JP5985607B2 - 盲リベットボルト - Google Patents

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Description

本発明は、特に組立体(アセンブリ)の単一の側だけからのアクセスがある状況のための、部品の組立の分野に関する。
より具体的には、本発明は、組立体の単一の側だけからのアクセスを有するが或いは第2の側へのアクセスが困難であるが、2つ又は複数の部品を組み立てることを可能にする、盲(ブラインド)リベットボルトに関する。
支持体上のアクセサリ又は金属板の組立の分野では、組立体の単一の側だけからのアクセスが可能であるブラインド条件において操作しなければならないことが必要であることが多い。これは、例えば、壁又は枠組の上に金属板を固定する場合に当て嵌まり得る。その場合には、壁の両側から操作することが極めて困難であり、或いは、第2の人の介入を少なくとも必要とする。
塊内への釘打ち、リベット留め、又はネジ止めのための既知の解決策が存在し、それは単一の側からのアクセスを有する組立体を許容する。しかしながら、材料に依存して、これらの組立体モードは十分に堅固でないことがあり、そして、選択的な材料で作製されるナット又はインサートを固定するために、壁の他方の側を使用し得ることが必要であるか或いは望ましいことがある。
この目的のために、圧着(クリンピング)を用いてこの種類のナットを所定位置に置くことが知られている。圧着は、ヘッドと雌ネジ切り(タップ)付き部分とを含むインサートを使用すること、アクセス可能な側を介して雌ネジ切り付き部分を導入すること、及び、次に、雌ネジ切り部分及びヘッドが壁を掴むように、雌ネジ切り付き部分とヘッドとの間の牽引力を用いて中間部分、即ち、凹部を変形させることで構成される。
しかしながら、この種の組立体には、幾つかの不利点が観察されている。
具体的には、壁の上に部品を組み立てるためにネット内にネジを導入する間に、インサートのヘッドとナットとの間の締付けは、インサートがネジ止めの効果の下で回転するのを防止するのに十分でないことがある。その場合には、ナットの回転を防止するために何らの手段も設けられていないので、組立ては極めて困難になる。
文献FR2515283は、リベットナットを開示している。リベットナットはそのヘッドの下に溝を含み、溝は圧着中に壁に押し込まれ、よって、その回転を防止する。
次に、ナットとインサートヘッドとの間に牽引力を加える工具は、ナットの雌ネジ切りを損傷させることがあり、その工具を組立体ネジと共に使用することは困難であることが分かっている。
文献FR2642802は、ナットの雌ネジ切りと接触せずに圧着力(クリンプ力)を加えるよう設計されるステムを備えるリベットナットを記載している。よって、この雌ネジ切りは圧着力によって損傷させられない。
しかしながら、従来技術に従ったこれらの解決策は有意な不利点を有する。実際には、ネットが所定位置に置かれる瞬間とネジがナット内に導入される瞬間との間に時間が経過し、この時間の間に、汚物がナット内に導入されることがあり、その場合、汚物はネジ止めを妨げる。その場合には、2つの別個の操作、即ち、1つはネットを圧着するための操作、もう1つはネジを導入するための操作を組織化(オーガナイズ)することが必要であり、それは組立コストを増大させる。加えて、インサートの雌ネジ切りの軸に沿ってネジを整列させることは常に容易ではなく、それは組立ての困難性及び危険性も増大させる。雌ネジ切り付きインサート内へのネジの傾斜係合は、これらの組立体構成部品の破壊を引き起こし得る。加えて、ネジの導入に責任を有する操作者は、インサートを所定の場所に配置させる人でないことが極めて多く、それは責任を広げ、製造の効率に有害である。最後に、インサートを所定の場所に置くために雌ネジ切りが使用されないとき、雌ネジ切りの存在を確認するための機会が失われる。実際には、雌ネジ切りを備えないインサートが生産鎖から離れ、ネジ山が破壊され、これは複数のインサートが生産鎖を離れた後に考慮に入れられるに過ぎないということが起こり得る。その場合、壁は間違った雌ネジ切りを有するか或いは雌ネジ切りを有さない1つ又は複数のインサートを備え、その場合、壁は修復されるか或いは不合格にされる必要がある。
文献EP1961976は、インサートの圧着及びネジのネジ込みが単一の操作において実施されるリベットボルトを記載しており、インサートヘッドは、変形可能な部分を含み、変形可能な部分は、変形させられることによって、ネジヘッド(ネジ頭)がワッシャを固定されるべきアクセサリの上に支持することを可能にする。しかしながら、この解決策は、極めて少ない厚みの変動のみを補償することを可能にし、ボルト寸法を各種類の組立体に精密に適合させることを必要とする。加えて、この種の組立体を後に分解することは極めて困難である。
本発明の目的は、これらの不利点を少なくとも部分的に解消することである。
この目的のために、本発明は、ネジと、壁にある開口に挿入可能なインサートとを含み、インサートは、インサートヘッドと、凹部を含むシャフトとを含み、インサートヘッド及び凹部は、凹部の変形後、壁の上へのインサートの圧着を保証するよう構成されるボルトを提案する。
その装置は、ネジが割れリングを含み、割れリングは、ネジの回転による凹部の変形を創成し且つ圧着を得るためにインサートヘッド上に直接的又は間接的に支持されることによって、ネジをインサートヘッドに対して不動にするように設計され、圧着が実施されるや否や、割れリングは、ネジをインサートヘッドから解放するように破壊を生じさせ、それによって、壁の上でのアクセサリの締付けを許容するよう設計されることによって特徴付けられる。
この破壊は、割れリング又は筋交い手段内の機械的な破壊であり得る。
これらの構成を用いるならば、圧着前にネジをインサート内に導入可能であり、それは、第1に、圧着とネジ込みとの間にインサート内に汚物に導入される危険性を防止し、第2に、圧着及びネジ込みを単一の操作において許容する。加えて、単一のネジ寸法は、様々の厚みを備えるアクセサリの組立てを実施することを可能にし、或いは、複数の重なり合うアクセサリの組立てを実施することも可能にし、単にネジを緩めて外すことによってアクセサリを取り外し得る。
他の特徴によれば、
− 破壊は、割れリング内で起こり得る。
− インサートは、インサートの回転を妨げる手段を含み得る。これは、ネジが締め付けられるべきときに、インサートの回転を防止することを可能にする。従って、これは、トルクがネジに適用されるときに、ネジ込みが常に可能であることを保証する。この阻止手段は抵抗摩擦によって得られ、或いは、非円形の横断面を備える如何なる形態を用いても得られる。これはインサートの外部に配置される1つ又は複数の突起又は溝、或いは、楕円又は多角形の形態であり得る。
− 回転を阻止する手段は、外部の六角形の形態であってもよい。これは製造が容易な形態を提示し、インサートのシャフトに関してもよく、よって、壁に対して妨げられ、或いは、それはインサートヘッドに関してもよく、その場合、それは壁に対して或いはアクセサリに対して妨げられ得る。
− ボルトは、割れリングとインサートヘッドとの間に設けられる筋交い手段を追加的に含み、ワッシャを含む。この種類のワッシャは、割れリングのより小さい設計を可能にし、その外径は、ワッシャの内径よりも大きくある必要があるのに対し、この種のワッシャを備えないならば、一般的に、その外径は、インサートヘッドの上で支持されるのに十分でなければならない。この種のワッシャを可分の部品を用いて設計してもよく、その場合、割れリングは、この可分の部分の破壊を生じさせ、それ自体はネジ本体と一体的なままである。
− ボルトは、割れリングとインサートヘッドとの間に設けられる筋交い手段を追加的に含んでもよく、インサートヘッドに対して支持され得る径方向に広げられた部分を備える管状素子を含む。この場合には、割れリング内に起こる破壊及び/又は管状素子の径方向に広げられた部分の少なくとも一部を分離する破壊を創成することが可能である。特に、割れリングがネジヘッド自体によって構成されるときには、管状素子の径方向に広げられた部分の少なくとも一部を分離する破壊のみを創成することが可能である。
− ネジは、直接的に或いはワッシャを用いてアクセサリの上に支持されるよう設計されるベースを備えるネジヘッドを含み得、よって、アクセサリの上でのネジヘッドの支持の力のより十分な適用を保証する。
− 割れリング及び/又は筋交い手段を少なくとも部分的に収容するために、ベースより下に空洞を設け得る。
− 組立て位置において、アクセサリが回転及び/又は並進(平行移動)において壁に対して移動可能であるのを可能にする取付部を構成するよう、アクセサリの上で支持されることなく、ネジヘッドが割れリング及び/又は筋交い手段を用いてインサートの上に支持されるように、インサートヘッド、割れリング、及び、適用可能であるならば、筋交い手段を構成し得る。
− ネジは、割れリングの破壊に続くネジ込み段階の間に割れリングを拡幅部分に向かって滑動させることによって割れリングを固定することを可能にするよう設計され、よって、より大きな数のこの種のボルトが操作されるときに、ネジに対するこのリングの可動性に由来するあらゆる害、特に騒音害を回避することを可能にするよう設計される、拡幅部分を備える非ネジ山付き部分を含み得る。この拡幅部分は、幾つかの形態、即ち、直径の増大、溝等を有し得る。
− インサートは、圧着中の凹部の変形を促進するよう、凹部の弱化を有し得る。この弱化は、アンダーカットの形態、具体的には、3つのアンダーカットの形態と取るのが好ましい。これらのアンダーカットを凹部の周縁上で分布させて位置付け得るし、盲又は開放にし得る。
− インサートは、潤滑剤、好ましくは、グリースを含み得る。この潤滑剤は、摩擦を減少させることによってねじ込みを容易化し、次に、特に、表面の状態に影響を及ぼし且つ腐食に対する抵抗に影響を及ぼし得る破壊が行われる領域において、ボルトを腐食から保護する。
− ネジは、ネジヘッドとネジ山付き部分との間に拘束(制約)される非ネジ山付き部分を含み得る。それは、アクセサリ及び壁の厚さが極めて僅かである場合でさえ、締付け状況においてボルトの上でネジの張力を創成するのに必要な弾性をもたらすよう、インサートの雌ネジ切り部分と協働しない。
本発明は、本発明に従ったボルトを用いて壁の上にアクセサリを固定する方法にも関し、アクセサリは、インサートヘッドが通過するのを可能にするよう設計されるアクセサリ開口を含む。当該方法は、以下のステップを含む点において特徴付けられる。
a)アクセサリ開口及び壁開口を整列させるために、アクセサリを壁の上に配置するステップ。
b)インサートヘッドが壁の上に適用されるまで、そのようにして整列させられる開口内に、アクセサリから壁に向かう方向において、ボルトを導入するステップ。
c)インサートの雌ネジ切りと協働するネジのネジ山を用いて、ネジを回転させるステップであって、割れリングは、もし適用可能であるならば筋交い手段を用いて、インサートヘッドの上で支持され、よって、壁より下で凹部の変形を生成し、引き続き、壁の上でのインサートの圧着を実施するステップ。
d)破壊が得られるまで、トルクを増大させ、よって、ネジをインサートヘッドから解放させるステップ。
e)アクセサリが壁の上で締め付けられるまで、ネジの回転を継続するステップ。
添付の図面を参照してもたらされる以下の詳細な記載を判読することによって、本発明はより十分に理解されるであろう。
本発明の第1の実施態様に従ったボルトを備える組立体を示す部分断面斜視図である。 アクセサリを概略的に示す斜視図である。 壁を概略的に示す斜視図である。 図1中のボルトを示す断面図である。 図4中のボルトのネジを示す側面図である。 本発明の第2の実施態様に従ったボルトを示す断面図である。 図6中のボルトのネジを示す側面図である。 壁の上へのアクセサリの組立てのための本発明の第2の実施態様に従ったボルトの使用を示す部分断面図である。 壁の上へのアクセサリの組立てのための本発明の第2の実施態様に従ったボルトの使用を示す部分断面図である。 壁の上へのアクセサリの組立てのための本発明の第2の実施態様に従ったボルトの使用を示す部分断面図である。 壁の上へのアクセサリの組立てのための本発明の第2の実施態様に従ったボルトの使用を示す部分断面図である。 本発明の第2の実施態様に従ったボルトを用いた組立体の変形を示す断面図である。 本発明の第2の実施態様に従ったボルトを用いた組立体の変形を示す断面図である。 本発明の第2の実施態様の変形を示す断面図である。 本発明の第2の実施態様の変形を示す断面図である。 本発明の第2の実施態様の変形を示す断面図である。 本発明の第3の実施態様に従ったボルトを示す断面図である。 本発明の第3の実施態様に従ったボルトを示す断面図である。 本発明の第3の実施態様に従ったボルトを示す断面図である。
図1、4、及び5は、ボルト1がインサート2とネジ3とによって構成される、本発明の第1の実施態様を例示している。
ボルト1は、壁5の単一の側だけからのアクセスが可能である状況において、アクセサリ4(図2)を壁5(図3)の上に固定するのを可能にする。
インサート2は、インサートヘッド6と、シャフト7とを含み、シャフト7は、凹部8と、内ネジ山を備える雌ネジ切り部分9とを含む。
ネジ3は、圧痕18を含むネジヘッド10と、空洞12(図4)を備えるベース11と、外部にネジ山が付けられた部分13と、割れリング14とを含む。
ネジ3のネジ山付き部分13は、ボルト1のインサート2の雌ネジ切り付き部分9内へのネジ3のネジ込み(螺入)を許容する。
インサートヘッド6の機能は、アクセサリ4が壁5の上に配置されることをネジ部分3が最早保証しないときに、並びに、ある力がインサート2を壁5のアクセス不能な部分に向かって推進させる傾向を有するときに、取外しに対する抵抗を先ず保証することである。
インサートヘッド6が使用に置かれるとき、その機能はボルト1を並進(平行移動)において位置付けることである。インサートヘッド6は壁5のアクセス可能な表面の上で支持され、それはネジ込みが開始し得ることを示す。インサートヘッド6は、アクセサリ4の上でのネジヘッド10の十分な支持を許容するのに十分な直径及び高さを有さなければならない。アクセサリの厚さが大きい特定の場合には、アクセサリの組立てが再開するときに案内機能をもたらすために、及び/又は、取外しを強化するために、及び/又は、剪断に対する抵抗を強化するために、インサートヘッド6の高さを前述の限界内で増大させることが有利であり得る。インサートヘッドは、割れリング14によって移転される圧着力(クリンプ力)並びにインサートヘッド6の上で支持される割れリング14内の破壊力に耐えるのに十分な大きな寸法も有する。
シャフト7は、壁内の六角形の形態を備える開口内にインサート2を角度的に保持することを可能にする、六角形の外側形態を有し得る。これらの2つの相補的な六角形の形態を互いに適合させることによってもたらされるこの角度的な回転防止保持は、クリンピング(圧着)、締付け、及び緩めのステップの間に、インサート2がネジ3によってインサート2に移転されるトルク力に抗することを可能にする。本発明の脈絡内に留まりながら、インサート2の外部に設けられる1つ又は複数の隆起部溝、或いは楕円形又は多角形の形態のような、非円形の横断面を備える他の形態も可能であり、これらの形態をシャフト7及び/又はインサートヘッド6に適用し得ることが理解されよう。
シャフト7は、(外側形態のような)六角形の内側形態又は円形の形態を備える凹部8として知られる、シャフトの壁が薄い領域を含む。圧着中に凹部8がより容易に変形させられ、次に、インサート2に適用される力に耐える程に強いことを可能にするために、壁又はアンダーカットの任意の形態の弱化、例えば、円周の周りに分配された、開いた或いは開いていない3つのアンダーカットを想起し得る。凹部8の厚さ及び内側形態は、ネジヘッド10に適用されるトルクから得られる軸張力によって移転される応力によって変形させられるよう調節される。凹部8の変形は、インサート2を壁5の上で圧着する(crimp)ことを可能にする。変形後、凹部8は環15(軸鍔)の形態を取り、それは壁5のアクセス不能な側に配置される環15とアクセス可能な側にあるインサートヘッド6との間で壁5を掴む。よって、圧着環15は、多数の力、即ち、圧着、締付け、又は緩めのステップの間の捩りトルク、並びに圧着及び締付け中の捩り力(wrenching force)に耐える。従って、凹部8の寸法を選択するとき、これらのパラメータを考慮することは必須である。
シャフト7は、雌ネジ切り付き部分9も含み、雌ネジ切り付き部分9は、ネジ3のネジ山を受け入れ、ネジ3によって移転されるトルク力に耐え、且つ組立体の圧着及び締付け中にインサート2の雌ネジ切りに対して適用される捩り力及び組立体に対する応力に抗するような、寸法を有する。
シャフト7の端部は、実施態様に依存して開放又は盲であり得る。盲形態は、組立体を封止(シール)することを可能にする。
図4及び5においてネジ3をより良く見ることができる。
ネジヘッド10は、雄又は雌の圧痕18(例えば、六角形の6個の中空の切子面、又は6個のローブ)を含み、それらは締付け工具(スパナ、ネジ駆動機械、特殊工具)からネジ3へのトルクの伝動を許容する。
ベース11は、アクセサリ4の上で支持を形成し、アセンブリを張力下に置くことを可能にする。ベース11は、ネジヘッド10より下に空洞12(キャビティ)を備える。空洞12の目的は、アクセサリ4が壁5の上に配置されることを保証するために割れリング14の一部又は全部を受け入れることである。この空洞12は、引き続き記載する任意の筋交い手段も少なくとも部分的に収容し得る。
割れリング14は、凹部8の変形のために必要な、よって、インサート2の圧着のための環15の変形のために必要な力の伝動中に、インサートヘッド6に対する並進(平行移動)においてネジ3を不動にするような寸法を有する。
図1、4、及び5に例示する第1の実施態様において、割れリング14は、インサートヘッド6に対して直接的に支持されるよう設計され、圧着のために必要な荷重よりも大きいがネジ組立体の機能に有害な塑性変形に晒されずにネジ3が受け入れ得る荷重よりも小さい荷重の下で破壊するような寸法も有する。割れリング14における割れ目はネジ3が組立ての締付けの段階に入るのを可能にするが、それはネジヘッド10及びアクセサリ4の表面が互いに向かって移動するのを妨げる割れリング14の存在によって今まで妨げられてきた。割れリング14は三次元、即ち、所与の力での調節された破壊を許容するその厚さ、インサートヘッド6の頂部での十分な支持を保証するためのその直径、及びネジヘッド10の下面からのその距離によって特徴付けられ、その変動は壁5に固定されるべきアクセサリ4の極めて異なる厚さに適合させることを可能にする。
割れリング14は、破壊を助ける破壊開始地点21も含み得る。破壊開始地点は、図4に例示するように、ネジ3の本体の直径の近傍における割れリング14の厚さの弱化の形態を取る。
この第1の実施態様において、割れリング14が破壊され、ネジ3のステムの周縁部に如何なる径方向の突起をも残さないとき、インサート2内へのネジ3のネジ込みによる進入に更に抗するものはない。結果的に、単一ボルト1の構造を用いるならば、広い範囲の厚さ内で異なり得る厚さを伴って壁5とアクセサリ4とを組み立てることが可能である。一例として、M6の種類のネジ3を備えるボルト1を用いるならば、1mm(0.5mmの壁5及び0.5mmのアクセサリ4)の厚さから8mm(3mmの壁5及び5mmのアクセサリ)の厚さまでに適合させることが可能である。
本発明に従ったボルト1の第2の実施態様によれば、ボルト1は、ワッシャ16を含む筋交い手段22(押さえ手段)を追加的に含む(図6及び7)。
筋交い手段22は、インサートヘッド6と割れリング14との間に介装されるよう設計される。その場合、割れリング14は、ワッシャ16の存在を考慮に入れて、凹部8の変形のために必要な、よって、インサート2の圧着のための環15の形成のために必要な力の伝動中に、インサート2内の並進においてネジ3を不動にするような寸法を有する。
第2の実施態様の第1の変形において、割れリング14は、圧着のために必要な荷重よりも大きいがネジ組立体の機能に有害な塑性変形に晒されずにネジ3が受け入れ得る荷重よりも小さい荷重の下で破壊するような寸法も有する。割れリング14における割れ目は、ネジ3が組立ての締付けの段階に入るのを可能にするが、それはネジヘッド10及びアクセサリ4の表面が互いに向かって移動するのを妨げる割れリング14の存在によって今まで妨げられてきた。割れリング14は三次元、即ち、所与の力での調節された破壊を許容するその厚さ、ワッシャ16の上での十分な支持を保証するためのその直径、及びネジヘッド10の下面からのその距離によって特徴付けられ、その変動は壁5に固定されるべきアクセサリ4の異なる厚さに適合させることを可能にする。
筋交い手段22のワッシャ16は、インサートヘッド6と割れリング14との間の機械的接続を形成するのを可能にする。このワッシャ16は、ネジ3のステムに可能な限り近接する領域における割れリング14の支持を許容するその内径を介して並びに組立て作業を中断させてならないその厚さを介して圧着力を伝動するようインサートヘッド6の上での支持を保証しなければならないその外径によって特徴付けられ、並びに、それが機械的張力に晒されることによって特徴付けられる。破壊に対するその抵抗は、割れリング14における破壊を許容しなければならず、その場合、それは完全に或いは部分的にネジ3から分離されるようになる。
ワッシャ16は、割れリング14の破壊力をネジ3のステムに近接してより良好に局所化することを可能にする。加えて、圧着段階の間に、それは摩擦力の適用の平均直径の減少によって割れリング14の摩擦力を低減させることを可能にする。
第2の実施態様の第1の変形は、壁5及びアクセサリ4の広範囲の厚さに対する適合に関して、第1の実施態様と同じ利点を有する。
図14乃至16に例示する第2の実施態様の第2の変形において、割れリング14は、圧着段階の間、ワッシャ16を用いてインサートヘッド6の上で支持され、次に、ワッシャ16内に破壊が生じ、それはネジ3をインサートヘッド6から解放するので、ネジ3の締付けを続けることによってアクセサリ4を締め付け得る。その場合、割れリング14はネジ3の本体と一体的であり続ける。
図8乃至11は、本発明の第2の実施態様の第1の変形の実施の4つのステップを例示している。
壁5の背後へのアクセスが可能でない状態で或いはアクセスが可能な状態で壁5の上に1つ又は複数のアクセサリ4を固定することが望まれるが、それは困難である。壁5の場所において、アクセサリを固定することが望まれるあらゆる支持体を考慮することも可能である。操作全体は壁5の単一のアクセス可能な側から実施されなければならない。この種のアクセサリ4を固定するためには、複数の固定地点を有することが概ね必要である。記載の簡潔性のために、単一のボルト1を用いた壁5の上へのアクセサリ4の配置の記載が以下にもたらされる。複数のアクセサリ4、壁5、及び/又はボルト1を用いて、或いは、壁以外の支持体の上への固定を用いて操作を組織化(オーガナイズ)することは当業者に容易である。
第1に、壁5に開口、例えば、図3に例示するような六角形の開口を設けることが必要である。この開口を切断、穿孔、又は任意の他の手段を用いて得ることができる。これを成形によって直接的に得ることもできる。その場合、これは壁開口19として知られるものをもたらす。
次に、アクセサリ4に開口を設けることが必要である。この開口を切断、穿孔、又は成形によって得ることができるが、ドリルを用いても得ることができ、アクセサリ開口20として知られる開口は円形であり得る(図2を参照)。このアクセサリ開口20は、回転中のインサートヘッドを阻むための手段として六角形の形態も有し得る。アクセサリ開口20は、細長い形態も有し得る。例えば、アクセサリ開口20は、さもなければ複数のボルト1の存在の故に複雑になり得る壁5の上でのアクセサリ4の位置付けを容易化するために、長円形の孔の形態を有し得る。実際には、製造コストを削減するために、過剰に狭い公差によって制約されないことが有利であり得る。その結果は、他の開口に対する一部の開口の位置付けが公差のある程度の逸脱も可能にし、その逸脱をアクセサリ開口20の細長い形態を用いて排除し得ることである。
次に、アクセサリ20を壁5の上に位置付け得る。アクセサリ4の重量及び大きさに依存して、アクセサリを運ぶ操作者によって、或いは、テンプレートを用いて、或いは、組立体取付けによって、アクセサリを位置付け得る。重要なことは、ボルト1の導入を許容するために、アクセサリ20と壁開口19を整列させることである。
ボルト1は、インサート2と、インサート2内に事前に組み立てられるネジ3とで構成され、割れリング14がワッシャ16を用いてインサートヘッド6に対して支持される位置までネジ込まれる(図8を参照)。インサート2はグリースのような潤滑剤25を含む。インサート2及びネジ3が組み立てられる前に潤滑剤25をインサート2及び/又はネジ3内に適用し得る。
割れリング14がインサートヘッド6上で支持されない状態で、ボルト1を、インサート2内に余り深くなく係入させられるネジ3と事前に組み立て得ることが理解されよう。その場合、ワッシャ16を備える筋交い手段22を用いた割れリング14とインサートヘッド6との間の接触は、動力ボルト打設機(power bolter)によって実施されるネジの第1の回転の後に所定の場所で得られる。
一方では、インサート2と共に組み立てられていない、並びに、筋交い手段22を適用可能であるならば、他方では、ネジ3と共に組み立てられていない、ボルト1を供給することも可能である。
次に、このボルト1は、特殊な動力ボルト打設機又は他の適切な据付け工具のノーズ(nose)上にもたらされる。次に、ボルト1は開口内に、アクセサリ開口20で始めて、次に、壁開口19に導入される。開口内に導入されるのはボルト1のインサート2側であり、ネジヘッド10は、引き続きねじ込みを実施するために、据付け工具のノーズ内に留まる。ボルト1は、インサートヘッド6の下面が壁5と平坦に接触するときに所定の位置にあると考えられる(図8を参照)。次に、インサートヘッド6は、アクセサリ開口20を通過し、アクセサリ開口20は、インサートヘッド6がアクセサリ開口20を通過するのを許容する寸法を有する。
次に、ネジ3のネジ込みが開始させられる。圧痕18を用いて動力ボルト打設機によってネジヘッド10に対してトルクが適用される。ネジ込みはインサート2の雌ネジ切り領域の上昇を生じさせ、よって、シャフト7のレベルでの環15の形成を生じさせる(図9を参照)。次に、そのように形成される環15は、壁5の裏面の上に支持される表面を生成する。次に、インサート2は、壁5の上で圧着される。
次に、ネジ込みが継続させられ、ネジ込みは、割れリング14の少なくとも一部の破壊が引き起こされるまで、割れリング14内に剪断力をもたらす。次に、割れリング14の破壊される部分は、ネジ3の非ネジ山付き部分に沿って並進(平行移動)において滑動し、インサート6内へのネジ3のネジ込みによる進入に最早抗しない。
次に、ネジヘッド10がアクセサリ4に対して締め付けられるまで、ねじ込みは継続させられる(図10を参照)。次に、アクセサリ4及び壁5は、環15及びネジヘッド10に対して張力下で配置される。割れリング14とネジヘッド10の内表面との間に位置付けられるネジ3のネジ山付き部分の直径の拡径17を用いて、割れリングの破壊に続くネジ込み段階の間に、割れリング14はこの増大される直径に沿って滑動させられる。よって、割れリング14はネジ3の上に固定され、それによって、あらゆる害を回避し得る、特に、取外しの後の操作中の振動に由来し得る騒音害を回避し得る。
ネジ込みの終わりに(図10)、破壊の前に割れリング14が接続された領域26はグリースで塗工され、従って、腐食から保護される。
アクセサリ4を取り外すためには、ネジ3を緩め、ネジを取り外し、次に、アクセサリ4を取り外せば十分である。インサート2は所定の場所に留まり、壁5と一体的であり(図11を参照)、他の組立体を形成し且つ他のネジ3を受け入れ或いは同じネジをもう一度受け入れるためにインサート2をもう一度使用し得る。
図12は、壁5の上への複数のアクセサリ4の固定を例示している。
図13は、インサートヘッド6、割れリング14、ワッシャ16を備える筋交い手段22が、ネジヘッド10が筋交い手段22(この場合にはワッシャ16)を用いてインサートヘッド6の上に支持されるような寸法を有する、第2の実施態様の変形を例示している。この構成は、例えば、旋回型の組立体をもたらすことを可能にし、ネジヘッド10のベース11はアクセサリ4の上で支持されないので、アクセサリ4は壁5に対して回転する。

代替として、ワッシャ16及び割れリング14を用いて、或いは、筋交い手段22がないときには、割れリング14のみを用いて、インサートヘッド6の上にネジヘッド10を支持することによって、アクセサリ4から離間するベース11の保持を保証し得る。
他の変形によれば、インサートヘッド6、及び割れリング14、もし適用可能であるならば、並びに筋交い手段22は、ネジヘッド10がアクセサリ4の上で支持されるが、アクセサリ4の僅かに較正された変形の後、ネジヘッド10が割れリング14及び/又は筋交い手段22を用いてインサートヘッド6の上で支持されるような寸法を有する。この構成を得るために、筋交い手段22の厚さ、割れリング14の厚さ、インサートヘッド6の厚さ、及び/又はネジヘッド10の幾何学的構成を適合させること(例えば、ベース11より下の空洞12の削減又は排除)が可能である。この構成は圧縮リミッタの機能性を備える本発明に従ったボルト1を使用することを可能にし、それは、さもなければネジヘッド10によって適用される応力の下で変形させられ、よって、組立体の緩みを生じさせる特定のアクセサリ4、特に、プラスチック材料で作製されるアクセサリを固定するのに有利である。
図17乃至19は、本発明の第3の実施態様を例示している。本発明の第2の実施態様におけるように、第3の実施態様は、筋交い手段22を含む。この第3の実施態様において、割れリング14は、ネジヘッド10によって構成される。よって、筋交い手段22は、インサートヘッド6とネジ3の割れリング14との間に配置される。よって、割れリング14は、筋交い手段22を用いてインサートヘッド6に対して間接的に支持される。
筋交い手段22は、インサートヘッド6に対して支持し得る径方向に広げられた部分24を備える管状素子23を含む。
本発明に従ったこの第3の実施態様の使用中、ボルト1は、先ず図17に例示するように配置される。次に、ネジ3が工具を用いてネジ込みによって回転させられる。筋交い手段22及び割れリング14によってインサートヘッド6及び壁5に対して不動に維持されるネジ3を用いるならば、ネジ込みは、インサート2が壁5の上に圧着されるまで、凹部8の変形及びインサート2の雌ネジ切り領域の上昇を生じさせる(図18)。
次に、ネジ込みが継続され、それは、管状素子23と径方向に広げられた部分24とを分離させる破壊が引き起こされるまで、筋交い手段22内に剪断力を生成する。次に、管状素子23は、インサート2の変形された凹部8内に進入する。ネジ3は壁5に対して最早不動とされず、よって、圧着されたインサート2内にネジ込まれることによって、そのネジヘッド10を用いて、壁5の上にアクセサリ4を締め付け得る。
本発明のこの第3の実施態様は、標準的なネジ3を使用することを可能にし、従って、それはコスト削減を有する。即ち、図1及び4乃至16に例示する実施態様におけるように、ネジ3のステムの中間区画に設けられる代わりに、この場合、割れリング14は、ネジヘッド10自体によって構成される。
しかしながら、ネジ3のステムの中間区画に設けられる割れリング14を含む図1及び4乃至16に例示するようなネジ3を、図17乃至19に例示するネジの代わりに使用し得る。この場合には、(管状素子23と径方向に広げられた部分24との間の分離によって)割れリング14内で又は筋交い手段22内のいずれかにおいて起こる破壊を生成することが可能である。
本発明の全ての実施態様において、割れリング14は、ネジ3(単一部品における或いは追加される部分)に固定される環状ショルダ(肩)の形態にあり、それは環状支持表面に従った或いは円形リングの形態の筋交い手段22又はインサートヘッド6と接触するようになる。
割れるように設計される筋交い手段22が使用される場合には、割れリング14は、ネジヘッド10から延びるネジ3の近位区画と近位区画の外径よりも小さい外径を備えるネジ山付き遠位区画との間のショルダの形態にあり得る。この目的のために、標準的なショルダネジを使用することが可能である。
特にプラスチック材料製の部品のために、冷間圧造、ネジ切り、又は切断及び引抜き、又は射出のような既知の技法に従って、インサート2、ネジ3、及び筋交い手段22を製造し得る。その製造方法によれば、インサート2に雌ネジを切り、ネジ3のネジ山13を回し、次に、必要であるならば、熱処理及び/又は表面処理を実施することが次に必要である。ネジ3がインサート2内に導入されるときにネジ3がインサート2の雌ネジ切り9を実施するようにされることも可能である。
インサート2及び/又はネジ3を炭素鋼、ステンレス鋼、チタン、アルミニウム、ポリマ、又は構成部品若しくはアクセサリを固定するために使用される任意の他の材料で作製し得る。
壁5を金属板で作製し得るし、或いは、壁5は鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、銅、真鍮、チタン、炭素繊維、プラスチック、木等で作製される中空本体であり得る。
アクセサリ4を鋼、ステンレス鋼、アルミニウム、銅、真鍮、チタン、炭素繊維、プラスチック、木等で作製し得る。アクセサリ4は、パネル又は電気制御ボックスのようなアクセサリであり得る。
本発明の利点は、具体的には、以下の通りである。
a)盲リベットナット又は壁5に盲に組み込み得る任意の他の雌ネジ切り付き装置を第1の段階において所定の場所に置き、次に、組み立てられるべきアクセサリ4を通過し且つ壁を装備する雌ネジ切り付きインサートの雌ネジ切り内に配置されるネジを第2の段階においてネジ込むことによって組立てを完了させることが今まで必要であったのに対して、単一の構成部品を使用して単一の組立て操作において2つの盲素子をボルト締めすることを可能にする。盲雄リベットインサート及びナットを使用することによって、逆の組立ても可能である。従来技術における多くの場合において、雌ネジ切り付きインサート及びネジの取付けは、2つの異なる人々によって実施されるのに対し、本発明のボルト1を用いるならば、この種類の取付けは、単一の操作者によって実施される。
b)組立て作業の削減を用いた組立て回数の最適化、よって、生産性の向上をもたらし、それは組立て機能に関連するコストの削減を可能にする。インサートを所定の場所に配置することに関連する最も費用と時間がかかる作業が排除される。
c)ネジ込みに関連する問題の全てを排除することによって、組立てプロセスを容易化する。
− インサートのネジ山付き/雌ネジ切り付き部分上に堆積させられる塗料に関連するネジ込み可能性の問題は最早ない。
− インサートが溶接される構成部品であるか或いはインサートが所定の場所に配置された後に実施される溶接作業によって影響を受ける領域付近で使用される構成部品であるならば、インサートのネジ山付き/雌ネジ切り付き部分上の溶接スラグの堆積に関連するネジ込み可能性の問題は最早ない。
− 実装プロセスによって生成される、インサートの雌ネジ切り又はネジ山付き領域の劣化に関連するネジ込み可能性の問題、即ち、応力の下でのインサートの破砕、ネジ山が据付けのために使用されるときのネジ山の変形(例えば、盲雄又は雌リベットインサート)は最早ない。
− 所定の場所に配置されるインサートの雌ネジ切り又はネジ山の不十分な同軸性に関連するネジ込み可能性の問題は最早ない。
− 所定の場所に配置されるネジの雌ネジ切り又はネジ山の不足に関連する問題は最早ない。
− 所定の場所に配置されるインサートの雌ネジ切り又はネジ山の不足に関連する問題は最早ない。
− インサートの不足に関連する問題は最早ない。
− ネジが従来的な組立手段(圧着、溶接等)によって組み立てられるとき、ネジの係合中にインサートがその支持体から分離する問題は最早ない。
− インサートが従来的な組立手段(圧着、溶接等)によって組み立てられるとき、このインサートを備える壁の取扱い中にインサートがその支持体から分離する問題は最早ない。
− インサートとネジとの間の不適合と関連する組立て張力の問題は最早ない。
− インサートとネジとの間の(ボルト及びネジアクセサリをそれらの機械的強度に従って分類することを可能にする)等級の相違に関連する組立て張力の問題は最早ない。
− ネジがネジ込まれるときのインサートのトルクに関連する問題は最早ない(例えば、詰まりの問題は最早ない)。
d)品質管理の適用の理由の排除による品質管理段階の排除、従って、コストの削減、及び品質の最適化。実際には、品質管理は対症的な解決策であるに過ぎず、それらの原因を排除することがより関連性がある。
e)インサートとネジとの間の表面処理の不適合性に関連する腐食の進展の問題は最早ない。
f)インサートとネジとの間の表面処理の不適合性に関連する詰まりの問題は最早ない。
g)ケージナット(cage nut)又は盲リベットナットの場合におけるように、アクセサリ4と壁5との間の突起の不存在を用いた、組み立てられるべき2つの壁の完全な位置付け。
h)ネジ3部分の等級に対応する実質的に制御された位置決め力(例えば、8.8、10.9、...)。
i)アクセサリ4及び壁5の相互の滑りを制限する実質的な位置決め力の故の高いレベルの剪断抵抗。
j)較正され且つ制御された締付けトルクによって生成される組立体の張力によって保証される、並びに、ネジヘッド10とネジ山13の始点との間に保証される最小距離の故の、位置決め力によって引き起こされる振動に対する最適化された抵抗、よって、最小の弾性を備えるネジ3をもたらす。
k)摩擦係数の不適合に関連する相補的な構成部品の緩みの問題は最早ない。
l)締付けトルクの不十分な制御に関連する相補的な構成部品のネジ込みの問題は最早ない。
m)壁5の製造範囲内に組み込まれる溶接ビードの製造後に可能な取付け(嵌込み)。
n)壁5の表面処理(例えば、塗装、めっき、電気泳動等)の実施後に可能な取付け(嵌込み)。
o)特定の溶接又は圧着据付けのための数十又は数百ユーロと比べて、単純な動力ボルト打設機又はネジ駆動機械(数千ユーロ)を用いたインサート2の実施と関連する投資の制約。
p)数千回の取付け(嵌込み)運転後の疲労によって破壊する圧着タイロッドのような工具の摩耗を伴わない取付け(嵌込み)。
q)溶接(電気、ガス、工具等)の場合におけるような実質的なエネルギ消費を伴わない取付け(嵌込み)。
これらの利点の全ては、壁5又は支持体内に固定されるための第1の素子のようなインサート2と、アクセサリ4の固定のための相補的な素子としてのネジ3とを用いて記載される。これらの利点は、任意の完全に異なる壁5内に固定される第1の固定素子又はアクセサリ4の固定のための相補的な固定素子若しくは支持体を用いても全く同様に現実であることが理解されよう。
特定の実施態様に従って本発明を記載したが、本発明は如何様にもこの実施態様に限定されない。本発明の脈絡から逸脱せずに、それに変形を加え得るし、既述の変形の組み合わせも加え得る。
1 ボルト (bolt)
2 インサート (insert)
3 ネジ (screw)
4 アクセサリ (accessory)
5 壁 (wall)
6 インサートヘッド (insert head)
7 シャフト (shaft)
8 凹部 (recess)
9 雌ネジ切り付き部分 (tapped part)
10 ネジヘッド (screw head)
11 ベース (base)
12 空洞 (recess)
13 ネジ山付き部分 (threaded part)
14 割れリング (break ring)
15 圧着環 (crimping collar)
16 ワッシャ (washer)
17 拡幅部分 (widened part)
18 圧痕 (indentation)
19 壁開口 (wall opening)
20 アクセサリ開口 (accessory opening)
21 破壊の開始地点 (staring point of breakage)
22 筋交い手段 (bracing means)
23 管状素子 (tubular element)
24 径方向に広げられた部分 (radial spread part)
25 潤滑剤 (lubricant)
26 領域 (area)

Claims (16)

  1. ネジと、壁にある開口に挿入可能なインサートとを含み、該インサートは、インサートヘッドと、凹部を含むシャフトとを含み、前記インサートヘッド及び前記凹部は、前記凹部の変形後、前記壁上への前記インサートの圧着を保証するよう構成される、ボルトであって、
    前記ネジは、割れリングを含み、該割れリングは、前記ネジの回転による前記凹部の変形を創成し且つ前記圧着を得るために、前記インサートヘッドの上に直接的又は間接的に支持されることによって、前記ネジを前記インサートヘッドに対して不動にするように設計され、前記圧着が実施されるや否や、前記割れリングは、前記ネジを前記インサートヘッドから解放するように破壊を生じさせ、それによって、前記壁の上でのアクセサリの締付けを許容するよう設計される、
    ボルト。
  2. 前記割れリングは、前記インサートヘッドに対して直接的に支持される、請求項1に記載のボルト。
  3. 前記割れリングは、筋交い手段を用いて前記インサートヘッドに対して間接的に支持される、請求項1に記載のボルト。
  4. 前記筋交い手段は、前記割れリングと前記インサートヘッドとの間に設けられるワッシャを含む、請求項3に記載のボルト。
  5. 前記筋交い手段は、前記インサートヘッドに対して支持され得る径方向に広げられた部分を備える管状素子を含む、請求項3に記載のボルト。
  6. 前記割れリングは、ネジヘッドによって構成される、請求項5に記載のボルト。
  7. 前記破壊は、前記割れリング内で起こる、請求項1に記載のボルト。
  8. 前記破壊は、前記筋交い手段内で起こる、請求項3に記載のボルト。
  9. 前記インサートは、前記インサートの回転を妨げる手段を含む、請求項1に記載のボルト。
  10. 前記ネジは、ベースを含むネジヘッドを含み、前記ベース、前記割れリング及び/又は筋交い手段を少なくとも部分的に前記ベース内に収容するために、前記アクセサリの上で支持されるよう設計される、請求項1に記載のボルト。
  11. 前記インサートヘッド及び前記割れリング或いは、当該ボルトが筋交い手段を含む場合、前記インサートヘッド、前記割れリング及び前記筋交い手段は、前記アクセサリが前記壁に対して回転し或いは並進することを可能にする取付部を構成するよう、組立て位置において、ネジヘッドが、前記アクセサリの上に支持されることなく、前記割れリング及び/又は前記筋交い手段を用いて前記インサートの上に支持されるように構成される、請求項1に記載のボルト。
  12. 前記ネジは、ネジヘッドとネジ山付き部分との間に拘束される非ネジ山付き部分を含み、前記非ネジ山付き部分は、前記アクセサリ及び前記壁の厚さが極めて僅かであるときでさえ、前記ネジヘッドが前記アクセサリに対して締め付けられる状況において当該ボルト上で前記ネジの張力を創成するのに必要な弾性をもたらすよう、前記インサートの雌ネジ切り付き部分と協働しない、請求項1に記載のボルト。
  13. 前記インサートは、圧着中の前記凹部の変形を促進するために、前記凹部の弱化を有る、請求項1に記載のボルト。
  14. 前記ネジは、ネジヘッドとネジ山付き部分との間に拘束される非ネジ山付き部分を含み、該非ネジ山付き部分は、前記インサートの雌ネジ切り付き部分と協働せず、前記非ネジ山付き部分は、拡幅部分を備え、該拡幅部分は、その破壊に続くネジ込み段階中に前記拡幅部分に向かって滑動させることによって、前記割れリングの破壊部分を固定するのを可能にするよう設計される、請求項7に記載のボルト。
  15. 前記インサートは、潤滑剤を含むことを特徴とする、請求項1に記載のボルト。
  16. 請求項1に記載のボルトを用いて壁の上にアクセサリを固定する方法であって、
    前記アクセサリは、前記インサートヘッドが通過するのを可能にするよう設計されるアクセサリ開口を含み、
    当該方法は、
    a)前記アクセサリ開口及び壁開口を整列させるために、前記アクセサリを前記壁の上に配置するステップと、
    b)前記インサートヘッドが前記壁の上に適用されるまで、そのようにして整列させられる前記開口内に、前記アクセサリから前記壁に向かう方向において、前記ボルトを導入するステップと、
    c)前記インサートの雌ネジ切りと協働する前記ネジのネジ山を用いて、前記ネジを回転させるステップであって、前記割れリングは、もし適用可能であるならば筋交い手段を用いて、前記インサートヘッド上で支持され、よって、前記壁より下で前記凹部の変形を生成し、引き続き、前記壁の上での前記インサートの圧着を実施するステップと、
    d)前記破壊が得られるまで、トルクを増大させ、よって、前記ネジを前記インサートヘッドから解放させるステップと、
    e)前記アクセサリが前記壁の上で締め付けられるまで、前記ネジの回転を継続するステップと、を含む、
    方法。
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