JP5982960B2 - 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム - Google Patents

表示制御装置、表示制御方法およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5982960B2
JP5982960B2 JP2012081045A JP2012081045A JP5982960B2 JP 5982960 B2 JP5982960 B2 JP 5982960B2 JP 2012081045 A JP2012081045 A JP 2012081045A JP 2012081045 A JP2012081045 A JP 2012081045A JP 5982960 B2 JP5982960 B2 JP 5982960B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
setting
display area
displayed
special
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012081045A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013210872A (ja
Inventor
優作 ▲高▼橋
優作 ▲高▼橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2012081045A priority Critical patent/JP5982960B2/ja
Priority to US13/853,184 priority patent/US9075512B2/en
Publication of JP2013210872A publication Critical patent/JP2013210872A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5982960B2 publication Critical patent/JP5982960B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • GPHYSICS
    • G06COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
    • G06FELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
    • G06F3/00Input arrangements for transferring data to be processed into a form capable of being handled by the computer; Output arrangements for transferring data from processing unit to output unit, e.g. interface arrangements
    • G06F3/01Input arrangements or combined input and output arrangements for interaction between user and computer
    • G06F3/048Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI]
    • G06F3/0484Interaction techniques based on graphical user interfaces [GUI] for the control of specific functions or operations, e.g. selecting or manipulating an object, an image or a displayed text element, setting a parameter value or selecting a range
    • G06F3/04847Interaction techniques to control parameter settings, e.g. interaction with sliders or dials
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/00411Display of information to the user, e.g. menus the display also being used for user input, e.g. touch screen
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00408Display of information to the user, e.g. menus
    • H04N1/00413Display of information to the user, e.g. menus using menus, i.e. presenting the user with a plurality of selectable options
    • H04N1/00416Multi-level menus
    • H04N1/00435Multi-level menus arranged in a predetermined sequence, e.g. using next and previous buttons
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/0048Indicating an illegal or impossible operation or selection to the user
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N1/00Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
    • H04N1/0035User-machine interface; Control console
    • H04N1/00405Output means
    • H04N1/00482Output means outputting a plurality of job set-up options, e.g. number of copies, paper size or resolution
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N2201/00Indexing scheme relating to scanning, transmission or reproduction of documents or the like, and to details thereof
    • H04N2201/0077Types of the still picture apparatus
    • H04N2201/0094Multifunctional device, i.e. a device capable of all of reading, reproducing, copying, facsimile transception, file transception

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Human Computer Interaction (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Theoretical Computer Science (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Facsimiles In General (AREA)

Description

本発明は、複数種類の設定項目の表示を制御する表示制御装置、表示制御方法、及びプログラムに関する。
パーソナルコンピュータに代表される情報処理装置や、パーソナルコンピュータに接続されて(あるいは単体で)使用されるプリンタやスキャナなどの各種周辺装置は、通常、情報を表示する表示部を備えている。このような各種装置では、一般に、各種機能を実現する際に用いる複数種類の設定項目について、各設定項目を一覧できる設定画面を表示させることにより、ユーザに対して各設定項目のパラメータ(設定値)を視認可能とすると共に、ユーザによる各パラメータの入力操作を任意に受け付け可能となっている。
しかし、近年の各種装置の高機能化に伴い、1つの機能・アプリケーションにおいて設定可能な設定項目は増加する傾向にある。設定可能な設定項目が増えると、その分、ユーザに対して多種多様な機能・サービスを提供できるようになるが、その反面、設定可能な設定項目が多くなればなるほど、設定画面が複雑になり、ユーザの操作性、使い勝手が悪化する。特に、機器操作に慣れていないユーザにとっては、どの設定項目からどのような順で設定すればよいのかわかりづらい。
これに対し、特許文献1には、設定項目の選択からパラメータ決定までのプロセスにおける操作性を向上させる技術が開示されている。具体的には、設定画面を、設定項目表示領域、選択領域、決定領域に分けて表示させる。そして、設定項目表示領域に表示されている各種設定項目から1つを選択領域にドラッグアンドドロップして、その設定項目で設定可能なパラメータを選択領域に表示させ、さらにその中から所望のパラメータを決定領域にドラッグアンドドロップすることで当該設定項目のパラメータを決定する。
特開2011−34515号公報
しかし、特許文献1に記載の技術では、各設定項目は単に設定項目表示領域に一覧表示されるだけであるため、設定項目が多くなればなるほどユーザの操作性、使い勝手が悪化するという問題、特に初心者にとってどの項目からどのような順で設定すればよいのかわかりづらいという問題は、依然として残されている。
一方、各種パラメータの入力操作をわかりやすくする方法の1つとして、対話形式で順番に設定項目の提示および設定値入力を促し、それに対してユーザが逐一、必要に応じてパラメータの入力を行っていくという、いわゆるウィザード形式の設定方法もある。
しかし、ウィザード形式は、同時に表示される設定項目は通常1つだけであってその表示内容が1つずつ順番に切り替わっていくものである。そのため、例えばある設定項目を設定後、その設定項目から5番目の設定項目に飛んで設定するといったことができないし、既に設定済みの設定項目を再設定する場合、所定の操作ボタンを押してその再設定したい設定項目まで1つずつ元に戻していく必要があり、その操作性や使い勝手は必ずしも良いものとはいえない。特に、機器操作に慣れたユーザにとっては面倒でわずらわしい。
本発明は上記課題に鑑みなされたものであり、各設定値(パラメータ)の設定操作を行うにあたり、機器操作に慣れているユーザ及び慣れていないユーザの双方ともに設定を容易に行えるようにすることで、良好な操作性及び良好な使い勝手を提供することを目的とする。
上記課題を解決するためになされた本発明の表示制御装置は、複数種類の設定項目毎にその設定値を表示する表示領域が配置されてなる設定画面を表示部に表示させる設定画面表示手段と、設定項目毎に対応する設定値の設定入力を受け付ける設定入力受付手段と、各表示領域のうち何れか1つを他の各表示領域とは異なる表示方法である特殊表示方法にて表示させる特殊表示制御手段と、を備え、特殊表示制御手段は、現在特殊表示方法による表示である特殊表示をさせている表示領域の設定項目についてその設定値の設定入力が設定入力受付手段により受け付けられる毎に、予め決められた切替方式にて、特殊表示させる表示領域を切り替えることを特徴とする。
このように構成された表示制御装置では、複数の表示領域(複数の設定項目)のうち1つが、順次、予め決められた切替方式で特殊表示される。そのため、機器操作に慣れているユーザ及び慣れていないユーザの双方ともに各設定値の設定を容易に行うことができ、双方に対して良好な操作性及び良好な使い勝手を提供できる。
切替方式としては、例えば次の方式を採用するとよい。即ち、切替方式として、各表示領域のうちいずれか複数又は全ての表示領域を特殊表示対象としてその特殊表示対象を1つずつ順次特殊表示させる順番が予め設定されている。特殊表示制御手段は、特殊表示させている表示領域の設定項目についてその設定値の設定入力が設定入力受付手段により受け付けられる毎に、上記順番に従って、特殊表示させる表示領域を切り替える。
つまり、特殊表示させる順番を予め決めておき、その順番に従って切り替えていくのである。このような切替方式を採用することで、特殊表示切り替えのための処理負荷を抑制しつつ、特に機器操作に慣れていないユーザに対する良好な操作性及び良好な使い勝手を提供することができる。
設定画面を構成する複数の表示領域のうち、特殊表示される表示領域は一つであり、それが上記切替方式に従って順次切り替わっていくのであるが、ユーザの使用状況によっては、現在特殊表示されている表示領域の次に特殊表示される表示領域とは別の表示領域の設定項目を設定変更したい状況が生じることも予想される。
そこで、そのような状況にも対応できるよう、特殊表示制御手段により特殊表示されている表示領域とは異なる他の表示領域の指定を受け付ける任意指定受付手段を備え、特殊表示制御手段は、任意指定受付手段により他の表示領域の指定が受け付けられた場合は、特殊表示させる表示領域をその受け付けられた他の表示領域である任意指定表示領域に切り替えるようにするとよい。
このように構成することで、現在特殊表示されている設定項目とは異なる他の設定項目を設定すべく、ユーザが任意に他の設定項目を指定した場合には、その指定された設定項目が特殊表示されることになるため、機器操作に慣れたユーザに対する操作性・使い勝手の一層の向上が図れる。
上記のように、任意指定受付手段により他の表示領域の指定が受け付けられてその表示領域(任意指定表示領域)に特殊表示が切り替わった場合、以後どのように特殊表示領域
を切り替えていくかについては種々考えられ、例えば特殊表示を行わないようにしてもよいが、再び元の表示領域(つまり任意指定表示領域が指定される前に特殊表示されていた表示領域)に特殊表示を戻すようにするとよい。
即ち、特殊表示制御手段は、任意指定表示領域への特殊表示の切り替え後、その任意指定表示領域の設定項目についてその設定値の設定入力が設定入力受付手段により受け付けられた場合は、その任意指定表示領域に切り替える前に特殊表示させていた表示領域に特殊表示を切り替える。
このようにすることで、操作途中で任意の設定項目が指定されてそこに特殊表示が切り替わることがあっても、再び規定のルート(切替方式に従ったルート)に戻ることができる。そのため、特に機器操作になれていないユーザに対する操作性・使い勝手のより一層の向上が図れる。
ところで、設定画面内に複数の設定項目が存在している場合、その内容によっては、何れか2つ(又は3つ以上)の設定項目が互いに同時には設定できないような競合関係となることも考えられる。そこで、本発明の表示制御装置は、さらに、設定入力受付手段により設定値の設定入力が受け付けられる毎に、少なくともその受け付けられた設定値と、その設定値以外の他の何れかの設定値とが、双方が同時には設定できないような競合状態となっているか否かを判断する競合状態判断手段と、競合状態判断手段により競合状態となっていると判断された場合にその競合状態になっていることを報知する競合状態報知手段とを備えた構成にするとよい。
このように、設定値が入力される毎に競合判断を行い、競合状態が生じている場合にはその旨を報知することで、同時に設定できない設定値をユーザが設定してしまっても、ユーザは、競合発生を知ることができ、これにより適切なタイミングで競合状態解消のための対応をとることができる。
競合状態報知手段は、上記報知を様々な方法で行うことができるが、競合状態にある各設定値に対応した各設定項目を直接又は間接的に示す情報を表示部に表示させることにより報知を行うようにするとよい。このように競合状態にある各設定項目を示す情報を表示させることで、ユーザは、どの設定項目とどの設定項目が競合状態にあるのかを知ることができ、これにより競合状態の解消を迅速に行うことが可能となる。
また、特殊表示制御手段は、競合状態判断手段により競合状態になっていると判断された場合は、その競合状態にある各設定値に対応した各表示領域のうち何れか1つの表示領域である排他状態表示領域を特殊表示させるようにするとよい。このように排他状態表示領域のうち一つを特殊表示させることで、ユーザに対して特にその特殊表示させた表示領域の設定項目についてその設定変更を促すことができる。そのため、特に機器操作に慣れていないユーザを、競合状態の迅速な解消に導くことが可能となる。
また、特殊表示制御手段は、上記切替方式に従って特殊表示の切り替えを順次行っている間、競合状態判断手段により競合状態になっていると判断されたことによって特殊表示制御手段により特殊表示対象を排他状態表示領域に切り替えた場合、その切り替え後、競合状態判断手段により競合状態が解消されたことが判断されたときは、特殊表示させる表示領域を、競合状態になっていると判断された前に特殊表示されていた表示領域、もしくはその表示領域に対して上記切替方式においてその次に特殊表示させるべき表示領域に切り替えるようにするとよい。
つまり、競合状態が生じる前は規定の切替方式に従って特殊表示を切り替えていたもの
の、競合状態発生により特殊表示させる表示領域がその規定ルートから外れて排他状態表示領域に切り替わっても、その競合状態が解消された後は再び特殊表示を規定ルートに戻すのである。このようにすることで、操作途中で競合発生により排他状態表示領域に特殊表示が切り替わることがあっても、再び規定のルート(切替方式に従ったルート)に戻ることができる。そのため、特に機器操作になれていないユーザに対する操作性・使い勝手のより一層の向上が図れる。
また、上記課題を解決するためになされた本発明の表示制御方法は、複数種類の設定項目毎にその設定値を表示する表示領域が配置されてなる設定画面が表示部に表示されている状態で、設定項目毎に対応する設定値の設定入力を受け付け可能であり、各表示領域のうち何れか1つを他の各表示領域とは異なる表示方法である特殊表示方法にて表示させ、現在特殊表示方法による表示である特殊表示をさせている表示領域の設定項目についてその設定値の設定入力が設定入力受付手段により受け付けられる毎に、予め決められた切替方式にて、特殊表示させる前記表示領域を切り替えることを特徴とする。
この表示制御方法によれば、複数の表示領域(複数の設定項目)のうち1つが、順次、予め決められた切替方式で特殊表示される。そのため、機器操作に慣れているユーザ及び慣れていないユーザの双方ともに各設定値の設定を容易に行うことができ、双方に対して良好な操作性及び良好な使い勝手を提供できる。
また、上述した本発明の表示制御装置が備える各手段は、コンピュータをそれら各手段として機能させるためのプログラムとして実現することができる。
実施形態の情報処理システムの概略構成を表すブロック図である。 スキャン設定画面の表示例(フレーム表示移動の基本的流れ)を表す説明図である。 スキャン設定画面の表示例(コンフリクト発生時のフレーム表示移動例)を表す説明図である。 コンフリクト発生時に表示される警告画面の表示例を表す説明図である。 スキャン設定画面の表示例(コンフリクト解消時のフレーム表示移動例)を表す説明図である。 PCにて実行されるスキャン設定処理の内の第1部分を示すフローチャートである。 PCにて実行されるスキャン設定処理の内の第1部分に続く第2部分を示すフローチャートである。 警告画面の他の表示例を表す説明図である。
以下に、本発明の好適な実施形態を図面に基づいて説明する。本実施形態の情報処理システム1は、図1に示すように、パーソナルコンピュータ(以下「PC」という)2とMFP(Multi Function Peripheral )3とがネットワーク5を介して相互に通信可能に接続されてなるものである。MFP3は、原稿の画像を読み取るスキャナ機能や、記録用紙やOHPシート等の被記録媒体に画像を印刷するプリンタ機能などの各種機能を備えたいわゆる複合機である。
表示制御装置としてのPC2は、CPU11、ROM12、RAM13、ハードディスクドライブ(HDD)14、入力部15、表示部16、USBインタフェース17、及びLANインタフェース18などを備えた周知の構成となっている。入力部15は、ユーザにより操作される周知のキーボードやマウスなどが含まれる。表示部16は、液晶ディス
プレイなどの表示デバイスにより構成される。
HDD26には、各種ソフトウェアがインストールされている。その中には、MFP3と通信しながらMFP3のスキャナ機能を制御して、画像読み取り(スキャン)を指示したり、MFP3でスキャンされた画像データをMFP3から受信して処理したりすることが可能なソフトウェア(以下「スキャン対応ソフト」という)も含まれている。
スキャン対応ソフトでは、MFP3にてスキャンを行う際に用いられる各種設定項目(例えば原稿サイズ、色数、解像度など。詳細は後述。)についてユーザによる設定が可能である。そのため、PC2のユーザがそのスキャン対応ソフトを用いてPC2からスキャン実行指示を出したり、MFP3からPC2を指定したスキャンイベントを受信することによりスキャン対応ソフトが起動されたりした場合は、スキャン対応ソフトで設定されている各種設定項目のパラメータ(設定値)がMFP3へ送信され、これによりMFP3ではその送信された各パラメータを用いてスキャンが実行される。
MFP3は、CPU21、ROM22、RAM23、操作・表示部24、LANインタフェース26、USBインタフェース27、スキャナ部28、およびプリンタ部29などを備えている。
CPU21は、ROM22に記憶されている各種プログラムやデータに従ってMFP3内の各部の制御および各種演算を実行する。RAM23は、CPU21から直接アクセスされるメインメモリ等として利用されるものである。操作・表示部24は、タッチパネル25や図示しない押しボタン等により構成される。スキャナ部28は、イメージセンサを備え、原稿の画像を読み取ってその画像を表す画像データを生成する。プリンタ部29は、被記録媒体に画像を印刷する。
次に、PC2のスキャン対応ソフトにおいてユーザがスキャン用の各種パラメータを設定する際の具体的方法、設定手順等について、詳しく説明する。PC2のユーザが各種設定項目を設定するためには、PC2でスキャン対応ソフトを起動させる。そして、スキャン対応ソフトのメインメニュー画面から、スキャン設定画面を呼び出すための所定の操作を行うと、図2に示すようなスキャン設定画面50が表示部16に表示される。
スキャン設定画面50は、具体的には、初期状態ではまず設定画面A1が表示される。ユーザは、この設定画面A1を起点として各種設定項目のパラメータを所望の値に設定することができる。
本実施形態では、スキャン設定画面50で設定可能なスキャン用の設定項目として、原稿サイズ、色数、コントラスト、明るさ、および解像度が設定されている。スキャン設定画面50は、これら各設定項目のパラメータを設定・選択させるための設定項目毎の各表示領域51〜55、および各パラメータの設定確定又は設定キャンセルの意思表示を受け付けるためのセット/キャンセル表示領域56が配置されて構成されている。
各表示領域51〜56のうち、原稿サイズ表示領域51は、原稿サイズのパラメータの表示および選択入力を受け付けるための表示領域であり、図2に示すように、ドロップダウンメニュー形式で所望の原稿サイズを選択できるようになっている。原稿サイズ表示領域51において原稿サイズが選択され、OKボタンが押下(クリック)されると、その選択された原稿サイズが仮設定される。選択された原稿サイズが正式に設定(確定)するのは、セット/キャンセル表示領域56内のセットボタンが押下されたときである。
色数表示領域52は、色数のパラメータの表示および選択入力を受け付けるための表示
領域であり、図2に示すように、ドロップダウンメニュー形式で所望の色数を選択できるようになっている。本実施形態で選択可能な色数には、白黒、グレー、256階調グレー、256色カラー、1677万色カラー等がある。色数表示領域52において色数が選択され、OKボタンが押下されると、その選択された色数が仮設定される。
コントラスト表示領域53は、コントラストの表示および選択入力を受け付けるための表示領域であり、図2に示すように、スライダー形式でコントラストを所望の値に選択(設定)できるようになっている。このコントラスト表示領域53でコントラストが選択され、OKボタンが押下されると、選択されたコントラストが仮設定される。
明るさ表示領域54は、明るさの表示および選択入力を受け付けるための表示領域であり、図2に示すように、スライダー形式で明るさを所望の値に選択(設定)できるようになっている。この明るさ表示領域54において明るさが選択され、OKボタンが押下されると、その選択された明るさが仮設定される。
解像度表示領域55は、解像度のパラメータの表示および選択入力を受け付けるための表示領域であり、図2に示すように、ドロップダウンメニュー形式で所望の解像度を選択できるようになっている。本実施形態では、100dpi(詳しくは100×100dpi)から19200dpiの範囲内で段階的に解像度を選択可能となっている。この解像度表示領域55において解像度が選択され、OKボタンが押下されると、その選択された解像度が仮設定される。
セット/キャンセル表示領域56は、他の各表示領域51〜55で選択された各パラメータを確定させるか、又はそれら選択内容を無効とするかについて、ユーザの意志表示を受け付けるための表示領域であり、セットボタン57およびキャンセルボタン58が配置されている。
スキャン設定画面50においてユーザによる各種パラメータの選択操作が行われ、セットボタン57が押下されると、選択された各パラメータが有効とされ、対応する各設定項目に対するパラメータとして確定される。一方、キャンセルボタン58が押下されると、スキャン設定画面50が表示された後に設定変更等されたパラメータについてはそれら設定変更等は全て無効とされる。なお、セットボタン57又はキャンセルボタン58が押下されると、スキャン設定画面50は表示部16から消去され、メインメニュー画面に戻る。
スキャン対応ソフトのメインメニューからスキャン設定画面50を呼び出すための操作を行ったときに最初に表示されるスキャン設定画面50の内容が、図2に示す設定画面A1となる。この初期状態では、各設定項目はいずれも、所定のデフォルト値に設定された状態となっている。図2の設定画面A1はそのデフォルト値が表示された初期画面である。なお、初期状態でデフォルト値に設定するのはあくまでも一例であり、例えば前回設定確定した値を保持しておいてそれを表示させるようにしてもよい。
設定画面A1に対してユーザが所望の設定・選択操作を行うことで、例えば設定画面A2、設定画面A3、と順次その表示内容が切り替わっていき、最終的に設定画面A4となる。そして、セットボタン57がクリックされると、設定内容が確定することとなる。
ところで、図2に示すスキャン設定画面50のように、1つの設定画面内に複数の設定項目が存在していると、ユーザによっては、どの設定項目から設定すればよいのかわかりづらい。
そこで本実施形態では、優先的に選択入力を行うべき(他よりも先に選択することが推奨される)特定の1つの設定項目について、その表示領域をハイライト表示させると共にフレーム61を挿入する(以下「フレーム表示」と略称する)ことでその表示領域を目立たせ、それ以外の他の各表示領域(ただしセット/キャンセル表示領域56を除く)はグレーアウト表示させることで、フレーム表示された表示領域の設定項目に対する選択入力を促すようにしている。そして、そのフレーム表示された表示領域においてOKボタンが押下されたときは、フレーム表示させる表示領域を、別の設定項目の表示領域に移動させるようにしている。つまり、設定項目毎にOKボタンが押下される毎に、フレーム表示させる表示領域を順次切り替えていくことで、そのフレーム表示された順番で設定項目を選択するようにユーザを導いていく。
より具体的には、図2に例示するような順番でフレーム表示が切り替わる。即ち、最初は、上述の通りスキャン設定画面50の初期画面として設定画面A1が表示される。この設定画面A1は、原稿サイズ表示領域51がフレーム表示され、他の各設定項目の各表示領域はいずれもグレーアウトされている。このような設定画面A1を表示させることで、ユーザに対し、まずは原稿サイズを選択するように促すことができる。
設定画面A1において、ユーザが原稿サイズを選択し、OKボタンを押下すると、その選択された原稿サイズが仮設定される。そして、設定画面A2のように、フレーム表示が色数表示領域52へ移動し、他の各設定項目の各表示領域はいずれもグレーアウトされる。このような設定画面A2が表示されることで、ユーザに対し、次に色数を選択するように促すことができる。
設定画面A2において、ユーザが色数を選択し、OKボタンを押下すると、その選択された色数が仮設定される。そして、設定画面A3のように、フレーム表示がコントラスト表示領域53へ移動し、他の各設定項目の各表示領域はいずれもグレーアウトされる。このような設定画面A3が表示されることで、ユーザに対し、次にコントラストを選択するように促すことができる。
以後、同様の手順で、フレーム表示される領域がコントラスト表示領域53から明るさ表示領域54へ、明るさ表示領域54から解像度表示領域55へ、解像度表示領域55からセット/キャンセル表示領域56へと、順次移動していく。
本実施形態では、フレーム表示を移動させる順番が予め上記のように定められており、原則的にはその定められている順番(以下「規定順序」ともいう)でフレーム表示が移動される。この規定順序は、スキャン設定画面中の各設定項目の種類に応じて、どのような順序で設定させれば初心者でも迷わずスムーズに設定できるか、などといった様々な事情を考慮して、結果として初心者ユーザに対しても良好な操作性及び良好な使い勝手を提供できるように定められるものである。
ただし、ユーザによっては、現在フレーム表示されている設定項目とは異なる別の設定項目を設定したい状況が生じることも予想される。特に、機器操作に慣れたユーザにとっては、むしろ規定順序に縛られずに自由に設定したいという要望があるかもしれない。
そこで、そういった状況、要望等にも応えられるよう、本実施形態では、現在フレーム表示されている表示領域とは異なる別の表示領域を指定(例えばマウスのポインタをその別の表示領域内に持って行ってクリックする等)すれば、その指定された表示領域にフレーム表示が移動してその表示領域の設定項目のパラメータを選択できるようになっている。
即ち、図2の設定画面A1において、規定順序でいけば、まず原稿サイズを選択して、次に色数の選択に移るのであるが、ユーザが例えばコントラストを設定したいと思った場合、マウス操作等でコントラスト表示領域53を指定すれば、フレーム表示が原稿サイズ表示領域51からコントラスト表示領域53に移動する。これによりユーザは、原稿サイズおよび色数を飛ばしてコントラストを選択することができる。
なおセットボタン57およびキャンセルボタン58は、上記規定順序に関係なく常に押下できる状態になっており、ユーザは、所望のタイミングで設定内容の確定又はキャンセルをすることができる。ただし後述するように、各設定項目のパラメータ間で、同時に設定できない競合状態(コンフリクト)が生じた場合には、そのコンフリクトが解消されるまでは、セットボタン57はグレーアウトされて押下できなくなる。
次に、コンフリクトの発生およびその解消について説明する。本実施形態では、スキャン設定画面50で設定可能な設定項目に色数と解像度があるが、これら2項目は、選択可能なパラメータの全選択肢のうち一部において、互いに同時には設定することができないパラメータの組み合わせが存在している。具体的には、色数として256色カラーを選択した場合、解像度として選択できる範囲は600dpi以下に制限される。そのため、例えば色数として256色を選択した後に解像度として2400dpiを選択すると、これら両者は競合することになり、コンフリクトが発生した状態となる。
競合する組み合わせは他にもあり、例えば、コントラストが基準値(初期値)とは異なる値に変更された場合は、色数の選択肢が1677万色カラー、256階調グレー、およびグレーの3種類に制限される。そのため、例えばコントラストを所望の値に変更した後に、色数として256色カラーを選択すると、コンフリクトが発生した状態となる。
そこで本実施形態では、ユーザがスキャン設定画面50で各設定項目のパラメータを設定(選択)していく過程でコンフリクトが発生した場合には、その旨の警告画面をポップアップ表示させてユーザに対してコンフリクトが発生していることを認識させると共に、コンフリクト発生対象の設定項目にフレーム表示を移動させてそのパラメータの再選択(競合しないパラメータへの選択のし直し)を促すようにしている。
具体的な例を図3を用いて説明する。図3の各設定画面のうち上段の設定画面B1は、色数として256色カラーが選択された後、フレーム表示が解像度表示領域55に移動してきた状態であって、その中で解像度として1200dpiが選択された直後の状態を示している。既述の通り、256色カラーと1200dpiは競合して同時には設定できない。そこで、設定画面B1のように競合する解像度が選択された場合は、図4に示すような警告画面71をポップアップ表示する。
図4の警告画面71は、解像度1200dpiと256色カラーは互いに競合関係にあること、1200dpiを優先するならば色数は1677万色、256階調グレー、又はグレーの何れかにすべきであること、などをユーザに知らせ、ユーザに対して色数の再選択を促すための画面である。
警告画面71をポップアップ表示する一方で、スキャン設定画面50においては、図3の下段に示す設定画面B2のように、フレーム表示を、解像度1200dpiと競合関係にある(つまり再設定の必要がある)色数の表示領域52に移動させる。コンフリクト発生によりフレーム表示を移動させる場合は、フレームの種類を、通常時のフレーム61とは異なる競合対象指示用フレーム62とする。これにより、コンフリクトが生じていることをユーザがより認識しやすくなる。
また、コンフリクトが発生した場合は、設定画面B2に示すように、セットボタン57がグレーアウトされ、コンフリクトが解消されるまで押下できなくなる。
なお、警告画面71は、スキャン設定画面50の表示はそのまま残した状態で、そのスキャン設定画面50に隣接する(あるいは一部重なる)ように表示される。そして、警告画面71内のOKボタンが押下されるか、あるいは、再設定によってコンフリクトが解消されると、警告画面71が消去される。ただしこれは一例であって、例えば、スキャン設定画面50を一旦消去して警告画面71を表示させるようにしてもよいし、コンフリクトが解消されるまでは警告画面71が消去されないようにしてもよい。
図3の設定画面B2において、コンフリクトを解消すべく、ユーザが例えば図5の上段に示す設定画面B3のように色数を1677万色カラーに変更し、OKボタンを押下すると、フレーム表示が、コンフリクト発生前にフレーム表示されていた表示領域(図3の例では解像度表示領域55)の次の表示領域に移動する。本例では、上記規定順序において解像度表示領域55の次の表示領域はセット/キャンセル表示領域56であるため、図5の下段に示す設定画面B4のように、フレーム表示がセット/キャンセル表示領域56に移動する。このとき、表示されるフレームは、コンフリクトが解消されていることから、通常時のフレーム61に戻る。さらに、コンフリクトが解消されると、セット/キャンセル表示領域56のセットボタンのグレーアウトは解除され、押下することができるようになる。なお、コンフリクトが解消された場合にフレーム表示を戻す位置は、コンフリクト発生前にフレーム表示されていた表示領域としてもよい。
次に、上述したフレーム表示の移動やコンフリクトの検出・解消などの機能を含むパラメータ設定を実現すべく、PC2にて実行されるスキャン設定処理について、図6及び図7を用いて説明する。図6及び図7のスキャン設定処理は、スキャン対応ソフトに含まれる処理(プログラム)であり、PC2のCPU11は、ユーザによりスキャン対応ソフトのメインメニュー画面からスキャン設定画面を呼び出すための所定の操作が行われたときに、このスキャン設定処理を開始する。
CPU11は、スキャン設定処理を開始すると、まずS110で、スキャン設定画面50を表示させる。ここで表示させるスキャン設定画面50は、図2に示した設定画面A1である。S120では、表示順序変数nを1にセットする。本実施形態では、スキャン設定画面50全体の中のm個(本例ではm=6)の表示領域のそれぞれに対し、予め、フレーム表示の順序(規定順序)を示す番号として1〜m(本例では1〜6)が設定されおり、原則としてその規定順序でフレーム表示が移動する構成となっている。本例では、規定順序の1番目が原稿サイズ表示領域51、2番目が色数表示領域52、3番目がコントラスト表示領域53、4番目が明るさ表示領域54、5番目が解像度表示領域55、6番目がセット/キャンセル表示領域56である。そして、これら6つの表示領域のうちどの領域にフレーム61を表示させるかを決めるための変数として、表示順序変数nが用いられる。
S130では、n番目の表示領域をフレーム表示させ、他の各設定項目の各表示領域はグレーアウト表示させる。S120では表示順序変数nが1にセットされるため、本スキャン設定処理の開始後最初にS130の処理が行われたときは、図2の設定画面A1のように、1番目の表示領域である原稿サイズ表示領域51がフレーム表示される。
S140では、ユーザのマウス操作等による設定操作入力を受け付ける。即ち、フレーム表示されている表示領域においてその設定項目の設定値の選択を受け付ける。そして、S150で、そのフレーム表示されている表示領域においてOKボタンが押下されたか否か判断する。
S150で、フレーム表示されている表示領域でOKボタンが押下されていない場合は、S270に進み、現在フレーム表示されている表示領域とは異なる他の表示領域が指定されたか否か判断する。ここで、他の表示領域が指定されていない場合は、S280で、セットボタン57又はキャンセルボタン58が押下されたか否か判断し、何れも押下されていない場合はS140に戻るが、何れかが押下されていれば、S290に進む。S290では、現在フレーム表示されている表示領域において、そのフレーム表示されている間に行われたパラメータの設定変更操作は全て無効として、S240に進む。
S240では、押下されたボタンに対応した処理を行う。即ち、セットボタン57が押下された場合には、現在設定(仮設定含む)されている各パラメータを最新の正規パラメータとして確定し、保存する。これにより、MFP3でスキャンが行われる際は、基本的には、その確定・保存された各パラメータがMFP3に送信され、それらに基づいてスキャンが行われることとなる。逆に、キャンセルボタン58が押下された場合は、当該スキャン設定処理の開始からこれまでに行われた各種設定変更等を全て無効とする。そして、S250で、スキャン設定画面50を消去させ、元のメインメニュー画面を再び表示させて、このスキャン設定処理を終了する。
S270で、他の表示領域が指定されたと判断した場合は、S300で、S290と同様に、現在フレーム表示されている表示領域において、そのフレーム表示されている間に行われたパラメータの設定変更操作は全て無効とする。即ち、現在フレーム表示されている表示領域内でOKボタンが押下されることなく他の表示領域が指示された場合は、現在フレーム表示されている設定領域で行われた変更操作は無効とする。そして、S310で、その指定された他の表示領域にフレーム表示を切り替え(移動させ)て、S140に戻る。
なお、現在フレーム表示されている領域でOKボタンが押下されることなく他の表示領域が指定されてフレーム表示が切り替わった場合は、その時点で設定されている表示順序変数nの値と、切り替わった先の表示領域における規定の順番とは異なることになる。つまり、切り替え後の表示領域は、n番目の表示領域ではないということになる。
一方、S150で、フレーム表示されている表示領域でOKボタンが押下された場合は、S160で、現在設定されている各設定項目の各パラメータの相互間でコンフリクトが発生しているか否かを判断する。そして、コンフリクトが発生していない場合は、S170で、フレーム切替完了フラグがセットされているか否かを判断する。
フレーム切替完了フラグとは、フレーム表示の移動が全て完了したときにセットされるフラグであり、後述するS210の処理でセットされるものである。このフレーム切替フラグがセットされているということは、セット/キャンセル表示領域56にフレーム表示が移動していることを意味する。
S170で、フレーム切替完了フラグがセットされていれば、S220に進むが、まだセットされていない場合は、S180に進む。S180では、現在フレーム表示されている表示領域がn番目の表示領域であるか否かを判断する。つまり、規定順序通りにフレーム表示の切り替えが進んでいるかどうかを判断するのである。
S180で、現在のフレーム表示領域がn番目の表示領域であれば、S190で現在の表示順序変数nに1を加算して、S200に進む。S200では、表示順序変数nが、領域数mより大きくなっているか否か判断する。つまり、規定順序における最終m番目(本例では6番目)の表示領域までフレーム表示が移動されたかどうかを判断する。nがまだmより大きくなっていなければ(つまりフレーム表示がまだ最終m番目まで進んでいない
場合は)、S130に戻り、これにより規定順序における次の表示領域にフレーム表示が移動することになる。一方、すでに最終m番目までフレーム表示が移動している場合は、m>n(n=m+1)となっているはずである。そこでその場合は、S200からS210に進み、フレーム切替完了フラグをセットする。
S180で、現在のフレーム表示領域がn番目の表示領域ではなかった場合は、S190の処理が行われずに(つまりnに1が加算されずに)S200の判断処理に進む。この場合も、すでにn>mとなっていればS210以降に進むが、nがまだmより大きくなっていなければ(つまりフレーム表示がまだ最終m番目まで進んでいなければ)、S130に戻る。これにより、n番目の表示領域に再びフレーム表示が移動することになる。
S180で現在のフレーム表示領域がn番目ではないと判断されるのは、S150からS270を経てS300,S310に進んだ場合、もしくは後述するS230からS260を経てS310に進んだ場合である。これらのケースはいずれも、現在の表示順序変数nに対応した表示領域とは別の表示領域にフレーム表示が移動されるケースであり、表示順序変数nと現在フレーム表示されている表示領域の規定の順番とが一致しなくなっているケースである。そこでそのような場合は、n>mではない限り、表示順序変数nをそのまま維持してS130に戻ることで、規定順序に従ったフレーム表示に戻すのである。
S210でフレーム切替完了フラグをセットすると、S220で、セット/キャンセル表示領域56にフレーム表示を移動させる。そして、S230で、セットボタン57又はキャンセルボタン58が押下されたか否か判断し、何れかが押下された場合は、S240に進んで、既述の通り押下されたボタンに対応した処理を行い、S250で、スキャン設定画面50を消去させて元のメインメニュー画面を再び表示させて、このスキャン設定処理を終了する。
S230で、セットボタン57およびキャンセルボタン58の何れも押下されない場合は、S260で、セット/キャンセル表示領域56以外の何れかの表示領域が指定されたか否か判断する。ユーザによっては、セットボタン57又はキャンセルボタン58の操作待ちという最終段階に至りながら、例えば「解像度はもっと上げたい…」などと考え直して、設定変更を行うべく解像度表示領域55を指定する、といった操作がなされることも考えられる。そこで、そのようなケースが生じることを想定し、それに対応するためにS260の判断を行う。S260で、セット/キャンセル表示領域56以外の何れかの表示領域が指定されたと判断した場合は、S310に進み、その指定された表示領域にフレーム表示を移動させて、その表示領域の設定項目のパラメータ変更を受け付ける。
次に、S160でコンフリクトが発生していると判断した場合の処理について説明する。S160でコンフリクトが発生していると判断した場合は、S410(図7)に進む。なお本実施形態では、S160でコンフリクトが発生していると判断した場合は、そのコンフリクトが解消されるまでは(即ち後述するS460で肯定判定されるまでは)、互いに競合している複数の設定項目のみパラメータの変更が可能となる。
S410では、セットボタン57をグレーアウトさせる。つまり、コンフリクトが解消されるまではセットボタン57の操作を無効とする。そして、S420で、コンフリクトの対象となっている各表示領域、即ち互いに競合している複数の設定項目(換言すればパラメータを再設定することでコンフリクトを解消できる設定項目)の表示領域のうち、何れか1つの表示領域へ、フレーム表示を移動させる。
本実施形態では、フレーム表示されているある表示領域aでパラメータを選択した結果、他の表示領域bのパラメータとの間でコンフリクトが発生した場合は、その相手側の表
示領域bへフレーム表示を移動させて、コンフリクトの相手側の設定変更を促すようにしている。ただしこれはあくまでも一例であり、パラメータ選択をしている最中の(つまり現在フレーム表示されている)表示領域においてパラメータの再考を促すようにしてもよい。
S420でフレーム表示を移動させた後、S430で警告画面(図4参照)をポップアップ表示させ、S440で、ユーザの設定操作入力を受け付ける。つまり、コンフリクトの相手側の設定項目(表示領域)におけるパラメータ変更を受け付ける。
そして、S450で、その表示領域でOKボタンが押下されたか否か判断する。ここで、OKボタンが押下されない場合は、S510でキャンセルボタン58が押下されたか否か判断する。キャンセルボタン58が押下された場合はS240(図6)に進むが、キャンセルボタン58が押下されない場合は、S520で、他のコンフリクト対象の表示領域がユーザにより指定されたか否か判断する。ユーザによっては、現在フレーム表示されている設定項目のパラメータを変更するよりも、それと競合している他の設定項目のパラメータを変更することでコンフリクトを解消したいと考えるケースも考えられる。そこで、そのようなケースが生じることを想定し、それに対応するために、S520の判断を行う。
S520で、他のコンフリクト対象の表示領域が指定されない場合は、S440に戻るが、他のコンフリクト対象の指定領域が指定された場合は、S530で、その指定された表示領域へフレーム表示を移動させて、S440に戻る。
一方、S450で、OKボタンが押下されたと判断した場合は、S460で、コンフリクトが解消されたか否か判断する。まだ解消されていなければ、S500で警告画面をポップアップ表示させて、S440に戻る。S440では、既にS430で表示されている警告画面の内容を変更する必要がなければそのままその表示を継続させるが、S440の処理等を経た結果、警告画面の内容を変更する必要が生じた場合は、警告画面の内容を変更する。つまり、現在生じているコンフリクトの実態に合った警告内容に切り替える。
S460でコンフリクトが解消されたと判断した場合、S470で警告画面を消去し、S480でセットボタン57のグレーアウト表示を解除して、セットボタン57の押下操作を受け付け可能な状態に戻す。そしてS490で、フレーム切替完了フラグがセットされているか否か判断し、既にセットされていればS230(図6)に進み、まだセットされていなければ、S500で表示順序変数nに1を加算してS200(図6)に進む。
以上説明したように、本実施形態のPC2では、スキャン対応ソフトでスキャン設定画面50を表示させると、複数の表示領域51〜56のうち1つがフレーム表示され、その表示領域でOKボタンが押下される毎に、フレーム表示が規定順序で切り替わっていく。そのため、機器操作に慣れているユーザ及び慣れていないユーザの双方共にパラメータの設定を容易に行うことができ、双方に対して良好な操作性及び良好な使い勝手を提供できる。
また、単に規定順序通りにフレーム表示を切り替えていくだけでなく、現在フレーム表示されている設定項目とは異なる他の設定項目を設定すべくユーザが任意に他の設定項目を指定した場合には、その指定された設定項目の表示領域にフレーム表示が移動する。つまり、規定順序とは無関係にユーザが自由に設定項目を選んでパラメータ設定をすることもできる。そのため、機器操作に慣れたユーザに対する操作性・使い勝手の一層の向上も実現されている。
つまり、1つのスキャン設定画面で複数の設定項目全体を把握でき、また、機器操作になれていないユーザにとっては、ウィザード形式のような感覚で容易に設定することが可能であり、機器操作に慣れているユーザにとっても、自分が設定変更したいパラメータのみ設定可能である(所望の設定項目を自在に指定して設定でき、所望のタイミングで設定確定させることができる)。そのため、あらゆるユーザにとって、パラメータ設定のしやすい快適なユーザインタフェースが実現されているといえる。
また、パラメータを選択していく過程でコンフリクトが生じた場合は、その旨の警告表示をすると共に、フレーム表示をそのコンフリクト対象の表示領域に移動させて、パラメータの再考を促すようにしている。そのため、意図せずコンフリクトが発生してしまっても、ユーザはそのコンフリクト発生を容易に且つ具体的に把握することができ、コンフリクト解消のための適切な対応を迅速にとることができる。
[変形例]
本発明の実施の形態は、上記実施形態に何ら限定されるものではなく、本発明の技術的範囲に属する限り種々の形態を採り得ることはいうまでもない。
例えば、フレーム表示を切り替える切替方法は、上記実施形態のような規定順序に限定されるものではない。例えば、ある設定項目でOKボタンが押下されたとき、その設定項目で設定されたパラメータに基づいて、そのパラメータが設定されたことによって次に最優先して設定を行うべき他の設定項目を判定し、その最優先設定項目にフレーム表示を切り替える、といった切替方法を採用してもよい。
また、上記実施形態では、規定順序から外れて別の表示領域が指定された場合、その指定された表示領域にフレーム表示を移動させるようにしたが、フレーム表示は移動させずに(つまりフレーム表示はあくまでも規定順序から外さずに)、単にその指定された表示領域でのパラメータ選択入力を受け付けるようにしてもよい。
フレーム表示は、必ずしも全ての設定項目に対して行う必要はなく、例えば複数の設定項目のうち特に重要と思われる項目に絞ってフレーム表示させるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、現在フレーム表示されている表示領域でOKボタンが押下されることなく(S150:NO)、セットボタン57が押下された場合は(S280:YES)、その現在フレーム表示されている表示領域での設定変更操作は無効とした上で(S290)、各パラメータを確定するようにしたが(S240)、現在フレーム表示されている表示領域で設定変更等されたパラメータについても有効として扱うようにしてもよい。ただしその場合、コンフリクトが発生している可能性もあるため、セットボタン57が押下されたときにコンフリクトが発生していないかどうか判断し、発生していた場合にはそれを解消させた上で、各パラメータを確定するようにしてもよい。
また、上記実施形態では、現在フレーム表示されている表示領域でOKボタンが押下されることなく(S150:NO)、他の表示領域が指定された場合は(S270:YES)、その現在フレーム表示されている表示領域での設定変更操作は無効とした上で(S300)、その指定された表示領域にフレーム表示を切り替えるようにしたが(S310)、現在フレーム表示されている表示領域で設定変更等されたパラメータについても有効として扱うようにしてもよい。ただしこの場合も、コンフリクトが発生している可能性もあるため、他の表示領域が指定されたときにコンフリクトの有無を判断し、発生していた場合はそれを解消させた上で、指定された表示領域へフレーム表示を切り替えるようにしてもよい。
また、上記実施形態では、コンフリクト発生中は競合関係にある設定項目しか設定変更
できない仕様としたが、これは必須ではなく、コンフリクト発生中であっても全てのパラメータを任意に指定・設定変更できるようにしてもよい。その際、フレーム表示はあくまでも競合関係にある表示領域に残しておいてもよいし、コンフリクトに関与していない表示領域が指定されたときは一旦はその指定領域にフレーム表示を移すもののそこでOKボタンが押下されたら再び競合関係にある表示領域にフレーム表示を戻すようにしてもよい。ただし、コンフリクトが発生している状況では、そのコンフリクトを解消させることを優先させる方が好ましいため、上記実施形態のように競合関係にある設定項目のみを設定変更できるようにするのが望ましい。
また、コンフリクトが生じた場合に表示する警告画面として例示した図4の画面例はあくまでも一例である。また、図8に例示する警告画面72のように、警告画面の中に、コンフリクトを解消できるパラメータの一覧を適宜表示(図8ではドロップダウンメニュー73を表示)して、その警告画面内でパラメータの再選択およびコンフリクトの解消をできるようにしてもよい。なお、図8の警告画面72は、色数とコントラストとの間でコンフリクトが生じた場合の表示例を示している。
また、上記実施形態では、スキャン設定画面50に対するパラメータ設定の際のユーザ操作として、マウス操作を例に挙げたが、これは一例であって、例えばキーボード入力による設定を可能としてもよいし、タッチパネルでの設定を可能としてもよい。
また、上記実施形態では、本発明をPC2のスキャン対応ソフト(特にスキャン設定画面50)に適用した例を示したが、本発明の適用がスキャン対応ソフトに限定されるものでないことはいうまでもない。
1…情報処理システム、2…PC、3…MFP、5…ネットワーク、11,21…CPU、12,22…ROM、13,23…RAM、14…HDD、15…入力部、16…表示部、24…操作・表示部、25…タッチパネル、28…スキャナ部、29…プリンタ部、50…スキャン設定画面、51…原稿サイズ表示領域、52…色数表示領域、53…コントラスト表示領域、54…明るさ表示領域、55…解像度表示領域、56…セット/キャンセル表示領域、57…セットボタン、58…キャンセルボタン、61…フレーム、62…競合対象指示用フレーム、71,72…警告画面、73…ドロップダウンメニュー

Claims (9)

  1. 複数種類の設定項目毎にその設定値を表示する表示領域が配置されてなる設定画面を表示部に表示させる設定画面表示手段と、
    前記設定項目毎に対応する設定値の設定入力を受け付ける設定入力受付手段と、
    前記各表示領域のうち何れか1つを他の各表示領域とは異なる表示方法である特殊表示方法にて表示させる特殊表示制御手段と、
    前記設定入力受付手段により前記設定値の設定入力が受け付けられる毎に、少なくともその受け付けられた設定値と、その設定値以外の他の何れかの設定値とが、双方が同時には設定できないような競合状態となっているか否かを判断する競合状態判断手段と、
    を備え、
    前記特殊表示制御手段は、現在前記特殊表示方法による表示である特殊表示をさせている前記表示領域の設定項目についてその設定値の設定入力が前記設定入力受付手段により受け付けられる毎に、予め決められた切替方式にて、前記特殊表示させる前記表示領域を切り替え
    前記切替方式として、前記各表示領域のうちいずれか複数又は全ての表示領域を特殊表示対象としてその特殊表示対象を1つずつ順次前記特殊表示させる順番が予め設定されており、
    前記特殊表示制御手段は、前記特殊表示させている前記表示領域の設定項目についてその設定値の設定入力が前記設定入力受付手段により受け付けられる毎に、前記順番に従って前記特殊表示させる前記表示領域を切り替え、
    前記特殊表示制御手段は、前記競合状態判断手段により前記競合状態になっていると判断された場合は、その競合状態にある前記各設定値に対応した前記各表示領域のうち何れか1つの表示領域である排他状態表示領域を前記特殊表示させる、
    ことを特徴とする表示制御装置。
  2. 請求項1に記載の表示制御装置であって、
    前記設定画面には、前記各設定項目の前記各設定値を現在設定されている値に確定させるために押下されるボタンが含まれ、
    当該表示制御装置は、
    前記ボタンが押下された場合に、前記各設定項目の前記各設定値を現在設定されている値に確定する確定手段と、
    前記競合状態判断手段により前記競合状態になっていると判断された場合に、その競合状態が解消されるまでは前記ボタンに対する押下操作を無効とする無効手段と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の表示制御装置であって、
    前記特殊表示制御手段は、前記切替方式に従って前記特殊表示の切り替えを順次行っている間、前記競合状態判断手段により前記競合状態になっていると判断されたことによって前記特殊表示制御手段により前記特殊表示対象を前記排他状態表示領域に切り替えた場合、その切り替え後、前記競合状態判断手段により前記競合状態が解消されたことが判断されたときは、前記特殊表示させる表示領域を、前記競合状態になっていると判断された前に前記特殊表示されていた前記表示領域、もしくはその表示領域に対して前記切替方式においてその次に前記特殊表示させるべき前記表示領域に切り替える
    ことを特徴とする表示制御装置。
  4. 請求項1請求項3の何れか1項に記載の表示制御装置であって、
    前記特殊表示制御手段により前記特殊表示されている前記表示領域とは異なる他の表示領域の指定を受け付ける任意指定受付手段を備え、
    前記特殊表示制御手段は、前記任意指定受付手段により前記他の表示領域の指定が受け付けられた場合は、前記特殊表示させる表示領域をその受け付けられた前記他の表示領域である任意指定表示領域に切り替える
    ことを特徴とする表示制御装置。
  5. 請求項に記載の表示制御装置であって、
    前記特殊表示制御手段は、前記任意指定表示領域への前記特殊表示の切り替え後、その任意指定表示領域の設定項目についてその設定値の設定入力が前記設定入力受付手段により受け付けられた場合は、その任意指定表示領域に切り替える前に前記特殊表示させていた前記表示領域に前記特殊表示を切り替える
    ことを特徴とする表示制御装置。
  6. 請求項1〜請求項の何れか1項に記載の表示制御装置であって
    記競合状態判断手段により前記競合状態となっていると判断された場合にその競合状態になっていることを報知する競合状態報知手段と、
    を備えることを特徴とする表示制御装置。
  7. 請求項に記載の表示制御装置であって、
    前記競合状態報知手段は、前記競合状態にある前記各設定値に対応した前記各設定項目を直接又は間接的に示す情報を前記表示部に表示させることにより前記報知を行う
    ことを特徴とする表示制御装置。
  8. 複数種類の設定項目毎にその設定値を表示する表示領域が配置されてなる設定画面が表示部に表示されている状態で、
    前記設定項目毎に対応する設定値の設定入力を受け付け可能であり、
    前記各表示領域のうち何れか1つを他の各表示領域とは異なる表示方法である特殊表示方法にて表示させ、
    現在前記特殊表示方法による表示である特殊表示をさせている前記表示領域の設定項目についてその設定値の設定入力が受け付けられる毎に、予め決められた切替方式にて、前記特殊表示させる前記表示領域を切り替え
    前記切替方式として、前記各表示領域のうちいずれか複数又は全ての表示領域を特殊表示対象としてその特殊表示対象を1つずつ順次前記特殊表示させる順番が予め設定されており、
    前記特殊表示させている前記表示領域の設定項目についてその設定値の設定入力が受け付けられる毎に、前記順番に従って前記特殊表示させる前記表示領域を切り替え、
    前記設定値の設定入力が受け付けられる毎に、少なくともその受け付けられた設定値と、その設定値以外の他の何れかの設定値とが、双方が同時には設定できないような競合状態となっているか否かを判断し、前記競合状態になっていると判断した場合は、その競合状態にある前記各設定値に対応した前記各表示領域のうち何れか1つの表示領域である排他状態表示領域を前記特殊表示させ
    ことを特徴とする表示制御方法。
  9. 情報を表示する表示部を備えたコンピュータを、
    複数種類の設定項目毎にその設定値を表示する表示領域が配置されてなる設定画面を前記表示部に表示させる設定画面表示手段、
    前記設定項目毎に対応する設定値の設定入力を受け付ける設定入力受付手段、
    前記設定入力受付手段により前記設定値の設定入力が受け付けられる毎に、少なくともその受け付けられた設定値と、その設定値以外の他の何れかの設定値とが、双方が同時には設定できないような競合状態となっているか否かを判断する競合状態判断手段、
    前記各表示領域のうち何れか1つを他の各表示領域とは異なる表示方法である特殊表示方法にて表示させるものであって、現在前記特殊表示方法による表示である特殊表示をさせている前記表示領域の設定項目についてその設定値の設定入力が前記設定入力受付手段により受け付けられる毎に、予め決められた切替方式にて、前記特殊表示させる前記表示領域を切り替える特殊表示制御手段、
    として機能させるためのプログラムであり、
    前記切替方式として、前記各表示領域のうちいずれか複数又は全ての表示領域を特殊表示対象としてその特殊表示対象を1つずつ順次前記特殊表示させる順番が予め設定されており、
    前記特殊表示制御手段は、前記特殊表示させている前記表示領域の設定項目についてその設定値の設定入力が前記設定入力受付手段により受け付けられる毎に、前記順番に従って前記特殊表示させる前記表示領域を切り替え、
    前記特殊表示制御手段は、前記競合状態判断手段により前記競合状態になっていると判断された場合は、その競合状態にある前記各設定値に対応した前記各表示領域のうち何れか1つの表示領域である排他状態表示領域を前記特殊表示させる、プログラム。
JP2012081045A 2012-03-30 2012-03-30 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム Active JP5982960B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012081045A JP5982960B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム
US13/853,184 US9075512B2 (en) 2012-03-30 2013-03-29 Display controlling device, display controlling method, and computer readable medium therefor

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012081045A JP5982960B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013210872A JP2013210872A (ja) 2013-10-10
JP5982960B2 true JP5982960B2 (ja) 2016-08-31

Family

ID=49236804

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012081045A Active JP5982960B2 (ja) 2012-03-30 2012-03-30 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム

Country Status (2)

Country Link
US (1) US9075512B2 (ja)
JP (1) JP5982960B2 (ja)

Families Citing this family (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20150347160A1 (en) * 2012-12-05 2015-12-03 Matthew Williams Method of analyzing configuration data
AU2014310320B2 (en) * 2013-08-19 2019-07-11 Fisher & Paykel Healthcare Limited A user interface and method of operating same
US10101892B2 (en) * 2014-11-13 2018-10-16 Here Global B.V. Method, apparatus and computer program product for providing interactive settings and dependency adjustments
US10484551B2 (en) * 2015-03-18 2019-11-19 Ricoh Company, Limited Information processing apparatus configured to detect settings in a conflicting relation, information processing method, and information processing system
EP3823260A1 (en) 2015-05-08 2021-05-19 Huawei Technologies Co., Ltd. Setting information configuration method, terminal, and server
KR101788742B1 (ko) * 2015-12-28 2017-10-20 삼성전자주식회사 자기 공명 영상 촬영을 위한 파라미터 정보 출력 방법 및 장치
JP7167523B2 (ja) * 2018-07-27 2022-11-09 セイコーエプソン株式会社 電子機器、表示制御プログラム
JP6600432B1 (ja) * 2019-02-13 2019-10-30 株式会社トライエース 電子機器、画面表示制御用コンピュータプログラム及び画面表示制御方法

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7164422B1 (en) * 2000-07-28 2007-01-16 Ab Initio Software Corporation Parameterized graphs with conditional components
JP2004287589A (ja) * 2003-03-19 2004-10-14 Hitachi Ltd 情報端末画面の表示方法
US8832590B1 (en) * 2007-08-31 2014-09-09 Google Inc. Dynamically modifying user interface elements
US10176827B2 (en) * 2008-01-15 2019-01-08 Verint Americas Inc. Active lab
GB2457968A (en) * 2008-08-06 2009-09-02 John W Hannay & Co Ltd Forming a presentation of content
JP2010244317A (ja) * 2009-04-07 2010-10-28 Seiko Epson Corp プリンタードライバー
JP2011034515A (ja) 2009-08-05 2011-02-17 Ricoh Co Ltd 情報処理装置及び設定操作方法
WO2011018681A1 (en) * 2009-08-13 2011-02-17 Youfoot Ltd Process and method for generating dynamic sport statistics, multilingual sport commentaries, and media tags for association with user generated media content
US9147190B2 (en) * 2010-01-29 2015-09-29 Oracle International Corporation Securing user access to a parameter value across a software product line differently for different products
US20110191699A1 (en) * 2010-02-02 2011-08-04 Dynavox Systems, Llc System and method of interfacing interactive content items and shared data variables
JP5074615B1 (ja) * 2011-07-13 2012-11-14 株式会社コナミデジタルエンタテインメント 表示管理装置およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
US20130263046A1 (en) 2013-10-03
JP2013210872A (ja) 2013-10-10
US9075512B2 (en) 2015-07-07

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5982960B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム
JP4778830B2 (ja) 表示制御システム、画像処理装置、表示制御方法
JP4956712B2 (ja) ドライバ装置、処理制御方法、処理制御プログラム
JP5962308B2 (ja) 表示制御装置、表示制御方法およびプログラム
JP4853399B2 (ja) 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
JP6358021B2 (ja) 機能実行装置、機能実行方法、及び記録媒体
US10681230B2 (en) Information processing apparatus, method of processing information, and storage medium
JP5994331B2 (ja) 画像読取装置および画像読取方法
JP4240042B2 (ja) 画像処理プログラム
JP2007279131A (ja) 画像形成装置
US8166489B2 (en) Image processing apparatus, image processing method and image processing program having multi-processing mode
JP2018124627A (ja) プログラム及び情報処理装置
JP6292401B2 (ja) 複合機及び表示制御方法
JP2011116040A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法およびプログラム
JP5451290B2 (ja) 情報処理装置、情報処理装置の制御方法、及びプログラム
JP2011022679A (ja) プリンタドライバと情報処理装置とコンピュータ読み取り可能な記録媒体
JP7480558B2 (ja) 画面作成プログラム、情報処理装置および画面作成方法
JP4075632B2 (ja) 情報処理装置、及び、プログラム
JP2019012388A (ja) 表示制御装置、表示制御方法及び表示制御プログラム
JP6409285B2 (ja) 表示制御装置、画像形成装置、表示方法、および表示プログラム
JP6938917B2 (ja) 表示制御装置、画像処理装置及びプログラム
JP7409112B2 (ja) 情報処理装置及びプログラム
JP6332224B2 (ja) 表示入力装置およびそれを備えた画像形成装置
JP7459619B2 (ja) ワークフロー生成プログラム、情報処理装置およびワークフロー生成方法
JP6992916B2 (ja) 処理装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20150304

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20151215

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20151216

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160210

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20160705

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20160718

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5982960

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150