JPH11258286A - 微少容量検出回路 - Google Patents

微少容量検出回路

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JPH11258286A
JPH11258286A JP10082976A JP8297698A JPH11258286A JP H11258286 A JPH11258286 A JP H11258286A JP 10082976 A JP10082976 A JP 10082976A JP 8297698 A JP8297698 A JP 8297698A JP H11258286 A JPH11258286 A JP H11258286A
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voltage
circuit
pulse signal
capacitance
transistor element
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JP10082976A
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Tomio Shibano
富雄 柴野
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Murata Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 静電容量センサ部1の静電容量Cを感度良く
検出する。 【解決手段】 電界効果トランジスタ素子15のソース
電圧Vsをゲート・ソース抵抗器Rgsを介して静電容量
センサ部1の電極面2,3間に印加すると共に、ソース
電圧Vsと逆極性の電圧を持つパルス信号をパルス信号
発信回路16から電極面2,3間に加える。電界効果ト
ランジスタ素子15は電極面2,3間の静電容量の大き
さに応じた電圧Voを出力し、パルス信号のオン期間に
スイッチ回路20はオン状態となり上記出力電圧Voが
コンデンサ21に印加し、スイッチ回路20のオフ期間
コンデンサ21はその電圧を保持する。サンプル・ホー
ルド回路18はコンデンサ21の保持電圧に応じた電圧
を出力する。電極面2,3間の短絡故障発生が防止さ
れ、かつ、静電容量Cの変化に対応する出力電圧Vout
の変化が大きく静電容量検出感度が向上する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、角速度や加速度や
変位や圧力等の物理変化に応じて静電容量が変化する静
電容量センサ部の静電容量を検出する微少容量検出回路
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4には微少容量検出回路の一例が示さ
れている。この微少容量検出回路は静電容量センサ部1
の静電容量Cの大きさに応じた電圧を検出出力する回路
であり、上記静電容量センサ部1は、互いに間隙を介し
て対向する電極面2,3を有し該電極面2,3間の静電
容量Cが測定対象物理変化(例えば、角速度や加速度や
変位や圧力等の変化)に応じて可変する構成を備えたも
のである。
【0003】図5には上記静電容量センサ部1の一構造
例が模式的に示されている。この静電容量センサ部1は
角速度を検出するジャイロである。同図に示すように、
例えば、固定部4a,4b,4c,4dが互いに間隙を
介して基板(図示せず)に固定形成され、それら各固定
部4a,4b,4c,4dにはそれぞれコ字形状に曲折
形成された支持梁5a,5b,5c,5dの一端側が接
続され、各支持梁5a,5b,5c,5dの他端側は共
通の振動体6に連通接続されている。
【0004】上記各支持梁5a,5b,5c,5dと振
動体6は上記基板と間隙を介して形成され、また、上記
の如く各支持梁5a,5b,5c,5dはコ字形状に曲
折形成されているので、振動体6は、図5に示すx方向
とy方向の2方向に振動することが可能な構成と成して
いる。
【0005】また、上記振動体6には電極面7,8が形
成されており、上記電極面7に間隙を介して対向する検
出電極面10を備えた固定部11と、上記電極面8に間
隙を介して対向する駆動電極面12を備えた固定部13
とが上記基板に固定形成されている。
【0006】上記電極面8と駆動電極面12間に交流電
圧を印加する駆動回路(図示せず)が上記駆動電極面1
2に導通接続され、上記駆動回路から電極面8と駆動電
極面12間に交流電圧が印加されると、電極面8と駆動
電極面12間の静電力によって上記振動体6が予め定め
た周波数(例えば、10kHz〜20kHz程度の周波
数)で図5に示すy方向に駆動振動する。
【0007】このように振動体6が駆動振動している状
態で、図5に示すz方向を中心として回転すると、この
回転軸方向(z方向)と駆動方向(y方向)の2方向に
直交する方向(図5ではx方向)のコリオリ力が発生
し、このコリオリ力によって振動体6がx方向に上記駆
動振動の周波数とほぼ同じ周波数で検出振動する。
【0008】この検出振動によって前記電極面7と検出
電極面11間の間隔が変動して電極面7と検出電極面1
1間の静電容量が上記回転角速度の大きさに応じて変化
する。この電極面7と検出電極面11間の静電容量を前
記図4に示すような微少容量検出回路により電圧に変換
して検出し、該検出電圧に基づき前記回転の角速度の大
きさ等を検出することができる。
【0009】上記図5に示す静電容量センサ部1を図4
に示す微少容量検出回路に組み込む場合には、図5に示
す検出電極面10を図4に示す電極面2に対応させ、図
5に示す電極面7を図4に示す電極面3に対応させて組
み込まれる。
【0010】図4に示すように、電極面3は接地されて
おり、電極面2は電界効果トランジスタ素子(FETト
ランジスタ素子)15のゲート(G)に接続されてい
る。この電界効果トランジスタ素子15のドレイン
(D)には電源Vccが接続され、電界効果トランジスタ
素子15のソース(S)にはソース抵抗器Rsの一端側
が接続され、このソース抵抗器Rsの他端側は接地され
ている。また、上記電界効果トランジスタ素子15のゲ
ートとソース間にはゲート・ソース抵抗器Rgsが設けら
れている。
【0011】上記図4に示す回路では、電界効果トラン
ジスタ素子15のソース側の電圧Vsを電圧源とし、該
直流の電圧Vsがゲート・ソース抵抗器Rgsを通り静電
容量センサ部1の電極面2と電極面3間に印加され電荷
が電極面2,3間に充電される。この充電動作により下
式(1)により定まる電荷Qが電極面2,3間に充電さ
れる。
【0012】Q=Cx×Vs・・・・・(1)
【0013】ただし、上式(1)に示すCxは静電容量
センサ部1に測定対象の物理変化による力が加えられて
いない状態での電極面2,3間の静電容量を表し、Vs
は電極面2,3間の印加電圧を表している。
【0014】なお、上記充電動作により電極面2,3間
に上記電荷Qが充電された後に引き続き電圧Vsが電極
面2,3間に印加されている状態で、電極面2,3間の
充電電荷が上記電荷Qから変動しないように、ゲート・
ソース抵抗器Rgsの抵抗値が設定されている。
【0015】また、電極面2,3間の静電容量Cが変動
しているときには、上記静電容量Cxに対する静電容量
の変動分をΔCxと表した場合、下式(2)によって電
圧Voを表すことができる。
【0016】 Vo=Q/(Cx±ΔCx)=Cx×Vs/(Cx±ΔCx)・・・・(2)
【0017】以上、述べたように、図4に示す回路は静
電容量センサ部1の静電容量Cの大きさに応じた電圧V
oを検出出力することから、この検出電圧Voに基づき
測定対象の物理変化の大きさ等を検知することができ
る。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記静電容
量センサ部1の電極面2,3間に印加される電圧Vsの
大きさが大きい程、上記電極面2,3間の静電容量Cの
変化に対する上記微少容量検出回路の出力電圧Voの変
化が大きくなり、静電容量センサ部1の静電容量変化を
感度良く検出することができる。このことから、静電容
量センサ部1の電極面2,3間に印加する電圧Vsの大
きさを大きくして静電容量変化の検出感度を向上させる
ことが考えられる。
【0019】しかしながら、電極面2,3間に直流の大
きな電圧Vsが印加されると、例えば、図5に示す静電
容量センサ部1では、電極面7(3)と検出電極面10
(2)間に非常に大きな静電力が発生し、振動体6が検
出電極面10側に引き寄せられ、電極面7が検出電極面
10にくっ付き電極面7と検出電力面10が短絡すると
いう短絡故障が発生し易くなるという問題がある。この
問題発生を回避するために電極面2,3間には大きな電
圧Vsを印加することができず、図4に示す回路構成で
は、静電容量変化の検出感度の向上に限界があった。
【0020】この発明は上記課題を解決するために成さ
れたものであり、その目的は、静電容量センサ部の静電
容量変化を感度良く検出することができる微少容量検出
回路を提供することである。
【0021】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は次のような構成をもって前記課題を解決
する手段としている。すなわち、第1の発明は、互いに
間隙を介して対向する電極面を有し該電極面間の静電容
量が測定対象物理変化に応じて可変する構成を備えた静
電容量センサ部と;該静電容量センサ部の上記電極面間
に直流電圧を印加する直流電圧印加回路と;該直流電圧
印加回路から上記静電容量センサ部に印加される直流電
圧と逆極性の電圧を持つパルス信号を上記静電容量セン
サ部の電極面間に印加するパルス信号発振回路と;上記
直流電圧印加回路から静電容量センサ部への直流電圧印
加動作と上記パルス信号発振回路から静電容量センサ部
へのパルス信号の印加動作とによって上記静電容量セン
サ部の電極面間の静電容量に応じた電圧を検出出力する
電圧検出回路と;上記パルス信号発振回路から出力され
るパルス信号のオン・オフに同期してスイッチオン・オ
フ動作するスイッチ回路が備えられ該スイッチ回路がス
イッチオン状態であるときに上記電圧検出回路から出力
される電圧を上記スイッチ回路を通して取り込んで保持
するサンプル・ホールド回路と;が設けられている構成
をもって前記課題を解決する手段としている。
【0022】第2の発明は、上記第1の発明を構成する
電圧検出回路は電界効果トランジスタ素子により構成さ
れ、直流電圧印加回路は上記電界効果トランジスタ素子
のゲートとソース間に設けられたゲート・ソース抵抗器
と、上記電界効果トランジスタ素子のソースに接続され
たソース抵抗器とにより構成されており、上記電界効果
トランジスタ素子のゲートは静電容量センサ部の互いに
対向する電極面の一方の電極面に接続され他方側の電極
面はパルス信号発振回路に接続され、電界効果トランジ
スタ素子のソースはサンプル・ホールド回路に接続され
ている構成をもって前記課題を解決する手段としてい
る。
【0023】第3の発明は、上記第1の発明を構成する
電圧検出回路はバイポーラトランジスタ素子により構成
され、直流電圧印加回路は上記バイポーラトランジスタ
素子のベースとエミッタ間に設けられたベース・エミッ
タ抵抗器と、上記バイポーラトランジスタ素子のエミッ
タに接続されたエミッタ抵抗器とにより構成されてお
り、上記バイポーラトランジスタ素子のベースは静電容
量センサ部の互いに対向する電極面の一方の電極面に接
続され他方側の電極面はパルス信号発振回路に接続さ
れ、バイポーラトランジスタ素子のエミッタはサンプル
・ホールド回路に接続されている構成をもって前記課題
を解決する手段としている。
【0024】第4の発明は、上記第1又は第2又は第3
の発明の構成を備え、パルス信号発振回路は静電容量セ
ンサ部の機械的な動作周波数よりも高い周波数でパルス
信号を発振する構成をもって前記課題を解決する手段と
している。
【0025】上記構成の発明において、静電容量センサ
部の電極面間には直流電圧印加回路から直流電圧が印加
されると共に、上記直流電圧と逆極性の電圧を持つパル
ス信号がパルス信号発振回路から加えられる。一方、サ
ンプル・ホールド回路のスイッチ回路は上記パルス信号
のオン・オフに同期してスイッチオン・オフ動作する。
【0026】電圧検出回路は上記直流電圧印加およびパ
ルス信号印加によって電極面間の静電容量に応じた電圧
を検出出力し、サンプル・ホールド回路は上記スイッチ
回路がスイッチオン状態であるときに上記電圧検出回路
の検出電圧を取り込み保持する。このサンプル・ホール
ド回路の保持電圧に基づき、測定対象物理変化を検出す
ることが可能である。
【0027】上記のように、直流電圧と逆極性のパルス
信号を静電容量センサ部の電極面間に加えることによっ
て、上記直流電圧による上記電極面間の短絡が確実に阻
止され、前記したような電極面間の短絡故障の発生が防
止される。このことから、電極面間に大きな直流電圧を
印加することが可能となる。
【0028】その上、電圧検出回路は、上記直流電圧に
パルス信号の電圧を加えた電圧に基づき、上記静電容量
大きさに応じた電圧を出力することから、この電圧検出
回路の出力電圧をかなり大きくすることができ、静電容
量の変化に対する上記電圧検出回路の出力電圧の変化が
大きくなり、静電容量センサ部の静電容量変化の検出感
度が格段に向上する。
【0029】
【発明の実施の形態】以下に、この発明に係る実施形態
例を図面に基づき説明する。
【0030】図1にはこの実施形態例の微少容量検出回
路の要部構成が示されている。なお、この実施形態例の
説明において、前記図4に示す回路と同一構成部分には
同一符号を付し、その重複説明は省略する。
【0031】図1に示すように、この実施形態例に示す
微少容量検出回路は、前記図4に示す回路構成に、パル
ス信号発振回路16とサンプル・ホールド回路18が加
えられたものである。
【0032】上記パルス信号発振回路16は静電容量セ
ンサ部1の電極面3に接続され、電界効果トランジスタ
素子15のソースS側から静電容量センサ部1の電極面
2,3間に印加される電圧Vsと逆極性の電圧を持つ図
2の(a)に示すようなパルス信号を予め定めた周波数
で発振し電極面2,3間に印加する構成を有している。
【0033】この実施形態例では、正の電圧Vsが電極
面2,3間に印加されるように構成されていることか
ら、パルス信号発振回路16は負の電圧を持つパルス信
号を予め定めた周波数で発振する回路構成を有してい
る。上記パルス信号の発振周波数は適宜に設定されるも
のであるが、静電容量センサ部1の静電容量Cが測定対
象の物理変化によって機械的な周波数で変動する場合に
は、パルス信号の発振周波数が上記機械的な動作周波数
の約10倍以上の周波数となるようにパルス信号発振回
路16が構成される。
【0034】例えば、図5に示すような静電容量センサ
部1では、回転により生じたコリオリ力によって、振動
体6がx方向に予め定まる機械的な動作周波数(例え
ば、10〜20kHz程度)で検出振動し電極面7
(3)と検出電極面10(2)間の静電容量Cが上記動
作周波数で変動することから、図5に示す静電容量セン
サ部1が図1に示す回路に組み込まれるときには、この
実施形態例では、パルス信号発振回路16は、静電容量
センサ部1の機械的な動作周波数の約10倍の100〜
200kHz程度の高い周波数でパルス信号を発振する
回路構成を有する。
【0035】上記サンプル・ホールド回路18はスイッ
チ回路20とホールドコンデンサ21とアンプ22とを
有して構成され、上記スイッチ回路20の入力側は電界
効果トランジスタ素子15のソースに接続され、このス
イッチ回路20の出側はホールドコンデンサ21の入力
側とアンプ22の非反転入力端子部とにそれぞれ接続さ
れ、また、ホールドコンデンサ21の他端側は接地さ
れ、アンプ22の反転入力端子部はアンプ22の出力端
子部に短絡接続されている。
【0036】また、上記スイッチ回路20は前記パルス
信号発振回路16と導通接続されており、パルス信号発
振回路16からパルス信号が出力されている間、スイッ
チオン状態となり、電界効果トランジスタ素子15のソ
ースとホールドコンデンサ21との間を導通状態にする
回路構成を有している。
【0037】図1に示す回路では、ソース抵抗器Rsと
ゲート・ソース抵抗器Rgsとにより直流電圧印加回路が
構成されており、この直流電圧印加回路は、前記したよ
うに、ソース抵抗器Rsとゲート・ソース抵抗器Rgsと
の接続部の電圧(つまり、電界効果トランジスタ素子1
5のソース電圧)Vsをゲート・ソース抵抗器Rgsを通
して静電容量センサ部1の電極面2,3間に印加する構
成を有し、この実施形態例では、前記の如く上記直流電
圧印加回路によって正の電圧を持つ電圧Vsが電極面
2,3間に印加される。
【0038】また、電界効果トランジスタ素子15は電
圧検出回路を構成しており、この電界効果トランジスタ
素子15はソース・ホロワ出力であることから、ゲート
に印加される電圧Vg(つまり、静電容量センサ部1の
電極面2,3間の静電容量Cに応じた電圧Vg)とほぼ
等しい電圧を持つ電圧Voをソースから出力するもので
ある。
【0039】図1に示す回路は上記のように構成されて
おり、次に、この回路の動作例を簡単に説明する。例え
ば、静電容量センサ部1の電極面2,3間には電界効果
トランジスタ素子15のソースSから正の直流電圧Vs
がゲート・ソース抵抗器Rgsを通して印加されると共
に、パルス信号発振回路16から図2の(a)に示すよ
うな負のパルス信号が印加される。
【0040】この状態で、電極面2,3間の静電容量C
が前記静電容量センサ部1の機械的な動作周波数でもっ
て変化すると、電界効果トランジスタ素子15のソース
から上記電極面2,3間の静電容量Cの大きさに応じた
図2の(b)に示すような電圧Voが出力される。この
電界効果トランジスタ素子15の出力電圧Voは下式
(3)により表すことができる。
【0041】 Vo=Q/(Cx±ΔCx)=Cx×(Vs+Vp)/(Cx±ΔCx)・・ ・・・(3)
【0042】ただし、上式(3)に示すQ,Cx,ΔC
x,Vsはそれぞれ前式(1),(2)に示したQ,C
x,ΔCx,Vsに対応するものであり、また、Vpは
パルス信号発振回路16から出力されるパルス信号の電
圧を表している。
【0043】上記電界効果トランジスタ素子15の出力
電圧Voは、上式(3)に示されるように、電極面2,
3間の静電容量C(C=Cx±ΔCx)と直流電圧Vs
だけでなくパルス信号の電圧Vpも関与して決定される
ことから、図2の(b)に示すように、パルス信号のオ
ン・オフに同期したパルス状の電圧波形を形成する。
【0044】一方、スイッチ回路20はパルス信号発振
回路16のパルス信号の発振動作に同期してスイッチン
グ動作しており、スイッチ回路20がスイッチオン状態
であるときに、上記電圧Voが電界効果トランジスタ素
子15のソースからスイッチ回路20を通してホールド
コンデンサ21に印加され、ホールドコンデンサ21に
電圧Voに応じた電荷が充電され、スイッチ回路20が
オフしている期間には上記充電電圧を保持している。こ
のホールドコンデンサ21の充電電圧に応じた電圧Vou
tがアンプ22から出力する。
【0045】このアンプ22から出力される電圧Vout
は、前記パルス信号印加による影響が取り除かれた図2
の(c)に示すような電圧となる。この段階的に経時的
変動する出力電圧Voutを例えばLPF(ローパスフィ
ルター)等により波形整形することによって、図2の
(d)に示すような連続波形の電圧を得ることができ
る。
【0046】上記アンプ22から出力される電圧Vout
は、電極面2,3間の静電容量Cの大きさに応じた電圧
値を示すことから、この出力電圧Voutに基づき測定対
象の物理変化を検知することができる。
【0047】ところで、図5に示すジャイロでは、測定
対象の物理変化が発生していない状態(つまり、回転に
よるコリオリ力が発生していない状態)でも、振動体6
のy方向の駆動振動によって電極面2と電極面3の対向
面積が変動し静電容量Cが静電容量センサ部1の機械的
な動作周波数で変動することから、上記図1に示す微少
容量検出回路に図5に示すようなジャイロが組み込まれ
る場合には、測定対象の物理変化が発生していない状態
でも、上記駆動振動に起因した静電容量Cの変化による
電圧(以下、モニタ信号と記す)が微少容量検出回路か
ら出力され、測定対象の物理変化が発生して振動体6が
検出振動しているときには該検出振動による静電容量C
の変化に応じた電圧(以下、角速度検出信号と記す)が
上記モニタ信号に重畳されて微少容量検出回路から出力
されることになる。
【0048】このことから、ジャイロの静電容量を上記
図1に示す微少容量検出回路によって検出出力する場合
には、上記モニタ信号と角速度検出信号の分離処理を行
う信号処理回路を微少容量検出回路の出力側に接続し、
その信号処理回路により信号処理が施され取り出された
角速度検出信号に基づき、角速度の大きさ等を検出する
ことになる。
【0049】図3には図5に示すようなジャイロが組み
込まれた本実施形態例の微少容量検出回路と、該微少容
量検出回路の出力電圧Voutの信号処理を行う信号処理
回路の一構成例とが示されている。なお、図3では前記
図1および図4に示す回路構成部分と同一構成部分には
同一符号を付してある。
【0050】図3に示す信号処理回路25は、波形整形
器28と位相シフタ30と位相検波器31とLPF32
とアンプ33とを有して構成されている。波形整形器2
8は振動体6を駆動振動させるために電極面8と駆動電
極面12間に電圧を印加するための駆動回路26に接続
されており、この駆動回路26から出力される電圧を取
り込み該取り込んだ電圧の波形を例えば矩形状の波形に
整形し出力する回路構成を有し、位相シフタ30は上記
波形整形器28の出力電圧の位相を例えば90°シフト
させて出力する回路構成を有している。
【0051】また、位相検波器31は微少容量検出回路
の出力電圧Voutと上記位相シフタ30の出力電圧に基
づき、前記モニタ信号と角速度検出信号とから成る微少
容量検出回路の出力電圧Voutから角速度検出信号を取
り出す構成を有し、LPF32はその位相検波器31の
出力電圧を直流変換して出力する構成を有し、アンプ3
3は上記LPF32の出力直流電圧を増幅して出力する
構成を有する。上記アンプ33から出力される電圧の大
きさが予め定めた適宜の電圧となるようにアンプ33の
増幅率を設定することによって所望の電圧の大きさを持
つ角速度検出信号を得ることができる。
【0052】上記のように信号処理回路25は構成され
ており、この信号処理回路25によって、微少容量検出
回路の出力電圧信号から角速度検出信号を取り出すこと
ができ、該信号処理回路25の出力電圧信号に基づき、
角速度の大きさ等を検出することができる。
【0053】この実施形態例によれば、静電容量センサ
部1の電極面2,3間に直流電圧Vsを印加すると共
に、その直流電圧Vsとは逆極性の電圧を持つパルス信
号を上記電極面2,3間に印加する構成を備えたので、
上記直流電圧Vsによって電極面2,3間を短絡させよ
うとする静電力が発生しても、その静電力による電極面
2,3間の短絡動作が上記パルス信号印加によって阻止
されることから、直流電圧Vsの印加に起因した電極面
2,3間の短絡故障の発生を防止することができる。
【0054】特に、この実施形態例では、パルス信号の
発振周波数を静電容量センサ部1の機械的な動作周波数
よりも高くしたので、上記電極面2,3間の短絡故障発
生を確実に防止することができる。
【0055】上記のように、電極面2,3間の短絡故障
発生を防止することができることから、電極面2,3間
に印加する直流電圧Vsを大きくすることができる。ま
た、上記パルス信号印加によって、上記直流電圧Vsに
パルス信号電圧Vpを上乗せした電圧に基づいた電圧V
oが電界効果トランジスタ素子15のソースから出力さ
れるので、上記直流電圧Vsの増加可能効果と相俟っ
て、電界効果トランジスタ素子15の出力電圧を格段に
大きくすることができる。すなわち、電極面2,3間の
静電容量Cの変化に対する電界効果トランジスタ素子1
5のソースの出力電圧Voの変化を大きくすることがで
き、静電容量Cの変化の検出感度を向上させることがで
きる。
【0056】静電容量の検出感度は、電界効果トランジ
スタ素子15のソースの出力電圧Voの大きさに応じた
ものであることから、図4に示すような従来の回路での
静電容量検出感度をP1=Cx×Vs/(Cx±ΔC
x)とした場合、これに対して、図1に示す本実施形態
例の微少容量検出回路の静電容量検出感度はP2=Cx
×(Vs+Vp)/(Cx±ΔCx)と表すことがで
き、本実施形態例の微少容量検出回路では、図4に示す
回路の検出感度のP2/P1=(Vs+Vp)/Vs倍
の感度を得ることができる。
【0057】上記パルス信号の電圧Vpは、上記直流電
圧Vsの数倍〜十数倍の電圧を容易に設定可能であり、
従来と同様の大きさを持つ電圧Vsを電極面2,3に印
加するように設定しても、従来の検出感度の数倍〜十数
倍の静電容量検出感度を得ることができる。この実施形
態例では、上記の如く、直流電圧Vsを従来よりも格段
に大きくすることができることから、静電容量検出感度
を飛躍的に向上させることが可能であるという画期的な
効果を得ることができる。
【0058】さらに、電界効果トランジスタ素子15の
出力電圧を保持して該保持電圧に応じた電圧を出力する
サンプル・ホールド回路18を設けたので、前記パルス
信号印加の影響が取り除かれた電圧信号を出力すること
ができ、この出力電圧信号に基づき従来の信号処理と同
様な信号処理によって測定対象の物理変化を容易に検出
することが可能である。
【0059】さらに、上記の如く、静電容量センサ部1
の機械的な動作周波数よりも高い周波数でパルス信号を
発振していることから、電界効果トランジスタ素子15
の出力電圧Voがパルス信号の発振に同期して変動して
も、該出力電圧Voをサンプル・ホールド回路18を通
して電圧波形整形することによって、静電容量の変化と
ほぼ合致して変化する電圧を微少容量検出回路から出力
することができる。
【0060】さらに、この実施形態例では、電界効果ト
ランジスタ素子15を用いたので、ゲートに加えられる
電圧とほぼ同様の大きさの電圧をソースから出力するこ
とができ、このことから、静電容量検出感度の向上が図
れる。
【0061】なお、この発明は上記実施形態例に限定さ
れるものではなく、様々な実施の形態を採り得る。例え
ば、上記実施形態例では、電界効果トランジスタ素子1
5を用いていたが、例えば、電界効果トランジスタ素子
15の代わりに、バイポーラトランジスタ素子を用いて
もよい。この場合には、バイポーラトランジスタ素子の
コレクタ、ベース、エミッタのそれぞれを電界効果トラ
ンジスタ素子15のドレイン、ゲート、ソースに対応さ
せて回路に組み込まれることになり、また、ゲート・ソ
ース抵抗器Rgsがベース・エミッタ抵抗器に対応し、ソ
ース抵抗器Rsがエミッタ抵抗器に対応することにな
る。このように、電界効果トランジスタ素子15の代わ
りにバイポーラトランジスタ素子を用いても上記実施形
態例と同様の効果を奏することができる。また、電圧検
出回路は静電容量センサ部1の電極面2,3間の静電容
量Cに応じた電圧を検出出力する構成を有していればよ
く、トランジスタ素子を用いずに構成してもよい。
【0062】さらに、上記実施形態例では、電極面2,
3間には正の直流電圧Vsが印加されていたが、負の電
圧Vsを印加してもよく、この場合には、パルス信号発
振回路16は直流電圧Vsと逆極性の正の電圧を持つパ
ルス信号を発振出力するように構成される。
【0063】さらに、上記実施形態例では、パルス信号
の発振周波数は静電容量センサ部1の機械的な動作周波
数Fcの約10倍の周波数10Fcに設定されていた
が、パルス信号の発振周波数はその周波数10Fcに限
定されるものではなく、周波数10Fcよりも低くても
よいし、高くてもよい。また、パルス信号の発振周波数
は静電容量センサ部1の機械的な動作周波数Fcとほぼ
等しくてもよいし、動作周波数Fcよりも低くてもよ
く、適宜に設定されるものである。
【0064】さらに、上記実施形態例では、角速度を検
出するジャイロを組み込む例を示したが、この発明の微
少容量検出回路は、加速度や変位や圧力等の測定対象物
理変化に応じて静電容量が変動する静電容量センサ部を
組み込んで、該静電容量センサ部の静電容量を検出する
こともできるものである。
【0065】
【発明の効果】この発明によれば、静電容量センサ部の
電極面間に直流電圧を印加すると共に、上記直流電圧と
逆極性の電圧を持つパルス信号を上記電極面間に印加す
る構成を備えたので、パルス信号印加によって、直流電
圧印加による電極面間の短絡動作が阻止され、上記直流
電圧に起因した電極面間の短絡故障発生を防止すること
が可能である。
【0066】このように、短絡故障発生を防止すること
ができることから、直流電圧を大きくすることが可能で
あり、直流電圧を大きくすることによって、電極面間の
静電容量に応じた電圧値、つまり、電圧検出回路の出力
電圧を大きくすることができる。
【0067】特に、本発明は、前記の如く電極面間にパ
ルス信号が印加されているので、上記直流電圧に上記パ
ルス信号の電圧を上乗せした電圧に基づき、上記静電容
量に応じた電圧が上記電圧検出回路から出力されること
になり、上記直流電圧の数倍〜十数倍以上の電圧を持つ
パルス信号を発振させることができることから、上記直
流電圧の増加可能効果と相俟って電圧検出回路の出力電
圧を飛躍的に向上させることができる。すなわち、静電
容量変化に対する上記電圧検出回路の出力電圧の変化が
大きくなり、静電容量変化の検出感度を大幅に向上させ
ることができ、このことによって測定対象の物理変化を
感度良く検出することができる。
【0068】また、上記電圧検出回路の出力電圧は前記
パルス信号印加に同期して変動するが、本発明では、サ
ンプル・ホールド回路を設けたので、前記パルス信号印
加の影響が取り除かれた電圧信号をサンプル・ホールド
回路から出力することができ、このサンプル・ホールド
回路の出力電圧に基づいて、従来の信号処理と同様の信
号処理によって、測定対象の物理変化を容易に検出する
ことができる。
【0069】電圧検出回路が電界効果トランジスタ素子
により構成されているもの、又は、バイポーラトランジ
スタ素子によって構成されているものにあっては、静電
容量センサ部からトランジスタ素子に加えられる電圧と
ほぼ同様の大きさを持つ電圧をトランジスタ素子から出
力することができるので、静電容量変化の検出感度のよ
り一層の向上が容易となる。
【0070】静電容量センサ部の機械的な動作周波数よ
りも高い周波数でパルス信号を発振する構成を備えたも
のにあっては、前記直流電圧印加による静電容量センサ
部の電極面間の短絡故障発生をより一層確実に防止する
ことができる上に、静電容量センサ部の静電容量変化に
合致して変化する電圧を微少容量検出回路から出力させ
ることが容易となり、上記静電容量変化をより精度良く
検出することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係る実施形態例の要部構成を示す回
路図である。
【図2】図1に示す回路の各構成部分から出力される経
時的な電圧変化を示す波形図である。
【図3】図1に示す回路にジャイロを組み込んだ場合の
微少容量検出回路と該回路から出力される信号を処理す
る信号処理回路との一例を示す回路図である。
【図4】従来の微少容量検出回路の一例を示す回路図で
ある。
【図5】ジャイロの構造例を示すモデル図である。
【符号の説明】
1 静電容量センサ部 2,3,7 電極面 10 検出電極面 15 電界効果トランジスタ素子 16 パルス信号発振回路 18 サンプル・ホールド回路 20 スイッチ回路 Rs ソース抵抗器 Rgs ゲート・ソース抵抗器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI G01P 15/125 G01D 5/24 L

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに間隙を介して対向する電極面を有
    し該電極面間の静電容量が測定対象物理変化に応じて可
    変する構成を備えた静電容量センサ部と;該静電容量セ
    ンサ部の上記電極面間に直流電圧を印加する直流電圧印
    加回路と;該直流電圧印加回路から上記静電容量センサ
    部に印加される直流電圧と逆極性の電圧を持つパルス信
    号を上記静電容量センサ部の電極面間に印加するパルス
    信号発振回路と;上記直流電圧印加回路から静電容量セ
    ンサ部への直流電圧印加動作と上記パルス信号発振回路
    から静電容量センサ部へのパルス信号の印加動作とによ
    って上記静電容量センサ部の電極面間の静電容量に応じ
    た電圧を検出出力する電圧検出回路と;上記パルス信号
    発振回路から出力されるパルス信号のオン・オフに同期
    してスイッチオン・オフ動作するスイッチ回路が備えら
    れ該スイッチ回路がスイッチオン状態であるときに上記
    電圧検出回路から出力される電圧を上記スイッチ回路を
    通して取り込んで保持するサンプル・ホールド回路と;
    が設けられていることを特徴とする微少容量検出回路。
  2. 【請求項2】 電圧検出回路は電界効果トランジスタ素
    子により構成され、直流電圧印加回路は上記電界効果ト
    ランジスタ素子のゲートとソース間に設けられたゲート
    ・ソース抵抗器と、上記電界効果トランジスタ素子のソ
    ースに接続されたソース抵抗器とにより構成されてお
    り、上記電界効果トランジスタ素子のゲートは静電容量
    センサ部の互いに対向する電極面の一方の電極面に接続
    され他方側の電極面はパルス信号発振回路に接続され、
    電界効果トランジスタ素子のソースはサンプル・ホール
    ド回路に接続されている構成としたことを特徴とする請
    求項1記載の微少容量検出回路。
  3. 【請求項3】 電圧検出回路はバイポーラトランジスタ
    素子により構成され、直流電圧印加回路は上記バイポー
    ラトランジスタ素子のベースとエミッタ間に設けられた
    ベース・エミッタ抵抗器と、上記バイポーラトランジス
    タ素子のエミッタに接続されたエミッタ抵抗器とにより
    構成されており、上記バイポーラトランジスタ素子のベ
    ースは静電容量センサ部の互いに対向する電極面の一方
    の電極面に接続され他方側の電極面はパルス信号発振回
    路に接続され、バイポーラトランジスタ素子のエミッタ
    はサンプル・ホールド回路に接続されている構成とした
    ことを特徴とする請求項1記載の微少容量検出回路。
  4. 【請求項4】 パルス信号発振回路は静電容量センサ部
    の機械的な動作周波数よりも高い周波数でパルス信号を
    発振する構成としたことを特徴とする請求項1又は請求
    項2又は請求項3記載の微少容量検出回路。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001153659A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Murata Mfg Co Ltd 角速度センサ
CN102128989A (zh) * 2011-01-27 2011-07-20 广州金升阳科技有限公司 场效应管输入/输出电容的测量电路及其测量方法

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JP2001153659A (ja) * 1999-11-29 2001-06-08 Murata Mfg Co Ltd 角速度センサ
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