JP5988194B2 - 固形物切断装置 - Google Patents

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本発明は、大根、人参等の棒状野菜並びに南瓜等の塊状野菜、塊状果物、塊状食肉並びに塊状魚肉、チョコレート、チーズ等を含む固形食品の他、石鹸等の固形物を切断する固形物切断装置に関する。
従来、この種の固形物切断装置としては、例えば食品切断器がある。この食品切断器は、水平方向に刃物ユニットが設置され、この刃物ユニットに被切断物が載置される。上記刃物ユニットの上方には、モータやエアシリンダ等の駆動機構が設置され、この駆動機構により上下動する上下動ロッドが設けられている。この上下動ロッドの下端には、押圧板が取り付けられている。
このような食品切断器を用いて被切断物である固形物を切断するには、上記刃物ユニットに固形物を載置し、上記駆動機構を作動させて上下動ロッドを下降させる。すると、上記押圧板が固形物を刃物ユニットに押し込むことで、被切断物は、刃物ユニットの刃体形状に対応した形状に切断される(例えば、特許文献1参照)。
特許第3090734号公報
しかしながら、上述した従来の食品切断器では、上下動ロッドのストロークが常に一定であるため、刃物ユニットに対する押圧板が下降した最下位置が常に一定である。すなわち、従来の食品切断器は、押圧板が固形物を刃物ユニットに押し込む深さが常に一定である。そのため、刃物ユニットを交換して他の種類の固形物を切断しようとした場合には、円滑に切断することができないか、あるいは切断された固形物の切断面の見栄えが悪かったりする場合があり、対応することができない。
これを解決するため、上下動ロッドのストロークを電気的又は機械的に変更する技術がある。この場合には、電気的又は機械的に構造が複雑化するという問題がある。また、上下動ロッドのストロークが常に一定で、刃物ユニットの上下位置を機械的に調整する技術もある。この場合には、刃物ユニットが押圧板からの押圧力を受けることから、装置の耐久性が低下するとともに、機械的な構造が複雑化するという問題もある。
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、構造を簡素化し、押圧部材と刃物ユニットとの間隔を調整可能とした固形物切断装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の固形物切断装置は、固形物を載置する刃物ユニットと、前記刃物ユニットの両側に互いに対向して上下方向に設置された案内部材と、前記案内部材に沿って上下スライド可能に設けられたスライダと、前記スライダの上側に取付金具を介して上下動ロッドが取り付けられて前記スライダを上下動する上下駆動機構と、前記スライダの下側に設けられて前記刃物ユニットに載置された前記固形物を押圧する押圧部材と、前記刃物ユニットに対する前記押圧部材の上下位置を調整する上下位置調整機構と、を備え、前記上下位置調整機構は、前記取付金具に前記上下動ロッドが挿通し、この上下動ロッドに刻設されたねじ部の上側に螺合する位置決めナットと、前記ねじ部の下側に螺合する位置調整ナットとで前記取付金具を挟んで前記スライダの上下位置を位置決めし、前記上下動ロッドのねじ部に対する前記位置調整ナットの上下位置を調整して前記スライダを介して前記押圧部材の上下位置を調整することを特徴とする。
ここで、本発明のいう固形物とは、棒状野菜並びに塊状野菜,塊状果物,塊状食肉並びに塊状魚肉、チョコレート、チーズ等の固形食品の他、石鹸等が挙げられる。
本発明の固形物切断装置によれば、構造を簡素化し、押圧部材と刃物ユニットとの間隔を調整可能とし、あらゆる固形食品や石鹸等の固形物を円滑に切断可能となり、汎用性を向上させることができる。
本発明に係る固形物切断装置の第1実施形態を示す斜視図。 図1において固形物を切断する前の状態を示す拡大斜視図。 図1における上下位置調整機構を示す拡大図。 図1において固形物を切断している状態を示す拡大斜視図。 図1において固形物の切断後の状態を示す拡大斜視図。 本発明に係る固形物切断装置の第2実施形態における上下位置調整機構を示す拡大図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態では、切断部において開口している側を正面とし、その反対側を背面として説明する。また、以下の実施形態では、押圧板を上下動する上下駆動機構としてエアシリンダを適用した例について説明する。さらに、以下の実施形態では、固形物としての人参をスティック状に切断する例について説明する。
(第1実施形態)
図1は本発明に係る固形物切断装置の第1実施形態を示す斜視図である。図2は図1において固形物を切断する前の状態を示す拡大斜視図である。図3は図1における上下位置調整機構を示す拡大図である。
図1に示すように、本実施形態の固形物切断装置1は、立体枠形状に形成された設置フレーム2を備えている。この設置フレーム2は、下端四隅にそれぞれ移動用の車輪3が取り付けられている。設置フレーム2は、下部の横フレーム2aの一辺が取り除かれている。これにより、設置フレーム2内に台車4が出入り可能となる。この台車4には、切断された固形物を収納するための収納箱5が載置される。
設置フレーム2は、上面に支持フレーム6,6が固定されている。これらの支持フレーム6,6は、略弓状に折曲形成され、フレーム固定金具7,7を介してねじにより固着されている。設置フレーム2の近傍には、空気供給源である例えば1.5kWのエアコンプレッサ8が設置されている。
支持フレーム6,6上には、切断部10が鉛直方向に設置されている。この切断部10は、後述する刃物ユニットが取り付けられる底面に位置する支持板11と、支持フレーム6,6の側面にそれぞれねじにより固着された側面板12,12と、支持板11の上方に形成された開口部14aの上部に設けられた正面板14と、背面板13と、を備えている。
支持板11は、その中央に開口部が形成されている。この開口部の両側には、刃物ユニット15を支持板11に固定するための取付ホルダ16,16が設けられている。刃物ユニット15は、固形物である人参Cをスティック状に切断するために格子状の刃が形成された刃物部15aと、この刃物部15aの両側に取り付けられた着脱操作用の取手15b,15bとを有する。刃物部15a上には、人参Cが載置される。この載置された人参Cは、後述する押圧板により押圧することで切断される。取付ホルダ16,16は、取手15b,15bを保持するための段差を設けた形状に形成されている。
取付ホルダ16,16は、刃物ユニット15の取手15b,15bを支持板11との間に挟み込み、複数の蝶ねじ17で締め付けることにより、刃物ユニット15が支持板11に固定される。また、複数の蝶ねじ17を緩めて、支持板11から取付ホルダ16,16を取り外すことにより、刃物ユニット15を支持板11から取り外すことが可能となる。本実施形態では、刃物ユニット15に取手15b,15bを設けたことにより、作業者は、取手15b,15bを握持して刃物ユニット15を取り扱うことで、安全性及び取扱い性を向上させることができる。
支持板11の両側には、案内部材としての案内レール18,18が鉛直上下方向に設置されている。案内レール18,18は、それぞれ支持フレームと側面板12,12との間に設置されている。案内レール18,18は、刃物ユニット15を挟んで互いに対向して設置されている。
案内レール18,18間には、スライダ20が水平方向に架け渡されている。すなわち、スライダ20は、案内レール18,18に沿って上下スライド可能に設けられている。スライダ20は、所定の厚さを有する平板に形成されている。スライダ20は、図4に示すように案内レール18,18との摺動面に樹脂製の摺動部21が取り付けられている。
正面板14の内部には、圧力調整装置22及び上下駆動機構としてのエアシリンダ23が設置されている。圧力調整装置22とエアシリンダ23は、エアホースにより接続されている。エアシリンダ23は、圧力調整装置22から供給された空気圧により上下動する上下動ロッドとしてのシリンダロッド24を備えている。圧力調整装置22は、エアホースにより空気供給源であるエアコンプレッサに接続されている。したがって、エアコンプレッサから送られた圧縮空気は、その圧力が圧力調整装置22により調整された後、エアシリンダ23に供給される。
切断部10の側面板12,12の下部には、図2に示すようにそれぞれスイッチ設置台25,25が設けられている。これらスイッチ設置台25,25には、エアシリンダ23を作動するための押しボタンスイッチ26,26が設置されている。具体的には、押しボタンスイッチ26,26は、作業者が両手で同時に押したときにエアシリンダ23が作動してシリンダロッド24が下降する。また、押しボタンスイッチ26,26は、作業者が同時に押している両手のうち、いずれか一方の手を離したときにシリンダロッド24が上昇する。
したがって、押しボタンスイッチ26,26は、作業者が一方の手で一方の押しボタンスイッチ26を押したのち、他方の手で他方の押しボタンスイッチ26で押したとしても、安全面からエアシリンダ23が作動しないように設定されている。
シリンダロッド24は、下部にねじ部24aが刻設されている。スライダ20は、上面側に取付金具27が固定されている。スライダ20は、取付金具27を介してシリンダロッド24に取り付けられている。取付金具27は、左右両側がスライダ20の上面にビスにより固定されている。取付金具27は、中央が逆U字状に突出して突出部27aが形成されている。この突出部27aの中央には、シリンダロッド24のねじ部24aが挿通する円形の孔が形成されている。
シリンダロッド24のねじ部24aは、図3に示すように取付金具27の円形の孔を挿通し、その下端がスライダ20の上面に当接している。この取付金具27の孔を挿通したシリンダロッド24には、上下位置調整機構30が設けられている。シリンダロッド24の軸方向延長線上には、スライダ20の中心と、刃物ユニット15の刃物部15aの中心が位置している。
この上下位置調整機構30は、シリンダロッド24における取付金具27の上側に螺合された位置決めナット31と、取付金具27の突出部27a内の上下方向に嵌り込み、シリンダロッド24における取付金具27の下側に螺合する位置調整ナット32とを有している。位置決めナット31は、位置調整ナット32とで取付金具27を上下方向から挟み込み、スライダ20の上下位置を位置決めする。位置調整ナット32は、位置決めナット31より高さが高く形成されている。
上下位置調整機構30は、取付金具27に対する位置決めナット31の締め付けを緩めることにより、位置調整ナット32の回転操作が可能となる。位置調整ナット32を締付方向に回転させると、位置調整ナット32は、シリンダロッド24の上方に移動する。これにより、取付金具27を介してスライダ20を上方に移動させることになる。一方、位置調整ナット32を緩み方向に回転させると、位置調整ナット32は、シリンダロッド24の下方に移動する。これにより、取付金具27を介してスライダ20を下方に移動させることになる。
スライダ20の下側には、押圧部材としての樹脂製の押圧板35が取り付けられている。この押圧板35は、矩形の平板状に形成されている。押圧板35は、スライダ20の前面及び背面に配置した取付板36によりスライダ20に固定されている。取付板36は、断面L字状に形成されている。押圧板35は、取付板36に蝶ねじ37を締め付けることによりスライダ20に固定される。押圧板35は、シリンダロッド24が下降したときに刃物ユニット15に載置された固形物を押し込むように押圧する。
なお、本実施形態では、スライダ20がアルミニウム板により、またスライダ20の摺動部21及び押圧板35が樹脂により成形されているものの、他の各部材は、概ねステンレス鋼から形成されている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
図4は図1において固形物を切断している状態を示す拡大斜視図である。図5は図1において固形物の切断後の状態を示す拡大斜視図である。
図1に示すエアコンプレッサを駆動すると、圧力調整装置22に圧縮空気が送られる。この圧力調整装置22は、圧縮空気の圧力を調整してエアシリンダ23に供給する。
一方、切断部10では、図2に示すように刃物ユニット15の刃物部15aに軸方向に例えば10cm程度にカットされた人参Cを、軸を鉛直として載置する。そして、作業者が押しボタンスイッチ26,26を両手で同時に押してエアシリンダ23を作動させ、シリンダロッド24を下降させる。
すると、図4に示すようにスライダ20が案内レール18,18に沿って下降する。このとき、スライダ20に取り付けられた押圧板35は、図5に示すように刃物ユニット15に載置された人参Cを押し込むように押圧する。その結果、人参Cは、刃物部15aの格子形状に対応する形状に切断される。すなわち、人参Cは、角柱状のスティックに切断される。
そして、作業者は、押しボタンスイッチ26,26のうち、いずれか一方の手を離すと、スライダ20が案内レール18,18に沿って上昇する。これにより、押圧板35も同様に上昇することになる。
さらに、刃物部15aに次の人参Cを載置し、上記と同様の操作を繰り返すことにより、大量の人参Cを短時間で切断することができる。なお、本実施形態では、刃物部15aに人参Cを1つ載置した例について説明したが、人参Cより柔らかい固形物の場合には、より多くの数の固形物を載置して切断するようにしてもよい。これにより、作業効率を高めることができる。
次に、例えば南瓜を4分割する場合には、複数の蝶ねじ17を緩めて、支持板11から取付ホルダ16,16を取り外すことにより、刃物ユニット15を支持板11から取り外す。そして、図示しない南瓜4分割用の刃物ユニットの取手を取付ホルダ16,16と支持板11との間に挟み込み、複数の蝶ねじ17で締め付けることにより、南瓜4分割用の刃物ユニットを支持板11に固定する。
同様に、蝶ねじ37を緩めて、スライダ20から取付板36を取り外すことにより、押圧板35をスライダ20から取り外す。そして、図示しない南瓜押圧用の円柱状に形成された押圧ブロックを、取付板36に蝶ねじ37を締め付けることにより、固定する。このようにして刃物ユニット15及び押圧板35を他のものと容易に交換することができる。
次に、上下位置調整機構30の作用について説明する。
図3に示すように、取付金具27に対する位置決めナット31の締め付けを緩めることにより、位置調整ナット32の回転操作が可能となる。そして、位置調整ナット32を締付方向に回転させると、位置調整ナット32は、シリンダロッド24の上方に移動する。これにより、取付金具27を介してスライダ20が上方に移動する。スライダ20が上方に移動すると、押圧板35も上方に移動する。その結果、押圧板35と刃物ユニット15の刃物部15aとの間隔が広がる。この間隔の調整範囲は、位置調整ナット32がシリンダロッド24のねじ部24aに螺合している範囲であることから、位置調整ナット32の高さ方向の寸法より若干小さくなっている。
一方、位置調整ナット32を緩み方向に回転させると、位置調整ナット32は、シリンダロッド24の下方に移動する。これにより、取付金具27を介してスライダ20を下方に移動する。スライダ20が下方に移動すると、押圧板35も下方に移動する。その結果、押圧板35と刃物ユニット15の刃物部15aとの間隔が狭くなる。さらに、位置決めナット31を締め付け、位置調整ナット32と取付金具27を挟み込むことにより、スライダ20の上下方向の位置決めを行う。
したがって、切断する固形物の種類、例えば上述したように人参、南瓜に対応して刃物ユニット15及び押圧板35を交換したとき、押圧板25の刃物部15aに対する押込み深さを変更する必要がある。この場合、上記のように上下位置調整機構30を用いて押圧板35と刃物ユニット15の刃物部15aとの間隔を調整することにより、切断する固形物に対応した押圧板25の刃物部15aに対する押込み深さとすることが可能となる。
このように本実施形態によれば、上下位置調整機構30は、取付金具27にシリンダロッド24が挿通し、このシリンダロッド24に刻設されたねじ部24aの上側に螺合する位置決めナット31と、ねじ部24aの下側に螺合する位置調整ナット32とで取付金具27を挟んでスライダ20の上下位置を位置決めし、シリンダロッド24のねじ部24aに対する位置調整ナット32の上下位置を調整してスライダ20を介して押圧板35の上下位置を調整することにより、切断する固形物に対応した押圧板25の刃物部15aに対する押込み深さとすることが可能となる。その結果、構造を簡素化し、あらゆる固形食品や石鹸等の固形物を円滑に切断可能となり、汎用性を向上させることができる。
また、本実施形態によれば、位置調整ナット32は、取付金具27の上下方向において取付金具27内に嵌り込む高さとしたことにより、取付金具27と位置調整ナット32との間に隙間がなくなる。そのため、シリンダロッド24が下降する押圧力がスライダ20に直接加わることとなる。これにより、シリンダロッド24とスライダ20との接続機構の強度を大幅に向上させることができる。この場合、取付金具27と位置調整ナット32との間に隙間があると、シリンダロッド24が下降する押圧力により、取付金具27が変形してしまうことがある。
さらに、本実施形態によれば、スライダ20は、案内レール18,18との摺動面に樹脂製の摺動部21が取り付けられているので、スライダ20の摺動が円滑になる。また、スライダ20は、案内レール18,18間に架け渡されて摺動するので、押圧板35の回転方向の移動が規制される。そのため、例えば刃物ユニット15の刃物部15aが格子状に形成され、押圧板35の先端が格子状の刃物部15aの間に入り込むようにして切断する場合、押圧板35の先端を刃物部15aの間に常に入り込むようにすることができ、装置としての信頼性を高めることができる。
そして、本実施形態によれば、刃物ユニット15及び押圧板35は、切断部10に対して着脱可能に取り付けられているため、他の形状のものと交換することができる。これにより、汎用性を一段と高めることができる。
また、本実施形態によれば、上下駆動機構としてエアシリンダ23を用いたことにより、装置全体を水等の液体により洗浄することが可能となる。これにより、装置全体の洗浄作業の際、漏電の懸念がなくなり、安全性を高めることができる。
(第2実施形態)
図6は本発明に係る固形物切断装置の第2実施形態における上下位置調整機構を示す拡大図である。なお、前記第1実施形態と同一又は対応する部分には、同一の符号を付して説明する。また、本実施形態では、前記第1実施形態と重複する説明を省略し、異なる構成及び作用を説明する。
前記第1実施形態では、シリンダロッド24の軸方向先端は、スライダ20の上面に当接している。本実施形態は、図6に示すように、シリンダロッド24の軸方向延長線上におけるスライダ20に挿通孔40が形成されている。シリンダロッド24は、ねじ部24aが前記第1実施形態より長く形成されている。そのため、シリンダロッド24のねじ部24aに対する位置調整ナット32の上下移動可能範囲が長くなる。
すなわち、本実施形態は、シリンダロッド24ねじ部24aの下端が位置調整ナット32と螺合している上下位置から挿通孔40に挿通している範囲まで位置調整ナット32をシリンダロッド24ねじ部24aに対して上下移動可能としている。
したがって、本実施形態では、シリンダロッド24の下端が挿通可能な挿通孔40が形成され、シリンダロッド24のねじ部24aの下端が挿通孔40に挿通している範囲まで位置調整ナット32をシリンダロッド24ねじ部24aに対して上下移動可能としたことにより、位置調整ナット32の上下移動可能範囲が長くなる。これにより、押圧板35と刃物ユニット15の刃物部15aとの間隔を広範囲に調整することが可能となる。その結果、種々の刃物ユニット15及び押圧板35に対応可能となり、汎用性を一段と高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることなく種々の変更が可能である。例えば、上記各実施形態では、固形物をスティック状に切断したり、あるいは4分割する例について説明したが、これ以外に、刃物ユニット15、押圧板35のうち少なくとも刃物ユニット15を交換し、固形物である果物の芯抜き、丸抜き、飾り切り抜き、人参の縦方向に分割して面取りするシャトー切り、キャベツの角切り、野菜の乱切り等を行う場合にも適用可能である。
また、上記各実施形態では、上下駆動機構としてエアシリンダ23を用いた例について説明したが、これに限定することなく、例えば電動モータによりボールねじの駆動し、このボールねじを駆動させることにより、下端にねじ部が刻設されたロッドを上下動させるようにしてもよい。
1 固形物切断装置
2 設置フレーム
3 車輪
4 台車
5 回収箱
6 支持フレーム
7 フレーム固定金具
8 エアコンプレッサ
10 切断部
11 支持板
12 側面板
13 背面板
14a 開口部
14 正面板
15 刃物ユニット
15a 刃物部
15b 取手
16 取付ホルダ
17 蝶ねじ
18 案内レール(案内部材)
20 スライダ
21 摺動部
22 圧力調整装置
23 エアシリンダ(上下駆動機構)
24 シリンダロッド(上下動ロッド)
24a ねじ部
25 スイッチ設置台
26 押しボタンスイッチ
27 取付金具
30 上下位置調整機構
31 位置決めナット
32 位置調整ナット
35 押圧板
36 取付板
37 蝶ねじ
40 挿通孔
C 人参(固形物)

Claims (5)

  1. 固形物を載置する刃物ユニットと、
    前記刃物ユニットの両側に互いに対向して上下方向に設置された案内部材と、
    前記案内部材に沿って上下スライド可能に設けられたスライダと、
    前記スライダの上側に取付金具を介して上下動ロッドが取り付けられて前記スライダを上下動する上下駆動機構と、
    前記スライダの下側に設けられて前記刃物ユニットに載置された前記固形物を押圧する押圧部材と、
    前記刃物ユニットに対する前記押圧部材の上下位置を調整する上下位置調整機構と、を備え、
    前記上下位置調整機構は、前記取付金具に前記上下動ロッドが挿通し、この上下動ロッドに刻設されたねじ部の上側に螺合する位置決めナットと、前記ねじ部の下側に螺合する位置調整ナットとで前記取付金具を挟んで前記スライダの上下位置を位置決めし、前記上下動ロッドのねじ部に対する前記位置調整ナットの上下位置を調整して前記スライダを介して前記押圧部材の上下位置を調整することを特徴とする固形物切断装置。
  2. 前記位置調整ナットは、前記取付金具の上下方向において前記取付金具内に嵌り込む高さとしたことを特徴とする請求項1に記載の固形物切断装置。
  3. 前記スライダは、前記上下ロッドの下端が挿通可能な挿通孔が形成され、前記上下ロッドのねじ部の下端が前記位置調整ナットと螺合している上下位置から前記挿通孔に挿通している範囲まで前記位置調整ナットを前記上下ロッドのねじ部に対して上下移動可能としたことを特徴とする請求項1又は2に記載の固形物切断装置。
  4. 前記刃物ユニット及び前記押圧部材は、それぞれ着脱可能に設けられていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の固形物切断装置。
  5. 前記上下駆動機構は、エアシリンダであって、前記上下動ロッドが前記エアシリンダに取り付けられたシリンダロッドであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の固形物切断装置。
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