JP5987705B2 - 収納箱 - Google Patents

収納箱 Download PDF

Info

Publication number
JP5987705B2
JP5987705B2 JP2013011864A JP2013011864A JP5987705B2 JP 5987705 B2 JP5987705 B2 JP 5987705B2 JP 2013011864 A JP2013011864 A JP 2013011864A JP 2013011864 A JP2013011864 A JP 2013011864A JP 5987705 B2 JP5987705 B2 JP 5987705B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lid
bent
upper lid
bent portion
storage box
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013011864A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014141283A (ja
Inventor
真吾 阿曾
真吾 阿曾
山本 秀樹
秀樹 山本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
Fujifilm Business Innovation Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Xerox Co Ltd, Fujifilm Business Innovation Corp filed Critical Fuji Xerox Co Ltd
Priority to JP2013011864A priority Critical patent/JP5987705B2/ja
Publication of JP2014141283A publication Critical patent/JP2014141283A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5987705B2 publication Critical patent/JP5987705B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stackable Containers (AREA)
  • Cartons (AREA)

Description

本発明は、収納箱に関する。
従来、上下それぞれに開いた筒状の胴体部と、この胴体部の上下の開口を塞ぐ2つの蓋部とが、バンドで締結されて箱となる収納用の紙製箱が知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、筒状の胴体部と、この胴体部の上下の開口を塞ぐ2つの蓋部とを有する収納用の紙製箱が、1枚の段ボール紙の折曲げによって形成されることが知られている(例えば、特許文献2参照)。
特開2005−96803号公報 特開2006−8183号公報
本発明は、上下方向の積み重ねに対する強度を維持しつつ収納物の取出しが容易な収納箱を提供することを目的とするものである。
請求項1の収納箱は、
収納物が収納されて取り出される側方を向いた開口を有する箱本体と、
上記開口の上縁から延在し下方に折り曲げられる上蓋と、
上記開口の下縁から延在し上方に折り曲げられて、上縁が上記上蓋の下縁に接する下蓋
とを備え、
上記上蓋および上記下蓋は、上下に延びる折曲線でそれぞれ折り曲げられることにより
形成される、それぞれ上蓋折曲部および下蓋折曲部を有し、
前記上蓋および下蓋が開口を塞ぐように折り曲げられたときに、上蓋折曲部の下縁は、
下蓋折曲部の上縁と接した状態となるとともに、その上蓋折曲部は、上記下蓋折曲部と折曲位置が異なることを特徴とする。
請求項2の収納箱は、請求項1の収納箱において、
上記上蓋折曲部は、上記下蓋折曲部と折曲角度が異なることを特徴とする。
請求項3の収納箱は、請求項1又は2の収納箱において、
前記上蓋および下蓋が開口を塞ぐように折り曲げられたときに上記上蓋および上記下蓋が内側に折り曲げられないように支持する支持部材をさらに備え、該支持部材は、互いに異なる折曲位置で折り曲げられた前記上蓋折曲部および前記下蓋折曲部の内面に接するように、該上蓋折曲部に接する箇所と該下蓋折曲部に接する箇所とで異なる形状を持つことを特徴とする。
請求項4の収納箱は、請求項3の収納箱において、
上記支持部材は、互いに異なる折曲位置又は折曲角度に折り曲げられた上記上蓋折曲部および上記下蓋折曲部の内面に接するように、上蓋折曲部に接する箇所と下蓋折曲部に接する箇所とで異なる形状を持つことを特徴とする。
請求項の収納箱は、請求項3の収納箱において、
上記支持部材の上記箱本体底壁対する部位と箱本体底壁との間に、支持部材を底壁上に直に置いたときと比べ箱本体内の収納物の引出し時の摩擦力を低減する低摩擦部材を備えたことを特徴とする。
請求項の収納箱は、請求項1からの収納箱において、
上記開口の左右の側縁からそれぞれ延在し上記上蓋および上記下蓋を被う向きに折り曲げられた左扉および右扉をさらに備えたことを特徴とする。
請求項の収納箱は、請求項の収納箱において、
上記左扉および上記右扉が、互いに向き合う端縁側であって、上下のうちの少なくとも下側の各隅部分に、上記上蓋および上記下蓋を露出させる切欠きを有することを特徴とする。
請求項の収納箱は、請求項1からの収納箱において、
上記箱本体が、箱本体上壁の、上記上蓋を上壁の上に折り返した状態における上蓋と重なる位置に、穴、又は、力が加えられて穴が形成される被開部を有し、
上記上蓋が、上蓋を上記上壁の上に折り返した状態において上記穴に入り込んで上蓋を上壁上に折り返した状態に保持する保持片又は力を加えられて折れ曲がり該保持片として作用する折曲部を有することを特徴とする。
請求項1の収納箱は、収納物の取出しを容易にしつつ、上下方向の積み重ねに対する強度が維持される。
請求項2の収納箱は、請求項1の収納箱において上記上蓋折曲部と上記下蓋折曲部との間で折曲角度が互いに一致している場合と比較して、上記上蓋折曲部の下縁と上記下蓋折曲部の上縁とが一層確実に上下に突き当たる。
請求項3の収納箱は、請求項1又は2の収納箱が上記支持部材を備えていない場合と比較して、上記上蓋の下縁と上記下蓋の上縁とが一層確実に上下に突き当たる。
請求項の収納箱は、請求項3の収納箱において、上記支持部材の上記箱本体底壁に対する部位が上記底壁上に直に置かれる場合と比較して、収納物の取出しがさらに容易である。
請求項の収納箱は、請求項1からの収納箱が上記左扉および上記右扉を備えていない場合と比較して、上記上蓋の下縁と上記下蓋の上縁とが一層確実に上下に突き当たる。
請求項の収納箱は、請求項の収納箱において上記左扉および上記右扉が上記切欠きを有していない場合と比較して、収納物の取出しがさらに容易である。
請求項の収納箱は、請求項1からの収納箱において上記箱本体が上記穴又は上記被開部を有さず上記上蓋が上記保持片又は上記折曲部を有していない場合と比較して、収納物の取出しがさらに容易である。
本発明の収納箱の実施形態を示す外観斜視図である。 図1に示す段ボール箱の、収納物が出し入れされる開口が開かれた状態を示す図である。 図2に示す段ボール箱の展開図である。 図2に示す段ボール箱に緩衝材が収められている様子を示す図である。 開口部を塞いでいる上蓋および下蓋を示す図である。 上蓋折曲部および下蓋折曲部を拡大して示す図である。 上蓋折曲部と下蓋折曲部とで、箱本体の内側に向かって折り曲げられるときの折曲角度が互いに異なっている様子を示す模式図である。 上蓋と下蓋とで位置のずれが起きたときに圧縮荷重を支える折曲げ構造の別例を示す図である。 粘着テープで貼り合わされた左扉および右扉の、互いに向き合う下側の隅部分に設けられている切欠きの周辺を示す拡大図である。 粘着テープで貼り合わされた左扉および右扉の、互いに向き合う上側の隅部分に設けられている切欠きの周辺を示す拡大図である。 開姿勢に保持されている上蓋を示す図である。 上蓋を開姿勢に保持している折曲部と被開部とを拡大して示す図である。
以下図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
図1は、本発明の収納箱の実施形態を示す外観斜視図である。
この図1に示す収納箱1は、段ボール箱100と、緩衝材200とを備えている。この緩衝材200は、発泡スチロール製であって、収納物Tの上下それぞれと段ボール箱100の内面との間に挟まれる位置に配置される。また、下側の緩衝材200と段ボール箱100の内面との間には、後述の低密度ポリエチレンシート302(図4参照)が挟まれている。緩衝材200は、本発明にいう支持部材の一例に相当する。
尚、この収納箱1は、段ボール箱100に代えて、例えば、段ボール以外の紙製の箱や木製の箱や樹脂製の箱を備えているものであっても良い。
また、収納物Tの上下それぞれと段ボール箱100の内面との間に挟まれる支持部材としては、発泡スチロール製の緩衝材200に限るものではない。この支持部材は、発泡スチロール以外の例えばゴム製等の緩衝材であっても良く、あるいは、段ボール製の被覆材等であっても良い。
まず、段ボール箱100について説明する。
段ボール箱100は、上方から見たときの形状が、ほぼ四角形であるものの四角形の4つの角が落されて角数からいうと八角形の箱である。
図2は、図1に示す段ボール箱の、収納物が出し入れされる開口が開かれた状態を示す図である。
この段ボール箱100は、手前側と奥側が開く構造となっており、その開いたときの開口を塞ぐ構造部分を除く箱本体110を備えている。この箱本体110は、上壁111と底壁112と左右一対の側壁113を有する。この箱本体110が、本発明にいう箱本体の一例に相当する。
上壁111と底壁112は、各々、四角形の4つの角が落された八角形の壁である。
また、上壁111の中央には、力が加えられるとミシン目が破れて四角形の穴が開く被開部111aが設けられている。
左右一対の側壁113は、上壁111の左右の縁と底壁112の左右の縁とを繋いでいる。ただし、上壁111の角が落された部分と、底壁112の角が落された部分とについては、側壁113で繋がれてはおらず開口110aの縁の一部となっている。
この箱本体110は、これら4つの壁で囲まれた四角筒形状を有しており、この箱本体110自体としては、図中手前側と奥側の2箇所が、側方に開いた開口110aとなっている。段ボール箱100は、以下に説明するように、これら2箇所の開口110aを塞ぐ構成部分を有しているが、図2では、奥側の開口110aが塞がれており手前側の開口110aが開かれている。この構成部分は、2箇所の開口110aについて同一であるので、以下では、図2で示されている手前側の開口110aを例に挙げて説明する。
段ボール箱100は、上蓋114と、下蓋115と、左扉116と、右扉117とを備えている。
上蓋114は、開口110aの上縁のうちの、上壁111における角が落された部分以外の上縁部分110a_1から延びている。上蓋114は、上縁部分110a_1で下方に折り曲げられる。上蓋114が、本発明にいう上蓋の一例に相当する。
下蓋115は、開口110aの下縁のうちの、底壁112における角が落された部分以外の下縁部分110a_2から延びている。下蓋115は、下縁部分110a_2で上方に折り曲げられて、上縁が上蓋114の下縁に接する。下蓋115が、本発明にいう下蓋の一例に相当する。
また、上蓋114には、力が加えられるとミシン目が破れてこの上蓋114から折れ曲がる折曲部114aが設けられている。この折曲部114aが、本発明にいう折曲部の一例に相当する。
この折曲部114aは、上蓋114が上壁111に重なるまで折り返された開姿勢となったときに、後述するように、上蓋114を、上壁111に設けられた被開部111aと協同して開姿勢に保持する役割を果たす。
左扉116および右扉117は、上記の開口110aの左縁部分110a_3および右縁部分110a_4それぞれから延びている。左扉116および右扉117は、上蓋114および下蓋115が折り曲げられて開口110aが閉じられた後、上蓋114および下蓋115を被う向きに折り曲げられる。また、左扉116および右扉117は、折り曲げられる際には、上壁111や底壁112における角が落された形状に沿って二段に折り曲げられる。左扉116および右扉117が、本発明にいう左扉および右扉の一例に相当する。
また、左扉116および右扉117の、折り曲げられたときに互いに向き合う端縁側の上下の各隅部分には、上蓋114および下蓋115を露出させる切欠き116a,117aが設けられている。
上蓋114は左右一対の上蓋折曲部114bを有し、下蓋115は左右一対の下蓋折曲部115bを有している。
上蓋114は、この上蓋114を折り曲げた姿勢において上下に延びる左右一対の折曲線114cを有している。各上蓋折曲部114bは、上蓋114が各折曲線114cで折り曲げられて形成される。各上蓋折曲部114bは、上壁111の、角が落された部分の下に潜り込む形に箱本体110の内側に入り込み、上壁111を下から支える。また、この上蓋折曲部114bは、上壁111側の端部が折り曲げられて形成される端部折曲部114b_1を有している。上蓋折曲部114bが上壁111の、角が落された部分の下に潜り込んだときには、端部折曲部114b_1が上壁111の内面に接する。各上蓋折曲部114bが、本発明にいう上蓋折曲部の一例に相当する。
また、下蓋115も、その下蓋115を折り曲げた姿勢において上下に延びる左右一対の折曲線115cを有している。各下蓋折曲部115bは、下蓋115が各折曲線で折り曲げられて形成される。各下蓋折曲部115bは、底壁112の、角が落された部分に乗り上げる形に箱本体110の内側に入り込む。また、この下蓋折曲部115bは、底壁111側の端部が折り曲げられて形成される端部折曲部115b_1を有している。下蓋折曲部115bが上壁111の、角が落された部分に乗り上げたときには、端部折曲部115b_1が底壁112の内面に接する。各下蓋折曲部115bが、本発明にいう下蓋折曲部の一例に相当する。
上蓋折曲部114bおよび下蓋折曲部115bは、上蓋114と下蓋115とを折り曲げて開口110aを塞いだとき、上蓋折曲部114bの下縁と下蓋折曲部115bの上縁とが互いに接した状態となる。
図3は、図2に示す段ボール箱の展開図である。
本実施形態の段ボール箱100は、この図3に示す第1の段ボール部品150と第2の段ボール部品160との2つの部品で構成される。
第1の段ボール部品150は、上壁111、1つの側壁113、2つの上蓋114、1つの左扉116、および1つの右扉117を有している。第1の段ボール部品150の2つの上蓋114は、箱本体110の2つの開口110aそれぞれの上部を塞ぐ役割をする。第1の段ボール部品150の左扉116は、一方の開口110aの左部を塞ぐ役割をし、右扉117は、もう一方の開口110aの右部を塞ぐ役割をする。また、この第1の段ボール部品150は、2つの上蓋114それぞれにつき2つずつ、計4つの上蓋折曲部114bを有している。さらに、各上蓋折曲部114bには、1つずつ端部折曲部114b_1が設けられている。
また、この第1の段ボール部品150における側壁113の、上壁111とは反対側の縁には、この第1の段ボール部品150を第2の段ボール部品160に接合するための接合部150aが設けられている。
第2の段ボール部品160は、底壁112、1つの側壁113、2つの下蓋115、1つの左扉116、および1つの右扉117を有している。第2の段ボール部品160の2つの下蓋115は、箱本体110の2つの開口110aそれぞれの下部を塞ぐ役割をする。第2の段ボール部品160の左扉116は、一方の開口110aの左部を塞ぐ役割をし、右扉117は、もう一方の開口110aの右部を塞ぐ役割をする。また、この第2の段ボール部品160は、2つの下蓋115それぞれにつき2つずつ、計4つの下蓋折曲部115bを有している。さらに、各下蓋折曲部115bには、1つずつ端部折曲部115b_1が設けられている。
また、この第2の段ボール部品160における側壁113の、底壁112とは反対側の縁には、この第2の段ボール部品160を第1の段ボール部品150に接合するための接合部160aが設けられている。
第1の段ボール部品150の接合部150aは、第2の段ボール部品160における底壁112の、側壁113とは反対側の縁に接合される。また、第2の段ボール部品160の接合部160aは、第1の段ボール部品150における上壁111の、側壁113とは反対側の縁に接合される。そして、上壁111、底壁112、各側壁113相互間の境界で折り曲げられて、四角筒状の箱本体110(図2参照)が形成される。
尚、段ボール箱は、このように2つの部品を接合したものを折り曲げて構成される形態に限るものではない。段ボール箱は、例えば、一枚の段ボール紙を折り曲げて構成される形態であっても良く、あるいは、3つ以上の段ボール製の部品を接合したものを折り曲げて構成される形態であっても良い。
箱本体110は、前述の通り2つの開口110aを有し、いずれかの開口110aから、図1に示す緩衝材200(図1参照)で上下を挟まれた収納物Tが収められる。
図4は、図2に示す段ボール箱に緩衝材が収められている様子を示す図である。
この図4では、収納物Tおよび上側の緩衝材200は図示が省略され、下側の緩衝材200が示されている。
上下の緩衝材200は、いずれも、上方から見たときの外形が、段ボール箱100の内面形状に応じて、四角形の4つの角が落された八角形となっている。段ボール箱100に収納物Tが収められると、下側の緩衝材200の外側面は、後述の低摩擦ポリエチレンシート302を間に挟んで段ボール箱100の内面に接する。一方、上側の緩衝材200の外側面は、段ボール箱100の内面に直に接する。
また、緩衝材200とともに収納物Tが収められ、下蓋115が閉じられると、下側の緩衝材200の側面に下蓋115が低摩擦ポリエチレンシート302を間に挟んで当接する。さらに、下蓋115が折り曲げられて下蓋折曲部115bが形成されると、緩衝材200の、角が落されて形成されている面取り部分に下蓋折曲部115bが低摩擦ポリエチレンシート302を間に挟んで当接する。
また、この図4では図示が省略されているが、各開口110aにおいて、上蓋114が閉じられると、上側の緩衝材200(図1参照)の側面に上蓋114が直に当接する。さらに、上蓋114が折り曲げられて上蓋折曲部114bが形成されると、上側の緩衝材200の、角が落されて形成されている面取り部分に上蓋折曲部114bが直に当接する。
そして、左扉116および右扉117は、各開口110aを塞ぐように折り曲げられたときの下蓋115および上蓋114、さらに、緩衝材200に当接するよう形成された上蓋折曲部114bおよび下蓋折曲部115bに沿って二段に折り曲げられる。
このように折り曲げられて閉じられると左扉116および右扉117は、互いに向き合う端縁どうしが接する。そして、左扉116および右扉117の合わせ目が、図1に示すように、粘着テープ301で貼り合わされる。
尚、本実施形態では、閉じられた左扉116および右扉117の端縁どうしが互いに接する形態が例示されている。しかしながら、収納箱は、閉じられた左扉および右扉の端縁どうしが互いに離れている形態であっても良い。
収納物Tの、収納箱1からの取出しの際には、一方の開口110aを塞いでいる左扉116、右扉117、上蓋114および下蓋115が開かれて、その開かれた開口110aから収納物Tが緩衝材200ごと側方に引き出される。
このように側方に開いた開口110aから収納物Tが出し入れされる本実施形態の収納箱1は、例えば上方に開いた開口から収納物を出し入れする収納箱等と比べて収納物の出し入れが容易である。
ここで、本実施形態では、図4に示すように、収納物Tは、この収納物Tの重量がかかる下側の緩衝材200と箱本体100の内面との間に、低密度ポリエチレンシート302が挟まれた状態で収められる。
そして、収納物Tの引出し時に、この低密度ポリエチレンシート302と箱本体100の内面との間に生じる摩擦力は、下側の緩衝材200が底壁112上に直に置かれた場合の摩擦力よりも小さい。このため、下側の緩衝材200が箱本体100の内面に直に接する場合と比較して、開口110aから収納物Tがスムーズに出し入れされる。この低密度ポリエチレンシート302が本発明にいう低摩擦部材の一例に相当する。
尚、低摩擦部材は、収納物Tの引出し時の摩擦力が、緩衝材等の支持部材が箱本体の底壁上に直に置かれたときの摩擦力よりも小さいものであれば、低密度ポリエチレン以外の樹脂製のシートや紙製のシート等であっても良い。
ここで、収納物Tが収納された収納箱1(図1参照)は、複数個が上下方向に積み重ねられることがある。このように積み重ねられた場合、下側の収納箱1には、この収納箱1を上下方向に押しつぶそうとする圧縮荷重がかかる。
この収納箱1では、収納物Tの出し入れ口となる開口部110a(図2参照)が、前述したように出入れの容易化を図るために側方に開かれるようになっている。このように側方に開かれる開口110aは、上記の圧縮荷重に対する収納箱1の耐力を弱めがちとなる。
収納箱1は、前述したように、上方から見たときの形状が八角形となった八角柱形状を有している。四角柱にくらべて角数が多い八角柱等の多角柱は、四角柱よりも圧縮荷重に対する強度が高い。本実施形態の収納箱1は、八角柱形状を有することで、圧縮荷重に対する強度が、単純な四角柱形状で側方に開く開口を有する収納箱に比べて高められている。
さらに、本実施形態の収納箱1では、各開口部110aを塞いだときの上蓋114および下蓋115がこの圧縮荷重を支える役割の一部を担っている。
図5は、開口部を塞いでいる上蓋および下蓋を示す図である。
上蓋114は上壁111から下方に折り曲げられ、下蓋115は底壁112から上方に折り曲げられる。そして、下蓋115の上縁と上蓋114の下縁とが互いに接する。この下蓋115の上縁と上蓋114の下縁との突き当てにより、上蓋114と下蓋115とは互いに協同して、上壁111から加えられる圧縮荷重を支える。
ここで、仮に、圧縮荷重が加わったときに上蓋114や下蓋115が箱本体110の内側に倒れ込んでしまうと、下蓋115の上縁と上蓋114の下縁との突き当てが維持されなくなり開口110aにおいて圧縮荷重を支え切れなくなる恐れがある。
本実施形態では、上蓋114が箱本体110の内側に向かって折り曲げられて上蓋折曲部114bが形成され、下蓋115が箱本体110の内側に向かって折り曲げられて下蓋折曲部115bが形成される。本実施形態では、上蓋114、下蓋115に、上蓋折曲部114b、下蓋折曲部115bが形成されることにより、上蓋114や下蓋115の、箱本体110の内側への倒れ込みが阻止される。
図6は、上蓋折曲部および下蓋折曲部を拡大して示す図である。
前述したように上蓋折曲部114bは、上壁111の、角が落された部分の下に潜り込む形に箱本体110の内側に入り込む。そして、この上蓋折曲部114bの上壁111側の端部が折り曲げられてなる端部折曲部114b_1が上壁111の内面に接する。
下蓋折曲部115bは、底壁112の、角が落された部分に乗り上げる形に箱本体110の内側に入り込む。そして、この下蓋折曲部115bの底壁112側の端部が折り曲げられてなる端部折曲部115b_1が底壁112の内面に接する。
図6では、上壁111の下に潜り込んだ上蓋折曲部114bが示されている。下蓋折曲部115bと底壁112との関係は、上下を逆にしたときの上蓋折曲部114bと上壁111との関係と同じである。
ここで、上蓋折曲部114bの下縁と下蓋折曲部115bの上縁とは、図6に示すように互いに接している。
そして、端部折曲部114b_1が上壁111の内面に接した状態で上壁111の下に潜り込んだ上蓋折曲部114bが、上蓋114を、箱本体110の内側に倒れ込まないように支持する働きをする。また、端部折曲部115b_1が底壁112の内面に接した状態で底壁112に乗り上げた下蓋折曲部115bが、下蓋115を、箱本体110の内側に倒れ込まないように支持する働きをする。これら上蓋折曲部114bおよび下蓋折曲部115bによる支持によって、下蓋115の上縁と上蓋114の下縁との突き当てが維持され、延いては、圧縮荷重に対する収納箱1の耐力が維持される。
尚、上蓋折曲部と下蓋折曲部は、本実施形態とは異なり、端部折曲部を有しておらず、縁が直に上壁111や底壁112の内面に接するものであっても良い。
また、本実施形態では、上蓋111が折り曲げられてなる上蓋折曲部114bと、下蓋112が折り曲げられてなる下蓋折曲部115bとで、箱本体110の内側に向かって折り曲げられるときの折曲角度が互いに異なっている。
図7は、上蓋折曲部と下蓋折曲部とで、箱本体の内側に向かって折り曲げられるときの折曲角度が互いに異なっている様子を示す模式図である。
折曲角度が互いに異なっていることで、上蓋折曲部114bの下縁と下蓋折曲部115bの上縁とは、この図7に示すように互いに交差した状態で接する。
そして、上蓋114の上蓋折曲部114b以外の部分の下縁の位置と、下蓋115の下蓋折曲部115b以外の部分の位置とが多少ずれたとしても、上蓋折曲部114bの下縁と下蓋折曲部115bの上縁とが互いの交差部分で確実に上下に突き当たる。これにより、互いに突き当たったこの交差部分で圧縮荷重が支えられることとなる。
本実施形態では、上蓋114と下蓋115とで上記のような位置のずれが起きたとしても、この交差部分による支えによって圧縮荷重に対する収納箱1の耐力が維持される。
また、本実施形態では、上蓋折曲部114bと下蓋折曲部115bとの折曲角度の差異が、上蓋折曲部114bが当接する上側の緩衝材200と下蓋折曲部115bが当接する下側の緩衝材200との形状の差異に対応している。即ち、上側の緩衝材200と下側の緩衝材200とでは、各折曲部が当接する面取り部分における面取り角度が互いに異なっている。下蓋折曲部115bの折曲角度は下側の緩衝材200における面取り角度で規定され、上蓋折曲部114bの折曲角度は上側の緩衝材200における面取り角度で規定される。これにより、上蓋折曲部114bと下蓋折曲部115bとの折曲角度の差異が実現されている。
ここで、本実施形態とは異なり、上蓋折曲部114bと下蓋折曲部115bに代わる次のような折曲げ構造によって、上蓋114と下蓋115とで上記のような位置のずれが起きたときの圧縮荷重の支えを実現しても良い。
図8は、上蓋と下蓋とで位置のずれが起きたときに圧縮荷重を支える折曲げ構造の別例を示す図である。
この別例では、上蓋114の下縁に、箱本体110の内側に向かって第1の折曲げ線114b’_1で切片状に折り曲げられる上蓋折曲部114b’が設けられている。
そして、下蓋115の上縁に、この縁が延びる方向について、第1の折曲げ線114b’_1とは位置がずれた第2の折曲げ線115b’_1で切片状に折り曲げられる下蓋折曲部115b’が設けられている。
この別例でも、上蓋114が折り曲げられてなる上蓋折曲部114b’の下縁と、下蓋115が折り曲げられてなる下蓋折曲部115b’の上縁とは、図8に示すように互いに交差するようになる。
そして、上蓋114の上蓋折曲部114b’以外の部分の下縁の位置と、下蓋115の下蓋折曲部115b’以外の部分の上縁の位置が互いにずれたときでも、上蓋折曲部114b’と下蓋折曲部115b’との交差部分によって圧縮荷重が支えられることとなる。
以上で、折曲げ構造の別例についての説明を終了し、本実施形態についての説明に戻る。
本実施形態では、図1に示すように上下の緩衝材200が、上蓋114や下蓋115の内面に接している。これらの緩衝材200も、上蓋114や下蓋115を、箱本体110の内側に倒れ込まないように支持する役割を担っている。本実施形態では、この緩衝材200による支持も、下蓋115の上縁と上蓋114の下縁との突き当ての維持に寄与し、延いては、圧縮荷重に対する収納箱1の耐力の維持に寄与している。
また、本実施形態では、前述したように、左扉116および右扉117は、上蓋114および下蓋115が折り曲げられて開口110aが閉じられた後、上蓋114および下蓋115を被う向きに折り曲げられて閉じられる。そして、閉じられた左扉116および右扉117が、上蓋114および下蓋115を外側から押える。
これにより、上蓋114および下蓋115が箱本体110の外側に倒れ込んで上下の突き当てが維持されなくなり圧縮荷重を支え切れなくなるといった事態も防がれ、圧縮荷重に対する収納箱1の耐力の維持が図られる。
また、収納箱1は、各開口部110aが二重の壁で塞がれる構造となっており、この二重構造は開口110aにおける圧縮荷重に対する耐力を強化している。
また、上蓋114および下蓋115を被って閉じられる左扉116および右扉117は、上蓋折曲部114bおよび下蓋折曲部115bも被う。このように、収納箱1では、八角柱形状における角が落された4つの面取り部分においても、壁が二重構造となっており、圧縮荷重に対する耐力の強化が図られている。
ここで、前述したように、閉じられたときの左扉116および右扉117の、互いに向き合う端縁側の上下の各隅部分には、上蓋114および下蓋115を露出させる切欠き116a,117aが設けられている。そして、閉じられたときの左扉116および右扉117の合わせ目を張り合わす粘着テープ301(図1参照)は、この切欠き116a,117aを横切ってこの合わせ目の上に貼付される。
図9は、粘着テープで貼り合わされた左扉および右扉の、互いに向き合う下側の隅部分に設けられている切欠きの周辺を示す拡大図である。また、図10は、粘着テープで貼り合わされた左扉および右扉の、互いに向き合う上側の隅部分に設けられている切欠きの周辺を示す拡大図である。
収納箱1から収納物Tを取り出す際には、作業者は、左扉116および右扉117を開けるように、左扉116および右扉117を固定している粘着テープ301を切ることとなる。
ここで、左扉116および右扉117に上記の切欠き116a,117aが設けられていない場合、作業者は、左扉116や右扉117と上壁111との境界や、左扉116や右扉117と底壁112との境界で粘着テープ301を切る必要がある。このとき、左扉116や右扉117と底壁112との境界で粘着テープ301を切るために、作業者は、底壁112が見えるように収納箱1を持ち上げなければならない可能性が高い。
これに対し、本実施形態では、左扉116および右扉117に上記の切欠き116a,117aが設けられており、粘着テープ301は、これらの切欠き116a,117aを横切ってこの合わせ目の上に貼付される。このため、作業者は、各切欠き116a,117aを横切っている箇所で粘着テープ301を切れば、左扉116および右扉117を上壁111や底壁112から自由にすることができる。特に、左扉116および右扉117を底壁112から自由にする作業が、収納箱1を持ち上げることなく行われ、作業性が向上している。
また、下側の切欠き117aについては、作業者が収納箱1を持ち運ぶときの手掛かりとしても利用される。
さらに、上側の切欠き116aについては、粘着テープ301を切った後、作業者が左扉116や右扉117を開くときの手掛かりとしても利用される。
さらに、本実施形態では、図2を参照して説明したように、上壁111の中央に、力が加えられるとミシン目が破れて四角形の穴が開く被開部111aが設けられている。また、上蓋114には、力が加えられるとミシン目が破れてこの上蓋114から折り曲げられる折曲部114aが設けられている。
収納箱1から収納物Tを取り出すために開かれる扉のうち、上蓋114は、開いた後に作業者が手を離すと元に戻って再び開口110aの上部を塞いでしまいがちである。
上壁111の被開部111aと上蓋114の折曲部114aは、上壁111に重なるまで折り返されて開姿勢となった上蓋114が戻ってこないように、上蓋114をこの開姿勢に保持する保持片としての役割を果たす。
尚、本実施形態では、収納箱として、2つの開口110aそれぞれについて、上蓋114に折曲部114aを設けた形態が例示されている。しかしながら、収納物Tの取り出しに当たり特定の一方の開口110aを開くように収納箱1に表示しておき、折曲部114aは、その一方の開口110aについてのみ上蓋114に設けても良い。
図11は、開姿勢に保持されている上蓋を示す図である。また、図12は、上蓋を開姿勢に保持している折曲部と被開部とを拡大して示す図である。
各扉が開かれるに当たっては、作業者は、上壁111の被開部111aを開いて穴を開けるとともに、上蓋114の折曲部114aを折り曲げる。そして、作業者は、上蓋114を開姿勢まで開いたときに、折曲部114aを、上壁111に開いた穴に差し込む。その結果、上蓋114が元に戻ろうとしても折曲部114aが上壁111に開いた穴の縁に引っ掛かって、この元に戻ろうとする動きが阻止される。これにより、収納箱1から収納物Tを取り出す際に、一旦開いた上蓋114が元に戻って開口110aの上部を塞ぐといった、作業者にとって非常に煩わしい事態が回避される。
尚、本実施形態では、上方から見たときに、四角形の4つの角が落されて八角形となった八角柱形状の収納箱1が例示されている。しかしながら、収納箱の形状は、八角柱形状に限るものではない。収納箱の形状は、四角柱であっても良い。この場合、例えば本実施形態のように設けられた左右一対の上蓋折曲部114bは四角形の上壁の角の下に潜り込み、左右一対の下蓋折曲部115bは四角形の底壁の角の上に乗り上げることとなる。また、収納箱の形状は、上方から見たときに、四角形の4つの角のうちの1つ以上が落された、八角未満の多角形となった多角柱であっても良い。この場合、左右一対の上蓋折曲部114bのいずれかが上壁の角の下に潜り込み、左右一対の下蓋折曲部115bのいずれかが底壁の角の上に乗り上げることとなっても良い。また、収納箱の形状は、上方から見たときに、八角を超える多角形となった多角柱であっても良い。
また、本実施形態では、収納箱として、緩衝材200が上蓋114および下蓋115の内面に接する形態が挙げられている。しかしながら、収納箱は、緩衝材200が上蓋114および下蓋115から離れており、上蓋114および下蓋115の内側への倒れ込みが、上蓋折曲部114bや下蓋折曲部115bのみによって防止された形態であっても良い。あるいは、左扉116や右扉117が上蓋114や下蓋115よりも内側に折り曲げられることにより、上蓋114や下蓋115は、緩衝材200に、左扉116や右扉117を介して間接的に接する形態であってもよい。

また、本実施形態では、収納箱として、左扉116および右扉117に切欠き116a,117aが設けられている形態が例示されている。しかしながら、収納箱はこの形態に限るものではなく、左扉および右扉に上記の切欠きが設けられていない形態であっても良い。
また本実施形態では、上下に分かれた2つの緩衝材を有するが、これらの緩衝材が一体となった1つの緩衝材であってもよい。すなわち本発明にいう支持部材は、一体的な部材であってもよく、本実施形態のような上下に分かれた一対の部材であってもよく、さらに多数に分かれた部材であってもよい。
さらに、本実施形態では、収納箱として、上壁111に被開部111aが設けられ、上蓋114に折曲部114aが設けられている形態が例示されている。しかしながら、収納箱はこの形態に限るものではなく、上壁に被開部が設けられておらず、上蓋に折曲部114aが設けられていない形態であっても良い。
また、本実施形態では、収納箱として、緩衝材200と箱本体110の内面との間に低密度ポリエチレンシート302が挟まれている形態が例示されている。しかしながら、収納箱はこの形態に限るものではなく、緩衝材が箱本体の内面に直に接している形態であっても良い。
1 収納箱
100 段ボール箱
110 箱本体
110a 開口
110a_1 上縁部分
110a_2 下縁部分
110a_3 左縁部分
110a_4 右縁部分
111 上壁
111a 被開部
112 底壁
113 側壁
114 上蓋
114a 折曲部
114b,114b’ 上蓋折曲部
114c,115c 折曲線
114b_1,115b_1 端部折曲部
114b’_1 第1の折曲げ線
115 下蓋
115b,115b’ 下蓋折曲部
115b’_1 第2の折曲げ線
116 左扉
116a,117a 切欠き
117 右扉
150 第1の段ボール部品
150a,160a 接合部
160 第2の段ボール部品
200 緩衝材
301 粘着テープ
302 低密度ポリエチレンシート

Claims (7)

  1. 収納物が収納されて取り出される側方を向いた開口を有する箱本体と、
    前記開口の上縁から延在し下方に折り曲げられる上蓋と、
    前記開口の下縁から延在し上方に折り曲げられて、上縁が前記上蓋の下縁に接する下蓋とを備え、
    前記上蓋および前記下蓋は、上下に延びる折曲線でそれぞれ折り曲げられることにより形成される、それぞれ上蓋折曲部および下蓋折曲部を有し、
    前記上蓋および前記下蓋が前記開口を塞ぐように折り曲げられたときに、該上蓋折曲部の下縁は、該下蓋折曲部の上縁と接した状態となるとともに、該上蓋折曲部は、前記下蓋折曲部と折曲位置が異なることを特徴とする収納箱。
  2. 前記上蓋折曲部は、前記下蓋折曲部とは折曲角度が異なることを特徴とする請求項1記載の収納箱。
  3. 前記上蓋および前記下蓋が前記開口を塞ぐように折り曲げられたときに該上蓋および該下蓋が内側に折り曲げれられないように支持する支持部材をさらに備え、該支持部材は、互いに異なる折曲位置で折り曲げられた前記上蓋折曲部および前記下蓋折曲部の内面に接するように、該上蓋折曲部に接する箇所と該下蓋折曲部に接する箇所とで異なる形状を持つことを特徴とする請求項1又は2記載の収納箱。
  4. 前記支持部材の前記箱本体底壁に対する部位と該箱本体底壁との間に、該支持部材を該底壁上に直に置いたときと比べ該箱本体内の収納物の引出し時の摩擦力を低減する低摩擦部材を備えたことを特徴とする請求項3記載の収納箱。
  5. 前記開口の左右の側縁からそれぞれ延在し前記上蓋および前記下蓋を被う向きに折り曲げられた左扉および右扉をさらに備えたことを特徴とする請求項1から4のうちのいずれか1項記載の収納箱。
  6. 前記左扉および前記右扉が、互いに向き合う端縁側であって、上下のうちの少なくとも下側の各隅部分に、前記上蓋および前記下蓋を露出させる切欠きを有することを特徴とする請求項5記載の収納箱。
  7. 前記箱本体が、該箱本体上壁の、前記上蓋を該上壁の上に折り返した状態における該上蓋と重なる位置に、穴、又は、力が加えられて穴が形成される被開部を有し、
    前記上蓋が、該上蓋を前記上壁の上に折り返した状態において前記穴に入り込んで該上蓋を該上壁上に折り返した状態に保持する保持片又は力を加えられて折れ曲がり該保持片として作用する折曲部を有することを特徴とする請求項1から6のうちのいずれか1項記載の収納箱。
JP2013011864A 2013-01-25 2013-01-25 収納箱 Active JP5987705B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013011864A JP5987705B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 収納箱

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013011864A JP5987705B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 収納箱

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014141283A JP2014141283A (ja) 2014-08-07
JP5987705B2 true JP5987705B2 (ja) 2016-09-07

Family

ID=51422966

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013011864A Active JP5987705B2 (ja) 2013-01-25 2013-01-25 収納箱

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5987705B2 (ja)

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01240464A (ja) * 1988-03-08 1989-09-26 Ueno Hoso:Kk 荷降ろし容易な緩衝包装構造体
JPH0415610Y2 (ja) * 1989-02-01 1992-04-08
FR2665137B1 (fr) * 1990-07-24 1994-07-01 Otor Sa Caisses en une matiere en feuille, flans et machine pour la realisation de telles caisses.
JPH0733829U (ja) * 1993-12-10 1995-06-23 レンゴー株式会社 缶入り飲料用包装箱
JPH11105855A (ja) * 1997-09-30 1999-04-20 Musashino Kiko Kk ダンボール箱
JP2001114264A (ja) * 1999-10-08 2001-04-24 Sony Corp 段ボール箱
JP2002308277A (ja) * 2001-02-08 2002-10-23 Gifu Plast Ind Co Ltd 運搬用容器
JP4220194B2 (ja) * 2002-07-31 2009-02-04 サントリー株式会社 円筒状容器用の包装箱
JP4874585B2 (ja) * 2005-06-30 2012-02-15 ザ・パック株式会社 外装用段ボール箱
JP2008137658A (ja) * 2006-11-29 2008-06-19 Inax Corp 梱包箱
JP5409512B2 (ja) * 2010-05-26 2014-02-05 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 包装ケース
JP3175443U (ja) * 2012-02-23 2012-05-10 大王製紙パッケージ株式会社 段ボール箱

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014141283A (ja) 2014-08-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3985268B2 (ja) 電子機器の梱包箱
US9487323B2 (en) Packaging box
US11440282B2 (en) Instant set-up bulk container
JP2016113212A (ja) 包装箱
JP6092671B2 (ja) 梱包体
JP5987706B2 (ja) 収納箱
JP5987705B2 (ja) 収納箱
JP2012012026A (ja) 緩衝仕切り付包装用箱
JP2010215286A (ja) 包装箱
JP2015174686A (ja) 段ボール梱包箱
KR20130005174U (ko) 개방형 포장박스
JP6209433B2 (ja) 収容箱入りシート状物
KR20110121268A (ko) 덮개판이 원터치로 동시에 접혀지는 포장용 박스
JP6057872B2 (ja) 包装装置
JP5012253B2 (ja) 梱包体
JP6972566B2 (ja) 梱包箱
JP3234703U (ja) 包装箱
JP4977269B1 (ja) 紙片の包装用容器及び紙片包装体
JP7437952B2 (ja) 補強部材及びそれを用いた包装箱
JP2005280801A (ja) 物品包装体及びその止め具
JP3187563U (ja) 段ボールシート構造体
JP2018027791A (ja) 梱包箱及び梱包セット
JP4900896B2 (ja) 包装箱
KR200478815Y1 (ko) 2겹 손잡이 일체형 듀얼 뚜껑 상자
JP2012101829A (ja) 包装箱

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150306

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160712

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160725

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5987705

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350