JP5983018B2 - 圧電モーター、圧電モーター装置、駆動回路及び駆動方法 - Google Patents
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Description
このような圧電モーターによれば、圧電モーターに特有の高調波成分の電流の影響を除去して、安定して圧電モーターを駆動させることができる。
このような駆動回路によれば、圧電モーターに特有の高調波成分の電流の影響を除去して、安定して圧電モーターを駆動させることができる。
このような駆動方法によれば、圧電モーターに特有の高調波成分の電流の影響を除去して、安定して圧電モーターを駆動させることができる。
図1は、圧電モーター1の分解図である。図2は、圧電モーター1の平面図である。図3は、圧電モーター1の断面図である。
第2電極33を分割する溝部34は、圧電素子30の幅をほぼ3等分するように形成された第1溝部34Aと、第1溝部34Aによって分割された3つの電極のうち外側の電極を長手方向でほぼ2分割するように形成された第2溝部34Bとから構成されている。第1溝部34Aによって分割された3つの電極のうちの中央の電極は、縦振動用電極部331となる。縦振動用電極部331を挟んで対角に配置されて対をなす電極は、屈曲振動用電極部332となる。縦振動用電極を挟んで対角に配置される電極は2対あるが、本実施形態では、一対を屈曲振動用電極部332として使用し、他方の対の電極は、屈曲振動の検出用電極部333として用いている。但し、検出用電極部333を屈曲振動用電極部としても良い。また、回転体10を逆回転させるときには、屈曲振動用電極部332を検出用電極部として用い、検出用電極部333を屈曲振動用電極部として用いても良い。
図4B及び図4Cは、屈曲振動の説明図である。屈曲振動用電極部332に所定周波数の電圧を印加することによって、図に示すような屈曲振動が励起される。
付勢機構50は、保持部51と、バネ55とを有する。保持部51は、圧電アクチュエーター20を固定するための固定部52と、スライド部53とを備えている。固定部52は、振動部材21の短手方向から突出した腕部23をネジ固定するためのネジ穴52Aを備えている。スライド部53は長孔53Aを備えており、本体40から突出したピン41によって案内されている。バネ55は、保持部51を回転体10に向かって付勢するための弾性部材である。
<比較例>
図6は、比較例の圧電モーター1の駆動回路60’の説明図である。比較例では、交流電源で生成した正弦波電圧を圧電素子30にそのまま印加している。
図10は、本実施形態の圧電モーター1の駆動回路60のブロック図である。本実施形態の駆動回路60は、駆動信号生成部61と、補正部62と、電流検出部63と、高調波抽出部64とを備えている。また、必要に応じて、駆動回路60は、位相シフト部65を備える。
図14は、第1変形例の駆動回路60のブロック図である。図14の駆動回路には、前述の図10や図11の駆動回路の構成に、振幅調整部71と、AC/DC変換部72と、調整量出力部73とが追加されている。
上記の第1変形例では、圧電モーター1の回転体10が回転しにくい状態になり、圧電モーター1に流れる電流が低下すると、振幅調整部71から出力される駆動信号の振幅が大きく調整され、突起部22の楕円運動の軌跡が大きくなり、突起部22と回転体10との接触圧が増加し、回転体10の回転が安定する(負帰還がかかる)。
上記の実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物が含まれることは言うまでもない。
10 回転体、11 回転軸、
20 圧電アクチュエーター、
21 振動部材、22 突起部、23 腕部、
30 圧電素子、
31 圧電体層、32 第1電極、33 第2電極、
331 縦振動用電極部、332 屈曲振動用電極部、333 検出用電極部、
34 溝部、34A 第1溝部、34B 第2溝部、
40 本体、41 ピン、
50 付勢機構、
51 保持部、52固定部、52A ネジ穴、
53 スライド部、53A 長孔、
55 バネ、
60 駆動回路、60’ 比較例の駆動回路、
61 駆動信号生成部、62 補正部、63 電流検出部、
64 高調波抽出部、64A ローパスフィルター、64B 差動増幅部、
65 位相シフト部、
71 振幅調整部、72 AC/DC変換部、
73 調整量出力部、73A 第1の反転増幅回路、73B 電圧フォロワ回路、
73C 加算回路、73D 第2の反転増幅回路、
C コンデンサー、
R 抵抗
Claims (7)
- 回転体と、
前記回転体と接触する突起部を有し、圧電素子を駆動したときの前記突起部の運動によって前記回転体を回転させる圧電アクチュエーターと、
前記圧電素子を駆動する駆動回路と
を備え、
前記駆動回路は、
所定周波数の駆動信号を出力する駆動信号生成部と、
前記圧電素子に流れる電流を検出する電流検出部と、
前記電流の高調波成分を抽出する抽出部と、
前記高調波成分に基づいて前記駆動信号を補正し、補正された駆動信号を前記圧電素子に印加する補正部と
を有し、
前記抽出部は、
前記電流検出部からの出力が入力され、前記所定周波数よりも高い周波数を遮断するローパスフィルターと、
前記電流検出部からの出力と、前記ローパスフィルターからの出力との差に基づいて、前記高調波成分を出力する差動増幅部と
を有する
ことを特徴とする圧電モーター。 - 請求項1に記載の圧電モーターであって、
前記ローパスフィルターのカットオフ周波数は、前記所定周波数の4倍以下である
ことを特徴とする圧電モーター。 - 請求項1又は2に記載の圧電モーターであって、
前記圧電素子に流れる電流の振幅が小さくなるほど、前記駆動信号生成部からの前記駆動信号の振幅を大きく調整し、前記圧電素子に流れる電流の振幅が大きくなるほど、前記駆動信号生成部からの前記駆動信号の振幅を小さく調整する振幅調整部を備え、
前記補正部は、前記振幅調整部によって振幅の調整された前記駆動信号を前記高調波成分に基づいて補正し、補正された駆動信号を前記圧電素子に印加する
ことを特徴とする圧電モーター。 - 請求項1〜3に記載の圧電モーターであって、
前記突起部の空回りを検出し、
前記空回りを検出したとき、前記駆動信号の電圧の振幅を小さくする
ことを特徴とする圧電モーター。 - 本体と、
前記本体に対して回転可能な回転体と、
前記本体に対して保持され、前記回転体と接触する突起部を有し、圧電素子を駆動したときの前記突起部の運動によって前記回転体を回転させる圧電アクチュエーターと、
前記圧電素子を駆動する駆動回路と
を備え、
前記駆動回路は、
所定周波数の駆動信号を出力する駆動信号生成部と、
前記圧電素子に流れる電流を検出する電流検出部と、
前記電流の高調波成分を抽出する抽出部と、
前記高調波成分に基づいて前記駆動信号を補正し、補正された駆動信号を前記圧電素子に印加する補正部と
を有し、
前記抽出部は、
前記電流検出部からの出力が入力され、前記所定周波数よりも高い周波数を遮断するローパスフィルターと、
前記電流検出部からの出力と、前記ローパスフィルターからの出力との差に基づいて、前記高調波成分を出力する差動増幅部と
を有する
ことを特徴とする圧電モーター装置。 - 圧電素子が駆動されたときの突起部の運動によって、前記突起部と接触する回転体を回転させる圧電アクチュエーターに備えられる前記圧電素子を駆動する駆動回路であって、
所定周波数の駆動信号を出力する駆動信号生成部と、
前記圧電素子に流れる電流を検出する電流検出部と、
前記電流の高調波成分を抽出する抽出部と、
前記高調波成分に基づいて前記駆動信号を補正し、補正された駆動信号を前記圧電素子に印加する補正部と
を有し、
前記抽出部は、
前記電流検出部からの出力が入力され、前記所定周波数よりも高い周波数を遮断するローパスフィルターと、
前記電流検出部からの出力と、前記ローパスフィルターからの出力との差に基づいて、前記高調波成分を出力する差動増幅部と
を有する
ことを特徴とする駆動回路。 - 圧電素子と突起部とを有し、前記圧電素子が駆動されたときの前記突起部の運動によって、前記突起部と接触する回転体を回転させる圧電アクチュエーター、を備える圧電モーターの駆動方法であって、
所定周波数の駆動信号を出力し、
前記圧電素子に流れる電流を検出し、
前記電流の高調波成分を抽出し、
前記高調波成分に基づいて前記駆動信号を補正し、補正された駆動信号を前記圧電素子に印加するとともに、
前記電流の前記高調波成分を抽出する際に、
前記圧電素子に流れる前記電流を検出する電流検出部からの出力を、前記所定周波数よりも高い周波数を遮断するローパスフィルターに入力し、
前記電流検出部からの出力と、前記ローパスフィルターからの出力との差に基づいて、前記高調波成分を出力する
ことを特徴とする圧電モーターの駆動方法。
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