JP5991116B2 - 管材の連結構造、及び連結方法 - Google Patents

管材の連結構造、及び連結方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5991116B2
JP5991116B2 JP2012212957A JP2012212957A JP5991116B2 JP 5991116 B2 JP5991116 B2 JP 5991116B2 JP 2012212957 A JP2012212957 A JP 2012212957A JP 2012212957 A JP2012212957 A JP 2012212957A JP 5991116 B2 JP5991116 B2 JP 5991116B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pipe
steel pipe
materials
tube
sandwiching
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2012212957A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014066090A (ja
Inventor
浅井 英克
英克 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Obayashi Corp
Original Assignee
Obayashi Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Obayashi Corp filed Critical Obayashi Corp
Priority to JP2012212957A priority Critical patent/JP5991116B2/ja
Publication of JP2014066090A publication Critical patent/JP2014066090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5991116B2 publication Critical patent/JP5991116B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Joining Of Building Structures In Genera (AREA)

Description

本発明は、建物等の構造物の柱となる管材同士を上下方向に連結する連結構造、及び連結方法に関する。
従来、建物等の構造物の柱となる管材には、例えば鋼管が使用されている。そして、上下方向に隣り合う鋼管同士の連結構造としては、溶接接合やボルト接合が一般的であり、例えば、特許文献1には溶接接合の一例が開示されている。
特開2002−242303号公報
ここで、前者の溶接接合の場合には、現場溶接になることが多いが、かかる現場溶接には高度な技量が要求されて品質管理が難しい。また、施工現場が屋外であることも多く、雨天時には中止になるなど天候の影響を受け易い。
また、後者のボルト接合の場合には、鋼管の外側にスプライスプレートや高力ボルト等が配置されるが、そうすると、その分だけ、建物等の完成後に室内空間等として利用可能なスペースが減損し、また意匠性も悪くなる。
一方、現場溶接を要しない連結構造として、図1Aの概略縦断面図に示すように、鋼管11u,11d内にコンクリート21を鋼管11u,11d同士に跨って充填することにより鋼管11u,11d同士を連結することが考えられる。そして、この連結構造によれば、ボルト接合で必要なスプライスプレート等も不要なことから、利用可能スペースの減損の問題も回避することができる。
但し、この連結構造では、図1Bの概略縦断面図に示すように、鋼管11u,11d同士の間に隙間Gが生じる可能性がある。例えば、本来鉛直方向に立設されるべき下の鋼管11dが、その施工誤差等に起因して鉛直方向から若干斜めに立設してしまった場合には、通常、これよりも上方の鋼管11uに対しては鉛直になるように修正をかけるが、そうすると、斜めに立設した下の鋼管11dと、その上に鉛直に立設する上の鋼管11uとの間に、図1Bのような隙間Gが形成されてしまう。
そして、このような隙間Gが生じると、鋼管11u,11d同士が互いの管端面11ua,11daにて適正に接触していないことから、鋼管11u,11dの管端面11ua,11daで圧縮軸力を受け難くなる。すなわち、圧縮軸力の伝達に鋼管11u,11dが寄与し難くなって当該圧縮軸力を専らコンクリート21で受けることになり、結果、全体として柱の圧縮軸力の耐荷重性能が低くなる虞がある。
本発明は、上記のような従来の問題に鑑みなされたものであって、その目的は、現場溶接をほぼ不要とし、鋼管等の管材の外側の空間を概ね減じずに済ませながらも、管材同士の間で圧縮軸力の伝達を確実に行えるようにして、柱の軸力の耐荷重性能を高めることにある。
かかる目的を達成するために請求項1に示す発明は、
構造物の柱となる管材同士を上下方向に連結する管材の連結構造であって、
上下方向に隣り合う前記管材同士の間には、前記管材の管端面と面接触する複数の挟み材が互いに並列に介装されており、
前記管材内には、少なくとも前記管材同士の連結位置を跨いでセメント系組成物が充填されており、
前記管材同士のうちの少なくとも一方の管材と前記挟み材との接触面は、水平方向から傾斜したテーパー面になっており、
前記管材の管径方向の外方への前記挟み材の移動は、前記テーパー面によって拘束されているとともに、前記管径方向の内方への前記挟み材の移動は、前記管材内に充填された前記セメント系組成物によって拘束されていることを特徴とする。
上記請求項1に示す発明によれば、当該連結構造は、溶接接合及びボルト接合のどちらでもない。よって、現場溶接をほぼ不要にできるとともに、スプライスプレート等で管材の外側の空間を概ね減じずに済ませることができる。
また、挟み材は、その上下の管材の管端面と面接触している。よって、管材同士の間の圧縮軸力の伝達は、挟み材を介して確実に行われ、これにより、管材も圧縮軸力の伝達に有効に寄与し、結果、柱の軸力の耐荷重性能を高めることができる。
更に、管径方向の外方及び内方への挟み材の移動は、それぞれテーパー面及びセメント系組成物によって拘束されている。よって、挟み材が管材から脱落することは、テーパー面及びセメント系組成物によって有効に防止され、結果、挟み材を介して管材同士の間の圧縮軸力の伝達を確実且つ安定的に行うことができる。
また、複数の挟み材が並列に介装されているので、各挟み材を互いに独立に管径方向の外方へ移動することができて、管材の管端面と挟み材とを面接触状態に調整し易くなる。よって、管材同士の間で圧縮軸力をより確実に伝達可能となる。
請求項2に示す発明は、請求項1に記載の管材の連結構造であって、
前記管材の内周面には、前記管径方向の内方に突出する突出部が設けられており、
前記セメント系組成物内には、前記管材同士のうちの一方の管材の突出部の設置位置と、もう一方の管材の突出部の設置位置とを跨ぐように継手材が埋設されていることを特徴とする。
上記請求項2に示す発明によれば、突出部と継手材とが上述の位置関係で配置されていることから、管材同士のうちの一方の管材に作用する引張軸力は、当該一方の管材の突出部と継手材との間のセメント系組成物の部分、継手材、もう一方の管材の突出部と継手材との間のセメント系組成物の部分を介して、当該もう一方の管材に速やかに伝達される。よって、管材同士の間で引張軸力の伝達を確実に行うことができて、結果、引張軸力に対する柱の耐荷重性能を高めることができる。
請求項3に示す発明は、請求項1又は2に記載の管材の連結構造であって、
前記管材は、断面形状が矩形形状の矩形パイプであり、
前記矩形パイプの四つの各管壁部に対応させて、それぞれ前記挟み材が設けられていることを特徴とする。
上記請求項3に示す発明によれば、管材の管壁部毎に挟み材が設けられている。よって、仮に、管材同士の間の隙間の大きさが管壁部毎に異なる場合であっても、それぞれ、対応する管壁部の隙間の大きさに応じて各挟み材を管径方向の外方に移動することにより、各挟み材は、対応する隙間を埋めることができる。そして、これにより、各挟み材は、それぞれ対応する管壁部の管端面に面接触状態で管材同士の間に介装されるようになる。
請求項4に示す発明は、請求項1乃至3の何れかに記載の管材の連結構造であって、
前記管材同士の両方の管材は、それぞれ前記接触面として前記テーパー面を有していることを特徴とする。
上記請求項4に示す発明によれば、両方の管材がそれぞれテーパー面を有しているので、管径方向の外方への挟み材の移動は確実に拘束される。
請求項5に示す発明は、構造物の柱となる管材同士を上下方向に連結する管材の連結方法であって、
前記管材同士のうちの少なくとも一方の管材の管端面に、水平方向から傾斜したテーパー面を形成するテーパー面形成工程と、
前記管端面の前記テーパー面に対応するテーパー面を有した挟み材を形成する挟み材形成工程と、
上下方向に隣り合う前記管材同士の間に、複数の前記挟み材が互いに並列に介装されるように、前記管材及び前記挟み材を配置する挟み材介装配置工程と、
前記テーパー面による前記管径方向の外方への移動の規制に抗しながら、前記挟み材を前記管材の管径方向の外方に移動することにより、前記挟み材と前記管材とを面接触状態にする面接触工程と、
前記面接触状態を保持しながら、前記管材内にセメント系組成物を、少なくとも前記管材同士の連結位置を跨ぐように充填するとともに、充填された前記セメント系組成物を固化するセメント系組成物充填固化工程と、を有することを特徴とする。
上記請求項5に示す発明によれば、請求項1に記載の管材の連結構造を形成することができる。
請求項6に示す発明は、請求項5に記載の管材の連結方法であって、
前記挟み材介装配置工程では、前記挟み材が介装された前記管材同士の相対移動を拘束すべくエレクションピースによって前記管材同士を仮固定し、
前記面接触工程では、前記管材の外に設置したジャッキ部材によって前記挟み材を前記管径方向の外方に移動し、
前記セメント系組成物充填固化工程では、前記管材内に充填された前記セメント系組成物の固化後に、前記管材から前記エレクションピースを取り外すことを特徴とする。
上記請求項6に示す発明によれば、挟み材介装配置工程では、エレクションピースを用いて管材同士を仮固定するので、当該管材同士の位置決めを正確に行うことができる。また、セメント系組成物充填固化工程では、セメント系組成物の固化後に、管材からエレクションピースを取り外すので、管材の外側の空間を概ね減損せずに済む。
本発明によれば、現場溶接をほぼ不要とし、鋼管等の管材の外側の空間を概ね減じずに済ませながらも、管材同士の間で圧縮軸力の伝達を確実に行えるようになり、柱の軸力の耐荷重性能を高めることができる。
図1A及び図1Bは、それぞれ、参考例の連結構造の課題を示す概略縦断面図である。 図2Aは、本実施形態に係る管材の連結構造の概略縦断面図であり、図2B及び図2Cは、それぞれ図2A中のB−B矢視図及びC−C矢視図である。 図3Aは、本実施形態の連結構造によって引張軸力が鋼管11u,11d同士の間で円滑に伝達される様子を示す概略縦断面図であり、図3Bは、同連結構造によって圧縮軸力が鋼管11u,11d同士の間で円滑に伝達される様子を示す概略縦断面図である。 挟み材31の概略拡大図である。 図5A乃至図5Eは、上述の連結構造を形成する連結方法の説明図である。 図6Aは、連結構造の変形例の概略縦断面図であり、図6B及び図6Cは、それぞれ図6A中のB−B矢視図及びC−C矢視図である。 図7A及び図7Bは、その他の実施の形態を示す概略縦断面図である。
===本実施形態===
図2Aは、本実施形態に係る管材の連結構造の概略縦断面図である。また、図2B及び図2Cは、それぞれ図2A中のB−B矢視図及びC−C矢視図である。なお、これらの図では、図の錯綜を防ぐ目的で、本来断面部に示すべきハッチングを省略していることがある。
図2A乃至図2Cに示すように、構造物の柱となる管材11は、例えば断面矩形形状の角形鋼管11(矩形パイプに相当)である。そして、かかる鋼管11,11…が、構造物の高さに対応する本数分、順次上下方向に直列に連結されて鋼管柱が形成されている。
ここで、本実施形態では、上下方向に隣り合う鋼管11,11同士の連結構造に対して所定の工夫を施している。そして、この工夫に基づいて、溶接構造やボルト止め構造を概ね不使用としながらも、連結されるべき鋼管11,11同士の間での引張軸力及び圧縮軸力の伝達を確実に行えるようにしている。
以下、この連結構造について詳細に説明するが、以下の説明では、上下方向に隣り合う鋼管11,11同士のうちで上方に位置する鋼管11のことを「上鋼管11u」とも言い、その下方に位置する鋼管11のことを「下鋼管11d」とも言う。また、鋼管11の半径方向のことを「管径方向」とも言い、鋼管11の長手方向のことを「管軸方向」とも言う。
この連結構造は、鋼管11u,11d同士の間で引張軸力の伝達に寄与する引張軸力伝達部材と、鋼管11u,11d同士の間で圧縮軸力の伝達に寄与する圧縮軸力伝達部材と、を有している。
<<<引張軸力伝達部材>>>
引張軸力伝達部材は、鋼管11u,11dの内周面に突出部として一体に設けられた複数のコッター13,13…と、鋼管11u,11d内に鋼管11u,11d同士の連結位置Pjを跨いで密実に充填されたセメント系組成物としてのコンクリート21と、コンクリート21内に埋設された継手材としての棒状の複数の鉄筋15,15…と、を有している。
ここで、コッター13,13…は、上鋼管11uの下端部の内周面及び下鋼管11dの上端部の内周面にそれぞれ設けられている。また、鉄筋15,15…は、鋼管11u,11dの内周面との間に間隔をあけながら、上記のコッター13,13…の全ての設置位置を上下方向に跨いで配置されている。よって、例えば図3Aの概略縦断面図のように引張軸力として上鋼管11uに上向きの力Fuが作用した場合には、当該引張軸力は、同図中に矢印で示すような経路で下鋼管11dに伝達される。すなわち、「上鋼管11uの鉛直引張応力」→「上鋼管11uのコッター13と鉄筋15との間のコンクリート21の部分21pの圧縮応力」→「鉄筋15の鉛直引張応力」→「鉄筋15と下鋼管11dのコッター13との間のコンクリート21の部分21pの圧縮応力」→「下鋼管11dの鉛直引張応力」の各態様を経て、下鋼管11dに伝達される。また、逆に、引張軸力として下鋼管11dに下向きの力が作用した場合には、当該引張軸力は、上述とは逆の流れで上鋼管11uへ伝達される。よって、上鋼管11uと下鋼管11dとの間で引張軸力を円滑且つ確実に伝達することができる。
なお、この例では、図2Bに示すように、コッター13として、鋼製フラットバーを環状に湾曲してなる環状部材13を用いている。そのため、コッター13は、鋼管11u,11dの内周面の全周に亘って連続して設けられているが、何等これに限らない。例えば、コッター13として、環状部材13が分割されてなる複数の分割片(不図示)を用い、これら分断片を、各鋼管11u,11dの内周面の周方向に断続的に設けても良い。また、図2Aの例では、コッター13は、上鋼管11u及び下鋼管11dのそれぞれに対して複数の一例として二つずつ設けられているが、三つ以上設けても良いし、一つでも良い。更に、この例では、鋼管11u,11dへのコッター13の固定は、全周隅肉溶接でなされているが、鋼管11u,11dの内周面に一体に、つまり応力伝達可能に固定されるのであれば、何等全周隅肉溶接に限るものではなく、例えば断続隅肉溶接でも良い。
また、この図2Bの例では、継手材としての鉄筋15,15…は、鋼管11u,11dの周方向に間欠的に複数本並んで配置されており、これにより、引張軸力の伝達の安定化が図られている。そして、各鉄筋15は、自身の周囲のコンクリート21との付着力によって本固定及び本支持されている。但し、鋼管11u,11d内にコンクリート21が充填される前の時点(例えば図5A乃至図5Cの時点)では、鉄筋15を適宜な仮支持部材16で仮支持しなければならず、この図2A及び図2Bの例では、かかる仮支持部材16としてフープ筋16aと簪(かんざし)筋16b,16bとが使用されている。すなわち、各鉄筋15,15…をフープ筋16aに不図示のワイヤー等で仮固定するとともに、コッター13に掛け渡した簪筋16b,16b上に上記のフープ筋16aを載置することにより、各鉄筋15,15…が上鋼管11uに仮支持されている。ちなみに、当該仮支持部材16は、このままコンクリート21中に埋設されるが、基本的に鋼管11u,11d同士の間の引張軸力の伝達には概ね寄与しない。また、場合によっては、簪筋16b,16bを下鋼管11dのコッター13に掛け渡し、これにより鉄筋15を下鋼管11dに仮支持させても良い。
コンクリート21は、図2Aに示すように、互いに連通する上鋼管11uの下端部の管内空間S11uと下鋼管11dの上端部の管内空間S11dとの両者に対して選択的に充填されている。つまり、この図2Aの例では、コンクリート21は鋼管11u,11dの全長に亘っては充填されず、鋼管11u,11d同士の連結位置Pjを跨ぐように同連結位置Pjを含む所定範囲A21を充填対象範囲A21として選択的に充填されている。よって、例えば各鋼管11u,11dにおける上下方向の中央部には充填されず、これにより、この鋼管柱は、CFT(コンクリート充填鋼管)造ではなく、S(鉄骨)造として形成されている。
かかる充填対象範囲A21は、上下一対の仕切り板17,17によって区画されている。すなわち、上の仕切り板17は、上鋼管11u内において連結位置Pjから所定距離だけ上方の位置に固定されており、また下の仕切り板17は、下鋼管11d内において連結位置Pjから所定距離だけ下方の位置に固定されている。そして、上の仕切り板17と下の仕切り板17との間に挟まれた管内空間S11u,S11dに連通するようにコンクリート21の注入孔h11が上鋼管11uに穿孔されており、当該注入孔h11から、同管内空間S11u,S11dにコンクリート21が充填されるようになっている。なお、注入孔h11は、下鋼管11dの方に形成されても良い。
<<<圧縮軸力伝達部材>>>
図2Aに示すように、圧縮軸力伝達部材は、上下に隣り合う鋼管11u,11d同士の間に互いに並列に介装される複数の鋼製の挟み材31,31…を本体とする。図2A及び図2Cの例では、各挟み材31,31…は、それぞれ角形鋼管11u(11d)の四つの各管壁部11w,11w…にそれぞれ対応させて設けられおり、その結果、合計四つの挟み材31,31…が互い並設されている。そして、図2Aに示すように、各挟み材31は、上鋼管11uの管端面11ua及び下鋼管11dの管端面11daにそれぞれ面接触されている。よって、例えば図3Bの概略縦断面図のように圧縮軸力として上鋼管11uに下向きの力Fdが作用した場合には、同図中に矢印で示す経路で圧縮軸力は下鋼管11dに伝達される。すなわち、「上鋼管11uの鉛直圧縮応力」→「挟み材31の鉛直圧縮応力」→「下鋼管11dの鉛直圧縮応力」の各態様を経て、下鋼管11dに伝達される。また、逆に、圧縮軸力として下鋼管11dに上向きの力が作用した場合には、当該圧縮軸力は、上述とは逆の流れで上鋼管11uへ伝達される。よって、上鋼管11uと下鋼管11dとの間で圧縮軸力を円滑且つ確実に伝達することができる。
また、図4の概略拡大図に示すように、上鋼管11uの管端面11ua及び下鋼管11dの管端面11daには、それぞれ、水平方向から傾斜したテーパー面11uat,11datが管壁部11w毎に形成されている。そのため、各挟み材31も、上鋼管11uの管端面11uaのテーパー面11uat及び下鋼管11dの管端面11daのテーパー面11datに対応させて、上下にそれぞれテーパー面31uat,31datを有している。そして、挟み材31の上側のテーパー面31uatは、管径方向の外方へ向かうに従って下降する傾斜勾配で形成されているが、下側のテーパー面31datの方は、管径方向の外方へ向かうに従って上昇する傾斜勾配に形成されている。これにより、挟み材31の縦断面形状、及び上鋼管11uの管端面11uaと下鋼管11dの管端面11daとの間の隙間の縦断面形状は、全体として管径方向の外方に向かうに従って先細りのくさび形をなしている。
よって、上側のテーパー面11uat,31uat同士の面接触、及び下側のテーパー面11dat,31dat同士の面接触に基づいて、挟み材31の管径方向の外方への移動が拘束(規制)される。他方、同挟み材31の管径方向の内方への移動は、鋼管11u,11d内に充填されたコンクリート21によって拘束(規制)される。そして、かかる挟み材31の内外の移動の拘束(規制)を通して、鋼管11u,11dからの挟み材31の脱落が有効に防止されており、その結果、鋼管11u,11d同士の間で圧縮軸力の伝達が安定して行われるようになっている。
なお、挟み材31の各テーパー面31uat,31datの水平方向からの傾斜角度θu,θdは、0°よりも大きく90°よりも小さい角度範囲から選択された任意値に設定される。そして、図4の例では、上側のテーパー面31uatの傾斜角度θuと下側のテーパー面31datの傾斜角度θdとは互いに同じ角度にしているが、何等これに限らず、相違させても良い。
ちなみに、上述のように鋼管11u,11d同士の間に複数の挟み材31,31…を互いに並列に介装する構成によれば、この鋼管柱の構築において各挟み材31,31…を上鋼管11uと下鋼管11dとの間に配置する際に、各挟み材31,31…をそれぞれ互いに独立に管径方向の外方へ移動することができる。よって、仮に四つの管壁部11w,11w…毎に管端面11ua,11da同士の間の隙間の大きさが異なる場合であっても、各隙間の大きさに応じて各挟み材31,31…を互いに独立に管径方向の外方に移動することにより、各挟み材31,31…をそれぞれ対応する管端面11ua,11daに確実に面接触させて当該隙間を完全に埋めることができる。よって、圧縮軸力の伝達を確実に行うことができる。
また、この図4の例では、各挟み材31は、鋼管11u,11dの外周面及び内周面から管径方向の側方に突出するような寸法に設計されている。よって、上鋼管11u及び下鋼管11dの各管端面11ua,11daとの接触面積を大きく確保することができて、このことは、圧縮軸力の伝達の安定化に寄与する。
図5A乃至図5Eは、上述の連結構造を形成する連結方法の説明図であり、何れの図も、上段に概略縦断面図を示し、下段には概略横断面図を示している。なお、これらの図では、図の錯綜を防ぐべく一部の構成を不図示としている。例えば、上段の図においては、鉄筋15を仮支持する仮支持部材16を不図示としており、また下段の図においてはコッター13を不図示としている。更に、上段の図では、コッター13と鉄筋15とが直接接触しているように図示されているが、実際には、図2Aのようにこれらの間には仮支持部材16が介装されていて直接接触はしていない。
図5Aに示すように、先ず、加工機械が装備された工場にて、上鋼管11uの管端面11ua及び下鋼管11dの管端面11daにそれぞれテーパー面11uat,11datを切削加工し(テーパー面形成工程)、また上下にテーパー面31uat,31datを有した挟み材31も形成する(挟み材形成工程)。また、これらと同時並行又は相前後して、上鋼管11uの下端部及び下鋼管11dの上端部にそれぞれエレクションピース41u,41dを溶接等で固定する。更に、これらと同時並行又は相前後して、上鋼管11u及び下鋼管11d内に、それぞれ仕切り板17,17を固定し、また上鋼管11u及び下鋼管11dにコッター13を固定する。
次に、上鋼管11u及び下鋼管11dを施工現場へ搬入する。そして、下鋼管11dは、適宜な連結構造によって構造物の基礎(不図示)に固定されるか、或いは、既に施工現場に据え付け済みの鋼管(不図示)の上端部に、本実施形態の連結構造を介して連結される。
そうしたら、図5Aに示すように、下鋼管11dの四つの各管壁部11wに対応させながら各挟み材31を、同下鋼管11dの管端面11daに載置する。また、上鋼管11uのコッター13に、フープ筋16a及び簪筋16bなどの仮支持部材16(図5Aでは不図示)を介して鉄筋15を仮支持させる。
そうしたら、同図5Aに示すように、下鋼管11dの上方に上鋼管11uを位置させる。そして、上鋼管11uを下降することにより、上鋼管11uの管端から下方に一部飛び出した鉄筋15を下鋼管11d内に挿入しながら、上鋼管11uを下鋼管11dに載置し、これにより、図5Bに示すように、上鋼管11uの管端面11uaと下鋼管11dの管端面11daとの間に各挟み材31が介装された状態になる(挟み材介装配置工程)。
次に、図5Bに示すように、上鋼管11uのエレクションピース41uと下鋼管11dのエレクションピース41dとの両者に固定板43を掛け渡してボルト止めすることにより、固定板43を各エレクションピース41u,41dに締結固定する。これにより、上鋼管11uと下鋼管11dとは互いの相対移動が拘束された状態に仮固定される。
そうしたら、図5Cに示すように、挟み材31毎に一対のジャッキ部材51,51を設置し、各ジャッキ部材51によって各挟み材31をそれぞれ管径方向の外方に移動する。なお、この移動時には、挟み材31のテーパー面31uat,31dat、及び上下鋼管11u,11dの管端面11ua,11daのテーパー面11uat,11datに基づいて、管径方向の外方の移動を拘束(規制)するような抵抗力が各挟み材31に作用するが、この抵抗力に抗いつつ各挟み材31を移動することによって、同挟み材31は、上鋼管11u及び下鋼管11dの管端面11ua,11daに対して面接触した状態にされる(面接触工程)。
ちなみに、かかるジャッキ部材51は、例えばボルト53が貫通された断面コ字状部材55を本体とする。すなわち、断面コ字状部材55は、接続部55aを介して一体に繋がった一対の脚部55b,55bを有する。そして、この接続部55aに上記のボルト53が貫通しており、当該ボルト53は脚部55bと平行な方向に進退可能である。よって、例えば、次のようにして挟み材31は外方に移動される。
先ず、一方の脚部55bを上鋼管11uの外周面に当接させ、他方の脚部55bを下鋼管11dの外周面に当接させた状態で、ボルト53を回転することにより、ボルト53の先端部の雄ねじを挟み材31の雌ねじにねじ込む。そして、このねじ込みが進んでいくと、ボルト53の頭部が接続部55aに当接するようになるが、そうすると、この当接に基づいて、ボルト53は、同挟み材31を管径方向の外方に引き出すのに必要な反力を取ることができて、これにより、同挟み材31を管径方向の外方に引き出すことが可能となる。但し、ジャッキ部材51は、何等上記の構成に限るものではなく、別の種類のものを用いても良い。
そうしたら、図5Dに示すように、上鋼管11uに穿孔された注入孔h11から鋼管11u,11d内にコンクリート21を充填するが、ここで、既述のように上鋼管11u内及び下鋼管11d内にはそれぞれ仕切り板17,17が予め固定されている。よって、これら上下の仕切り板17,17によって区画された充填対象範囲A21の空間に対してのみ選択的且つ密実にコンクリート21が充填される。そして、これにより、図5D及び図5Eに示すように、上下鋼管11u,11d内の鉄筋15やコッター13は、コンクリート21中に埋設される。また、挟み材31のうちで鋼管11u,11d内に位置する部分も、コンクリート21中に埋設される。
そして、かかるコンクリート21が固化したら、図5Eに示すように、ジャッキ部材51を挟み材31及び上下鋼管11u,11dから取り外し、またエレクションピース41u,41dも、溶断等で上下鋼管11u,11dから取り外す(セメント系組成物充填固化工程)。そして、以上をもって、上下に隣り合う鋼管11u,11d同士が、本実施形態の連結構造で連結された状態になる。
図6A乃至図6Cは、連結構造の変形例の説明図である。図6Aは概略縦断面図であり、図6B及び図6Cは、それぞれ図6A中のB−B矢視図及びC−C矢視図である。
ここで、上述の実施形態との主な相違点は、この変形例の鋼管柱がS造ではなく、CFT造である点にある。すなわち、この変形例では、鋼管11u,11d内に仕切り板17は設けられず、コンクリート21が鋼管11u,11dの略全長に亘って充填されている点で相違し、これ以外の構成はほぼ同じである。よって、同図中において、前述の実施形態と同じ構成については同じ符号を付し、その説明については省略する。
上述したように、この変形例では、コンクリート21が上鋼管11uの略全長及び下鋼管11dの略全長に亘って充填されている。そして、これにより、CFT造の鋼管柱が形成されている。かかるコンクリート21の充填は、前述と同様に、上鋼管11u又は下鋼管11dに穿孔された注入孔h11(図2Aを参照)で行っても良いが、場合によっては、上鋼管11uの上方から上鋼管11u内及び下鋼管11d内にトレミー管を挿入して、当該トレミー管によりコンクリート21を充填しても良い。
なお、この変形例の連結構造を形成する連結方法も、図5A乃至図5Eで既述のS造の鋼管柱の場合とほぼ同じである。よって、その説明については省略する。
===その他の実施の形態===
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、かかる実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で以下に示すような変形が可能である。
上述の実施形態では、挟み材31として鋼製のものを例示したが、鋼管11u,11d同士の間に面接触で介装されて破損せずに圧縮軸力を伝達可能なものであれば、何等上述の鋼製に限らない。例えばアルミニウム合金等の金属製でも良いし、コンクリート等のセメント組成物であっても良い。
上述の実施形態では、図4に示すように上鋼管11uの管端面11ua及び下鋼管11dの管端面11daのどちらも、水平方向から傾いたテーパー面11uat,11datに形成されており、それに伴って挟み材31も上下にそれぞれテーパー面31uat,31datを有していたが、何等これに限らない。
例えば、図7Aに示すように、上鋼管11uの管端面11uaだけをテーパー面11uatとし、下鋼管11dの管端面11daを水平面11dahとしても良い。なお、この場合には、挟み材31についても、上だけにテーパー面31uatが形成され、下には水平面31dahが形成されることになる。また、これとは逆に、図7Bに示すように、下鋼管11dの管端面11daだけをテーパー面11datとし、上鋼管11uの管端面11uaを水平面11uahとしても良い。そして、この場合には、挟み材31の下にだけテーパー面31datが形成され、上には水平面31uahが形成される。
上述の実施形態では、柱をなす管材の一例として鋼管11u,11dを例示したが、何等これに限らない。例えば、アルミニウム合金等の金属製の管材でも良い。
上述の実施形態では、管材の一例として断面矩形形状の角形鋼管11u,11dを例示したが、何等これに限らない。例えば、断面円形形状の円形(丸形)鋼管を用いても良いし、又は、断面三角形形状の鋼管でも良いし、更には、断面形状が5つ以上の角部を有する多角形形状の鋼管を用いても良い。なお、前者の円形鋼管の場合には、挟み材31として、鋼管の周方向に沿った平面視円弧形状の部材が互いに並列に複数設けられることになる。また、後者の多角形形状の鋼管の場合には、挟み材31が、多角形の各辺に対応する各管壁部に対応させてそれぞれ設けられることになる。
上述の実施形態では、セメント系組成物の一例としてコンクリート21を鋼管11u,11d内に充填したが、何等これに限らない。例えば、場合によってはモルタルを充填しても良い。
上述の実施形態では、継手材として鉄筋15を用いていたが、何等これに限らない。すなわち、上下方向に長手方向を指向可能な部材であれば、鉄筋15の代わりに用いることができて、例えば、異形棒鋼や長手方向を有する鋼板等を用いても良い。
上述の実施形態では、鉄筋15を鋼管11u,11dに仮支持する仮支持部材16としてフープ筋16aや簪筋16bを例示したが、何等これに限らない。すなわち、鋼管11u,11d内に充填されたコンクリート21が固化するまでの間、鉄筋15を概ね宙に浮いた状態に仮支持可能な部材であれば、上述のフープ筋16aや簪筋16b以外の部材を用いても良い。
11 鋼管(管材)、
11u 上鋼管(管材)、11ua 管端面、
11uat テーパー面、11uah 水平面、
11d 下鋼管(管材)、11da 管端面、
11dat テーパー面、11dah 水平面、
11w 管壁部、
13 コッター(突出部)、
15 鉄筋(継手材)、
16 仮支持部材、16a フープ筋、16b 簪筋、
17 仕切り板、
21 コンクリート(セメント系組成物)、21p 部分、
31 挟み材、31uat 上側のテーパー面、31dat 下側のテーパー面、
31uah 水平面、31dah 水平面、
41u エレクションピース、41d エレクションピース、43 固定板、
51 ジャッキ部材、53 ボルト、
55 断面コ字状部材、55a 接続部、55b 脚部、
Pj 連結位置、A21 充填対象範囲、
S11u 管内空間、S11d 管内空間、
h11 注入孔、
Fu 引張軸力、Fd 圧縮軸力、
θu 傾斜角度、θd 傾斜角度、

Claims (6)

  1. 構造物の柱となる管材同士を上下方向に連結する管材の連結構造であって、
    上下方向に隣り合う前記管材同士の間には、前記管材の管端面と面接触する複数の挟み材が互いに並列に介装されており、
    前記管材内には、少なくとも前記管材同士の連結位置を跨いでセメント系組成物が充填されており、
    前記管材同士のうちの少なくとも一方の管材と前記挟み材との接触面は、水平方向から傾斜したテーパー面になっており、
    前記管材の管径方向の外方への前記挟み材の移動は、前記テーパー面によって拘束されているとともに、前記管径方向の内方への前記挟み材の移動は、前記管材内に充填された前記セメント系組成物によって拘束されていることを特徴とする管材の連結構造。
  2. 請求項1に記載の管材の連結構造であって、
    前記管材の内周面には、前記管径方向の内方に突出する突出部が設けられており、
    前記セメント系組成物内には、前記管材同士のうちの一方の管材の突出部の設置位置と、もう一方の管材の突出部の設置位置とを跨ぐように継手材が埋設されていることを特徴とする管材の連結構造。
  3. 請求項1又は2に記載の管材の連結構造であって、
    前記管材は、断面形状が矩形形状の矩形パイプであり、
    前記矩形パイプの四つの各管壁部に対応させて、それぞれ前記挟み材が設けられていることを特徴とする管材の連結構造。
  4. 請求項1乃至3の何れかに記載の管材の連結構造であって、
    前記管材同士の両方の管材は、それぞれ前記接触面として前記テーパー面を有していることを特徴とする管材の連結構造。
  5. 構造物の柱となる管材同士を上下方向に連結する管材の連結方法であって、
    前記管材同士のうちの少なくとも一方の管材の管端面に、水平方向から傾斜したテーパー面を形成するテーパー面形成工程と、
    前記管端面の前記テーパー面に対応するテーパー面を有した挟み材を形成する挟み材形成工程と、
    上下方向に隣り合う前記管材同士の間に、複数の前記挟み材が互いに並列に介装されるように、前記管材及び前記挟み材を配置する挟み材介装配置工程と、
    前記テーパー面による前記管径方向の外方への移動の規制に抗しながら、前記挟み材を前記管材の管径方向の外方に移動することにより、前記挟み材と前記管材とを面接触状態にする面接触工程と、
    前記面接触状態を保持しながら、前記管材内にセメント系組成物を、少なくとも前記管材同士の連結位置を跨ぐように充填するとともに、充填された前記セメント系組成物を固化するセメント系組成物充填固化工程と、を有することを特徴とする管材の連結方法。
  6. 請求項5に記載の管材の連結方法であって、
    前記挟み材介装配置工程では、前記挟み材が介装された前記管材同士の相対移動を拘束すべくエレクションピースによって前記管材同士を仮固定し、
    前記面接触工程では、前記管材の外に設置したジャッキ部材によって前記挟み材を前記管径方向の外方に移動し、
    前記セメント系組成物充填固化工程では、前記管材内に充填された前記セメント系組成物の固化後に、前記管材から前記エレクションピースを取り外すことを特徴とする管材の連結方法。
JP2012212957A 2012-09-26 2012-09-26 管材の連結構造、及び連結方法 Expired - Fee Related JP5991116B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212957A JP5991116B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 管材の連結構造、及び連結方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012212957A JP5991116B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 管材の連結構造、及び連結方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014066090A JP2014066090A (ja) 2014-04-17
JP5991116B2 true JP5991116B2 (ja) 2016-09-14

Family

ID=50742733

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012212957A Expired - Fee Related JP5991116B2 (ja) 2012-09-26 2012-09-26 管材の連結構造、及び連結方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5991116B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51372B1 (ja) * 1968-08-16 1976-01-07
JPH0415854Y2 (ja) * 1985-05-11 1992-04-09
JP2981691B2 (ja) * 1991-10-07 1999-11-22 株式会社竹中工務店 鉄骨建方時における箱形断面柱の継手方法および継手構造
JP2011032637A (ja) * 2009-07-29 2011-02-17 Shimizu Corp 鋼管柱の継手構造および継手方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014066090A (ja) 2014-04-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5131518B2 (ja) 鋼管杭と鉄骨柱の接合構造
KR102075165B1 (ko) 콘크리트 충전 강관 기둥과 콘크리트 충전 강관기둥의 연결구조 및 그 연결시공방법
JP6703307B2 (ja) 鋼管の接合方法及び接合構造
KR101658020B1 (ko) 콘크리트 구조물용 파일 접합 구조체
JP6753029B2 (ja) 補強用縦筋取り付け用の鉄筋籠及び前記鉄筋籠を使用した補強用縦筋の取り付け方法
US20150027076A1 (en) Sleeve Device For Increasing Shear Capacity
JP4802111B2 (ja) 長尺構造物及び鉄骨鉄筋部材
JP2008144431A (ja) プレキャスト鉄筋コンクリート梁部材同士の接合方法及び接合構造
JP2009114755A (ja) プレキャストコンクリート柱部材の接合構造、及びプレキャストコンクリート柱部材の接合方法
JP4673244B2 (ja) 鉄骨柱と既製杭との接合方法
JP6478837B2 (ja) グラウト注入方法
JP5991116B2 (ja) 管材の連結構造、及び連結方法
JP2011032725A (ja) 柱脚構造
JP2010084503A (ja) コンクリート柱と鉄骨梁の接合構造および接合方法
JP6256383B2 (ja) 柱と杭の接合方法および接合構造
JP2005200994A (ja) 閉鎖断面部材の接合構造
JP2012017575A (ja) プレキャストコンクリート部材の接合構造及び接合方法
JP2011084967A (ja) 構造物の柱と既製杭との連結構造
JP2012057431A (ja) 杭と鉄骨柱との接合構造
JP6236997B2 (ja) 管材の連結方法
KR20090006472U (ko) 조립식 강관파일의 두부 보강장치
JP2019120048A (ja) コンクリート充填鋼管の施工方法、コンクリート充填鋼管柱および柱部材
JP2001003448A (ja) 柱梁接合構造及び接合方法
JP6390360B2 (ja) 鉄筋コンクリート梁と鋼管柱との接合構造及び方法
JP4502192B2 (ja) 鋼管柱の柱脚接合部の構造および施工方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20160706

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160719

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160801

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5991116

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees