JP6236997B2 - 管材の連結方法 - Google Patents
管材の連結方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6236997B2 JP6236997B2 JP2013177055A JP2013177055A JP6236997B2 JP 6236997 B2 JP6236997 B2 JP 6236997B2 JP 2013177055 A JP2013177055 A JP 2013177055A JP 2013177055 A JP2013177055 A JP 2013177055A JP 6236997 B2 JP6236997 B2 JP 6236997B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- protrusion
- pipe
- pair
- tube
- inner tube
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Landscapes
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
Description
管材同士を上下方向に連結する管材の連結方法であって、
上下方向に隣り合う一対の管材の内部に当該一対の管材の継ぎ目を跨いで設けられる内挿管材の外周面に第1の突起部を形成し、前記一対の管材のうち上側の管材の内周面に第2の突起部を形成し、前記一対の管材のうち下側の管材の内周面に第3の突起部を形成する第1の工程と、
前記下側の管材の上端から前記内挿管材が突出し且つ前記第1の突起部よりも下側の位置に前記第3の突起部が位置するように、前記下側の管材と前記内挿管材とを仮固定する第2の工程と、
仮固定された前記下側の管材及び前記内挿管材に対して、前記第1の突起部よりも上側の位置に前記第2の突起部が位置し且つ前記上側の管材の下端と前記下側の管材の上端とが当接しないように、前記上側の管材を仮固定する第3の工程と、
前記一対の管材の内部のうち、少なくとも、前記第2の突起部よりも上側の位置から前記第3の突起部よりも下側の位置までの範囲を、セメント系組成物で充填し、前記一対の管材の継ぎ目を前記管材の全周に亘って露出した状態にする第4の工程と、
を有することを特徴とする管材の連結方法である。
このような管材の連結方法によれば、一対の管材間における圧縮軸力の伝達性が高まるように突起部が配置された管材の連結構造を形成することができる。
前記第3の工程において、仮固定された前記下側の管材及び前記内挿管材に対して、前記第2の突起部と前記第6の突起部との間に前記第4の突起部が位置するように、前記上側の管材を仮固定することを特徴とする管材の連結方法である。
このような管材の連結方法によれば、一対の管材間における軸力の伝達性が高まるように突起部が配置された管材の連結構造を形成することができる。
このような管材の連結方法によれば、一対の管材間における圧縮軸力の伝達性が高まるように突起部が配置された管材の連結構造を形成することができる。
前記第3の工程において、仮固定された前記上側の管材及び前記内挿管材に対して、前記第3の突起部と前記第7の突起部との間に前記第5の突起部が位置するように、前記下側の管材を仮固定することを特徴とする管材の連結方法である。
このような管材の連結方法によれば、一対の管材間における軸力の伝達性が高まるように突起部が配置された管材の連結構造を形成することができる。
図1Aは、管材の連結構造1(継ぎ目部分)を上下方向に切った断面図であり、図1Bは、管材の連結構造1を図1Aの線分AAで切った断面図であり、図1Cは、管材の連結構造1を図1Aの線分BBで切った断面図である。図2Aは、管材の連結構造1における圧縮軸力の伝達の流れを説明する図であり、図2Bは、管材の連結構造1における引張軸力の伝達の流れを説明する図である。
図3Aから図3Dは、本実施形態における管材の連結方法を説明する図である。なお、図3A及び図3Bの上段には管材を上下方向に切った断面図を示し、下段には管材を水平方向に切った断面図を示す。図3C及び図3Dには管材を上下方向に切った断面図のみを示す。なお、図3Aには、上下に管材が連結される管材1’、即ち、上側の管材2にもなり、下側の管材3にもなる管材1’を例に挙げて示す。
図4A及び図4Bは、突起部の変形例を説明する図である。上記の実施形態では、管材2,3の内周面又は内挿管材4の外周面のうち角部以外の部位に突起が設けられた突起部を例に挙げているが、これに限らない。例えば、図4Aに示すように、上側圧縮用突起部10や上側引張用突起部12や下側引張用突起部14や下側圧縮用突起部16において、管材2,3の内周面の全周に亘り連続して突起11,13,15,17を設けたり、上側伝達用突起部18や下側伝達用突起部20において、内挿管材4の外周面の全周に亘り連続して突起19,21を設けたりしてもよい。この場合、各突起(11,13,15,17,19,21)の水平方向の断面積が大きくなるため、各突起部の間のコンクリート5をより確実に圧縮することができ、一対の管材2,3間における軸力の伝達性をより高めることができる。
7 注入孔、8 隙間、9 確認孔、
10 上側圧縮用突起部(第2の突起部)、11突起、
12 上側引張用突起部(第6の突起部)、13 突起、
14 下側引張用突起部(第7の突起部)、15 突起、
16 下側圧縮用突起部(第3の突起部)、17 突起、
18 上側伝達用突起部(第1の突起部、第4の突起部)、19 突起、
20 下側伝達用突起部(第1の突起部、第5の突起部)、21 突起、
30 組立用プレート、30a ボルト孔、31 仮支持部材、
32 固定用プレート、32a ボルト孔、40 伝達用突起部
Claims (4)
- 管材同士を上下方向に連結する管材の連結方法であって、
上下方向に隣り合う一対の管材の内部に当該一対の管材の継ぎ目を跨いで設けられる内挿管材の外周面に第1の突起部を形成し、前記一対の管材のうち上側の管材の内周面に第2の突起部を形成し、前記一対の管材のうち下側の管材の内周面に第3の突起部を形成する第1の工程と、
前記下側の管材の上端から前記内挿管材が突出し且つ前記第1の突起部よりも下側の位置に前記第3の突起部が位置するように、前記下側の管材と前記内挿管材とを仮固定する第2の工程と、
仮固定された前記下側の管材及び前記内挿管材に対して、前記第1の突起部よりも上側の位置に前記第2の突起部が位置し且つ前記上側の管材の下端と前記下側の管材の上端とが当接しないように、前記上側の管材を仮固定する第3の工程と、
前記一対の管材の内部のうち、少なくとも、前記第2の突起部よりも上側の位置から前記第3の突起部よりも下側の位置までの範囲を、セメント系組成物で充填し、前記一対の管材の継ぎ目を前記管材の全周に亘って露出した状態にする第4の工程と、
を有することを特徴とする管材の連結方法。 - 請求項1に記載の管材の連結方法であって、
前記第1の工程において、前記内挿管材の外周面に前記第1の突起部として第4の突起部と当該第4の突起部よりも下側に位置する第5の突起部とを形成し、前記上側の管材の内周面に前記第2の突起部よりも下側に位置する第6の突起部を形成し、前記下側の管材の内周面に前記第3の突起部よりも上側に位置する第7の突起部を形成し、
前記第2の工程において、前記第3の突起部と前記第7の突起部との間に前記第5の突起部が位置するように前記下側の管材と前記内挿管材とを仮固定し、
前記第3の工程において、仮固定された前記下側の管材及び前記内挿管材に対して、前記第2の突起部と前記第6の突起部との間に前記第4の突起部が位置するように、前記上側の管材を仮固定することを特徴とする管材の連結方法。 - 管材同士を上下方向に連結する管材の連結方法であって、
上下方向に隣り合う一対の管材の内部に当該一対の管材の継ぎ目を跨いで設けられる内挿管材の外周面に第1の突起部を形成し、前記一対の管材のうち上側の管材の内周面に第2の突起部を形成し、前記一対の管材のうち下側の管材の内周面に第3の突起部を形成する第1の工程と、
前記上側の管材の下端から前記内挿管材が突出し且つ前記第1の突起部よりも上側の位置に前記第2の突起部が位置するように、前記上側の管材と前記内挿管材とを仮固定する第2の工程と、
仮固定された前記上側の管材及び前記内挿管材に対して、前記第1の突起部よりも下側の位置に前記第3の突起部が位置し且つ前記上側の管材の下端と前記下側の管材の上端とが当接しないように、前記下側の管材を仮固定する第3の工程と、
前記一対の管材の内部のうち、少なくとも、前記第2の突起部よりも上側の位置から前記第3の突起部よりも下側の位置までの範囲を、セメント系組成物で充填し、前記一対の管材の継ぎ目を前記管材の全周に亘って露出した状態にする第4の工程と、
を有することを特徴とする管材の連結方法。 - 請求項3に記載の管材の連結方法であって、
前記第1の工程において、前記内挿管材の外周面に前記第1の突起部として第4の突起部と当該第4の突起部よりも下側に位置する第5の突起部とを形成し、前記上側の管材の内周面に前記第2の突起部よりも下側に位置する第6の突起部を形成し、前記下側の管材の内周面に前記第3の突起部よりも上側に位置する第7の突起部を形成し、
前記第2の工程において、前記第2の突起部と前記第6の突起部との間に前記第4の突起部が位置するように前記上側の管材と前記内挿管材とを仮固定し、
前記第3の工程において、仮固定された前記上側の管材及び前記内挿管材に対して、前記第3の突起部と前記第7の突起部との間に前記第5の突起部が位置するように、前記下側の管材を仮固定することを特徴とする管材の連結方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013177055A JP6236997B2 (ja) | 2013-08-28 | 2013-08-28 | 管材の連結方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013177055A JP6236997B2 (ja) | 2013-08-28 | 2013-08-28 | 管材の連結方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2015045177A JP2015045177A (ja) | 2015-03-12 |
JP6236997B2 true JP6236997B2 (ja) | 2017-11-29 |
Family
ID=52670885
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013177055A Expired - Fee Related JP6236997B2 (ja) | 2013-08-28 | 2013-08-28 | 管材の連結方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6236997B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6446593B1 (ja) * | 2018-09-03 | 2018-12-26 | 大和リース株式会社 | ノンブレース鉄骨造建物その構築方法および柱脚ユニット |
WO2020141580A1 (ja) * | 2019-01-04 | 2020-07-09 | 株式会社ワコム | 位置検出装置及び位置検出方法 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2981691B2 (ja) * | 1991-10-07 | 1999-11-22 | 株式会社竹中工務店 | 鉄骨建方時における箱形断面柱の継手方法および継手構造 |
JPH07158016A (ja) * | 1993-12-06 | 1995-06-20 | Ohbayashi Corp | 鋼管・コンクリート複合構造柱状体における鋼管の重ね継手構造 |
US5813174A (en) * | 1996-03-28 | 1998-09-29 | Waller; James E. | Closet vault |
JP2003096716A (ja) * | 2001-09-20 | 2003-04-03 | Nkk Corp | 鋼管の接合構造および接合方法 |
JP2011032637A (ja) * | 2009-07-29 | 2011-02-17 | Shimizu Corp | 鋼管柱の継手構造および継手方法 |
-
2013
- 2013-08-28 JP JP2013177055A patent/JP6236997B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2015045177A (ja) | 2015-03-12 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
KR101848699B1 (ko) | 용접 없이 기둥과 보의 접합이 가능한 접합부 코어 및 이를 이용한 기둥과 보의 접합 방법 | |
CN109811903B (zh) | 一种装配式复合钢管混凝土柱-钢梁连接结构和装配方法 | |
JP2010065459A (ja) | プレキャストコンクリート造の柱梁接合部材と柱部材の接合構造と接合方法 | |
JP2018096071A (ja) | 複合建物 | |
KR101174548B1 (ko) | 콘크리트충전 강관기둥 시스템 | |
JP6236997B2 (ja) | 管材の連結方法 | |
KR102017822B1 (ko) | 충전 강관과 선조립 철근망을 이용한 내진 설계용 보-기둥 시공 방법 | |
JPH09317008A (ja) | 充填鋼管コンクリート柱の接合構造 | |
JP4802111B2 (ja) | 長尺構造物及び鉄骨鉄筋部材 | |
JP2016079593A (ja) | 支圧抵抗金具付き杭頭補強材及び支圧抵抗金具付き杭頭補強材を使用した杭頭接合構造 | |
JP6836835B2 (ja) | 柱梁接合構造 | |
JP2005200994A (ja) | 閉鎖断面部材の接合構造 | |
JP2016142035A (ja) | 管材の連結構造、及び、管材の連結方法 | |
JP6731225B2 (ja) | 柱の接合構造 | |
WO2017155121A1 (ja) | 内部にコンクリートが充填された鋼管柱を用いた接合構造及びその製造方法 | |
JP2001003448A (ja) | 柱梁接合構造及び接合方法 | |
JP6353647B2 (ja) | 免震装置接合構造 | |
KR102102721B1 (ko) | 수직다이아프램이 내장된 cft기둥 및 그 제작방법 | |
JP3964288B2 (ja) | 鉄骨鉄筋コンクリート建造物用基礎鋼構造体及び鉄骨鉄筋コンクリート建造物の建築方法 | |
JP2004353441A (ja) | 柱・梁の接合構造 | |
JPH0536587B2 (ja) | ||
JP7155488B2 (ja) | 構造物耐震補強構造 | |
JPH05295800A (ja) | 管接合構造 | |
JP6679277B2 (ja) | 鉄骨基礎梁構造 | |
JP4045502B2 (ja) | 構造物 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20160720 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20170405 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20170418 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20170516 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20171003 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20171016 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6236997 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |