JP4874585B2 - 外装用段ボール箱 - Google Patents

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Description

この発明は、例えば箱入りギフト商品等の複数個の小箱体をまとめて箱詰めして輸送等に供するのに使用される外装用段ボール箱に関する。
一般的に、外装用段ボール箱では、内部に所要個数の小箱体を一杯に詰まるように収容した上で、一方の対向する側板部から延設された一対の蓋受けフラップを内側に折り込み、その上に他方の対向する側板部から延設された一対の蓋フラップを折り付けて閉じ合わせ、その閉じ合わせ縁に沿って接着テープ(所謂ガムテープ)を貼着することによって封緘する方式が多用されている。
ところが、このように接着テープで封緘した外装用段ボール箱を開封する際、カッターナイフ等の刃物を使用した場合は内部の小箱体を損傷する懸念がある一方、刃物を使用せずに手指で接着テープを引き剥がすには非常に手間がかかることになる。また、開封した外装用段ボール箱から収容されている小箱体を取り出す際、これら小箱体は隙間なく密に詰め込まれているのが普通であるため、小箱体を掴む手掛かりが得られず、取出し操作に困難をきたすことが多々あった。
そこで、開封を容易にするために、接着テープの端部を貼着する側板部の上部に、テープ幅より広い非貫通の切り込みを設けると共に、この切り込みに接する部分の段ボールに潰し加工を施し、開封時に該潰し加工の部分から切り込みの段ボール表面紙層を剥離することにより、この紙層と一体に接着テープを引き剥がすようにしたものが提案されている(特許文献1)。また、開封後の外装用段ボール箱からの小箱体の如き内容物の取り出しを容易にするために、蓋フラップの基部に設けた切り込みから側板部下縁に続くミシン目によって切り取り部を形成し、開封後に該切り取り部を切り取ることにより、箱側面に内容物取り出しの手掛かりとなる開裂部を生じるようにしたものも提案されている(特許文献2)。
実開平6−76031号公報 実開昭58−928号公報 しかしながら、前記の切り込みと潰し加工を施した外装用段ボール箱では、潰し加工部分から切り込みの段ボール表面紙層を剥離する際の確実性に乏しく、紙層がうまく剥がれなかったり、紙層が破断して接着テープの端部に繋がらなかったりする懸念があり、また潰し加工のために加工コストが高く付く上、潰し加工部分で箱強度が低下するという問題があった。一方、蓋フラップの基部の切り込みから側板部下縁に続く切り取り部を形成した外装用段ボール箱では、開封性の問題が未解決のままで、切り取り部の形成にコストがかかることになる。
この発明は、上述の事情に鑑みて、接着テープで封緘する外装用段ボール箱として、刃物等の格別な道具を使用せずに、容易に且つ確実に開封操作を行えるものを提供することを第一の課題とし、これに加えて開封後の小箱体等の内容物の取り出しを容易に行えるものを提供することを第二の課題としている。
上記課題を解決するために、請求項1の発明は、四周側板部及び底板部と、一方の対向する側板部から延設された一対の蓋フラップと、他方の対向する側板部から延設された一対の蓋受けフラップとを備え、内側に折り込んだ両蓋受けフラップ上に両蓋フラップを折り付けて閉じ合わせ、接着テープを蓋受けフラップ側の側板部の上部から前記蓋フラップの閉じ合わせ縁に沿って貼着して封緘するようにした外装用段ボール箱において、前記接着テープの端部を貼着する側板部の上部に、テープ貼着部分を含む領域を破断誘導線の破断操作によって独立の段ボール片とする切り離し部が形成され、開封時に、前記破断誘導線の破断操作で前記段ボール片を切り離し、この段ボール片と一体に接着テープを前記閉じ合わせ縁から引き剥がすように構成されてなるものとしている。
また、請求項2の発明は、前記請求項1の外装用段ボール箱において、前記切り離し部の上端縁が、蓋受けフラップにおける封緘時の蓋フラップ側縁よりも若干内側になる位置に形成されてなるものとしている。
更に、請求項3の発明は、前記請求項2の外装用段ボール箱において、蓋フラップ側縁の少なくとも前記切り離し部の上端縁幅に対応する幅領域が、当該切り離し部を有する側板部の上縁よりも箱内側寄りに位置してなる構成としている。
一方、請求項4の発明は、前記請求項1〜3のいずれかの外装用段ボール箱において、前記接着テープの端部を貼着する側板部に、切り離し部の両側縁から連続して当該側板部下縁に達する破断誘導線が形成され、これら破断誘導線と前記切り離し部の下縁との間で側方開離部が構成されてなるものとしている。
また、請求項5の発明は、前記請求項4の外装用段ボール箱において、前記切り離し部の両側縁から連続して側板部下縁に達する両破断誘導線がジグザグ状をなす構成としている。
請求項1の発明によれば、接着テープによって封緘した外装用段ボール箱を開封する際、破断誘導線の破断操作により、側板部の切り離し部を段ボール片として簡単に切り離すことができ、この段ボール片には接着テープの端部が貼着しているから、該段ボール片を手にして引き動かすことより、接着テープを蓋フラップの閉じ合わせ縁から容易に且つ確実に引き剥がし、もって刃物等の格別な道具を使用することなく、手操作のみで箱上方開口部を極めて簡便に開放することができる。
請求項2の発明によれば、封緘状態の外装用段ボール箱において前記切り離し部の上端縁が蓋フラップに覆われて保護されることから、輸送中や取扱い中に上下からの力が加わった際の当該上端縁の破断を生じにくくなる上、開封後の外側へ開いた蓋受けフラップの基部に切り離し部の上端側の抜けによって手差込み口を生じるから、この手差込み口に手指を差し込んで内容物の小箱体等を簡単に取り出すことができる。
請求項3の発明によれば、外装用段ボール箱の封緘状態で前記切り離し部の上端縁が蓋フラップ側縁よりも若干内側に位置すると共に、切り離し部の上端縁に対応した該蓋フラップ側縁部分が、当該切り離し部を有する側板部の上縁よりも箱内側寄りに位置するから、開封する際、切り離し部を下部側から破断して上へ引き上げることにより、該切り離し部の上面と蓋フラップ側縁との当接部を支点とする梃子の作用で、切り離し部の上端側が押し下げられて蓋受けフラップから簡単に分離する。
請求項4の発明によれば、外装用段ボール箱の開封時に、側板部の切り離し部を段ボール片として切り離して接着テープを剥がし取ったのち、該切り離し部の下方の側方開離部を側板部から破断して外側へ開き出すことにより、箱側面の上下全体にわたる開口部が構成されるから、この開口部を利用して内容物の小箱体等を最下部に位置するものまで極めて簡単に取り出すことができる。
請求項5の発明によれば、前記切り離し部及び側方開離部の両側縁を構成する破断誘導線がジグザグ状をなすから、当該破断誘導線が直線状である場合に比較し、内外からの圧力による破断を生じにくく、外装用段ボール箱としての側面強度が増す。
以下、この発明に係る外装用段ボール箱の実施形態について、図面を参照して具体的に説明する。図1〜図6は第一実施形態の外装用段ボール箱B1、図7は第二実施形態の外装用段ボール箱B2をそれぞれ示す。
第一実施形態の外装用段ボール箱B1は、図1の展開状態で示すように、段ボールからなるシート原材の打ち抜きプレスによって得られる一枚のシートSにて構成されている。このシートSは、前後側板部1,2と左右側板部3,4及び結合用フラップ5が縦折り線a…を介して横並びに連設されている。そして、前後側板部1,2の上下には上蓋フラップ6,7及び底蓋フラップ8,9が、左右側板部3,4の上下には蓋受けフラップ10〜13が、それぞれ横折り線bを介して延設されている。
そして、左側板部3の幅方向中央部には、上下方向全長に渡って左右対称のジグザグ状に連続する2本のジッパー式の破断誘導線14,14と、両破断誘導線14,14間の領域を上下に区割するV字状の切り込み15とが形成され、この切り込み15よりも上側の領域が切り離し部16を構成すると共に、下側の領域が側方開離部17を構成している。なお、切り込み15は、左側板部3の中間よりもやや上位側で、両破断誘導線14,14間をジグザグ状の狭まった位置で結ぶ形になっている。
また、左側板部3の上縁に続く蓋受けフラップ10の基部側には、破断誘導線14,14の上側延長部14a,14aが入り込むと共に、横折り線bと平行に両上側延長部14a,14a間を結ぶ破断誘導線18によって切り離し部16の上端縁16aが構成されている。更に、破断誘導線14,14の上側延長部14a,14aの先端は破断誘導線18よりも蓋受けフラップ10の基部から離れた位置にあり、その先端間を結ぶ形で設けられた横折り線cにより、上側延長部14a,14aと破断誘導線18及び横折り線cとの間で横長の小フラップ部19が形成されている。
一方、左側板部3の下縁に続く蓋受けフラップ12の基部側においても、破断誘導線14,14の下側延長部14b,14bが入り込むと共に、横折り線bと平行に両下側延長部14b,14b間を結ぶ破断誘導線20によって側方開離部17の下端縁が構成されている。
しかして、上蓋フラップ6,7は、左側板部3側の側縁6a,7aの先端側が凹陥部21を形成している。
上記シートSから外装用段ボール箱B1を製作するには、前後側板部1,2及び左右側板部3,4を縦折り線aで折り曲げ、結合用フラップ5を右側板部4の内面に接着又はタッカーにて止着し、四周枠部を形成すればよい。そして、使用前には、四周枠部を平行四辺形状に偏平化した折畳み形態として輸送や保管に供する。
この外装用段ボール箱B1を使用する際には、まず偏平化していた四周枠部を矩形に拡げ、底側の蓋受けフラップ12,13を内側に折り曲げ、その上に底蓋フラップ8,9を折り付けて底板部を構成する。そして、底板部を下にして載置し、開放した上部側から箱内部に所要個数の箱入りギフト商品等の小箱体G…(図4〜図6参照)を納めて箱一杯に詰合せたのち、蓋受けフラップ10,11を内側に折り曲げ、その上に上蓋フラップ6,7を折り付けて閉じ合わせ、図2に示すように、接着テープTの始端部Taを左側板部3の切り離し部16に貼着し、この貼着位置から繰り出した該接着テープTを両上蓋フラップ6,7の閉じ合わせ縁に沿って貼着し、更に右側板部4を経て底蓋フラップ8,9の閉じ合わせ縁に沿って貼着し、末端部Tbを左側板部3の側方開離部17に貼着し、もって上蓋側及び底蓋側の両方を封緘する。なお、接着テープTは例示とは逆に始端部Taを側方開離部17側に貼着するようにしてもよい。
かくして封緘した外装用段ボール箱B1では、両上蓋フラップ6,7における左側板部3側の側縁6a,7aの閉じ合わせ部の近傍が、凹陥部21によって切り離し部16の上端縁16aよりも若干広い幅で当該左側板部3の上縁よりも箱内側寄りに位置している。そして、切り離し部16の上縁端16aは、更に凹陥部21よりも若干内側に位置することにより、上方側が両上蓋フラップ6,7に覆われた状態になっている。
封緘した外装用段ボール箱B1を開封して収容していた小箱体G…を取り出すには、まず図3に示すように、左側板部3の切り離し部16を下縁の切り込み15側から両側の破断誘導線14,14の破断によって手前へ引き起こし、更に上端縁16aの破断誘導線18(図1参照)の破断により、該切り離し部16を独立の段ボール片Pとして左側板部3及び蓋受けフラップ10から切り離す。そして、この切り離した段ボール片Pには接着テープIの始端部Taが一体に貼着しているから、図4に示すように、段ボール片Pを手にして引き動かすことより、接着テープTを上蓋フラップ6,7の閉じ合わせ縁から容易に且つ確実に引き剥がすことができ、もって極めて簡単に上蓋側を開封できる。
この開封操作に伴い、左側板部3の上部から蓋受けフラップ10の基部側にかけ、切り離し部16の抜け跡による開口部22を生じ、該開口部22より収容した上位の小箱体Gが露呈するが、図5に示すように、上蓋フラップ6,7及び蓋受けフラップ10,11を外側へ開き出せば、該開口部22の上部側は蓋受けフラップ10の基部側で上下方向に透通する手差込み口22aとなるから、図示仮想線のように該手差込み口22aから手Hを差し込んで小箱体Gを簡単に取り出すことができる。なお、手差込み口22aは小フラップ19の外側への曲げ出しによって拡げることができ、これによって小箱体Gの取り出し操作がより容易になる。
更に、この外装用段ボール箱B1では、図6に示すように、側方開離部17を両側の破断誘導線14,14の破断によって外側へ開離させることにより、切り離し部16の抜け跡による開口部22に連続して箱下縁に至る開口部23が形成されるから、この開口部23を利用して収容していた小箱体G…を最下部に位置するものまで極めて簡単に取り出すことができる。
図7に示す第二実施形態の外装用段ボール箱B2では、左側板部3の幅方向中央部にジッパー方式で上下方向に沿う直線状の2本の破断誘導線24,24が平行に刻設されると共に、当該左側板部3の中間よりもやや上位側で両破断誘導線24,24間にわたる横方向の切り込み25が形成され、これら両破断誘導線24,24と切り込み25によって共に矩形をなす上位側の切り離し部16と下位側の側方開離部17とが構成され、その切り離し部16の片側下隅には三角形の指掛け部26が形成されている。しかして、他の構成は前記第一実施形態の外装用段ボール箱B1と同様であるため、該第一実施形態と共通する部分には同一符号を附して説明を省略する。
この第二実施形態の外装用段ボール箱B2においても、第一実施形態の外装用段ボール箱B1と同様に、接着テープTによって上蓋側及び底蓋側の両方が封緘され、該接着テープTの始端側が左側板部3の切り離し部16に、同末端部Tbが側方開離部17にそれぞれ貼着している。そして、開封に際しては、切り離し部16の片側下隅の指掛け部26を押し抜き、その抜き孔に指を掛けて切り離し部16を下縁の切り込み25側から両側の破断誘導線24,24の破断によって手前へ引き起こし、更に図示仮想線のように独立の段ボール片Pとして左側板部3及び蓋受けフラップ10から切り離し、この段ボール片Pを手にして引き動かすことより、接着テープTを上蓋フラップ6,7の閉じ合わせ縁から容易に且つ確実に引き剥がすことができ、もって開封した上蓋側を開き、以降は前記第一実施形態の場合と同様にして小箱体等の収容物を簡単に取り出すことができる。
なお、切り離し部16及び側方開離部17の両側縁を構成する破断誘導線は、第一実施形態のようなジグザグ状や第二実施形態のような直線状以外の種々の形状に設定できるが、箱の側面強度の低下を抑える観点からはジグザグ状が好適である。
また、切り離し部16は、第一及び第二実施形態として例示したように上端縁16aが蓋受けフラップ10の領域に入り込んだ形に限らず、該上端縁16aが側板部の上縁やそれより低い位置にあるものとしてもよい。ただし、該上端縁16aを蓋受けフラップ10の領域で且つ上蓋フラップ6,7の側縁6a,7aよりも若干内側に位置させれば、該上端縁16aが上蓋フラップ6,7に覆われて保護されるから、輸送中や取扱い中に上下からの力が加わった際の該上端縁16aの破断を生じにくくなる上、既述のように開封後の外側へ開いた蓋受けフラップ10の基部に手差込み口を生じるから、この手差込み口を利用して内容物の小箱体等をより簡単に取り出せるという利点がある。
更に、第一及び第二実施形態のように、封緘状態で切り離し部16の上端縁16aが上蓋フラップ6,7の側縁6a,7aよりも若干内側に位置すると共に、該側縁6a,7aの少なくとも切り離し部16の上端縁16a幅に対応する幅領域(凹陥部21)が、左側板部3の上縁よりも箱内側寄りに位置した構成では、接着テープTの引き剥がしをより能率よく行えるという利点がある。すなわち、図8に示すように、上蓋側の開封において、切り離し部16を下部側から破断して上へ引き上げれば、該切り離し部16の上面と蓋フラップ6,7の側縁6a,7aとの当接部を支点とする梃子の作用により、切り離し部16の上端側16aが押し下げられて蓋受けフラップ10から簡単に分離することになり、上端縁16aの破断誘導線18を破断させるために該切り離し部16を左右に捩るような操作が不要になるから、作業能率が著しく向上する。
もとより、このような作業能率においては若干劣ることになるが、図9に示す第3実施形態のように、切り離し部16の破断誘導線18は、左側板部3とこれに連なる蓋受けフラップ10との間の横折れ線b上に設けられていても良い。また、同様に、側方開離部17の破断誘導線20は、左側板部3とこれに連なる蓋受けフラップ20との間の横折れ線b上に設けられていても良い。
上記実施形態では外装用段ボール箱の上蓋側と底蓋側を一本の連続した接着テープで封緘するようにしているが、上蓋側と底蓋側を個別に接着テープで封緘するようにしてもよい。しかして、この発明は、上側と底側の両方を封緘する外装用段ボール箱に限らず、ボトムロック方式の底板部等で底側の封緘が不要な外装用段ボール箱にも適用可能である。また、接着テープを貼着する蓋フラップの閉じ合わせ部は、両側の蓋フラップ同士が部分的に重なる形態でもよい。
この発明の第一実施形態に係る外装用段ボール箱の組立前のシート形態を示す平面図である。 同外装用段ボール箱の封緘状態を示す斜視図である。 同外装用段ボール箱の開封操作の初期段階を示す斜視図である。 同外装用段ボール箱の開封操作の中間段階を示す斜視図である。 開封後の同外装用段ボール箱の上蓋側を開放した状態を示す斜視図である。 開封後の同外装用段ボール箱内に最下部の小箱体が残った状態を示す斜視図である。 この発明の第二実施形態に係る外装用段ボール箱の封緘状態を示す斜視図である。 この発明の第一及び第二実施形態に係る外装用段ボール箱の開封操作を示す要部の縦断側面図である。 この発明の第三実施形態に係る外装用段ボール箱の組立前のシート形態を示す平面図である。
符号の説明
1〜4・・・・・側板部
6,7・・・・・上蓋フラップ(蓋フラップ)
6a,7a・・・側縁
8,9・・・・・底蓋フラップ(底板部)
10,11・・・蓋受けフラップ
12,13・・・蓋受けフラップ(底板部)
14,24・・・破断誘導線
15,25・・・切り込み(切り離し部の下縁)
16・・・・・・切り離し部
16a・・・・・上端縁
17・・・・・・側方開離部
18,20・・・破断誘導線
21・・・・・・凹陥部(幅領域)
B1,B2,B3・・・外装用段ボール箱
G・・・・・・・小箱体(収容物)
H・・・・・・・手
P・・・・・・・段ボール片
T・・・・・・・接着テープ
Ta・・・・・・始端部(端部)

Claims (3)

  1. 四周側板部及び底板部と、一方の対向する側板部から延設された一対の蓋フラップと、他方の対向する側板部から延設された一対の蓋受けフラップとを備え、内側に折り込んだ両蓋受けフラップ上に両蓋フラップを折り付けて閉じ合わせ、接着テープを蓋受けフラップ側の側板部の上部から前記蓋フラップの閉じ合わせ縁に沿って貼着して封緘するようにした外装用段ボール箱において、
    前記接着テープの端部を貼着する側板部の上部に、テープ貼着部分を含む領域を破断誘導線の破断操作によって独立の段ボール片とする切り離し部が形成され、
    開封時に、前記破断誘導線の破断操作で前記段ボール片を切り離し、この段ボール片と一体に接着テープを前記閉じ合わせ縁から引き剥がすように構成されてなり、
    前記切り離し部の上端縁が、前記蓋受けフラップにおける封緘時の前記蓋フラップ側縁よりも若干内側になる位置に形成されてなるとともに、
    前記蓋フラップ側縁の少なくとも前記切り離し部の上端縁幅に対応する幅領域が、当該切り離し部を有する側板部の上縁よりも箱内側寄りに位置してなる外装用段ボール箱。
  2. 前記接着テープの端部を貼着する側板部に、切り離し部の両側縁から連続して当該側板部下縁に達する破断誘導線が形成され、これら破断誘導線と前記切り離し部の下縁との間で側方開離部が構成されてなる請求項記載の外装用段ボール箱。
  3. 前記切り離し部の両側縁から連続して側板部下縁に達する両破断誘導線がジグザグ状をなす請求項記載の外装用段ボール箱。
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