JPH01240464A - 荷降ろし容易な緩衝包装構造体 - Google Patents

荷降ろし容易な緩衝包装構造体

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JPH01240464A
JPH01240464A JP63052738A JP5273888A JPH01240464A JP H01240464 A JPH01240464 A JP H01240464A JP 63052738 A JP63052738 A JP 63052738A JP 5273888 A JP5273888 A JP 5273888A JP H01240464 A JPH01240464 A JP H01240464A
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JP
Japan
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shock absorbing
heavy cargo
packaging
contact
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JP63052738A
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Kimio Okubo
大久保 公夫
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UENO HOSO KK
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UENO HOSO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野1 本発明は製品重量が比較的重く、かつ移送時における振
動をきらう重量貨物を緩衝包装すると共に、荷降しを容
易に行わしめるに好適な緩衝構造体に関するものである
[従来の技術] 制御盤、コンピュータおよび精密機器類等は製品重量が
重< (350kg、 450k(]等)、荷降しに時
間と熟練を要すると共に、移送時には振動が伝達されな
いように緩衝包装することが必要である。すなわち第2
2図に示す如く、重量貨物9の底面にはキャスタ10が
設けられるが、包装時にはキレメタ10間の前記底面と
包装材底板16間に発泡スヂロールの如き緩衝部材15
を介在せしめ、キ鬼・スタ10を浮上さける。なお重量
貨物9は緩衝部材15により緩衝支持されると共に図示
しない緩衝包装材により被包されて移送される。前記し
た緩衝包装および移送後の荷降し手段の従来技術の1つ
として、例えば特開昭61−69567号公報に開示す
る技術が挙げられる。この技術は、荷台基部(前記包装
材底板に相当するもの)とこの上に配置する第1おにび
第2の貨物支持体等からなり、第1および第2の貨物支
持体を緩衝部材から形成し、これ等の上に重量貨物を搭
載すると共に、第1の貨物支持体を着脱可能な挿入物を
その内部に挿着したものから形成し、第2の貨物支持体
を移送時に使用する緩衝部材および荷降し時の傾斜板用
に使用する傾斜クツション材とから形成するものである
。移送時には前記挿入物を装着した状態および前記傾斜
クツション材以外の前記緩衝部材により前記重量貨物を
緩衝支持すると共に、荷降し時には前記挿入物を引き出
し、前記重量貨物を傾斜せしめ、かつ第2の貨物支持体
を引き出して前記傾斜クツションを底面側に当接せしめ
これを傾斜板として使用し、これに沿って前記重量貨物
を床面上に降ずように構成されるものである。
[発明が解決しようとする問題点] 第22図に示した如き緩衝支持構造の場合には、重量貨
物9を荷降しするには、クレーン、フォークリフト等の
荷投機械を必要とする。この場合、バランス取りに熟練
を要すると共に、転倒等の問題点が生じ易い。また荷降
しに時間を要し、作業員も複数人必要と1−る場合が多
い。
また前記特開昭61−69567号の場合には、第1お
よび第2の貨物支持体を引き出すことが困難である問題
点が必る。すなわら、第1および第2の貨物支持体は前
記した如く移送時おける緩衝支持部材として機能すべく
前記重量貨物を支持している。
このため前記挿入物を引き出す場合および第2の貨物支
持体を引き出す場合には、前記重量貨物の自重に抗して
引き出しを行わねばならず、極めて大きな引き出し力を
必要とすると共に、安全性に欠ける問題点が生ずる。
本発明は以上の問題点等を解決するもので、荷投機械等
を使用せず、荷降し等に特に熟練を要することなく、容
易に荷降しでき、少ない人数で迅速、かつ安全に荷降し
できる緩衝包装構造体を提供することを目的とする。
[問題点を解決するための手段] 本発明はこのために、重量貨物を緩衝包装し、これを所
定の場所に移送して荷降しするに使用する緩衝包装構造
体であって、前記重量貨物の底面をそのキャスタを浮上
させた状態で支持すべく包装材底板上に設置する緩衝f
t構造体、前記底面に当接する平坦面を有し変形可能な
梃子支持部をその下面側に形成してなる上部緩衝構造体
および該上部緩衝構造体の前記梃子支持部を中心として
の揺動運動を拘束すべく前記上部緩衝構造体の下面に着
脱可能に係合し前記上部緩衝構造体を支持すべく前記包
装材底板上に支持される下部緩衝構造体とから構成され
、前記上部緩衝構造体が、前記キャスタ間に挿入されて
前記重量貨物の底面に当接し前記重量貨物を支持りる平
坦面を有すると共に、該平坦面の両縁から下方に向って
傾斜する傾斜面を形成し、該傾斜面の交差面近傍に更に
下方に向って突出して形成され前記重量貨物の自重によ
り変形し得る柔軟形状の突出部を形成し、変形前におり
る前記突出部の下端面と前記平坦面間の垂直距離が前記
キャスタ全高よりも高く形成され、全体を緩衝材で形成
するものから構成されると共に、少なくとも左右二つの
前記下部緩衝構造体が、前記上部緩衝構造体の前記傾斜
面に摺動可能に当接係合する傾斜面を有し、前記平坦面
と平行で前記傾斜面との当接時において前記突出部下端
面とほぼ同一レベル位置に配設される底面を介し、全体
を緩衝材で形成するものから構成されてなることを特徴
とする緩衝包装構造体を構成し、更にこれ等の前記構成
品に加えて前記重量貨物の荷降し時に前記包装材底板と
床面間に架設される傾斜部材を設け、該傾斜部材を、前
記緩衝構造体上に載置される前記重量貨物上又は側面に
着脱可能に装着可能な緩衝部材であって荷降し時に必要
な傾斜角度を形成する位置にスリットを設ける部材を有
するものから形成してなる緩衝包装構造体を構成するも
のである。
[作 用] 移送時には前記包装材床板上に搭載した緩衝構造体上に
重量貨物を載置し、更に該重量貨物を緩衝部材で被包し
、その頂部又は側面部に前記傾斜部材を装着し、外箱等
により全体を囲んで行なう。
荷降し時には外箱を取外し、前記傾斜部材を取外すと共
に緩衝部材をそのスリットの所で切り取り、所望の傾斜
角度を形成せしめた後傾斜部材を前記包装材底板と床面
間に架設する。
次に、上部緩衝構造体の下面側に装着した下部緩衝構造
体の1つを引き扱くが、この引き抜き作業はあまり大き
な力を要さず、非常に容易に行い得る。また、下部緩衝
構造体の一〇を引き扱くと、上部緩衝構造体の梃子支持
部に自重が加わり、これが変形し、前記重量貨物が梃子
運動(揺動)し、キャスタが包装材底板上に当接すると
共に先に引き扱かれた側が下がり、反対側が上がるため
に、残りの下部緩衝構造体の引き抜きは更に容易になる
。更に残りの下部緩衝構造体を引き扱くと、前記重量貨
物は梃子支持部を変形させながら逆方向に揺動し、全部
のキャスタが包装材底板上に接触する。次に前記傾斜部
材の傾斜に沿って前記重量貨物を荷降しすれば安全に、
かつ容易に床面上に前記重量貨物を降すことができる。
[実施例] 以下、本発明の実施例を図面に基づき説明する。
第1図は、重量貨物(図示せず)の底面に当接してこれ
を支持する上部緩n[進体1、この下面に着脱可能に装
着される下部緩衝構造体2および包装材底板3を示す。
まず上部緩衝構造体1を31明する。
上部緩衝構造体1は最上面に位置する平板7と、この下
面に貼着する上部緩衝部材8とから構成される。上部緩
衝部材8は一体構造のものを平板7に貼着してもよいが
、本実施例では複数個(図示では2個)のものを平板7
の両側に配置している。
平板7の横巾は重信貨物9のキャスタ10(いずれも第
22図に示す)間に挿入可能な寸法に形成される。
第2図にも示す如く、上部緩衝部材8は全体をポリオレ
フィン系の発泡体の如ぎ緩衝材で形成され、重量貨物9
の底面に当接する平坦面11(正確には平板7を介して
当接する)と、この両縁から下方に向って傾斜する傾斜
面12と、両方の傾斜面12の交差部近傍で更に下方に
突出する前記挺子支持部たる突出部13とから形成され
る。平坦面11から突出部13の下端面までの垂直距離
l」は、荷重の負荷されない状態ではキャスタ10の全
高より高く形成される。突出部13は後に詳細説明する
が、変形可能な柔軟形状のものから形成され、重信貨物
9が該突出部13のみに負荷された状態では変形し、垂
直距離1−1が縮んでキャスタ全高と等しくなるように
形成される。なお図示では突出部13と傾斜面12どの
交点位置に凹溝14が設けられ、突出部13が変形し易
いようにしている。突出部13はシーソー運動(揺動運
動)の支点となり、その変形にJ:って両頭斜而12が
揺動することになり、逆に傾斜面12の揺動は突出部1
3に変形を与える。
次に、下部緩衝構造体2を説明する。
本実施例では下部縁!i構造体2は第3図および第4図
(a)、(b)に示す如く、ダンボール部材17と下部
緩衝部材18とから構成される。第4図(a)では下部
緩衝部材18は1個で形成されているか、第4図(b)
に示すように複数個に分割されていても良い。
第4図(a)、 (b)にも示す如く、下部緩衝部材1
8は全体をポリオレフィン系の発泡体の如き緩衝材から
形成され、上部緩衝部trA8の傾斜面12にダンボー
ル部材11を介して当接する傾斜面19と、平坦面11
と平行な底面20とから構成される。なお底面20は傾
斜面19が傾斜面12に接触係合した状態で、突出部1
3の下端面とほぼ同一レベル位置に配置される寸法に形
成される。
ダンボール部材17は下部緩衝部材18を被包するもの
で、酋通のクラフト紙の如きものから形成される。ダン
ボール部材17により傾斜面19および底面20が被覆
される。ダンボール部材17には下部緩衝構造体2を挿
脱するための係止孔21が設けられている。図示では上
下に係止孔21が設けられているが、どららか一方のみ
であってもよい。
第1図に示す如く、包装材底板3は下部緩衝構造体2の
底面20(正確にはダンボール部材17を介して)に当
接してこれを支持する平板部月23、平板部材23が敷
設されるダンボール底板24、ダンボール底板24の四
隅から延伸し、折線25.26等で90度折り曲げられ
る張出し板部27.28.29およびダンボール底板2
4を支持する角材30等とから構成される。張出し板部
29は上部緩衝構造体1の平板7とほぼ同一の巾寸法に
形成され、係止孔31が穿設される。なお張出し板部2
7にも係止孔32が穿設される。また平板部材23上に
はガイド捧33が固定され、下部緩衝構造体2の横ずれ
を防止すると共に、キャスタ10の巾ぎめをしている。
第5図ないし第7図は重量貨物9の包装材の上方側に着
脱可能に装着し得ると共に、荷降し時に包装材底板3と
床面間に架設される傾斜台として機能する傾斜部材4を
示す図面である。傾斜部材4は平板34、この両側から
張り出す張出し板部35、平板34の裏側に貼着される
ガイド板36および平板34上の四隅に貼着される緩衝
部材37から形成される。なおガイド板36の中心+7
1寸法はキャスタ10の+73寸法に近似する。また平
板34には張出し板部29の係止孔31と合致する係止
孔38が穿設される。
緩衝部材37はほぼ同一高ざの発泡体の如きものから形
成されるが、荷降し方向に直列に配置された緩衝部材3
7.37間には傾斜角度θに相当するスリット線39.
40が設けられている。スリット線39.40はヒンジ
41.42で上下分離しないようにされているが、ヒン
ジ41.42を切断し人力により容易にスリット線39
.40から上の部分を取り除くことができる。傾斜角度
θおよび図示の高さhは包装材底板3の平板部材23と
床面とを結ぶ角度および高さにほぼ相当するものである
第8図および第9図は重量貨物9の包装部材の概要全体
構造を示すものである。
最下部には、包装材底板3が配設されるが、図示では上
部および下部緩衝構造体1.2が省略されている。包装
材底板3上には前後パット5が立設する。前後パット5
は重量貨物9の側面を緩衝支持するもので内部にはクツ
ション材43が貼着される(図示ではクツション材43
の一部しか表示していないが、上下にわたり適宜配置さ
れている)。
前後パット5の上方には傾斜部材4が緩衝部+437を
上方にして装着される。なお包装材底板3の張出し板部
27.28.29および傾斜部材4の張出し板部35は
すべて90度折り曲げられている。外箱6は上方および
下方を開放した箱体から形成され、上方には開放口を閉
止するための張出し板部44等が設けられている。また
下方の突起部45は包装材底板3の角材30と合致する
ものである。また外箱6には包装材底板3の張出し板部
27の係止孔32と係合する係止孔46が穿設される。
重量貨物9を第9図に示す包装材内に収納した後、外箱
6を前記包装部材に装着し、係止孔32.46を図示し
ないプラスチック留め具により係合し、上方の張出し板
部44を閉止することにより包装が完了し、移送可能の
状態にされる。
次に、本実施例の作用を第10図乃至第16図により更
に詳しく説明する。
包装された小量貨物が所定場所まで移送されると、第1
0図に示す如く、外箱6がまず取り外され、第11図に
示す状態となる。ここで頂部に装着されている傾斜部材
4の緩衝部材37をスリット線39.40の位置で分離
する(第12図に示す)。すなわら図示のハツチングの
部分を除去する。これにより傾斜部材4の図の下面側に
傾斜角度θの斜面が形成される。第13図に示す如く、
傾斜部材4を頂部より取り外し、これを逆にして傾斜台
として床面上に設置する。これにより包装材底板3と床
面間に傾斜台が形成される。第16図に示す如く、包装
材底板3と傾斜部材4との連結は、包装材底面3の張出
し板部29に傾斜部材4の平板34を乗せ、係止孔31
.38を係着して行う。またこの場合ガイド板36が上
面を向き、荷降しされるキャスタ10の通り通となる。
第11図に示した状態から傾斜部材4および前後パラ1
へ5を取り除くと第13図に示す如く、重量貨物9が上
部緩衝構造体1および下部緩衝構造体2上に支持された
形で露出される。すなわら、一対の下部緩衝部材18(
ダンボール部材17により被包された状態)が上部緩衝
構造体1の上部緩衝部材8の傾斜面12に当接した状態
で左右から挿入された状態が観察される。この際上部緩
衝構造体1および下部緩衝構造体2に重量貨物9の自重
が負荷されるが、突出部13は下部緩衝部材18に補助
されるためほとんど変形せず、キャスタ10は包装材底
板3の平板部材23の上面から浮上した状態に保持され
る。
第14図に示す如く、下部緩衝部材18の一つを(図示
では右側もの)示矢方向に引き出す。この引き出しは下
部緩衝部材18のダンボール部j317の係止孔21に
指をかけ、あるいはフックを係止し、人力により行うこ
とができる。
第4図に示した下部緩衝部材18のみの場合には傾斜面
19の表面の摩擦抵抗がダンボール部材17を使用した
場合より大きい。従って引き出し力を低減するためには
ダンボール部材17により被覆された方が望ましい。ま
た第3図に示す如く、ダンボール部材17の表面に滑性
部材22を貼着することにより、より引き出し力を低減
することができる。
なお滑性部材22を直接下部緩衝部材18の傾斜面19
上に貼着するようにしてもよい。下部緩衝部材18には
重量貨物9の自重が前記した如く、負荷されているが、
傾斜面19が形成されているため比較的小さな力で引き
出すことができる。
下部緩衝部材18の1つを前記の如く引き出すと、第1
4図に示す如く、突出部13に重量貨物9のより大きな
荷重が作用し、これを変形させる。
突出部13が変形すると上部緩衝部材8の図の右側が突
出部13を中心に揺動し、これに伴って重量貨物9も揺
動し、キャスタ10が平板部材23上に接触する。これ
により残りの下部緩衝部材18の傾斜面19と上部緩衝
部材8の傾斜面12間の当接力が弱まる。すなわち下部
緩衝部+A18が引き出し易くなる。次に、第15図に
示す如く、残りのF部緩衝部材18を引き出すと突出部
13の図の左側も変形し、上部緩衝部材8おにび重量貨
物9が左側に揺動する。すなわち右から左へのシーソー
運動が行われ、更に左から右へと緩慢なシーソー運動を
行いながら重量貨物9は平板部材23上に両ギャスタ1
0を接触させた状態に落ら肴く。キA・スタ10が接地
した後、重量貨物9を傾斜部材4側に引張ることにより
、重量貨物9は傾斜部材4の傾斜角度θに沿って床面側
に容易に荷降しされる。
以上の動作は原則として1人の作業により行われ、荷投
機械等を一切必要としない。また容易に、かつ迅速に行
うことかできる。
第17図乃至第20図は上部緩衝部材8および下部緩衝
部材18の突出部13まわりのいくつかの実施例を示す
。第17図に示すものは前記実施例に使用されたもので
、突出部13は中央に配置され、凹溝14を形成するら
のである。
第18図は突出部13aが中央に位置すると共に、スリ
ンl〜47を設けたもの、第19図は突出部13bを中
央に位置すると共にその付は根部に切欠き48を設け、
突出部13bの下端面を末つぼまり状にしたものである
。以上はいずれも重量貨物9の重心位置がその輪部形状
の中心にある物の上部緩衝部材8.8a、8bおよび下
部緩衝部材18、iaa、18bを示すものである。第
20図は重量貨物9の重心が偏心している場合の上部緩
衝部材8cおよび下部緩衝部材18cを示すもので、突
出部13cが偏心位置に対応して片寄って設けられるも
のである。勿論この場合における突出部13cの付は根
部の形状も前記の如く多種類のものが採用される(図示
はスリット47を形成した実施例を示す)。
第21図は重量貨物9の重心位置が示矢a方向に偏心し
ている場合の実施例を示すもので、上部緩衝部材8dお
よび下部緩衝部材18dと下部緩衝部材8eおよび下部
緩衝部材18eとの発泡性状を相異させたものである。
発泡倍率が大きい場合はそれだけ柔軟性を有することを
用い、両者の強度を相異させ、@重心による重量貨物9
の変位を一定に保持するようにしたものである。重量貨
物9の偏重6度に対応させて発泡性状を変化させ、これ
等に均一の力が作用せしめ、ff1ffl貨物9の姿勢
くずれを防止する。勿論第20図等に示す突出部13c
の偏心と第21図に示すものを組合せ使用しても構わな
い。また、各緩衝部材の支持面積を変えて調整しても良
い。
以上により、重量貨物9は緩衝材により移送中の衝撃力
の作用を緩和されて安全に運ばれると共に、所定位置に
おいて、人力のみにより容易に積降し可能となり積降し
効果を向上することができる。
[発明の効果] 以上の説明によって明らかな如く、本発明によれば荷投
機械等を使用することなく、また特に熟練を要すること
なく少数の人により重量貨物を容易に、かつ迅速に積降
しし得る効果を奏することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の緩衝包装構造体の下方側の構
成を示す斜視図、第2図は実施例の上部緩衝構造体を示
す斜視図、第3図は下部緩衝構造体を構成するダンボー
ル部材の斜視図、第4図(a)、(b)下部緩衝Mi構
造体主要部を示す斜視図、第5図は荷降し時の傾斜台と
なる傾斜部材の平面図、第6図は第5図のVl矢視図、
第7図は第5図のV「矢視図、第8図は包装材の外箱の
斜視図、第9図は外箱が装着される前の包装祠の全体姿
を示す斜視図、第10図乃至第16図は実施例の作用を
説明するための説明図、第17図乃至第20図は各種の
上部緩衝部材および下部緩衝部材を示す断面図、第21
図は上部緩衝構造体および下部緩衝構造体の仙の実施例
を示す一部斜視図、第22図は従来の重量貨物の支持方
法を説明するための斜視図である。 1・・・上部緩衝構造体  2・・・下部緩衝構造体3
.16・・・包装材底板  4・・・傾斜部材5・・・
前後パラ1〜   6・・・外箱7.34・・・平板 8.8a、 8b、 8c、 8d、 8e−・・上部
緩衝部材9・・・重量貨物     10・・・キPス
タ11・・・平坦面      12.19・・・傾斜
面13・・・突出部      14・・・凹溝15.
37・・・緩衝部材17・・・ダンボール部材18、 
t8a、 18b、 18c、 18d、 18e ・
・・下部緩衝部材20・・・底面

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)重量貨物を緩衝包装し、これを所定の場所に移送
    して荷降しするに使用するバランスシュータであって、
    前記重量貨物の底面をそのキャスタを浮上させた状態で
    支持すべく包装材底板上に設置する緩衝構造体を、前記
    底面に当接する平坦面を有し変形可能な梃子支持部をそ
    の下面側に形成してなる上部緩衝構造体および該上部緩
    衝構造体の前記梃子支持部を中心としての揺動運動を拘
    束すべく前記上部緩衝構造体の下面に着脱可能に係合し
    前記上部緩衝構造体を支持すべく前記包装材底板上に支
    持される下部緩衝構造体とから構成され、前記上部緩衝
    構造体が、前記キャスタ間に挿入されて前記重量貨物の
    底面に当接し前記重量貨物を支持する平坦面を有すると
    共に、該平坦面の両縁から下方に向って傾斜する傾斜面
    を形成し、該傾斜面の交差面近傍に更に下方に向って突
    出して形成され前記重量貨物の自重により変形し得る柔
    軟形状の突出部を形成し、変形前における前記突出部の
    下端面と前記平坦面間の垂直距離が前記キャスタ全高よ
    りも高く形成され、全体を緩衝材で形成するものから構
    成されると共に、少なくとも左右二つの前記下部緩衝構
    造体が、前記上部緩衝構造体の前記傾斜面に摺動可能に
    当接係合する傾斜面を有し、前記平坦面と平行で前記傾
    斜面との当接時において前記突出部下端面とほぼ同一レ
    ベル位置に配設される底面を介し、全体を緩衝材で形成
    するものから構成されてなることを特徴とする荷降ろし
    容易な緩衝包装構造体。
  2. (2)前記下部緩衝構造体が、少くともその前記傾斜面
    および底面をダンボール材で被覆されて形成されると共
    に、該下部緩衝構造体を上部緩衝構造体から引き出すた
    めの係止孔を前記ダンボール材に設けたものからなる特
    許請求の範囲第1項に記載の緩衝包装構造体。
  3. (3)前記上部緩衝構造体の傾斜面と該傾斜面に接する
    前記下部緩衝構造体の接触面間に滑性部材を介在せしめ
    てなる特許請求の範囲第1項に記載の緩衝包装構造体。
  4. (4)前記上部緩衝構造体の前記突出部を前記重量貨物
    の重心位置のほぼ下方に設けてなる特許請求の範囲第1
    項に記載の緩衝包装構造体。
  5. (5)前記緩衝構造体が前記重量貨物の底面に接する複
    数個の物から形成されてなる特許請求の範囲第1項に記
    載の緩衝包装構造体。
  6. (6)前記複数個の緩衝構造体を緩衝性の異なる緩衝材
    から形成せしめると共に、搭載される前記重量貨物の重
    心位置に対応し、各上部緩衝構造体にほぼ一定の力が作
    用すべく形成してなる特許請求の範囲第1項に記載の緩
    衝包装構造体。
  7. (7)重量貨物を緩衝包装し、これを所定の場所に移送
    して荷降しするに使用するバランスシュータであって、
    前記重量貨物の底面をそのキャスタを浮上させた状態で
    支持すべく包装材底板上に設けられる緩衝構造体を、前
    記底面に当接する平坦面を有し変形可能な梃子支持点を
    その下面側に形成してなる上部緩衝構造体および該上部
    緩衝構造体の前記梃子支持部を中心としての揺動運動を
    拘束すべく前記上部緩衝構造体の下面に着脱可能に係合
    し、前記上部緩衝構造体を支持すべく前記包装材底板上
    に支持される下部緩衝構造体とから構成すると共に、前
    記重量貨物の荷降し時に前記包装材底板と床面間に所定
    傾斜角度を保持して架設される傾斜部材を設け、該傾斜
    部材を、前記緩衝構造体上に載置される前記重量貨物の
    上方側又は側面側に着脱可能に装着し得る緩衝部材であ
    って前記傾斜角度を形成する位置にスリットを設けるも
    のから形成することを特徴とする荷降ろし容易な緩衝包
    装構造体。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0546778U (ja) * 1991-11-22 1993-06-22 三田工業株式会社 梱包用緩衝材
JP2010208672A (ja) * 2009-03-11 2010-09-24 Orion Mach Co Ltd ダンボール梱包箱
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