板52はホームポジションHPから反時計回りに7
0度の第2の回転角度位置52(2)に到る。図9
(d)にはこの状態を示してある。この回転範囲では、
開閉板40の側の摺動ピン53は、回転カム板52にお
ける円形輪郭の外周カム面52b上を摺動するので、そ
の高さが一定に保持され、開閉板40はその開き位置4
0Bに止まっている。
【0075】かかる回転時における紙送りローラ23
a、23bの時計回りの正回転駆動によって、保持面2
2上にストックされているレシート12は、前方に送り
出されて、その先端部分が所定の長さだけ、レシート発
行口13から外部に突出状態になる。
【0076】この後は、図8に示すレシート受け取り待
機工程ST4に移行して、予め定められた待機時間の
間、レシート発行口13からレシート12がオペレータ
によって取り出されるのを待つ。待機時間内においてレ
シートセンサ64の出力に基づきレシート12が取り出
されたことが検出されると、次のリセット工程ST5に
移行する。
【0077】リセット工程ST5では、ステップモータ
32を反時計回りの逆回転駆動することにより、回転カ
ム板52を反時計回りに逆回転させて、当該回転カム板
52をリセット位置RPに位置決めする。この位置決め
は、カムセンサ54の出力に基づき行われる。図9
(e)にはこの状態を示してある。
【0078】この後は、ステップモータ32を時計回り
に正回転駆動すると共に、当該ステップモータ32のス
テップ数をカウントすることにより、回転カム板52を
ホームポジションHPに位置決めする(図9(f))。
【0079】以上が正常動作時の流れであるが、レシー
ト受け取り待機工程ST4において、待機時間内にレシ
ート12が取り出されなかった場合、すなわち、レシー
ト12の取り忘れが発生した場合には次のように動作す
る。
【0080】待機時間が経過した時点で受け取りエラー
命令を表すエラーパルスP3が発生し、図8に示すレシ
ート回収工程ST6に移行する。レシート回収工程ST
6では、ステップモータ32を逆回転駆動することによ
り、回転カム板52を反時計回りに290度逆回転させ
る。この回転により、レシート発行口13から所定量突
出しているレシート12は、反時計回りに逆回転する紙
送りローラ23a、23bによって、レシート排出装置
3内に回収される。また、開閉板40は開き位置40B
から閉じ位置40Aに戻る。図9(g)には回転カム5
2が290度逆回転してホームポジションHPに位置決
めされた状態を示す。
【0081】この後は、レシート排出装置3内に回収さ
れたレシート12が取り出されるのを待機するレシート
取り出し待機工程ST7に移行する。ここで、エラーパ
ルス発生後にはレシート12が取り出されるまで、エラ
ー表示を行う。例えば、レシート発行装置1の操作部に
配置された表示部(図示せず)にエラー表示を行う。表
示の代わりに、警告音などを発生させるようにしてもよ
い。
【0082】レシート12が取り出されると、リセット
命令を表すリセットパルスP4が発生し、先に説明した
イニシャライズ工程ST1と同一のイニシャライズ工程
ST8を実行して、図9(h)に示すように、回転カム
板52をリセット位置に位置決めした後に、ステップモ
ータ32のステップ数に基づき、当該回転カム板52を
ホームポジションHPに位置決めする(図9(i))。
【0083】(その他の実施の形態)なお、上記の例は
レシート発行装置に対して本発明を適用したものである
が、本発明はレシート発行装置以外のプリンタに対して
も同様に適用できることは勿論である。
【0084】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の記録紙排
出装置では、開閉板によって排出口を封鎖しておくこと
により、保持部に排出される記録紙が印刷中にオペレー
タなどによって引っ張られるなどの弊害を防止できる。
また、開閉板が閉じている状態では、紙送りローラおよ
び押さえローラが開放状態にあるので、保持部には複数
枚の記録紙を保持できる。
【0085】さらに、保持部の前端面が閉じ状態にある
開閉板によって規定されているので、保持部に受け入れ
られた記録紙はその先端が開閉板に当たることによって
先端が自動的に揃えられた状態でストックされる。よっ
て、保持部に一時的に保持された記録紙は、先端が揃え
られた状態で排出されるので、多数枚の記録紙を排出し
た場合に、オペレータは全ての記録紙を確実に取り出す
ことができる。従って、多数枚の記録紙を1枚ずつ取り
出す場合に比べて手間が省けると共に、記録紙の取り忘
れも発生しにくい。
【0086】また、本発明の回転カム機構では、定めた
ホームポジションにおいては開閉板を閉じ位置に保持
し、ホームポジションから、時計回りおよび反時計回り
に所定量回転した第1および第2の回転角度位置までの
間においては、開閉板を閉じ位置から前記開き位置に向
けて徐々に移動させ、第1および第2の回転角度位置の
間においては、開閉板を開き位置に保持する構成となっ
ている。このようにすれば、紙送りローラ1回転の制御
で、開閉板の開閉動作と、紙送りローラと押さえローラ
とによる記録紙の把持および開放動作と、紙送りローラ
による記録紙の搬送動作を実現できる。従って、回転駆
動源が単一でよく、しかも、小型でコンパクトで、簡単
な構成でありながら、多数枚の記録紙を一時的に保持可
能な記録紙排出装置を実現できる。
【0087】さらに、本発明においては、カムセンサに
よって回転カム機構の回転角度位置の基準となるリセッ
ト位置を検出すると共に、紙搬送ローラの回転駆動源と
してステップモータを用いている。カムセンサ出力に基
づき、ステップモータのステップ数をカウントして回転
カム機構の位置を制御することにより、紙送りローラに
よる記録紙の搬送制御、および回転カム機構による開閉
板の動作制御を正確に行うことができる。
【0088】次に、本発明の記録紙排出装置では、記録
紙を一時的に保持するための保持部を、記録紙を保持す
る保持面と、この保持面における記録紙受け入れ口の側
の部分に対峙している受け入れ側記録紙案内板と、保持
面における記録紙排出口の側の部分に対峙している排出
側記録紙案内板とを備えた構成を採用している。この構
成によれば、各案内板を開けることにより、紙詰まりの
回復操作を簡単に行うことができる。また、長い記録紙
を受け入れる場合に、その先端を紙送りローラと押さえ
ローラの間に把持した状態で、記録紙の後続部分によっ
て受け入れ側記録紙案内板を押し上げながらループを形
成させることができる。よって、保持部内に収納可能な
短い記録紙のみでなく、長い記録紙を一時的に保持可能
になるという利点がある。
【0089】次に、本発明の記録紙排出装置の制御方法
においては、記録紙を一時的に保持する保持部に保持さ
れた記録紙を排出するに当たり、一旦記録紙を後退させ
ながら開閉板を開けるようにしている。この動作によ
り、開閉板を開ける動作を円滑に行うことができると共
に、開閉板を開ける際に先端が揃えられた状態の記録紙
がばらけてしまうなどの弊害も防止される。
【0090】また、記録紙の取り忘れが発生した場合に
は、一旦、記録紙を装置内に回収するようにしているの
で、取り忘れた記録紙の紛失などを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したレシート発行装置の全体構成
を示す概略構成図である。
【図2】図1のレシート発行装置に組み込まれているレ
シート排出装置を示す斜視図である。
【図3】(a)は、図2のレシート排出装置を示す平面
図であり、その押さえローラおよび押さえローラ支軸を
省略した状態で示すものであり、(b)はそのb−b線
で切断した部分の断面図である。
【図4】(a)は図2のレシート排出装置を装置前後方
向に切断した場合の概略断面図であり、(b)はレシー
ト排出装置の側面図であり、(c)および(d)は回転
カム板の回転角度位置およびカム曲線を示す説明図であ
る。
【図5】(a)、(b)および(c)は、図1のレシー
ト発行装置の各動作を示す説明図である。
【図6】(a)、(b)および(c)は、図1のレシー
ト発行装置の各動作を示す説明図である。
【図7】(a)および(b)は、図1のレシート発行装
置の各動作を示す説明図である。
【図8】図2のレシート排出装置の動作を示すタイミン
グチャートである。
【図9】図2のレシート排出装置の各動作時点における
回転カム板の回転角度位置および開閉板の位置を示す説
明図である。
【符号の説明】
1 レシート発行装置 2 プリンタ本体部分 3 レシート排出装置 4 駆動制御装置 5 装置外装ケース 6 レシートロール 7 ホルダ 8 テープ状レシート 9 印字ヘッド 10 オートカッタ 11 搬送ローラ対 12 レシート 13 レシート発行口 21 装置フレーム 22 保持面 23a、23b 紙送りローラ 24 紙送りローラ軸 25、26 側板 31 減速歯車列 32 ステップモータ 33 押さえローラ支軸 33a、33b 押さえローラ 34a、34b コイルばね 35 受け入れ側レシート案内板 36 排出側レシート案内板 38 受け入れ口 39 排出口 40 開閉板 40A 閉じ位置 40B 開き位置 41 前板部分 42、43 支持板部分 50、51 回転カム機構 52 回転カム板 52a 外周カム面 52b 円形輪郭の外周カム面 52c 楕円形輪郭の外周カム面 52(1) 第1の回転角度位置 52(2) 第2の回転角度位置 RS リセット位置 HP ホームポジション 53 摺動ピン 54 カムセンサ 64 レシートセンサ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 川上 秀樹 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 鹿野 良寛 愛知県春日井市高蔵寺町2−1870 昭和精 機株式会社内 Fターム(参考) 2C058 AB10 AB11 AB12 AD06 AE04 AE14 AF06 AF25 AF51 3F054 AA01 AC05 BA02 BG02 BH04 BJ04 BJ11 DA22

Claims (25)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 記録紙を受け入れる受け入れ口と、 前記受け入れ口から受け入れた少なくとも1枚の記録紙
    を保持可能な保持部と、 前記保持部に保持されている記録紙を排出する排出口
    と、 前記排出口を封鎖可能であり、当該排出口を封鎖してい
    る閉じ位置では前記保持部の記録紙搬送方向の前端面を
    規定する開閉板と、 前記保持部に保持されている記録紙を搬送する紙送りロ
    ーラと、 前記紙送りローラに連動して回転し、前記開閉板を、前
    記閉じ位置および前記排出口を開放した開き位置に移動
    させる回転カム機構と、 前記開閉板が開き位置に移動すると前記保持部に保持さ
    れている記録紙を前記紙送りローラに押し付け可能な把
    持位置に移動し、前記開閉板が閉じ位置に移動すると前
    記保持部に保持されている記録紙から離れた開放位置に
    移動する押さえローラと、を有している記録紙排出装
    置。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記回転カム機構は、 予め定めたホームポジションにおいては前記開閉板を前
    記閉じ位置に保持し、 前記ホームポジションから、時計回りおよび反時計回り
    に所定量回転した第1および第2の回転角度位置までの
    間においては、前記開閉板を前記閉じ位置から前記開き
    位置に向けて徐々に移動させ、 前記第1および第2の回転角度位置の間においては、前
    記開閉板を前記開き位置に保持することを特徴とする記
    録紙排出装置。
  3. 【請求項3】 請求項1または2において、 前記回転カム機構の回転角度位置の基準となるリセット
    位置を検出するためのカムセンサを有していることを特
    徴とする記録紙排出装置。
  4. 【請求項4】 請求項3において、 紙搬送ローラの回転駆動源としてのステップモータを有
    していることを特徴とする記録紙排出装置。
  5. 【請求項5】 請求項1ないし4のうちのいずれかの項
    において、 前記保持部に記録紙が保持されているか否かを検出する
    ための記録紙センサを有していることを特徴とする記録
    紙排出装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、 前記カムセンサの出力、前記記録紙センサの出力、およ
    び前記ステップモータのステップ数に基づき、前記回転
    カム機構の回転角度位置を制御する駆動制御手段を有し
    ていることを特徴とする記録紙排出装置。
  7. 【請求項7】 請求項1ないし6のうちのいずれかの項
    において、 前記紙送りローラが固定されている紙送りローラ軸を備
    え、 前記回転カム機構は、前記紙送りローラ軸に固定された
    回転カム板と、この回転カム板の外周カム面に沿って摺
    動する前記開閉板に取り付けたカムフォロワとを備えて
    いることを特徴とする記録紙排出装置。
  8. 【請求項8】 請求項1ないし7のうちのいずれかの項
    において、 前記開閉板は、前記排出口を封鎖するための前板部分
    と、この前板部分を支持している支持板部分とを有し、
    この支持板部分の端部を中心として前記前板部分が上下
    方向に旋回可能であることを特徴とする記録紙排出装
    置。
  9. 【請求項9】 請求項8において、 前記支持板部分に前記カムフォロワが取り付けられ、 このカムフォロワの下側に前記回転カム板が位置してい
    ることを特徴とする記録紙排出装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 前記押さえローラを回転自在の状態で支持している押さ
    えローラ支軸を備え、この押さえローラ支軸は、昇降可
    能な状態で、前記開閉板における前記支持板部分に乗っ
    ていることを特徴とする記録紙排出装置。
  11. 【請求項11】 請求項10において、 前記押さえローラ支軸を前記紙送りローラ軸の側に常に
    付勢している付勢部材を備えていることを特徴とする記
    録紙排出装置。
  12. 【請求項12】 請求項1において、 前記保持部は、記録紙を保持する保持面と、この保持面
    における前記受け入れ口の側の部分に対峙している受け
    入れ側記録紙案内板と、前記保持面における前記排出口
    の側の部分に対峙している排出側記録紙案内板とを備え
    いることを特徴とする記録紙排出装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 前記受け入れ側記録紙案内板は、前記受け入れ口とは反
    対側の部分を中心として前記保持面から離れる方向に旋
    回可能であることを特徴とする記録紙排出装置。
  14. 【請求項14】 請求項12または13において、 前記排出側記録紙案内板は、前記排出口とは反対側の部
    分を中心として前記保持面から離れる方向に旋回可能で
    あることを特徴とする記録紙排出装置。
  15. 【請求項15】 請求項14において、 前記押さえローラを回転自在に支持している押さえロー
    ラ支軸を備え、 このローラ支軸は、前記保持面の上方において、前記受
    け入れ口および前記排出口の間に配置されており、 前記受け入れ側記録紙案内板および前記排出側記録紙案
    内板は、前記押さえローラ支軸によって旋回可能な状態
    で支持されていることを特徴とする記録紙排出装置。
  16. 【請求項16】 請求項2に記載の記録紙排出装置の制
    御方法であって、 前記紙送りローラを回転して前記回転カム機構を前記ホ
    ームポジションに位置決めして、前記開閉板を前記閉じ
    位置に保持した状態を形成するイニシャライズ工程と、 前記受け入れ口を介して1枚あるいは順次に複数枚の記
    録紙を受け入れて、当該記録紙の前端を前記開閉板に突
    き当てた状態で前記保持部に積層された状態を形成する
    記録紙受け入れ工程と、 前記紙送りローラを反時計回りに回転して、前記回転カ
    ム機構を前記ホームポジションから前記第2の回転角度
    位置を経由して前記第1の回転角度位置まで回転させる
    ことにより、前記開閉板を前記開き位置に向けて移動さ
    せ、同時に前記押さえローラにより前記記録紙を徐々に
    前記紙送りローラの側に押し付けて前記記録紙を後方に
    搬送する排出準備工程と、 前記紙送りローラを時計回りに回転して、前記回転カム
    機構を前記第2の回転角度位置まで回転させることによ
    り、前記記録紙を前方に搬送して、前記排出口を介して
    所定量だけ当該記録紙の前端部分を突出させた状態を形
    成する排出工程とを含む記録紙排出装置の制御方法。
  17. 【請求項17】 請求項16において、 前記イニシャライズ工程は、 前記紙送りローラを反時計回りに回転して、前記回転カ
    ム機構を、当該回転カム機構の回転基準となるリセット
    位置まで回転させ、しかる後に、前記紙送りローラを時
    計回りに回転して、前記回転カム機構を前記リセット位
    置を基準として前記ホームポジションに位置決めする工
    程を含むことを特徴とする記録紙排出装置の制御方法。
  18. 【請求項18】 請求項16または17において、 前記排出工程の後に、前記記録紙が前記保持部から取り
    出されるのを予め定めた待機時間の間だけ待つ受け取り
    待機工程を含むことを特徴とする記録紙排出装置の制御
    方法。
  19. 【請求項19】 請求項18において、 前記受け取り待機工程において前記記録紙が排出された
    場合に、当該記録紙の排出後に、あるいは前記待機時間
    の経過後に、前記回転カム機構を前記リセット位置に位
    置決めした後に、当該回転カム機構を前記ホームポジシ
    ョンに位置決めするリセット工程を含むことを特徴とす
    る記録紙排出装置の制御方法。
  20. 【請求項20】 請求項18または19において、 前記受け取り待機工程において前記記録紙が排出されな
    い場合に、前記待機時間の経過後に、前記紙送りローラ
    を反時計回りに回転させて前記記録紙を前記保持部内に
    回収すると共に、前記回転カム機構を前記第1の回転角
    度位置を経由させて前記ホームポジションに位置決めす
    る記録紙回収工程を含むことを特徴とする記録紙排出装
    置の制御方法。
  21. 【請求項21】 請求項20において、 前記記録紙回収工程の後に、前記記録紙が前記保持部か
    ら取り出されるのを待機する取り出し待機工程を含むこ
    とを特徴とする記録紙排出装置の制御方法。
  22. 【請求項22】 請求項21において、 少なくとも前記取り出し待機工程において前記記録紙を
    前記保持部から取り出すことを促すためのエラー出力を
    行うことを特徴とする記録紙排出装置の制御方法。
  23. 【請求項23】 請求項21または22において、 前記取り出し待機工程において前記記録紙が取り出され
    た場合に、前記イニシャライズ工程を実行することを特
    徴とする記録紙排出装置の制御方法。
  24. 【請求項24】 ロール状に巻かれたテープ状記録紙を
    収納するロール紙ホルダ、このロール紙ホルダから搬送
    されるテープ状記録紙に記録を行う印字ヘッド、および
    前記ロール紙ホルダから前記印字ヘッドの印字位置を経
    由してテープ状記録紙を搬送する搬送機構とを有するプ
    リンタ本体部と、 請求項1ないし15のうちのいずれかの項に記載された
    前記記録紙排出装置とを有し、 前記テープ状記録紙における記録済み先端部分が、前記
    搬送機構によって前記受け入れ口を介して前記保持部に
    送り込まれるようになっていることを特徴とするプリン
    タ。
  25. 【請求項25】 請求項24において、 前記保持部に送り込まれた前記テープ状記録紙における
    記録済みの先端部分の後端を切断して、所定長さの記録
    紙片とする切断部を有していることを特徴とするプリン
    タ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8961046B2 (en) 2009-09-08 2015-02-24 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Paper discharge device and image forming apparatus having the same
CN108945682A (zh) * 2018-07-27 2018-12-07 东莞福泰电子有限公司 一种过胶机

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