JP5991558B2 - 操作表示装置およびプログラム - Google Patents

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本発明は、タッチパネルにて操作を受け、その受けた操作に応じた表示処理を行う操作表示装置およびプそのログラムに関する。
ユーザの指先やペンなどでタッチされた位置を検出するタッチパネルを用いた操作表示装置では、操作ボタンを選択する選択操作のほか、指先やペンをタッチさせたまま移動させるフリック操作やドラッグ操作など各種の操作を受けることができる。
このようなタッチパネル式の操作表示装置では、ユーザから受けた操作の種類をより正確に判定するための各種技術が提案されている。
たとえば、選択操作中に操作位置の微妙なズレが生じ得ることを考慮し、操作された位置の周囲エリアを検出エリアに設定し、この検出エリア内における操作位置の平均値を、最終的な操作位置に決定する技術がある(特許文献1参照)。
また、タッチ位置から指を離したアンタッチ位置までの移動量に応じて、その操作が選択操作であるかフリック操作などのジェスチャー操作であるかの判定を行う技術がある(特許文献2参照)。
特開2009−244967号公報 特開2009−151691号公報
選択操作やフリック操作などの操作中における押圧力、タッチ後の移動距離や移動速度などは操作するユーザによって様々であり、ユーザから受けた操作の種類を確実に識別することは難しい。たとえば、フリック操作においては、タッチした後、指を払う動作へ移行する際に押圧力が一瞬弱くなる場合があるので、この時点で指が離れたと装置が認識し、ユーザがフリック操作のつもりで行った操作を選択操作と誤判定する場合がある。
このようにユーザが行ったフリック操作を選択操作と誤判定した場合、ユーザの意図しない選択操作に係る処理が実行されるので、ユーザは、その処理をキャンセルした後、改めてフリック操作を、今度は、誤判定されないように気をつけて行わなければならず、多大な不便を受けていた。なお、静電容量式のタッチパネルでもこのような誤判定は生じるが、特に、抵抗膜式タッチパネルでは適度な押圧が無ければ指がタッチパネルに触れていると認識されないので、このような誤判定が生じ易かった。
このほか、通常は、1つの操作に対して1つの表示処理が対応付けられて実行される。このような構成では、2つの表示処理を実行させるために2種類の操作を別々に行わなければならず、不便な場合があった。
本発明は、上記の問題を解決しようとするものであり、操作性の良いタッチパネル式の操作表示装置およびプログラムを提供することを目的としている。たとえば、誤判定された操作をユーザがやり直す手間や不便を軽減したり、1つの操作で2つの操作に係る表示処理を実行させたりすることのできる操作表示装置およびプログラムの提供を目的としている。
かかる目的を達成するための本発明の要旨とするところは、次の各項の発明に存する。
[1]タッチされた位置を検出するタッチパネル部と、
表示部と、
前記タッチパネル部にて第1操作を受けたとき、前記表示部に第1表示処理を行い、前記タッチパネル部にて前記第1操作の要素を含む第2操作を受けたとき、前記表示部に、前記第1表示処理による表示と第2表示処理による表示の双方を行い、前記タッチパネル部にて第3操作を受けたとき、前記表示部において、前記第1表示処理による表示を行わずに前記第2表示処理による表示を行う制御部と、
を有し、
前記第2操作は、前記第1操作とも第3操作とも判定できない操作である
ことを特徴とする操作表示装置。
[2]前記制御部は、
前記タッチパネル部にてオブジェクトに対する前記第1操作を受けたとき、前記表示部に前記オブジェクトに関するポップアップウィンドウを表示する第1表示処理を行い、前記タッチパネル部にて前記第2操作をオブジェクトに対して受けたとき、前記表示部に、前記オブジェクトに関するポップアップウィンドウを表示する第1表示処理を行うと共に前記オブジェクトをスクロールさせる第2表示処理を行う
ことを特徴とする[1]に記載の操作表示装置。
[3]前記制御部は、
前記タッチパネル部にて前記第3操作をオブジェクトに対して受けたとき、前記オブジェクトをスクロールさせる第2表示処理を行う
ことを特徴とする[1]又は[2]に記載の操作表示装置。
[4]前記第1操作は、特定の箇所にタッチする選択操作であり、
前記第2操作は、タッチした後そのタッチ箇所を移動させる動作を伴う操作である
ことを特徴とする[1]乃至[3]のいずれか1つに記載の操作表示装置。
上記発明では、第2操作は、第1操作の要素である「特定の箇所へタッチする」という動作に「タッチ箇所を移動させる動作」を加えた操作である。
前記制御部は、前記第1表示処理による表示と前記第2表示処理による表示の双方を行う場合に、前記第2表示処理にてスクロールさせるオブジェクトの少なくとも一部が見えるように、前記第1表示処理によりポップアップウィンドウを表示する
ことを特徴とする[1]乃至[]のいずれか1つに記載の操作表示装置。
上記発明では、第1表示処理によるポップアップウィンドウの表示と第2表示処理によるオブジェクトのスクロール表示を同時に行っても、スクロールするオブジェクトをポップアップウィンドウがすべて覆い隠すことはないので、ユーザはオブジェクトのスクロール表示を視認することができる。
[6]タッチされた位置を検出するタッチパネル部と表示部を備えた情報処理装置で実行されるプログラムであって、
前記タッチパネル部にて第1操作を受けたとき、前記表示部に第1表示処理を行う第1ステップと、
前記タッチパネル部にて前記第1操作の要素を含む第2操作を受けたとき、前記表示部に、前記第1表示処理による表示と第2表示処理による表示の双方を行う第2ステップと、
前記タッチパネル部にて第3操作を受けたとき、前記表示部において、前記第1表示処理による表示を行わずに前記第2表示処理による表示を行う第3ステップと、
を有し、
前記第2操作は、前記第1操作とも第3操作とも判定できない操作である
ことを特徴とするプログラム。
[7]前記第1ステップでは、前記タッチパネル部にてオブジェクトに対する前記第1操作を受けたとき、前記表示部に前記オブジェクトに関するポップアップウィンドウを表示する第1表示処理を行い、
前記第2ステップでは、前記タッチパネル部にて前記第2操作をオブジェクトに対して受けたとき、前記表示部に、前記オブジェクトに関するポップアップウィンドウを表示する第1表示処理を行うと共に前記オブジェクトをスクロールさせる第2表示処理を行う
ことを特徴とする[6]に記載のプログラム。
[8]前記第3ステップでは、前記タッチパネル部にて前記第3操作をオブジェクトに対して受けたとき、前記オブジェクトをスクロールさせる第2表示処理を行う
ことを特徴とする[6]又は[6]に記載のプログラム。
[9]前記第1操作は、特定箇所にタッチする選択操作であり、
前記第2操作は、タッチした後そのタッチ箇所を移動させる動作を伴う操作である
ことを特徴とする[6]乃至[8]のいずれか1つに記載のプログラム。
[10]前記第2ステップでは、前記第1表示処理と前記第2表示処理の双方を行う場合に、前記第2表示処理にてスクロールさせるオブジェクトの少なくとも一部が見えるように、前記第1表示処理によりポップアップウィンドウを表示する
ことを特徴とする[6]乃至[9]のいずれか1つに記載のプログラム。
本発明に係る操作表示装置およびプログラムによれば、タッチパネルにおける操作性が向上する。たとえば、誤判定された操作をユーザがやり直す手間や不便が軽減される。
本発明の第1の実施の形態に係る操作表示装置を含む複合機の概略構成を示すブロック図である。 第1の実施の形態に係る操作表示部がユーザの指先やペンなどで操作を受けたときに行う処理の流れを示す流れ図である。 コピー画面において、移動量ゼロの選択操作をユーザから受ける様子の一例を示す図である。 図3にてペーパー設定の操作ボタンの選択操作を受けた直後の表示状態を示す図である。 コピー画面において、移動量のある操作をユーザから受ける様子の一例を示す図である。 図5に示す移動量を伴う操作をペーパー設定の操作ボタンに対して受けた後の表示状態を示す図である。 操作ボタン群の一部が見えるようにしてポップアップウィンドウを更に大きくした場合の表示画面を示す図である。 検出される移動量に基づく操作の区分を示す図である。 第2の実施の形態に係る操作表示部がユーザの指先やペンなどで操作を受けたときに行う処理の流れを示す流れ図である。 コピー画面においてフリック操作を受けた場合の表示状態を示す図である。 図6の表示状態にて確定ボタンが操作された場合の表示の変化を示す図である。 図6の表示状態にてスクロール対象領域に対する操作を受けた場合の表示の変化を示す図である。 第3の実施の形態に係る操作表示部がユーザの指先やペンなどで操作を受けたときに行う処理の流れを示す流れ図である。 第1表示処理によって画面遷移が生じる場合の表示例を示す図である。
以下、図面に基づき本発明の各種実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る操作表示装置を含む複合機(MFP)10の概略構成を示すブロック図である。複合機10は、原稿を光学的に読み取ってその複製画像を印刷出力するコピー機能、外部端末などから受信される印刷データに基づいて印刷するプリント機能、原稿を光学的に読み取って得た画像を保存等するスキャン機能、ファクシミリ機能などを備えた画像形成装置である。
複合機10は、当該複合機10の動作を統括的に制御するCPU(Central Processing Unit)11を有している。CPU11にはバスを通じてROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、画像読取部14と、プリンタ部15と、画像処理部16と、不揮発メモリ17と、自動原稿搬送部18と、ファクシミリ通信部19と、ネットワーク通信部21と、操作表示部30とが接続されている。
CPU11は、OS(Operating System)プログラムをベースとし、その上で、ミドルウェアやアプリケーションプログラムなどを実行する。また、CPU11は、本発明に係る操作表示装置としての操作表示部30の表示内容を制御する機能も果たす。
ROM12には、各種のプログラムが格納されており、これらのプログラムに従ってCPU11が各種処理を実行することで複合機10の各機能が実現される。
RAM13は、CPU11がプログラムに基づいて処理を実行する際に各種のデータを一時的に格納するワークメモリや画像データを格納する画像メモリなどとして使用される。
画像読取部14は、原稿を光学的に読み取って画像データを取得する機能を果たす。画像読取部14は、例えば、原稿に光を照射する光源と、その反射光を受けて原稿を幅方向に1ライン分読み取るラインイメージセンサと、ライン単位の読取位置を原稿の長さ方向に順次移動させる移動ユニットと、原稿からの反射光をラインイメージセンサに導いて結像させるレンズやミラーなどからなる光学経路と、ラインイメージセンサの出力するアナログ画像信号をデジタルの画像データに変換する変換部などを備えて構成される。
プリンタ部15は、画像データに応じた画像を記録紙上に画像形成する機能を果たす。ここでは、記録紙の搬送装置と、感光体ドラムと、帯電装置と、レーザーユニットと、現像装置と、転写分離装置と、クリーニング装置と、定着装置とを有し、電子写真プロセスによって画像形成を行う、所謂、レーザープリンタのエンジン部として構成されている。画像形成は他の方式でもかまわない。
画像処理部16は、画像の拡大縮小、回転などの処理のほか、印刷データをイメージデータに変換するラスタライズ処理、画像データの圧縮、伸張処理などを行う。
不揮発メモリ17は、電源をオフにしても記憶内容が破壊されないメモリ(フラッシュメモリ)であり、各種設定情報の保存などに使用される。
自動原稿搬送部18は、原稿台にセットされた原稿をその最上のものから1枚ずつ順に繰り出して搬送し、画像読取部14の読み取り位置を通過させて所定の排紙位置へ排紙する機能を果たす。
ファクシミリ通信部19は、ファクシミリ機能を備えた外部装置と公衆回線を通じて画像データを送受信する機能を果たす。
ネットワーク通信部21は、LAN(Local Area Network)などのネットワークを通じて端末装置やその他の外部装置との間でデータを通信する機能を果たす。
操作表示部30は、表示部31と、操作部32とを備えている。このうち操作部32は、スタートボタンなどのスイッチ部33とタッチパネル部34とを備えている。表示部31は、液晶ディスプレイ(LCD…Liquid Crystal Display)などで構成され、各種の操作画面、設定画面などを表示する機能を果たす。
タッチパネル部34は、表示部31の表示面上に設けられている。タッチパネル部34は、タッチペンや指先などで表示面(実際には表示面上のタッチパネルであるが、表示面と表記する)が押下された座標位置を検出する。なお、指先などで表示面に触れる行為をタッチ、指先などを表示面から離す行為をリリースと呼ぶことにする。また、以後は、指先で表示面に触れるものとして説明する。
複合機10の操作表示部30は、タッチパネル部34への操作として、選択操作、フリック操作、ドラッグ操作など複数種類の操作を受け付ける。
選択操作は、指先で表示面にタッチした後、そのタッチした箇所から指先を移動させずに、もしくはほとんど移動させずに表示面からリリースする動作である。フリック操作は、指先などで表示面をタッチした後、その指を払うように移動させて表示面からリリースする操作である。ドラッグ操作は、指先などで表示面をタッチした後、タッチした状態のまま指先を目的の場所まで移動させ、移動をほぼ停止させた状態で表示面から指先をリリースする動作である。
次に、操作表示部30のタッチパネル部34にて、選択操作やフリック操作を受けた場合の表示処理について説明する。
図2は、第1の実施の形態に係る操作表示部30がユーザの指先やペンなどで操作を受けたときに行う処理の流れを示している。第1の実施の形態に係る操作表示部30は、タッチパネル部34にて第1操作を受けたとき、表示部31に第1表示処理による表示を行い、タッチパネル部34にて第1操作の要素を含む第2操作を受けたとき、表示部31に第1表示処理による表示と第2表示処理による表示の双方を行うようになっている。
ここで、第1操作の要素を含むとは、第2操作が第1操作の全体を含む場合のほか、第1操作の一部を含む場合も含まれる。要素とは、タッチ、移動、押下時間など操作を構成する任意の要素である。たとえば、第1操作に続けて何らかの動作を付加した操作は、第1操作の要素を含む第2操作である。言い換えると、第2操作を途中で止めた場合に第1操作になるような関係のとき、第2操作は第1操作の要素を含む操作と言える。「タッチする」という要素で構成された選択操作を第1操作とするとき、フリック操作やドラッグ操作は、「タッチする」という選択操作の要素を含み、これに「移動する」という要素を組み合わせた第2操作となっている。
操作表示部30はタッチパネル部34にてタッチから始まる何らかの操作を受けると、その操作におけるタッチした状態の指先の移動量を求める(ステップS101)。たとえば、タッチされた位置と指先がタッチパネル部34から離れた位置との直線距離、もしくはタッチ箇所の移動軌跡の長さを移動量として求める。なお、移動量は、タッチした位置が操作ボタンなどを配列した領域の場合にはその操作ボタンをスクロール表示する方向の成分で求める。たとえば、横方向に操作ボタンが配列されている領域に対する操作については、横方向成分の移動量を求める。
今回の操作における移動量がゼロならば(ステップS102;No)、選択操作(第1操作)を受けたと判断し、選択操作に対応する第1表示処理を実行する(ステップS103)。
一方、移動量が少しでもある場合は第2操作を受けたと判断し(ステップS102;Yes)、選択操作に対応した第1表示処理と、これとは別の第2表示処理の双方を実行する(ステップS104)。ここでは、第2表示処理は、フリック操作もしくはドラッグ操作に対応する表示処理とする。すなわち、選択操作(第1操作)は「タッチ」という要素で構成された操作であり、第2操作は「タッチした後、移動させる」という操作であり、第1操作の要素(「タッチする」)を含む操作になっている。なお、ステップS102では、移動量がゼロより大きいか否かを判断しているが、これに代えて、所定の微量移動量(たとえば、2mm)を閾値とし、該閾値より移動量が大きいか否かを判断するようにしてもよい。
図3は、操作表示部30の表示部31上のタッチパネル部34において、選択操作をユーザから受ける様子の一例を示している。図3は、コピー機能に関する各種の設定を行うためのコピー画面40にて選択操作を受ける様子を示している。以後、このコピー画面40に対して何らかの操作を行う場合を例に説明する。
コピー画面40の下部には、設定項目を選択するための操作ボタン41が横一列に複数配列されている。操作ボタン41は多数存在し、一度に全部の操作ボタン41をコピー画面40の下部に表示することはできない。図3では、画面下部の右端に、操作ボタン41の一部分が表示されており、右方向に隠れた操作ボタン41が並んでいることを示している。図3は、ペーパー設定の操作ボタン41dをユーザが指先で選択操作する様子を示している。なお、コピー画面40の下部に表示される複数の操作ボタン41をまとめて、操作ボタン群41と呼ぶものとする。
図4は、図3にてペーパー設定の操作ボタン41dの選択操作を受けた直後の表示状態を示している。ペーパー設定の操作ボタン41dの選択操作を受けると(図2、ステップS102;Noに相当)、その選択操作に対応する第1表示処理が行われて(図2、ステップS103に相当)、図4に示すように、コピー画面40上にポップアップウィンドウ50が表示される。
このポップアップウィンドウ50には、給紙トレイを選択するためのトレイ選択ボタンや、給紙トレイに関する各種の設定(たとえば、紙の種類、坪量などの設定)を行うためのトレイ設定ボタンなどの操作ボタン51が表示される。またポップアップウィンドウ50の下部には、確定ボタン53とキャンセルボタン54が表示される。確定ボタン53が押下されると、ポップアップウィンドウ50での選択や設定の内容を確定させてポップアップウィンドウ50を閉じる処理が行われる。キャンセルボタン54が押下されると、ポップアップウィンドウ50での選択や設定の内容を破棄してポップアップウィンドウ50を閉じる処理が行われる。
図5は、コピー画面40において、移動量のある操作をユーザから受ける様子の一例を示している。図5は、図3に示すコピー画面40の状態にてペーパー設定の操作ボタン41dにユーザがタッチし、タッチしたまま指先を操作ボタン41の約1個分だけ左方向に移動させる操作を行った状態を示している。指位置Aは、タッチ開始位置を示し、指位置Bは左方向に移動させた後の指位置を示している。
図6は、図5に示す移動量を伴う操作をペーパー設定の操作ボタン41dに対して受けた後の表示状態を示している。ペーパー設定の操作ボタン41dに対して移動量を伴う操作を受けると(図2、ステップS102;Yesに相当)、その操作に対応して、第1表示処理と第2表示処理が行われて(図2、ステップS104に相当)、図6に示す表示状態になる。すなわち、ペーパー設定の操作ボタン41dに対する選択操作を受けた場合に対応する第1表示処理が実行されてコピー画面40上にポップアップウィンドウ50が表示される。また、第2表示処理が実行されてコピー画面40下部の操作ボタン群41が左方向へスクロール移動する。
なお、第1表示処理によるポップアップウィンドウ50の表示と第2表示処理による操作ボタン41のスクロール表示の双方を行う場合は、ポップアップウィンドウ50がスクロール対象の操作ボタン41を全て覆い隠さないようにされる。すなわち、スクロール表示される操作ボタン群41の一部が見えるようにする。好ましくは個々の操作ボタン41それぞれの少なくとも一部が見えるようにする。
このように第1の実施の形態では、少しでも移動量のある操作を受けた場合に、選択操作に対応する第1表示処理(ポップアップウィンドウ50の表示)と、移動を伴う操作に関する第2表示処理(スクロール表示)の双方が行われる。これにより、たとえば、ユーザの行った移動を伴う操作が、(1)選択操作を意図した操作であったが指が僅かに移動してしまった操作、(2)フリック操作を意図したが指の払いを上手くできずに移動量が少しになった操作、などであっても、第1表示処理と第2表示処理のいずれかはユーザの意図した操作に対応する表示処理になる。そのため、ユーザは操作をやり直すことなく、自分の意図した操作に対応する表示に対して操作を続ければよく、操作をやり直す場合に比べて、操作性・利便性が向上する。
たとえば、図6の例では、ユーザの意図した操作がペーパー設定の操作ボタン41dの選択操作であれば、ユーザは表示されたポップアップウィンドウ50に対して操作を行えばよい。一方、ユーザの意図した操作がフリック操作であれば、たとえば、スクロール表示によって現われた拡大設定の操作ボタン41eに対して操作を行うなどすればよい。
また、第1表示処理と第2表示処理の双方を行う場合において、選択操作に対応して第1表示処理によって表示されるポップアップウィンドウ50を、スクロール移動される操作ボタン群41が見えるように表示するので、ポップアップウィンドウ50が表示された状態でも操作ボタン群41のスクロール状態をユーザは認識することができる。このため、ユーザの意図した操作がフリック操作であった場合でも、見えている操作ボタン41に対して操作を行うことができ、スムーズに次の操作に移ることができる。
上記の場合、操作ボタン群41は全体が見えるようにする必要はなく、見えるようにするのは一部でもよい。たとえば、図7に示すように、操作ボタン群41の一部が見えるようにして、ポップアップウィンドウ50を更に大きくしてもよい。
なお、第2表示処理の種類を、移動量を伴う操作がフリック系の操作かドラッグ系の操作かを判別して切り替えるようにしてもよい。たとえば、フリック系の操作の場合は指がリリースされた位置よりもさらにスクロール移動を減速しながら行うようにする。ドラッグ系の操作の場合は指がリリースされた位置でスクロール移動を停止するようにする。フリック系かドラッグ系かの判定は、たとえば、リリース時の移動速度が一定以上ならばフリック系、未満ならばドラッグ系と判定するといった方法で行うことができる。
<第2の実施の形態>
第1の実施の形態では少しでも指の移動量があった場合と、移動量がゼロの場合、というように移動量を2つに区分して操作の種類を判定したが、第2の実施の形態では、ユーザから受けた操作を、移動量を3つに区分して判定する。なお、複合機10、操作表示部30の構成などは第1の実施の形態と同様であり、それらの説明は省略する。
タッチ後の移動量が十分小さい場合は選択操作であると判定でき、一方、移動量が十分大きい場合はフリック(もしくはドラッグ)操作であると明らかに判定することができる。しかし、移動量が中途半端な場合は、ユーザの意図した操作が選択操作かフリック操作(もしくはドラッグ操作)かを明確に判定することは難しい。そこで、第2の実施の形態では、選択操作かフリック操作(もしくはドラッグ操作)かを明らかに判定可能な場合は、その判定結果の操作に対応する表示処理を行い、明確に判定できない場合のみ、第1表示処理と第2表示処理の双方を実行する。なお、ここでは、移動量が一定以上の操作はフリック操作であるとして説明する。
図8は、検出される移動量に基づく操作の区分を示している。移動量dxが、p1≦dx<p2の領域は判定の難しい難判定領域62、dx<p1の領域は、選択操作と判断する選択領域61、p2≦dxの領域はフリック操作と判断するフリック領域63、になっている。
移動量を基準に見たとき、移動量が難判定領域62に入る操作は、選択操作(移動量がp1未満の操作)とフリック操作(移動量がp2以上の操作)との中間の操作になっている。中間の操作は、はっきり区別可能な操作Aと操作Bの双方に類似して両方に紛らわしい操作とも言える。一般的に言えば、操作の種類を所定の指標(移動量、ON時間、移動軌跡の形状、これらの組み合わせなど)で判断する場合にこの指標の値が第1閾値未満の操作を操作A、第2閾値以上の操作を操作Bとしたとき、該指標の値が第1閾値以上かつ第2閾値未満の範囲にある操作は操作Aと操作Bの中間の操作となる。また、第3操作を途中で止めた場合に第2操作になり、第2操作をその途中で止めた場合に第1操作となるような関係のとき、第2操作は第1操作と第3操作の中間の操作である。
図9は、第2の実施の形態に係る操作表示部30がユーザの指先やペンなどで操作を受けたときに行う処理の流れを示している。操作表示部30はタッチパネル部34にてタッチから始まる何らかの操作を受けると、その操作におけるタッチした状態の指先の移動量dxを求める(ステップS201)。
今回の操作における移動量dxがp1未満、すなわち、選択領域61にある場合は(ステップS202;Yes)、選択操作を受けたと判断し、選択操作に対応する第1表示処理を実行する(ステップS203)。図3のコピー画面40のペーパー設定の操作ボタン41dに対して上記の操作を受けた場合、第1表示処理が行われ、ポップアップウィンドウ50が表示されて図4の表示状態になる。
一方、移動量dxがp1以上かつp2未満、すなわち、難判定領域62にある場合は(ステップS204;Yes)、選択操作に対応した第1表示処理と、フリック操作に対応した第2表示処理の双方を実行する(ステップS205)。この操作を図3のコピー画面40で受けた場合、第1表示処理によってポップアップウィンドウ50が表示されると共に第2表示処理により操作ボタン41がスクロール移動して、図6に示すような表示状態になる。
移動量dxがp2以上、すなわち、フリック領域63にある場合は(ステップS204;No)、フリック操作に対応した第2表示処理を実行する(ステップS206)。この操作を図3のコピー画面40で受けた場合、第2表示処理により操作ボタン41がスクロール移動して、図10に示すような表示状態になる。
このように第2の実施の形態では、ユーザから受けた操作が選択操作かフリック操作かの判定が困難な場合のみ、選択操作に対応した第1表示処理とフリック操作に対応した第2表示処理の双方を行い、ユーザから受けた操作が選択操作であるかフリック操作であるかを明らかに判定できるときは、それぞれの操作に対応した表示処理のみ行うので、無駄な表示がなく、操作性がより一層向上する。
<第3の実施の形態>
第3の実施の形態は、第1、第2の実施の形態に対し、第1表示処理と第2表示処理の双方が行われた後、一方の表示処理を肯定する操作を受けた場合に、他方の表示処理をキャンセルする(処理前の元の状態に戻す)処理を加えている。その他は第1、第2の実施の形態と同様である。
ここでは、コピー画面40のペーパー設定の操作ボタン41dに対する操作に起因して、第1表示処理(ポップアップウィンドウ50の表示)と第2表示処理(操作ボタン群41のスクロール表示)の双方が行われた結果、図6の表示状態になっているものとする。
[第1表示処理が肯定された場合]
図6の表示状態で、ユーザがポップアップウィンドウ50内の操作ボタン51を操作したときやポップアップウィンドウ50にある確定ボタン53を操作した場合、ユーザは、このポップアップウィンドウ50を表示する第1表示処理の実行を肯定していると考えられる。すなわち、ユーザは、ペーパー設定の操作ボタン41dに対して選択操作を行う意図であったと判断できる。
この場合、ポップアップウィンドウ50を表示する際に同時に実行した第2表示処理(スクロール表示)は否定されるので、ここでは、ポップアップウィンドウ50を閉じるときに、スクロール移動させる前の位置に、操作ボタン群41を戻す制御を行う。なお、スクロールさせた操作ボタン群41を元の位置に戻す処理は、第1表示処理に対する肯定操作を受けた時点で行ってもよい。
図11(a)は、図6の表示状態にて確定ボタン53が操作された様子を示しており、図11(b)は、否定されたスクロール表示をキャンセルするために、操作ボタン群41をスクロールさせる前の位置に戻す様子を示している。戻す際に、戻る様子を表示してもよいし、戻した後の状態を直ちに表示してもよい。
[第2表示処理が肯定された場合]
図6の表示状態で、ユーザが操作ボタン群41のある領域に対して操作を行った場合、ユーザは、操作ボタン群41をスクロール移動させた第2表示処理の実行を肯定したことになる。すなわち、ユーザは、フリック操作を行う意図であったと判断できる。
この場合、ポップアップウィンドウ50を表示する第1表示処理は否定されるので、ポップアップウィンドウ50を閉じる制御を行う。
図12(a)は、図6の表示状態にて操作ボタン群41のあるスクロール対象領域71(図中、破線で囲む領域、なお、実際の表示では破線は表示されない)に対しユーザが操作を行った様子を示している。図12(b)は、この操作によって否定されたポップアップウィンドウ50を閉じた様子を示している。操作ボタン群41は第2表示処理によってスクロールされた位置に表示されている。
なお、ポップアップウィンドウ50内の操作ボタン51が何も操作されずにキャンセルボタン54が操作された場合、ユーザはポップアップウィンドウ50を表示する第1表示処理を否定したことになるが、この場合、キャンセルボタン54の操作によってポップアップウィンドウ50は閉じられるので、別途の処理を行う必要はない。
このように、第1表示処理と第2表示処理の双方を行った後に、いずれか一方の表示処理を肯定する操作を受けたとき、肯定されなかった他方の表示処理による表示を自動的にキャンセルしてその表示処理が行われる前の状態に戻すので、ユーザは、意図していない方の操作に対応する表示処理をキャンセルするための別途の操作を行う必要がない。これにより、さらに操作性が向上する。
図13は、第3の実施の形態に係る操作表示部30がユーザの指先やペンなどで操作を受けたときに行う処理の流れを示している。操作表示部30はタッチパネル部34にてタッチから始まる何らかの操作を受けると(ステップS301)、その操作におけるタッチした状態での指先の移動量dxから、今回受けた操作が、移動量dxが選択領域61にある選択操作であるか、移動量dxが難判定領域62にある難判定操作であるか、移動量dxがフリック領域63にあるフリック操作であるかを判定する(ステップS302)。
選択操作またはフリック操作と判定した場合(ステップS302;No)、それぞれの操作に対応する表示処理を行って(ステップS303)処理を終了する。今回受けた操作が難判定操作であった場合は(ステップS302;Yes)、現在の操作ボタン群41の位置を元のボタンの位置として記憶する(ステップS304)。その後、フリック操作に対応する第2表示処理(スクロール表示)を行う(ステップS305)と同時に、選択操作に対応する第1表示処理(ポップアップウィンドウ50の表示)を行う(ステップS306)。
その後、ユーザから何らかの操作を受けるのを待ち、受けた操作が確定ボタン53に対する操作など第1表示処理を肯定する操作の場合は(ステップS307;Yes)、第2表示処理によってスクロール移動させた操作ボタン群41を、ステップS304で記憶した元のボタンの位置に戻す制御を行う(ステップS308)。さらに、確定ボタン53が操作されたので、ポップアップウィンドウ50を閉じて(ステップS312)、処理を終了する。
スクロール対象領域71に対する操作を受けた場合、たとえば、フリック操作が成された場合は(ステップS309;Yes)、操作ボタン41をスクロール移動させる処理を行う(ステップS310)と共に、上記操作によって第1表示処理は否定されたので、ポップアップウィンドウ50を閉じて(ステップS312)処理を終了する。
ポップアップウィンドウ50のキャンセルボタン54に対する操作を受けた場合は(ステップS311;Yes)、ポップアップウィンドウ50を閉じて(ステップS312)処理を終了する。
<第4の実施の形態>
第1〜第3の実施の形態では、第1表示処理の処理内容がポップアップウィンドウ50の表示である場合を例に説明したが、第4の実施の形態では第1表示処理により、別の画面への画面遷移が行われる。たとえば、コピー画面40において、いずれかの操作ボタン41の選択操作を受けると、別の画面に遷移する。
図14は、第1表示処理によって画面遷移が生じる場合の表示例を示している。図14では、コピー画面40においてペーパー設定の操作ボタン41dが操作された場合を示している。この操作により、第1表示処理と第2表示処理の双方が実行されるものとする。
第1表示処理により画面遷移が生じ、図14(b)に示すように、ペーパー設定画面80が操作表示部30の表示部31に表示される。このように画面全体が切り替わると、コピー画面40にあった操作ボタン群41は表示されないので、操作ボタン群41のスクロール移動をペーパー設定画面80上で行うことはできない。
そこで、コピー画面40においてペーパー設定の操作ボタン41dに対する操作を受けた時点で、その操作に基づいてスクロール移動させた場合の操作ボタン群41の移動後の位置を計算して、記憶する。その後、ペーパー設定画面80においてユーザが何らかの操作(たとえば、OKボタン81やキャンセルボタン82の押下操作)を行ってペーパー設定画面80から元のコピー画面40に画面遷移する事象が生じると、コピー画面40を表示する。このコピー画面40では、同図(c)に示すように、先ほど記憶しておいたスクロール移動後の位置に操作ボタン群41を表示する。あるいは、コピー画面40に戻った後、操作ボタン群41をスクロール移動させてもよい。
なお、画面遷移先のペーパー設定画面80において、当該画面遷移を肯定する操作が行われた場合は、コピー画面40に戻ったときに、操作ボタン群41を元のボタンの位置のままにしてもよい。これにより、否定された表示処理が自動的にキャンセルされるので、操作性が向上する。なお、ペーパー設定画面80において否定的操作を受けた場合、たとえば、他の操作を受ける前にキャンセルボタン82が操作された場合は、スクロール表示が肯定されたことになるので、コピー画面40に戻った際に、操作ボタン群41を先ほど記憶しておいたスクロール移動後の位置に表示する。
以上、本発明の実施の形態を図面によって説明してきたが、具体的な構成は実施の形態に示したものに限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれる。
実施の形態では、複合機10に設けられた操作表示部30を例に説明したが、本発明に係る操作表示装置は、他の装置に設けられてもよく、また、装置本体と別体の操作表示装置として構成されてもよい。
実施の形態では、第1表示処理の起因となる第1操作をタッチの要素を含みかつ移動を伴わない(もしくは移動量が僅かの)選択操作とし、第1表示処理と第2表示処理の双方を実行する起因となる第2操作を第1操作の要素であるタッチを含みかつタッチ箇所の移動を伴う操作(移動量ゼロ以上の操作や難判定操作)としたが、第1操作、第2操作はこれらに限定されるものではない。たとえば、短時間の押下操作を第1操作、この第1操作よりも長い時間の押下操作を第2操作としてもよい。すなわち、この第2操作は、所定時間押下するという第1操作の要素を含みこれにさらに所定時間押下するという動作を加えた操作になっている。
また押下時間をtとしたとき、t<t1の場合を第1操作、t1≦t<t2の場合を第2操作、t2≦tの場合を第3操作とし、第1操作の場合は第1表示処理を、第2操作の場合は第1表示処理と第2表示処理の双方を、第3操作の場合は第2表示処理を実行する、といった構成でもよい。この場合、第2操作、第3操作はともにt1時間未満のタッチという第1操作の要素を含み、これにさらにタッチを継続するという要素を付加した動作になっており、タッチの継続時間を操作の種類を判定する指標としたとき、第2操作は、第1操作と第3操作の中間の操作となっている。
また、たとえば、第1表示処理が行われる第1操作をタッチした指を移動させて行う範囲選択操作とし、第2表示処理が行われる第3操作をタッチした指を移動させた後、払うように離すフリック操作とし、リリース直前の動作が指を払う動作か否かの判別が難しいような操作を第1表示処理と第2表示処理の双方が行われる第2操作とする、といった態様でもかまわない。
また、たとえば、第1表示処理が行われる第1操作を円を描く操作とし、第2表示処理が行われる第3操作を四角形を描く操作とし、円か四角形かの判別の難しい曖昧な図形を描く操作を第1表示処理と第2表示処理の双方が行われる第2操作、などとしてもよい。
また、第1表示処理、第2表示処理の処理内容は実施の形態で例示したものに限定されない。表示されている画像を、拡大や縮小する処理、回転させる処理、変形させる処理などでもよいし、さらには、他のアプリケーションを起動して表示する処理、たとえば、辞書を開いて表示する処理などでもかまわない。
10…複合機
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…画像読取部
15…プリンタ部
16…画像処理部
17…不揮発メモリ
18…自動原稿搬送部
19…ファクシミリ通信部
21…ネットワーク通信部
30…操作表示部
31…表示部
32…操作部
33…スイッチ部
34…タッチパネル部
40…コピー画面
41…操作ボタン、操作ボタン群
41d…ペーパー設定の操作ボタン
41e…拡大設定の操作ボタン
50…ポップアップウィンドウ
51…操作ボタン
53…確定ボタン
54…キャンセルボタン
61…選択領域
62…難判定領域
63…フリック領域
71…スクロール対象領域
80…ペーパー設定画面
81…OKボタン
82…キャンセルボタン
A…タッチ開始時の指位置
B…左方向に移動させた後の指位置

Claims (10)

  1. タッチされた位置を検出するタッチパネル部と、
    表示部と、
    前記タッチパネル部にて第1操作を受けたとき、前記表示部に第1表示処理を行い、前記タッチパネル部にて前記第1操作の要素を含む第2操作を受けたとき、前記表示部に、前記第1表示処理による表示と第2表示処理による表示の双方を行い、前記タッチパネル部にて第3操作を受けたとき、前記表示部において、前記第1表示処理による表示を行わずに前記第2表示処理による表示を行う制御部と、
    を有し、
    前記第2操作は、前記第1操作とも第3操作とも判定できない操作である
    ことを特徴とする操作表示装置。
  2. 前記制御部は、
    前記タッチパネル部にてオブジェクトに対する前記第1操作を受けたとき、前記表示部に前記オブジェクトに関するポップアップウィンドウを表示する第1表示処理を行い、前記タッチパネル部にて前記第2操作をオブジェクトに対して受けたとき、前記表示部に、前記オブジェクトに関するポップアップウィンドウを表示する第1表示処理を行うと共に前記オブジェクトをスクロールさせる第2表示処理を行う
    ことを特徴とする請求項1に記載の操作表示装置。
  3. 前記制御部は、
    前記タッチパネル部にて前記第3操作をオブジェクトに対して受けたとき、前記オブジェクトをスクロールさせる第2表示処理を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の操作表示装置。
  4. 前記第1操作は、特定箇所にタッチする選択操作であり、
    前記第2操作は、タッチした後そのタッチ箇所を移動させる動作を伴う操作である
    ことを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1つに記載の操作表示装置。
  5. 前記制御部は、前記第1表示処理と前記第2表示処理の双方を行う場合に、前記第2表示処理にてスクロールさせるオブジェクトの少なくとも一部が見えるように、前記第1表示処理によりポップアップウィンドウを表示する
    ことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1つに記載の操作表示装置。
  6. タッチされた位置を検出するタッチパネル部と表示部を備えた情報処理装置で実行されるプログラムであって、
    前記タッチパネル部にて第1操作を受けたとき、前記表示部に第1表示処理を行う第1ステップと、
    前記タッチパネル部にて前記第1操作の要素を含む第2操作を受けたとき、前記表示部に、前記第1表示処理による表示と第2表示処理による表示の双方を行う第2ステップと、
    前記タッチパネル部にて第3操作を受けたとき、前記表示部において、前記第1表示処理による表示を行わずに前記第2表示処理による表示を行う第3ステップと、
    を有し、
    前記第2操作は、前記第1操作とも第3操作とも判定できない操作である
    ことを特徴とするプログラム。
  7. 前記第1ステップでは、前記タッチパネル部にてオブジェクトに対する前記第1操作を受けたとき、前記表示部に前記オブジェクトに関するポップアップウィンドウを表示する第1表示処理を行い、
    前記第2ステップでは、前記タッチパネル部にて前記第2操作をオブジェクトに対して受けたとき、前記表示部に、前記オブジェクトに関するポップアップウィンドウを表示する第1表示処理を行うと共に前記オブジェクトをスクロールさせる第2表示処理を行う
    ことを特徴とする請求項6に記載のプログラム。
  8. 前記第3ステップでは、前記タッチパネル部にて前記第3操作をオブジェクトに対して受けたとき、前記オブジェクトをスクロールさせる第2表示処理を行う
    ことを特徴とする請求項6又は7に記載のプログラム。
  9. 前記第1操作は、特定箇所にタッチする選択操作であり、
    前記第2操作は、タッチした後そのタッチ箇所を移動させる動作を伴う操作である
    ことを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1つに記載のプログラム。
  10. 前記第2ステップでは、前記第1表示処理と前記第2表示処理の双方を行う場合に、前記第2表示処理にてスクロールさせるオブジェクトの少なくとも一部が見えるように、前記第1表示処理によりポップアップウィンドウを表示する
    ことを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1つに記載のプログラム。
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