JP5985629B2 - 測光装置 - Google Patents

測光装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5985629B2
JP5985629B2 JP2014521076A JP2014521076A JP5985629B2 JP 5985629 B2 JP5985629 B2 JP 5985629B2 JP 2014521076 A JP2014521076 A JP 2014521076A JP 2014521076 A JP2014521076 A JP 2014521076A JP 5985629 B2 JP5985629 B2 JP 5985629B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
light source
source body
integrating sphere
measured
measurement
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014521076A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2013186913A1 (ja
Inventor
梁川 直治
直治 梁川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pioneer Corp filed Critical Pioneer Corp
Publication of JPWO2013186913A1 publication Critical patent/JPWO2013186913A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5985629B2 publication Critical patent/JP5985629B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J3/00Spectrometry; Spectrophotometry; Monochromators; Measuring colours
    • G01J3/02Details
    • G01J3/0205Optical elements not provided otherwise, e.g. optical manifolds, diffusers, windows
    • G01J3/0254Spectrometers, other than colorimeters, making use of an integrating sphere
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/02Details
    • G01J1/08Arrangements of light sources specially adapted for photometry standard sources, also using luminescent or radioactive material
    • GPHYSICS
    • G01MEASURING; TESTING
    • G01JMEASUREMENT OF INTENSITY, VELOCITY, SPECTRAL CONTENT, POLARISATION, PHASE OR PULSE CHARACTERISTICS OF INFRARED, VISIBLE OR ULTRAVIOLET LIGHT; COLORIMETRY; RADIATION PYROMETRY
    • G01J1/00Photometry, e.g. photographic exposure meter
    • G01J1/02Details
    • G01J1/04Optical or mechanical part supplementary adjustable parts
    • G01J2001/0481Preset integrating sphere or cavity

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
  • Investigating Or Analysing Materials By Optical Means (AREA)
  • Testing Of Optical Devices Or Fibers (AREA)

Description

本発明は、測光装置に関し、特に光源体の特性を測定する測光装置に関する。
近年、LED素子または有機EL素子等の発光装置の規格化が進められている。このような各種発光装置の照度、スペクトル等の特性を測定し、規格に準拠しているか否かを判定するために、例えば内壁面を高い光拡散率を有する材料で覆っている形態の積分球を用いた測光装置が用いられる。
特許文献1及び特許文献2は、各々、積分球を用いた測光装置を標準光源体によって較正し、その後標準光源体と被測定光源体を交換して光束等の測定を行う測光装置を開示している。
特開平5−312639 特開平8−320253
特許文献1または特許文献2に開示されているような積分球を用いた測光装置においては、較正用の標準光源体を積分球内に入れ、その後被測定光源体と交換するために取り出す作業を較正処理の度にすることが必要である。このような出し入れの繰り返しは、標準光源体の汚損や劣化または取り付け誤差等による較正の誤差を生ずる。例えば、標準光源体として電球タイプのものを使用する場合、電球の発光表面に汚損(特に手作業で交換を行う場合はフィンガプリント等)が生じて、較正処理毎に標準光源体の発光が変化してしまう可能性がある。また、光ファイバタイプの標準光源体を用いる場合には、光ファイバの接続端面の汚損や光ファイバの取り付け不良等が生じて、較正処理毎に標準光源体からの発光の特性が変化してしまう可能性がある。そのため、測光装置の安定した精度の高い較正を行うことが困難であった。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、安定して精度の高い測定前較正を実行し、被測定光源体の特性の精度の高い測定をすることが可能な測光装置を提供することを課題の1つとする。
本発明の測光装置は、積分球と、当該積分球に設けられ、基準較正用光源体が取り付けられる基準較正用光源体保持部と、当該積分球に設けられ、被測定光源体が取り付けられる被測定光源体保持部と、当該積分球に設けられ、当該基準較正用光源体及び当該被測定光源体からの光を検出する光検出部と、当該基準較正用光源体及び当該被測定光源体の点灯を制御する制御部と、を有し当該基準較正用光源体及び当該被測定光源体の何れか一方のみが選択的に当該積分球内にて発光可能なように構成されていることを特徴とする。
本発明の測光装置によれば、測定時に基準較正用の標準光源体の脱着作業が必要ないので、非常に精度の高い較正を行うことが可能になり、実際に特性が測定される被測定光源体の特性を高い精度で測定することが可能である。
実施例1である測光装置の断面図である。 図1の測光装置の測定実行ルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例2である測光装置の断面図である。 変形例である測光装置の断面図である。 図3及び図4の測光装置の測定実行ルーチンの一例を示すフローチャートである。 実施例3である測光装置の断面図である。 変形例である測光装置の断面図である。 変形例である測光装置の断面図である。 図6、7及び8の測光装置の測定実行ルーチンの一例を示すフローチャートである。
(実施例1)
図1を参照しつつ本発明の実施例1である測光装置10について説明する。積分球11は、内壁面が高い光拡散率を有する膜によって被覆されている中空の球体である。積分球11の壁部の適所には、積分球11の内壁面によって散乱させられた光を検出し、当該光の特性(光束、スペクトル等)を示す特性信号を出力する光検出器13が設けられている。光検出器13は、積分球11の内方に向いた面に受光面13aを有している。光検出器13内には、図示しないが、光スペクトラム等を分析する分光器、種々の測定結果の計算をするソフトウェアを含むROM、及び当該ソフトウェアを実行するためのCPUが含まれており、分光放射強度スペクトル、分光放射強度、全光束、相関色温度、色度座標、色度図、演算評価数等の様々な測定結果が得られるようにシステムが構成されている。また、以下に説明する制御部21をコントロールする機能が上記システムに含まれていてもよい。
積分球11の内壁には、基準較正用光源体である標準光源体15aが取り付けられる標準光源体保持部15及び実際に測定される被測定光源体17aが取り付けられる被測定光源体保持部17が設けられている。標準光源体保持部15及び被測定光源体保持部17は、例えば、電球を取り付けるソケットまたは光ファイバ装置を取り付けるプラグ孔等であってもよい。標準光源体保持部15と被測定光源体保持部17とは、光検出器13の受光面13aすなわち受光面13aの受光感度分布の中心を通る積分球の中心線Xに関して線対称になるように配置されている。従って、標準光源体15a及び被測定光源体17aから発せられた光は、光検出器13によって同一の条件で検出することが可能である。
光検出器13と標準光源体保持部15及び被測定光源体保持部17の各々との間には、遮光板(すなわちバッフル)19a及び19bがそれぞれ設けられている。この遮光板19a及び19bは、中心線Xに対して線対称になるようにそれぞれ配置されている。この遮光板19a及び19bは、標準光源体保持部15及び被測定光源体保持部17に取り付けられた光源体からの直接光が光検出器13に当たらないように遮光する役割を果たしている。
制御部21は、標準光源体保持部15及び被測定光源体保持部17に接続されている。制御部21は、さらに、光検出器13に接続されており、光検出器13から出力された光の特性を示す特性信号を受信する。当該特性は、例えば、総光束またはスペクトル分布等の任意の特性である。制御部21は、標準光源体15a及び被測定光源体17aの発光を制御し、光検出器13から特性信号を受信して演算するCPU21a、測定を自動実行するルーチンが保存されているROM21b及び較正値及び較正済測定値等を保存するRAM21cを有している。CPU21aは、手動入力に応じまたは自動的に装置較正時には標準光源体保持部15に電力を供給して標準光源体15aを点灯させ、被測定光源体17aの特性の測定時には、被測定光源体保持部17に電力を供給して被測定光源体17aを点灯させる。
CPU21aは、標準光源体15aを点灯させた際に光検出器13から出力された信号に基づいて較正値を生成する。当該生成された較正値はRAM21c保存され、被測定光源体17aを点灯させた際に光検出器から出力された信号よって得られた測定値に算入され、被測定光源体17aの正確な特性を示す較正済測定値が生成されRAM21cに保存される。
制御部21には、マニュアル入力手段23が接続されている。マニュアル入力手段23は、例えば、キーボード、タッチパネル等である。マニュアル入力手段23への入力操作によって、光源体保持部15、17への電力の供給、並びに較正値の生成及び較正済み測定値の生成およびRAM21cへの保存が行われてもよい。
なお、光検出器13内に分光器等の測定機器のみを配置し、種々の測定結果の演算を行うソフトウェアを制御部21のROM21b内に保存しておき、種々の測定結果の演算を、光検出器13内の測定機器からの出力に基づいてCPU21aによって行うこととしてもよい。
蓋体25は、光検出器13が配されている位置と対向する位置の積分球11の壁部の一部よりなり得るように形成されている。蓋体25は、測定時には積分球11に取り付けられて積分球11の壁部の一部となり、標準光源体15aまたは被測定光源体17aを交換する際に取り外されて、積分球11内部へのアクセスを可能とする作業用孔部27が提供される。積分球11に取り付けられている際に積分球11の内壁面となる蓋体25の表面も(積分球内面側)、積分球11の内壁面と同様に高い光拡散率を有する膜によって被覆されている。
以下に、測光装置10を用いて行う被測定光源体17aの特性測定の方法について説明する。まず、標準光源体15a及び被測定光源体17aをそれぞれ標準光源体保持部15及び被測定光源体保持部17に取り付ける光源体取り付けステップを行う。
次に、光源制御部によって標準光源体15aを点灯させて装置の較正をする較正ステップを行う。この際に、光検出器13において標準光源体15aからの光を検出して生成された特性信号に基づいて、較正値が生成されてRAM21cに保存される。
次に、光制御部によって標準光源体15aを消灯し被測定光源体17aを点灯させ、被測定光源体17aの特性を測定する特性測定ステップを行う。具体的には、光検出器13において被測定光源体17aからの光を検出して生成された特性信号に基づいて特性測定値が生成され、当該特性測定値に較正ステップにおいて生成された較正値が算入されて較正済測定値が導出され、RAM21cに保存される。
その後、被測定光源体17aのみを被測定光源体保持部17から取り外し、次に測定を行うべき被測定光源体17aを被測定光源体保持部17に取り付ける。その後に、上述と同様に必要に応じて(例えば、100回の被測定光源体の測定毎に1回、測定値に異変があった際、または一日もしくは半日に1回等)較正ステップを行い、その後特性測定ステップを行う。
なお、光源体保持部15及び17への電力の供給、並びに較正値及び較正済測定値の生成及び保存は、その都度マニュアル入力手段23によって制御部21に命令することで行ってもよいし、CPU21によって互いに連動するように全て自動で行われてもよい。
また、標準光源体保持部15及び被測定光源体保持部17が積分球11から取り外し可能になっており、これらを取り外すことで標準光源体15aまたは被測定光源体17aが交換可能であってもよい。
このように、測光装置10によれば、標準光源体保持部15及び被測定光源体保持部17が別個にかつ光検出器13に対して対称に配されているので、較正用の標準光源体15aを特性測定の度に脱着する必要が解消される。従って、標準光源体15aの脱着作業によって発生する標準光源体の発光面の汚損または取付不良等による標準光源体15aから発せられる光の特性の変化を低減し、測光装置の較正を高い精度で行うことが可能である。
なお、CPU21aによって自動で手順を実行する場合、例えば、ROM21bに保存されている、図2に示すような測定実行ルーチンによって処理が行われる。本実施例では、測定回数を判定するためにルーチンの実行回数を示す実行カウンタαを用いる。
まず、ステップS1において、初めての測定かまたは前回の較正値取得から一定回数繰り返した後の(例えば、101回目の)測定であるかが判定される。初めての測定かまたは前回の較正値取得から101回目の測定である場合、処理はステップS2に進み、標準光源体15aが点灯される。
初めての測定でも無く、前回の較正値取得から100回目以内の測定である場合、処理はステップS4に進み、被測定光源体17aが点灯される。
ステップS2が終了すると処理はステップS3に進み、光検出器13からの特性信号が受信されて、較正値が生成されて、当該較正値がRAM21cに保存(上書き)される。
ステップS3が終了すると処理はステップS4に進み、被測定光源体17aが点灯される。ステップS4が終了すると処理はステップS5に進み、光検出器13からの特性信号が受信されて、特性測定値が生成される。
ステップS5が終了すると処理はステップS6に進み、当該特性測定値に、RAM21cに保存されている較正値が算入されて、較正済測定値が導出され、当該較正済測定値がRAM21cに保存される。
ステップS6が終了すると処理はS7に進み、被測定光源体17aが交換されたかが判定される。被測定光源体17aが交換されたか否かは、例えば被測定光源体保持部17に備えられたセンサ(図示せず)等からの信号を受信することによって、または交換を行う作業員が交換確認スイッチを押すこと等によって判定される。被測定光源体17aが交換されたと判断された場合、処理はステップS8に進み、カウンタαがインクリメントされて測定実行ルーチンが終了する。
被測定光源体17aが未だ交換されていないと判定された場合、ステップはS9に進み、一定時間(例えば、10秒)待機後に再度ステップS7が行われる。再度のステップS7において被測定光源体17aが交換されたと判定された場合、処理はステップS8に進み、カウンタαがインクリメントされて測定実行ルーチンが終了する。なお、ステップS9において、作業員に対して被測定光源体を交換することを促すブザー、音声案内、ランプ、画像表示等の告知を行うこととしてもよい。
(実施例2)
以下に、図3を参照して本発明の実施例2である測光装置30について説明する。測光装置30は、遮光板が可動である以外は実施例1である測光装置10と同様の構成を有している。なお、図3においては、被測定光源体17aを点灯させて較正ステップを行っている際の測光装置30を示している。
測光装置30においては、内壁に沿って収納可能な遮光板31a及び31bが設けられている。遮光板31a及び31bは、それぞれ、光検出器13を通る積分球の中心線Xに対して線対称になるように配置されているヒンジ駆動部33a及び33bによって積分球11の内壁と結合されている。ヒンジ部駆動部33a及び33bは、ヒンジ部駆動部33aまたは33bを中心にして遮光板31a及び31bをそれぞれ(概略90度)回転させて、各々を展開または収納する例えば電動式のアクチュエータを有する。ヒンジ駆動部33a及び33bは、制御部21と接続されており、制御部21からの駆動信号によって遮光板31a及び31bを展開または収納するべく駆動する。遮光板31a及び31bは、展開時には、それぞれ光検出器13と標準光源体保持部15及び被測定光源体保持部17の各々との間にあり、標準光源体保持部15及び被測定光源体保持部17に取り付けられた光源体からの直接光が光検出器13に当たらないように遮光する。遮光板31a及び31bは、図3に示しているように、積分球11の内壁面の曲率と同一の曲率である曲面を有するように形成されており、収納時において積分球11の内壁に沿って配されて内壁面の一部を構成するようになされているのが好ましい。また、遮光板31a及び31bの収納された際に露出している内側面には、積分球内壁面と同様の光拡散材料が塗布されているのが好ましい。遮光板31a、31bの先端部分は回折の影響を防ぐために角が取れていることが好ましい。
なお、遮光板31a及び31bの展開または収納は、その都度マニュアル入力手段23によって制御部21に命令することで行ってもよいし、光源体保持部15及び17への電力の供給、並びに較正値及び較正済測定値の生成及び保存と互いに連動するように、制御部21内のCPU21aによって全て自動で手順を実行することとしてもよい。
測光装置30を用いて測定を行う場合、較正ステップにおいては、遮光板31aを展開し遮光板31bを収納し、特性測定ステップにおいては遮光板31bを展開し遮光板31aを収納する。このように、光源特性特定装置30によれば、必要の無い遮光壁を収納することによって、遮光壁による誤差をなくし較正精度及び特性測定精度を向上させることが可能である。
なお、図4に示すように、遮光板31a及び31bを駆動部35によって積分球の内壁面と垂直にスライドさせて、積分球外に収納することとしてもよい。この場合、遮光板31a及び31bの収納時の積分球11の内壁面の変化がさらに低減され、更に正確な測定を行うことが可能となる。この場合は遮光板31a、31bの内壁面側端面に内壁面と同一の高い光拡散率を有する膜によって被覆することが好ましい。
CPU21aによって自動で手順を実行する場合、例えば、ROM21bに保存されている、図5に示すような測定実行ルーチンによって処理が行われる。本実施例では、測定回数を判定するためにルーチンの実行回数を示す実行カウンタαを用いる。
まず、ステップS1において、初めての測定かまたは前回の較正値取得から一定回数繰り返した後の(例えば、101回目の)測定であるかが判定される。初めての測定かまたは前回の較正値取得から101回目の測定である場合、処理はステップS2に進み、遮光壁31aが展開され、標準光源体15aが点灯される。
初めての測定でも無く、前回の較正値取得から100回目以内の測定である場合、処理はステップS4に進み、遮光壁31bが展開され被測定光源体17aが点灯される。
ステップS2が終了すると処理はステップS3に進み、光検出器13からの特性信号が受信され、較正値が生成され、当該較正値がRAM21cに保存(上書き)されて、遮光壁31aが収納される。
ステップS3が終了すると処理はステップS4に進む。ステップS4が終了すると処理はステップS5に進み、光検出器13からの特性信号が受信されて、特性測定値が生成され、遮光壁31bが収納される。遮光壁31bは、被測定光源体17aの交換のたびに収納展開するものとしてもよいが、標準光源体15aの点灯時のときだけ収納し、多数の被測定光源体を連続して測定する場合にはその間常に展開させておくこととしてもよい。また、遮光壁31a及び31bは、一方の収納時に他方を展開することとしてもよいが、光源体の交換等の積分球11内部における作業時に遮光壁31a及び31bの両方を収納して、積分球11内部における作業を容易にしてもよい。
ステップS5が終了すると処理はステップS6に進み、当該特性測定値に、RAM21cに保存されている較正値が算入されて、較正済測定値が導出され、当該較正済測定値がRAM21cに保存される。
ステップS6が終了すると処理はS7に進み、被測定光源体17aが交換されたかが判定される。被測定光源体17aが交換されたか否かは、例えば被測定光源体保持部17に備えられたセンサ(図示せず)等からの信号を受信することによって、または交換を行う作業員が交換確認スイッチを押すこと等によって判定される。被測定光源体17aが交換されたと判断された場合、処理はステップS8に進み、カウンタαがインクリメントされて測定実行ルーチンが終了する。
被測定光源体17aが未だ交換されていないと判定された場合、ステップはS9に進み、一定時間(例えば、10秒)待機後に再度ステップS7が行われる。再度のステップS7において被測定光源体17aが交換されたと判定された場合、処理はステップS8に進み、カウンタαがインクリメントされて測定実行ルーチンが終了する。なお、ステップS9において、作業員に対して被測定光源体を交換することを促すブザー、音声案内、ランプ、画像表示等の告知を行うこととしてもよい。
(実施例3)
以下に、図6を参照して本発明の実施例3である測光装置40について説明する。実施例3の測光装置40は、実施例1の測光装置10と同様の積分球11、光検出器13及び制御部21及びマニュアル入力手段23を有している。
測光装置40においては、積分球11の周壁の一部に移動台(回転移動台)41が設けられている。移動台41は、一方の面に標準光源体保持部43を有し、それと反対側の他方の面に被測定光源体保持部45を有している。移動台41は、例えば電動式の駆動部47とギア、チェーンまたは駆動軸等(図示せず)を介して接続されており、駆動部47の動作によって回転移動可能な構成になっている。駆動部47は、制御部21に接続されており、制御部21から制御信号によって、例えば移動台41を通り紙面に平行な回転軸ax周りに移動台41を回転させるように駆動し、回転軸ax周りの移動台の角度位置を定める。例えば、駆動部47は、マニュアル制御手段23における入力または自動で、較正ステップにおいて、標準光源体43aが積分球内の点灯位置51に配置され、特性測定ステップにおいて、被測定光源体45aが積分球内の点灯位置51に配置されるように移動台41を回転させるように駆動させられる。すなわち、駆動部47は移動台41を移動させて標準光源43a及び被測定光源45aのいずれかを点灯位置51に位置決めする位置決め機構を構成している。また、標準光源体43a及び被測定光源体45aの点灯は、上記実施例と同様に制御部21によって制御され、標準光源体43a及び被測定光源体45aが点灯位置51にある際に点灯するようになされる。なお、測光装置40においては、遮光板49は、光検出器13と点灯位置51との間に1つだけ設けられている。
測光装置40によれば、較正ステップにおける標準光源体43aの位置と特性測定ステップにおける被測定光源体45aの位置が同一であるので、標準光源体43aと被測定光源体45aとの位置の相違に起因する測定誤差を解消することが可能である。また、積分球内に複数の遮光板を形成する必要が無いので、更に精度の高い測定を行うことが可能である。また、移動台41の回転によって光源体保持部43、45が積分球11の外側に露出するので、光源体の取り替えを容易に行うことが可能である。
なお、図7に示すように、非発光時に積分球11外に配されている光源体の汚損を防止するために、積分球11の外側から移動台41を覆うように、取り外し可能なカバー53を設けてもよい。これによって、光源体の汚損による測定誤差を低減させることが可能である。
大量の被測定光源体45aを連続的に測定する場合、すなわち量産時の動作として、被測定光源測定時には、貴重な標準光源体43aを埃等から守るために、この取り外し可能なカバー53が自動的に閉じることが好ましい。さらに、移動台41の回転によって被測定光源体保持部45を積分球11の外側に露出させて被測定光源体を交換するときは、この取り外し可能なカバー53が自動的に開くことが好ましい。この動作は、例えば、積分球11とカバー53とを接続するヒンジ駆動部55によってなされてもよい。
また、図8に示すように、移動台41が積分球11の内壁に沿ってスライド可能に形成されていてもよい。この場合、移動台41は、駆動部47によって円周方向(図中矢印方向)に、例えば積分球内壁に形成されたレール(図示せず)に沿ってスライド移動可能な構成になっている。駆動部47は、制御部21によって制御され、較正ステップにおいて、標準光源体43aが積分球内の点灯位置51に配置され、特性測定ステップにおいて、被測定光源体保持部45が積分球内の点灯位置に配置されるように移動台41をスライドさせるように駆動させられる。なお、この場合、移動台41は、光源体の交換のために任意の態様で取り外し可能である。例えば、積分球11の壁部の一部となり得る蓋体57を取り外し、作業孔59まで移動台41をスライドさせて、作業孔59から移動台41を取り出すこととしてもよい。
なお、測光装置40において、CPU21aによって自動で手順を実行する場合、例えば、図9に示すような測定実行ルーチンによって処理が行われる。本実施例では、測定回数を判定するためにルーチンの実行回数を示す実行カウンタαを用いる。
まず、ステップS1において、初めての測定かまたは前回の較正値取得から一定回数繰り返した後の(例えば、101回目の)測定であるかが判定される。初めての測定かまたは前回の較正値取得から101回目の測定である場合、処理はステップS2に進み、標準光源体43aが点灯位置に移動させられ、標準光源体43aが点灯される。
初めての測定でも無く、前回の較正値取得から100回目以内の測定である場合、処理はステップS4に進み、点灯位置に被測定光源体45aが移動させられ、被測定光源体45aが点灯される。
ステップS2が終了すると処理はステップS3に進み、光検出器13からの特性信号が受信されて、較正値が生成されて、当該較正値がRAM21cに保存(上書き)される。
ステップS3が終了すると処理はステップS4に進み、点灯位置に被測定光源体45aが移動させられ、被測定光源体45aが点灯される。ステップS4が終了すると処理はステップS5に進み、光検出器13からの特性信号が受信されて、特性測定値が生成される。
ステップS5が終了すると処理はステップS6に進み、当該特性測定値に、RAM21cに保存されている較正値が算入されて、較正済測定値が導出され、当該較正済測定値がRAM21cに保存される。
ステップS6が終了すると処理はS7に進み、被測定光源体45aが交換されたかが判定される。被測定光源体45aが交換されたか否かは、例えば被測定光源体保持部45に備えられたセンサ(図示せず)等からの信号を受信することによって、または交換を行う作業員が交換確認スイッチを押すこと等によって判定される。被測定光源体45aが交換されたと判断された場合、処理はステップS8に進み、カウンタαがインクリメントされて測定実行ルーチンが終了する。
被測定光源体45aが未だ交換されていないと判定された場合、ステップはS9に進み、一定時間(例えば、10秒)待機後に再度ステップS7が行われる。再度のステップS7において被測定光源体45aが交換されたと判定された場合、処理はステップS8に進み、カウンタαがインクリメントされて測定実行ルーチンが終了する。
なお、ステップS7において、カバー53が自動的に開かれ、被測定光源45aが交換されたとの判定によってカバー53が自動的に閉じられてもよい。また、ステップS9において、作業員に対して被測定光源体を交換することを促すブザー、音声案内、ランプ、画像表示等の告知を行うこととしてもよい。
上述した実施例における種々の数値、寸法、材料、ルーチン等は、例示に過ぎず、用途等に応じて、適宜選択することができる。
10、30、40 測光装置
11 積分球
13 光検出器
15、43 標準光源体保持部
15a、43a 標準光源体
17、45 被測定光源体保持部
17a、45a 被測定光源体
19a、19b、31a、31b、49 遮光板
21 制御部
23 マニュアル入力手段
25、57 蓋体
33、55 ヒンジ駆動部
35 駆動部
41 移動台
47 駆動部
51 積分球点等位置
53 取り外し可能カバー
ax 紙面に平行な回転軸
x 中心線

Claims (6)

  1. 積分球と、
    前記積分球に設けられ、基準較正用光源体が取り付けられる基準較正用光源体保持部と、
    前記積分球に設けられ、被測定光源体が取り付けられる被測定光源体保持部と、
    前記積分球に設けられ、前記積分球内の光を検出する光検出部と、
    前記基準較正用光源体及び前記被測定光源体の点灯を制御する制御部と、
    前記基準較正用光源体保持部と前記光検出部との間にあり、収納及び展開可能な第1の遮光部と、
    前記被測定光源体保持部と前記光検出部との間にあり、収納及び展開可能な第2の遮光部と、を有する測光装置。
  2. 前記制御部は、前記基準較正用光源体及び前記被測定光源体の何れか一方のみが選択的に前記積分球内において点灯するように前記基準較正用光源体及び前記被測定光源体の点灯を制御することを特徴とする請求項1に記載の測光装置。
  3. 前記基準較正用光源体保持部と前記被測定光源体保持部とは前記光検出部の受光面の中心を通る前記積分球の中心線に関して線対称に配置されていることを特徴とする請求項1または2に記載の測光装置。
  4. 積分球と、
    前記積分球に設けられ、基準較正用光源体が取り付けられる基準較正用光源体保持部と、
    前記積分球に設けられ、被測定光源体が取り付けられる被測定光源体保持部と、
    前記積分球に設けられ、前記積分球内の光を検出する光検出部と、
    前記基準較正用光源体及び前記被測定光源体の点灯を制御する制御部と、
    前記基準較正用光源体保持部及び被測定光源体保持部を担持し、前記積分球の壁部に設けられている移動台と、
    前記基準較正用光源体及び前記被測定用光源体の一方のみを単一の共通点灯位置に位置決めするように前記移動台を移動せしめる位置決め機構と、含むことを特徴とする測光装置。
  5. 前記制御部は、前記基準較正用光源体及び前記被測定光源体の何れか一方のみが選択的に前記積分球内において点灯するように前記基準較正用光源体及び前記被測定光源体の点灯を制御することを特徴とする請求項4に記載の測光装置。
  6. 前記移動台は、一方の面に前記基準較正用光源体保持部を担持し、それと反対側の他方の面に前記被測定光源体保持部を担持しておりかつ回転自在であり、前記位置決め機構は前記移動台の角度位置を定めることを特徴とする請求項4または5に記載の測光装置。
JP2014521076A 2012-06-15 2012-06-15 測光装置 Active JP5985629B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2012/065357 WO2013186913A1 (ja) 2012-06-15 2012-06-15 測光装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2013186913A1 JPWO2013186913A1 (ja) 2016-02-01
JP5985629B2 true JP5985629B2 (ja) 2016-09-06

Family

ID=49757775

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014521076A Active JP5985629B2 (ja) 2012-06-15 2012-06-15 測光装置

Country Status (3)

Country Link
US (1) US9442010B2 (ja)
JP (1) JP5985629B2 (ja)
WO (1) WO2013186913A1 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2016151778A1 (ja) * 2015-03-24 2016-09-29 大塚電子株式会社 分光輝度計の校正に用いる基準光源装置及びそれを用いる校正方法
GB2541351A (en) * 2015-04-19 2017-02-22 Univ Cranfield In-situ pathlength calibration for integrating cavities
CN108107337B (zh) * 2018-02-09 2021-01-29 中国科学院高能物理研究所 快速扫描检测大面积光电器件的装置和方法

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5182618A (en) * 1985-11-27 1993-01-26 Aimo Heinonen Reflectometric method of measurement and apparatus for realizing the method
JPS6473225A (en) * 1987-09-16 1989-03-17 Toshiba Corp Laser output measuring apparatus
JP3014216B2 (ja) 1992-05-15 2000-02-28 松下電器産業株式会社 分光放射束測定装置および全光束測定装置
JPH0650817A (ja) * 1992-07-29 1994-02-25 Minolta Camera Co Ltd 試料の光学特性測定装置
JP3237467B2 (ja) 1995-05-25 2001-12-10 松下電器産業株式会社 全光束測定装置
US6424413B1 (en) * 1998-06-12 2002-07-23 Gretagmacbeth Llc Multi-channel integrating sphere
US6407767B1 (en) * 2000-08-09 2002-06-18 Eastman Kodak Company Apparatus for exposing sensitometric and bar code data onto photosensitive media
JP3716303B2 (ja) * 2002-01-24 2005-11-16 独立行政法人産業技術総合研究所 光感応型発光素子の発光効率測定方法及び装置
US7456955B2 (en) * 2005-03-14 2008-11-25 Datacolor Holding Ag Spectrophotometer with light emitting diode illuminator
JP2008076126A (ja) * 2006-09-20 2008-04-03 Oputo System:Kk 測光装置及び測光方法
JP2010276565A (ja) * 2009-06-01 2010-12-09 Systemroad Co Ltd 光源の光学特性の測定装置および測定方法ならびに該測定装置を備えた検査装置
US8589120B2 (en) * 2011-01-28 2013-11-19 Cree, Inc. Methods, systems, and apparatus for determining optical properties of elements of lighting components having similar color points

Also Published As

Publication number Publication date
US20150124249A1 (en) 2015-05-07
JPWO2013186913A1 (ja) 2016-02-01
US9442010B2 (en) 2016-09-13
WO2013186913A1 (ja) 2013-12-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5944843B2 (ja) 分光測定装置及び分光測定方法
JP6588708B2 (ja) 表面特性調査装置及び方法
JP5812178B2 (ja) 光学特性測定装置
KR102028371B1 (ko) 광원 지지 장치 및 그것을 사용한 광 방사 특성 측정 장치
WO2013148461A1 (en) Sample accessory for handheld spectrometers
JP5985629B2 (ja) 測光装置
US10890838B2 (en) System and methods of fluorescence microscope calibration
KR101987506B1 (ko) 측정 장치 및 측정 방법
JP2005172665A (ja) 光放射パターン測定装置
US20190285540A1 (en) Reflection Characteristic Measuring Device
US20040206915A1 (en) Fluorescence measuring apparatus
US8717557B2 (en) Spectrophotometer and method for determining performance thereof
JP5672376B2 (ja) 反射特性測定装置用光学系および反射特性測定装置
JP2005189217A (ja) 分光特性測定装置
TWI817225B (zh) 用於測試一發光模組之系統及方法、及用於校準一發光模組測試儀之方法
JP2004191353A (ja) 内部品質評価装置
JP5397352B2 (ja) 蛍光分光光度計
JP6746376B2 (ja) 測定システム及び調整用設定値の切替方法
JP6196642B2 (ja) 測色方法および自動測色装置
JP2005024333A (ja) 分光光度計を用いた発光スペクトル測定方法及び装置
JP6128737B2 (ja) 波長可変単色光源
JP2007078603A (ja) 分光光度計
JP2017207454A (ja) 液体特性計測装置
TH115487B (th) เครื่องมือวัดสเปกตรัมแสงแบบหลายช่องวัด

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151222

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160726

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160803

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5985629

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150